マクロ経済学的世界観は一種の救いだった
マクロ経済の視点を欠いた人間は、全てを個人の努力とか資質に還元して物を考えしまう
せいぜい、いい家に生まれたとか、いい友達に恵まれたとか、考慮してくれる外部要因といえばそれぐらいだろう
だから、そうした人間は人生設計に失敗した人間に対して厳しい
全部あなたの自己責任、努力が足りなかった所為でしょうと思われてしまう
しかし、人生には本人の努力など関係なく周りの外部要因で決まってしまう部分がかなり大きい
同じ能力を持っていても、世の中が好況か不況かでどんな人生を歩むかは大きく左右される
これは一種の救いとも言える世界観だった
全てが自分の責任ではないのなら、自分のクソみたいな人生も運が悪かったんだな。とちょっと気が楽になる。
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