はてなキーワード: 捜査とは
他人が殺された場合は、殺人のその場を目視してるならともかく、
身内の場合は安全重視で、たとい証拠が無くてもリスクがあればボタンを押して排除優先するが、
被害者が他人で、密室捜査+密室裁判なら、それは単に谷本さんへの殺人行為が俺に押し付けられている話
ただの殺人
https://news.yahoo.co.jp/articles/b510c17cb7823269dccea6f20c294fe76dc34602
2020年5月に発信者情報開示請求を提起。7月に氏名と住所、メールアドレスが開示され、書き込んだ相手が山梨県在住であることが分かったため、今度は相手が住む山梨県内の最寄りの警察署に「被害届を出したい」と連絡した。しかし、今度は「被害者が住んでいる場所でないと受理ができない」と断られた。
警察は管轄区域の事件であるかどうかを問わず、被害届の受理をしなければならないと規定されている(犯罪捜査規範第61条)。
宮野さんがそのことを指摘すると、「捜査するためにはまず、被害者に事情聴取をしなければならない。だけど宮野さんは関西在住だから、宮野さんのいる関西地方までの交通費がかかるからできない」、「住んでいる場所の警察に相談してください」と言われた。
「たとえ殺人事件だとしても、交通費を理由に山梨県警は動かないのか」。宮野さんが疑問を呈すと、電話の担当者が変わった。
すると、今度は「告訴状の書式や日本語がおかしい」と言われた。弁護士にも確認してもらった書面だったため、「どこがおかしいのか指摘してください」と言うと「それもできない」と突き返された。
おいこれテロだろ
犯人ぜったい捕まえろ
17日午前、大阪・北区の繁華街のビルで起きた火災で、消防によりますと28人がけがをし、このうち27人が心肺停止となっているということです。
大阪府警察本部は現場の状況などから放火の疑いがあるとみて捜査を始めました。
17日午前10時20分ごろ、大阪・北区の曽根崎新地で「ビルの4階が燃えている」と複数の人から消防に通報がありました。
消防車70台が出て消火活動にあたり、およそ30分後の午前10時46分に火はほぼ消し止められました。
消防によりますと28人がけがし、男性が17人、女性が11人だということです。
このうち27人が心肺停止となっているということです。
この火災について大阪府警察本部は現場の状況などから放火の疑いがあるとみて捜査を始めました。
現場は、8階建てのビルの4階部分で、20平方メートルが焼けたということです。
JR北新地駅からほど近い、ビルや飲食店が建ち並ぶ繁華街の一角です。
捜査関係者によりますと、出火当時、火災が起きた現場では紙袋を持った60歳くらいの男性がいて、紙袋のなかから流れ出た液体の付近から火が出たという目撃情報があるということです。
大阪府警察本部は放火の疑いもあるとして男性がけが人のなかにいるかどうか確認を進めるとともに、付近に緊急配備を敷いて捜査を進めています。
大阪・北区、北新地の火事の現場では、大勢の消防隊員が慌ただしく活動しています。
こちらからは、ビルの4階部分が激しく焼けた様子が確認できます。
消防隊員がけがをした人たちをストレッチャーに乗せて次々と搬送していく様子が確認できました。
現場のビルはJR北新地にほど近い人通りや車の通りも多い道路に面していて、現場は騒然として状態になっています。
付近では多くの人たちが立ち止まり、心配そうに現場の様子を見ています。
消防によりますとこれまでに28人がけがをし、このうち27人が心肺停止となっているということです。
大阪府済生会中津病院によりますと、けがをした人たちの一部が搬送されてきたということです。
また、大阪警察病院によりますと、中津病院から2人が転院してきたということです。
このほか、大阪医療センターにもけがをした人が搬送されたということです。
火事のあったビルはJR北新地駅の南側に位置する地上8階建ての雑居ビルで、火が出た4階はクリニックが入っていて、1階には衣料品店が入っているほか、英会話スクールやエステサロンなどがあります。
