はてなキーワード: 親友とは
* 追記
こんなにもたくさんの意見をいただけるとは思っていませんでした。
ありがとうございます。どれも読ませていただいています。
最初にご説明しておきますが、私と親友は女性、私の彼氏が男性です。
多くのコメントでも言われていますが、私も一旦距離を置くのが賢明かなとは感じています。
私と親友はどちらも現在大学4年で、4月より社会人になる身です。そのため、とりあえず物理的な距離は置けるかと思います。
何人か推測してくださったように、私と親友は女子校の運動部で出会いました。苦楽を共にしてきたのもあって、とにかく仲間意識が強く、文字通り「何でも話せる仲」で今日まで過ごしてきています。彼氏との話を聞いてほしいという私の思いは、この関係性の上で生じていたものですが、これが私のエゴということは皆さんのご指摘からよく分かりました。この点については反省しています。
私にはそのつもりはありませんでしたが、私と親友は共依存だったのかもしれません。だからこそ、私1人がその中から脱出し、他の相手を見つけている状況に彼女が耐えられずにいるのではないでしょうか。そう思うと、彼女の振る舞いにも納得できます。だからといって、彼女は取り乱すままに私本人にその感情をぶつけていいかと言われたら、それは違うと思いますが…
この件については皆さんの意見を参考に、私の気持ち、また彼女の気持ち、そして今後の付き合い方について改めてよく考えてみたいと思います。この記事を読んでくださり、コメントを残してくださった皆さま、ありがとうございました。
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高校から仲良くしている同性の親友から、ものすごく執着されている。
私にはとてもじゃないけど手に負えないし、かといって親友も自分の執着を制御することができないのだそうだ。
もともと独占欲の強い親友だったとは思うけど、私に彼氏ができてからは特に悪化しているように思う。
・自分が私にとっての一番じゃないことが許せない、悔しい
・自分と今まで一緒にやってきたこと(お散歩やカフェ巡り、お泊りなど)を彼氏とやっているなら、もう自分は不要
・自分はこんなにも私のことを大好きでいるのに、私からは何の気持ちも返ってこないのがつらい
一つ目、二つ目の内容については、私はもう散々訂正を入れている。
彼氏は彼氏、親友は親友であって、どちらもともに私の中では一番なのだ。そもそも【恋人】と【友達】でカテゴリーが違うのだから、私の彼氏と張り合う必要はない。だから彼氏がいるから自分は要らないなんて言わないで、これからも一緒に遊ぼう。
だが、親友はどうしても納得してくれない。どうにもこうにも、彼氏を抑えて、親友である自分が私にとっての一番でないと嫌なのだそう。私が初めて経験するもの全て、彼氏よりも先に自分と経験してほしいらしい。すごいことを言う。とにかく彼氏より親友である自分が優位に立っていたいという気持ちをビシバシ感じる。
私は親友とTwitterで繋がっているが、あるとき、私が彼氏とのご飯デートが楽しみであることを呟いたところ、親友から「私ともそれ楽しめる!!!!!!!!!!」とリプライが来た。ちょっとした惚気にもこの勢いで噛みつかれてしまうのだから、よっぽどだ。でも親友は、私を気遣ってなのか、私の全てを把握していたいからなのか知らないが、惚気を呟くことを控えてほしくないとも言う。
また三つ目の内容については「仕方ない」としか返しようがない。私は彼氏と付き合い始めてからまだ8ヶ月で、ラブラブ期もいいとこだ。親友のことを親友として大好きであることに変わりはないけど、それ以上に今は彼氏に夢中である。そこを責められても困るというのが本音だ。けれど親友はこれについても許せないようで、自分よりも彼氏に対して愛情が向けられているのが耐えられないそうだ。
私は私なりに彼氏のことも、親友のことも大切にしているし、かけがえのない存在だと思っている。だから私は親友が上記のようなことを泣きながら訴えてきても、責めてきても、優しく相槌を打っているし、最後には「私は親友のことが大好きだよ」と締めるけれど、流石にそろそろ辛くなってきた。
【恋人】と【友達】のカテゴリー分けが出来ている私にとって、親友の考え方は正直本当に理解できない。親友に彼氏ができたときも、私は親友のような独占欲は一切抱かなかったし「親友が幸せならオッケーです」としか思わなかった。親友はどうしてそう思ってくれないんだろう?と思う。
