はてなキーワード: ブーストとは
二次創作小説をたしなむ皆様、特に書き手の皆様は、周囲の作品を読んでいてこんな風に思ったことはないだろうか。
明らかに文章が厚くて、読みやすくて、最高な作品が他にあるというのに、そちらよりもそのぱっとしねぇ小説の方が伸びている……そんな場面に立ち会ったことはないだろうか?
恥も外面もなく言うが、私はその『ぱっとしねぇ文章を書く字書き』である。
この『ぱっとしねぇ』の部分には、物議があるだろう。面白いの尺度は、人それぞれだ。ただ、ここで言う『ぱっとしねぇ』というのは、主に次の要素が含まれる。
・全部ではないが、やや文章に読みづらさを覚えることがある。
・誤字や脱字が地味に多い。
・表記ゆれを気にしていない。
・伏線の張り方が甘い。
“やや”とか“地味に”とか曖昧な表現だ。ただ、そこがミソである。『ぱっとしねぇ字書き』(長いので以後『パ字書き』)は、完全に面白くない文章を書くわけではない。ある程度は面白い文章を書く。ただし、圧倒的に“こだわり”に欠ける。
昨年2020年、Twitter上でオタク女たちの感情について描き、人々の心を動かした作品があったが、あそこには“神字書き”という存在が登場する。その神字書きとパ字書きの間にどのような差があるかと言われたら、この“こだわり”であろうと感じる。
神字書きの文章というのは、作品全体からその人の色とこだわりを感じるのだ。読むと「あっ、〇〇さんの文章だ」と感じることが出来るし、表記にも推敲の跡が見られる。読みやすさが意識されており、文章の端々からこだわりを感じる。
「この人は本物だ。こんなものがタダで読めていいのか……?!」
そう感じることだろう。私は感じる。さてはあなた方はそれで飯を食おうとしたことがあるな?
しかしながら、パ字書きこと私の文章からはそれが感じられないのである。自己評価が低いのではない。私は私の文章が大好きである。何度も読み返しては「オホ、なんか知らんがおもろいなこれ」とニヤニヤする。しかしながら、同時に表記ゆれや誤字脱字は多いし、そこかしこの伏線は甘いし、急展開だし、作品ごとに文体やら調子がバラバラで自分の“カラー”などあったもんじゃない。
身バレをしない程度に、どのくらいで数字を稼ぐ、と言っているのか述べるならば、現行ジャンル(所謂社会現象アニメではないにしろ、アニメやグッズ展開が活発に行われているジャンル)の二番目くらいに支部投稿数の多いCPで、常に100~1000程度のブックマーク稼ぐくらいである。投稿作品は10本。
ほほーんすごいじゃねぇか、と思ってもらえるだろうか。だがこの数字、もう少し続きがある。
当推しCP小説の投稿数は4000程度、このうちブックマーク100以上の作品数は2000程度(特定されないようにある程度数字は変えてあるが、だいたいこんなもんだ)。つまるところ、おおよそ50%はブクマ100以上なのである。投稿された小説の半分以上はブクマ数100以上。意外に感じた人もいるのでないだろうか。こうしてみると、ブクマ100以上とは、あまりすごくはない。2分の1に滑り込むだけだ。まぐれ当たりもあり得る。
しかし、私がそこそこの数字を稼いでいると自負する点は、10本連続、という点だ。10回連続で2分の1に滑り込んでいる。単純に考えるなら、2分の1の10乗なので、1024分の1。これならば偶然ではない数値だ。
そんなこんなで、そこそこの数字を稼いでいると思っている。
さて、ここまでは長い前置きである。『パ字書き』こと私が、どういう存在であるかをざっくり知ってもらうための、長ったらしい説明であった。
ここからが本題で、パ字書きがどうして数字を稼いでいるか、という自分なりの考えと、パ字書きなりの苦悩についてお話したいのだ。
先程ざっくり神字書きとパ字書きの違いをお話したが、もう一つ気になるのは、神字書きとの違いではなく『パ字書き』と『そうでない字書き』の違いだろう。
『そうでない字書き』という新しい概念が出てきた。これは『パ字書きと同じくらいの文章を書いている筈なのに数字はいまいちで思い悩んでいる字書き』のことだ。長いので『ソ字書き』と言う。ネーミングセンスについては言及しないでいただきたい。
ソ字書きは思うことだろう。
「神字書きの文章がハネるのはわかる。あれは素晴らしい。でも自分とパ字書きの文章にそんなに差があるだろうか? なのに何故パ字書きの文章はハネて、自分のはハネない?」
ごもっともだ。それは悩むだろう。だって、ソ字書きの文章も、パ字書き程度には面白いのだ。そうでない場合もあるが、ここで言うソ字書きは、パ字書きと同等くらいの文章を書く人々のことだ。
統計をとったわけでもなし、根拠はないが、このソ字書き、結構多いのではないかと思う。そして思い悩むことだろう。ここで悩まない人間はそれでいい。その人たちはソ字書きではない。
そんな『パ字書き』と『ソ字書き』の差だが、ここにあるのは単純明快『自己プロデュース力』だ。
ここで一つ、これを読んでいる人(二次創作作品を投稿している人)にたずねたいのだが、皆々様は、支部やらTwitterやらへの投稿を何を楽しみに行っているのだろうか?
