はてなキーワード: 巡洋艦とは
さあ、今週もやってまいりました。「ハイスクール・フリートを見よう!」のお時間です。
みなさん、もうハイスクール・フリートRUNには登録なさいましたか?
登録可能人数は決まっているので、忘れて航海しないようにしてくださいね!
艦隊これくしょんというゲームが流行り、アニメオタク界隈でも戦艦、巡洋艦、駆逐艦が別物であることを理解している人も多いことでしょう。
ハイスクール・フリートに登場する「晴風」はアニメであまり題材になっていない駆逐艦!
・・・なのですが、実は中身はかつての陽炎型駆逐艦とは全く別物になっています。
大きなお風呂がある!自販機がある!教室がある!艦橋に舵輪がある!
時代が変わり、用途が変わり、駆逐艦の中身も変わって行ったのですね・・・。
そういったところに思いを馳せたり考察してみるのも面白い楽しみ方です!
中身は変わってしまいましたが、カッコよさは変わらない!
特に注目のポイントはやはり12話。全員の思いを一つにして、海を割いて武蔵へと向かっていく晴風の姿は感動ものです。
※7/10追記
ブックマークで疑問に思われていた方がいたので。
元来航空主兵論信者かつ五航戦ファンだった流れで、2013年9月から艦これを初め、2015年夏イベを最後に離脱。
その後実装された基地航空隊に興味があったので、それだけGW中に開放できればと再開。
鹿島の爆発的人気にびっくりとか、サラトガ取り逃したとか色々思う所もあるけど、それもまあ些細な話ということで。
改めて遊んでみて感じたけど、本当にこのゲームは屋上屋を架し続けて、無駄に複雑化してしまったなあと。
なんかこう、無駄に複雑なルールで運ゲーという意味では、もはや麻雀といい勝負な気がしてきた。
以下、複雑な諸々の中でも特に思った点について。
戦艦とか空母とか巡洋艦とか、色々艦種があって、それらを把握するのも結構大変なのに、こうした特徴については今や「基本的に」という但し書きが必要である。
殆どの艦種で、艦種としての特徴を逸脱する例外を備えた艦娘がいるとか、「奥が深い」というよりテキトー過ぎじゃね?という感想しか湧いてこない。
しかも、ゲーム上そうした例外が無視できる内容ならまだしも、攻略に少なからず重要だったりするのだ。
それこそ何かあれば攻略wikiを読んで「ああ、その例外要素を突くことでその任務を攻略するのね」と思うことしきりである。
作っている方もプレイヤーがwiki片手に攻略進めるのを踏まえて実装しているきらいがあるけど、それもなんだかズレているよなあという感じ。
艦種の話もそうだけど、正直言ってこのゲームの目玉の一つである戦闘システム、今始める人に理解できるとは到底思えない。
というか今遊んでる人、戦闘がどういう順番で進み、各フェーズでどんな条件で何が発生し、それを有利に進めるのにどんな編成/装備が必要で、そもそも戦闘に備えてどんな段取りをすればいいかなど、分かりやすく初心者提督に説明できます?
夜戦連撃/カットイン、支援艦隊、弾着観測、艦載機熟練度、主砲のフィット、索敵成否、基地航空隊、開幕対潜攻撃、対空カットインと、ざっと思いつくだけでこれだけの要素が最終的に絡んでくるのである。
戦闘要素以外でも大型艦建造、改修工廠、遠征の効率、工作艦の活用などなど、気にかけることが少なからず存在する。
4年かけて、ここまで複雑化してきたわけだ。
それこそ昔はもっとずっとシンプルだったのに、どうしてこうなった。
しかもwikiで調査する有志が存在することに胡座をかいているのか知らないが、上述の要素が未だにほぼ全てマスクデータというのも、何か間違っている気がする。
隣の芝生は青いことを差っ引いても、流石腐ってもセガと言っていいだろう。
プレイ動画を見る限り、直感的に遊べて、ブラゲのオリジナルよりは遥かにシンプルで、しかも必要な情報はかなり開示されているっぽい。
これは面白そう。
ちなみに航空主兵提督の筆者は当然空母機動部隊で遊びたいのだが、そういう偏ったプレイスタイルであっても案外遊べそうなのも良さげ。
勿論空母の戦力がまともに機能するまでは壮絶なコストが掛かりそう(艦載機の開発とかプレイヤースキルの錬成とか)だけど、それもゲーム的に納得できるのである。
もし空母の運用が今よりハードル低かったら、AC版は「アウトレンジから索敵機飛ばして攻撃隊でボス艦隊だけをスナイプして一撃離脱する」というプレイに終始することになり、「毎日がドーリットル空襲」みたいなゲームになってしまうだろう。
そんなことを考えた、我ながらしょーもないGWだった。
https://twitter.com/0830yukkey/status/764047717567832066
ユキオ0830 @0830yukkey
@Fruskiy001 はじめまして。先生の記事やご本を買いまして勉強してます。ところで、先生の本のない言おうを内田弘樹という作家が盗作した疑惑がありますがご存知ですか。http://anond.hatelabo.jp/20160627202408 調べたほうがいいと思います。失礼します。#盗作
https://twitter.com/0830yukkey/status/764048377247961088
ユキオ0830
@0830yukkey
@Fruskiy001 先生の本は、見つからないのでもできる限り新刊で買いますので、がんばってください。盗作だったら悪いことなので許しちゃいけないと思います。
https://twitter.com/Fruskiy001/status/764073832046927873
敵国のご隠居 @Fruskiy001
@0830yukkey どうも拙書をお読みいただき、有り難うございます。その件は当方は存じ上げておりませんが、体調が回復したら、少し調べてみようかと思います。 本当にわざわざご連絡いただき、有り難うございました。
以下経緯
内田弘樹氏寄稿による雑誌「丸」掲載の記事に対し、2chにて当該文には、アイオワ級に関するWikipedia記事
(https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%82%A4%E3%82%AA%E3%83%AF%E7%B4%9A%E6%88%A6%E8%89%A6)
からの引き写し、および当該Wikipedia記事の底文となっている、
『歴史群像太平洋戦史シリーズVol.58「アメリカの戦艦」』 学研、2007年5月。ISBN 978-4-05-604692-2。
大塚好古 『【第6章・第1部】3万5000トン型新戦艦「ノース・カロライナ」級』。
上掲記事からの文章剽窃が認められるのではないかという疑義がなされたものである。
====
http://shiba.2ch.net/test/read.cgi/anime/1458575380/460-507
軍事趣味雑誌「丸」7月号に内田先生が「不動の高速戦艦チャンプ「アイオワ」級」なる記事を書いているが、わずか6ページの記事に、一読して「おや?」と思うような記述がどっさり。
以下に明らかにおかしい個所を列挙する。
「1938年」が「エスカレーター条項が」にかかるのなら、「……したため、1938年にエスカレーター条項が発動」と書かないといけないだろう。
国語的におかしい。「保有枠を戦艦、」のあとに脱文があるのではないか。
「最大統制口径」なる用語は初めて見た。「主砲口径制限」が普通だろう。
ここでの「条約」は、日本が1934年に不延長を宣言したワシントン条約のことである。
文中「ワシントン」が出てこないのはどういうことか。
ワシントン条約失効に伴い新戦艦を計画したのは米英も同じであり。日本だけの話ではない。
ここは「ワシントン条約失効により建造される日本の新戦艦の性能を」で文を始めるべきであった。
1940年予算建造の「イリノイ」「ケンタッキー」はどこへ行った。
船体が長くなり、機関が強化されるとなぜ重心が上がるのか?
