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はてなキーワード: 第三者機関とは

2021-08-24

anond:20210823084005

追記を読んで、この妻のように自分他人を分離できていない人とは、尊重を育むこともできないし、まともな対話をすることもできませんね。

二人の関係はいずれ大きく破綻するでしょうから問題がより広範になる前に手を打ったほうがよいと思います

あなた否定する怒りの言葉セックスレス問題の枝葉であって根幹ではないと感じます

関係継続希望するのであれば、妻は問題を抱えていることを認識改善する(すべての自己正当化否定しなければならず、自分の力だけでは困難なので第三者機関を頼ってください)、あなたはこういう相手思考パターンや適切な距離を取る方法を学ぶ、をおすすめします。

2021-08-08

北海道新聞、都合の悪い部分は省いて報道(無断録音問題

一ヶ月ほど前、北海道新聞記者が、旭川医科大を取材中、「大学から立ち入り禁止」とされていた場所に入り、無断で録音していたために逮捕された事件があった。

ここでは、「法を守るべき」という批判意見から社会悪を正すためには必要。それとも中国などの法も守るべきなのか」という擁護意見まで入り乱れた。なお、ここでは「逮捕」の是非については問わない。

ただし、その後の北海道新聞報道の仕方が「ヤバい」ので、ここに書いておく。結論から言うと、自分にとって都合が悪い部分は省いて報じている。

メディア総研見解

つい3日ほど前、メディア総研がこの件についてコメントを出した。もともと、メディア側の立ち位置なので、警察逮捕批判されている。

https://news.yahoo.co.jp/articles/92699b7a58206b6f2a49d4a5b496f2bec008d84c ( https://archive.ph/31Ggq )

社会に開かれた施設公共性や、公共の利害に関係する事実を明らかにするためであったことを考慮すれば、記者の立ち入りは、録音を含めて報道目的とした正当な取材活動である

一方で、北海道新聞側の問題も指摘している。

報道機関としての説明責任果たしておらず、記者を守る姿勢も感じられない」として、第三者機関による再調査と、記者安心して働ける環境整備を求めた。

北海道新聞調査結果は、記者逮捕批判していた者の間でも批判されており、この見解は正直、目新しいものはない。

北海道新聞報道

この見解は、北海道新聞でも報じられている。しかし、北海道新聞は、この「報道機関としての説明責任果たしておらず、記者を守る姿勢も感じられない」という北海道新聞への批判部分をまるまる省き、「記者逮捕問題だ」という(自社にとって都合の良い)部分のみを報じた。

https://www.hokkaido-np.co.jp/article/575598/ ( https://archive.ph/x8nMU )

ひょっとしたら有料会員なら見える部分には書いているのかもしれない。しかし、サイトアクセスするユーザーは、大半が無料会員であるはずなので、これは明らかに意図があって隠した」と見られても仕方ないだろう。

記者は確かに正義のために法を破る事も必要となる場面があるのかもしれない。しかし、こんな会社が、果たして正義報道」を実行できるのだろうか?

2021-06-27

anond:20210626231927

学校対応について意見できる第三者機関って存在してないのかな。教育委員会とか。もしくは、心理的負担になって学校に行こうとすると吐き気がする、とかで心療内科に行って医者見解をとってくるのはどう?学生のうちは、ましてや女性なら、若白髪は辛いね

2021-05-18

日本現金がなくなるか?

日本円電子化するには2パターンが考えられる

CDBCは日銀が発行するデジタルトークン。今までお札刷ったり硬化をプレスしていた代わりに、デジタル上にトークンを発行する。

どういうふうに実装するかはわからんけど、CDBCやるからにはブロックチェーンにするんじゃないかな。

今更ブロックチェーンの事説明するのもあれだけど、過去全ての取引が台帳に記録されるので政府による資金移動の監視がやりやすい。

まり税金を正確に取れるようになる。

テーブルコイン

既存物理紙幣を中心にした日本円の動きをそのままに、既存銀行第三者機関、もしくは日銀がステーブルコインを発行する。

テーブルコインは、発行元が日本円との交換を保証することによって価格を安定させたトークンのこと。

1トークンは1円固定なので、ビットコインとかみたいに価格変動が無く日常生活で使える。

テーブルコインはCDBCと違って、勝手にいろんな機関独自に発行できる。円交換の保証さえあれば問題ない。

多分だけどCDBCやってもすべての日本円をCDBC上で取り扱えなくなると思う。

CDBCとの引き換えを保証したオレオレ物理通貨(パチンコ屋の文鎮みたいの)が発行されて、それを使い中央機関の台帳をかいくぐった資金移動が出来てしまう。

あとCDBC使うには情報端末が要るけど、使えないとかほざいてる世捨て人とかがそういった物理トークンを使わざるを得なくなる。

まぁ中央銀行物理紙幣を取り扱うコストとかなくなるので、いままでの現金を利用し続けるよりはマシな気がする。

みたいな妄想を思いついた。

どっちにしろ電子トークン物理トークンも両方残り続けそうでめんどくさそう

2021-04-20

トリチウムニついて学術会議に聞こう

https://news.yahoo.co.jp/byline/katsukawatoshio/20210420-00233484/

この記事が詳しくていいなと思ったんだけど、結局第三者機関トリチウム以外の核種が含まれてないか検査する必要がありそうじゃないですか。

こんなときこそ学術会議に査問にかけて提言をもらったらどうなん?

学術会議政権忖度したりはしないってみんなわかってるわけだし(むしろ敵対してる)、結構いい案じゃない?

どう?