『純粋に二次創作が好きだから、その投稿先を求めて』これはあるだろう。みんなそこから入っている人が多いだろうと思う。
『せっかく書いたから、自分が書いた作品を多くの人に読んで欲しくて』これもあると思う。
『同じ趣味の人と交流したくて』なんと社交的なことだろう。素晴らしいと思う。
私とて同じだ。だけど、私にはもう一つ大きな動機がある。
そして、これが、おそらく私をパ字書きたらしめているのだと思う。
『自己プロデュース』が楽しい、とはどういうことかと言うと、私は商売が好きなのだ。
世間のニーズを調査して、そのニーズを満たす商品を仕入れ又は開発し、プロモーションを計画して、結果を出す。次の商品展開につなげる。ブランドイメージを築く。
こういう流れが大大大好物なのだ。大好きなのはヒマワリの種。へけけ。
正直、私が重きをおいて楽しんでいるのは『二次創作』ではなくこの『商売』だ。
小説の面白さは同じくらい。だけど、その小説、商品をどのように売り出すかによって数字は変わる。このことが、最高に私を興奮させるのだ。
支部に関して簡単な例をあげるとするならば、それは“サムネ”だ。
絵描きの皆様の方が、サムネに対する意識は高いのかもしれないが、字書きとてこのサムネは軽視できない要素だ。
支部には、絵を描けなくても利用できるテンプレの表紙というのが存在する。しかも最近はおしゃれな新しいテンプレが出てきて、それを利用している人も多いのではないだろうか。
使う人が多いということは、それだけ“埋もれる”ということだ。
自ジャンルでは、そこそこの頻度で小説が投稿される。社会現象ジャンル程ではないが、平均したら1日に2作くらいだろうか。特に週末は投稿が集中する。その全てを見る人というのは、そんなに多くない。みんな、興味を引くもの、面白そうなものを選んで読む。
ここで、表紙を差別化して目を引く、というのは大切な要素である。
さらに、統一感があればなおいい。一作目がハネた場合二作目も似た表紙であるならば「あっ前面白いの書いてた人の作品だ」と言う形で、そちらも読んでもらえる確立が上がる。
それからもう一つ。支部で言うなら、字数も大切な要素だと感じる。
これは、ある程度ジャンルにもよると思うし、自身の体感の話だが、支部で読む際に丁度いい字数と言うは『7000~15000字』くらいだと感じる。
短すぎると物足りなくて、長すぎると敬遠する。特に『ぱっとしない文章』を書く人間には、この字数がよい。私は、文章力のない人間に困難なことは二つだと思っている。『短い文章で上手くまとめること』と『長い文章を飽きさせずに読ませること』だ。それが出来るのは、神字書きの領域だ。それができる貴方ならば、私は貴方を神字書きと呼ぼう。
キャプションも大切だ。なるべく、話を端的に表現すべきだ。何せ、そんなにくどくど長い文章を並べ立てたら、それだけで飽きる。一文でそれがどういう話かアピールするべきだ。かつ、面白そうと思ってもらえる一文。その引きが重要だ。例えば『イエス・キリストと仏陀が、地上の安いアパートで二人暮らしをする話』。ほら、すごく面白そう。
最近フリートとかいうインスタ気取りの機能を搭載し、オタクのおもちゃにされがちなTwitterだ。
ここに広告を打つ。
しかし、このTwitterというコンテンツ、どちらかと言えば相性がいいのは絵描きだ。どんぶらこっこどんぶらこっこと次々ツイートが流れゆくTL。断然目を引くのは絵である。パ字書きがフォロワーを稼ぐのは結構難しい。『字書きは基本支部でのフォローで十分。Twitterはフォローしない』そういう人、多いだろう。正直、私のフォロワーも、支部の方が多い。最近ようやくTwitterのフォロワー数が追いついてきた。
