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はてなキーワード: 麻酔とは

2020-12-18

anond:20201218161709

夜寝ている間に吸血動物に噛まれている。

噛んだ時に麻酔性の物質をだすので痛みを感じることができない。

ヤバい奴。

2020-12-16

貧乏人の頬を10万円で叩きながら「〇〇できたら10万やるよ」って言って

貧乏人の頬を10万円で叩きながら「〇〇できたら10万やるよ」って言うとして

1番批判されて1番貧乏人が可哀想がられる〇〇はなんだろう

〇〇があまりに酷いことだと、正常性バイアスが働いて、貧乏人が逆に叩かれることになるから、酷すぎず軽すぎない非道徳的な行為が入らなきゃならないだろう

例えば「麻酔なしで利き手を切り落としたら10万」の場合より「すべての指先をカッターで切れたら10万」のほうが絶対被害は小さいけど、前者は自業自得と言われそうで、後者金持ち人非人と叩かれそうだと思う

〇〇が性的意味合いを持つ行為だと叩かれ率は一気に下がりそうだ。むしろご褒美ですなんて思ってるやつが多くいて、人によって〇〇の受け取り方が大きく違うからかもしれない。

逆に「めちゃくちゃ大事にしてるコレクション自分の手で破壊して捨てたら10万」とか言う企画テレビでやったとしたら、貧乏人が失うのはたかだかモノに過ぎないけど、Twitterなんかではめちゃくちゃ叩かれそうだなと思う

2020-12-10

anond:20201210213146

今の麻酔は昔ほど痛くないし、

歯医者終わった後の多幸感で土曜過ごせるのめっちゃ最高やん

金曜夜7時、歯医者の予約

金曜日の夜7時に歯医者を予約した。

やってしまった。

絶対に間違った選択だった。

仕事が終わった!」という快感を思う存分堪能できるタイミングで、歯医者に行かないといけない。

先週土曜日に行った歯科検診で油断してこんな時間に予約してしまった。

久しぶりの歯科検診だったのに結果がそんなに悪くなくて安心していた。。



しかも、虫歯治療だ。麻酔を打つ。

温室育ちの人間にとって、歯医者麻酔ほど痛いものはない。

一点を突かれているだけなのに、全身を押さえつけられたかのような衝撃が走る。

そのあと飲み込む唾ほど苦いものはない。



華金だというのに、なんでそんな思いをしなければならないんだ。。

怖い。怖すぎる。憂鬱だ。



だが、相対的仕事に対する嫌な気持ちが薄くなっている。

それは救いだ。いつものメインが前座になったような気分。

なんてクソみたいなフルコースなんだ。。




そもそも、なんでお金を払ってまで痛い思いをしなきゃいけないのだ。

お金をもらっても良いくらいの仕事だよ。こちとら。

ああああ!歯をちゃんと磨いておくんだった!キシリトールガムを噛んでおくんだった。



大人になっても歯医者は怖い。

しろ大人になってからのほうが歯医者は怖いのかもしれない。

2020-12-07

親知らず抜いてきた

歯医者行ったら親知らず虫歯になってたから抜いた

施術心臓のドキドキがとまらんかった

歯医者を怖いと思ったことないし先生がすごく上手い人だから心配してなかったけど

実際口の中になんか器具突っ込まれて歯を掴まれて、今までの静かな感じから一変、グワングワン顔面ごと揺さぶられる勢いでガッチャガッチャボキボキされるの恐怖すぎた

ワイの歯に釘でも打ってんの?いや抜いてんの?工事してんの?

麻酔のおかげでそんなに痛くないのがまた怖い

ただそろそろ麻酔切れそう

今は麻酔切れた後の痛みにビビってる

anond:20201207013847

妻にDVして、一番親しい人に手足切られて溶岩に落ちて全身やけどして、無麻酔手術したけどやっぱダメだわってマスク被せられて、上司の電撃ビリビリでいつ殺されるかわからない状態で、ようやく息子が見つかったと思ったら毛嫌いされる人生でもよければ

2020-12-05

肛門の話

出産後に痔になった。元々便秘気味であったのが妊娠中にひどくなり、出産時に思い切りいきんだせいでお尻からなんか出るようになってしまった。脱肛門という。指で押し込んでもむにゅんと出てくるし、お尻に違和感があって気持ち悪い。

