はてなキーワード: ファンタジーとは
怪盗キッドも書いてたり四番サードとか短編でもいろいろ書いてるんだけど
で、当時YAIBAはサンデー好きじゃなくてもかなり人気があって
YAIBAだけを読んでる人もそれなりにいたと思う
(うしとらも人気だったけど劇画チックが苦手という人は一定数いた)
そんなYAIBAが青年になって火星に行くっていう衝撃的な終わり方をして
と皆が期待してるところに「探偵モノ」っていう情報が入ってきた
「え?ファンタジー要素は?」
って皆が若干がっかりしつつも青山剛昌がリアル系に挑戦するってことを固唾を呑んで見守って
いざそのサンデーが発売になった日には一目散に買いに走った
巻頭カラーの新連載を読み進めていくと当時流行ってた金田一みたいにシリアス展開満載で
「ああ、もうこういう路線で行くのかな」
「そうこなくっちゃ!」
っていうのがコナンの出発点
って事なんでしょ?だけど、例えば20年前のループものミステリで「七回死んだ男」って作品では、主人公がループする理由なんて「昔からそういう体質だった」で済ませちゃってる。それで充分成立するんだよ。
それにループ物の本家であるSFが既にその椅子に座ってる感もある。
ミステリ界だって長い歴史の中で色んな作品がいっぱい発表されてる。ループもの、瞬間移動もの、世界が見えない壁で隔離されてしまうもの、人格入れ替え等々、突飛な設定を放り込んでしかもパズラーとしても面白い作品だってたくさんある。
てか、俺が何に感心したかっていうと。「死に戻って事件を再体験する」という方法をとる限り、ネタなんかほぼ考えなくても、話がミステリ的になるってことなんだよな。
こういう言い分はミステリや小説家をバカにしてるよ。ファンタジーで本格ミステリをやろうっていう作家がこれからいたとして、そういう人達に対してもこの一言は侮辱的だよ。
リゼロ第二章がミステリっぽい雰囲気で面白かったっていうのはわかる。だからって「新機軸のミステリ!」なんて鼻息荒くするのは恥ずかしいからやめた方がいい。それは世の中にそういうミステリがなかったからじゃなくて、お前が単にそれを読んだ事がなかったってだけなんだよ。
http://anond.hatelabo.jp/20161027142849
みんな夢が好きなんだなと思う日々。
一緒になってファンタジーに酔いたいが、いかんせん現実的な俺にはできぬ。
そもそも業種もわからないしBtoBなのか自社サービスなのかもわからないし、
つか業績1.5倍って不思議表現、何なんだよ。部のトップレベルならそんな不思議表現したらシバかれるぞ。
売上1.5倍?それとも営業利益が1.5倍?それとも利益率が1.5倍?
どれにせよ1.5倍って凄いぞ、早上がりと有給消化で1.5倍になるのか?残念ながらならない。
効率化の具体的な方法がエクセルのマクロしか書いてなくて凄い。
マクロくらい多くの会社で使ってる。それで効率化できるならちょろいな。
もし早上がりと有給消化と優しい上司によって競争力が上がるのならば、淘汰の原理で日本の他の会社も自然にそうなってる筈だが、
現状は周知のようにそんな社会にはなっていない。
電通のような業界トップ企業が超絶ブラックだという事実が示しているように、ブラックである事は競争力が圧倒的に高いのだ。
なんで志村貴子はヒッキーでコミュ障なのにこんなにいろんなドラマが書けるんだろうと不思議でならない
あとがきで小さいときからいろんな本読んでたってあるからそこらへんの影響なのかなあ
ちょっとだけ出たただのサブキャラが後でメインの話があるってのが多くて面白い
でも夢がなさすぎてみてて嫌になる
でも仕事で疲れて帰ってから読むには放浪息子とか青い花みたいなファンタジーはきついから、逆にこういうよくも悪くも地に足の着いたような醜い現実がはいってるやつのほうが気楽によめるってのもあってなんか複雑
んーでももう志村貴子は放浪息子とか青い花みたいなのはかけないのかなあ
良くも悪くも(って便利な言葉ね)幅が広がって汎用的な漫画になっちゃってて、昔の志村貴子独自のよさ的なのが減ってきたような気がしてさびしい
俺が少数派なのかもしれないけど、
「なんでそっちに行くかな」という傾向が散見されるので吐き出しとく。
2作や3作なら別にいんだけど、
やたら出るんだわこれ。