ではどうしたらいいか。ここで味方につけるべきは、そう。絵描きの皆様方である。
やめてください。引かないで。別にそういう打算的な目で見てるわけではないんですって。ただ事実を語ってるのよ。
というより、ちょっとしたお願いに近い。思い悩むソ字書きがいて、貴方が絵描きで、その人の文章を面白いと思ったならば、そのソ字書きを救うのは紛れもなく、貴方である。貴方が広告塔だ。
Twitterにおいて絵描きの拡散力というのは、程度は違えど絶大である。絵描きはまた絵描きとつながっており、そこからまた拡散が生じる。私はこれを『絵師ブースト』と呼んでいる。字書きにはありがたいものだ。
また、これは今まで私がいたジャンル特有のものかもしれないが、絵描きは絵を摂取しRTするより、小説を摂取しRTする方が抵抗が少ないらしい。これも統計に基づくデータではない。周辺の絵描きへの聴き取り調査によるものだ。ある一人の絵描きの発言を借りるのならば『オタクというのは、戦闘民族なので、同類絵描きは友でありながら同じリングに上がる宿敵である』という事らしい。オタクは戦う。その点、字書きはリングが違う。だから絵描きも応援しやすい。そういう事らしい。
Twitterでそういう絵師の目に留まって、広告塔になってもらえれば数字は伸びやすくなる。あわよくばつながっていければベターだ。そんなに難しいことではない。一点、性癖を刺激する部分を意識しながら、小説を書き続ければいい。
例えば、『小×大(通称ショウダイ)』というCPの「はす向かいのトロロ」と言うタイトルの小説を書いて、支部にあげ、そのリンクをTwitterに貼るとする。ただし、ここでタイトルが「はす向かいのトロロ」だけでは、『ショウダイ』で検索したときに引っかからない。これでは、貴方をフォローしている人間の目にしか留まらず、新規の獲得は難しい。なのでタイトルに【ショウダイ】とでも入れておくか、ツイートに自然な流れでショウダイというワードを入れ、ショウダイで検索する興味のあるユーザーの目に留まる確率を増やすことも必要だ。やっている人、多いだろう。
こういうことを考えるのが、私は好きなのである。
そして、こうすることで目に見えて成果が出るのが楽しい。R-18と全年齢のブクマ数の違いを分析したり、ジャンルで人気のある文体を調べてみたり、フォロワーの多い人のツイートに刺激を受けたり。そうやって、実際にフォロワーやブクマ数の変動を見ているのが楽しいのである。
勿論上手くいかない時もある。全てを自分がコントロールできるわけではない。自身の投稿が、神字書きの投稿に被さって、完全にそっちに持っていかれたり、公式から重大発表があってツイートが爆速で流されていくこともある。
それでもそういう時は、続編を書いて前のいまいちハネなかった小説のリンクを乗せたり、後からRTしてみたり(自RTはリスクも多いので極力控えるが)、後からフォローを行って、何とか一つ自身のボーダーとしているブクマ100を達成させる。
こうして、自分のアカウントをプロデュースして運用していくのがとても楽しい。
おそらく、パ字書きとソ字書きの差は、ここにあるのだろう。
たまに「こういう事じゃなくて、純粋に文章力を磨くべき」とか「SNSのこういうところに疲れる」という声を聞く。
それも一つ、正しいと思う。そういう人は、パ字書きではなく、まっすぐ神字書きを目指す方針を取ればよい。これも数字を取る方略としてアリだ。むしろ王道だろう。パ字書きはやや邪道だ。私は蛇の道から、神字書きを目指す貴方を応援している。
だけど、皆様、アイドルプロデュース系のゲーム、お好きではないか?
相手の好きなものを分析して、攻略していく系のゲーム、お好きではないか?