ずっと我慢していたが7年目にして手術を受けた。つらい手術だった。まず触診され、肛門の中にも小さめのいぼ(内痔核)があるとわかり、手術の説明を受ける。

から下に麻酔をして、外に出ている痔核を切り取る。また中の痔核には注射を打って小さくしていく。レーザーメスを使う。血液検査要、前日夜から絶食、日帰り入院手術。簡単そうに聞こえたが大間いであった。丸一日かかるし麻酔が切れてから肛門が激痛。熱い、痛い、動けない。麻酔から3〜4時間でピンピン歩ける人も居るというが、それはごく少数らしい。私は6時間ほどかかって足を動かせるようになり、「おしっこが出たら帰れますよ」と言われたが全然おしっこが出ない。9時に病院入り、12時に麻酔、13時に手術を受けて20時までかかり、タクシーを呼んでもらってやっと帰宅。尻が痛い。そこから風呂に入れず家事が出来ず。健康大事です。皆様どうか尻の平穏を守ってください。辛いものダメッ。アルコールダメッ。ダメダメダメッ。、

anond:20201204130051

記憶喪失になると時間が飛ぶ。

頭を強く打って記憶がなくなった経験がある。

私の場合過去記憶がなくなったのではなく

頭を打ってから数十分の記憶がなくなった。

なくなったというのは正確ではないかもしれない。

おそらく衝撃で脳が記憶するのを拒否している状態になって

その時間記憶が残らなかったのだと思われる。

それは少し不思議体験だった。

だいたい頭に強い衝撃を受ければきっと意識を失うが

私は記憶がない時間活動していたらしい。

「らしい」というのはもちろん記憶がないか

自分が何をしていたのかわからないためだ。

周りに聞いてみると「何言ってんだコイツ?」みたいな顔をされた。

脳が正常に記憶するようになったとき

真っ暗闇から光の溢れる場所へ出てきたようだった。

その真っ暗闇の時間記憶に残ってないので

まるで時間を飛び越えたような感覚になった。

これは随分と昔の話だ。

ちなみにこれと似た経験をした。

麻酔だ。

麻酔中もおそらく脳への記憶拒否されて

記憶が残らずに時間が飛ぶ。

そう考えると普段寝ているとき

時間が飛ぶように感じないか

睡眠中もずっと記憶はしてるんだろうな。

2020-12-01

anond:20201129170829

考えてみれば麻酔とか鎮痛剤って乱用してはならんものだよね

アナフィラキシー・ショックもそうだけど、逆に耐性が付いてしまったり、

アル中同様に多幸感幻覚目的にもなるかもしれないし、

いずれにせよ連続して打ち続けてる毛利警部に何らかの身体的異常がない方がおかし

入手ルートはあの白衣着たオッサン不正に入手してるのだろうか

アンパンマンも人体と考えれば、ぼくの顔をお食べ、は中国人肉饅頭事件を髣髴とさせる

なんらかの生物と考えるとしても、フグではないがそれは許可された生物なのだろうか

一見アンパンに見えるかもしれないが、そこには血が流れ、脳があるのではないか

そもそも飲食店経営キッチンに犬がいる時点でアウトだろう

アニメの中でこうして行われる不正行為を疑問に思わず子供は視聴して育ってしまうと、

社会に出てから不正好意に甘くなるのではないだろうか

少なくとも一話ぐらいは、保健所ジャムおじさんの店をチェックするとか、

健康診断毛利警部の体内からメキシコしか入手できない麻酔剤が見つかるとか、

ワカメちゃんパンツ児童ポルノではないかとか、

検証する回を含めるべきではないだろうか

2020-11-29

anond:20201129112706

強烈な麻酔意識飛ばしてもらってから

人間ミキサーみたいなので一瞬で粉々にしてもらえたら

それが一番なんじゃないか

2020-11-28

anond:20201128230627

日本で二人目無痛分娩したけど楽でよかったよ

陣痛マックスちょっとしんどい下痢の時の痛みくらい