そして、これを出されるのって、俺的には全然嬉しくない。
何が問題か、もう少し詳しく述べる。
「アイテムボックス」については、どれだけ便利かは誰にでも判るだろう。
・金華銀貨入れ放題。
・モンスターの「素材」入れ放題。
・戦利品入れ放題。
ご丁寧にも、「中に入っている物は腐らない」とかいうオプション付きの作品もある。
物凄くファイナルファンタジー的だが、おそらく発想がゲーム的だからこういうアイテムを出すのに抵抗がないのだろう。
作者的にも色々な事を考えなくて良いのが凄く楽なのだろう。
なにしろ、野外でもダンジョン内でも新鮮な食材と調味料と鍋とフライパン使って調理した温かい食事が食べ放題。
華奢な女の子達連れて、ほぼ手ぶらで数週間旅することもできる。
そんなもんがあったら、異世界サバイバルの醍醐味もクソもないだろ。
冒険って、人類の生存圏を離れて、未踏の危険地帯に踏み込んでくもんじゃないのかよ。
経験者に話を聞きに行ったり、書物をあさったりして事前に目的地や経路の情報集めてさ、
地図をにらみつつ、連れてくメンバーから危険度やキャンプ地を考え併せつつルート設計して、踏破にかかる時間、予算を算出してさ、
必要な装備の中から、更に人数とサイズ・重量を考慮して限られた荷物に含められる絶対必要なものや代替手段を厳選してさ、
旅のついでに更に収益を増やすために受注可能なクエストを考えてさ、
旅の途中も、定期的に小休止と大休止とってさ、
食料の残量チェックしてさ、
天気を予想して雨に備えてさ、
雨が降ったら荷物濡らさないように注意したり雨宿りしたりしてさ、
怪我人病人が出たら、パーティ分割や撤退も視野に入れて難しい判断してさ。
お祭りの準備や裏方作業って、お祭りを見物するより楽しかったりしない?
そりゃゲームだったらね?
そういう面倒くさいことすっとばして、ポーションとエーテルとテント99個持って、開始10分でフィールドに飛び出したいだろうよ。
「重さが増えすぎると移動速度が落ちて、体力と気力もどんどん落ちて」とか説明書にかかれてたら、
そりゃ、うわぁ面倒くせぇって気にもなるだろうよ。
ゲームなら。
そこで手抜きしてどーすんだよ。
インディ・ジョーンズに無限容量のアイテムボックス持たせたいと思うか?
「準備? 俺にはチート能力がある」って感じで何も考えずにアイテムボックス持ってダンジョンに突撃した挙句、経済破壊しかねないほどの財産を一回の冒険で手に入れちゃってさあ。
そんでどーすんだよ。
「次の冒険」もクソもねえだろ。そりゃエタるよ。
そんなだから、戦闘と料理とデートシーンくらいしか描写するもんがなくなるんだろうが。
「ステータスウィンドウ」と「明かりの灯った階段付きダンジョン」と「回復魔法」についても同じように言いたいことは溜まり溜まってるけど、
もう長くなったからいいや。
どにかく。
ゲーム作る時に、そうした方が楽だから存在してるだけのものだ。
クソみたいに安易な設定に頼ってないで、作者はもっと苦労しろ。
調べろ。想像力働かせろ。頭使って考えろ。
イレーナ(study)三部作を読んだ。純粋に面白かった。ハラハラドキドキワクワクさせてくれる、強い物語をずっと読みたいと思っていたので大満足だった。
毒見師イレーナから始まる今回の作品群の魅力は、かなりシビアな状況設定にあると思う。主人公が選ぶことになる最初の分岐点にしても、殺人を犯した罪で死刑になるか国の最高司令官の毒見役になるかだから押して図るべし。
国の体制も面白くて、管理社会主義と呼んでもいいシステムの良い面と悪い面がちゃんと描かれていた。後々出てくる南の民主国家との差異もはっきりしているから、より長所短所が明確になっていた。
孤児院での悲惨な過去があり、死刑を免れたと思ったら誰にも気を許すことのできない毒見役の仕事が待っていて、その生死さえ周囲の人々の賭け事にさせられしまうイレーナだけど、なんやかんやで懸命に生き抜こうとするところが格好良かった。時折優しくなるけどいつも心の内が読めない上司のヴァレクを筆頭に、イレーナの周りを彩るキャラクターも生き生きしている。のちに良き理解者になってくれる軍人のアーリとジェンコは武芸のいい市販であり優しいお兄さんたちだったし、同じく軍人のマーレンは戦い方の道を決めてくれた姉御肌の人だった。最後まで意地悪な家政婦のマージもいい味を出していたし、料理人のランドや裁縫氏のディラナも素敵なキャラクターとして配置されていた。