「あなたが今の彼氏と幸せそうにしているのは嬉しい」と親友は言ってくれる。しかしその後には、延々と自分が一番じゃないことの悲しみを語られる。滅入らない方がおかしい。
本当は彼氏とのデートのこと、嬉しかったこと、面白かったこと、その他諸々、親友に一番聞いてほしいのだ。親友は彼氏よりも長い付き合いがあって、学生時代の青春を一緒に駆け抜けてきた、誰よりも私の理解者だから。それができないことが本当に寂しいし、あろうことか責められるのが悲しい。もう8ヶ月間ずっとそう。
まさか彼氏ができることで、親友との関係が危なくなるなんて思ってもいなかった。親友はこの執着を制御できないと言っているし、このままではどちらかとの関係が途切れない限り、堂々巡りになるだろう。
私は2人とも大事にしたいのに、どうしてこんなことになってるんだろうな~~~
30歳、恋愛経験2回経験人数2名、163cm51kgHカップ、顔は戸田恵梨香に似てると言われる、年収650万の会社員です。
今まで一切なかった結婚願望が最近一気に溢れ出てる。老けて行く自分の容姿と孤独が辛すぎる。
30歳、恋愛経験2回経験人数2名、163cm51kgHカップ、顔は戸田恵梨香に似てると言われる、年収650万の会社員です。
肌・髪・体質に問題ない。友達は毎月会う親友が2名、他3名。男性の友人は0。
性格は暗くて静かだけど会社では何かあったら相談できる頼れる人と称される程度には上手く世渡りしているつもりです。
家賃8万、定期預金で400万、積立NISAを初めてそれが今60万くらい。
食費は自炊がほとんどで毎月3万、酒タバコはしないし、外食も月に2回くらい友達と割り勘。
服は1季節で7万、コスメは年に1回買うくらい、美容室は毎月1万、美容皮膚科で2.2万。
服装が独特でヨウジヤマモトとかコムデギャルソンで揃えています(ここ大問題な気がする)
金がなくてもいいから顔がいい人と付き合っていきたい(今までそうしてきた)
アプリとかやるべきなんだろうか
ハラスメントとされる行為の中には「それは一般社会でも犯罪だろ」というものもあれば、「それは別に一般社会では犯罪ではないだろ」というものもある。無断で尻を触るなどは一般社会でも強制わいせつ罪にあたるし、服を破くとか持ち物を壊すとかの嫌がらせをしたら器物損壊罪になる。しかし、では例えば「無視をする」というのはどうか?
一般社会において、私が誰かから何度か声をかけられて無視したとしても、それ自体はなんの犯罪にもならない(それが犯罪になるならこの世はナンパ師の天下になってしまう)。しかし、若く健康で聴覚障害を持たない大学教員が、自分が指導している学生からの再三の礼儀にかなった問いかけをガン無視したとしたらどうか。これはハラスメントではないか。
一般社会において、二人きりで食事をしようと持ちかけることや他者に愛を告げること、あるいは「セックスしよう」と誘うことは完全に自由である(それがダメなら親友に「おい、今度サシ飲みしようぜ」というのもダメになってしまう)。しかし、たとえば上司が(とりわけ異性の)部下にこれらを持ちかけたら紛れもないハラスメントということになる。
つまり、「一般社会では自由だが、職場などの特殊な環境では処罰の対象となる行為」というのがあるわけだ。それらは本来自由な行為であるのだが、一定の条件下では処罰の対象になってしまう。ということは、その範囲はなるべく厳密に設定されなきゃいけないということになる。だって、本来自由であるはずのものを罰するんですよ? その条件はきちんと決めておく必要があるでしょう。
アカデミックハラスメントは、「研究・教育機関、および学会等の学術組織において、立場が優越的な者から下位の者に対して行われるもの」と定義されるのが一般的だ。
たとえばある人物の公表された論文に「くだらん論文だ」「こんなのなんの価値もない」「こんな非生産的な研究にカネと労力が注がれているのは嘆かわしい」ということはまったく自由である。公開された論文については誰もが言及する権利を持っているからだ(表現の自由)。しかしそれを指導教授が受け持ちの院生に言ったらアカデミックハラスメントになる。
もしこの定義を崩せば、たとえば大学教授であるナンパ師が見ず知らずの女子大生に声をかけるのもアカデミックハラスメントということになってしまう。それはどう考えてもおかしいだろう。アカデミックハラスメントというのは、あくまで学術的機関・組織での権力関係に基づいて設定されるべきものだ。
では、大学でも学会でも縁がない非常勤講師やテニュアトラックの助教に誹謗中傷された任期なし准教授は「アカデミックハラスメント」の被害者なのか?
