はてなキーワード: 死別とは
他人の言うことをそっくりそのまま受け取ってしまう単純さと、被害者意識の強さが心配になる
そりゃあ人生って長いし、人を取り巻く環境もどんどん変わっていくし
当時は結婚に興味がなくても、心変わりすることもあるだろうと普通は分かるのではないか
それに別に結婚って、したら人生の最後まで安泰ってわけじゃない
子育ては大変だし
友達が結婚したくらいで不安に苛まれたり苦い気持ちになるくらいなら
傷ついたり、嫌な思いも沢山すると思うよ
そういう苦難を乗り越えて結婚した女たちを私は強いと尊敬するし
結婚したけど離婚してひとりで生きてる女たちのことも立派だと思っているよ
ちなみに恋愛市場からおりるどころか最初から参戦しなかった高齢独身喪女はそれなりに楽しく生きてるよ
天海祐希とか石田ゆり子とか、他人から憧れられるようなスターを例に出す必要もないよ
働いて小銭稼いで休みの日はガーデニングや野菜を育てたりペットの散歩をしたり
https://web.archive.org/web/20241125085458/https://anond.hatelabo.jp/20241125084310
シングルマザー家庭は親権をとれた母親が経済的強者とは限らない、むしろ毒親やDVが連鎖している家庭が多い
シングルファザー家庭は父親が経済的強者でまともで父方実家同居のケースが多い
跡継ぎ欲しいという高次元の欲求は強者男性だけが持っていて弱者男性(能力が低いため、ゆとりが無く、高次の欲求に至らない)は跡継ぎよりなにより自分の暮らしが楽であることを選ぶのでそこで偏りが発生しているんです
女性の場合は自分自身が弱者で甲斐性がゼロだったとしても男性と違って自分で産んでるから情や執着がわいて親権を欲しがる傾向があるんですよね
傾向として夫婦揃っている家庭よりもシングルファザー家庭のほうが父親の高収入率が高いような気がしています
日本の親権は圧倒的に母親有利なので父親が取れている時点でその男性のある程度の強者性が証明されています(ただし死別・母親の逃亡失踪を除く)
普通に会社勤めしてる女性が一人で子どもを育てるってのは今はもう普通にできるし
シングルマザーの支援団体に関わってたことがあるけど、貧困シングルマザーってのは普通の人がシングルになってしまったから貧困になったのではなく、
もともと貧困におちいるタイプ(人生の選択肢を子どもを産む前の段階で誤っている)だからシングルになってしまっているというパターンが多い
見回しても、本当に最底辺か、むちゃくちゃハイスペかの両極端しか、最初から片親の未婚の母をやってる人いない。
「結婚しないで子育てできる」の実情が「結婚という形を取らなくとも相手に子の父親の役、相手の父母に子の祖父母の役をやらせることができる」なのか
最初から父親や父方親族が欠ける分を公助するのかによって状況は違いそうだし、言ってる側もごっちゃになってそう。
社会人になってからは2人目の彼氏、学生時代から数えたら4人目の彼氏だ。
彼氏のことは普通に好きだ。一緒に遊ぶと楽しいし、毎日ラインでくだらない話で盛り上がるし、もちろんセックスだってする。
でも、彼氏が好きなことと結婚したい欲があるの言うのは別だ。私はどんなに彼氏が好きでも、結婚したいと思ったことが一回もない。
私の親父はクソみたいな人間だ。外面だけ良くて、家では母親に暴力暴言。奴隷のような扱い。
そんな親父をずっと見て育ってきたから、男に期待したことなんて一回もない。どんなに好きな彼氏でも、どうせ結婚したら変わるんやろ?って思っている。
あと、私は男に本音を言うことができない。やめて欲しいこととか、嫌なこととか。結婚すると、そう言うことを言わざるを得ない場面も出てくると思う。本音でぶつかるのが怖いから、結婚したくないと思ってしまう。
でも、彼氏はいてほしい。私はお出かけが好きなのだが、彼氏がいればデートという名目でたくさん外出ができる。デートスポットにも行ける。クリスマスもバレンタインも他人事じゃなくなる。貴重な20代を目一杯楽しむ一要素として、彼氏は必需品だと思っている。
結婚を一ミリも考えてないから、付き合いは気楽だ。耳障りのいい会話だけして、楽しむだけ楽しんで、ほんとうに嫌になったら別れればいいから。食生活がガタガタの彼氏や、それは健康に良くないんじゃない?と思うことをやっている彼氏もいたけど、指摘なんてしない。怖いし、そんなつまんないこと言ったら楽しくないからね。でも、結婚となるとそう言うことも言わなきゃなんだろうなぁと思うと、なんかめんどくさい。
もし彼氏との子供ができたら、私は彼氏には告げずに別れるだろう。一緒に育てるなんて選択肢はハナから無い。とにかく、夫というものに恐怖心と失望感が大きすぎて、夫ができるなんて一ミリも考えたく無いのだ。あー、おぞましすぎて吐き気がしてきた。
でも、最近、20代も終わりに差し掛かって、子供が欲しいと思うようになってきた。
今の彼氏に孕ませてもらって、シンママになろうかなぁと思ってる。自分1人の稼ぎでも十分やっていけるし、旦那のめんどうを見ながら仕事もして、、ってやってたら疲れそうなので。
追記。
相手に伝えとけって意見あるけど、伝えるわけなくなーい?笑 子供できたら何も告げずにバイバイだよー👋
(追記)これ、なんでか考えたんだけど、子供を愛してる父親が存在するのが信じられないからなんだよね。見たことないし。父親って、子供のこと愛してるもんなの?子供って、父親が欲しいと思うもんなの?
追記2
養育費取られないなら
だって、自分の遺伝子が育ってることを知る手立てありませんから。笑笑
追記3
結婚したくないけど子供は欲しいと強く思い始めたのは10年前からなので、金銭的にも環境的にもそれが叶うように進路選択をし就職をしました。
異常者だと思うかもしれませんが、死別したと子供を騙すための嘘のシナリオをもう大体作ってるので、それを全力で演じるまでです。なんならダミーで仏壇もおきます。遺影も。狂ってるでしょ。狂ってるんですよ。
私は碌な家庭で育ってないです。生育歴は変えられません。親戚一同、私の親も私の祖父母も叔父叔母も見渡す限りみんな毒親です。そのせいで叔母は変な宗教にハマったし従兄弟は✖️2だし従姉妹は中卒です。
もう、この負の連鎖止めたいんですよね。ここで止めたいんですどうしても。
だから私演じたいんですよ母親を。私の人生かけてこの負の連鎖を止めたいんです。
じゃあ良い夫を見つければ良いじゃんって?無理なんですよ。こんな育ちをした人間が、人と本音でぶつかるのが怖い人間がまともな夫に出会えると思います?良い家庭を築けると思いますか?
