30歳の若造なのに部署のトップになってしまい、今まで下っ端営業マンだった自分が数人の部下を持ってからもうすぐ1年。有給とはいえ特にやることがないので、この1年でやったことを書いていく。
10年前のやり方が化石のように現存していた部署だったので、毎日のように徹底的に効率化に励んだ。アナログで書いたり打ったりしていた書類を、せめてエクエルでと関数やマクロを組んでその人が理解するまで家庭教師みたいに一緒にやった。パソコン関係ではなく、細かい手順やルールまで「そもそもコレなんのために必要?」を毎回やって、徹底的に無駄を省いた。
・定時退社おばけになった
定時がくると「定時ですよ~定時ですよ~」とフラフラと部署を歩き回るおばけになった。残って仕事をしている人には簡単に何をやってるのか説明してもらって、明日でも大丈夫そうだと自分が判断したものは「明日!明日!」と言いながら退社を催促した。上に書いた効率化も、ひとつひとつは作業が十数分早くなるだけだけど、地道にいくつも積み上げていくと、慢性残業部署だったのに今では定時退社が当たり前になった。
仕事に差し支えない程度で、雑談をふりまくった。その代り、その人が仕事に集中している時は話しかけないように細心の注意を払った。
・お礼を心掛けた
仕事をやってくれた皆さんに「ありがとう!」「ありがとうございます!」「助かりました!」を絶対に欠かさないようにした。
客先からのクレームは全部自分に繋いでもらうようにお願いし、逆に、客に一言モノ申したい時や、他部署への申し入れも、自分に一本化した。でも、処理の進捗や細かいニュアンスは、可能な限り発端の担当者には伝えた。
・有給おばけになった
上の定時退社と一緒で、有給の取得率を上げるために「有給~有給~」と意識して声掛けをした。雑談で得た皆さんの家庭状況等を覚えておいて、例えば子供さんの行事の時期に「有給使いません?」と話しかけることを習慣づけた。
「これやって」「あれやって」ではなく、例えばデータの集約なら、それが誰からどうやって集めたデータで、集約した後にどんな場面で活きるのか、それを全部伝えてからお願いした。締切日は、自分が一旦頭に浮かんだ日付より3日ほど前に設定するようにした。
・必ず最後に帰った
定時退社おばけをしていると必然的にそうなるけど、家の事情や外せない酒席以外は、必ず最後まで残るようにした。1対1になるとポロリと本音を語ってくれる人がいたりする。
これは人によってはウザいかもしれないけど、無理に誘った形にならないように注意しながら、数ヶ月に一度のペースで皆で飲みに行った。行くお店は、一人一人交代で好きに候補を挙げてもらった。若造なので奢ったりはできなかったけど、可能な限りで少し多めに払った。
上司が自分の仕事をおろそかにしながら部下にお願いをするのは人道的にルール違反だと思うので、絶対に期限より早めに仕上げながら、質の妥協も無いように心がけた。
これらを意識してやってきて1年間。定時退社をしながら業績は昨年の1.5倍になった。おかげさまで来年は新卒の新入社員を配属させてくれるらしいけど、何かまだまだやれるような気がしてならない。よかったら、はてなの皆さんの「実録!尊敬する上司」を教えてください。
うちにも定時退社オバケ欲しいわ。
ていじでかえらないこだれだ
赤ペンをせがんでいた妄想増田はこれを参考にしなさい。
全体的に「もしも俺が上司になったら」っていう妄想にしか見えない・・
何を言ってるんだ!今回はプロ創作認定師様もお墨付きを与えるもっともらしさだぞ! 何が違うのかはまったくわからないけど創作認定師様の目利きは絶対当たるんだぞ!
このツッコミ待ちの分かりやすい自演トラバ好きよ
やっぱりプロ創作認定師様がやる自演認定は創作認定と同じくらいの精度なんだなーとほっこり
いくら煽ったところで君の成果物じゃブクマ100すら超えることはないんだけどねーうんうん♪
正解!
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俺も上司になったら同じ事をやるだろうが、出世しなかった
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