2021-04-15

anond:20210414222107

ほんとこれ。濃度ではなく総量で考えるべき。

放射性物質を海に垂れ流せば、海底には海流によって放射性物質が吹き溜まるスポットが出てくると思う。

トリチウムが取り沙汰されるけど、問題はそこではなくて、半減期が長いのに除去できない、あるいは除去しきれない他核種にある。ほとんどのメディアがそれを大々的に報じないのは、また政府忖度してるんだろう。

放出するにしても処理水の放射性物質濃度を国際的第三者機関に常時モニタリングしてもらう仕組みでも設けるべきだが、そういう話は政府から出てこず、中韓からつつかれる有様。

2021-03-26

anond:20210326133544

「まずは客観的に進んだ大学と遅れた大学ランキングで把握しましょうねって位置付けの指標なんじゃないの?」

という質問ですね。

まず、進んだ大学と遅れた大学を把握するのにランキング形式で発表する必要はありません。

後述しますが、センセーショナルに報じられてしまうのは、背景などが無視される傾向にあり、もはやデメリットの方が大きいのではないでしょうか。

そして、わざわざ日本版世界版で調査内容に差をつけて調査する必要がありません。

タイムズハイアー・エジュケーションが世界版と同じ調査を「客観的第三者機関」に依頼すればよいだけです。

なぜ利害関係にあるベネッセ共同企画しかつ、実施させたのでしょうか。

投稿もとに示したように、ベネッセ客観的大学評価できる団体かどうかにまず疑問があります

まだ「偏差値ランキング」の方が客観的ではありませんか?

ここで問題になるのは、「何をもって・どういった団体が」「進んだ大学」とするのかという点でしょう。

実際、10年程前に日本は「世界大学ランキング100位以内に10校」という目標を掲げていました。

世界大学ランキング日本教育政策に影響を与えていたのです。

これについては、文科省平成30年(2018年)5月の第18回「将来構想部会」で議論されています

この会議での東北大学の米澤教授意見が非常に多くのことを示唆しておりますので、抜粋して紹介します。

ここ15年ぐらいの間に我々にとってかなり深刻なのは世界大学ランキングが普及してきたことです。

その中で特にトップ大学大学の在り方というもの世界大学ランキングの中で考えるようになってきているということがあります


また、この会議の米澤教授資料3で大学ランキングについて以下の点について問題視しています

これは投稿もとの日経SR調査を22万で大学販売しているという問題にも関連しているでしょう。

新興国先進国の間での国家間競争KPIに→介入・資源競争の激化」

大学戦略理念に影響を及ぼす」

研究者教育研究社会貢献活動の あり方に影響を及ぼす 」

「参加(影響を受ける)大学数の拡大」「情報収集対策のためのコスト増」

https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo4/042/gijiroku/1407457.htm

https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo4/042/siryo/1405128.htm

私が危惧しているのはまさにこの傾向です。

大学ランキング」を通して民間企業大学運営方針に影響を与えることができるようになってしまっているのです。

そしてその方針判断材料として、「大学ランキング」に関連する調査販売しています

こういった傾向は就活業界企業大学関係でも起こっているように思います

そうしてみると、メディア報道するのは良いとして、「THE大学ランキング日本版」の結果を大学公式サイトに載せるべきではないでしょう。

しかし、東北大学大阪大学公式サイトに載せています

ランキング形式にするほどの調査をしているのか疑問のある「THE大学ランキング日本版」がデファクトスタンダードになる恐れに大学が加担しているのです。

https://www.osaka-u.ac.jp/ja/news/topics/2021/3/20210326004

https://www.tohoku.ac.jp/japanese/2021/03/news20210325-02.html

繰り返しますが、大学の多様な在り方を画一的指標によってランキング形式で発表するのは問題があります

留学生が多い大学グループ、少ない大学グループなどを段階的に分けて発表すればいいだけです。

これなら、文科省や各大学調査をするだけでも可能です。わざわざランキングにする必要はありません。

大学が「多様性の重視」を掲げつつ疑問点の多い「大学ランキング」の結果を公式サイトに載せるのはナイーブに過ぎます

2020-12-20

anond:20201220104929

野菜果物のもののような商品でもなければ、第三者機関によるハラール認証を受けてないコンビニ加工食品ハラールとみなすかどうかなんてどこまで行っても妥協しかない

原料表示法ではその複合原材料の重量が5%未満のときは表示を省略できるからごく一部にハラームなバターが使われててもラベル見ただけでは判別つかわんな

ハラール認証ない商品ムスリムでもないコンビニ店員にハラールだといわれてじゃあ食おうなんてそりゃ結局のところそれを食うための口実を求めているだけ

妥協できるんなら最初からそれがハラールかどうかなんて気にするだけ無駄で問う意味もない

日本ハラール対応進んでるとか本気で思ってるやつはおめでたい

2020-10-08

ブロックチェーンとは何か。

ブロックチェーン暗号通貨、Web3.0、Dweb というのはここ数年、そしてこれからバズワードであるようだ。

ここ一週間ぐらいだろうか。マイナンバーブロックチェーンを導入しようとしている事業に関して色々な議論が発生しているようである。例によって議論に向かない Twitter 上で発生している。というか何が議論の中心になっているのかイマイチよく分からない。ただ雑然と荒れているという感覚がある。

私は技術歴史文化といった面からブロックチェーン暗号通貨に対して知識がなく、学び始めたのはここ一ヶ月と言ってもいいだろう。学ぶ、といっても転がっている日本語一般的メディア記事を気が向いたときに読み散らかすぐらいである。真に技術的なことは何一つ分からない。暗号通貨Bitcoin とEthereum しか知らないし所持しているのはたまたま貰った僅かな ETH しかない。金銭的に貧しい多摩川に転がっている石くらいどこにでもいる17歳JKである。と逃げの文言を置いておく。