誹謗中傷の被害者ではあるだろう。それは正々堂々裁判に訴えて賠償金をもぎ取ればよろしい。それについてはなんの異存もない。しかし、同じ大学の同僚ではなく、学会で顔を合わせているわけでもなく、直接の権力関係があるわけでもない(むしろ被害者の方が立場が強い)場合には、それはアカデミックハラスメントとみなされるべきではない。
そしてアカデミックハラスメントではないのなら、自ずと罰されるべき発言の範囲も違ってくる。上に挙げた「くだらん論文」の例を考えてほしい。これを指導教授が院生に対して執拗に言ったら学内でお叱りを受け、場合によっては戒告などの処分に発展するだろう。だがもし、これを評論家が大学教授に向けて言ったのだとしたら、地裁から最高裁までのすべてで「単なる論評であり誹謗中傷とはいえない」との判決が出るはずだ。論文を読み、それをどう評価するかは自由だからだ。「こいつは無能な研究者だ」というのはどうか。指導教授が院生に言ったら一発でハラスメントだろうが、評論家が具体的に論文を引いてこいつの言ってることはおかしいと指摘した上での話なら、自由な論評の範疇ではないか。「彼女はどうしようもないバカな極右だ」「彼は救いようがない愚かなフェミニストだ」というのはどうだろう。「某教授のやってることはニセ科学だ」「某教授のジェンダー研究なんてまともな学問じゃない」はどうか。さすがにこのへんになると裁判でも危ういかもしれない。しかし、これを評論家が言うことすら許されないのだとしたら、言論の自由とは、表現の自由とはいったい何なのか。
恥ずかしながら社会人5年目にしてようやく一人暮らしをする。時期は4月予定、そろそろ物件探しつつ貯金意識するか〜と思いながら両親友人他に相談した結果、これだけは外すなよ/これの方が安全だよと言われた条件が以下。
・絶対に2階以上
・2階以下なら雨戸があるといい
・隣人が女性
・最寄り駅は栄えてない駅、ただしあまりにも降りる人が少ない駅はだめ
・ベランダの壁が高い
・ただし高すぎると湿気がひどくなることがあるため陽がちょうどよく入るくらいがいい
・オートロックまたは鍵が二重
・管理人常駐
・宅配ボックス設置
・スーパーは仕事帰りに寄るべきではなく休日にまとめ買いをするのが好ましいため、スーパーからなるべく近いところがいい
ほか。
あとは窓にも防犯用のグッズを買うとか合鍵を作られないように大家に許可取って鍵を改造するべきとか男物の下着を干すとかカーテンとか家具を女性らしくしないとか偽造でもドア前に監視カメラを付けるとか留守中でも家の様子が見れるペット用のモニター?みたいなのを買えとか決める前の段階で夜に一回駅から物件まで歩いてみろとか収納は全部鍵付きにしろとか
こんなん見つかるわけねーーーーーーーーだろ!!!!!!!!クソが!!!!!!!!あったとしてもいくらかかるんじゃボケ!!!!!!!!!!
あいにく富裕層でもなければ高級取りでもなければ実親からの支援なんて望めねーし会社にも家賃補助制度ねーーーーーんだわ。マジでクソ。
これは元増田宛ではありません
独身がサイコーな理由ってよく言われるのが遊びに行きやすいとか気楽とかなんだけど
なんで結婚したら気楽じゃなくなって遊びにいけなくなると思ってるのかな?
一昔前じゃあるまいし結婚したら全てを捨てて家に入るなんてことはないよ
今どき男女共に家事ができるのは当たり前だから数時間〜数日、家を空けても死なないから普通に遊びに行くよ
そして結婚後の人生50年前後は一緒に暮らすと一度は決めた人間といて気を張ると思う?