船の用語で wet は「湿った」ではないだろう。意味をとれば「波をかぶる」ということである。
また、アイオワ級がウェットだと言われるのは、艦首寄りの船体を細く絞ったために艦首浮力が減り、水面下に突っ込んだ時に浮き上がる力が少なくなったからである。
このへんウィキペの丸写し。
「口径が延長」はおかしいだろう。「砲身長が延長されたため」だけでよく、カッコ内は不要。
ほぼウィキペの丸写し。
4機積めるはず。
矛盾してるだろう。
これはサウスダコタが狭すぎたということで、アイオワだって狭くて不評なのである。
「しかし居住設備は当初計画時1900名強だったのが、戦時の実際の運用では2800名~2900名と1000名近く増加し、極めて苦しい状態だったのは事実である。艦内スペースはかなり不足していたらしい(世界の艦船545集より)」
ローズヴェルト大統領を降ろしたのはカサブランカではなく、500km以上東のメルセルケビル(オラン)。
こう書くと、いかにも「ミズーリ」が仁川を砲撃したように感じられるが、実際に砲撃したのは東海岸の三陟である。
アメリカは古い巡洋艦を何隻もミサイル艦に改造している一方、1950年代に新造されたミサイル巡洋艦は1隻だけ。
いまウィキペをざっと見てみたら、「ミズーリ」に特攻機が突入したところの記述もウィキペの丸写しだった。ひどいもんだよ。
降伏調印式の日付、明らかにwikipedeiaの戦艦ミズーリの項内の
>ミズーリは8月21日に東京に上陸する占領部隊のため200名の士官及び兵士をアイオワに移乗させた。その後8月29日に降伏調印式準備のため東京湾に入った。
を早とちりしたままその後の
>日本政府および軍の降伏文書調印式は、9月2日に東京湾(中の瀬水道中央部千葉県よりの海域)に停泊するミズーリの甲板上で
>副砲は当初ウースター級軽巡洋艦に搭載された一五・二センチ両用連装砲が搭載予定だったが、重量の問題と同砲の開発が遅れたとこで、サウスダコタ級と同じ
>三八口径五インチ連装高角砲が両舷中央部に各五基装備された。射撃指揮装置としては、Mk4レーダー付きのMk37射撃指揮装置が合計四基搭載された。
>副砲は当初ウースター級軽巡洋艦に搭載された15.2cm47口径両用連装砲を採用予定だったが、重量問題と開発遅延のため、結局ノース・カロライナ級
>やサウスダコタ級と同じ12.7cm38口径両用連装砲が採用され、これらを両舷中央部に各5基搭載された。
>副砲の射撃指揮装置は、Mk4レーダーを装着したMk37 射撃指揮装置が艦橋全部に各1基、加えて一番煙突の両舷部に各1基の計4基が搭載された。
>当初、副砲はのちに「ウースター」級軽巡洋艦が搭載した六インチ四七口径連装両用砲の採用も検討されたが、重量の問題と同砲の開発遅延によって、前級と同型の
>五インチ三八口径連装高角砲が艦の中央部に各四基搭載されている。高角砲の射撃指揮用としては、Mk4レーダー付きのMk37射撃指揮装置が前後の艦橋部に各一基、
>一番煙突側部の両舷部に各一基の計四基搭載されていた。
丸パクリとは失礼な。wikiの参考文献をパクリつつwikiからは要約の仕方をパクってるだけだぞ
https://twitter.com/0830yukkey/status/764047717567832066
ユキオ0830 @0830yukkey
@Fruskiy001 はじめまして。先生の記事やご本を買いまして勉強してます。ところで、先生の本のない言おうを内田弘樹という作家が盗作した疑惑がありますがご存知ですか。http://anond.hatelabo.jp/20160627202408 調べたほうがいいと思います。失礼します。#盗作
https://twitter.com/0830yukkey/status/764048377247961088
ユキオ0830
@0830yukkey
@Fruskiy001 先生の本は、見つからないのでもできる限り新刊で買いますので、がんばってください。盗作だったら悪いことなので許しちゃいけないと思います。
https://twitter.com/Fruskiy001/status/764073832046927873
敵国のご隠居 @Fruskiy001
@0830yukkey どうも拙書をお読みいただき、有り難うございます。その件は当方は存じ上げておりませんが、体調が回復したら、少し調べてみようかと思います。 本当にわざわざご連絡いただき、有り難うございました。
以下経緯
内田弘樹氏寄稿による雑誌「丸」掲載の記事に対し、2chにて当該文には、アイオワ級に関するWikipedia記事
(https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%82%A4%E3%82%AA%E3%83%AF%E7%B4%9A%E6%88%A6%E8%89%A6)
からの引き写し、および当該Wikipedia記事の底文となっている、
『歴史群像太平洋戦史シリーズVol.58「アメリカの戦艦」』 学研、2007年5月。ISBN 978-4-05-604692-2。
大塚好古 『【第6章・第1部】3万5000トン型新戦艦「ノース・カロライナ」級』。
上掲記事からの文章剽窃が認められるのではないかという疑義がなされたものである。
====
http://shiba.2ch.net/test/read.cgi/anime/1458575380/460-507
軍事趣味雑誌「丸」7月号に内田先生が「不動の高速戦艦チャンプ「アイオワ」級」なる記事を書いているが、わずか6ページの記事に、一読して「おや?」と思うような記述がどっさり。
以下に明らかにおかしい個所を列挙する。
「1938年」が「エスカレーター条項が」にかかるのなら、「……したため、1938年にエスカレーター条項が発動」と書かないといけないだろう。
国語的におかしい。「保有枠を戦艦、」のあとに脱文があるのではないか。
「最大統制口径」なる用語は初めて見た。「主砲口径制限」が普通だろう。
ここでの「条約」は、日本が1934年に不延長を宣言したワシントン条約のことである。
文中「ワシントン」が出てこないのはどういうことか。
ワシントン条約失効に伴い新戦艦を計画したのは米英も同じであり。日本だけの話ではない。
ここは「ワシントン条約失効により建造される日本の新戦艦の性能を」で文を始めるべきであった。
1940年予算建造の「イリノイ」「ケンタッキー」はどこへ行った。
船体が長くなり、機関が強化されるとなぜ重心が上がるのか?
船の用語で wet は「湿った」ではないだろう。意味をとれば「波をかぶる」ということである。
また、アイオワ級がウェットだと言われるのは、艦首寄りの船体を細く絞ったために艦首浮力が減り、水面下に突っ込んだ時に浮き上がる力が少なくなったからである。
このへんウィキペの丸写し。
「口径が延長」はおかしいだろう。「砲身長が延長されたため」だけでよく、カッコ内は不要。
ほぼウィキペの丸写し。
4機積めるはず。
矛盾してるだろう。
これはサウスダコタが狭すぎたということで、アイオワだって狭くて不評なのである。
「しかし居住設備は当初計画時1900名強だったのが、戦時の実際の運用では2800名~2900名と1000名近く増加し、極めて苦しい状態だったのは事実である。艦内スペースはかなり不足していたらしい(世界の艦船545集より)」
ローズヴェルト大統領を降ろしたのはカサブランカではなく、500km以上東のメルセルケビル(オラン)。
こう書くと、いかにも「ミズーリ」が仁川を砲撃したように感じられるが、実際に砲撃したのは東海岸の三陟である。
アメリカは古い巡洋艦を何隻もミサイル艦に改造している一方、1950年代に新造されたミサイル巡洋艦は1隻だけ。
いまウィキペをざっと見てみたら、「ミズーリ」に特攻機が突入したところの記述もウィキペの丸写しだった。ひどいもんだよ。
降伏調印式の日付、明らかにwikipedeiaの戦艦ミズーリの項内の
>ミズーリは8月21日に東京に上陸する占領部隊のため200名の士官及び兵士をアイオワに移乗させた。その後8月29日に降伏調印式準備のため東京湾に入った。
を早とちりしたままその後の
>日本政府および軍の降伏文書調印式は、9月2日に東京湾(中の瀬水道中央部千葉県よりの海域)に停泊するミズーリの甲板上で
>副砲は当初ウースター級軽巡洋艦に搭載された一五・二センチ両用連装砲が搭載予定だったが、重量の問題と同砲の開発が遅れたとこで、サウスダコタ級と同じ
>三八口径五インチ連装高角砲が両舷中央部に各五基装備された。射撃指揮装置としては、Mk4レーダー付きのMk37射撃指揮装置が合計四基搭載された。
>副砲は当初ウースター級軽巡洋艦に搭載された15.2cm47口径両用連装砲を採用予定だったが、重量問題と開発遅延のため、結局ノース・カロライナ級
>やサウスダコタ級と同じ12.7cm38口径両用連装砲が採用され、これらを両舷中央部に各5基搭載された。
>副砲の射撃指揮装置は、Mk4レーダーを装着したMk37 射撃指揮装置が艦橋全部に各1基、加えて一番煙突の両舷部に各1基の計4基が搭載された。
>当初、副砲はのちに「ウースター」級軽巡洋艦が搭載した六インチ四七口径連装両用砲の採用も検討されたが、重量の問題と同砲の開発遅延によって、前級と同型の
>五インチ三八口径連装高角砲が艦の中央部に各四基搭載されている。高角砲の射撃指揮用としては、Mk4レーダー付きのMk37射撃指揮装置が前後の艦橋部に各一基、
>一番煙突側部の両舷部に各一基の計四基搭載されていた。
丸パクリとは失礼な。wikiの参考文献をパクリつつwikiからは要約の仕方をパクってるだけだぞ
潮書房光人社、月刊「丸」2016年7月号掲載記事、筆者、内田弘樹氏
http://shiba.2ch.net/test/read.cgi/anime/1458575380/460-507
軍事趣味雑誌「丸」7月号に内田先生が「不動の高速戦艦チャンプ「アイオワ」級」なる記事を書いているが、わずか6ページの記事に、一読して「おや?」と思うような記述がどっさり。
以下に明らかにおかしい個所を列挙する。
「1938年」が「エスカレーター条項が」にかかるのなら、「……したため、1938年にエスカレーター条項が発動」と書かないといけないだろう。
国語的におかしい。「保有枠を戦艦、」のあとに脱文があるのではないか。
「最大統制口径」なる用語は初めて見た。「主砲口径制限」が普通だろう。
ここでの「条約」は、日本が1934年に不延長を宣言したワシントン条約のことである。
文中「ワシントン」が出てこないのはどういうことか。
ワシントン条約失効に伴い新戦艦を計画したのは米英も同じであり。日本だけの話ではない。
ここは「ワシントン条約失効により建造される日本の新戦艦の性能を」で文を始めるべきであった。
1940年予算建造の「イリノイ」「ケンタッキー」はどこへ行った。
船体が長くなり、機関が強化されるとなぜ重心が上がるのか?