だったら、ストーリー作った方が早いと思ったんです。あなたにはお父さんがいたよ、本当に素晴らしい人だったよ、でも死んじゃったんだ、それは仕方のないことだったんだよ。だから一緒に頑張ろうね。って。
よく見るコメント返しみたいなやつやり方がわからなくてすみません
まずこんなに長くてとりとめのない文章を読んでくれてありがとうございます
増田のことや産後のこと心配してくれた方もありがとうございます
じゃかじゃかが謎の論争を産んでいたけど方言ではないかもしれません
医療職だったころじゃかじゃか(じゃんじゃんに近い使い方かも、じゃんじゃん飲ませてとか)とか、たかたか(とにかく早くの意味合い)とか使う人が多くてそれの名残な気がする
何個かあった夫と増田の見た目についてですが、怪我とか傷とかではないとだけ
仕事に関しては割と今まで色々やってきた経験をいかしてやってる=有資格者などではないという感じなんだけど、その経験すら本当じゃなかったら?というのが恐怖(仕事内容はともかくとして本当に夫本人が言う通りの会社に在籍していたことは確認できているが)
産後1年すぎるまで大きな決断はしない方がいいと書いてくれた方、本当にそうかもしれないと思えた
これ本当にそうだと思う
専業主婦になってから本当に超楽観的というスキルが欲しすぎて喉が手が出てる
割と書いている人が多かったけど今離婚して特に何かよくなるわけでもない気はしている、よくなるとしたら不安によるメンタルの改善くらい
本当にみなさんありがとうございます
ちなみに夫は存在している(と思う)
長いので注意かも
夫30代前半
出会って2ヶ月くらいで結婚した。お互い初婚ではなかった(増田はバツイチ、夫は死別)し、死にたかったから生きていこうと少しでも思えるならなんでもよかった
夫は経済的に余裕のある人だと紹介してくれた人からも本人からも聞いていた
実際都内一等地のマンション(賃貸)に住んでいたし、カジュアルに食事しに行く場所のチョイスも一般的には高めだったし、1人40万くらいする指輪を出会って3回目くらいの増田にぽんと買ってくれたしあんまり疑う余地はなかった
が、結婚して数ヶ月して夫の話していたことがほとんど全て嘘だとわかった
幼い頃に虐待を受けて養子に取られたという話から経営していた会社を売却して大きなお金を得たという話、ストックオプションがあるという話、関わりのある人や関係を持った女の子の話など他の本当に些細なことまでほとんど全部が事実と異なることだった
ここまで書いたら身バレのリスクしかないよなとか思うがもうどうでもいい
ちなみにではなぜ都内の一等地に住めていたかという話だが、まず家の契約を義父名義にしていたことと、本人に前述したような大きな財産などはなかったが、会社員として年収1000万円ほどはもらっていたため現在の家賃の支払いや生活に困るというほどではなかったからだった
こうしてみると、家賃の安いところに引っ越して借金さえ返してしまえば特に問題はないのでは?という感じに見えるだろうが、問題はそんなことではない
では問題はなにかというと、そもそもこの嘘というのが、夫の意図したものではないことである
何件か精神科にかかり医師の見解を聞いたのだが、統合失調症っぽい統合失調症ではないが統合失調症なのでは?という医師と、夫は元々双極性障害があるのだが、躁転しているときや鬱の時に誇大した、あるいはその逆の話をしたことの辻褄を合わせるために嘘をつき、それがいつのまにか事実のようになってしまっていたのでは、という医師がいた
そのどちらでもいいのだがとにかく夫には嘘をついていたという自覚はないのである
嘘をついていたという自覚があればまだ、じゃあもう嘘はやめましょうねとすればよかったのだが、そうでないため、こちらも夫も何が嘘で何が本当かわからなくなってしまった
しかも前の会社の同僚から夫は虚言癖により解雇されたと聞かされ(実際はそうではなく書類上は一身上の都合になっていたが)、今後もそのようなことが起こるのではないかという不安に苛まれるようになった
なおこの夫の病的な嘘が発覚した時期についでのように浮気までされたので私の精神は崩壊して何度も自殺未遂を繰り返すようになった
1人で夫の嘘と向き合う自信がなかったので夫の田舎に帰ることにしたのだが、田舎すぎてより私の精神が狂い、数ヶ月で東京に戻ってくるなどの狂イベントが発生したりもした
このとんちきな結婚生活のどこに妊娠する隙があったのだという感じだろうが、まあ隙をついてなのかつかれてなのか妊娠した
実際現在目に見えている問題は借金だけなので、妊娠したこと自体は非常に嬉しかったのだが、これによりさらに不安定さは増し、もうとても生活をやっていける状況ではなくなってしまった
とてもまとまりのない文になってしまったが、現在の不安としては①夫の嘘に自覚がなく会社に迷惑をかけたりしてクビになるのではないか②クビになった場合借金を返しながら子供も育てていかなければならない③そうでなくても数百万の借金を返さなければならない→とにかく生活が不安
といったところだろうか
現在の時点で年収1000万をもらっているのであれば仮にクビになったところでどうにかできるのでは?と思われそうだが、夫は見た目に問題があり(詳しくは書けないが察してほしい)、そんな人間が簡単に転職できるのか?という不安もある
ちなみに増田自身は医療系の国家資格を持っているのだが、夫と結婚して金銭的な心配がないとなった段階で問題のある見た目になってしまい(これもまた察して欲しい)資格を活かして働くことは難しいかもしれない
また、妊娠していることによりすぐに働くということができずそれもまた不安である
というわけでじゃかじゃかと書き連ねたが、とにかく夫といるだけで四六時中不安が不安を連れて行進して永遠にパレードをしているような状態で、とてもまともな精神を保っていられない
ここ数ヶ月は大喧嘩をしては仲直りをしてまた少ししては大喧嘩をしてということが繰り返され、もう夫と口を聞かない方が心穏やかに過ごせるという状態にまでなってしまった
悪いことばかり書いたが、夫は私の連れてきたペットにも私にも非常に優しく、普段は本当に温厚な人間である。嘘をついてしまうという状態にも彼なりに向き合おうとしていることはわかっているし、借金があっても私には極力好きなことをさせてくれる人だ
だから離婚したいわけではないのだが、もうこの状態なら離婚した方がまだお互いやっていけるのでは?と思ってしまう自分もいる
夫と別れればこの不安とも別れて生活することができるのに、とも思う
もう離婚なんですかね?これ。
2話以降も書けたら書きたい。
というものだと思われる。
これには幾つか理由がある。
まず、いづみは玲央の店の原価率を調べるシーンが出てくる。
これはおそらく飲食店を経営した経験がある人にしか出来ない発想だろう。
朝子は端島で「銀座食堂」の看板娘をしていたため、おそらく飲食店経営のノウハウが多かれ少なかれあるのだろうと思われる。
次に、朝子は鉄平に片思いしていたが、おそらく最後まで鉄平とは結ばれる事は無かっただろうと予測している。
鉄平はリナの事をこの先想って行くシーンが描かれるのではないかと予想している。
どこか割と金持ちの相手と見合い結婚でもさせられるのでは無いかと考えている。
もしくは、鉄平とリナが結婚したことによって鉄平を忘れるため、
何れにせよ本作にまだ登場していない、それほど重要ではない男性人物と結婚するのではと思われる。
完全なる妄想になってしまうが、その金持ちの旦那に心から愛情を抱けなかった朝子は、
子供達を育てながら何かしらの事業、おそらく飲食関連の事業を立ち上げるのではないかと読んでいる。
その事業が成功し、現在の地位があり、おそらく旦那とは死別したか何かで現在は独り身、という状況ではないのだろうか。
そして、その飲食事業の関連かなにかで、玲央の働くホストクラブを突き止め、
鉄平にそっくりの玲央に声をかけた・・・のでは無いかと思われる。
いづみは玲央を長崎に連れて行き、ちゃんぽんを食べるのだが、ここにヒントが1つ隠されている。
おそらく朝子は飲食事業の出発点として長崎本土に銀座食堂を出店し、今は別の人物が経営しているのではなかろうか。
「うまい、うまい」とちゃんぽんを食べる玲央の横でいづみは「普通よ、普通」と言っていたのでは無いか。
もし、朝子=いづみでなければ、いづみも玲央と一緒に「美味しいわね〜」などという感想を語るはずである。
おそらく鉄平とリナの孫にあたる人物が玲央ではないか、と予想している。
ただし、リナと結婚し子を授かった鉄平は炭鉱の事故で死んでしまうのでは無いかと予想している。
独り残されたリナは幼子を抱え、端島を出たのでは無いかと思われる。
そう、冒頭の海で赤子を抱いたリナが夜小舟で独り島を出るシーンだ。
リナの子供はその後家庭を築き、そこで生まれたのが玲央、つまり鉄平の孫だ。
鉄平の血を引く玲央に端島の歴史を伝えたい、もしくは何かしらの理由でいづみ自身の財産を鉄平の孫に渡すため、
いづみは玲央に「結婚」を持ちかけたのではなかろうか。
さて、最後に大きな疑問が残る。
2話の予告最後の嵐のシーンで、暗くてはっきりとは確認できなかったが、
進平とリナと思わしき人物が見つめ合うシーンが映っている。
配役的にも、斎藤工という大御所を単なる主人公の兄という脇役だけに留めておく訳がない。
いづみが語り出した「あれは何角関係だったかしら・・・」という「X角関係」の中におそらく進平が絡んでくると思われる。
だとしたら、リナが結ばれた相手は鉄平なのか進平なのか、謎である。
以上、稚拙な考察ではあるがどこかに書き残して置きたいと思い書いてみた。
そして、個人的に端島へただならぬ思いを抱えている筆者としてはおそらく一生涯忘れられないドラマとなるだろう。
相変わらず、普段はリベラルぶってる人達が、子供や子育ての話題になると差別意識を剥き出しにして他人を叩いているのがどうしようもない。
「園児の声がうるさい」保育園を訴えた住民の敗訴確定 一審「受忍限度超えていない」...