少なくともうちはコロナ発生後から2人ともテレワークでずっと一緒だけど親といるより中学からの親友といるより生活しているという点では気楽だよ
もしあなたが上記のセリフを他の既婚者の状況を見て言っているのであれば
よほど配偶者の選択を間違えた人でなければあなたと会うより優先したいことがあるから配偶者を言い訳にしているだけだよ
そして上記のセリフを言い訳にして結婚しないのは本当に結婚願望がない人を除いてできないことへの免罪符にしているだけだから結婚したいなら自分の気持ちに素直になってね
1人で生きていくより日常に気を遣わなくても楽で共同生活をすると負担が減って何より好意をまっすぐくれる、受け取ってくれる人がいるというのがこんなに安心することだと思わなかった
たぶん猫でもいい気はする
小学生。近所に住んでいた友達と些細なことでもめ、いじめられた。幼稚園までは親の転勤で新しい環境に飛び込んでもすぐに友達を作れるくらい明るかったが、いじめられたことで私の強みは潰された。自分が何を言っても誰にも聞いてもらえないが、言動で私を傷つけようとしてくる人があまりにも多く、少しでも人に話を聞いてもらいたくて異様なほどの早口で話したり傷つかないために自分に対する悪口を軽く受け流したりする癖はこの頃ついたと思う。
中学生。音楽部に入った。ピアノ等未経験の音楽初心者で入ったなりに努力して1年生の頃の顧問の先生にはたくさん褒められていたが、2年になってその先生が退職し、新しい顧問には嫌われ、3年生になっても自分だけ役職につけてもらえないなどの仕打ちを受けた。
家に帰ると勉強はあまりせず、全然楽しくない部活の憂さ晴らしとしてアニメばかり見て絵を描いていた。
そのせいで親にはよく怒られており、小学生の頃いじめてきた子を引き合いに出して〇〇さんよりいい高校に行きなさい、悔しくないのなどと言われ続けていた。
高校受験では3年夏には国際系の行きたい高校を見つけたものの、内申書と数学と理科が最後まで振るわなかった。本命1校の公立高校に落ちたら私立に行かなければならない県に住んでおり、私立に行かせる金はないと毎日気が狂いそうなほど言われた。やる気のない生徒が集まる塾に通っていて、講師もいかにも大学生バイトという感じであまり教えてくれないし、親に塾を変えたいと言ったものの、お金がかかると言われて叶わなかった。
最終的に家から近い、自分の偏差値で行けそうな公立高校を受験し、合格した。通っていた塾にも私と同じ高校を受験した人が何人かいたが、私以外は落ちたようだった。私より高い偏差値の高校に行った生徒はいなかったらしい。
高校生。トラウマと化した中学とは180°違う運動部に入った。先輩の中にも初心者で始めた人がいて、とても優しく教えてくれた。友達もでき楽しくて良い環境ではあったが、初心者だったこともあり周りと比べて体力もなく競技は全く上達しなかった。そのうち教えてくれる先輩とか友達にも引け目みたいなものを感じ始めた。先輩や友達は強かったため地区大会や県大会の応援に行くたびに交通費がめちゃくちゃかかり、お小遣いでは足りなくなった。親からは毎月のように応援に行くたびにそんなことをして何の意味があるのと言われた。もうお金は借りられないと思った。
親に黙ってアルバイトを始めた。部活と勉強との両立はとてもキツかったが、将来のために少しでも働いて、お金を稼いでいると思うと何か安心感のようなものがあった。この頃にお金を稼ぐことの楽しさを覚えた。
特に頭がいい高校ではなかったからか高校時代の友達は美醜の話で盛り上がる人が多く、昼休みのたびに誰が可愛いとか誰がブスとかそういった話ばかりしていた。ブスで恋人もいなかった私はそういった話を聞くのも嫌だったが別の話題に持っていく力もなく、適当に相槌を打つことしかできなかった。
高2の3学期に大学受験に対して危機感を持つようになった。前述の部活とバイトの掛け持ちで学校の勉強は疎かにしており、特に2年生の頃は学校をサボりがちで午後から高校に行ったり部活だけ参加したりしていた。そのため、親が最も期待していた指定校推薦は望めそうになかった。