それと同じ感覚だ。それと同じで『二次創作アカウントプロデュースゲーム』も楽しい。なんらおかしくはないのではないか。自分のマネージャーになって1000ブクマ目指そう!目指せ最大手!……悪くないキャッチコピーだ。
Twitterは後者の攻略ゲームに近い。周囲の絵描きや字書きの好みを分析しながら、そこに程よく合致する作品を書く。露骨に書きすぎないのがコツだ。ちょっとした“萌え”を刺激する。『ナースのイメプレ読みたいな……』と言っている人がいたら、他のイメプレにするか、ナースの方を拾って看病ものにしてみるのもいいかもしれない。そうしてターゲットを絞って狙っていく。引かないでください。別そういう打算的なことだk……何はともあれ、作戦が上手くいくとそこにはえもしれぬ達成感がある。成果もついてくる。二次創作者攻略ゲーム。楽しい。
それにそうやってパ字書きやっているうちに、作品数を重ねて神字書きになる道もあるだろう。神字書きになっても、自己プロデュースは無駄にならない。
神字書きになる前のちょっとした段階として、パ字書きを経由するのも良いのではないか? そういうススメだ。
ただし、ここでパ字書きの闇にも触れておきたい。
ここまでパ字書き悪くないぞ、という話をしてきたが、問題は、神字書きにはだいたいバレる、ということだ。
バレるというか、ちょっと面白くないように思われているのを肌で感じる時がある。
これは、神字書きにも思われることだ。
たまにまかり間違って、神字書きと投稿時期が被った時、自分の方が数字が大きいとやや気まずい。実際あったが、これは本当に気まずかった。明らか、神字書きの方が文章が上手い。しかもテーマも似通っていて、字数も同じくらい。言わば、神字書きの文章がイタリアンシェフの高級パスタだったのに対し、私のはめちゃくちゃ即物的なカップ焼きそばだった。だけど、その時、ジャンルでウケたのはカップ焼きそばだった。そういう時もある。たぶん、みんな疲れていて、そんなにゆっくり味わう時間がなかった。
その直後、私はその神字書きにリムられてしまった。やられた。せっかく攻略したのに。
上記のことだけじゃなく何か他にも性癖なりなんなり理由があったのかもしれないが、カップ焼きそばを動線の一番いいところに大量陳列して売上を稼いでいることがバレてしまったからだろうと思う。『こいつそれなりの振りしてるが、実のところ文章ぱっとしねぇな』と、気づかれてしまったらしい。パ字書きバレしてしまった。不覚。
こればかりは、自分でも自覚があるからどうしようもない。自分の文章は神字書きと比べてぱっとしない。の割に数字を稼ぐ。これは、本当に文章力がある人からしたら、非常に滑稽だろうし、面白くないだろう。私が神字書きだったら面白くない。
自己プロデュースを楽しんでいる私だが、それと同時に二次創作が好きだし、文章も好きなので、やはり「上手く書きたい」と感じる時もある。オタクは戦闘民族だ。圧倒的火力で殴りたい。こういう時、パ字書きはどうしても『自分は本物ではない』という葛藤に苛まれることがある。足りない文章力を、自己プロデュースでかさまししていることを、自分が一番よく知っているからだ。
その葛藤から逃れるためには、結局のところ、文章力を磨くしかない。それは変わりない。
しかし、数字はモチベーションになる。読者が多いことは励みになる。パ字書きであることは、私の筆の進みをサポートしてくれる。
圧倒的火力を手に入れるその日まで、私は頭を使ってリングに上がる。
こういう楽しみ方や、オタクもアリだろうと、そう思ってくれる人がいるならば、嬉しく思う。
あと、この文章を読んで、周りにパ字書きがいても嫌いにならないでね。結構、面白い文章書いてるはずだから。単純に頭使って頑張ってるだけの奴らだから。
以上、パ字書きのススメでした!
感想ってやっぱ貰って嬉しいもんなの?
見る専オタクなんだけど、作家が販売開始した同人誌のサンプルがあまりにも良すぎて元値の5倍の金出して買ったらお礼と原画ついてきたんだよね
感想送ろうかと思ったんだけど語彙力ないし、Twitterも見る専の鍵垢だし、そんなやつから急に長文DM来たら怖いかと思ってまだ送ってない
同人誌の最後にメールアドレスも記載してあったからそっちに送ろうかと思ったんだけど、それもなんかキモくないか?