発端

議論の発端はここらへんからだろうか。

加納裕三 (Yuzo Kano)(@YuzoKano

囲み取材で数十秒話したこと記事になっているので、正確に伝わって無さそうです。

マイナンバーカードをいずれカード不要にしてスマホインストールできるようにしたい

・(ただ法改正必要)

・その前にそもそも、普及のためマイナンバーカードの発行総数を増やす必要がある

という趣旨かと。

https://twitter.com/YuzoKano/status/1312245723048550401

加納氏のこの時期のタイムラインから現在に向けて遡れば様々な第三者感想や疑問を得ることができるだろう。これらに纏めて答えているのが以下の記事である

ブロックチェーンの優位性①疎結合加納裕三/Yuzo Kano

https://blog.blockchain.bitflyer.com/n/n4b45329e308c

ブロックチェーンの優位性②改ざん耐性|加納裕三/Yuzo Kano

ttps://blog.blockchain.bitflyer.com/n/naa0126a024d5

加納氏とは一体何者なのかは以下を参照。

東京大学大学院工学研究科修了。ゴールドマン・サックス証券会社入社し、エンジニアとして決済システムの開発、その後デリバティブ転換社債トレーディング業務従事

2014年1月株式会社bitFlyerを共同創業し、2019年5月株式会社bitFlyer BlockchainCEO就任

bitFlyer創業以降、法改正に関する提言自主規制ルール策定等に尽力し、仮想通貨交換業業界の発展に貢献。

日本ブロックチェーン協会代表理事ISO / TC307国内審議委員会委員、官民データ活用推進基本計画実行委員会委員

2018年G7雇用イノベーション大臣会合2019年V20 VASPサミットに出席。

ttps://finsum.jp/ja/2019/speakers/recQMoKK5nD9yb8Ht/profile/

ブロックチェーン定義

ブロックチェーンを語るうえで何が重要かというと、その言葉定義である議論に参加している人が同じ言葉を使っているのに、各人の言葉に対する定義が異なっていると、言葉理解できるが内容が理解できないといった状況に陥ってしまう。このことは実生活でも頻繁に起こっているように思えるが、Twitter という短文が好まれプラットフォームでは著しくないがしろにされ不毛な議論を生む原因になっている。

加納氏が代表JBA日本ブロックチェーン協会)に依ると、ブロックチェーン定義は以下の内容である

ブロックチェーン定義

1)「ビザンチン障害を含む不特定多数ノードを用い、時間の経過とともにその時点の合意が覆る確率が0へ収束するプロトコル、またはその実装ブロックチェーンと呼ぶ。」

2)「電子署名ハッシュポインタ使用改竄検出が容易なデータ構造を持ち、且つ、当該データネットワーク上に分散する多数のノードに保持させることで、高可用性及びデータ同一性等を実現する技術を広義のブロックチェーンと呼ぶ。」

定義策定アプローチ

まず、Satoshi Nakamoto論文およびその実装であるビットコインブロックチェーンオリジナルブロックチェーン(以下「オリジナル」)として強く意識しています

狭義のブロックチェーン(定義1)は、オリジナル意識し、それが備える本質的で不可分な特徴を捉え、言語化しました。

広義のブロックチェーン(定義2)は、昨今〜今後の技術の展開を鑑み、オリジナルが備える特徴であっても、別の実装方式や別の目的への展開などにおいて、置換や変化が行われていく広がりを許容しながらも、特徴を捉えられるよう、言語化しました。

http://jba-web.jp/archives/2011003blockchain_definition

総務省のページも見つけたが JBA定義するものを基礎としている。

ttps://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/h30/html/nd133310.html

私が疑問と漠然としたモヤモヤ感を抱くのは、最近一般層で使われているブロックチェーン定義には「信頼できる第三者不要である」という点が抜け落ちているように思われることだ。非中央集権SNS暮らし脱中央集権を推進したい私にはこの点が"ブロックチェーン"の一番重要な点であると思うが、JBA第一定義にはこの点が記載されている。不特定多数へのインセンティブによって不特定多数による合意形成している。これによって「信頼できる第三者不要である」は満たされている。

では ISO定義を見てみる。

blockchain (3.6)

distributed ledger with confirmed blocks organized in an append-only, sequential chain using cryptographic links

Note: Blockchains are designed to be tamper resistant and to create final, definitive and immutable ledger records.

distributed ledger (3.22)

ledger that is shared across a set of DLT nodes and synchronized between the DLT nodes using a consensus mechanism

Note: A distributed ledger is designed to be tamper resistant, append-only and immutable containing confirmed and validated transactions.

https://www.iso.org/obp/ui/#iso:std:iso:22739

ISO定義によれば、ブロックチェーンは、暗号化リンク使用した一連の鎖で、追記のみで構成された確認済みブロックからなる分散台帳を指す。改ざんに強く、最終的で確定的で不変の台帳記録を作成するように設計されている。分散台帳は、一連の DTL(分散台帳技術ノードで共有され、合意メカニズム使用して DTL ノード間で同期される台帳である確認された有効トランザクションを含む全てが、改ざん耐性、追記のみの不変性を持つように設計されている。

比較

さて、加納氏の投稿やその他の加納氏に批判的/賛同的な人たちの反応を見ても、彼らの言っている内容がブロックチェーン定義を満たすものなのかいまいち分からなかった。

加納裕三 (Yuzo Kano)(@YuzoKano

ビザンチン耐性(BFT)