大阪・北区の火災があったビルの4階には、心療内科と精神科、それに内科の患者を診察するクリニックが入っています。
クリニックのホームページによりますと、17日は午前10時から診療時間となっていました。
火災のメカニズムに詳しい東京理科大学の関澤愛教授は「たいへん衝撃的な火災だ。新宿・歌舞伎町での44人が亡くなったビル火災から20年となるが、それ以来多くの人が犠牲となるようなビル火災は起きていない」と述べました。
その上で「火災の詳細がわからないのでまだはっきりしたことは言えないが、いわゆる小規模な雑居ビルの場合、避難階段が1つしかないこともあり、避難階段の途中に物があったり、出口の付近で火災が起きたりすると、逃げ場が無くなり、火と煙にまかれてしまう可能性も考えられる。どういう状況だったのか調査も必要だ」と話していました。
繁華街のビルなど、人が多く集まる場所で多数の死者が出た火災は、これまでにも起きています。
2001年には東京・新宿区の歌舞伎町で雑居ビルから火が出て飲食店などが焼け、客や従業員など合わせて44人が死亡しました。
この火災では、避難経路となっていた階段に物が置かれているなど悪質な違反が放置されていたことが被害の拡大につながりました。
街角でマスクをしていない人、ポリウレタンマスクあるいは布マスクをしている人を取り締まる
キャンペーンに使ったキャラクターをフェミニスト議連に炎上させられた千葉県にある警察
増田に女はいないと言う前提で女性になりすました増田への投稿を取り締まる
ポリティカル・コレクトネスに反する人を取り締まる
痴漢を突き出す先
読解の誤り、作文の誤りを取り締まる
COVID-19対策で飲食店が時短営業していることに対してボヤく人を取り締まり自炊するように勧告する
ペペロンチーノを作ったときにオリーブオイルが乳化できてない人を取り締まる
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句読点の誤った使い方を取り締まる
今回の件では、大学のハラスメント相談が使えないという話がかなり出ている。これは大学によるだろうが、教員が担当者である場合、基本的に使えないのは当たり前だと思ったほうがよい。
現在の大学教員には、きわめて多くの業務がある。学部広報、入試関連業務、人事関連業務、カリキュラム改正、学生間のトラブル対応、不正行為対応、意味のよく分からない研修、無数の会議と書類書き等々。それらの業務の合間に授業準備やら授業やら研究をちょろちょろっとやっている。果てはコロナでオンライン授業やらハイフレックス授業やらで青息吐息というのが現状。昔とは違って学生がおとなしくなったので、学生運動対応がなくなったのが、かろうじて救いとしてある。そういう状況のところに、教員によるハラスメントの対応という超ヘビーな仕事が降ってきたとして、まともに対応できるはずがない。
それでも時間を捻出して対応にあたるとして、大学教員には当たり前だが捜査権がない。警察と違って指紋採取などもできない。できるのは関係者を呼んで話を聞くことだけだ。しかも、その関係者の話がそれぞれに食い違っている。自分が担当したときには、まるで逆転裁判だと思った。良くも悪くも、当事者が全員、自分にとって都合のよい話をする。関係者同士が陰で口裏を合わせることもおそらくある。それを素人の大学教員が判断することになる。
しかも、これは大きな声で言えないのだが、明らかに当事者が精神を病んでいるケースもある。「電車に乗ったら乗客がみんな自分の悪口を言っていました」というような話を聞かされたこともある。完全に専門のカウンセラーが必要な領域だと思ったが、この手の話は本人のプライバシーにかかわる問題なので、勝手に病院に相談することもできず、まして学内で共有することもできないので、担当した教員と一部のスタッフで抱え込むしかない。