作家に認知されたいけどキモいと思われたくない!とかじゃなくて普通に怖がらせたくないんだよね
追記(7/2)
みんなありがとう お察しの通りBOOTHでブチ込みました BOOTHで購入したの初めてだったのでメッセージ送れるの知りませんでした
そして先程送ってきました手汗がすごいうわ〜〜〜〜〜怖いできれば作家には認知されたくないタイプのオタクなんですうわ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
どんな形であれジャンルを盛り上げてくれてる作家さんにはマジで感謝しかないので、何も生み出すことの出来ない自分はもう金を出すしか感謝を伝える方法がないです
これからもブーストする予定だったんですがお礼目当てでブーストされてると思われてお礼に困ってしまわれるのも申し訳なさすごいんだよな……そんなんじゃないんですよ……
もっとこう、「ランチ代浮いたラッキー☆」とか「今日は良い肉買って帰ろ☆」ぐらいで考えてほしいよ いつもありがとうございます本当に
https://anond.hatelabo.jp/20210608190114
まず、酒というものは味覚だけではなく気持ちにも作用する効果がある飲み物だ。
酒が好きな連中は、この両方を楽しんでいることを「酒が旨い」と言っているという事を理解してくれ。
で、酒が嫌いな俺たちは、前者の味覚だけを評価しているので、それが嫌いな場合は不味いという結論に至る。
それと味に関してはもう一つの側面があると思う。
割と多くの人は子供のころに好奇心からビール飲むと苦くて不味いだけじゃねーかって思うはずで、
酒が合法的に飲める頃になってもそういう人多いはず。
ただ、アルコールで普通に酔えるタイプの人の場合、味はまずいが酔えるので気持ちいいし楽しー!ってなる。
アルコールで味覚も麻痺するのでアルコールの不味さもわからなくなりがち。
こんなことを続けているとそのうちアルコールの味自体が好きになってくる。
アルコールに対しての不味さの感覚がゼロになれば、ウイスキーのロックとかテキーラとか蒸留酒でさえ美味しいと感じれる舌になるはず。
ワインにこだわって、ペアリングとかして楽しめるには、この感覚まで到達する必要があるんだよ。
結論として、この感覚まで到達している人にとって、酒はとても「美味い」ものであって俺らには理解できない感覚で生きているってこと。
たとえば、他の料理や飲み物で、そこまで味に対する意見が違うことってないんだよね。
世間で美味しいと言われてるものを食べたら美味しいと感じるし、
舌が肥えてるとまでは言わないけど、味音痴と言われたこともない。
ごく普通の味覚をしていると思う。
無いと思うんだよね。
「おまえは子供舌だから分からないんだ」みたいなのも単なるマウントでしょ?
ちなみに酒好きの友人にちゃんと話を聞いたら
「思考力が低下して嫌なことを忘れられる」って言ってた。
やっぱり味じゃないんだな。
お酒に対する意識と購買状況に関する調査|市場調査メディア ホノテ
1. 気分転換・疲れが取れる
2. 楽しい気分になれる
3. リラックスできる
4. 人付き合い
5. ストレス発散
つまり精神面に作用するドラッグとしての効能が求められていて、
https://www.asahigroup-holdings.com/company/research/hapiken/maian/bn/200409/00051.html
2. 気分をリラックスするため
3. 気分を高揚する・楽しくするため
4. 料理をおいしくするため
5. 人との会話や関係を円滑にするため
ここでは「料理をおいしくするため」という選択肢が浮上している。
「酒そのものが旨い」というより「酒を飲んでいると料理が旨い」というブーストアイテム的なものなのか。
そう考えると、この増田とも符合するか。
https://anond.hatelabo.jp/20210608120217
でも、じゃあ実際に酒飲みながら食べると旨くなるかっていうと、それを実感したことはないなあ。
どういう作用で美味しく感じるんだろう。
苦いものの後だと旨味が引き立つ的な?
あれは「おつまみを食べると酒が美味しい」のか「酒を飲むとおつまみが美味しい」のか。
というわけで最初の疑問に戻る。
で、結局のところ「酒」って何が旨いの?
追記。
「好き嫌い」に個人差はあっても、「味」や「香り」の評価にそんなにブレは無いと思うんだよ。
たとえば納豆ってそれが好きな人にとっても「クセのある食べ物」だよね。
どんなに好きでも納豆を「良い香り」とはあんまり言わないじゃん。
少なくとも「焼けた肉」や「炊きたてのゴハン」のような一般的な「良い香り」ではないことの了解は得られてるはず。
同様に、「酒」の味が「コンソメスープ」や「ぶどうジュース」の美味しさと根本的に異なることは了解が得られると思う。
もちろん、これは「薄めた酒の調味料的な効果」とは異なる話だ。
「料理に少量の醤油を加える」のと「醤油ひと瓶を一気飲みする」のとでは「食体験」として別物だよね。
あるいは「薄めたコーヒーの調味料的な効果」が多くの人に受け入れられていても、
「ブラックコーヒーそのものの美味しさ」が受け入れられているわけではないのと同じこと。
酒が「一般的に美味しいと思われる味ではない」ということを前提として、
じゃあ酒飲みはどういうところに対して「酒が旨い」と言っているのか?