https://b.hatena.ne.jp/entry/s/www.tokyo-np.co.jp/article/362357
hunglysheep1 子供と触れ合いが無い人の方が怒りっぽいのかも→ https://www.tokyo-np.co.jp/article/221125 "交流少ない人ほど子どもの声に不寛容" /とはいえ以前みたいなムラ社会的な付き合いも都市部は難しそう
子供と触れ合えない高齢者って、つまりは自分自身が結婚できなかったか早々に離別か死別したか、
大体はそのどれかでしょう?
で、今ほど未婚率が高くない高齢者で結婚できなかった人達っていうのは貧困だったり障害があったり、それこそLGBTだったりする可能性が高いし
子供はいても孫は産まれなかったとしたら子供が氷河期世代で貧困で結婚できなくて…って可能性も高いよね?
前 https://anond.hatelabo.jp/20241014004111
各区分の死亡した人の平均年齢
※これで論じるのは良くないと思うが、2019年と2022年で大きな差はないことを確認するため
性別 | 未婚 | 離別 | 有配偶 | 死別 | 既婚 |
男性 | 65.3 | 72.5 | 80.5 | 87.6 | 81.2 |
女性 | 75.9 | 79.6 | 77.1 | 90.2 | 86.3 |
性別 | 未婚 | 離別 | 有配偶 | 死別 | 既婚 |
男性 | 63.5 | 71 | 79.5 | 86.8 | 80.3 |
女性 | 75.7 | 78.4 | 76 | 89.6 | 85.5 |
年齢 | 区分平均年齢 | 男性総数 | 男性未婚者数 | 既婚者数 | 既婚率 | 死者総数 | 有配偶死者数 | 離別死者数 | 死別死者数 | 既婚死者数 | 未婚者死者数 |
15~19歳 | 17 | 2781606 | 2757418 | 24188 | 0.9 | 771 | 0 | 0 | 0 | 0 | 771 |
20~24歳 | 22 | 2948345 | 2602395 | 345950 | 11.7 | 1430 | 49 | 20 | 0 | 69 | 1359 |
25~29歳 | 27 | 3040167 | 1979623 | 1060544 | 34.9 | 1372 | 149 | 45 | 1 | 195 | 1173 |
30~34歳 | 32 | 3269747 | 1419307 | 1850440 | 56.6 | 1961 | 371 | 172 | 9 | 552 | 1402 |
35~39歳 | 37 | 3670006 | 1179356 | 2490650 | 67.9 | 2851 | 804 | 349 | 13 | 1166 | 1680 |
40~44歳 | 42 | 4158496 | 1132809 | 3025687 | 72.8 | 4889 | 1534 | 787 | 24 | 2345 | 2522 |
45~49歳 | 47 | 4822475 | 1224888 | 3597587 | 74.6 | 8802 | 2926 | 1655 | 69 | 4650 | 4129 |
50~54歳 | 52 | 4236233 | 955290 | 3280943 | 77.4 | 12646 | 4609 | 2564 | 149 | 7322 | 5293 |
55~59歳 | 57 | 3823872 | 697639 | 3126233 | 81.8 | 18274 | 7646 | 3877 | 304 | 11827 | 6394 |
60~64歳 | 62 | 3543716 | 505636 | 3038080 | 85.7 | 29211 | 14147 | 5599 | 801 | 20547 | 8594 |
65~69歳 | 67 | 3840239 | 428505 | 3411734 | 88.8 | 55240 | 30348 | 9327 | 2554 | 42229 | 12929 |
70~74歳 | 72 | 4156270 | 297154 | 3859116 | 92.9 | 80580 | 50823 | 11936 | 5770 | 68529 | 11937 |
75~79歳 | 77 | 2996621 | 105732 | 2890889 | 96.5 | 105133 | 73290 | 11032 | 12148 | 96470 | 8577 |
80~84歳 | 82 | 2080505 | 39046 | 2041459 | 98.1 | 128508 | 92347 | 7978 | 22955 | 123280 | 5152 |
85~89歳 | 87 | 1173754 | 14093 | 1159661 | 98.8 | 135395 | 90526 | 4351 | 37667 | 132544 | 2803 |
90~94歳 | 92 | 401292 | 3065 | 398227 | 99.2 | 88425 | 48012 | 1656 | 37756 | 87424 | 973 |
95~99歳 | 97 | 65444 | 390 | 65054 | 99.4 | 25833 | 9597 | 310 | 15713 | 25620 | 203 |
100歳以上 | 102 | 5862 | 80 | 5782 | 98.6 | 4067 | 808 | 30 | 3195 | 4033 | 34 |
合計 | ー | 51014650 | 15342426 | 35672224 | 69.92545083 | 705388 | 427986 | 61688 | 139128 | 628802 | 75925 |
年齢 | 区分平均年齢 | 女性総数 | 女性未婚者数 | 既婚者数 | 既婚率 | 死者総数 | 有配偶死者数 | 離別死者数 | 死別死者数 | 既婚死者数 | 未婚者死者数 |
15~19歳 | 17 | 2686488 | 2663351 | 23137 | 0.9 | 406 | 0 | 1 | 0 | 1 | 405 |
20~24歳 | 22 | 2884412 | 2509333 | 375079 | 13 | 612 | 31 | 15 | 1 | 47 | 565 |
25~29歳 | 27 | 2949069 | 1712877 | 1236192 | 41.9 | 683 | 121 | 49 | 3 | 173 | 509 |
30~34歳 | 32 | 3179760 | 1063542 | 2116218 | 66.6 | 1017 | 289 | 119 | 4 | 412 | 602 |
35~39歳 | 37 | 3605421 | 815061 | 2790360 | 77.4 | 1626 | 703 | 238 | 9 | 950 | 674 |
40~44歳 | 42 | 4089364 | 759408 | 3329956 | 81.4 | 2924 | 1374 | 481 | 33 | 1888 | 1033 |
45~49歳 | 47 | 4768900 | 799360 | 3969540 | 83.2 | 5222 | 2615 | 941 | 95 | 3651 | 1567 |
50~54歳 | 52 | 4242467 | 611411 | 3631056 | 85.6 | 6899 | 3697 | 1310 | 184 | 5191 | 1693 |
55~59歳 | 57 | 3878674 | 415015 | 3463659 | 89.3 | 9116 | 5332 | 1610 | 440 | 7382 | 1727 |
60~64歳 | 62 | 3675708 | 270342 | 3405366 | 92.6 | 12934 | 7930 | 2131 | 1100 | 11161 | 1761 |
65~69歳 | 67 | 4120029 | 220144 | 3899885 | 94.7 | 24250 | 14236 | 3837 | 3531 | 21604 | 2624 |
70~74歳 | 72 | 4683688 | 208261 | 4475427 | 95.6 | 37386 | 19954 | 5244 | 8832 | 34030 | 3325 |
75~79歳 | 77 | 3702406 | 130289 | 3572117 | 96.5 | 58635 | 26210 | 6154 | 22223 | 54587 | 4013 |
80~84歳 | 82 | 2840243 | 84436 | 2755807 | 97 | 93825 | 29420 | 6794 | 52310 | 88524 | 5254 |
