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はてなキーワード: パルパティーンとは

2024-04-01

アニメOPEDソングに求めるものってただ一つなんだよな

なんかアニメの内容の雰囲気アーティスト独自解釈してOPEDソングにしたみたいなやつが「深い。」とかなってる問題についてなんだけど

そういうのは全然いいんだけどやっぱそんな中にも2パティーンあるというか個人的な受け取り方が2パルパティーンあるというかまあどっちでも同じことなんだけど

自分がそれらにひとつ求めるとしたらそれは「アニメの方を向いたもの」じゃなくて「アニメと同じ方向を向いたもの」であってほしいということなんよな

アニメの内容や世界観を語るんじゃなくてアニメが伝えたがっているものを一緒に伝えてきてほしいのよ

からイチイチ歌詞になんかアニメの内容と符号するような用語をこれ見よがしにちりばめたりせんでもいいというか、

究極いえばアニメと方向が合ってればべつに書き下ろさなくても既存曲であってもいいわけ

これはなんというか公式アニメグッズにアニメロゴとかキャラクターデデーンて書いてるよりアニメに登場したそのままのモノをグッズとして出してほしい派の気持ちと似ているかもしれない

まあどっちも作品愛があるとは思うんだけどこの作品好きですマジLOVE!っていう愛とこの作品と同じ気持ちですLOVE!っていう愛はやっぱ別モノなんだよな。

タイトル言葉歌詞に一ミリもでてこない曲

3つどころか1つも思い浮かばない












追記

思いのほかトラバブクマ集まったな。みんなサンキュー

アンケート増田禁止条約につきましてはモノローグの体をとっておりご指摘はあたらないものと考えております

フランス国歌ラ・マルセイエーズとか。スペイン国歌の国王行進曲って言いたくなったけど歌詞がないインスト曲を挙げるのは違うもんね。

ラ・マルセイエーズってマルセイユの歌って意味だっけ?マルセイユ自体ギリシア語マッサリア由来だとはわかってるけどその語源はわからないらしいな。さらに謎。

マルセイユといえばたぶん関係ないけどマルセイバターサンドも「六花亭」という店名があるのに「マルセイ」のほうが妙に存在感があってなんの意味なのか謎なことが有名だよな(ほんとに関係なかった)


宇多田ヒカルPassion」「桜流し」「Kremlin Dusk」「Animato」「夕凪

おお、宇多田ヒカル人間活動宣言後の路線展開とあわせてこの傾向強まった感あるよな(評論家気取り風コメント


出てこない……わけじゃないんだけど、「出てこない」ことをネタにしたのが「マシマロ」 https://www.uta-net.com/song/12249/

本文と関係ナイッってあったな。このエントリで言えば本文と関係ないマルセイバターサンドみたいな感じだな


黒毛和牛上塩タン焼680円MV焼き肉してるから肉って印象はあるけど、歌詞だけ聞いたら肉を食べてるかすらわからない。わりと長めなタイトルだけど1文字も出てこない

歌詞登場しない系にも2パティーンあるというかワイの受け取りが2パルパティーンあると思うんだけど「まあさすがに登場せんやろな……」みたいなのと「えっコレ登場してなかったけ!?」みたいなんがあるな。

黒毛和牛上塩タン焼680円はさすがに登場せんやろ系、チェリーとかはえっコレ系。


勝手にシンドバッドがまず浮かんだ。栞のテーマTSUNAMIもか/歌詞が特徴的なミュージシャンだと割と頻繁にある気がするけども。くるりとかキリンジとか、スピッツとか/元を辿ればはっぴいえんどかも。

えっTSUNAMIはなんかいってなかったか?つなみのよう~なわび~しさに~みたいなのなかった?

2023-05-11

スターウォーズMCUも続けすぎやないですかね?