船の用語で wet は「湿った」ではないだろう。意味をとれば「波をかぶる」ということである。
また、アイオワ級がウェットだと言われるのは、艦首寄りの船体を細く絞ったために艦首浮力が減り、水面下に突っ込んだ時に浮き上がる力が少なくなったからである。
このへんウィキペの丸写し。
「口径が延長」はおかしいだろう。「砲身長が延長されたため」だけでよく、カッコ内は不要。
ほぼウィキペの丸写し。
4機積めるはず。
矛盾してるだろう。
これはサウスダコタが狭すぎたということで、アイオワだって狭くて不評なのである。
「しかし居住設備は当初計画時1900名強だったのが、戦時の実際の運用では2800名~2900名と1000名近く増加し、極めて苦しい状態だったのは事実である。艦内スペースはかなり不足していたらしい(世界の艦船545集より)」
ローズヴェルト大統領を降ろしたのはカサブランカではなく、500km以上東のメルセルケビル(オラン)。
こう書くと、いかにも「ミズーリ」が仁川を砲撃したように感じられるが、実際に砲撃したのは東海岸の三陟である。
アメリカは古い巡洋艦を何隻もミサイル艦に改造している一方、1950年代に新造されたミサイル巡洋艦は1隻だけ。
いまウィキペをざっと見てみたら、「ミズーリ」に特攻機が突入したところの記述もウィキペの丸写しだった。ひどいもんだよ。
降伏調印式の日付、明らかにwikipedeiaの戦艦ミズーリの項内の
>ミズーリは8月21日に東京に上陸する占領部隊のため200名の士官及び兵士をアイオワに移乗させた。その後8月29日に降伏調印式準備のため東京湾に入った。
を早とちりしたままその後の
>日本政府および軍の降伏文書調印式は、9月2日に東京湾(中の瀬水道中央部千葉県よりの海域)に停泊するミズーリの甲板上で
>副砲は当初ウースター級軽巡洋艦に搭載された一五・二センチ両用連装砲が搭載予定だったが、重量の問題と同砲の開発が遅れたとこで、サウスダコタ級と同じ
>三八口径五インチ連装高角砲が両舷中央部に各五基装備された。射撃指揮装置としては、Mk4レーダー付きのMk37射撃指揮装置が合計四基搭載された。
>副砲は当初ウースター級軽巡洋艦に搭載された15.2cm47口径両用連装砲を採用予定だったが、重量問題と開発遅延のため、結局ノース・カロライナ級
>やサウスダコタ級と同じ12.7cm38口径両用連装砲が採用され、これらを両舷中央部に各5基搭載された。
>副砲の射撃指揮装置は、Mk4レーダーを装着したMk37 射撃指揮装置が艦橋全部に各1基、加えて一番煙突の両舷部に各1基の計4基が搭載された。
>当初、副砲はのちに「ウースター」級軽巡洋艦が搭載した六インチ四七口径連装両用砲の採用も検討されたが、重量の問題と同砲の開発遅延によって、前級と同型の
>五インチ三八口径連装高角砲が艦の中央部に各四基搭載されている。高角砲の射撃指揮用としては、Mk4レーダー付きのMk37射撃指揮装置が前後の艦橋部に各一基、
>一番煙突側部の両舷部に各一基の計四基搭載されていた。
丸パクリとは失礼な。wikiの参考文献をパクリつつwikiからは要約の仕方をパクってるだけだぞ
女の子がひたすら可愛くてキャッキャウフフするのをお前らは望んでるんじゃないか。
ちょっと巡洋艦とかで有名な戦艦が出たらお前ら喜んで金を落とすんじゃないのか?
それを狙って色々カス過ぎるイベントをやって盛り上げてやってるのに
折角聖地巡礼までイベント拵えてやってるのに、来てくれるのはありがたいけど
それともこのアニメ、そんなにクソなのか?
何でミーちゃんはずっと乗ってるんだとか、シロちゃんが無能引き摺ってるのかとか
トイレットペーパーがなくなったから代わりに水洗にしたじゃないか。
何が問題なのか。
俺、今の所はいふりに何も悪い所ないと思ってるよ。
ビビパンみたいでえっちだな、エロいな、けしからんなって思いながら視聴してますよ。
毎週楽しみなんですよね。
お前らは違うの?
◆0,艦これについて
『艦これ』が一部界隈で話題になり始めた直後にプレイし始め、継続プレイ約1年ちかく。
小規模ゲームであるにも関わらず、すさまじい数のプレイヤーが遊ぶ人気ゲームとなり、
小規模な運営も火の車状態でなんとか回している・・・という現状。
また、ゲーム内容についてもその辺のすぐに「いいから金を出せ!」という化けの皮が剥がれるゲームに比べれば
はるかによく出来ていると思う(実際私も2000円で入渠ドックを2つだけと、関連グッズ、公式書籍等何点か購入しただけで1年近く遊べている)。
しかし、元々「さっさとたたむつもりだった」(白書インタビューより)からか、1周年を迎えた『艦これ』は
いちプレイヤーから見ても「やや雲行きが怪しくなってきた」と感じる。
以下はあくまで私がいちプレイヤーとしてプレイしていて感じた点であり、
決して『艦これ』自体のアンチである、萌えミリアレルギーというわけではない。
艦娘の強さに関しては、ゲーム開始時に規定された数値が継続して使用されている。
だいたいは元になった艦種ごとにスペックを算出し、基礎値+近代改修値(合成)が限界である。
この数値はゲーム開始時に設けられたスペックを使い続けているものであり、新鋭艦でもそれほど大きくは変わらない。
それ自体はキャラゲーとして見れば許容範囲だろうが、この問題は以下で述べる2,3の問題点により構成されている。
要約すれば「新装備・レベルキャップ解放のないMMO状態」である。
現状でプレイヤーが組める最強のパーティーは戦艦・空母編成であるが、その戦艦/空母編成を遥かに越えて敵だけが
インフレしすぎている、というような問題が発生しているためこの後はもう泥沼になる様しか想像できないのである(詳しくは3で述べる)。
キャラゲーとして「好きなキャラを強くする」にも、2の問題が引っかかり数ヶ月単位の時間がかかるという延命仕様であり、
これからアニメ・グッズ展開などをかけていくにあたって「ゲーム自体が落ち目のMMOのような空気」を漂わせるというのが問題点だ。
また、平然とイベントなどで採用されるようになった「司令部レベルで敵の強さが変わるが、報酬は共通」という仕様も悪手で、
早々にプレイヤーが動かせるコマが頭打ちになってしまうので「一部の艦娘を入手し、育てたら後は司令部レベルを上げない」というのが
イベントを楽に攻略する手段だと言うのだからもはや笑うしかない状態である。
そもそも司令部レベルが高くて何故敵が強くなるのか?何故報酬が同じなのか?一切設定や「リアリティ」では説明が付かないし、
艦娘の強さは司令部レベル20でも50でも80でも頭打ちですよ、という話だ。
◆2,「新装備」が入手できない
とにかく「新装備」が手に入らないことが、先に述べた艦娘の強さの頭打ちを更に強めている。
例えば「20.3cm(3号)連装砲」は重巡を少しでも強くしたいプレイヤーにとっては欲しい装備であるが、
この装備は現状手に入れる方法はA,ランキング上位報酬 B,三隈(改)の初期装備 C,利根/筑摩(改二)の初期装備 D,衣笠(改二)の初期装備 の4つだけである。
Bは三隈を入手するというステップ自体が大型建造という全く割に合わないガチャを回すかドロップ堀り、
Cは勲章4つ(通常プレイでは2個/月でしか入手できない)、Dは非常に高いレベルまでの育成を必要とするため余程の根気が必要である。
ではAはどうなのかというと、サーバーにもよるだろうが「ランキング上位者はありえない量の戦果を稼いでいる」のである。
(参考までに述べておくと、横須賀サーバーではランキング1位は4月の集計時に6000近い戦果を稼いでいる)
これらのプレイヤーは24時間張り付いていたとしても手動では稼ぎ得ない戦果をたたき出し、その数値が他のプレイヤーからでも
参照できてしまうという状態、要するに「不正プレイが横行しているし、それをユーザーも確認できるが野放しにされている」という状況。
ほぼ現実的にレア装備を入手しうる手段であるランキング上位報酬も、多くのユーザーが不正プレイを使って優先的に取得している、という状況は
あまりにもまずい、というか普通のMMOなら大炎上不可避なレベルの事態ではあるが、『艦これ』では常態化している。
まあ、これは良い。好きなゲームだから太平洋よりも広い心で許すとしよう。
さて、このレアな装備を「先行」実装した時にははっきりと「将来的に他のプレイヤーも入手できます」と明言されているが、
上の例で挙げた3号砲が最初に配布されたのは2014年4月のランキング報酬である。
つまり、1年以上の間「先行」配信を受け取る資格を得た上位ランキングプレイヤー以外はB,C,Dのうちいずれかで
膨大な手間をかけてやっと1つ入手可能なのである。
これは他の装備(試作晴嵐)などでも同じで、ランキングに入賞できないプレイヤーは入手機会は未だに「イベント」か関連艦娘の装備だけである。
このような状況から、とにかく「自分の好きな艦娘を集め、一番良い装備をさせる」ことも非常に難しい。
元々『艦これ』が流行った要員に「キャラゲーとしての楽しみ」があるのは間違いないにも関わらず、
「好きなキャラを強くする」ことができる可能性が非常に狭められており、プレイしていてストレスに感じる。
「史実」という言葉がある。艦これに登場する艦娘は過去WWⅡにおいて建造された艦をモデルとしており、関連した能力を持つ。
これは『艦これ』というゲームの大前提であり、敵とステージもそれをある程度共有しているのが世界観としての約束であった。
この「史実」をモデルとすることによる豊富なバックボーンは多くのプレイヤーを惹きつけた要素となったわけだが、
残念なことに現在ではこの「史実」はプレイヤーを縛り付けるための方便だけに成り果てている。
『艦これ』では、プレイヤーが敵艦が跋扈する海域に突入し、連戦をくぐり抜け最終的にボスを倒す、というのが目的である。
一度でもゲームを製作したことがある方にあっては態々言うまでもなくご存知のことと思うが、プレイヤーのヘルス=敵のヘルスではない。
プレイヤーのヘルスは最後のリスポーンポイントからそこまで来るだけのバリューを持っており、リスポーン可能な敵のヘルスは軽い。
しかし、このゲームでは後半の海域に差し掛かるに連れて「味方よりも高いヘルスを持った敵」が平然と出現するのである。
『艦これ』がアクションゲームでなんとかガードを決めればどんな攻撃でもダメージ0どころか反撃できるとか、
プレイヤーの卓越した作戦でうまく行動する前に叩き潰せる等の方法があればこの構造は「ボスモンスター」として問題はない。
プレイヤーが艦娘たちの戦闘に干渉できるのは戦闘前の陣形決定ボタンを押すのみで、押した瞬間に勝敗は決するうえ、
味方の艦隊は敵陣の奥深くに切り込めば切り込むほど燃料・弾薬が減って不利になっていく。
そこで「何度も」味方のキャラクターよりも絶対的に強い敵が登場する、というマップ設計はゲーム制作素人どころの話ではない。
2-4などのようにボスとして配置するならまだわかる。
プレイヤーが使える艦娘は実質的にヘルスのキャップ値は100であるが、これら敵艦は平気で100を越えたヘルスを持つ。
更に道中で連戦・攻撃力も高い・避ける方法はなしとなればプレイヤーサイドでできる事は最早
「一番スペックの高い艦娘を並べて敵が攻撃を全部ミスすることを祈る」だけである。
先に述べたようにはっきりいって『艦これ』のゲームとしての戦略性は下の下どころの話ではない。祈るだけである。
いわば「味方を一切操作できないWizシリーズで何の対策もなしにクソ固いボーパルバニーと連戦」状態だ。
その状態でいくら「強敵」を出現させられても、「高難易度でやりがいがある」とはならずただ面倒なだけである。
そもそも、長門の2倍のHPを持ち、加賀の2倍の艦載数を不自然に一箇所に割り振られ、軽巡以上の対潜能力を持った艦とは何なのか?
