2024-11-01

海に眠るダイヤモンド1話考察

日曜劇場「海に眠るダイヤモンド1話を見た時点での考察

2話以降も書けたら書きたい。

まず、1話を見た多くの視聴者が抱いた疑問は「いづみ=誰?」

というものだと思われる。

初見では「いづみ=リナ」では無いかと思っただろう。

だがわたしは「いづみ=朝子」では無いかと思っている。

これには幾つか理由がある。

まず、いづみは玲央の店の原価率を調べるシーンが出てくる。

これはおそらく飲食店経営した経験がある人にしか出来ない発想だろう。

朝子は端島で「銀座食堂」の看板娘をしていたため、おそらく飲食店経営ノウハウが多かれ少なかれあるのだろうと思われる。

次に、朝子は鉄平片思いしていたが、おそらく最後まで鉄平とは結ばれる事は無かっただろうと予測している。

鉄平はリナの事をこの先想って行くシーンが描かれるのではないかと予想している。

鉄平と結ばれなかった朝子は端島の閉鎖と共にかその前に、

どこか割と金持ちの相手見合い結婚でもさせられるのでは無いかと考えている。

もしくは、鉄平とリナが結婚したことによって鉄平を忘れるため、

何れにせよ本作にまだ登場していない、それほど重要ではない男性人物結婚するのではと思われる。

完全なる妄想になってしまうが、その金持ち旦那に心から愛情を抱けなかった朝子は、

子供達を育てながら何かしらの事業、おそらく飲食関連の事業を立ち上げるのではないかと読んでいる。

その事業成功し、現在地位があり、おそらく旦那とは死別たか何かで現在は独り身、という状況ではないのだろうか。

そして、その飲食事業の関連かなにかで、玲央の働くホストクラブを突き止め、

鉄平そっくりの玲央に声をかけた・・・のでは無いかと思われる。

いづみは玲央を長崎に連れて行き、ちゃんぽんを食べるのだが、ここにヒントが1つ隠されている。

そう、ちゃんぽんの器に書かれた「銀座食堂」の文字だ。

おそらく朝子は飲食事業の出発点として長崎本土銀座食堂を出店し、今は別の人物経営しているのではなかろうか。

しか銀座食堂の味は端島創業時の味を受け継いでいるため、

うまいうまい」とちゃんぽんを食べる玲央の横でいづみは「普通よ、普通」と言っていたのでは無いか

もし、朝子=いづみでなければ、いづみも玲央と一緒に「美味しいわね〜」などという感想を語るはずである

さて、では鉄平と玲央の関係はどうであろう。

おそらく鉄平とリナの孫にあたる人物が玲央ではないか、と予想している。

ただし、リナと結婚し子を授かった鉄平炭鉱事故で死んでしまうのでは無いかと予想している。

独り残されたリナは幼子を抱え、端島を出たのでは無いかと思われる。

そう、冒頭の海で赤子を抱いたリナが夜小舟で独り島を出るシーンだ。

リナの子供はその後家庭を築き、そこで生まれたのが玲央、つまり鉄平の孫だ。

鉄平の血を引く玲央に端島歴史を伝えたい、もしくは何かしらの理由でいづみ自身財産鉄平の孫に渡すため、

いづみは玲央に「結婚」を持ちかけたのではなかろうか。

さて、最後に大きな疑問が残る。

鉄平の兄進平の存在とリナの関係だ。

2話の予告最後の嵐のシーンで、暗くてはっきりとは確認できなかったが、

進平とリナと思わしき人物が見つめ合うシーンが映っている。

配役的にも、斎藤工という大御所を単なる主人公の兄という脇役だけに留めておく訳がない。

いづみが語り出した「あれは何角関係だったかしら・・・」という「X角関係」の中におそらく進平が絡んでくると思われる。

だとしたら、リナが結ばれた相手鉄平なのか進平なのか、謎である

以上、稚拙考察ではあるがどこかに書き残して置きたいと思い書いてみた。

11月3日日曜日夜9時〜が大変楽しみである

そして、個人的端島へただならぬ思いを抱えている筆者としてはおそらく一生涯忘れられないドラマとなるだろう。

まだ「海に眠るダイヤモンド」未視聴の方は是非Tverかなにかで見て欲しいと思う。

端島のことを、軍艦島のことを、我々は後世に語り継がないとならないのである

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