85~89歳 | 87 | 1935478 | 60967 | 1874511 | 96.9 | 143615 | 24783 | 7409 | 103841 | 136033 | 7538 |
90~94歳 | 92 | 873442 | 22428 | 851014 | 97.4 | 157092 | 10536 | 6661 | 132319 | 149516 | 7492 |
95~99歳 | 97 | 211826 | 4116 | 207710 | 98.1 | 90839 | 1475 | 3310 | 82436 | 87221 | 3583 |
100歳以上 | 102 | 28597 | 445 | 28152 | 98.4 | 25016 | 76 | 666 | 23541 | 24283 | 722 |
合計 | ー | 54355972 | 12350786 | 42005186 | 77.27795945 | 672097 | 148782 | 46970 | 430902 | 626654 | 45087 |
年齢 | 既婚男性(%) | 未婚男性(%) | 既婚女性(%) | 未婚女性(%) | 男性既婚率(参考) |
15~19歳 | 0.00 | 0.03 | 0.00 | 0.02 | 0.9 |
20~24歳 | 0.02 | 0.05 | 0.01 | 0.02 | 11.7 |
25~29歳 | 0.02 | 0.06 | 0.01 | 0.03 | 34.9 |
30~34歳 | 0.03 | 0.10 | 0.02 | 0.06 | 56.6 |
35~39歳 | 0.05 | 0.14 | 0.03 | 0.08 | 67.9 |
40~44歳 | 0.08 | 0.22 | 0.06 | 0.14 | 72.8 |
45~49歳 | 0.13 | 0.34 | 0.09 | 0.20 | 74.6 |
50~54歳 | 0.22 | 0.55 | 0.14 | 0.28 | 77.4 |
55~59歳 | 0.38 | 0.92 | 0.21 | 0.42 | 81.8 |
60~64歳 | 0.68 | 1.70 | 0.33 | 0.65 | 85.7 |
65~69歳 | 1.24 | 3.02 | 0.55 | 1.19 | 88.8 |
70~74歳 | 1.78 | 4.02 | 0.76 | 1.60 | 92.9 |
75~79歳 | 3.34 | 8.11 | 1.53 | 3.08 | 96.5 |
80~84歳 | 6.04 | 13.19 | 3.21 | 6.22 | 98.1 |
85~89歳 | 11.43 | 19.89 | 7.26 | 12.36 | 98.8 |
90~94歳 | 21.95 | 31.75 | 17.57 | 33.40 | 99.2 |
95~99歳 | 39.38 | 52.05 | 41.99 | 87.05 | 99.4 |
注目したいのは50代、未婚者が珍しくなくなった世代ですら、死亡率は2倍以上高い
これは「未婚と短命に相関関係がある」を流石に否定できなくなってきた
継続して、何がそうさせているかを調べていく 10/14 17:00
___________
調べること
データの読み方への疑い
1.若くして亡くなってる人を除いたデータならどうなるか?
2.未婚率が低すぎた世代を除くとどうなるか?
因果関係を考える
3.離別者も早逝してるのか?離別、死別、有配偶も含めて調べる
・45歳以上で初婚というのが少ない
ということで、45歳以上のみで比較してみよう
性別 | 未婚 | 離別 | 有配偶 | 死別 | 既婚 |
男性 | 67.6 | 71.8 | 79.8 | 86.9 | 80.6 |
女性 | 79.7 | 79.2 | 76.7 | 89.6 | 85.6 |
未婚者の年齢が大幅に上がったか、それでも男性13歳差、女性5.9歳差があった(フィルタ前は16.8歳差と、9.8歳差)
2019年時点の50代だと、男性未婚率が20%前後、女性が13%前後とある程度あるので参考になりそう
各区分の死亡率
ー | 既婚者(%) | 未婚者(%) | 比率(未/既) |
50代前半男性 | 0.223 | 0.554 | 2.5 |
50代後半男性 | 0.378 | 0.917 | 2.4 |
50代前半女性 | 0.143 | 0.277 | 1.9 |
50代後半女性 | 0.213 | 0.416 | 2.0 |
こうみると、50代ですら未婚者の方が2倍以上死にやすいことが分かる
45歳以上の死亡者について、各条件がどの年齢で死亡してるかその割合を調べた
なお、人口差や時代差などは加味していないので完全に正確ではない
年齢 | 有配偶+死別死亡者 | 離別死亡者 | 未婚死亡者 |
45~49歳 | 0.53 | 2.74 | 6.16 |
50~54歳 | 0.84 | 4.25 | 7.90 |
55~59歳 | 1.41 | 6.43 | 9.54 |
60~64歳 | 2.65 | 9.28 | 12.82 |
65~69歳 | 5.83 | 15.46 | 19.29 |
70~74歳 | 10.03 | 19.79 | 17.81 |
75~79歳 | 15.14 | 18.29 | 12.80 |
80~84歳 | 20.44 | 13.23 | 7.69 |
85~89歳 | 22.72 | 7.21 | 4.18 |
90~94歳 | 15.20 | 2.75 | 1.45 |
95~99歳 | 4.49 | 0.51 | 0.30 |
100歳以上 | 0.71 | 0.05 | 0.05 |
年齢 | 有配偶+死別死亡者 | 離別死亡者 | 未婚死亡者 |
45~49歳 | 0.47 | 2.04 | 3.79 |
50~54歳 | 0.67 | 2.84 | 4.10 |
55~59歳 | 1.00 | 3.49 | 4.18 |
60~64歳 | 1.56 | 4.63 | 4.26 |
65~69歳 | 3.08 | 8.33 | 6.35 |
70~74歳 | 4.99 | 11.38 | 8.05 |
75~79歳 | 8.39 | 13.36 | 9.72 |
80~84歳 | 14.16 | 14.75 | 12.72 |
85~89歳 | 22.29 | 16.08 | 18.25 |
90~94歳 | 24.75 | 14.46 | 18.14 |
95~99歳 | 14.54 | 7.19 | 8.68 |
100歳以上 | 4.09 | 1.45 | 1.75 |
https://drive.google.com/uc?export=view&id=1BPYmwKwLkWa74jLuVdKzcUj2c-_i3F7R
これを見ると
___________
まとめ
・元記事は言い過ぎだが、相関はありそう
・元記事では「未婚男性」を煽っていたが、未婚女性も程度の差こそあれ同様
・因果関係はまだ不明なところが多く、今の若い世代に当てはまるかも不明(ただし50代くらいには既に当てはまっている)
大きく分ければこれって
1.早逝する人は結婚できない傾向にある(=結婚できないような人は早逝する傾向にある)
2.パートナーが居ないと早逝する傾向にある(そしてそれは男性が顕著)
のどちらか、あるいはどちらもなんだけど
離別者でも影響があったので、2は有り得るんじゃないかってあるね
ただし、離婚原因が病気である可能性もあるけど、その場合は原因と結果が逆転する
1の原因として、そもそも持病持ちというパターンと、低収入が関係しているケースがありそう、収入と婚姻率には相関があるので、そうなると医療費をどれだけ払うかとか、老人ホームに入るかとかいうところに相関してくる(頑張れば統計から割り出せそう?)
2の原因として、男女差があることから女房が居ないと食生活が乱れると言う可能性がありそう、あとは酒が増えるとか他の生活面が乱れるとか
直接的なところでは治療費が捻出できなくなるとか、倒れた時の発見が遅れるとか、子供の存在とかかなあ
もちろん「寂しくて死んじゃう」のような理由も考えうるけど、他を排除しないと何とも言えないね
「死亡リスクが高いグループに属している」でいいんじゃないかと思う
疲れた、また気になったら調べる
他国の統計とか調べたらより精度上がるんだけど、誰かやってくれねーかな
ていうか国にやってほしい、いや実は一番詳しいのは保険屋なんじゃないか?
____
ところで俺は「未婚男性・秋田生まれ・青森育ち・東京在住・働き過ぎ」なんだけど、役満か?遺書を書いておこう
____
思いついたんだけど、未婚男性/既婚男性に差があって、女性は差がないって、ひょっとして年収の多さでは?