引き伸ばし引き伸ばしでもうなんなんこれって感じですやん

結局ラスボスパルパティーンやし、MCUはサノス超える敵出てこんし、なんなん?あのカーンとか言う暴行逮捕されちゃう!?ヒーロー側もMCU卒業キャラを超えるええキャラ出てきてないし、レイ(笑)カーンみたいなクローン(笑)あとなんかXウィング乗ってる奴(笑)って感じやし希望グローグーとディンしかいないけど、ストーリーラインとしてはサブのキャラやし

続けたいならもうちょっとナルトとかボルトとかドラゴンボールとかテニプリ見て勉強した方がいいんやないですかね、ディズニーはん?

2021-02-27

スターウォーズEp7~9は中途半端だった(含ネタバレ

自分スターウォーズシリーズのそこそこファンだが、ジョージ・ルーカスが作ったもの以外は偽物という狂信者ではない。

(ただ、マンロリアン最終回を観たジョージ・ルーカスがベイビーヨーダを救うためにEp7~9をスターウォーズ正史から除外すると発言したのは面白かったが)

とはいえ、やはりジョージ・ルーカスが関わらなかったスターウォーズイマイチ食指は伸びず昨日の地上波初放送までEp9は観ていなかった。

一応昨日観たのでその感想を覚え書き。

カイロレン、もう少しがんばれたよね?

何あの最後

来たと思ったら能力奪われて、吹き飛ばされて落ちて、パルパティーンが死んだあとに登ってきてチューして消えるって。

あそこ、レイ共闘してあともう少しというところまでパルパティーンを追い込んだけど、

不意を突かれてピンチレイかばって・・・そういう演出もできたよね?

ベタだけど、もっと映画として盛り上げられたと思う。

君たち(ディズニー)、MCUも作ってるよね?

スタッフカイロレンのこと嫌いなの?

嫌いでもいいけど、もっと盛り上げてほしかった。

そして、これはEp8を観たときにも思った。

カイロレンがスノークを倒したとき

ジェダイ裏切り裏切られ、シスも裏切った存在として、スターウォーズの中でもかなり特殊立ち位置に立っていた。

なのにその後また仮面かぶっていたし、最後はただの(クソ雑魚ジェダイだった。

パルパティーンなんか出さずにジェダイでもシスでもない、ただ憎しみに燃える(けどレイちゃんが好きな)カイロレンをラスボスにすることもできたと思う。

そして、確かにジェダイ絶対正義ってわけでもないかも、という疑問をスターウォーズファンに持たせる事もできたと思う。

カイロレンは今までのスターウォーズジェダイ絶対正義否定するというもっと大きなテーマを持たせることのできたキャラだったと思うので、ただただもったいない一言

ディズニー日和ったな、って感じ。

日和るくらいならEp8みないな映画カイロレンみたいなキャラを作るなよと。

普通じゃなかったレイ

まり伏線は追ってなかったので、もしかしたら伏線はあったのかもしれないが、

あんパルパティーンって名字だったのかよ。

あと、あなたスカイウォーカーって名字じゃありません。

みんなスカイウォーカーなんだ!って感じの終わり方もなんかダサかった。

ハン・ソロにはなれなかったポー

せめて最後にフィンのことを助けさせてやれよ。

結局いいところを持っていくのは旧世代のチューイとランド

今までのスターウォーズに落ち着いた

そこが一番残念だった。

今までのスターウォーズ否定して新しい物語を作る種をたくさん仕込んでいたのに、

結局無難パルパティーンが出てきて、シスジェダイに負けて、ジェダイは最高で、

時代レジェンドたちのほうが凄かった。

良かったところ

スパイおっさんスパイになった理由

「年下パワハラ上司が負ける姿を見たかたから」

これはマジで最高だった。

正直途中から真面目に観ていなかったから、

もっと面白いところはあったのかもしれないが、

とりあえずこんな感想

2020-12-15

Star Warsの残された謎

・シディアスはなぜアミダラがタトゥイーンにいることがわかったのか。

・サイフォ=ディアスはどんな人物でなぜパルパティーンにコロっと騙されてクローン発注したのか。

オビ=ワン・ケノービはなぜタトゥイーンではベン・ケノービと名乗っていたのか。

ルークの左腕と一緒に落ちたライトセイバーアナキンのライトセイバー)がなぜマズ・カナタのところにあったのか。

ルークジェダイをどこで何人育成したのか。育成したジェダイは全員殺されてしまって生き残りはいないのか。

ジェダイの帰還で使っていた緑色ライトセイバーはどこに行ったのか。

2020-01-16

anond:20200116190240

ジョージ・ルーカススターウォーズ作品内で「詳細は伏せるが」とか言わないぞ?