敵役が憎々しいのもいい。微塵も感情移入できない屑どもなので、最後にはスカッとできると思う。
世界観としては魔術がかなり強力なんだけど、武芸の練習をしっかりしているところなんかは精霊の守り人を思い起こさせた。また生い立ちとか境遇を見ると獣の奏者のエリンにも似てるところがあるなあって思った。だから上橋菜穂子作品が好きな人は楽しめると思う。というか、ファンタジー好きならいける。ファンタジーが好きじゃなくてもいけるはず。テンポもいいし、ちょっと変な言い方だけど章立てがするとずるいので、一度読みはじめたら最後まで読み進んでしまうと思う。
そんな一巻「毒見師イレーナ」は策謀の張り巡らさせた軍国を、平凡な主人公が前向きな性格と機転をきかせて生き抜く物語なんだけど、二巻の「イレーナの帰還」では追放された南の民主国で自分の居場所を見つける物語になる。でもって、この二巻からこのシリーズ最大のヒロインであるキキが登場する。ぶっちゃけてしまうと馬なんだけど、口足らずな言い回しや、胃袋の具合から世界をのぞく精神性など、本当にかわいらしかった。微妙に主人のいうことを聞かないのもいい。すごくいい。本当に。
さて、二巻では民主国家のいいところと悪いところが描かれている。軍国にはなかった着衣の自由や移動の自由がある一方で、路上には幼い物乞いがおり、誰も彼らに手を差し伸べようとはしない。少しでも優しくすれば彼ら際限なく要求するからだってのが理由なんだけど、イレーナは違和感を覚える。完璧な国家は存在しないと軍国の最高司令官はいうんだけど、現実社会においても同じことが言えるよなあって思った。
物語として二巻は居場所を主題にしていると思った。始まりからして生き別れた家族との再開が描かれているし、養成所での身のふるまい方に苦悩するところなんかも、一巻の生き死にの問題とはまた違った悩みを描いている。そんな二巻だけど、テイストとしてはミステリっぽい連続殺人犯を探す展開もあって新鮮な読書感が得られた気がする。ただこの巻からイレーナの性格の問題が噴出しはじめるので、もどかしくさせられることが多くなった気がする。
また二巻から翻訳者が変わってたのにはびっくりした。思えばちょっぴり文章が柔らかくなっていたのかもしれない。けどあんまり気がつかなかった。翻訳者ってすごいですね。
三巻の「最果てのイレーナ」は自分自身と向き合う物語だったと思う。この巻は読んでいて結構つらかった。どんどん悪い展開になっていくし、イレーナが覚悟できないから仲間との関係も悪化してしまう。追い詰められていくのって嫌な感じだよね。ただその分、最後のカタルシスは大きかったと思う。自分自身と向かい合い、与えられた力の意味を知った途端に形成が逆転するのは気分がいいです。
一巻一巻が長いなんだけど、読みはじめたら止まらなくて、一気に三巻も読んでしまった。どの巻も登場人物が多くて、ちょっと把握するのが難しいところがあるんだけど、それぞれの表裏というか、いい面と悪い面がしっかり描かれていたので、人間味があって生きている感じがよく出ていたと思う。
全巻本当に上質なファンタジー小説だったので、いろんな人に読んでもらいたい。ありがちな中世ヨーロッパがモチーフのファンタジーじゃないから、そういうのに倦んでる人も安心なはず。加えてヤングアダルトっぽさもあるので、若い子にもおすすめ。朝読書の時間に読めば、え、海外の小説読んでんのってびっくりさせられると思うよ!
そして、願わくばこの作者の他のシリーズを翻訳してほしい。この三部作の続きとなる物語もすでにあるって話なので。どうかお願いします。翻訳してください。このとおり。
http://twitter.com/orz404/status/787882634026160128
「「どこがエロいのか分からない」と言われたので、私が「性的な意味合いを持つ記号」だと判断した箇所をひとつずつ説明、削除したうえで「公共交通機関の公式キャラ絵としてのOKライン」をさぐりました」
じゃあ、BLってのは、女が勝手に性的な意味を持つ記号でゲイを作ったものだろ。
それで、こんな駅乃みちかみたいに、どれだけ実際のゲイとかけ離れているか、
それで、ひとつずつ訂正していったら、BLはファンタジーの世界だからとか言い出すよね?