年収と婚姻率は男性にのみ強い相関があるから、未婚男性は低所得者層なんだよね
追加:調べ終わったから一番最後だか見るのオススメ。残念ながら相関は「あった」。しかし元記事は言い過ぎ。
・アメリカで同様の議論や研究があった(原因は結局特定に至っていない?)
ーーーー
この件、これより前にもあったと思う
https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/afc7fac67c5e9a7cf41f0c1096096c5851c25872
非常に怪しいと思いながら、統計調べるのってすごーーくめんどくさいから放置してた
https://www.dir.co.jp/report/column/20241011_012166.html
これ見て「ああそういうことか」と思ってちゃんと調べることにした
結婚の多相生命表:基礎的概念と手法(国立社会保障・人口問題研究所)
https://ipss.repo.nii.ac.jp/record/2000394/files/24800302.pdf
正直学がなさすぎて読めない、読めなくない?
そもそも寿命に関する統計ってめんどくさいんだよね、自分が理解できてないことを理解している
死亡数はここ
人口動態調査 15歳以上の死亡数,年齢(5歳階級)・性・配偶関係別(2022年)
男女年齢区分ごとの総人口と、未婚率はここ(2020年 ※ずれてるけどまあええやろの精神)
国勢調査 男女,年齢(各歳),配偶関係,世帯の家族類型別一般世帯人員-全国,都道府県,21大都市,21大都市の区,県庁所在市,人口20万以上の市
出来上がったのがこちら
年齢 | 平均年齢 | 男性総数 | 未婚者数 | 既婚者数 | 既婚率(%) | 死者総数 | 有配偶死者数 | 離別死者数 | 死別死者数 | 既婚死者数 | 未婚者死者数 |
15~19歳 | 17 | 2781606 | 2757418 | 24188 | 0.9 | 1265 | 1 | 2 | 0 | 3 | 774 |
20~24歳 | 22 | 2948345 | 2602395 | 345950 | 11.7 | 2146 | 39 | 22 | 0 | 61 | 1338 |
25~29歳 | 27 | 3040167 | 1979623 | 1060544 | 34.9 | 2257 | 141 | 62 | 0 | 203 | 1247 |
30~34歳 | 32 | 3269747 | 1419307 | 1850440 | 56.6 | 2819 | 371 | 146 | 6 | 523 | 1273 |
35~39歳 | 37 | 3670006 | 1179356 | 2490650 | 67.9 | 4414 | 778 | 317 | 8 | 1103 | 1646 |
40~44歳 | 42 | 4158496 | 1132809 | 3025687 | 72.8 | 7271 | 1330 | 767 | 19 | 2116 | 2429 |
45~49歳 | 47 | 4822475 | 1224888 | 3597587 | 74.6 | 13844 | 2770 | 1545 | 49 | 4364 | 4288 |
50~54歳 | 52 | 4236233 | 955290 | 3280943 | 77.4 | 21801 | 4798 | 2888 | 150 | 7836 | 6200 |
55~59歳 | 57 | 3823872 | 697639 | 3126233 | 81.8 | 28642 | 7414 | 4204 | 272 | 11890 | 7219 |
60~64歳 | 62 | 3543716 | 505636 | 3038080 | 85.7 | 41973 | 13052 | 5952 | 700 | 19704 | 9094 |
65~69歳 | 67 | 3840239 | 428505 | 3411734 | 88.8 | 68705 | 24661 | 8711 | 1966 | 35338 | 12407 |
70~74歳 | 72 | 4156270 | 297154 | 3859116 | 92.9 | 141338 | 56975 | 14911 | 6873 | 78759 | 18119 |
75~79歳 | 77 | 2996621 | 105732 | 2890889 | 96.5 | 170192 | 73045 | 13126 | 12263 | 98434 | 11409 |
80~84歳 | 82 | 2080505 | 39046 | 2041459 | 98.1 | 247487 | 100986 | 11346 | 24588 | 136920 | 7700 |
85~89歳 | 87 | 1173754 | 14093 | 1159661 | 98.8 | 320647 | 106830 | 6740 | 41999 | 155569 | 3956 |
90~94歳 | 92 | 401292 | 3065 | 398227 | 99.2 | 295883 | 61634 | 2482 | 45196 | 109312 | 1388 |
95~99歳 | 97 | 65444 | 390 | 65054 | 99.4 | 155165 | 14636 | 489 | 23224 | 38349 | 337 |
100歳以上 | 102 | 5862 | 80 | 5782 | 98.6 | 40183 | 1124 | 49 | 4392 | 5565 | 40 |
合計 | ー | 51014650 | 15342426 | 35672224 | 69.9 | 1566032 | 470585 | 73759 | 161705 | 706049 | 90864 |
年齢 | 平均年齢 | 女性総数 | 未婚者数 | 既婚者数 | 既婚率(%) | 死者総数 | 有配偶死者数 | 離別死者数 | 死別死者数 | 既婚死者数 | 未婚者死者数 |
15~19歳 | 17 | 2686488 | 2663351 | 23137 | 0.9 | 488 | 2 | 0 | 0 | 2 | 485 |
20~24歳 | 22 | 2884412 | 2509333 | 375079 | 13.0 | 745 | 27 | 15 | 0 | 42 | 702 |
25~29歳 | 27 | 2949069 | 1712877 | 1236192 | 41.9 | 806 | 135 | 53 | 1 | 189 | 615 |
30~34歳 | 32 | 3179760 | 1063542 | 2116218 | 66.6 | 1022 | 305 | 100 | 3 | 408 | 613 |
35~39歳 | 37 | 3605421 | 815061 | 2790360 | 77.4 | 1660 | 625 | 244 | 14 | 883 | 773 |
40~44歳 | 42 | 4089364 | 759408 | 3329956 | 81.4 | 2721 | 1250 | 441 | 19 | 1710 | 1009 |
45~49歳 | 47 | 4768900 | 799360 | 3969540 | 83.2 | 5172 | 2517 | 909 | 66 | 3492 | 1677 |
50~54歳 | 52 | 4242467 | 611411 | 3631056 | 85.6 | 7732 | 3881 | 1449 | 206 | 5536 | 2189 |
55~59歳 | 57 | 3878674 | 415015 | 3463659 | 89.3 | 9486 | 5160 | 1787 | 377 | 7324 | 2149 |
60~64歳 | 62 | 3675708 | 270342 | 3405366 | 92.6 | 13104 | 7532 | 2297 | 1007 | 10836 | 2258 |
65~69歳 | 67 | 4120029 | 220144 | 3899885 | 94.7 | 20868 | 12142 | 3333 | 2861 | 18336 | 2517 |
70~74歳 | 72 | 4683688 | 208261 | 4475427 | 95.6 | 44324 | 23591 | 6531 | 9907 | 40029 | 4264 |
75~79歳 | 77 | 3702406 | 130289 | 3572117 | 96.5 | 60237 | 27392 | 7251 | 21272 | 55915 | 4283 |
80~84歳 | 82 | 2840243 | 84436 | 2755807 | 97.0 | 102759 | 33807 | 8977 | 54228 | 97012 | 5696 |
85~89歳 | 87 | 1935478 | 60967 | 1874511 | 96.9 | 161043 | 29848 | 9537 | 113762 | 153147 | 7818 |
90~94歳 | 92 | 873442 | 22428 | 851014 | 97.4 | 185138 | 13922 | 8036 | 154642 | 176600 | 8454 |
95~99歳 | 97 | 211826 | 4116 | 207710 | 98.1 | 116473 | 2299 | 4530 | 104632 | 111461 | 4968 |
100歳以上 | 102 | 28597 | 445 | 28152 | 98.4 | 34575 | 115 | 1076 | 32176 | 33367 | 1188 |
合計 | ー | 54355972 | 12350786 | 42005186 | 77.3 | 768353 | 164550 | 56566 | 495173 | 716289 | 51658 |
申し訳ないけど中央値出すのめんどくさかったから平均値を出した
性別 | 未婚 | 離別 | 有配偶 | 死別 | 既婚 |
男性 | 65.3 | 72.5 | 80.5 | 87.6 | 81.2 |
女性 | 75.9 | 79.6 | 77.1 | 90.2 | 86.3 |
他の値も概ね合ってると思う
んで未婚女性の値だけぜんぜん違うんだけど、中央値を調べたらちゃんと80〜85歳に入ってたから計算間違いでは無さそう
で、一旦ここまでで主張を整理したいんだけど
2.女性の未婚/既婚の年齢差が少ない謎が残っている
あのさあ、死んだ人の年齢を全部並べて中央値とったら、そりゃ未婚の方が若くなるに決まってるだろ?