高3になる直前くらいに部活もバイトもやめ、親に頼み込んで塾に入れてもらった。部活もバイトも辞めるのはすごく気が引けた。親のせいと周りには話したものの、全部自分で決めたことだった。子供の頃から学歴コンプや貧困などの話を読み漁っており、親から絶対に私立には行かせられないと言われたことも相まって絶対にお金のない大人にはなるまいという思いが強かった。
大学受験では入りたかった塾に入れたが、中学時代から得意だった国語以外あまり成績は伸びなかった。英検をとれば有利になる大学が多数あることを知り、受けた。検定には合格したものの一番行きたい大学の英検利用はスコアが足りず諦めざるを得なかった。
受験の前、大学に全落ちしたらどうするかの相談を親に持ちかけたところ、お前は女なんだし、落ちたら浪人しないで働け、結婚して早くいい旦那さん見つけろと言われた。自尊心がズタズタになっていた私はつらくなって泣いた。
その頃は12月だったためなんかもう全てのやる気を失ってしまったが、英検と得意だった科目を活かしなんとか2月、一般受験で世間的に有名な大学に合格することができた。
親も喜んでくれた。塾の先生も高校の先生も喜んでくれた。見返せた気がして嬉しかった。
大学が決まると以前働いていたバイト先に戻り、たくさんシフトを入れて働いた。その頃の店長や先輩がいい人だったこと、先輩に同じ大学同じ学部の人がいたことも私のバイト先への帰属意識を強めた。他のバイトを探すなど考えられなくなっていた。
4月になり大学に入学した。東京の大学だったためダサいのは恥ずかしく、今まで友達が本当に少なく親からあんた親友いないよね、と毎日馬鹿にされていたので東京でも生きれる普通の女の子になってみたいという気持ちがあり、大学デビューしたいとの思いから服や化粧に金を注ぎ込んでバイト代は一瞬で飛んだ。家では夜10時までに帰ってこいと門限が決められ、お金もなかったためサークルや部活の新歓期間は逃したまま結局入らなかった。
大学で最も楽しかったことは(私の周りだけかもしれないが)人を容姿で揶揄する子がいなかったことだ。周りはみんな頭のいい高校を卒業した子ばかりで、発言に強要が含まれていて聞いてるだけで面白かったし、オタクでも1人でいても陰口たたかれないし後ろ指を指されることもないしすごく快適だった。プライベートでは相変わらずバイトばかりしていた。
秋になり、バイト先では私がお世話になった店長が別の店に飛ばされた。そのころからバイト先の環境は少しずつ悪くなっていった。めちゃくちゃ気が強い先輩が何人も入ってきた。今思うとここで辞めておけばよかったのだが、当時のバカな私はそれをしなかった。
2年生になった。コロナが流行り、授業は全部オンラインになった。生活リズムはグチャグチャ、なんのために生きているのかよくわからなくなったが、2年から入ったゼミの授業が週2であり、カメラオンのzoomで同期や先輩と話ができたことだけが精神安定剤となった。この頃には授業とバイトの両立が不可能と親に訴えたことで門限はなくなり、2年生からやっとサークルに入り直せると思ったがコロナのせいでできなくなった。
というのも親はとてもコロナを気にしており1年くらいバイト以外の外出ができなくなった。友達と遊ぶというとものすごく苦言を呈され、一緒に住んでいる人のことも考えてと言われた。落ち着いた頃友達とチケットを取ったディズニーランドもバレて延期せざるを得なくなったし、成人式もそのあとの友達との軽い夕食の話も断らざるを得ず、そのあとだんだんと誘われなくなっていった。
唯一の息抜きはゼミの教授がきっかけで始めた昆虫観察だけだった。自然がたくさんある郊外に住んでいるため、邪魔されずに散歩だけはできた。自然の中を歩いて、虫を観察している時だけは面倒な親のことも溜まっている課題のことも忘れられ、癒された。そうして私のつまらない大学2年は終わった。
3年生になり対面授業が再開し始め、相変わらず親は文句を言っていたものの少しずつ大学に行くことができるようになった。
5月ごろに就活を意識しいくつかの長期インターンに応募したが全て落とされた。夏休み、やっと参加できた地元のボランティアの活動期間はまたしてもコロナが猛威を振るい、親にはまた文句を並べられた。東京に行くなんてもってのほかで、ずっと地元から出られなかった。ボランティアもコロナのせいであまり活動できなかった。