J.J.エイブラムスめっさ雑に詳細伏せてパルパティーンラスボスだということにしたけど。そういうことだぞ。

2020-01-06

anond:20200106213853

ルークフォースの闇なんかにまれるわけねえし

そんなシーンあったっけ?

パルパティーン生きてるとかんなわけねーだろだし

あれ霊体じゃねーの

レイアがあっさり死に過ぎて「は?」ってなるし

女優が死んじゃったからしょーがない

しろよく余ってた映像だけで誤魔化したもんだ

ナレ死しかないだろと思ってたのに

anond:20200106183240

キスはどうでもいいけど展開雑過ぎてあいつらキスするような関係だったっけ??となった

レンはレイに執着してたけど逆はないよねえ…

パルパティーンは8で散々叩かれたから慌ててオタに媚びたんだろうが突然取ってつけられても感

でも大元ブコメの大半は、要はディズニー&女が主役なのが気に食わない連中が叩いてるだけだろ

見てないのも多そうだし

主人公何度もやったシリーズ主人公を女にするととりあえず新鮮味が出る、ってのはよくあるパターンだけどな

ジョジョ6部もポリコレつって叩くのかねあいつら

(そういやジョジョ6部の時も承太郎子供放置するような奴じゃない!って批判あったんだよな

でも承太郎理想の子育てしちゃったら徐倫刑務所入るような子供に育たんし…)

anond:20200106182252

年上のババアに恋して騎士団了解もなく勝手結婚して孕まして殺したアナキンが異常なだけで(子供のうちから洗脳しないとそうなるからEP1の時点でそれなりに成長していたアナキンを騎士団に迎え入れることに反対する人が多かった)

種族の存続のためなど特殊事情があれば妻帯許可される事例はあるし、それ以外のジェダイ恋愛スピンオフで描かれなかったわけでもない(オビワンやケイナンなど)

恋愛排除する作品ではないし、当然フォース遺伝的な要素として扱いたかったわけでもないだろうからキスはどうでもいいしレイパルパティーンの孫にしたこと問題なんじゃねえかな

2019-12-31

スター・ウォーズスカイウォーカー夜明け」感想

(とりあえず年内中に吐き出したかったので、すべて記憶に頼って書いてる。間違いがあったらすまない。)

ネタバレ注意。)

 

一言でいうと「やっぱり無理だったか」。

 

そもそも、ep6の続きを作るなんて、本質的に無理だと思っていた。

スター・ウォーズ世界は、その全てがルーク・スカイウォーカー活躍させるために構築されている。

ep6でルークが「あがり」をむかえ、わだかまりが解消された以上、もう「めでたしめでたし」で終わった話なのである。その先には、もう何も残されていない。

から正史の続きの映画シリーズが作られると聞いたとき大丈夫なのかと心配になった。プリクエル(前日譚)でもスピンオフでもなくep6の続きを、ドラマシリーズでもアニメでもビデオゲームでもなく実写映画でなんて、完璧にやったとしても二番煎じしかならなそうなのに、どうすんだと。

何か勝算があるのかと思った。正史の隙間を埋める二次創作しかできない部外者と違って、公式ならばどんな飛び道具でも使える。これならいけるぞというアイデアが何かあるのかなと。

そしてep9が終わってみてわかった。結局、何もなかったのだ。

 

全てがルーク・スカイウォーカー活躍させるために構築されている、というのは、たとえば血統によってジェダイになったこと。

スターウォーズ世界設定では、ジェダイ世襲ではない。ジェダイの掟は恋愛結婚を禁じている。ep1~ep3では、たくさんのジェダイがワチャワチャ出てきたが、誰の血縁だなんて話は特になかった。作品世界歴史においてはep4~ep6の出来事例外的なのである