(てか年寄りは未婚者こんなに少ないんだな)
死別者の死亡中央値が高いのは当たり前だしね、なんなんだこのまとめは
じゃあ未婚者は既婚者に比べて死亡リスクがどれほど高いのか?っていうのは
単純に条件毎の「死亡者数/生存者数」を調べればざっくり出るんじゃないかと思う
(本当は階級を1個ずらすべきなのかもしれんが、一旦同じ年齢区分で出している)
年齢 | 男性既婚者(%) | 男性未婚者(%) | 女性既婚者(%) | 女性未婚者(%) |
15~19歳 | 0.01 | 0.03 | 0.01 | 0.02 |
20~24歳 | 0.02 | 0.05 | 0.01 | 0.03 |
25~29歳 | 0.02 | 0.06 | 0.02 | 0.04 |
30~34歳 | 0.03 | 0.09 | 0.02 | 0.06 |
35~39歳 | 0.04 | 0.14 | 0.03 | 0.09 |
40~44歳 | 0.07 | 0.21 | 0.05 | 0.13 |
45~49歳 | 0.12 | 0.35 | 0.09 | 0.21 |
50~54歳 | 0.24 | 0.65 | 0.15 | 0.36 |
55~59歳 | 0.38 | 1.03 | 0.21 | 0.52 |
60~64歳 | 0.65 | 1.80 | 0.32 | 0.84 |
65~69歳 | 1.04 | 2.90 | 0.47 | 1.14 |
70~74歳 | 2.04 | 6.10 | 0.89 | 2.05 |
75~79歳 | 3.40 | 10.79 | 1.57 | 3.29 |
80~84歳 | 6.71 | 19.72 | 3.52 | 6.75 |
85~89歳 | 13.42 | 28.07 | 8.17 | 12.82 |
90~94歳 | 27.45 | 45.29 | 20.75 | 37.69 |
95~99歳 | 58.95 | 86.41 | 53.66 | 120.70 |
こう見ると、大体2〜3倍の死亡リスク(死にやすい)感じじゃないかと思う
ただし注意なのは、因果関係が逆である可能性も高い(例えば病気のため結婚できなかったなど)し
そもそも今の70代以上の既婚率は異常に高いため、データとして信頼性に乏しいと思う
データとして示すのが非常に難しいんだが
とりあえず「全死亡者に対する年齢区分の死亡者の割合」の一覧がこれだ
年齢 | 未婚男性(%) | 既婚男性(%) | 既婚女性(%) | 未婚女性(%) |
15~19歳 | 0.85 | 0.00 | 0.00 | 0.94 |
20~24歳 | 1.47 | 0.01 | 0.01 | 1.36 |
25~29歳 | 1.37 | 0.03 | 0.03 | 1.19 |
30~34歳 | 1.40 | 0.07 | 0.06 | 1.19 |
35~39歳 | 1.81 | 0.16 | 0.12 | 1.50 |
40~44歳 | 2.67 | 0.30 | 0.24 | 1.95 |
45~49歳 | 4.72 | 0.62 | 0.49 | 3.25 |
50~54歳 | 6.82 | 1.11 | 0.77 | 4.24 |
55~59歳 | 7.94 | 1.68 | 1.02 | 4.16 |
60~64歳 | 10.01 | 2.79 | 1.51 | 4.37 |
65~69歳 | 13.65 | 5.01 | 2.56 | 4.87 |
70~74歳 | 19.94 | 11.15 | 5.59 | 8.25 |
75~79歳 | 12.56 | 13.94 | 7.81 | 8.29 |
80~84歳 | 8.47 | 19.39 | 13.54 | 11.03 |
85~89歳 | 4.35 | 22.03 | 21.38 | 15.13 |
90~94歳 | 1.53 | 15.48 | 24.65 | 16.37 |
95~99歳 | 0.37 | 5.43 | 15.56 | 9.62 |
100歳以上 | 0.04 | 0.79 | 4.66 | 2.30 |
合計 | 100 | 100 | 100 | 100 |
これは「年齢ごとの未婚者数」を無視しているが、それを除いて考えても未婚男性の早逝が目立っている
誤解を恐れずに言うと、女性のデータが奇妙なのではなく、未婚男性の方がおかしいんだ
ただし、あまりに死に過ぎだ
ー | 総数 | 死者数 | 死亡率(%) |
既婚男性 | 35672224 | 706049 | 1.98 |
既婚女性 | 42005186 | 716289 | 1.71 |
未婚男性 | 15342426 | 90864 | 0.59 |
未婚女性 | 12350786 | 51658 | 0.42 |
それにしても男女差がエグくないか?
年齢 | 男性既婚者(%) | 女性既婚者(%) | 比率(男/女) | 男性未婚者(%) | 女性未婚者(%) | 比率(男/女) |
15~19歳 | 0.01 | 0.01 | 1.43 | 0.03 | 0.02 | 1.54 |
20~24歳 | 0.02 | 0.01 | 1.57 | 0.05 | 0.03 | 1.84 |
25~29歳 | 0.02 | 0.02 | 1.25 | 0.06 | 0.04 | 1.75 |
30~34歳 | 0.03 | 0.02 | 1.47 | 0.09 | 0.06 | 1.56 |
35~39歳 | 0.04 | 0.03 | 1.40 | 0.14 | 0.09 | 1.47 |
40~44歳 | 0.07 | 0.05 | 1.36 | 0.21 | 0.13 | 1.61 |
45~49歳 | 0.12 | 0.09 | 1.38 | 0.35 | 0.21 | 1.67 |
50~54歳 | 0.24 | 0.15 | 1.57 | 0.65 | 0.36 | 1.81 |
55~59歳 | 0.38 | 0.21 | 1.80 | 1.03 | 0.52 | 2.00 |
60~64歳 | 0.65 | 0.32 | 2.04 | 1.80 | 0.84 | 2.15 |
65~69歳 | 1.04 | 0.47 | 2.20 | 2.90 | 1.14 | 2.53 |
70~74歳 | 2.04 | 0.89 | 2.28 | 6.10 | 2.05 | 2.98 |
75~79歳 | 3.40 | 1.57 | 2.18 | 10.79 | 3.29 | 3.28 |
80~84歳 | 6.71 | 3.52 | 1.91 | 19.72 | 6.75 | 2.92 |
85~89歳 | 13.42 | 8.17 | 1.64 | 28.07 | 12.82 | 2.19 |
90~94歳 | 27.45 | 20.75 | 1.32 | 45.29 | 37.69 | 1.20 |
95~99歳 | 58.95 | 53.66 | 1.10 | 86.41 | 120.70 | 0.72 |
なんだこれ、既婚者も未婚者も男が死に過ぎじゃないか
というわけで死亡数の推移
https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/jinkou/geppo/nengai23/dl/gaikyouR5.pdf
8ページ
一個前の国勢調査読まなきゃ無理だわこれ
めんどくせー;;
途中まとめ
・既婚者と未婚者で雑に死亡者の中央値とったら、そりゃ未婚者の方が圧倒的に若くて当然、参考にできない
・では男女で比較した場合どうかだけど、データのタイミングで何故か男性がめっちゃ死んでるから参考にならない
・調べた結果「未婚者はやはり短命」となっても、未婚者のデータがまず圧倒的に少ないので今の30代40代以下に適用できるかは不明(少なくとももう10年20年は答え出ないはず)
・論文は読めてない、誰か読んで
こういうデータを示すタイプの記事って、途中の計算方法とか明かしてないの腹立つんだよね
でも俺も間違ってるかもしれないから、気になった人は各々調べてみてほしい、データはあるんだからさ
________
コロナの影響を無視したいので2019年版の死亡数で調べ直した(ソースは同じ場所から取ってるので割愛)
なお未婚率と男女総数は2020年のもの(国勢調査だからしょうがない)
結果、コロナによる男女差に対する影響は恐らくあまりないと思われる結果になった
2022
ー | 総数 | 死者数 | 死亡率(%) |
既婚男性 | 35672224 | 706049 | 1.98 |
既婚女性 | 42005186 | 716289 | 1.71 |
未婚男性 | 15342426 | 90864 | 0.59 |
未婚女性 | 12350786 | 51658 | 0.42 |
2019
ー | 総数 | 死者数 | 死亡率(%) |
既婚男性 | 35672224 | 628802 | 1.76 |
既婚女性 | 42005186 | 626654 | 1.49 |
未婚男性 | 15342426 | 75925 | 0.49 |
未婚女性 | 12350786 | 45087 | 0.37 |
てことは、直感に反するけど、男女の寿命差だけでこんなに死亡率が違うってことになるんだな?