一人目は無麻酔でしんどかった、姪や娘があんな辛い思いするの可哀相だから早くメジャーになってほしい

2020-11-27

肛門の周り切開したらめっちゃ地獄じゃね

タイトル通りなんだけど。

19の時に肛門周囲膿瘍になって以来、

年に1回くらい膿むようになってさ。

肛門科通いなれすぎて、お医者さん相手に尻出すの、なんの抵抗も無いわ。

20か21の時なんて、肛門周囲じゃ無くて、バルトリン腺膿瘍になっちゃって、

産婦人科でもおじさん先生下半身丸出しにして切開してもらってさ。

今回含めたら、4回目の切開ですわ。局部麻酔

4回も切開したら慣れると思うじゃん。

思ってたけど慣れねえよ。

局部麻酔クソ痛いもん。

いい歳した大人が泣くし、かけられたタオルを強く握りしめすぎて看護師さんに大丈夫よって撫でられちゃうし(この瞬間まじで看護師さんのこと好きになる)。

必ず「力抜いてくださいね」って言われるけど痛すぎて力抜けないし。

力入れすぎたせいか、右肩がめちゃくちゃ痛くてえぐいし。

膿みが溜まってたり、しこりができてるとそれだけで痛いから、切って楽になりたいと思うけど、

切った後も痛いんだよな。

傷口残ってるし、めちゃくちゃトイレの時沁みるし。痛すぎて泣くし。

風呂入りたい。

19の時に初めて切開した時の傷跡はっきり残っててさ、

産婦人科先生出産経験があると勘違いされたもんね。

みんな肛門大切にしてね。

冗談抜きで膿瘍とか、粉瘤腫痛いから。

追記

めっちゃ投稿されててびびった。

荒らしになってた。すまん。そんなつもりはなかった。

教えてくれた人ありがとう

削除したけど、まだ残ってるかな。

めっちゃ肛門のこと流れるの辛いな。

2020-11-21

昨日、うちの猫を看取った

自業自得なんだけど、自分はある時期から自分に起因するいくつかの理由が重なり、かなり孤独生活を送っている。

そのある時期ぐらいから飼い始めた猫が昨日逝ってしまった。多分15歳、もしかしたらちょうど16歳ぐらいだったかもしれない。雄のアメショーだ。

すごく苦しくてこのことを誰かに伝えたいんだけど、15年も飼っているのにうちの猫を知っている人はほんの一握りで、しかほとんど没交渉。だから、仕方ない、ずっと胸にしまっておこうかなあと思ったけど、そうだ、増田があったと書いている。

初秋ぐらいに急に猫の息づかいが荒くなり、横になって寝ることができなくなってしまい、獣医さんへ連れて行った。レントゲンを撮って「肺に水が溜まっている」と言われた。高齢だし、状態もかなり悪く、麻酔をして肺から水を抜く処置をしたらそのまま目覚めない可能性もあるということで、利尿剤を注射してもらい、薬をもらった。

つい先日まで大好きなササミ缶詰ものすごい勢いで完食していて、満足してごろんと横になり爆睡していたのに、なぜ急にこうなる? でも、思えば半年ぐらい前から予兆はあった。自分が「多分、老化のせいだろう」ぐらいに考えて、放置してしまっていた。

利尿剤は効果があって、もしかしたら病気状態で何年も生き続けてくれるんじゃないかと思ったりしたけど、一カ月が過ぎて薬の効果は少なくなっていき、食事ほとんど取れなくなり、水もあまり飲まなくなり、数日前、大好きなササミちょっと口にしたと思ったら、大きな声を上げてバタンと横に倒れてしまった。そのときはなんとか起きてくれたんだけど、もうすぐお別れなんだと悟った。

昨日は様子としてはいつもと同じで、なんとか命をつないでくれるかなと思ったけど、夕方トイレで倒れてしまって、そのまま亡くなるんじゃないかと思った。でもうちの猫はまだやりたいことがあったみたい。

自力で立ち上がり、まず自分の膝の上に乗ってきてくれた。10分ほど過ごすと、やおら膝から降りてよたよた歩き出したので、てっきり、浴室に行くんだと思い、後をついて行った。病気になったあと、起きている時間ほとんどは浴室で過ごしていたから。