改ざん耐性

・高可用性(単一障害店の排除

アドレス(~=公開鍵)による疎結合の容易さ

エンタープライズ間でのデータ共有の容易さ

私はブロックチェーンの主な利点はこの5つ(ただし5つにだけではない)だと考えています。これをここでは5大利点と呼びます

なおかつ、この5大利点を概ね満たしているものブロックチェーンと呼んでいます(ただしブロックチェーンと呼んでいるものは、すべてこの定義だとは言ってない。かつ、ブロックチェーンの厳密な定義はこれではない。)

https://twitter.com/YuzoKano/status/1313247738503426048

ttps://twitter.com/YuzoKano/status/1313248174430019584

なぜ前提として厳密な定義加納氏の言葉説明せずに、勝手加納氏が定義した内容を”ブロックチェーンである”と語っているのか理解に苦しむが、加納氏の説明したい"プライベートブロックチェーン"を ISO定義を基に判断すると、


"パブリックブロックチェーン"で考えると


加納氏の上記の2つの投稿からは、"プライベートブロックチェーン"と"パブリックブロックチェーン"のどちらを指しているのか不鮮明ではあるが、note記事では"プライベートブロックチェーン"を想定している、と明記されており、議論の発端となったマイナンバーブロックチェーンに関しても"プライベートブロックチェーン"を指していると思われる。5大利点を満たす"プライベートブロックチェーン"は存在しないのでは…。

面白い記事

3つ面白い記事をみつけた。

"一方で、誤解と批判を恐れずに書けば、ブロックチェーンBitcoin論文に端を発するものであるとするならば、いわゆるプラベートブロックチェーンやコンソーシアムブロックチェーンと呼ばれているものは、ブロックチェーンと呼ぶのをやめて、「タイムスタンプ2.0」のような別の言葉を使うことも考えてはどうだろうか。それは、これらの技術が、リンクトークンタイムスタンプデータ構造の上に、決められたノードによる合意アルゴリズムを加え、記録した情報に対するビジネスロジックに応じた情報処理を加えたものであるからだ。根っこの技術は、同じHaberらによるタイムスタンプを元にしているものの、ブロックチェーンの発端となったBitcoin論文が目指した「信頼できる第三者機関を不要にする」という方向とは別の方向の進化をしているもので、その別の2つの方向のものを同一の枠で扱うことには無理があり、理解や発展を考える上で両方にとって弊害がある。"

タイムスタンプの再発見と「いわゆるブロックチェーン

https://link.medium.com/TgeOXv8Dlab

DLTブロックチェーン、DAGの違い

https://link.medium.com/4pz5oNlHpab

ビットコインじゃなくて、ブロックチェーンに興味がある」という人に教えたい「ブロックチェーン」の語源の話

https://www.coindeskjapan.com/10953/

これらの記事を読むと、そもそもブロックチェーンと呼ばれるものにおいてパブリックではないものは、なんびとも信用しない状況において根本的に非改ざん性を保障することができないのではないかと感じる。"パブリックブロックチェーン"こそがブロックチェーンであり、他のものブロックチェーンから発展してきた技術を使ったブロックチェーン定義を満たさな分散台帳なのではないか

終わりに

加納氏に関して覚えておきたいことは、彼は bitFlyerCEO であり bitFlyermiyabi という"コンソーシアム・プライベートブロックチェーン"を開発しているという点だ。当然行政に対して彼がブロックチェーン推しているのはこれを売り込むためなのであろう。これが厳密にブロックチェーンなのかは置いておいて、このプロダクト自体は素晴らしい取り組みだと私は感じる。デジタル化によって今までの煩雑手続き簡単になる可能性は大いにあるし、公的文書の保存にも役にたつ。黒塗り秘匿文書を撲滅しろ

ただ、ブロックチェーンをただの空虚バズワードとして扱うのではなく、厳密な定義の上で使うのは大事なことだ。今回の件は、果たして全てにおいて加納氏が良くない、と言えるのだろうか。言葉というのは多数が使うことによって定義が決まる。時代が変われば定義が変わってしまうこともある。ブロックチェーンという言葉を便利な魔法言葉にしてしまったのは誰だろう。本質を見極めない我々だ。AI 搭載!!といたるところで見る言葉だが、何をもって AI と呼んでいるのか不思議になる。実際のところ今まで"システム"と呼んでいたものなのに。日々の中で言葉をしっかりと見つめ直すのは大事だ。

編集後記

この記事は、そもそもブロックチェーンとは何か、という個人的な疑問をまとめたものであり、加納氏を批判する意図は無かったわけで、最後の締めはやんわりとしたかった。だが、加納氏は立場的には日本ブロックチェーン協会会長で、言葉定義する立場である言葉定義した側がこの有様というのは遺憾である日本行政デジタル化の推進は頑張って欲しい。

URL を貼りすぎたせいなのか投稿できなかったので一部表記を削った。

2020-05-23

約1万作品アダルトビデオ 申請受けて販売停止などの対応

一方、565の作品第三者機関に加盟していない無修正作品などで対応できないとしています

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200517/k10012434031000.html

 

自分のことしか考えてないね

からでも確認して手続してくれる集団が損をすれば

無修正業者ばかりが栄えてそこで売るしかなくなるだけでは

2020-05-20

anond:20200520050337

きっと虐待にあってる本人はそのことを認めたがらないだろうから第三者機関通報するほうが良いと思います。すぐに連絡しましょう

2020-02-06

同僚の女の子、外見の話をするのは好きじゃないけどすごく可愛い、が

上司に気に入られてて上司に誘われて、よく二人で食事に行ってた。

上司はイキリ系で、部下の前だと会社のいろんな人の悪口を言うが本人の前ではペコペコしてるタイプ

同僚の女の子悪口を聞くのが嫌で、食事を3回連続で断った。

すると上司豹変

彼女仕事の成果を彼女ペアの子だけの成果としたり、

面談で「この会社向いてないよ」と言ったり、

挙句今、サイレント彼女案件から削除(タスク管理システム名前削除)。

これどうなんだろう。証拠残ってないけど第三者機関に訴えたらどうにかできるのか。

見てて可哀想で。

2020-01-21

人権擁護法案と言うゾンビみたいな存在

ネット匿名中傷被害者泣き寝入り法整備を求める専門家が「モデル案」を策定

https://www.buzzfeed.com/jp/kotahatachi/net-jinken

関連:人権擁護法案

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BA%BA%E6%A8%A9%E6%93%81%E8%AD%B7%E6%B3%95%E6%A1%88