ちょっと聞いてほしい
去年の暮れにTwitterが凍結した。
学生の頃から10年以上使っていた、オリジナルのイラスト用アカウントだ。
その顛末を聞いてほしい。
最初はノートにシャーペンで描いた絵をケータイで撮ってアップしていた。今となってはとてもじゃないが見れたもんじゃない。けど、描いたノートをただ閉じて机にしまう日々から一歩踏み出せたようで、嬉しかった。
交流はしてみたかったが、ハッシュタグはなんだか恐くて使えないままだった。
アップした画像が50枚を越えたあたりで、「あ、コレはこのまま孤独死できるな」と思い知った。
いい絵を描く人は少しずつフォローし、タイムラインは賑やかになっていった。が、かたや僕はハッシュタグも日常ツイートも飯画像もなく、二次創作でわいわいすることもない。
ひたすらオリジナルの下手な絵をアップしていくだけのアカウントである。フォロワーが増えるはずもない。
当時の僕は、ド底辺絵師なんて生易しいものじゃなくて「この世にほぼ存在していない」アカウントだった。
ごくたまーーに見かける、絵をアップさえしていられればそれだけで自己肯定し続けられる〝最強の人〟でもなかったのだ。自分にもド下手なりに承認欲求があり、限界を迎えつつあったそれをマネジメントする必要があった。
ワンドロを知ったのはその頃である。
one drow、1時間以内で特定のお題の絵を仕上げて見せ合おうというユルい交流の一つだ。定期的な開催日時が決まっており、リアルタイムでお題の発表や作品のツイートを行う。
画力が乏しくても許してくれそうな場所を探し、おそるおそる参加してみた。
ここがとても優しく丁寧な運営であったことで、僕の世界は少しずつ広がっていった。
ワンドロのハッシュタグを辿って、同じ時間内で作品を仕上げた同志とそっと実力を見せ合う。
1時間ってすげー短いんだぜ?
最初は全然終わらなくて恥ずかしかったけど、徐々に時間配分に慣れてまともな絵を上げられるようになっていった。相変わらず下手なままだったが、中学の頃から憧れてたコピックなんかも使っちゃって毎週参加していた。
楽しかった。
ワンドロ仲間を中心に、月に1人くらいフォロワーが増えるようになっていった。
そして、ひょんなことからiPadを買った僕は、思いのほか身軽にフルアナログからフルデジタルに移行した。
フォロワーの伸びが変わったのはここからだ。数年がかりで、デジタル絵であることがある程度の共通言語として成り立っていたのだと知った。
泣いて喜んだ。
ワンドロには欠かさず参加し、10イイネ以上をもらえた絵はそっとスクショしていた。
どんな形であれ性癖を晒すのが重要なんだなぁと学び、iPad用のクリスタを導入して漫画も描いてみた。
コミティアに出したら3冊売れて、飛び上がるくらい嬉しかった。
一度だけバズったことがある。
気合を入れて描いたとある絵が、どれかのタグを辿ってフォローしている人の目に留まったらしい。
いつもは閑古鳥の通知欄に「20+」の数字を見た時、こんな世界があるのか…と呆然としてしまったことを覚えている。
この時のツイートの、右下の♡の数は、一生忘れられない3ケタになった。
もっと絵がうまくなりたい、どんどん描きたいと夢中だった。
そんなある時、ふとヘッダーを変えようと思い立った。
現時点で最高の出来になった絵を使って、その目元をトリミングした画像を設定した。
翌日。
仕事の休憩中、メールボックスに見慣れない2通の通知が来ていた。
明らかに昨日のヘッダーが原因だ。
凍結の理由は「センシティブな内容の抵触」。トリミングした画像のキャラの、ほっぺがピンク色だったからだろうか。
運営はエロ絵には敏感だと聞いていたので、細心の注意を払ったつもりだった。
甘かった。
そして僕のアカウントは凍結された。
通常であればまずは理由を通達した上でのアカウントロック、そこで改善が見られなければ永久凍結である。
だが僕の場合、ロックの通達からわずか1分後に凍結の通知が届いていた。
実質的な一発退場だった。
ロックにさえ気付けていれば、事の重大さを思い知って即画像の差し替えができただろう。
が、平日の仕事中、60秒間で全て対処するのは到底不可能だった。
迂闊な画像を使ったのは他でもない自分だ。が、やはり経緯にどうしても納得がいかない。
たくさん調べ、似たような体験談を探し(ぶっちゃけロック→即凍結のケースは見当たらなかったが)、なんとかTwitterの運営に異議申し立てを送った。
じりじりと待ち続けて3日、1週間、2週間、1ヶ月、3ヶ月、半年。
申し立ては定期的に行っていたが、結局、定型文以外の返事が返ってくることはなかった。
「あなたのアカウントはTwitterのルールに違反したため、復旧はできません。」
死刑宣告だった。
突然の凍結から、ずいぶんと時間が経っていた。待ちに待った返信は、その一言で終わった。