8月に親の職域でワクチンを打つことができ、9月からは感染状況の落ち着きもあって割と自由に出歩けるようになった。1年も延期していたディズニーランド、ゼミの同期との飲み、泊まり、1年生から憧れていた「大学生らしいこと」をやっとできた。
さらに転機が訪れる。大学でやっていた勉強会に参加し、そこで今まで会ったことないくらい頭がよく、私に色々な世界を教えてくれる人たちに出会った。そこで初めて勉強の楽しさを知った。なんでこんなに楽しいのに今まで気づかなかったんだろうと思った。高校受験で諦めさせられて以降嫌になっていた外国語も、友達と一緒に高校の時履修したけど知識は身についていなかった政治経済も学び直し始めた。遠くへ行って、知らない世界をたくさん見たいと思った。生まれ直した気分だった。
しかし、11月ごろから周りは一気に就活ムードに入りそれどころではなくなる。夏からインターンには応募していたが、1年次から興味のあることが一切できておらず、環境は最悪だったが6年続ければ何か足しになるだろうとしがみついていたバイト先でも、社員や先輩に嫌われ責任者にはなれなかったため、俗に言うガクチカも自己PRもなく、落ち続けた。周りには何人か休学して長期インターンやボランティアなどをする人も出始めた。私も一度きりの新卒就活、後悔しないように休学か就留か就浪して長期インターンをし自分のしたいことを見つけたい、ちゃんと何かに打ち込みたいと相談したところ親にこっぴどく怒られた。家を出てってくれと言われた。インターンも何も参加できず、就職先が決まらないかもしれないと言うと、女なんだからバリバリ働けないでしょ。就活なんか適当に地元ですればいい、それより男に好かれる、愛されて結婚するための努力をしろと言われた。あまりに呆れてしまい、返す言葉がなかった。私の人生ってなんなんだろう。
実は大学に入り、見よう見まねで都会の女子大学生としておしゃれをしてみて何か嫌悪感のようなものを感じるようになった。女として扱われるのが嫌だ。バイト先で自己肯定感の低い私をたくさん褒めてくれる先輩が入ってきて仲良くなったが、軽く肩を叩かれる程度でも体を触られたり、下ネタの話をされると途端に気持ち悪くなり、おまけにとんでもないクズだったので、関わるのをやめた。親とか同性の友達とかにも体を触られるのが嫌で喧嘩になったこともある。飲み会で酒が進み、恋バナや性行為みたいな話になっても嫌悪感があった。そのせいか恋人は今まで一度もできたことがないしまだ処女だ。
それなのになぜ女として振る舞い、男に好いてもらうために努力しないといけないのだろう。憤りしか感じなかった。自分のためだけに生きたい。
この間中学時代の友達と話す機会があったが、彼氏と同棲するなら〜とか、結婚を考えると全国転勤ありは嫌だよね〜とかの話をされ、私はやっぱりそういう考え方はできないなと思ってしまった。
年が明け、またコロナの感染者が増え始めた。親は毎日毎日感染者数をLINEで送りつけてきて、外出しているとどこにいるの早く帰ってきなさいと頻繁に連絡してくる。もう外食もできない。
こないだ休日のランチタイムにバイトしていたら普段は担当しないホールに回された。満席になった店で楽しそうに食事をする家族連れを見ているとなんだか辛くなってきた。コロナがなければ、もっと自由に生きられたのだろうか。誰も何も悪くないけど、涙を堪えながら接客をした。
人をまとめる力もなく、卒業見込みの大学に見合った頭もなければ普通に女として愛嬌を振りまくこともできない、これからの私はどうしたらいいのだろう。
今興味があるのはコロナ禍で始めた一眼レフでの写真撮影と昆虫と小学生の頃から好きだった自然、あとは自分が悩んだジェンダーとかお金とかの問題で、私みたいにやりたいことを諦めなければならない女子もいるだろう現状の社会には割と不満を持っているけど、別にものすごい性差別を受けたとかめちゃくちゃ貧しかったとかではないから何かの志望動機にするにしても説得力ないなと思っている。志望動機を書いていても自分ごとにできてないってキャリアセンターの職員には言われた。多分大学時代にあまり興味のあることも好きなこともしてないしどこにも行けてないからだと思う。