帝国海軍が戦っていた相手にビッグセブンをはるかに越えたスペックを持つそのような化け物が居たということなのだろうか。
残念ながら筆者はWWⅡの時代の艦船の専門家ではないため、そのような存在がいたかどうかについては判断のしようがないのだが。
そして一方で、味方のステータス、装備はいつまでも「史実」に沿った数値のままで一向にパワーアップしない。
ケッコンカッコカリなどのシステムが追加こそされたものの、上がるステータス自体は微々たるもので
一部『if改造』の入った大井・北上は超パワーアップを遂げたという例を除けば「史実」は多くの艦娘にとって
実質的な「能力キャップ」として機能するだけのペナルティと化している。
戦艦で最強クラスの大和・武蔵が実装され、この「史実」をモデルにしている以上プレイヤーにはこれ以上強い戦艦は手に入らないのである、
それこそ大和が宇宙戦艦になったり武蔵がゲッターロボに乗るif改造でもなければ。
◆4,艦種の扱い
・大艦巨砲主義化
上述した難易度調整の結果、一部の艦以外の存在意義は非常にあやふやで、
周回して何度もボスドロップ等を入手しようというプレイヤーでなければ戦艦・正規空母以外を使う価値は非常に薄い。
そもそも強い強い敵と正面から殴りあうしか攻略が無いので、耐久と火力の高い艦以外は後半海域になると一気に出番がなくなる。
既存のマップがほぼすべて「戦艦や正規空母を含む敵と連続で会敵し、戦う」という構造を取ってしまっているため、
駆逐・軽巡などは道中に潜水艦が居る場合でもなければ入れる価値が非常に薄い、ただ大破撤退を引き起こすキャラと化している。
その潜水艦に関しても後先考えない実装をしたせいで味方の潜水艦だけは一瞬で敵駆逐・軽巡に大破させられるキャラとなっており
(対潜水艦装備をしていない駆逐・軽巡でもどんどん「敵だけは」攻撃を当ててくる)、通常マップではかなり有用性が薄い。
実際に後半海域で出番が回ってくるのはごく一部の戦艦娘や大鳳と赤城・加賀を除けば大井・北上ぐらいのものである。
一般的なMMOで「終盤MAPでジョブや装備が絞られる」というのはまだわかるが、『艦これ』のゲーム性はそこまで深くない。祈るだけだ。
艦これがウケた理由の一員である多種多様なキャラクターたちは実質的に後半海域では20人以下まで絞りこまれ、
後は後述するハンデキャップマッチのお荷物役にしかならないというのはキャラゲー部分にも影を落とす設計である。
空母が烈風ガン積みで制空権を取ったら戦艦だけが殴りあう。WWⅠどころか大航海時代レベルの海戦ゲームである。
・艦種縛り
代表的な例としては、3-2をクリアするために必要な「駆逐艦縛り」などであるが、これらマップは「史実」をベースにしたと言われている。
このキス島作戦の時点で駆逐艦を編成して突入しても普通に戦艦と遭遇し、ここをいかに中破で乗り切ってくれるか祈るだけ・・・というマップ構造になっている。
しかし、モデルになったと言われるキスカ島撤退作戦では駆逐艦は敵艦には「遭遇していない」。
これを再現しろというのはさすがに無理だが、後々の艦首縛りマップでもだいたいの場合普通に敵主力とは会敵し、撃破する必要がある。
結局のところ、この「艦種しばり」も「史実」にかこつけたプレイヤー側への一方的なハンデキャップであり、
将棋で言えば飛車角落ち、ひどくすれば金銀桂香全落ち程度にまで行くというのが実情である。
お荷物を抱えれば道中を通過しやすくなりますよ、というのが2-4以降での方針らしいが
自分の好きなキャラクターをお荷物扱いされて気持ちの良い人がいるのだろうか?その辺りの考えが非常に浅い。
駆逐艦縛りや軽巡縛りにすることで事前工作活動を行い、主力攻略を有利に進められるようなシステムであれば良いものだが、
残念ながら現状の『艦これ』の戦闘は操作不能のボーパルバニー連戦モードだけである。
また、重雷装巡洋艦は先手で敵の数を減らすまたは削れるというかなり強い特徴を与えられたのに対し、
航空巡洋艦は非常にその特徴が薄く、いつまでも劣化重巡のまま(そしてその重巡も戦艦の劣化版)である。
申し訳程度に引き上げが入ったものの、早々に"if改造"が適用された雷巡とは違い劣化重巡、ひいては劣化戦艦という色が強く、
専用装備である水上機は2で述べたようにほぼ手に入れる手段が皆無ときている。更に言えば、弱い。
開幕の爆雷攻撃で落とせるのは精々低レベル雑魚駆逐のみであり、更に潜水艦がいれば無意味な攻撃を繰り返すという仕様で
どうもこのあたりから「開発方針を決定する人のお気に入りかそうでないか」という格差を感じるのである。
どうも最近の新規マップを見る限り、開発方針は「ドラム缶でも運んでろ」という事らしいが。
このあたりの艦種縛りに使うために都合よく部分的に引用される「史実」と、
その史実から外れることができる・できないの基準が不明瞭極まる点がプレイしていて非常に不満点として持ち上がってくる、
というか2-4実装までとそれ以降で明らかに設計基準が違うことを感じるのである。
特に後に実装されたものになればなるほど「史実」を使った理不尽なプレイヤーいじめがひどく、
敵は好き放題パワーアップしていくという印象が強い。
0で述べたように艦これの運営はオーバーキャパ状態で回している。大変だと思う。
いつも新規解放などに追われていて、大変そうにしている・・・それはわかる。
が、艦これの運営新実装に関するアナウンスはいい加減で、「かろうじて嘘はついていない」レベルのものが多い。
2で述べた「先行配信」で1年以上、勲章実装時の「持っていたらいいことがあるかも・・・?」からの後出し設計図。
新装備実装の「~するといいことがあるかも?」というような物言い。
元々『艦これ』自体がかなりマスクデータの多いゲームで、プレイヤーは解析でもしない限り情報を与えられないが
(事実として公式に轟沈の発生する条件も未だに伏せられているままである)、その中で公式の物言いが
「ギリギリ嘘ではない」レベルのアナウンスを運営スタッフにさせる点はかなり不誠実な開発方針である。
「運営は大変そうだけど開発からのアナウンスがあまりにも不誠実だよね」という点は間違いなく艦これ運営の問題点だ。
なんとなく維持運営が大変そうなので心情的に同情してしまいがちだが、その影で開発からのアナウンスに関しては
後出しでイベント報酬を追加する、後出しで勲章を重要アイテムにする(うえにリアルタイム縛りにする)、
決して嘘は言っていないというレベルの適当な新装備の説明、先行実装(1年)という装備の出し渋り等、枚挙に暇が無いのである。
twitter上だとアカウントがひとつで巧妙に偽装されている上に、だいたいここらへんの不満を率先して
袋叩きにしにくる憲兵が居るので口が裂けても言えない話なのであるが。
◆まとめ
まとめると、2014年5月現在艦これはアニメ化、グッズ展開、コミック展開等をかけていくに「これから」という時に
肝心のゲーム側の鍍金がボロボロと剥がれ、末期臭を漂わせながらキャラゲーとして楽しんでいる人にまで影を落としつつある。好きなキャラが使えないのだ。
コミカライズやこれから放送されるアニメ、同人誌や関連グッズだけで『艦これ』に触れる人は良いかもしれない。
だが、その一方でゲーム本編ではどんなかわいい新キャラも潜水艦退治かハンデキャップマッチ以外に仕事がなく、
そのキャラが気に入っても全く強くすることはできず、嘲笑うかのように敵は遥かに強いものが出現する。
強い強い深海棲艦に比べあまりに艦娘は貧弱で矮小、無限にリスポーンする敵に対して一度死ねばロストという儚いもの。
肝心のゲーム部分で「艦娘」というキャラクターの価値を落とすようなことをしているのは非常に残念、というのが私の思いである。
「プレイヤーがどんなにキャラクターに愛着を持っても、開発方針がそれをシステムで
徹底的に否定するようなアプデ・イベントを繰り返すのはやめてほしい」、ただそれだけの話だ。
ん?、海野十三を忘れてねーか?と思ったのは俺だけなんだろーか?
彼は戦中にはもう書いてたし(つーか、従軍作家の一人で、巡洋艦「青葉」に乗艦すらしてる)、終戦後なんてのは間違いも良いところな気がする。
まぁ、海野十三は「孤高の先駆者」なんて言われ方もされてるんで、実際には戦後になってデビューした作家がメインになって、日本のSF界が勃興したのは事実だけどね。
とはいえ、アシモフと同じで原爆開発中の段階で、原爆を正確に予見してた事実は忘れないで欲しいものだがね。
今なら http://blog.livedoor.jp/omaenoteki/archives/20313246.html にも全部回答できる気がするので回答してみる。
ネタバレありなので読みたくない人は読まないでおきましょう。
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はじめに断っておきますが、「アンパンマンはなぜ動力もなしに空を飛べるのか」という問に対し、「そういうものだから」と返すような回答が多いです。
1. エヴァ2機を宇宙に打ち出した技術、設備はどのようにもたらされた?