また、親父が一代にしてレジェンドになった傑物、というのも重要だ。考えてみてほしいが、ルーク家系が代々続くジェダイ家系だった、なんて設定だったら楽しくないのだ。幼いころから厳しい修行を強いられ、偉大な先祖比較されて品定めされ……ウンザリするだけだろう。堅苦しい伝統とは無縁でありながら、血の繋がりによってスゴい能力を授かっている、というのが心地よいのだ。

ジェダイが滅ぼされたというのも重要である。同世代ライバルと競わされ選別されることはない。「あいつがいから、おまえいらない」と言われる心配が無い。

ルークはただジェダイなのではない。歴史的にも特別ジェダイなのである

 

ジェダイだのフォースだのも、ルーク活躍支援するために存在する。

超能力チャンバラ! うわ超かっけえ、文句なしだ。

ジェダイ思想? そんなもんクソどうでもいい。ep5で、ルーク師匠の言うことに逆らってハンを助けに行く。頭の固い年寄りの言うことを従順に聞く主人公なんて魅力的ではないのだ。ジェダイの掟なんぞは、友情を引き立てるダシにしとけばいい。(余談だが、あのあとヨーダとオビワンはわりと辛辣に「あいつはダメだ」って批判してた気がする。)

 

帝国も、ルークのために用意されたものである

悪の帝国を倒せ。うん、わかりやすい。

ストームトルーパーも、顔が見えないので、人を殺している感じがしない。(スターウォーズを初めて見た幼少期の私は、ロボットだと思っていた。ep4のデススター侵入でアーマーを奪って着たりとか、叫び声がドロイドとは違う感じになってるとかで、「推理」することはできたが、あまり実感はなかった。直接的な描写は避けられていたように記憶している。)

反乱軍兵士は顔出ししていて、その死は人の死として弔われるが、帝国兵はそうではない。

 

ライトセイバービームブラスターも、鉄の刃や弾丸による戦闘と違って、血が出ない。生々しい人死にの感触はいらないのだ。

 

このように、ルーク活躍ストレスフリーで鑑賞するための仕掛けに満ちている。

 

そんな、ルーク・スカイウォーカーのための世界は、ep6の後どうなるだろう。

たとえば、帝国が倒れて銀河平和が戻ったらどうなるだろう。

ジェダイは、子供たちに嫌われる習い事みたいになるだろう。健康診断で素質ありとなったら、ジェダイスクールに通わされる。遊ぶ時間も奪われる。

そんな退屈な平和映画の観客にとっては退屈だが、そこの世界で暮らす人々にとっては尊い平和

ep6の続きが作られることになったため、平和は訪れなかった。

観客は退屈な平和なんて見たくないのだ。

 

カイロ・レンが生まれたのも、観客を退屈させないためだ。レイアとハンの子供が順風満帆ジェダイになるなんて話が見たいか

みんな大好き「血統物語」だが、前述の通り「親はポッと出」「他と比較されない」といった要素と組み合わさった場合にだけ楽しいのだ。ep4~ep6でそれは消費されてしまったため、ep7~ep9では使えない。そのせいでベン・ソロは歪んでしまった。

ベン・ソロダークサイドに堕ちるに足る理由なんぞ、結局、何もなかった。意外性を出すためにダークサイドにしよう、と、それだけ。

無理やり悪をやらされてる感があって気の毒なのであった。だが、そのどっちつかずな感じが「何かある」という錯覚を生み、それらしい苦悩の描写と、アダム・ドライバーの熱演もあって、妙な奥深さを感じさせていた。ep8までは。

ep9で痛感した、「やっぱり無理だったか」。

マスクの扱いが象徴であるダースベイダーにとって、マスク生命維持装置でもあり、必要があってかぶっていた。カイロ・レンにとっては、マスク特に必要ない。ダースベイダーの表層的なモノマネに過ぎない。これが、「必要ないのにマスクをつけてるワナビー(なりたがりの未熟者)である」という意味をなしていた。