強みは今でも偏差値が70以上ある国語と、性格面では小学生の頃いじめられたからか自分と違う意見でも人の話をよく聞こうと意識しているのと最近いろんな友達との交流を経てやっと取り戻した明るさ、あと昆虫について詳しくなろうとする探求心だと、友達とか教授に教えてもらった。これが活かせるところがあれば知りたい。
それか生まれ直した私でもう一度勉強し直したい。もう4年生なので、そのためには社会に出てお金を貯めてからもう一回大学に入り直すか大学院に行くことかなと思う。
もう自分の人生において、お金にこだわる私はいない。今までは親の影響でコスパばかり考える気味が悪い子供だったが、たくさん遠回りをしてこそ学べることがあるのではないかと考えるようになった。
一度自立し、一人暮らしをしてからであれば親からはなにも言われないだろう。けれど1人で生きていくにあたってやっぱり職がないのは困るし、20代後半で大学を卒業してもちょっと貯金ができ、一人っ子なので自分しか頼れない両親の老後の面倒を見れるようなお金がもらえるところに就職できるかが不安だ。それかとりあえず行けるところに就職して、後々自分の興味関心があることができるところに転職するか。転職のことを考えると気が重くなる。新卒キャリアがどんなものでも、そこから転職ってできるものなんだろうか。
とりあえず早く親元を離れたい。
私の大学生活を返して欲しい。
本当に無知ですみませんが、向いてそうなものとか、どこに転職するにしても役立つスキルみたいなものがあれば教えて頂きたいです。
カヲル「もう少しがんばってみようよ」
シノブ「もうあれから全然眠れなくて、SNSでメンバーから何かメッセージが来るたびに心臓がバクバクいって息が苦しくて……」
カヲル「なるほど、そんなに定例会議に参加したくないなら、勝手にすればいい。でも、作業がきりの悪いところで終わっている。シノブさんの仕事を私が引き継いで、私が代わりに決めてもいいけど、それでいい?」
そのすぐ後、シノブさんはサークルのSNSアカウントで「サークルの皆様、1月13日に定例会議を開催します。今後は私に代わって、カヲルさんが進行します」と書き込んだ。そしてこのアカウントは、この書き込みを最後に一切の更新が停止した。
*
カヲル「こんばんは。今日もよろしくお願いします。いろいろご迷惑をお掛けしていて申し訳ありません」
?「で、シノブさんは来るの? 来ないの?」
?「カヲルさん、あなたシノブさんの親友でしょ。今すぐシノブさんをここに連れてきてよ」
?「カヲルさん、シノブさんの代わりにリーダーになったからって、ちょっと調子に乗ってない?」
*
まあスタジオでも「異常者だよ」「おまえ泣きそうになってないだろ笑ってるだろ」と言われてるし
そういうツッコミまで含めてバカリズムが自分の性格の悪さをネタにしたブラックジョークって感じだよね。
「わかるようでわからない性格の悪い奴が小馬鹿にしている他人の言動」みたいな。
他に
・ワンルームのアパートでちゃんとスリッパを履いている女性を見ると泣きそうになる
・帰省したら親の軽で親友と夢庵に行く女性を見ると泣きそうになる
・ロックバンドのライブに孫の付きそいで来てる祖母を見ると泣きそうになる
・一人だけ早く入りリハをやらされる女子アナを見ると泣きそうになる
・野球選手役なのに投げ方がダサいイケメン俳優を見ると泣きそうになる
みたいなのもあったらしい。
一応、既婚女から言わせてもらうと結婚式は安く済ませたほうがいいよ
数年経つと一瞬の結婚式に数百万も使ったことに心底後悔するときが来る
ウエディングプランナーの言葉に乗せられて、あれもこれもと追加していったあの時期は楽しかったし
一生の思い出に残ると思ったけど、そこから先の数十年の人生を考えると本当に無駄だと感じた
断言できるけど、結婚式は両家の家族とお互いの親友を呼んで祝ってもらえばいいし
披露宴はどこかを貸し切りにして、お互いの友達を呼んで飲み食いしながらワイワイすればいい
50万くらいで済むし、それでも十分に思い出になるよ
これは本当に断言できる。式に大金をかけるのはやめたほうがいい