今僕の手元に残っているのは、フォロー・フォロワーが0になったアカウントだけ。10年間、この数字が一つ増えたり減ったりするたびに一喜一憂していたのだ。
長年使っていた馴染みのプロフィール画像だけがぼんやり残っている。
これがもしインフルエンサーとかだったら、Twitter本社に突撃して解除しました!みたいな体験談になるのだろう。
ただ、僕にはそんな実力も気力も体力もない。
あまりの理不尽さにふつふつと怒りが込み上げるが、近頃は悲しさの方が上回るようになった。
でも、友達もろくにいない僕が、めいっぱい好きに動ける場所だった。
「凍結されちゃいました☆」とのたまって新しいアカウントを作ることは出来るかもしれない。
けれど、いま僕の目の前にあるのは、一つの大切な拠り所を失ったという事実のみ。
もう…ちょっと立ち直れそうにないや。
まず、お礼を。似たような方から体験談があるのは非常にありがたい。
自分自身は発達の気がなく、それが子との関係において良い面もあり、良くない面もあり、という感じ。
良い面は、引いてみることができる。発達同士だと傾向次第では、慣性の法則 vs. 慣性の法則みたいなカチコチのぶつかり合いが起きるとような気がして。
あと、「ルーティン」は楽なんじゃないかという勘違いをしていたかもしれないことに気が付いた。
たしかに、一部の生活習慣はルーティン化することに成功したが、まったくできていないこともある。できてないことのが多いかもしれない。
時間で区切る、トリガーを作る、ルーティンにする、などいろいろ工夫をしてみたが、万能な答えは見つからない。
それよりも、目的を同じにして手段をズラしていくというのは面白いかもしれない。これはかなり実践の価値があるかと思う。ただ、毎回毎回、親の方は大変ね。
体を動かすことは本当にその通りで、今はコロナで行けていないけど、運動系の習いごとをしていて楽しくやっている。
カウンセラーからは水泳を進められた、ドクターからは山登りを進められた。体の連係が苦手なことが、脳の神経に原因があるとは知らなかった。小学校の時に、ボールを投げたり蹴ったりするのが異常にぎこちない人がいたが、今思えばあれは脳神経の違いなんだろう。
「とにかくやろう」が通じない。なので、アプローチする側がいろいろ工夫はする。一方で、ある程度は(最低限は)「とにかくやろう」のコツを覚えておくことも大事だなと思う。
自分だけで働くにしても、基本的な生活面でも、とにかくやろうの工夫は身を助けるはず。雇われなかったとしても、むしろ雇われずに独立して仕事をする方のが、対人スキルが問われるように思う、というのは増田本人の経験から。
メンサは入会できそうだけど、高IQという点に自尊心をブーストさせて良いものか考えている。自信や自尊心は必要だが、「○○だから自尊!」となってしまうと、その前提となる○○が崩れるようなことがあると自尊も道連れになりそうで。将来、進学校とかに行って悪い意味で競争にさらされて、絶望していくとか。息子を取り巻く現実世界が、息子にどんな態度を取っていくかわからないが、汚辱にまみれた現実世界を息子が見放さないように願う。親としては、なんとかして「ありのままの自分に価値がある」と思ってもらいたい。そうすれば、何がなくても、自尊!と言い張れるのかな。それは甘い見積もりだろうか。
昨日の夜自暴自棄になって現実逃避して9%のチューハイ飲みつつブロンODしたら死ぬかとおもた
ブロンOD自体は今回で2回目、前回は全然なにもなくて今回はブーストするために酒を一緒にいれたら大変なことになった。
1缶空けたところで20錠いって
そのあと何度か5錠ずつ足して
最終的に45錠飲んだ
どんなマイナスなことを考えても全く気持ちが沈まない、現実味がない、体が浮いてるみたいに感じる、なんかわからんけど「勝った…」みたいな気持ちになる、これはすごい、ただ酒でハイになるのとは違うしハマるなあとおもった
この頃には缶3缶目あけて映画見てたけど後半は意識なくて全然覚えてない
とにかく熟睡できなくてちょいちょい起きる、なんかわからんけどソワソワする
明け方に起きたらリバース祭りが始まってトイレで寝ながら吐くみたいなのを3〜4時間やった
本当にウンコが白くて二度見した、おもろかった
何も吐くものなくなっても吐き気が止まらなくて、喉に手突っ込んで胃液出したりしてた
悪寒、倦怠感、震え止まらんし水飲まないと脱水症状になるやばいと思っても水が刺激になって吐くし
とにかく寝てスポーツドリンク飲んだりしながら寝て昼過ぎにやっと落ち着いた
夜になってもまだ体だるくて動きづらいし腎臓と胃が破滅してて右の背中?腰?が痛いし何食べても胃が痛い。
だいぶ辛かったけどこれただの二日酔いなのかブロンの副作用なのかどっち?