その反面、たしかに教員側に大きな問題があるケースもある。まじでクソなハラスメント野郎もいて、厄介ごとを引き起こしているのだが(ただし、外面は良かったりする)、その対応に当たる教員はめちゃくちゃに疲弊している。
以上を踏まえると、大学がまともにハラスメント対応をするためには、専門部署を作り、そこにかなりの予算と権限を与えるよりほかないと考える。
第三条 この法律は、日本国外において次に掲げる罪を犯した日本国民に適用する。
一 第百八条(現住建造物等放火)及び第百九条第一項(非現住建造物等放火)の罪、これらの規定の例により処断すべき罪並びにこれらの罪の未遂罪
三 第百五十九条から第百六十一条まで(私文書偽造等、虚偽診断書等作成、偽造私文書等行使)及び前条第五号に規定する電磁的記録以外の電磁的記録に係る第百六十一条の二の罪
四 第百六十七条(私印偽造及び不正使用等)の罪及び同条第二項の罪の未遂罪
五 第百七十六条から第百八十一条まで(強制わいせつ、強制性交等、準強制わいせつ及び準強制性交等、監護者わいせつ及び監護者性交等、未遂罪、強制わいせつ等致死傷)及び第百八十四条(重婚)の罪
九 第二百十四条から第二百十六条まで(業務上堕胎及び同致死傷、不同意堕胎、不同意堕胎致死傷)の罪
十 第二百十八条(保護責任者遺棄等)の罪及び同条の罪に係る第二百十九条(遺棄等致死傷)の罪
十一 第二百二十条(逮捕及び監禁)及び第二百二十一条(逮捕等致死傷)の罪
十二 第二百二十四条から第二百二十八条まで(未成年者略取及び誘拐、営利目的等略取及び誘拐、身の代金目的略取等、所在国外移送目的略取及び誘拐、人身売買、被略取者等所在国外移送、被略取者引渡し等、未遂罪)の罪
十四 第二百三十五条から第二百三十六条まで(窃盗、不動産侵奪、強盗)、第二百三十八条から第二百四十条まで(事後強盗、昏こん酔強盗、強盗致死傷)、第二百四十一条第一項及び第三項(強盗・強制性交等及び同致死)並びに第二百四十三条(未遂罪)の罪
十五 第二百四十六条から第二百五十条まで(詐欺、電子計算機使用詐欺、背任、準詐欺、恐喝、未遂罪)の罪
十七 第二百五十六条第二項(盗品譲受け等)の罪
第三条の二 この法律は、日本国外において日本国民に対して次に掲げる罪を犯した日本国民以外の者に適用する。
一 第百七十六条から第百八十一条まで(強制わいせつ、強制性交等、準強制わいせつ及び準強制性交等、監護者わいせつ及び監護者性交等、未遂罪、強制わいせつ等致死傷)の罪
四 第二百二十条(逮捕及び監禁)及び第二百二十一条(逮捕等致死傷)の罪
五 第二百二十四条から第二百二十八条まで(未成年者略取及び誘拐、営利目的等略取及び誘拐、身の代金目的略取等、所在国外移送目的略取及び誘拐、人身売買、被略取者等所在国外移送、被略取者引渡し等、未遂罪)の罪
六 第二百三十六条(強盗)、第二百三十八条から第二百四十条まで(事後強盗、昏酔強盗、強盗致死傷)並びに第二百四十一条第一項及び第三項(強盗・強制性交等及び同致死)の罪並びにこれらの罪(同条第一項の罪を除く。)の未遂罪
国外で犯罪を犯した国民、あるいは国外で国民に対して犯罪を犯した外国人を自国の法律で裁く規定なんて日本にもあるけど噴き上がってる人たちは知らないのかな
あるオフィスの一室で、サイヤ人スーツを着た口髭の男は泥団子を作っていた。
椅子に座った男は目の前の作業机の上に、ツルツルに光っている泥団子を乗せ、コロコロと転がしている。
「FBI!」
警察手帳のようなものを握ったサングラスの男が、銃を片手にオフィスに押し入ってきた。
サイヤ人スーツの男はたちまち驚くと、光泥団子を床に落としてしまう。
ツルツルの光沢を放っていた光泥団子は無惨にも、地面に落ちた衝撃で割れてしまった。
「うえーんうえーん」
サイヤ人スーツの男はその現実を受け入れることができなかった。声をあげての大泣き。男泣きである。
「これは失敬!この十四万でどうにかなりませんか?」
FBIを名乗るサングラスの男は懐から十四枚の一万円札を取り出し、サイヤ人スーツの男に差し出す。
サイヤ人スーツの男はそれを受け取ると、噛み締めるように胸元にかき抱いた。