この時点でどうみても人権擁護法案焼き回しです。

本当にありがとうございました

今度はヘイトスピーチ問題になっていると言って、人権擁護法案焼き回しを行おうって腹みたい。

しっかしこの手の人権屋児童ポルノ禁止法や男女参画や都の会議とかでもそうだったけど、この手の人権を振り回して席を要求するのが本当に好きだよな。

それと自民の提出の時は奴ら反対していたけど、これに関しては元来野党の方が熱心だからな。

そもそも彼等の言うヘイトスピーチ自身への非難自身への指摘そのものからな、そして自身他者への非難OKと言うふざけた代物なのは自民が附則入れる前の川崎条例を見ても判る事だしね。

こんなもん通った日には川崎の例を見てもおかしな事になるのは確実だと思う。

しかしこの様な人権を盾にしたネット言論封じと言っても良い言論弾圧法案をまた出そうとしているのを見てもやはりリベラルは終わっているし、嫌われるのも当然だと思う。

2020-01-11

公文書管理法バグ

根本的な問題は「文書作成したのに作らなかった・廃棄してないのに廃棄した」という虚偽証言メソッド対応できてないところ。

桜を見る会の招待者名簿廃棄は、役人杜撰文書管理をしていたというのが落とし所にされそうだけど、それだけでは不十分。

結局のところ第三者機関入れて機械的に全部ログ取るしかないのかねえ。

2019-08-17

anond:20190806095034

人がランダムと考える乱数はたいてい偏ったものになるから感覚に合わせるとしたら逆に弄る必要があるんだよ

実際のところ種設定しなかったら基本的にunixtimeが使われるし

乱数種に対象の固有情報やログイン時間を使った時点で偏る可能性はある

そもそも確率処理のコードが正しいかどうかの保証をしてる第三者機関がないから何でもやりたい放題だから

DBサイドに値持っておけばリアルタイムで弄ることも可能だしガチャ更新から5分間は確率若干あげるとかやろうと思えばやれる

2019-05-16

anond:20190516124515

日本国警察庁通報という意味

それともはてな者に通報するという意味

別の第三者機関通報

それとも言ってるだけ?

2019-04-08

anond:20190406224912

郷に入っては郷に従えの精神を重んじて・・・

枕詞として

念のため書いておきますが、私はドスパラ関係者ではありません。

また某ツイッターアカウント(アカウントA)さんでもありません。

アカウントAさんのツイートから記事を拝見し、言及記事の作者(アカウントBとします)さんの記事に対し第三者という視点で記します。

揚げ足取りのような内容になる点、また引用が飛びまくる点についてはご容赦ください。

では本題

疑惑とは何だったのか編>

話を戻しますが、これは中国でも問題視され、ニュースにもなったようです。アカウントAの人は、この報道を元にそのデザインの基板=不正品の疑惑があるという思い込みしました。

とありますが「思い込みしました」という思考こそアカウントBさんの「思い込み」以外のなにものでもない気がします。

一般的思考としては過去にアウトであった基板デザインと同等であれば「疑わしき」と感じるのはしご普通思考と感じます

結果、今回のリマークが露呈するわけですが。

そして少し引用前後しますが、

中国全体を見た時の技術力向上は目覚ましいものがありますが、昔と変わらず偽物文化も根強く残っているようです。SSD例外ではなく、怪しげなSSD用基板、怪しげなNANDチップ通販で売られています。中には廃棄品の横流しが疑われるようなものなどもあるようです。

アカウントBさんもお書きになってるようアカウントAさんもこのことをご存知だったゆえ、先の「疑わしき」と感じられた1要因かと感じます

<なぜ疑惑が正しくないといえるのか編>

要するに、SpecTekの型番が入ったNANDチップMicron工場生産されたものです。Micron用、SpecTek用で生産ラインが分かれているのかは分かりませんが、仮に分かれていたとしても、Micron工場生産したNANDチップMicronロゴを再刻印してMicronブランドとして販売することに何の問題があるでしょうか。

逆を言えば、なぜMicronの子会社でもなく、むしろdivisionであるSpecTekの名のままで提供しなかったのでしょう?

ここはアカウントBさんお得意の「推測」になってしまますがSpecTekで出すよりMicronで出すほうが

「性能が確かで、知名度があり、印象がいい」と思われる

からなのではないでしょうか。

当方無知なだけかわかりませんがMicronは知っていますがSpecTekは知りません。

同じ値段かつ同じ性能と仮定した場合

(a)Micronチップ(マーク刻印)が搭載されたSSD

(b)同じMicron社のSpecTek製チップ(マーク刻印)が搭載されたSSD

があれば当方は迷わず(a)を選びます

理由は先に記した通りで「性能が確かで、知名度があり、印象がいい」なMicronから

そして(b)がSpecTekではなく、samsung東芝チップ(マーク刻印)されたSSDであればどちらにしようか迷います

理由は同じくMicronsamsung東芝も「性能がry...だからです

ここは私の想像ですが、単純にSpecTekブランドで出荷予定だったNANDチップに注文のキャンセルなどがあり、同じ仕様NANDの注文があったMicron側に渡したというだけの話ではないでしょうか。