ジオフロント開発やエヴァシリーズ開発やMAGI開発なんかを手がけた科学力によってじゃないですかね。
使徒かそれに準ずるものでしょう。ニアサードインパクトによって変異した人類とか、エヴァの失敗作とか、ナンバリングされてない使徒とか。
3. 新プラグスーツではLCL内に大量の気泡が発生。その意味は?
4. 初号機はなぜ一瞬覚醒したのか?
アスカの呼びかけに応えた、としておくのが妥当な態度だと思います。TV版ゼルエル戦とかでもそんな感じだし。
5. 「検体番号」ということは、ヴィレは他にも検体をもっているのか?
ニアサードインパクトの爆心地近くに居た生き残りをミサトさんが「検体として」保護していたんでは。
アスカも早く目覚めただけで元検体だったのかもしれません。
6. 葛城「大佐」ということは、ヴィレには上部組織が存在するのか?
どっちでもいいんじゃないでしょうか。ヴィレ発足前の階級がそのまま呼称として定着してるだけかもしれませんし。
7. なぜヴィレのメンバーは全員がサードインパクトとシンジの関係を知っているのか?
14年の間に調査なり情報伝達なりが行われた結果でしょう。反ネルフな組織ですから構成員が知ってても不思議ではないです。
8. 戦艦「AAAヴンダー」の補給は空路であるが、なぜこのような極地に大規模な空輸が可能なのか?
TV版でロンギヌスの槍を投げたら宇宙空間のアラエルに当たって倒せたことに比べれば些細なことでは。
1と同様、科学力の賜物でしょう。
9. そもそもヴンダーのような超兵器を建造したのは誰?何処で?どのように?
技術面ではエヴァ開発者かつMAGI担当だったリツコじゃないですかね。資金面では加持さんかなんかが動いたとか。
10. なぜ宇宙からの降下ポイントとして氷の張った極地を選んだのか?
巡洋艦しか手配できなかったので海限定だけど他に着陸できそうなポイントがなかったとか。
ポカ波を取り込んで変質したとか、14年の間に初号機内部で変化があったとか、シンクロ率0%がそもそも嘘だとか。
本当に「再生」されたのか、たまたま現場で拾ったのをミサトの命令で修理したのをそういって渡したんじゃないのか、と思っています。
13. ヴンダーが戦った敵の正体は?
2に同じ
14. ヴンダーと敵の交戦中、なぜ他の艦隊は射撃しないのか?
A.T.フィールドを持ってるらしいので通常兵器では意味がないからでは。N2兵器も効かないのに巡洋艦程度の火力でどうにかできるとも思えません。
15. 「初号機を主機に」とはどういうことか?
文字通りというか、初号機を動力源あるいはメインモジュールとして、ということでしょう。
軍艦部分は乗員用の飾りなんでしょう。
16. 2号機が行った槍での点火活動は何を意味するのか?
使徒でいうところのコアへの攻撃じゃないでしょうか。
初号機の力を使ってるのでは。
18. N2爆雷でも破壊できないATフィールドを容易く粉砕するヴンダーの主砲とは?
17に同じ。あるいはA.T.フィールドを中和したあとなら通常兵器でも攻撃が届く。
19. ヴンダーが浮遊すると周囲の艦隊まで浮遊するのはなぜ?
初号機のA.T.フィールドによるものか、科学力によるものじゃないでしょうか。
14年間で色々あったのにそのあいだずっと寝てただけのシンジにムカついたとか、クライマックスでの「私は助けてくれないのね」に繋がるものなのか、幅のある解釈をできる場面ですね。殴ってスッキリした、とのことなので前者っぽいですけど。
21. 隔離室のガラスにヒビを入れるアスカパンチの異常な攻撃力は?(笑)
隔離室のガラスがそもそもそんなに強度がないんじゃないでしょうか。
22. アスカのボロボロのプラグスーツ(後半は新品同様)はなぜ?
3に同じく老朽化したんではないかと。後半で新品同様になるのは予備が届いたとか。
23. シンジは何故周囲のクルーに現在の状況を尋ねないのか?
トウジの妹に何回かきいてませんでしたっけ。あと作戦行動中だったりして忙しく働いてるわけですから、その手を止めるのは気が引けて後でミサトさんに確認しようと考えてもおかしくはありません。
黒波とのシンクロ率が高いとかでは、というかああいう演出はエヴァに限らずちょくちょくあります。
25. なぜレイは巨大なヴンダーの中で、ピンポイントにシンジのいる場所を発見できたのか?
26. なぜ零号機改は首をふっとばされても活動し続けられる?
そういう改造をされたからでは。というか元々エヴァは首が飛ぶと活動停止するっていう仕様は特になかったような。
27. ヴンダーに張り付いた零号機を撃ちまくる戦艦たちは何故全く誤射を恐れないのか?(笑)
誤射より零号機破壊を優先したんでしょう。人命軽視がミサトの常らしいですし。
28. また先程とはうって変わった好戦性の理由は?
これが何を意味するのかちょっと前後を思い出せません。ミサトのシンジに対する態度でしょうか?
であれば、艦長として危険因子が敵に渡りそうな場面ですから凄まざるをえないところでしょう。
29. シンジはなぜ全く考えなしに、しかも首輪爆弾を全く恐れず零号機に身を委ねたのか?
よくわからない、ちゃんと説明もしてくれないヴィラよりは慣れ親しんだポカ波のところに行ってみようと考えても特に不思議はないです。
首輪爆弾についても、「エヴァに乗ると死ぬ」とは理解していたようですが、まだあまり緊張感がない様子で、いきなりリモートで爆破されると理解してるようには見えませんでした。
30. ネルフ本部はほとんど完全に無人のようだが、エヴァの開発や整備は誰がしてるのか?
綾波クローンでも居るんじゃないですかね。それより電力源のほうが気になるところです。
ゼーレから送り込まれたって言ってましたよ。
32. ゲンドウの異常なそっけなさはなんなの?
変に情が移るとめんどくさいからじゃないですかね。大事の前の小事だし。
33. あのライト、上で冬月副司令がつけたり消したりしてるの?(笑)
好意的に解釈するなら何かに反応して自動でついたり消えたりしてるのかも。
まだ生成されたばっかりで自我も固まってないのでは。
たぶん3人目だから
36. プラグスーツと裸との往復だろうに、なぜ学校の制服が脱ぎ捨ててある?
常にプラグスーツを着て生活してますかね。カヲル君もシンジ君も制服で生活してたし、黒波もそうだと考えるのが自然では。
37. シンジと相対するレイ、左目の焦点が明らかに狂っている。何故?
作画の荒れか、普通の人間ではないよう意図的に「狂っている」ように描いたかでしょう。
38. レイが試験管っぽいのの中でゴボってた最中現れた制服を着たレイの正体は?
36のように制服を着て生活してる黒波が綾波シリーズの製造現場の近くに居たってだけでは。
30に同じで。
40. 配給される衣服。鈴原トウジの名前。彼の生死は?つーか洗濯システムは?
30に同じで。
41. カヲルくんの異様なシンジへの思慕には何か理由があるのか?
送り込んだゼーレなら知ってるかもしれません。カヲル君の存在自体が謎なので、思慕だけ取り上げても仕方ないと思います。
42. 赤い大地、アパートから腕を突き出す巨人、「人類の強制的な進化」、前作とは全く異なる人類補完計画とは?
43. リリンの呪いとのことだが、命令されて世界を守るためにエヴァに乗り戦ったシンジ君が責められ、それを命令する立場にあったミサトやヴィレの面々が被害者面してるのは何か理由があるの?
破で世界がどうなってもいいから綾波を助ける、と息巻いていたシンジ君ですからその結果世界がどうにかなったことを責めても別におかしくはないのでは。ニアサードインパクトで様々な被害を被っただろうし、目の前にその張本人が居ればヴィレメンバーにもそういうこともあるでしょう。ミサトさんはそのヴィレの長ですから親しくするのもどうかと思いますし。
44. 外壁に降りる時は耐圧スーツを着るのに、吹き抜けのピアノスペースでは全く無事なシンジ君。何故?
45. カシウスの槍とは?
ロンギヌスの槍と同じく謎です。
監督が設定忘れてたとか、冬月が耄碌したとか、旧版とは別の世界なんだよという観客へのメッセージとか、そのへんでしょう。
47. 電源が不安定なようだが、ほんとマジ、どういう理屈で動いてるんですかこの本部?
30で先送りにしてきましたが、描かれてない部分に発電設備があるとかじゃないですかね。14年の間にS2機関の開発or奪取に成功したのならエネルギー問題は解決です。
48. シンジを抱くユイの傍らに立つ マリによく似た人物の正体は?
よく似た無関係の人かもしれませんし、マリ本人かもしれませんし、マリの存在が謎なので写真の人物だけを気にしても仕方ないのでは。
そもそも誰かが後ろから手をのばせば解錠する仕組みなのかもしれません。着けられた本人は外せないけど他の誰かなら誰でも外せるし、ヴィレに居る限りシンジ君の首輪を外そうとする人も居ないのでこの仕組みで充分かと。
50. 「2本の槍を抜けば全てが元に戻る」意味がわからないですが?どういう理屈?
実際に抜かれていればわかることだったから説明を省略したんでしょう。
51. 「さすがカヲルくんだね」シンジくん、立場には同情するがもう少し脳みそを使わないか?
見知った人間全員に冷たい態度を取られたあとのことなので依存するのもまあ仕方ないのでは。
52. ダブルエントリーシステムとのことだが、搭乗者とシンクロするエヴァの仕組み的に無理があるのでは?
53. 槍を持ち帰るために魂が2つとのことだがどういう意味?
言葉通りの意味でしょう。槍は魂とやらに共鳴して初めて意味をなす何かだとか。
54. というかシンジ君、さっきシンクロ率ゼロとか言われてましたが、あれは嘘だったんですか?
初号機とのシンクロ率と13号機とのシンクロ率は別計算でしょう。例えばアスカと初号機のシンクロ率は弐号機のそれとは別になります。
55. かなりの時間が経っているのに零号機の頭部はなぜ修復されなかったのか?