何で、駅乃みちかは問題になるのに、女向け漫画にある無茶苦茶な表現は問題にならないのかね?
という感じがする。めちゃ大雑把だけど。
「勇者として召喚された異世界で建設中のマジカル宇宙エレベータで起こった殺人事件を解決する話」
とかだと全部入り。
実際にそういう作品は書けそうだ。
これがSFの世界+ミステリのガジェット+ファンタジーのシナリオとか
ミステリの世界+ファンタジーのガジェット+SFのシナリオとかだと
うまく想像することができない。
「コンピュータに支配された未来でパイプをくわえた探偵とその助手がオークと戦う話」
みたいな?
いまネットのニュースで叩かれている「校閲者が著者に会うとかありえない」という部分は、ドラマなんだしそんなに目くじら立てることではないと思った。
第2話を見る限り、主人公の石原さとみは編集者志望だったのに校閲に飛ばされたという経緯があるので、編集者気取りで出しゃばって著者に会うのは話の流れ上別におかしくはない。おまけに著者とサシで会っているわけでなく、編集者の青木崇高について行ってるだけだし、校閲部部長の岸谷五朗も寛容な人物なので、やはり無理のある設定とは思えない。
おまけに校閲部の先輩の江口のりこから「校閲者が著者と会うなんてありえない」とキツく言われる場面まである。あの記事書いたやつはドラマ観てんのか? 観てねーよなこれ。
むしろ、営業と編集がちゃんと連携してることがファンタジーに見えて仕方なかった。もしうちならあんなデカいミスしたらもう人間扱いしてもらえないよ。一旦営業の機嫌損ねたら二度と企画通してもらえないもんね。やんなっちゃうよ。
とか言ってるフェミ女性とかって、自分が中高生のときに男に相手されなかったから
当たり前ように相手されている女の子たちの存在自体がファンタジーに感じるのかな。
だから、自分から積極的に相手と絡もうとする女の子たちはみんな純粋な被害者と思ってるんでしょう。
意外に自分から絡んでくる女子高生とか普通にいるけどさ。ヒマもてあましてる連中は。
まあ、無理もないな。
ほとんどのファンタジーは「魔法に制限のあるファンタジー」だから
「この館はこういう構造で」とか「この人はこういう才能があり」とかいくらでもある。
館に抜け道がないことを説明し、容疑者がパルクールの達人でないことを証明せねばならない。
結局はバランスの問題で、それを解決するのはおまえが思うほどの「不可能」ではない。
種類が決まっていたり、何度も使えるものではなかったり。
いまだに十戒や二十則を「踏むべき手順」として持ち出してくるって、うみねこでミステリ知識止まってる人か?
それはともかくファンタジーとミステリの相性が悪いというのはあながち間違ってないし、
ループもの×ミステリはミステリ史的には「SFミステリ」に分類されるものだったと思う。
ミステリ読者には事件や探偵の前に「厳格なルールづくり」にプライオリティを置く人が多くて
そういう人たちが「ファンタジーミステリはなんでもありだからダメなんだ」と言う
こういう人たちの主張にも一理ある
ファンタジーとミステリをかけ合わせた作品には「ルール設定」をぼかしているものが多い
あんまりその世界独自のルールをカチカチに固めちゃうと読んでる読者の方が「お前の決めたルールやんけ」と白けてきちゃうし
じゃあ逆に現実世界の物理法則やロジックにそった解決へもっていくと「ファンタジーの世界観にした理由がわからない」と文句がつく。
どっちにしろ、負け戦なわけだ。
しかしその困難を乗り越えてファンタジーミステリを書いてる人は多いわけで
魔法が発達してヴィクトリア朝以前の宮廷文化が保持された並行世界のイギリスで密室殺人が起きる。
当然「犯人は魔法を使って殺したのでは?」みたいな疑惑が持ち上がるわけだけれど……。
このミステリで使われた「魔法世界でミステリをやるときのメソッド」は良くも悪くもその後のファンタジー・ミステリの規範になった。
西澤保彦『七回死んだ男』
主人公である少年の偏屈な金持ちの祖父が殺された……と思ったら次の日に何事もなかったかように殺害日の朝に逆戻り。
少年はなんとか祖父を助けようとするんだけどその度にバリエーション豊かに殺されていく。
どうやったら殺人を防ぐことができるのか? そもそもなぜループするのか。
魔法使い版『11人いる!』というか『そして誰もいなくなった』というか
魔法世界で起こる殺人を扱った作品としては『魔術師が多すぎる』を彷彿とさせるが
アニメ化もされたんだっけ?