「あったけぇ金。あったけぇ金……」
やがて涙も止まり、冷静さを取り戻したサイヤ人スーツの男は、目の前にいるFBIを見てハッとする。
「おや?その顔は……貴方はもしや」
FBIの顔に見覚えがあったのだ。それは彼が、つい先程まで見ていたテレビの中でのことだった。
『緊急速報です!あの世界的有名なハリウッドスター、アーノルド・シュワルツェネッガー氏が来日しました!』
そう、彼はアメリカの超大物俳優アーノルド・シュワルツェネッガーだった。
「ええ、私はアーノルド・シュワルツェネッガーですよ」
「ええ、もちろん本物ですよ。ほらIDカードだって持っているでしょう?」
「本当に本物だ!なんでこんなところに?」
「いえね、日本のテレビ局の方々と、とある撮影をする予定だったのですが……。急遽それが中止になったものですから、暇になってしまいましてねぇ」
「そ、そうなんですか……。あ、それじゃあちょっと待ってください。俺、光泥団子の作り方知ってるんで教えてあげますよ」
「本当ですか?いやぁ助かります!」
こうして二人の仲は急速に縮まり、ついには友情すら芽生え始めるのであった。
「私達は友達ですね!」
「ええ、我々は友達ですとも!」
そして二人は固い握手を交わす。
「ああよかった!……ところでどうして私のことを知っていたんですか?」
「実は今朝方ニュースを見ておりましたら、たまたま貴方の名前が出てきて驚きました。まさか有名人と知り合いになれるとは思いませんでしたよ!」
「いやいやこちらこそ、映画以外で会うことができるなんて思ってもみなかったです!」
二人の会話は弾む。そしてそんな二人の元に、一人の警官が現れた。
「すみません。あなた方が話していた例の映像についてなのですが、あれはやはり合成映像ではなく、本当の出来事だったようです」
その言葉を聞いて、アーノルドとサイヤ人スーツの男の動きが止まる。
「……ということは、つまりどういうことですか?」
「はい。その映像に映っていた少年は実在します。そして現在行方不明となっております」
「なんということでしょう!それは大変じゃないですか!」
「はい。それで我々としては捜査のため、ぜひアーノルドさんのご協力をいただきたいと思っているのですが……」
「いえ、残念ながらそれはできません。なぜなら私は今仕事中だからです。この通り」
FBIの制服を着て、銃を手にした男が立っている光景こそが、まさに仕事中だったのだが、アーノルドはそれを気にも止めず断言した。
「いやでも……」
それでも食い下がろうとする警察官に、サイヤ人スーツの男は慌ててフォローに入る。
「まあまあ落ち着いてください!アーノルドさんの仕事が終わったら手伝うというのはどうでしょうか?」
「おお、なるほど。そういうことでしたら問題ありませんね」
そうして話がまとまりかけた時、また別の警官が現れ、耳打ちをした。
すると、今度はFBIの男は慌て始めた。
「申し訳ないアーノルドさん。急用ができてしまいました。また後日連絡させて頂きます」
それだけ言い残し、警官は部屋を出ていった。
「何かあったんですかね?」
「さあ、わかりませんね」
「そうだ!アーノルドさん!」
「何ですか?」
「あのですね!もしよろしかったら、俺と一緒に協力して、その少年を探してくれませんか!?」
「なんですって?」
「俺は光泥団子作りが得意なんですよ!」
こうしてサイヤ人スーツの男とアーノルド・シュワルツェネッガーによる、『ターザン捜索隊』が結成された。
彼らは早速情報交換を行うことにした。
まずはお互いの知っている情報を開示する。
「そうですか。そんなことがあったんですか……」
サイヤ人スーツの男の話を聞いたアーノルド・シュワルツェネッガーは、苦虫を噛み潰したような顔をしている。
「ええ、そうなんです」
「……その件ですが私には荷が重いです。どうか他をあたってくれませんか?」
「そう言わずにアーノルドさん!これは世界的な大事件ですよ!?」
アーノルド・シュワルツェネッガーは頑として首を縦に振らない。
そこへ、再び一人の警官が現れる。