ep8でスノークはこれを看破して、マスクをボロクソに貶したのだろう。マスクを捨て、カイロ・レンは悪として成長を見せた。劇場で見た当時の私は、期待を込めて「ep9では完成した悪としてついに大成するであろう。ただ、その後すぐ死んでしまうだろう」などと書いていた。

ep9でカイロ・レンは再びマスクをつけた。ep8での成長を経て一体どういう心境なのだろうかと注目していたが、特に意味はなかった。

結局、最後最後までワナビーしかなかった。

 

みんなep4~ep6が楽しすぎたせいで目が眩んでるのだろうが、血統物語のオイシイところはもう使い切っちゃったし、スターウォーズ血統物語じゃなくてもいいんだよ。

ep8で、レイは「何者でもない」としたのは、慧眼だと思った。ep1~ep3の頃のノリに戻るだけだし。だが一部のファンには不評だったようである。ep9で台無しにされた。

 

ep9は、ep8の良かったところを台無しにした。

ep8は野心的だがガタついてる印象がある。ベン・ソロダークサイド転向したきっかけとか、ワープ特攻とか、無茶すぎる。だが、フィンとローズのバディムービーっぷりとか、カイロ・レンの成長とか、レイ出自とか、レイロ(レイカイロ・レンのカップリング)とかは良かった。

特にレイロ。ep9の意趣返しについては、べつに好きにやったらええよアンタの映画だし、という気分だが、レイロだけは違う。ep8は最高のバトンを渡して来たんだから、他のなにもかも台無しにしてでも、そこだけはちゃんと引き継いでほしかった。

なんであの程度でカイロ・レンからベン・ソロに戻るのかと。ep7で父殺し、ep8で師匠殺しを達成して、これは過去正史映画で誰も成しえなかったことなのに(ep6のは、ベイダーからアナキンに戻ってるので何か違うじゃないすか)。

みんな小物だとバカにしていて、実際小物な面もあるんだけど、それでもやることやってんだなあ、というところが、見るから威圧的尊大なふるまい一辺倒の悪役よりも「新しい」気がして感心していたのに。

ep9で大成すると期待してたのに、なんだか小さくまとまって終わっちゃって。ああ、ワナビーのままだったな、と。

カイロ・レンが締まらなかったせいで、レイもなんだか微妙な感じになってしまった。悪い意味で揺るぎねえから自分ダークサイドに堕ちるかもしれないッス、ってシーンでも「ふーん」って感じで。ep7,ep8のカイロ・レンの方がまだ、こいつライトサイドに戻っちゃうんじゃねえのとハラハラした。

レイシリーズを通して成長しているが、カイロ・レンもまた成長していた。極まった二人の力がぶつかり合う瞬間を楽しみにしていた。だが、二人の対決は、なんか普通ライトセイバー戦で終わってしまった。

で、キスちゃうのな。レイロ勢に媚びた安易な燃料投下だと感じたが、まあ、対決が不発だったうえに燃料投下も無かったらマジで残念な感じになるので、ダメージコントロールとしてアリだったのかもしれない。(少なくとも、「ローグ・ワン」やep8の無意味キスシーンよりはマシだったし。)

 

ラストシーンも締まらなかった。

レイ自分のことを「レイスカイウォーカー」と名乗ったが、なんだか釈然としない。

ep8の頃の「何者でもない」レイだったら、納得できたかもしれない。スカイウォーカーの魂は血縁を超えて継承されていくんだなあ的な。だが、シディアスの孫とかやっちゃったのにそれは。

かといって、レイパルパティーンとか名乗られても、銀河悪名高いシス名前からちょっと不穏すぎる。

このシーンで私は、「ハン・ソロ」でソロファミリーネームが成り行きで決まってしまうシーンを思い出した。だがレイソロって名乗るも、やっぱり違う。

書いてて気付いたのだが、母方の姓を名乗るのが無難な気がしてきた。でもそんなん名乗っても、観客としては「何?」だろう。

 