割合「剣と魔法」系ファンタジーミステリとしては最高傑作の部類に入るとおもう
特筆すべきは「その世界でのロジック」にちゃんと拘っているにもかかわらず
ちゃんと読んでて納得させられるというか、「お前の決めたルールやんけ」感が少ないこと
物理法則をファンタジー寄りに、ロジックを現実世界よりに構築したのが成功の原因ではないかな
いわゆるスチームパンクの世界観でミステリやるやつで分類的にはSFミステリでもある
「おまえの胸先三寸やんけ」にやや傾きがちなところもあって、それで批判されがちだけど
『人間の顔は食べづらい』は『ソイレント・グリーン』、『東京結合人間』は『ムカデ人間』と
みもふたもない……もとい親しみのあるホラー設定の世界でガチ本格を作る若手随一の実力派。
異世界本格のロジックは今後、この人の作品を基礎にしていくとおもう。
設定のセンセーショナルさに反していまいち弾けきれない部分があったが、最近刊『人間の顔は食べづらい』でネクストステージへ到達
「剣と魔法」でもホラーでもSFでもない、童話ファンタジー風の世界観を基礎にしたガチ本格が特徴。
みためはかわいらしいが、倫理のタガが外れたヤバいキャラや話が多い
マストリードは『スノーホワイト』。『白雪姫』に出てくる鏡がもし現実に存在したら……を天のはてまで突き詰めた傑作だ。
吸血鬼や狼男の存在する20世紀初頭のイギリスで繰り広げられる大活劇
ミステリとファンタジーとアクションのバランスがとれていて、わりあい読みやすい
残りの190数冊はどこかって?
ふふ、それは君たちの頭のなかに眠っているのさ。。。
ちょっとブコメも読んだけど、やっぱり「魔法に制限のある世界」に落ち着くのかね。
空間転移して魔法ぶっぱで範囲皆殺しできる世界なら、そもそもテロし放題だしね。
結局、ミステリ文法に世界法則が従う形でしか、成立できんよね。(当たり前だけど)
殺しても復活可能だろとかは、たしか「オーバーロード」とかでも出てきて、「しまった」してたよね。
そういうのを制限して、「推理が成立する世界」にしないと無理だよね。
そもそも、ノックスの十戒、ヴァン・ダインの二十則が、世界法則をミステリに従わせてるんだから、SFだろうが、ホラーだろうが、ファンタジーだろうが、
さんざ、うみねこでやらかした人が居たが、密室もアリバイもなんもかんも魔法で実行できちゃうから、それが出来ないように念入りに潰さなきゃならん。
そして、それをやってしまったら「ファンタジー」の意味がない。(舞台が中世なだけで、ただのミステリ)
サスペンスとミステリは別ジャンルだし、ミステリなら踏むべき手順がある。(ノックスの十戒、ヴァン・ダインの二十則)
それをやって、何でもアリの魔法が使えた上で、ミステリをやってのけるなら相当な創作力だが、そんなん本当に可能か?