でも、猫の行き先はもう一人の家族である、父がいるリビングだった。猫はもともと自分にべったりで、病気になってからほとんど行かなかった場所なのに、なぜこのタイミングで行ったんだろう。多分、科学的には別の説明になるんだろけど、自分には父とお別れをしに行ったとしか思えなかった。もう涙が止まらなくなって、父に「お別れを言ってあげてくれ」と頼んだ。

猫はしばらく父を見ていて、それから元気な頃、たまに丸くなって寝ていた座布団の上で力尽き、逝った。リビングに行ってから逝くまで、三分もなかった。最後は父と一緒に体をさすりながら声をかけることができた。

やさしい性格だなとは思っていたけど、律儀でもあったんだな。

自分のような人間の飼い猫としては、もったいないような奴だった。その事実がつらいんだけど、最後あんな行動を取ってくれたっていうことは、うちでの暮らしはまんざらでもなかったのかな。

2020-11-20

anond:20201120230956

寝起きだと特に、夢の話だったか現実の話だったかからないことがあるから麻酔中に何かが起こっていても、分からないだろうなとは思う。

2020-11-16

金曜土曜の一泊二日で手術を受けた。下半身麻酔の。

日曜日は1日家で休んで月曜から出社できるだろうと思ってそう伝えていたんだけど、医師看護師にも頑張るねーと言われ、家族配偶者にも休みなさいと言われ、休んだ方がいいのかなという気にもなってしたし、何度も何度も休むんだよね?と確認されて、行くのが異常みたいな気持ちになってしんどくなって負けた。

体調的にはきっと無理じゃ無い。でも出社することをせめられるのがいやで休んだ。

それで休むことを伝えるために職場電話したら、電話がきれる直前にむこうぐちで最初から休めば…まで聞こえた。

最初から休めばよかったのに??

そりゃそうだ。そう思って当然だ。

それでも私は、でも私の体の方が大事だし。とはねのける力はない。

私がいないと仕事回らないから、とかそういうのじゃない。周りからどうみられるかのはなし。

私は学生時代皆勤賞だった。

休み方を知らない。適度に休むことも幼少期に学ばないと、休むことに罪悪感を覚えることになるのかな。

子供の熱で休む人も多い職場自分体調不良で休むことの多い人もいる、文句ひとつわずカバーしてきたのに、この言われようだし。

問題にはならない、生理終わりかけ程度くらいだけど、出血も続いてはいるけどね。

しんどいなあ。

泣いてる私をみて、自分の体が一番だからこれでいいんだ、と慰めてくれる夫。

それでも苦しい、しんどい

こんなことなら行けばよかった。

2020-11-02

親知らず抜いた

横に伸びてきて、しかも鋭くて、ほっぺが傷つけられて痛かったか歯医者に駆け込んだ

麻酔で少し動悸して怖かったけど慣れた手付きで抜いてもらって血もすぐ止まった

しかし手術とまで言うと大げさかもしれんがこうしてもらって3000円って安くて笑っちゃう

年寄り病院が埋まるのも分かる気がする

歯が伸びてきてる時の不快感頭痛が嘘みたいに消えて最高に気分が良い

2020-10-29

勝手死ぬな」「勝手に生きるな」と勝手に言われるし勝手に言う

要は自分が何を言いたいかというと健康診断検査つらい」なんですが。

それについていろいろと考察した長い文章が下に続いているだけ。

社会

日本人寿命が長いのって、国民皆保険があるからお金負担が安いことと、会社員が35歳以降に人間ドックを毎年受けることで早期発見治療しているかなのだろうか?人類医療で生かされてる(活かされてる)んだよな、健康的な意味でも、寿命的な意味でも。そりゃあそうだ。予防医学だよな。歯医者の定期健診を受ける、とか。

でも、トシくって様々な検査ちょっと辛かったりするのを目の当たりにすると、

検査をしたり医療を受けたりしてまでも生き永らえたいというモチベーションが、果たして自分にはあるのだろうか?」

という疑問が湧いてきてしまうのだよな・・・

積極的安楽死か、消極的安楽死か、なんか、そういうのが脳裏によぎる。

会社員でいる以上は、自分労働リソースとして供出しているのだから、その「労働リソースとして将来的にどのくらい使えるか」ということが会社的には気になるわけだし、あと法律で決まってるのかな?その辺の理由で、会社から言われたとおり健康診断を受けなきゃならない。「直せばまだ労力として使えるのならちゃんと直せ」というのが、営利企業や国力といった視点から論理と言えるだろう。