予算がなかったとか、どうせもう用済みだから放置したとか、どうせ使徒に乗っ取らせる予定だし頭部はそれほど重要じゃないとか。
56. そもそもあの鎌みたいな実用性皆無っぽい武器はなんなの?理由があるの?
57. 意気揚々と現れて速攻電池切れするアスカと2号機。やる気あるんですか?
あそこにたどり着くまでに結構時間食ったんじゃないですかね。旧型っぽいし、フル充電して作戦開始してもああなるけど電池切れても予備があるわけだし、他に手はないのでまあいいかみたいな。
58. アダムスの器ってなに?
ガフの扉とか死海文書とかと同じくペダントリーの一種でしょう。
59. 槍を目前にして13号機が暴走した理由は?
初号機がよく暴走したのと同じくシンジ君がやる気になったせいで13号機もテンション上がったとかでは。
60. 「とっておき」の虎の子弾。ダメージを与えるどころか腕が増えたんですけどなんで?
とっておきのあれはA.T.フィールドを中和する作用がある弾だったかと思いますが、A.T.フィールドがなぜかなかったせいでそのまま着弾してしかもそれが13号機に取り込まれた結果とか。
フォースですね。リリスの骸が消滅したのと何か関係あるのかも。
62. カヲルくんはもう少し強くシンジを止めるべきでは?やる気がないの?ねえ?
シンジ君を止めたところでその先に何かあるわけでもなし、それなら罠と薄々気づきつつもシンジ君の好きなようにさせてあげるのもいいかもしれない。少なくとも自分がどうするか選択するのではなくシンジが選択すべきことだ、みたいな感じじゃないですかね。
63. 「命令」で使徒に身体を乗っ取らせた零号機。そして使徒は覚醒間近の初号機には目もくれずヴンダーを攻撃。いつの間に飼い慣らしたの?使徒もまた自らが主導のサードインパクトを望んでいるんじゃなかったっけ?13号機止めなくていいの?
ゲンドウのみぞ知るでしょう。新劇の使徒の目的が旧劇と同じとは限りません。
64. つかあの大量の白骨とでっかいOTLはなんなんすか?リリスの死骸?あぁ?
白骨はエヴァの失敗作じゃないですかね。
65. セントラルドグマの戦闘と同期して巨大なリリス?の頭部が血を流す理由は?
ギリギリ生きてたリリスが完全に死んだっていう象徴的な描写でしょう。
66. ゼーレの望みはほとんど叶った?ではゼーレの望みとは?どのタイミングでそれが叶った?
ニアサードインパクトじゃないでしょうか。ニアだからほとんど。
ネルフ本部が一番安全だったからでは。実際あれだけ世界が真っ赤になっても無事なわけだし。
68. そして何故ゼーレの面々をこのタイミングで殺す?無害なのでは?
計画上の都合というよりゲンドウのけじめ的なものでは。
69. 全身がコアの使徒ってなんだよ…
エヴァもデュアルコアの時代だしメニーコアの使徒が居てもいいんじゃないでしょうか。それかTV版のイロウルに近いものかもしれません。
70. 2号機に、というかエヴァに自爆機能なんてあったっけ?(追記:TVシリーズ零号機にはありました。)
"改"弐号機らしいんで追加したんじゃないでしょうか。
71. あるなら「破」でレイが自爆ではなくミサイルを使った理由は?
70の理由で改弐号機にはあったけど破の零号機にはなかったんでは。
72. 自爆してもなぜ2号機は爆発四散せず原型を留めてるの?
S2機関を部分的に取り込んでいて自立再生できたりするんでは。
73. 簡単に外せるはずの首輪が原因で死ぬカヲルくん。自殺?理由は?
49の仕組みだと考えれば納得できるかと思います。
74. 「これは君の幸せではなかった」ったりめーだろ気づけよアホか。
これでも綾波シリーズよりはひとの気持ちがわかる使徒なんでやさしくしてあげてください。
75. そもそもなぜ首輪は作動した?
そもそもエヴァに乗ると勝手に作動するっていう説明があったのに搭乗したときには作動しなかった。そして12号機にはA.T.フィールドがなかった。つまりA.T.フィールドがトリガーに関係してるんでは。
76. アスカはなぜ落下地点が全く違うはずなのにシンジを探し出せたの?
がんばって探したんでは。
77. 「私は助けてくれないのね」いや破じゃお前助けるために死にかけたし、さっきはお前から襲いかかったんだが?
78. 使徒と共に殲滅されたはずのレイはなぜシンジの落下ポイントにいるの?
エントリープラグは無事だったんでしょう。バルディエルに取り込まれたトウジも肉体は別に損傷してなかったし。
他のタイプのクローンも居る、綾波タイプの他のロットもある、ということでしょう。わかってて書いてますよね。
この辺りは、オーディーン(映画)の冒頭で延々と海&帆船時代のロマンを語った西崎節の真骨頂か。
迫るブラックホール。
ブルーノアは横のデルタ翼が後ヒンジで開いてコスモパルサーを発艦させる。
残念ながら、ブルーノアもアンドロメダも全く活躍できず瞬殺状態。
雪、爆風に晒され(ミイラ解体ショーのような)不自然な脱衣を披露してどこかに消える。
ボロボロのブルーノアに助け舟を出したのはヒゲ&不潔な古代(本当に不潔)率いる貨物船ゆき。
不潔な古代、廃墟状態のブルーノアを神操縦で操りSUS艦隊を撃破。新米相手に存在感を見せる。
一方、雪不在のアンドロメダは満身創痍でワープ成功、惑星アマールに到着。
ヒゲ剃って地球に帰った古代、帰宅するも獣医見習の美雪に軽蔑される。
お父さんはヤマトに魂を奪われ家庭をないがしろにしている、とでも言わんばかりの美雪の冷たい言葉。
佐渡先生の動物病院でも、先生やアナライザーをも悩ませるほどの父への反感を露に。
先生の愛酒は旧作の「大酒」ではなく「唯我独尊」。アナライザーのメーターの作画崩れが目に付く。
携帯に召集の連絡があり家を出る古代。冷たい言葉で送り出す美雪。
長官ポストにまで上り詰めた真田さんの説得で、古代は第三次移民船団護衛をヤマトで行う事に。
司令部で折原がチラッと登場。
アクエリアス基地でヤマトと対面する古代。しかし待っていたのは生意気な新人共。いきなりボコられかける。
「俺達が作ったヤマトなんだぜ!」と所有意識過剰な新人。このノリは中盤まで引っ張られる。
実際のヤマトは、新人達も知らない秘密ギミックが搭載された真田さんカスタム仕様。
年取った太助には思った程の違和感なし。機関長らしさも充分、説明パートも適切な長さ。
折原が本格登場。ヒロインは美雪ではなく折原、完全にサーシャです。ありがとうございました。
古代、折原と呼んだり真帆と呼んだり扱いが一貫せず。パイロットの小林、折原に80年代調の求愛アピール。
移民船団&護衛艦隊発進。血気盛んな新人を満載してヤマトも発進。
発進シーンはBGMも含めて軽い印象だが、シーンそのものの印象はさほど悪くない。
悪いのは、発進・離氷後に余韻が全くなく次のシーンに切り替わるという「ヒキの演出」の稚拙さ。
この問題は全編に渡って顕著である。
ともあれヤマトは旅立った!
移民船団&護衛艦隊&ヤマト、ワープで惑星アマールの月を目指す。
哀れ、スーパーアンドロメダ級は単なる量産戦艦。主力戦艦に埋もれて全く目立たず。
ウルップ(ヨーロッパのもじり?)星間連合の会議ではSUS(USAのもじり?)国による捏造情報が流され、
第一・第二移民船団はわかりやすく航海半ば、中間地点で待ち伏せ撃破されていた。
真帆、中間地点付近で探査プローブを射出。敵の索敵グリッド様のモノを発見。
真帆、付近に存在するブラックホールの重力を生かしたスイングバイ航法による
ハイリスクな迂回ルートを提案。反対多数なるも古代受諾。作戦室のBGMはなかなか好印象。
移民船団が迂回ルートを辿ってワープ速度を得るための加速中、ベルデル・フリーデ・エトス国が敵襲。
コスモパルサー隊出撃。格納庫パート・発進パートでは小林誠氏の熱意を感じる。
格納庫と発進のシーンだけで設定資料集ができるのでは?という程の異様に凝った作画・演出。
しかし敵側メカの描写・戦闘シーンとなると途端に引いた構図やアッサリした描写が目に付く。
この、メカ描写のクオリティのムラの激しさも非常に惜しまれる。特に敵戦闘機の孵化シーンは酷い。
戦術もクソもない古代艦長。せめて陣形くらいは指示して欲しかった。
ヤマトの攻撃が非常に単調。単一目標を主砲射撃するか、バリアーor通常弾頭ミサイル発射。
どこにあるのかは不明だが、艦体構造物横(対空砲塔付近)にミサイルランチャーあり。
艦体側面ミサイルは移民船防衛時に使用。煙突ミサイルも登場して一安心。
主力戦艦のミサイルランチャー発射位置はアルカディアのボレット。
2520第三話でみられた、凝ったミサイル発射ギミックは残念ながら無し。とにかく煙だらけの戦闘シーン。
コスモパルサーのオプション装着型なのか別機種なのか「重爆機(たぶん重爆撃機)」登場。
ものすごく角張っていて大気圏内投下に不利そうな自由落下爆弾で、移民船を狙うフリーデ艦を倒す。
移民船をバリアーミサイルで守るヤマトを眺めて関心し、暢気に感想を漏らすエトス国ゴルイ将軍。
エトス国には武士道があるらしい。武士道に則って砲撃をやめるエトス艦隊。
ハァ?状態なヤマト一同に、ゴルイが唐突にSUSの非道を説く。利敵行為。
ともあれ移民船団も護衛艦隊もヤマトもワープ成功、アマール到着。
しかし問題はここからであった。
無事アマールに着いたヤマト。しかし、そこで対面したのは雪アンドロメダの残骸。
相変わらずリアルタイム通信の性能が凄まじいヤマトワールド。移住成功に沸く地球司令部。
アマールはどう見ても中東系イスラム国家。モスクに細密画、アラブ人、ムスリム風様式だらけ。
アマールは希少資源をSUSに提供する傍ら同国の庇護を受ける。産油国のメタファーか。
会談後、パスカル将軍に「SUSとの関係が悪化したら危険だから退去してくれ」と銃を突き付けられる。
しかし時遅く、SUS率いる多国籍軍の攻撃開始。破壊される町並。迫る敵戦車。
アマールとSUSの外交事情を配慮して武力介入できなくなったヤマト。ああ日本人。悩む古代。
宮殿には「ヤマトと組んで戦おうぜ!」と血気盛んな民衆が溢れ返る。ああアラブ世界@仮想戦記。悩む女王。
そこにゴルイ登場。「死に場所は選べるもんな」云々語る旗艦シーガル艦長。いきなり死亡フラグ。
ゴルイ、SUSのメッツラーさん(中の人は異世界人)と応酬。SUS旗艦マヤに特攻死。特攻一人目。
見せ場も攻撃もなく沈められた旗艦マヤ。メッツラーはお約束通り脱出。
マヤだけに、デザイン元はブラジルにある「コルコバードのキリスト像」?