「失礼します。例の映像について新たな情報が入って参りました」
「ほう?どんな内容ですか?」
「はい。実は先程、ある人物から情報提供がありまして……。なんでも、その少年の名はタダノ・ヨウスケというらしいです」
「ふむ、それは一体どこの情報ですか?」
「ど、どうしました?」
だがアーノルドはお構いなしに続ける。
「……詳しく話を聞かせてください」
それからしばらくの間、二人の間で激しい舌戦が繰り広げられた。
そして一時間後。
二人の話し合いが終わる頃には、すでに日が暮れていた……。
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時は少し遡り、アメリカ某所。
まねできん
再逮捕された2人が勤務していた介護施設=2021年11月16日午後1時54分、広島県庄原市、三宅梨紗子撮影
勤務していた介護施設で90~100歳代の入所者にわいせつな行為をしたとして、広島県警庄原署は6日、いずれも元介護職員の宇津宮卓也容疑者(27)=同県三次市十日市南3丁目=と、池田瑠里子容疑者(37)=同県庄原市宮内町=を準強制わいせつ容疑で再逮捕し、発表した。宇津宮容疑者は「間違いありません」、池田容疑者は「いけないことをした」といずれも容疑を認めているという。
発表によると、宇津宮容疑者は9月27日、庄原市内の介護施設で90代の女性入所者の上半身を触った疑いがある。池田容疑者は9月29日と30日、同じ施設で100歳代の男性入所者の下半身を触った疑いがある。
庄原署は先月、別の90代の女性入所者に宇津宮容疑者の下半身を触らせたとして、2人を準強制わいせつ容疑で逮捕=6日に処分保留で釈放=していた。宇津宮容疑者は別の建造物侵入容疑で逮捕=処分保留で釈放=され、捜査関係者によると、その際に押収したスマートフォンなどの証拠品から今回の容疑が浮上したという。(戸田和敬)
なにしろ暴力というのは、人々が自分勝手に行使すれば、ときに人権を脅かし、社会秩序を乱し、それを収めるには軍隊や警察など、さらに強い武力が必要となってしまう。人間社会では、いかに人の持つ暴力性を抑え、あらゆる対立を非暴力的な手段によって理性的に解決する努力がなされてきた。
だから格闘技においても、暴力性をいかに否定し、大衆文化として認知されるかというのは、常に大きな課題なのである。朝倉やABEMA、スポーツ紙などに欠けているのはその認識で、格闘技に関わっていても、そもそも格闘技とは何で、どのような均衡の上に成り立っているのかという点を十分に考えていないように見える。
多くの格闘技はそれぞれルーツを辿れば血なまぐさい原点を持つ。プロボクシングもその原点は奴隷を死ぬまで戦わせる古代の見世物だった。原始的で野蛮なものが、社会が成熟する過程でスポーツとして整備されるのには、かなりの年月を要している。
歴史の古いボクシングは、かつて白人が黒人との対戦を拒否できる制度のために人種差別問題と無縁ではなかったり、プロモーターによる選手の独占的契約が「奴隷制度」と重なって、アメリカではこれを規制するモハメド・アリ法もある。五輪競技となるまでにも紆余曲折あり、良識派の人々から「暴力ショー」と見られることから、関係者たちは必死に自分たちの協議を守ってきた。
総合格闘技の変化
一方、朝倉がやっている総合格闘技についても、いま世界的な人気イベントとなったUFCでさえ発足当初はルールが整備されておらず、1993年の第1回大会は目潰し、噛み付きなど最小限の反則以外は自由で、無制限ラウンド、体重の階級制も判定決着もなかった。
そこで暴力ショーとの批判が各地で巻き起こり、アメリカ国内でも開催が許されたのは一部の州だけだった。実際、ケガ人も続出。日本でも初期UFCの影響下で行なわれた1995年の「バーリ・トゥード・ジャパン」では、中井祐樹が相手の反則で右目を失明した。
背景には、ポルトガル語で「何でもあり」を意味する大会名のために、大会がノールールの喧嘩マッチのようなイメージとなっていたことがある。いまほど格闘技が「スポーツ化」されていない時代には、ルールを守る意識の薄い格闘家がいたのだ。