どっちにしてももう酒3缶もあけるのやめるしブロンも30錠までにしておこうと思う…。
先日、東大女子プロデュースによる、リアルJKが中の人というVTuberがデビューした。
しかしながらデビュー配信の数字は、そこらへんの女性の個人VTuberとほぼ大差ない結果に。
でもこれ、ちょっと考えりゃ当然じゃね?
あんまり言いたくないけど、男女関係なく高校生の取り柄なんて若さだけ。
それ以外の、特に引き出しという部分については、大の大人と比べたら全然少ないのが当たり前。
そうすると、VTuberのメインコンテンツであるトークでもリアクションでも、魂が高校生であるメリットはゼロ。
というかVTuberが最も活きるのは、ニコ動草創期から生放送で美声とトークスキルを磨いてきた20代~アラサー組が可愛いガワを貰った結果、強くてニューゲームなわけじゃん。
少なくとも奇跡の世代と言われるホロライブ3期生はこのパターンであり、後に桐生ココが呼び込んだ海外ブーストもあって大きく伸びたわけで。
そういうのに比べたら、リアルJKでVTuberなんて勝ち筋が全く見えない。
むしろ、にじさんじ辺りの配信未経験からのデビュー組にすら劣っていても、なんら不思議はない。
だったら、新鮮味は全然ないけどガワなしで「普通の」YouTuberとしてデビューしたほうが、まだ数字稼げそうだが。
なんだこのどん判金ドブは。
毎年何チームも監督がシーズン途中交代するJリーグや、たまに監督が「休養」と称して途中交代することがあるプロ野球などでは、監督交代後にチームの成績が良くなることが多い。
これは何故かと言うと、この監督は交代が近いと選手たちから思われるようになると、選手があまり練習や試合で本気を出さなくなる。交代が近い監督に対してアピールしても意味ないからだ。当然ながら試合には負け続け、監督交代につながっていく。
で、いざ監督が交代すると、それまで試合で手を抜いていた選手たちの態度が一変し、練習や試合でめいっぱい新監督にアピールするようになる。その結果成績が向上しやすい。
つまり、交代前後の監督の手腕にはあまり関係が無い。もちろん交代前の監督がロクに戦術や約束事やシーズン通じて戦える体力を仕込めないダメ監督である事も多いのだが、いくらダメ監督から普通以上の監督に変わったとしても、週に1~2試合あるJリーグやほぼ毎日試合があるプロ野球で、そんな短期間に戦術や約束事や体力を仕込めるわけがない。
要は監督交代によってモチベーションが思いっきり変わるから、成績が良くなるのである。これが「監督交代ブースト」の仕組みである。
ただ、この監督交代ブーストはあまり長期間は続かない。交代後の監督の「本来の監督としての能力」によって成績が良くなったわけではないから、その監督が翌年も留任すると、意外と結果が出ないことも多い。
またシーズン序盤に監督交代した場合も、短期間で息切れしていることも多い。これはシーズンインまでに選手層と体力・戦術面で良い準備が出来ておらず、それを1年間ひきずったためである。2012年のガンバ大阪が好例だ。
またまた、そもそもの選手の能力が低い場合も短期間で息切れする。1984年のヤクルトが好例だ。
今年はJリーグで序盤の監督交代が相次いでいるし、野球もベイスターズがそろそろ監督交代の頃合いだ。しかしどちらも選手能力やシーズン前の準備に問題があったとみられるから、監督交代してもあまり状況は良くならないだろう。