※長くなったので次の記事に分けた
罪悪感を吐き出させてくれ。
当方、あと数か月で三十路になる彼女いない歴=年齢の魔法使い候補生。
少し前からマッチングアプリを始めたり、婚活イベントに行ったりしている。
きっかけは、友人が結婚したり、父が入院(現在は普通に完治)したりで、将来、疎遠や死別により現在の人間関係が途絶えて自分が孤独になる未来を思い描いてしまったから。
大の男が言うには情けない台詞だが、俺はかなりハッキリと孤独が怖い。
だから、強いつながりを持つ『家族』という関係を、いずれ自分より先になくなる両親以外に欲して、結婚を志した。
だが、そこで大きな問題になるのが俺が精神疾患持ちという点だ。
まあ、『持ち』といっても、かかってから数か月程度のビギナーで、今のところ社会生活も向精神薬パワーで破綻せずに送れている。
が、それでも、通院歴のある精神病患者であるということには違いない。
当たり前だが、プロフィールに「○○病持ちです!」なんて書いてはいない。
誰だって汚点はあって、普通はそれを初対面の人に堂々とひけらかしたりはしないので、未記載それ自体が悪いことだとは思わない。
が、もし親しい間柄のお相手ができて、精神疾患のことを告げ、それで別れることになったら、お相手の時間を無駄にしてしまったことに対してはきっと罪悪感を覚えるだろう。
まだそういう相手がいるわけではないので、ある種、捕らぬ狸の皮算用的ではあるが、そんな未来を考えると気が重くなる。
わりと原因が外的なモノでハッキリしており、一年もすれば確実に状況は変わるので、おそらくそこまで耐えればなんとかなると想定でいる。
ただ、精神疾患の通院歴があると、ローンや保険で3~5年は審査で問題になるので、結婚ということ考えるとお相手に迷惑をかける可能性が高いことには変わりない。
いや、これも言い訳だ。
上記を踏まえた上で、それでも精神疾患現役で婚活をするよりは解消してから婚活をした方がマシなのではないかという考えはある。
ただ、はてなでも少し前に話題になっていたが、ろくな恋愛経験もない三十路が婚活で成功するのは非常にハードルが高い。
それを少しでも成功の確率を上げようと思ったら、一秒でも早く動きだし、女性と話す経験などを積むことが大切なハズだ。
だがそんな人間でも全く罪悪感を抱かないわけではない。
あとで消すだろうけど、せめてここでその罪悪感を吐き出させてくれ。
あなたの命を大切にしてほしいし、お子さんも大切にしてあげてほしい。
早くに親を失った子は愛着障害になりやすいことが知られているよ。
“肉親の早すぎる死や別離は、絶対的な不在であり、結果的にはネグレクトと同じ効果が生じてしまう。母親がどんなに愛情深い人だったとしても、亡くなってしまえば、髪の一つもといてやることができないからである。物心ついてからの死別、別離は、この世の関わりの儚さや非永続性というものを、子どもの心に刻みこむことになる。それは、持続的な愛情である愛着を育む上では、ダメージ以外の何物でもない。幼いうちに、肉親と死に別れた人は、回避型愛着の傾向を示しやすい。”
以下は、結婚が女性にとって必ずしも健康リスクを増加させるわけではなく、むしろ長寿に寄与するという主張に基づく反論です。
結婚が女性にストレスを与える可能性は確かに存在しますが、それは一部のケースに限られています。結婚は多くの場合、社会的支援や心理的な安定を提供し、特に健康上のサポートが得られる点でメリットが大きいです。実際、研究によれば、結婚している女性は未婚女性と比較して、心血管疾患や精神的な健康リスクが低いと報告されています。また、家事や育児の負担は時代とともに変わり、現代では男女平等の意識が高まっているため、伝統的な家父長制の影響を過大に評価することは不適切です。
選択バイアスの可能性は認められるものの、結婚自体が長寿に寄与する可能性は依然として強いです。結婚がもたらす社会的・経済的安定、相互扶助、そして感情的なサポートは、健康に大きなプラスの影響を与える要因です。また、複数の研究で結婚した女性は全体的に生活習慣が健康的で、医療サービスへのアクセスも改善されていることが確認されています。こうした要素が結婚の実際の健康効果を支えています。
死別がもたらすストレスは無視できないものの、それが結婚全体の健康効果を否定する根拠にはなりません。死別のリスクは結婚の一要素であり、それを理由に結婚全体を否定することは偏りのある議論です。また、死別後も社会的支援を受けることで、女性の生活は安定する可能性があります。多くの研究で、結婚した女性は未婚の女性に比べて総合的により健康であることが示されており、死別のリスクをもって結婚の全体的な利点を覆すことはできません。
文化的・社会的背景を考慮することは重要ですが、現代社会では男女間の役割分担は多様化しており、結婚生活における負担の偏りは減少しています。多くの先進国では、家事や育児において男性の参加が増えており、女性に対する負担が軽減されつつあります。その結果、結婚生活が女性の健康に悪影響を与えるという主張は一般化するのが難しいです。さらに、結婚は社会的ネットワークの一部として、孤独感を軽減し、健康増進に寄与するという側面があるため、全体的には女性にとってプラスとなるケースが多いです。
「女性は結婚すると早死にしない」という主張には、十分な根拠があると考えられます。結婚は心理的・社会的な支援を提供し、長寿に寄与する可能性が高いです。もちろん、個別のケースや文化的背景によって影響が異なることもありますが、全体として、結婚が女性の健康に良い影響を与えるというデータは支持されています。
結婚が女性の寿命に与える影響を否定する議論の多くは、結婚生活の中での負担やストレスを考慮していない。例えば、伝統的な家父長制度の中では、女性は家庭内で多くのケア役割を担い、それが身体的・精神的ストレスにつながる可能性がある。特に、男性のセルフケア能力が低い場合、女性がその負担を一手に引き受けることになり、その結果として健康に悪影響を及ぼす可能性がある。これらの要素を無視して「女性は結婚しても早死にしない」と結論づけるのは早計である。
未婚者と有配偶者の死亡率を比較するだけでは、結婚の実際の影響を正確に把握することは難しい。結婚した女性の死亡率が低いことをもって「結婚が長寿に寄与している」と結論付けることは因果関係を明確にしていない。例えば、健康状態が良いから結婚する可能性が高いという「選択バイアス」が存在する可能性がある。つまり、もともと健康である女性が結婚しているために死亡率が低いのであり、結婚そのものが健康に良い影響を与えているとは限らない。
有配偶者の死亡時年齢の上昇は死別を考慮しておらず、これはデータの解釈に大きな影響を与える。女性が結婚している間に夫を失うと、その後の生活に大きな変化とストレスがもたらされ、結果として早死にするリスクが高まる可能性がある。これらの要因を考慮しなければ、「結婚した女性は早死にしない」と結論づけるのは根拠が不十分である。
結婚の影響を論じる際には、文化的・社会的背景をも考慮する必要がある。多くの文化において、女性は結婚後も家事や子育てといった役割を担い続けることが求められる。このような負担が女性の寿命に与える影響は無視できない。結婚が全てのケースで長寿をもたらすわけではなく、むしろ一部のケースでは女性に対して負担が増加し、健康に悪影響を及ぼすことがあり得る。