疑惑を立証、断定する段階において「推察」ましてや「想像」など論外かと存じます

アカウントAさんのよう同じ基板だ怪しいぞ?と仮説の段階ではアカウントBさんが記されたような想像はよいでしょうが

言及記事においてはレポート論文における「結果」「結論」に値すべき項目に記すべきことではありません。

何の証拠もなく記すのは「リマークされることが正当である」と思わせる印象操作しか思えません。

不正NANDチップを使うのはひとえに安いからであって、隠すためにNANDチップ1枚1枚にコストをかけるのはナンセンスからです。ここからも、Micron妥当手続きを経てNANDを出荷したと推測できます

すいません。以下は推察です。

不正NANDチップコーティングを施してもまだ利益を生む価格であれば十二分にやりうることと考えます

また過去の「型番を消すように斜線が引かれている、網掛けされている」だけではすぐバレてしまうという悪い知恵だったのかもしれません。

上記理由も十二分に考えうるため、

1枚1枚にコストをかけるのはナンセンスからMicron妥当手続きを経てNANDを出荷と推測できる

というのは推測すらできぬことと考えます

しかし、この読み方には問題がありますポイントは「/」の読み取り方です。例として「S5」を見てみましょう。「Partially Tested, est yield of 50%」となっており、「部分的テスト済み、容量の推定50%」という意味です。「/」ではなく「,」が使われています意図的に使い分けているということです。他の使用例の紹介は割愛しますが、よく読むと「A/B」は「AまたはB」、「C,D」は「CかつD」という意味で使われているのが分かります

SpecTek社に直接お聞きになったわけではなく、アカウントBさんが型番の読み方を他の使用例を元にご自身なりの解釈で記されているだけでいわば推測。

アカウントAさんの型番解釈と何ら変わりなく感じます

まり、「Simple Test Passers/Extended Test Failures」は「簡易テスト合格、または拡張テスト不合格」、つまり出荷されたのは「簡易テストだけを実行しており、それには合格した」チップであると考えるのが妥当です。

正しい型番の読み方のまま議論すべきで意訳するべきではありません。

あくまでも「簡易テスト合格、または拡張テスト不合格」のNANDチップです。

「簡易テスト「だけ」を実行し」などとは書かれていません。意訳です。

Micron生産してMicronブランド販売するNANDチップなのですから製品に使えないものを出荷するはずがありません。

Micron社に属するSpecTek社が生産したNANDチップであることしか現状は判明していないと思うのですが

どこかにMicron生産してMicronブランド販売するNANDチップ」という記載があったでしょうか。

また「製品に使えないものを出荷するはずがありません」の前提にある「Micron生産してMicronブランド販売するNANDチップ」が

明確ではありませんので結果的に「出荷するはずがありません」とは言い切れません。

ドスパラが今回出した第三者機関テスト結果です。実機でテストして他のメーカー製品と特段差がなかったという結果でした。この調査自体は、比較対象2製品のうち1製品S.M.A.R.T.寿命の項目がない、調査機関名前公表されていない、の2点からイマイチ感が強いのですが、

これに関してはアカウントBさんもお書きのよう多くの方が「第三者機関」の不透明さが強く残ってしまっています

検証調査において大切なのは検証内容/方法検証元というのはアカウントBさんも重要であることはご認識かと存じます

ゆえ、本疑念を晴らすべき販売元がその調査機関公表しなかったことが事態収束に至ってない1要因かと考えます

ドスパラ対応イマイチだなあと思うのはリマークを明確に否定しなかったことですが、販売店という立場があり、自社ブランドについてはメーカーとしての立場もあり、言えないこともあるのでしょう。自分コメントではなく、あくまRitek第三者機関言葉ベースに対外発表しているのは正しい対応であり、批判に当たらないと思われます

アカウントBさんやアカウントAさんの内容に対し、否定的な意見を掲げている方の多くが勘違いしている気がします、

本件の核はアカウントAさんが何度も強く仰っている「リマークの重大さ」です。

そしてこれが本件の問題です。検証結果から性能が十分に担保されているので「良い」では済まされません。

また如何なる理由があるのか察しえませんが販売元がこのリマーク意図を明確にしない限り

本件は「解決したことにはならないと当方は考えます

今はよくわからないメーカーSSDで起こっているだけですがこの問題放置し続けると

先の事例に上げたようなsamsung東芝Crucialといった有名どころでも同事象が発生しうるということです。

こうなるとは我々は何を信じればいいのかわかりません。

名のあるショップで名のあるメーカー商品を買っても正規品かどうか判別もつかない事態になるやもしれぬということです。

2019-04-06

ドスパラSSD騒動リマーク疑惑言いがかりであること

先日、ドスパラリマーク疑惑をかけられた自社ブランドSSD「Z1シリーズ」の調査結果を発表し、そこそこ反響を呼んでいるようです。「疑惑はそこじゃない」というのが主流の反応なのですが、ここで反論しておこうと思います

私の中での結論は、「誰も何も問題のある行動をしていないし、製品にも問題はない」です。順を追って説明します。

念のため書いておきますが、私はドスパラ関係者ではありません。

疑惑とは何だったのか

そもそも疑惑は、某ツイッターアカウントアカウントAとします)が「Z1」を購入して分解し、疑惑を突きつけたところからまります。「Z1」発売に当たり、ドスパラ公式ツイッターアカウントが分解写真を載せ、MicronNANDが乗っていますね、というようなツイートをしたのですが、それにアカウントAが反応した形です。

分解したところ、NANDチップの表面がコーティングされていることに気付き、削ったらSpecTekの型番(正確には型番を短く表記した型番コード)が出てきたというのです。

SpecTekのチップMicronロゴと型番を上書きしている、これは「リマーク品」だ、というわけです。

少し面倒な話なのですが、これには前提となるエピソードがあります

SSDに限らずPCパーツは多くが中国工場生産されています中国全体を見た時の技術力向上は目覚ましいものがありますが、昔と変わらず偽物文化も根強く残っているようです。SSD例外ではなく、怪しげなSSD用基板、怪しげなNANDチップ通販で売られています。中には廃棄品の横流しが疑われるようなものなどもあるようです。