なんか、自分の体は自分だけのものじゃない」という感覚がする。「公僕」、会社社会の共有物かのような感じがする。

それは良いことなのか、悪いことなのか。

あ、検査がつらいんで受けません。安楽死しまーす。っていう自分の体に自己決定権利はないのかな。それ人道的にどうなのかな。

その「自分の体が自分のものじゃない」の最たるものが、家族意向により、胃ろうで生かされている人間でしょう。倫理的にどうなのでしょうか。かくいう私の親戚にもいます。こわいので面会していないです。いまはコロナで面会もままならないですが。

医学は、人為的に死をコントロールできる術です。進歩すればするほどコントローラブルな範囲が広がる。いずれは不老不死も実現するのかも知れない。

そのコントローラーを渡されて握るのは、本人であるべきなのか、他人であるべきなのか。自分というシステムroot権限は誰が持つのか。


えらい

それにしても、35歳くらいを超えてる会社員の全員がこういう検査受けてる、ってすごくないですか?

人によっては人間ドックを毎年サボってる常習犯が居たりして、まあ気持ちはわかる・・・ってなっちゃう。

医療体制がすごいのもあるし、検査にみんな耐えてるのえらいですよね。

医療進歩して検査負担を減らす改善継続的に行われていて、胃カメラを口から入れるとき不快感を減らすためにイカリングみたいな白い輪っかをくわえると、かなりラクになるんですよね。あれ。ノーベル平和賞でしょ。10年前に受けた時あんなのなかったし肩に注射麻酔してたんですけど、最近はのどスプレー麻酔になったし1時間麻酔切れるし、カメラ自体も細くなった。昔の胃カメラトラウマになってる人もいると思いますけど、いまだいぶ負担減ってるんで、バリウム飲むよりもラクじゃないかと思いますよ。


加齢と経済消費傾向

若い頃ってさ、なんか、さまざまな「リソース」というもの無限であるかのように錯覚していた。

言い方を変えれば「有限なリソース」という概念のものが頭の中になかったのかも知れない。

健康時間も、仕事にかけられる労力も、無限だと思ってたので、スケジュールも何もなくがむしゃらに働いていたような。

でも社会に出て、あ、いろんなものって有限なんだなって気づいて。そのリソース管理がすごく難しいことに気づいていった。

そして30を超えると、「自分健康寿命」というリソースの有限さをひしひしと感じるようになる。

若いころはモノを買うときお金の使い方がコスパばっかり考えていたように思う。安物買いの銭失いだ。

それはそれで「将来への投資」の考えがなさすぎる、貧者の思想だとは思うけど。お金に対してそういう貧しい考え方で育ってしまったのだから仕方がない。トシとっていってお金の使い方が少しはマシになったし、服にかけるお金がふえたりした。

トシを取ると自分寿命が頭の隅にチラつくので、コスパが多少悪くてもペイするように意識が変わっていっていると思う。

「いまは時期が悪い」とか言ってチャンスを見送っているうちに自分寿命のほうがなくなっていくからね。

たとえ時期が多少悪くても、じゃあいまやろう。お金をポンと出してやったぜ。と。

経済の話でいうところの「機会損失」って、商品在庫があるとか、買える機会とか、開催期間が限定されたイベントとか、そういう「外的な機会」の損失するかどうかを焦点にしがちに見えるけども、それだけじゃないんだな。外的機会がある間に、かつ、自分健康もなければならない。健康でなければ商品を購入して満足することができないから。

健康が不足していて機会損失も大いにあり得るわけです。「大切な推しイベントなのに風邪ひいていけなくなった」とか。

これっていうのは「推しは推せるときに推せ」「孝行したいときに親はいない」と通じるものがある。

から商売するのって、「ちょっと健康不安が出てきて、かつ、そこそこお金持ってる人」を狙うのが効率よさそうですよね。健康商品じゃなくても。

ゲスいですが。足元見てる。

そういうターゲッティングして商売してる人間自体も、いずれはその該当者になるんですよ。

自己決定

「おれは長生きしないんだ」つって、暴飲暴食してる人、ラク死ねると思うなよ。苦しむぞ。みたいな脅しツイートを見かけたりしますけど、まあ確かにそうなんですけど、それも安楽死があれば解決するんですよね。