以上の理由から、「女性は結婚すると早死にしない」とする主張には問題があり、十分な根拠が示されていないと言える。結婚の影響を理解するためには、より多くの要因を考慮し、結婚の形態や社会的背景による違いを踏まえた分析が必要である。
女性の有配偶の死亡時年齢が低いのは、有配偶の死亡時年齢上昇を相殺して余りあるほど女性が死別していなければならないが、その理由は何だろう。
有配偶女性の死亡時年齢が低いのは、「年上の場合が多く、平均寿命も女性より短い男性である夫より、早く死んだ女性」を選択して統計を取った結果です
簡便のために、すべての夫婦の年齢差が夫が2歳年上、すべての男性が75歳で死亡するとすると、有配偶女性の死亡年齢はすべて73歳以下になります
確かに、寿命設定を同一にして有配偶の死亡時年齢が大幅に上がり、死別を考慮すると下がるのは証明の通りだ。しかし、そこから「女性は結婚すると早死する、といった話はそういう効果を誤って評価したもの」は未だ言えない。「女性は結婚すると早死する」はデータから読み取れない、がここでの結論のはずだ。
女性の有配偶の死亡時年齢が低いのは、有配偶の死亡時年齢上昇を相殺して余りあるほど女性が死別していなければならないが、その理由は何だろう。——…ひとつの仮説として、生得的にセルフケア能力の低い男性に寄りかかられる生活、古き悪しき女性のケア役割から解放されたために寿命が延びたのだ、という理屈はあり得ると思う。
加えて、「未婚と有配偶者の各年齢における死亡率を比較すると、男性も女性も殆どの年齢において有配偶者の方が死亡率が低い」という事実から「男女ともに有配偶者の方が長生きしている」という締めについても、主張のテーマだった「女は結婚すると早死にする、の否定」には至ってないと思う。結婚の効能で長生きすると証明するためには離別者と死別者の死亡率を加味する必要があるし、因果が逆の可能性もある。つまり、健康な人だから結婚できた、という可能性だ。
これは、死んだ時に夫がいた女性の年齢の中央値が、死んだ時に未婚であった女性の年齢の中央値よりも低くなっているから。
また、死んだ時に妻がいた男性の年齢の中央値が、死んだ時に未婚であった男性の年齢の中央値よりも著しく高くなっているから。
このことが、独身を嘆くあるいは蔑みたい男性諸氏や、ミサンドリー溢れるフェミニストの皆さんなどにとって「男性は妻の内助ので寿命を伸ばせるが、寄生された女性は夫がストレスになって早死する」ことを示すものだとして非常にキャッチーであるためか、定期的に話題になる。
でも、未婚と配偶者有りでの寿命の違いを見たいときに、死亡時年齢の中央値を使っては駄目なのである。その理由を簡単な数値例で示す。
毎年8000人の男性が生まれ、20歳前までは死亡者が出ず、20歳から毎年100人ずつが死んでいく社会を仮定する。社会には20歳の男性が8000人、21歳の男性が7900人、22歳の男性が7800人……40歳の男性が6000人……99歳の男性が100人存在し、100歳以上は存在しないという状況である。分母が少なくなって分子が不変なので、死亡率が歳を取るに従って上昇していく社会を想定していることになる。
ここで、結婚というイベントが40歳になった時の年初に発生し、40歳の頭の時点で生きている男性6000人の半数の3000人が有配偶者、残りの3000人が未婚のままになるとする。有配偶者でも未婚者でも寿命には関係なく、それぞれ毎年50人ずつ(合計100人で、男性全体の死亡ペースは不変)死んでいくとする。
男性全体では20歳の死亡が100人、21歳の死亡が100人……99歳の死亡が100人となって、死亡時年齢の中央値は59.5歳になる。
次に未婚者について考えると、20歳の死亡が100人、21歳の死亡が100人……39歳の死亡が100人、40歳の死亡が50人、41歳の死亡が50人……99歳の死亡が50人となって、死亡時年齢の中央値は49歳になる。
最後に有配偶者について考えると、40歳の死亡が50人、41歳の死亡が50人……99歳の死亡が50人となって、死亡時年齢の中央値は69歳になる。
このように、未婚者であるか有配偶者であるかは寿命に関係なく、両者変わらないペースで死亡していくとしても、死亡時年齢の中央値は未婚者と有配偶者で大きく差が出得る。逆に言えば、死亡時年齢の中央値の違いは、結婚の有無での寿命の違いを表しているとは限らないことになる。
ここにさらに相手死別による有配偶からの脱退を加えると、やはり未婚者と有配偶者の寿命を同一としたまま、未婚の死亡時年齢中央値よりも有配偶の死亡時年齢中央値が低くなるようなケースも作れる。配偶者より早死にした場合は有配偶者としての死亡時年齢にカウントされ、配偶者より長生きした場合は死別者としての死亡時年齢にカウントされるので、有配偶者の死亡時年齢中央値は低くなるバイアスがある。女性は結婚すると早死する、といった話はそういう効果を誤って評価したものなのである。
実際には、未婚と有配偶者の各年齢における死亡率を比較すると、男性も女性も殆どの年齢において有配偶者の方が死亡率が低くなっている。つまり、男女ともに有配偶者の方が長生きしているのである。
未婚既婚での寿命の違いを見たいときに、死亡時年齢の中央値を使っては駄目な理由。それを簡単な数値例で示す。
毎年8000人の男性が生まれ、20歳前までは死亡者が出ず、20歳から毎年100人ずつが死んでいく社会を仮定する。社会には20歳の男性が8000人、21歳の男性が7900人、22歳の男性が7800人……40歳の男性が6000人……99歳の男性が100人存在し、100歳以上は存在しないという状況である。分母が少なくなって分子が不変なので、死亡率が歳を取るに従って上昇していく社会を想定していることになる。
ここで、結婚というイベントが40歳になった時の年初に発生し、40歳の頭の時点で生きている男性6000人の半数の3000人が有配偶者、残りの3000人が未婚のままになるとする。有配偶者でも未婚者でも寿命には関係なく、それぞれ毎年50人ずつ(合計100人で、男性全体の死亡ペースは不変)死んでいくとする。
男性全体では20歳の死亡が100人、21歳の死亡が100人……99歳の死亡が100人となって、死亡時年齢の中央値は59.5歳になる。
次に未婚者について考えると、20歳の死亡が100人、21歳の死亡が100人……39歳の死亡が100人、40歳の死亡が50人、41歳の死亡が50人……99歳の死亡が50人となって、死亡時年齢の中央値は49歳になる。
最後に有配偶者について考えると、40歳の死亡が50人、41歳の死亡が50人……99歳の死亡が50人となって、死亡時年齢の中央値は69歳になる。
このように、未婚者であるか有配偶者であるかは寿命に関係なく、両者変わらないペースで死亡していくとしても、死亡時年齢の中央値は未婚者と有配偶者で大きく差が出得る。逆に言えば、死亡時年齢の中央値の違いは、未婚既婚の寿命の違いを表しているとは限らないことになる。
ここにさらに相手死別による有配偶からの脱退を加えると、やはり未婚者と有配偶者の寿命を同一としたまま、未婚の死亡時年齢中央値よりも有配偶の死亡時年齢中央値が低くなるようなケースも作れる。配偶者より早死にした場合は有配偶者としての死亡時年齢にカウントされ、配偶者より長生きした場合は死別者としての死亡時年齢にカウントされるので、有配偶者の死亡時年齢中央値は低くなるバイアスがある。女性は結婚すると寿命が縮まる、といった話はそういう効果を誤って評価したもの。