少し前、明らかに正規品ではないNANDチップが搭載されたSSD複数見付かり、話題になりました。日本に入ってきていない中国メーカーのものなのですが、同じデザインの基板を使っている、NANDチップの表面の刻印おかしい(型番を消すように斜線が引かれている、網掛けされているなど)という共通点がありました。

アカウントAがドスパラSSDツイートに反応したのは、そのデザインの基板が使われていたからです。

補足しておきますが、別メーカーSSD共通の基板デザインが見られるのはよくあることです。私はSATA2の頃からウォッチしていますが、その頃既にありました。中国には基板設計生産を行う下請け業者がいますSSDの基板の基本構造はそう変わらないので、ベースデザインを基に少しアレンジしただけの基板が複数メーカーに出回るというわけです。もちろん、同じSSDメーカーからOEM供給を受けているので中身がほとんど同じになるということもあります

国内流通しているSSDでも、別メーカーSSDがほぼ同じ基板デザイン採用している例は複数あります。もちろん怪しい聞いたことのないようなメーカーではなく、です。これらの事情を考えると基板デザインをフックに疑惑を持つことがそもそも不適切であり、他の根拠はこれから探すというのであれば、言いがかりであると言えます

話を戻しますが、これは中国でも問題視され、ニュースにもなったようです。アカウントAの人は、この報道を元にそのデザインの基板=不正品の疑惑があるという思い込みしました。そしてドスパラSSDを買って分解したわけですが、副産物としてNANDチップコーティングに気付きました。

さらに、アカウントAの人はSpecTekの公開している資料を元に、型番にある「SG」という文字列が「テスト不合格品」であると断じました。

ドスパラはこれに反応し、「Z1シリーズ」のOEM販売である台湾Ritek確認問題はないとの回答を得て発表します。同時に、第三者機関調査を依頼するとしました。その発表が今回あったということです。

ここまでが経緯です。

まとめると、疑惑は2つあったと言えます(基板の話は論ずるに値しないので除外します)。

リマーク品」のNANDチップを使っているのではないか
不合格品の低品質NANDチップを使っているのではないか

・なぜ疑惑が正しくないと言えるのか

ここから解説編です。なぜリマークではないと言えるのか。

それは、SpecTekがMicronと同じ会社からです。

SpecTekのホームページを見れば分かるのですが、サイト運営会社Micron Technologyになっています。「About(会社概要)」のページを開けば、SpecTekはMicronの「division(部署)」であると明記されています子会社subsidiary)ですらない、同じ会社ということです。SpecTekの半導体チップMicron工場生産されています事務所Micronアメリカ本社内にあります

要するに、SpecTekの型番が入ったNANDチップMicron工場生産されたものです。Micron用、SpecTek用で生産ラインが分かれているのかは分かりませんが、仮に分かれていたとしても、Micron工場生産したNANDチップMicronロゴを再刻印してMicronブランドとして販売することに何の問題があるでしょうか。

アカウントAの人が勘違いした理由シンプルで、SpecTekとMicronが同じ会社だということを知らなかったからです。

ここは私の想像ですが、単純にSpecTekブランドで出荷予定だったNANDチップに注文のキャンセルなどがあり、同じ仕様NANDの注文があったMicron側に渡したというだけの話ではないでしょうか。

NANDチップにわざわざコーティングを施して刻印をし直すという手間をかけている点は、アカウントAの人も「初めて見た」とツイートしています。それもそのはずで、不正NANDチップを使うのはひとえに安いからであって、隠すためにNANDチップ1枚1枚にコストをかけるのはナンセンスからです。ここからも、Micron妥当手続きを経てNANDを出荷したと推測できます

これだけで疑惑が成立しなくなるとは思いますが、一応もう1つの品質問題にも触れておきます

品質という疑惑には、2つの入り口がありました。「リマーク品」であるという点と、「SG刻印問題です。前者は説明済みなので、後者解説します。

SpecTekは「NAND Flash Component Part Numbering Guide」というPDFを公開しています。ここに型番の読み方が書いてあるわけです。

SG」は末尾につく2桁のコードで、「Grade and Product Definition」と定義されています。例えば、「AS」は「Full Spec for SSD100%)」となっていますSSD用のNANDチップということですね。

問題の「SG」は「Simple Test Passers/Extended Test Failures」となっていますアカウントAの人は、これを「簡易テスト合格、かつ拡張テスト不合格」だから不合格品だと考えたわけです。

しかし、この読み方には問題がありますポイントは「/」の読み取り方です。例として「S5」を見てみましょう。「Partially Tested, est yield of 50%」となっており、「部分的テスト済み、容量の推定50%」という意味です。「/」ではなく「,」が使われています意図的に使い分けているということです。他の使用例の紹介は割愛しますが、よく読むと「A/B」は「AまたはB」、「C,D」は「CかつD」という意味で使われているのが分かります

まり、「Simple Test Passers/Extended Test Failures」は「簡易テスト合格、または拡張テスト不合格」、つまり出荷されたのは「簡易テストだけを実行しており、それには合格した」チップであると考えるのが妥当です。

Micron生産してMicronブランド販売するNANDチップなのですから製品に使えないものを出荷するはずがありません。そもそも簡易テスト拡張テストの内容が分からない以上、これだけを見て判断すること自体が間違っているとも言えます拡張テストは「不合格でも特定製品には利用できる」という可能性もあるわけです。