結局、エンターテインメントの発展がうまいアメリカでは、UFCは、2000年に州のアスレチック・コミッションが指導した統一ルールに従って、28回目の大会から一気に「競技化」が進んだ。ルールが整備されると参加者が増え、喧嘩屋レベルの者が淘汰され、いまやプロボクシングに並ぶ人気イベントになった。
アメリカのコミッションは、日本のボクシング・コミッション(JBC)のような一財団法人ではなく、知事が責任者を選ぶなど行政下の組織で、強い権限を持つ。格闘技イベントの聖地、ラスベガスのあるネバダ州コミッションの責任者、ボブ・ベネット氏は元FBI捜査官で、力の差が大きいと判断したマッチメイクは、主催者が大手の組織でも遠慮なく却下した。
ベネット氏は「とても危険な職業なので、できるだけ安全にするのが我々の義務」と語っていた。アメリカであれば、朝倉と素人の喧嘩ショーは、コミッションが開催許可をしなかったはずだ。
グルーミング(性犯罪者が年下(もしかしたらそれに限らず?)との性的接触を実行段階に移す前段階としての信頼関係の構築を行う行為)への罰則をというニュースを見た。
https://www.huffingtonpost.jp/entry/story_jp_619f3793e4b044a1cc114845
ハフポストであるのでそこまで真剣に取り合う問題でもない気がするが、実際に行われるとしたら、社会全体が人間の発達期において、世代の上下をまたぐようなコミュニケーション全体を忌避するようになるのだろうか。
そのような環境が到来したときには、家族内部で解決できない、あるいはそこに起因する問題を抱えた子供を、血縁関係の外側にいる人間が個人や地域としてかかわるということは基本的に異常な行為とみなされ(今も?また基本的にそういう子供に“かかわる”人間は奇特な人間か異常者が多いのは確かかもしれないが…)、問題に対処する役割だということを国家が規定した施設や人物に問題を通告して、その後は関わらないのが正しい市民の在り方ということになるのだろう。
そうなったときにはおそらく今まで以上に児童相談所の役割は増大するのであろうし、そのために社会全体が経済的な負担をする必要があるが、果たしてそれを受け入れるのだろうか。
もしも負担なくして罰則を設けるということであれば、子供を取り巻く環境はかなり悪化するような気がする。
またうがった見方をすれば、国家が(あるいは何らかの共同体が?)家族の在り方というものにかなり深く干渉するきっかけとなりうる動きなのかもしれない。
しかしながら、民主主義社会にいる以上、声が上がったからにはその意見に対して真剣に向き合う必要があるのは確かであろうし、そもそもの問題として(グルーミングが)『性犯罪をおこなうのは見知らぬ通りすがりではなく、ある程度知り合った周囲の人間のほうが多い』という話とつながっている(顔見知りになり警戒を解いてから実行に移すので行為の成功率も高いし、発覚の恐れも少ない)のもたしかであろう。
外部の人間からすれば、「人間の記憶それ自体は内部・外部によって容易に操作され変質しうる(虐待や性犯罪の記憶は身体が捏造することもあり得る)」という事実のほうばかり向きがちで、実際に被害を受けた被害者の改革の訴えにはどうしても及び腰となるが、直接捜査や処罰の対象とはならずとも、発覚した性犯罪にたいして、完遂されたもの以外にも前段階にある性犯罪被害に対して罰則をという形であればある程度受け入れられやすいのではないだろうか。
ただし、罰則の追加や強化ははやり慎重に行われるべきであるし、加えて犯罪者となった人間をぶち込んで終わり、隔離して終わりという形の解決ではなく、被害者・加害者問わず治療などの防止策を含めて考える必要があるであろう。
再発の防止、被害の抑止という形での規制や改革は行われるべきであるが、性犯罪に限らず過去の被害の応報として社会の規則を定めたり変えたりということには少なくとも慎重であるべきだと思う。