2021-11-29

グルーミング規制

グルーミング性犯罪者が年下(もしかしたらそれに限らず?)との性的接触を実行段階に移す前段階としての信頼関係の構築を行う行為)への罰則をというニュースを見た。

https://www.huffingtonpost.jp/entry/story_jp_619f3793e4b044a1cc114845

ハフポストであるのでそこまで真剣に取り合う問題でもない気がするが、実際に行われるとしたら、社会全体が人間の発達期において、世代上下をまたぐようなコミュニケーション全体を忌避するようになるのだろうか。

そのような環境が到来したときには、家族内部で解決できない、あるいはそこに起因する問題を抱えた子供を、血縁関係の外側にいる人間個人地域としてかかわるということは基本的に異常な行為とみなされ(今も?また基本的にそういう子供に“かかわる”人間奇特人間か異常者が多いのは確かかもしれないが…)、問題対処する役割だということを国家規定した施設人物問題を通告して、その後は関わらないのが正しい市民の在り方ということになるのだろう。

そうなったときにはおそらく今まで以上に児童相談所役割は増大するのであろうし、そのために社会全体が経済的負担をする必要があるが、果たしてそれを受け入れるのだろうか。

もしも負担なくして罰則を設けるということであれば、子供を取り巻く環境はかなり悪化するような気がする。

またうがった見方をすれば、国家が(あるいは何らかの共同体が?)家族の在り方というものにかなり深く干渉するきっかけとなりうる動きなのかもしれない。

しかしながら、民主主義社会にいる以上、声が上がったからにはその意見に対して真剣に向き合う必要があるのは確かであろうし、そもそも問題として(グルーミングが)『性犯罪をおこなうのは見知らぬ通りすがりではなく、ある程度知り合った周囲の人間のほうが多い』という話とつながっている(顔見知りになり警戒を解いてから実行に移すので行為成功率も高いし、発覚の恐れも少ない)のもたしかであろう。

外部の人間からすれば、「人間記憶それ自体は内部・外部によって容易に操作され変質しうる(虐待性犯罪記憶身体捏造することもあり得る)」という事実のほうばかり向きがちで、実際に被害を受けた被害者の改革の訴えにはどうしても及び腰となるが、直接捜査処罰対象とはならずとも、発覚した性犯罪にたいして、完遂されたもの以外にも前段階にある性犯罪被害に対して罰則をという形であればある程度受け入れられやすいのではないだろうか。

ただし、罰則の追加や強化ははやり慎重に行われるべきであるし、加えて犯罪者となった人間をぶち込んで終わり、隔離して終わりという形の解決ではなく、被害者・加害者わず治療などの防止策を含めて考える必要があるであろう。

再発の防止、被害の抑止という形での規制改革は行われるべきであるが、性犯罪に限らず過去被害の応報として社会規則を定めたり変えたりということには少なくとも慎重であるべきだと思う。

  • 先月から言われ始めてたよ規制 日本で公に言われたのは諸外国の青少年関連規制の調査報告書が出た2015年じゃないかな

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