もう一つ、SpecTekは「SG」の入った型番を普通に売っているというのもありますSpecTekの製品ページではNANDチップの「Part Number(型番)」の一覧を確認できます。そこに、「SG」の入った型番が大量に載っているんです。「SG=廃棄品」なんかではありません。

加えて、ドスパラが今回出した第三者機関テスト結果です。実機でテストして他のメーカー製品と特段差がなかったという結果でした。この調査自体は、比較対象2製品のうち1製品S.M.A.R.T.寿命の項目がない、調査機関名前公表されていない、の2点からイマイチ感が強いのですが、100TB以上書き込んでピンピンしているというのは格安SSDとしては上等だと思います100TBというデータ量は、毎日50GBずつ書き込んでも約5年半かかります一般的パソコンの使い方ではそんなに書き込まないので、心配するだけ無駄というか、むしろ安心です。

・つまり疑惑なんてなかった

以上で説明は終わりです。

冷静に一次情報に当たれば、第三者機関調査なんて待たずに言いがかりだと分かる内容でした。

また、製品の内部パーツをどうこう言うのは自作PC業界の独特な慣習なのでそこは尊重しますが、そもそも製品保証すべきは「製品スペックであるということは覚えておくべきだと思います。「MicronNAND搭載」とうたったのであれば、Micron以外のNANDは使ってはいけません。しかし、ある個体を開けたらMicronNANDが使われていた、というのは製品MicronNANDを使っていることを保証しません。仮に別の個体HynixNANDが入っていても文句を言う筋合いはないのです。

今回に限って言えば、内部写真を公開したのがドスパラ公式アカウントだったことと、勘違いとはいえリマーク疑惑が出たので同一視していいのかは微妙ですが、本来ドスパラ保証すべきは寸法とインターフェースSMIコントローラーTLC NAND、最大読み書き速度くらいです。

ドスパラ対応イマイチだなあと思うのはリマークを明確に否定しなかったことですが、販売店という立場があり、自社ブランドについてはメーカーとしての立場もあり、言えないこともあるのでしょう。自分コメントではなく、あくまRitek第三者機関言葉ベースに対外発表しているのは正しい対応であり、批判に当たらないと思われます

iPhoneだって、かつて「A9」がSamsung製とTSMC製の2種類があり、TSMC製の方がバッテリーが長持ちするなんて騒動がありました。しかAppleは両者から供給を受けていることは認めつつ何も対応しませんでした(検証報道批判したりはしましたが)。両方とも公表しているスペックを満たしているのなら、本来この対応が正しいんです。

MicronMicronブランドNAND販売したのですからMicron問題はありませんし、それを買って使ったRitekももちろん問題はありません。販売したドスパラにも問題はありません。どちらかと言うと、本来問題視されることのないNANDチップコーティング剥がしてまで筋違い問題提起をしたことの方が問題なのではないでしょうか。NANDチップ刻印は、購入したエンドユーザーに見せるためのものではありません。iPhoneを分解して、筐体の内側にマーカーで目印が書いてあったら文句を言いますか?今回アカウントAの人がやったのはそのレベルのことだと思っています

最後に、こんなことを言うのもなんですが、アカウントAの人は、かつてリンクスインターナショナル販売したColorful TechnologyのSSDにも同様に基板デザインを起点にした疑惑をかけ、言いがかりだったことが判明しても謝罪コメント1つ出さなかった人です(ご本人は、偽装NANDである証明はできないけど本物である証明もできないからセーフとでも思っているのかもしれませんが)。この人の言動を元に疑惑拡散すること自体不適切だと言えます

(2019/04/10追記

補足の文章を書きました。

https://anond.hatelabo.jp/ashitagaarukara/20190410

2019-03-02

アポ電」強盗子供虐待死亡も家庭内防犯カメラで防げる

家庭内プライベート性の高い空間死角になっている

第三者機関個人宅のカメラ映像管理する仕組み化あるいはそういうAIを作ろう

家庭内カメラを設置してそこらじゅうで記録されてると思ったら誰も犯罪に出れない

覆面にしたって一生かぶって生活するわけじゃない

登山道にも監視カメラシステムを導入しよう

2019-02-01

いじめアンケートで思い出したけど

俺も前の会社で「会社満足度調査」みたいなのがあった。

第三者機関からチェックシートが送られてきて、それを半年ぐらい毎月やるって感じなんだけど、

最初は無記名で会社に設置された回収箱に提出だったのよ。

2回終わって3回目に上長から

「えー、みなさん毎月アンケートを答えてくれてくれているおかげで問題点などを洗い出しています。2ヶ月のアンケート結果から非常に問題があるとして、個別サポート必要かと思いますので、今は無記名でやってもらっていますが、記名欄を付けてもらうことにしました。あと、提出は上長にしてください。」

となったわけだ。

 

そして、半年後、アンケートから浮き彫りになった問題は解消された。

記名にしたアンケートによってね。

2019-01-24

お客様各位

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平素は格別のご厚情を賜り厚くお礼申し上げます

2018年12月20日発表の「不正アクセスによる一部データ流出可能性に関するお詫びとお知らせ(第一報)」について、お客さまおよび関係者の皆様には多大なるご心配とご迷惑をおかけしましたことを、心よりお詫び申し上げます

本件につきまして、弊社及び第三者機関における調査いたしました結果、

弊社で管理するお客様情報ファイル流出した痕跡確認されなかったことをご報告いたします。

調査結果及び再発防止策の詳細を公表しております

詳細につきましては、以下URLよりご確認いただきますようお願いいたします。

https://basicinc.jp/pr/20190124

このような事態を招いたことを重く受け止め、今後、このような事態が発生しないよう厳格なサービス運用ならびにセキュリティ強化、従業員教育の徹底を図り、再発防止に努めてまいります

2019年1月24日

株式会社ベーシック 代表取締役 秋山 勝

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