2016-10-17

http://anond.hatelabo.jp/20161017102034

ミステリファンタジー親和性の悪さは、「魔法」に尽きる。

さんざ、うみねこやらかした人が居たが、密室アリバイもなんもかんも魔法で実行できちゃうから、それが出来ないように念入りに潰さなきゃならん。

そして、それをやってしまったら「ファンタジー」の意味がない。(舞台中世なだけで、ただのミステリ

サスペンスミステリは別ジャンルだし、ミステリなら踏むべき手順がある。(ノックスの十戒ヴァン・ダインの二十則

それをやって、何でもアリの魔法が使えた上で、ミステリをやってのけるなら相当な創作力だが、そんなん本当に可能か?


密室やるなら空間転移召喚を封じる必要がある。遠隔操作魔法道具もNGだな。

変身できるだけでアリバイは作り放題だから、そもそもすべての人間が容疑から外せない。(本当のアリバイも信頼できないから)

空を飛べることで足跡も何も残らない。

そもそも、魔法があるんだから痕跡なんてなものは好き勝手に出来る。


魔法を封じては意味がない、マナ痕跡を探れるとかの条件は後出しできないし、それができるなら犯人はすぐわかる。

ファンタジーミステリなんて幻想だよ。

存在するとしても、それはファンタジー意味がない、ただのミステリだ。

だって、読者がファンタジー世界での問題解決を行う知識を、全部持ってる(または開示される)必要があるんだから

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