ゴルイの死が何か心に響いたのか、アマールがヤマトと組んでの独立戦争を宣言。
ヤマトも星間国家連合に宣戦布告。独断専行で宇宙に敵を作り続ける古代、ここに健在。ファンはニヤリ。
洋上から煙突ミサイルで援護射撃を加えるヤマトの姿はトマホークを放つウィスコンシン。
「新たなる旅立ち」でイスカンダル洋上を進むガミラス空母の姿に萌えた人は必見のシーン。
ヤマト、移民船を地球に送った後に護衛艦隊を率いて星間国家連合との決戦に臨む。
ここでパスカル将軍ツンデレ発動。仲間にしてくれと頼み込んでくる。
アマール艦はとっても優雅。ピンポイントバリア装備の頼もしい奴。
地球・アマール連合艦隊VS星間国家連合・・・・とはいっても陣容は敵要塞とSUS艦隊、ベルデル、フリーデ。
ピチュンピチュン撃ち合う中、要塞の5連巨大砲が遂に火を噴く。
単身上昇回避するヤマト。しかし味方には何ら回避命令を出さず、地球艦隊あえなく壊滅。
敵味方構わず巨大砲で殲滅を図る要塞。吹き飛ぶ星間国家連合艦隊。
ヤマトはツンデレ将軍の捨て身のバリアで九死に一生を得る。ツンデレ死す。アマール艦全滅。実質特攻二人目。
「ツンデレ将軍の死を無駄にするな!」と単身で要塞に挑むヤマトだが、要塞のバリアに阻まれる。
見せ場が少なかった副長のターン到来。ヤマト艦首下部に搭載されたミサイル艇「信濃」で敵バリアを破るとの事。
搭載方法といい潜水艦然としたテイストといい、まさに「宇宙空母ブルーノア」搭載艦シイラ。
副長、決死の単独出撃。「地球をなめるなよ、宇宙戦艦ヤマトをなめるなよ!」は、実は信濃コックピットでの台詞。
古代に「3年間楽しかったよありがとう」的な辞世の句。根拠も何もなくバリア弱点発見、副長特攻死。特攻三人目。
バリアが「ガチャーン!」とガラスのように割れる。旧作ファンとしては「ヤマトが被弾したのか?」と一瞬錯覚。
要塞VSヤマトのガチバトル。要塞は1つ、砲台は5つ。波動砲の弾数は6発。キリの良いお話です。
SUS要塞に同士討ちされ、台詞もなく黙々と戦線離脱したフリーデ・ベルデル両国艦隊。
敵が体勢を立て直す前に決着を付けるべく波動砲を5連射開始。文字通りの連射。溜めも艦首回頭もない連射。
5発の波動砲エネルギーが砲台を潰すと、何故かスターデストロイヤーのような要塞本体もバラバラに崩壊。
クルーは要塞本体を「天守閣」と呼んでいた。おっさん節全開な例えが素晴らしい。
お約束のボスメカ第二形態は次元潜航艇。但しガルマンウルフではなく、卒塔婆を放射状に束ねたような異形デザイン。
上下左右前後問わず3次元上に浮上し、図体の割にはしょぼいビームをチョコマカ撃ってくる。
正面に一門搭載された大型砲含め、旧作に増してノーダメージ&鉄壁防御のヤマトにはさしたるダメージを与えられず。
古代、戦闘中に要塞背後の太陽状の天体が敵のエネルギー供給源だと(なんとなく)気付く。
潜航艇、太陽へ向かうヤマトに大型ファンネルのような卒塔婆型攻撃ポッドを放つ。しかしヤマトは止まらない。
太陽に残り1発の波動砲を撃つと、どういうわけか(離れた位置にあるはずの)潜航艇までもがバラバラ。
ヤマト勝利。
が、艦橋メインパネルにメッツラーさんが出たかと思いきゃ、異形の生物に変化してパネルからグニャ~と実体化?
魔人ブウと評される事が多いメッツラーさんの正体だが、個人的印象としてはディズニー的悪魔キャラ。
「もののけ姫」のでいだらぼっちの質感と色を持ったハデハデ悪魔。頭と肩の模様はなぜかアマール的。
ヤマトどころか、OVA版ハーロック登場の魔物「ヌー」をも遥かに凌ぐ違和感。困惑するクルー達。
古代に「この宇宙をくれてやる」などと物騒な言葉を投げかけてフッと消える。
そして地球帰還・・・・・といきたい所だがブラックホール急接近。地球滅亡まであと3日!
冥王星・土星があえなく飲み込まれる。天王星・海王星の安否は不明。
土星が飲まれる映像は序盤でも使い回されていた。全体的に素材の安易な使い回しが目立つ。CGの陥りがちな罠か。
ブラックホール接近に伴い、地球の天候も荒れ気味に。最後の脱出人員をヤマトに送り出す真田さん。
真田さんは地球残留。非常に格好良い台詞を吐くが、ネタバレは無粋と判断。劇場でご覧あれ。
佐渡先生、アナライザーも残留。ミー君は子猫との事。つまり旧作のミー君とは別の猫。
真田さんが送り込んだ救命艇に乗り込む動物病院職員。佐渡先生に脱出を勧める美雪だが、先生はヤマトの男。断る。
アナライザーが美雪を強制的に救命艇へ送り返す。どう考えてもセクハラのチャンスだが今回は無し。
美雪らを乗せて飛ぶ救命艇を落雷が襲い、あえなく森林に墜落。
ヤマトクルーも救命艇の行方不明を知り、若手隊員がコスモパルサーで救出に向かう準備をするも古代に止められ激怒。
パイロット小林らは古代を罵るが、古代が小林らを制止したのは「自分が救出に向かうため」だったと知り浅慮を恥じる。
ヤマト艦尾カタパルトからせり出すコスモゼロ。翼展開シークエンスが神。小林誠氏の良い仕事が目立つ。
無事美雪を救出した古代。雪の帽子を美雪に見せ、雪を探す決意を娘に見せる。残りの搭乗員は生死不明、華麗にスルー。
話はいよいよ終末へ。
美雪はヤマト第一艦橋にて父と共に。父娘の絆が蘇って一安心。
最後の移民船団&ヤマト、地球を去る。号泣しながら地球に別れを告げる移民組。
残留組は真田さんや先生のみならず、チベット僧と思しき坊さんなどなど。
ブラックホール接近に伴い、更に荒れ狂う空。サバンナでは曇り空程度。
わくわく動物ランド開始。ライオンが某大帝よろしく崖で吼え、動物大図鑑なシーンが延々と続く。宗教アニメ的。
佐渡先生曰く「動物が危機を感じていないのだから地球は大丈夫なのだ」といった説明。レミングですか。
ミーくんが子猫、という台詞はこの説明の際に出てくる。
そこにメッツラーさんがいきなり超ノリノリで登場。第一艦橋のド真中を占拠。この時を待っていたらしくルンルン。
曰く
「私の世界には恒星や惑星が少ないから、あのブラックホール状のモノで資源採取させてもらってマース」
との事。ひとしきりカミングアウトして消える、敵に優しいメッツラーさん。お茶目。
古代、メッツラー消滅の次の瞬間にブラックホール攻略のヒントを思い立つ。「制御装置を破壊する」
一方、ブラックホール内では通常の波動砲だと弾道が曲げられる危険性があるとの指摘。
折原らクルーは6発斉射を思い立つが、理論上可能でもハイリスク過ぎるとの折原の試算。
ここでまさかの真田さんターン発動。折原が波動砲斉射を試算した事が起動キーになっていたらしく、
真田さんが密かに仕込んでいた「斉射モード」起動。クルー驚愕。残念ながら本人の名台詞は無し。
折原らが制御装置発見。ヤマト、ブラックホール突入。途中で第三艦橋大破。電算室クルー全滅。折原死亡。
第三艦橋はメチャメチャに壊れ、球形の電算室も壁が破れて宇宙空間に露出。
新人が波動砲を撃つ構えを見せるが、まさかの展開その2。「俺が撃つ」と古代が新人を押しのける。
波動砲発射。ブラックホール破壊。ヤマトは本編中初めてボロボロに。
ラスト、眠るように死んだ(?)折原の姿に地球の姿がオーバーラップ。ナレーションも無くエンディング突入。
一部で騒がれてるほどには、監督&スタッフ名の大写しには違和感なし。
最後まで聞いて余韻の演出の拙さを補えば「新しいヤマト見たー!」的達成感も増す印象。
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/ \ /\ キリッ
. / (ー) (ー)\ <デストロイヤー級はパルパティーン議員の陰謀d:id:sionsuzukaze:20091105:1257437463
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独立星系連合の脅威を予測してたからこっそり金を流用して作った?