密室やるなら空間転移や召喚を封じる必要がある。遠隔操作の魔法道具もNGだな。
変身できるだけでアリバイは作り放題だから、そもそもすべての人間が容疑から外せない。(本当のアリバイも信頼できないから)
空を飛べることで足跡も何も残らない。
そもそも、魔法があるんだから、痕跡なんてなものは好き勝手に出来る。
魔法を封じては意味がない、マナの痕跡を探れるとかの条件は後出しできないし、それができるなら犯人はすぐわかる。
いわゆるWEB小説ってやつの存在を良くわかってない奴が俺も含めて多過ぎる。
あれはファミレス、あるいはファーストフードと考えると納得がいくと思う。
小説が読みたいんじゃなくって、時間をつぶせるコンテンツを欲している。
お腹すいた。別に食べたいものない。お金もそんなにない。お手軽な牛丼チェーンやバーガーショップかサイゼリアに流れる。
暇。かといってがっつり楽しみたいわけではない。無料のWEB小説(なろうなりエブリスタなり漫画だとcomicoなり)に流れる。
そもそも本屋に売ってるような、読むのに気合入れないといけない面倒な小説を読みたいわけではない。
ただハンバーガーや牛丼と違って、同じ小説を何回も読むわけにはいかないし、レパートリーを求めるとちょっと味つけの違う別メニューをちょこちょことつまみ食いしてサイクルを回していく。
そういう目的だから、安心安定の、世界観の共通した、テンプレの異世界ものが消費されていく。
新連載は新メニューで、ちょっと意欲のある奴はタイトルやあらすじや冒頭なんかで面白いかどうか判断しておもしろかったら拡散(感想書いたり、ポイント入れたりしてランキングに載せる)
そもそも街の良くわからない小料理屋とか定食屋を発掘したり、チャレンジするような読み方ではないのがWEB小説。
チャレンジ精神のあるやつはよりよい作品を求めて、一般小説(本屋)に行って書店の推しとかPOPとかそんなの見て買って読むんだから。
安価で週に何回も行けるようなチェーンの飯屋でもそれぞれ好き嫌いがあって、なろうでファンタジー読む人もいれば、悪役令嬢転生読む人も居るし、
エブリスタで恋愛やらBLやら読む人も居るし、王将行くか、ドムドム行くかラーメン二郎行くかみたいな。
書き手もマニュアル化されてるから書きやすい。いきなり金にもならない創作フレンチに取り組む奴は少ない(居ないとはいってない)。
普段、そういう料理しか食ってないバカ舌だから、オリジナリティ出そうと思っても、すきやの牛丼のレパートリーみたいにネギ入れたりマヨネーズかけたりする程度のアレンジしかできない。
「友達はいるけどしんねりうるさがられてる」とかになるだろあの性格
それを言ったら将也みたいなのいじめるとか無理なんだけどね
佐原さん強い子!
作者のファンタジー出過ぎでは?
自己否定的な言葉吐くから印象操作されるけどあいつ1人だけ別の漫画みたいに全てを成功してるじゃん
自分のしらんとこで友達が勝手に飛び降りたからってなんで自己否定モードになるんだ無理ありすぎ
川井は、こいつだけは好きになれない。
うすっぺらかった
うすっぺらかった2号
って作者も言いたそーだけどさー
親友だったものを自殺するまで長期間しつこくいじめてなんとなく仲直りとか許されるとかいいの?
そういう雑さが結果としてただのアンフェアさやアンモラルさになってて飲み込みにくい箇所は至るとこにあった
勢い余って告白しちゃう西宮かわいいよおおお!!!結絃の何気ない「石田彼女つれてたぜ」って嘘ずっと気にしてたんだね!!!そんで植野のこと彼女だと勘違いしたんだよね!!!「やっぱり普通にしゃべれる女の子がいいのかなぁ」なんて悩んでたりしたのかな!!!かわいいな!!!!
自殺するレベルに自分嫌いな人間がライバル押しのけて告白とかできるかなあ?
自分が何もしないでいるうちに、将也と西宮が手話で会話する仲になっているのを知った時の泣き笑いたまらないよお!!!完・全・敗・北!!!って感じだよね!!!笑いながら泣くしかないよね!!!成人式に婚約指輪もらったフリまでして将也の気を引きたいのに、まったく裏のない笑顔で祝福されちゃうのもかわいいよ!!!!
好かれるようなこと一切やってないのに「私は選ばれない」とか言ってて
エントリすらしてないのに「採用通知は来ない」って言ってる感じ
でも一番好きなのは竹内先生と将也が再会するところ!大人にとって自分の間違いを認めるのは、難しいこと!!!ハズレを引いた、自分の責任ではなかった、それでも自分は反省している善良な人間、そう思って、それで終わりにしたいよね!!手話をマスターして、それで償いになったって思いこみたいよね!!!そこにかつての教え子がやってきて、過去の罪をまるっと認めて、そして向き合ってる姿を見せられたら、そりゃ認めるしかないよね!!!
自分と同じように手話覚えてるのを「立派」っつってるだけじゃね?
「フランスに音楽修行にいく」ってなんや? つかその情報必要あった?
遊園地でも祭りでもたこ焼き屋として出てくるのは不自然&意味不明すぎた
そこが最高に疑問だった
そういうのコミュニケーションていわないだろ