まあ、ぶっちゃけスターウォーズ人間ドラマにはそれほど期待してないので、レイロが微妙でもメカの出来さえよければ満足だった。私の原体験がそれだからスターウォーズを初めて見たのは幼少期の頃で、ストーリーとかまったくわからなかったのだが、それでもメカ活劇に夢中になった。光る剣。宇宙疾走する戦闘機や艦船。月のように大きな要塞

だがメカ描写はずっと低調だった。

ep7で、レイスターデストロイヤーの残骸を漁ってるシーンと、カイロ・レンが焼けただれたダース・ベイダーマスクを拝むシーンには、制作陣の「我々はこうやって偉大なる旧作の遺産を食いつぶして細々とやっていくしかないのだ」という諦めの入ったメッセージ言葉ではなく映像で叩きつけられたような気がして、ちょっとビビった。新しいものを作るんだっていう虚勢を張るもんだと思ってたら、こんな赤裸々に弱音を吐くんだ、って。

ep7~ep9のメカを振り返ってみて、旧作から続投しているものを省けば、記憶に残ったのはbb-8とカイロレンのマスクくらいだ。

ep9は特に低調だった。なんだファイナル・オーダーって。あの世界の乗り物は、製造されてるわけじゃないですか。「ローグワン」とep4でデススター設計者・設計図を巡るドラマがあった。「ソロ」では、製造中のスターデストロイヤーを望むシーンとか、ファルコン号を巡るドラマがあった。それが、念力を込めたら地中からボコボコ出てくるとか。ただでさえスターデストロイヤーをたくさん並べただけという芸の無さがキツいのに、もうちょっと真面目にやってほしかった。

 

できれば、メカデザイン体系を新しくしてほしかった。

ep1では、ep4~ep6とは明らかに違ったデザイン体系のメカがでてくる(アールヌーヴォーって言うの?)。ep2,ep3と話が進むにつれてep4の体系に近づいていくというのが、帝国の勃興とメカデザインが連動していておもしろかった。

帝国という魅力的な装置はep6で使い切っちゃったので、ep7~ep9ではなんの変化もなかった。

面白い新作メカを作る余地はあったと思う。現在、「トポロジー最適化」「ジェネレーティデザイン」といったものが登場したので、それを取り入れるとか。

あと、バトルドロイド可能性は掘りつくしてない気がする。ep5で少し登場しただけの賞金稼ぎロイドには妙な存在感があった。ep1でドロイデカの登場には、なるほどこれはep4~ep6制作当時のVFX技術じゃ作れなかっただろうと興奮した。ep1より後に作られた「ローグ・ワン」のk-2soといい「ハン・ソロ」のl3-37といい、キャラが濃くて面白かった。ep7~ep9で、改めてバトルドロイドを登場させたら良かったかもしれない。

だが、「こんなのスターウォーズじゃない」と不評に終わる可能性が高いだろう。それが予想できたから、きっと冒険しなかったのだろう。

 

というわけで、ep9の感想は「やっぱり無理だったか」。

スターウォーズはep6で完結してたんだなあ、という思いを新たにした。

2019-12-29

スターウォーズEp9がひどすぎる

ネタバレ注意)

今日スターウォーズの最新作を見てきた。それはそれはひっどい代物で、シナリオ整合性理由もあったものではなかった。あまりにひどかったので増田意味不明だった点をざっとメモ書きしておく。



とまあこんな感じなのだが、そもそもSWやディズニーに限らず最近ハリウッド映画ってこの手の整合性皆無・見たその瞬間に気持ちよくなれればいいやって感じの映画が多い気がする。ローグワンやEp8も登場人物の行動原理意味不明だったけどここ数年で一番支離滅裂だったのがファンタスティックビースト。ただそれ以上に驚いたのは、ここに挙げたどの映画Yahoo映画とかインターネット上のレビューサイトではどうも高評価を得ていること。ステマなのかなあ?

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