旧共和国の官僚にそれだけの柔軟性があれば、パルパティーンが皇帝に即位する必要なんかなかったんだよ。
ああ、ひょっとして、はてサさん達お得意の「独立星系連合もオーダー66も全部パルパティーンの陰謀のせい」って陰謀論か。
教科書にはそう載ってるけど、実は何の史料的裏づけもないの知ってた?
単に反乱に成功した新共和国の連中の言い分が教科書に載ってただけ。
大体そんな陰謀する能力があるのなら、皇帝になんかならずとも既に銀河支配してるも同じじゃねえかw
教科書には惑星破壊によるオルデラーン大虐殺なんて載ってるが、オルデラーンの爆発は明らかに自然現象。
オルデラーンの惨劇が帝国の政府によるものといってるのも反乱軍新共和国政府指導者の主張以外に何の根拠もないんだよね。
単にレイア・オーガナがそう言ってる以外の証言は皆無。
オーガナはヴェイダー卿の娘で複雑な家庭環境にあったせいで心がねじくれちゃってる。
西尾先生が言うように、歴史を見るときには歴史を作った人間の成育歴から考えないといけない。
というか軍事に詳しい人ならわかると思うけど、当時の政府軍の全火力を結集しても惑星破壊なんて無理。
つまりオルデラーン大虐殺は、勝者である新共和国が敗者である帝国に押し付けた妄言。
したがって、教科書にあるパルパティーン帝の陰謀ってのも、まるで信用できるものじゃない。
同時代史料をちゃんと読み解けば、議員時代のパルパティーンは非常に穏健派だったことがわかる。
タカ派として振舞うようになったのは、議長になってからだよ。
それも官僚の腐敗やジェダイの反乱など、崩壊しつつある銀河文明を立て直すために合えて強権的に振舞ったと考えるのが自然。
議員時代から周囲を騙して私服を肥やしていたなんてのははてな左翼らしい下種のかんぐり。
遠い遠い昔、はるかな銀河の出来事だからといって、歴史学学のイロハは守れよ。
ここからわかるのは、少なくともこの時代には「巡洋艦(クルーザー)」や「戦艦」「フリゲート艦」といった艦種が現代同様に引き継がれていることである。
何で大昔の出来事なのに現代の名称が引き継がれるんだよ!
タイムパラドックスだろ!
軌跡が日本の領土を通るので、日本との事前の話し合いがあってしかるべきなのだが、それが無いという事は、攻撃であると解釈するしかない。
日時もおおよその軌道もわかっているのだから、MDの実戦適用としては、落とせて当然という話になる。
で、問題は、その後である。
勝手な弾道ミサイルの開発を、物理的に禁止するという意思表示を行った後で、どうするのかという点である。
ミサイルを叩き落して、何度でも叩き落してやるぞと言うだけならば、今度は、打ち上げ予定を公開せずに、発射するようになるだけであろう。監視と迎撃態勢を維持するコストがかかってしまう。さらに、その他の国家においても、同様の動きが出てくるであろう。というのも、弾道ミサイル技術を欲している国家はいくらでもあり、それらの国家の大部分が実射実験を行っていないのは、ロケット発射に伴う落下物や、燃料満載のロケットそのものが他国に落ちた場合に、先制攻撃を行ったと認定され、開戦事由となってしまう為である。
しかし、MDの実用化がされると、MDを配備していない以上、弾道ミサイル開発を黙認していると解釈が可能になる。MDシステムを売りつけられると言う点で、ビッグビジネスになる可能性があるのだが、同様に、北鮮にとっても弾道ミサイルを売るビッグビジネスとなる。反米を標榜している国家が北鮮からミサイルを買い込んだり、シリアの核開発のように共同開発をやっているとなれば、それらの国家のほとんどすべてに、監視と迎撃を可能とするミサイル巡洋艦を貼り付けなければならなくなる。そのコストは、誰が負担するのかという話になる。
さらに、弾道ミサイルを発射しても、迎撃できない方が悪いという事になるし、迎撃した以上、その破片が降っても、それは自業自得であるとなる。つまり、弾道ミサイル発射実験に失敗しても、迎撃されたからであると強弁する事が可能になり、弾道ミサイル開発の歯止めが無くなる。
ミサイルを叩き落したならば、即座に報復攻撃までやらないと、意味が無いのである。
日本に対する物理的攻撃の証拠が出た時点で、自衛戦争が可能になる。他国の領土にミサイルを打つ以上、同様に打たれる覚悟があっての事であろう。平壌目指して飛んでいくミサイルを迎撃する責任は、北鮮にある。
弾道ミサイルを発射したら安保理に上程するとか、寝ぼけた事を言っている者がいるようであるが、今やらなければならないのは、報復攻撃の準備である。平壌まで届く固体燃料ロケットの打ち上げ準備であり、アメリカから核弾頭を一発融通して貰う交渉であり、北鮮地域への陸上戦力の上陸展開の準備である。とりあえず、公務員の半分を陸軍に転属させる異動辞令を出す必要があるかね。
※「自衛隊派遣要請が遅れたので2000人犠牲者が増えた」(自衛隊派遣要請が遅れなければ2000人の命が救えた)は、はっきり「嘘」であるという立場で書かせて貰う。そこに政治的アピールなどありはしない。政治的に利用しているのは「嘘」を言っているほうなのだから。
先の震災体験者の一人として言っておかなきゃ気が済まないと思っているから言うけど(実際は「書くけど」だけど)
要はタイトル通り「結局軍隊動かすのが好きなだけ、動かしたいだけでしょ?」って事だ。ここで「自衛隊は軍隊じゃない」って言い掛かりは無条件で頭悪い認定するので無視するとして、軍隊はあくまでも戦争のプロでしかなく、そうであらなければないとも考える。そうじゃないというんであれば戦闘機も戦車もミサイルも巡洋艦も要らないよね?無駄だよね?って話だ。
対して震災の、初動に関しては絶対に必要なのは人命救助のエキスパート、そしてインフラ復旧のプロフェッショナルなわけだ。
自衛隊にもその専門部隊があるって?そんな話じゃないだろ。消防隊員より迅速に駆け付けてくれるのか?部隊全体が日頃からレスキュー活動と訓練、ライフラインの復旧作業と訓練をやってんのか?やってないなら、じゃあ災害派遣時には必要ない装備、戦闘機やらミサイルやら全廃して浮いた予算をそっちに回すか?射撃訓練やめてレスキューの訓練するか?組織・機能・目的全て考えても自衛隊はレスキュー隊員や専門技術者に太刀打ちできるとは思えないけどな。自衛隊の主な任務はと尋ねられたら何と答える?人命救助?そんな馬鹿な、じゃあ攻撃力要らないじゃん。インフラ復旧の意味本当に分ってる?どこに何が埋まってたなんて詳しい事、電気会社や電話会社、ガス会社の人間の方が良く知ってるよ?工作部隊の土木作業のスキルも下手な建設会社程度でしかないよ?消防隊では行動力や統率力が無い?悲惨な現場の状況では手も足も出せない?それは厳しい訓練に耐え抜いて日々命を懸けて活動している消防隊員への侮辱だ。敵が攻撃してくるのが戦場であって、よって軍隊による攻撃力は必要。これは理解できる。PKO活動は立派な任務だ。でも日本のどこにゲリラがミサイルを撃ち込んでくる災害現場がある?いいかげん被災地を戦場に例えるのは恥ずかしいので止めた方がいい。
結局もしもの災害の際に救助の手を差し伸べてくれるのは同居の家族だったり近所の隣人だったり、偶然居合わせた見知らぬどこかの誰かでしか無いわけだ。究極的には、周囲が皆絶体絶命の極限状態の際にはそこにいる全員の人間性・良心も試される事になる。火災で燃えている家屋、倒壊寸前のビルに自ら飛び込んで中にいる人間を救い出そうとするような人間の数、が問題になってくるわけ。自衛隊との連携、大いに結構。米軍への派遣要請、必然性があればOKでしょう。でも大元は社会全体の防災意識でしょう?人命救助の意識でしょう?都市の構造上危険な所は改修しましょうよ。消防署の数と隊員増やしましょうよ。いろんな訓練しましょうよ。避難場所、日頃の備蓄、チェックして管理しましょうよ。あと、ご近所さんとは顔なじみになっておきましょうよ。いろんな人となるべく親しくなっておきましょうよ。これらに比べたら自衛隊との連携なんてその次の次の話でしょう?
んでだ、ここポイントなのだが「自衛隊の派遣要請が遅れたせいで犠牲者が増えたのだ!」「阪神淡路大震災は実際は阪神淡路大虐殺だ!」と騒いでいる人間にはその「人間ひとりひとりの良心に期待する」事を「何を馬鹿な」と否定もしかして、いやたぶん嘲笑する事が好きな連中ばっかりという事実がある。それとこれとは無関係なんて大嘘。「自助」「共助」という概念が理解できないので否定するマインドと石原慎太郎の嘘を信じるマインドは明らかに多くの部分で重なっているわけ。じゃなきゃ県知事に対する誹謗中傷なんてある筈がないし、あってはならない事だ。信じる人が無自覚なのが滑稽でもあり恐ろしくもあるけど。自分が筋金入りのエゴイストだから他人もみんなそうだと思うのか、良心的な人間が増えるという事は自分の同類が減る事と同義だから認められないのか、それとも結果自分の悪意が浮き出る事になるので許せない、と思うのかは知らないけれど。とにかく、人間性を否定するこいつらには絶体絶命の他人に手を差し伸べるという考えは絶対無いんだろうな、とは思う。自己責任大好きだし、弱者から先に死ぬべきと思っているだろうし。
兵庫県のこれまでの防災への取り組みと教育が否定されたような気がして、読む方も気分が悪い事だと思ったけど書かせてもらいました。
(ただ、その取り組みを「左翼的」とまで言われた事については一生許さないと自分は思う。)
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フォローしていただきありがとうございます。
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十数年前の自分を見ているようだ。只々、貴方達がかわいそうだと思った。今はそれしか言う事はない。