日本における安楽死議論での反対派って「イジメみたいに同調圧力によって安楽死自己決定を促されてしま危惧ドグマにしてますけど、

すでに健康診断圧力によってつらい検査を受けさせられてる」現状があるので、たしかにそうかも。そうなるだろうなあとは思われます

自殺と他殺」という対比の概念がありますが、それと同じように「自生と他生」とでもいいましょうか。

どう転んでも、自分の体の健康維持や死についての決定権は、自分けが独占的・排他的に所有してはいない(できない)ようですね・・・。やはり自分の体は公僕性、公共物性を帯びているようです。それは国民皆保険であるから、国としては保険治療コストの高い病気をなるべく支払わずに済ませたいので、治療コストの高い病気にかかるリスクを下げておくための検査コストを支払っておく(強制的に受けさせる)ほうがトータルでコストが安い、という計算なのでしょうか。

他者圧力によって胃ろうで生かされてしまうようなことがある社会と、

他者圧力によって安楽死で死なされてしまうことがある社会

どっちがマシなんですかね?

同調圧力存在すること自体は不変なんですね。


勝手死ぬな」

勝手に生きるな」

勝手に言われるし、勝手に言う。

介錯してラクにさせてあげたほうがいいんじゃない?とも思うし、

もっと生きたかったんじゃない?とも思える。

人為的に死をコントロールできてしまうということは、サバイバーズ・ギルトってやつが生まれる。生存者の罪悪感。

面倒なことにならないように、自分の生死を他者人為的コントロール下に置かれることが無いようにしたいですね。

やっぱ自分コントローラ握って健康診断うけるかどうか決めたり、コロっと安楽死理想なんですよ。でもそれって一貫性としては、このコロナのご時世で「公衆衛生を省みない自分勝手自由な行動に出ることの許容」をも意味してしまうのですが。感染症や、医療保険の有無、といった社会的な連帯関係のものは物議をかもしますよね。そりゃ。

タイマーをセットできればいいのにね。デスノートみたいに。

自分死ぬときVR-HMDかぶって、なんか、すごい音と映像で逝きたい。

臨床宗教師仕事の中に「VR機材の管理」も含まれてくると思うんですよね、今後は。「テクノ法要」もありますし。映像や音声のクリエイターも、その走馬灯のような「最期映像」をクリエイトする日が来るわけですよ。

からVR業界から法曹界医療関係転職するようなキャリアパスもあるでしょうね今後は。

塞翁が馬

みとりびと、おくりびと

2020-10-24

とりあえずデブには生存権はない

デブは、だめ。

 

麻酔管理も大変だし

挿管大変だし

何より重い。

 

生きてても、汗多い、場所取る、くさい。

 

他の人より若干食費が高くて消費税多めに払ってるくらいしか特筆することがない。

 

デブ規制する健康増進法つくってほしい。

2020-10-23

anond:20201023133810

避妊歴史物語日本フランスの違い

日本人はフランス女性の美しさに驚嘆する。しかし、彼女たちの美の大部分は彼女たちの自立と関連していて、主としてその自立は彼女たちが生殖に関わる問題、ひいては自分運命自分で決める力を持っていることに由来するのではないかフランス女性比較して、日本女性は性と生殖に関する権利に関する限りいまだに縄文時代暮らしていると言える。

実際、性と生殖に関する権利という表現日本Wikipediaのページに載ってさえいない。日本女性はあまりに大きな暗闇の中にいるので、自分たちが暗闇にいることがわかっていないのだ。

フランス日本避妊歴史比較すれば、日本女性読者はどれだけ自分たちが遅れているのかを自覚できるかもしれない。フランスでは経口避妊薬1969年から利用可能になっていて、2013年から女性未成年者は無料かつ匿名で入手できる。1999年に、事後用経口避妊薬医師の診察を受けずに入手できるようになり、2002年には無料化、未成年者は匿名で手に入れられるようになった(学校保健室で手に入る場合が多い)。

フランス女性は敏感に自分の体を意識しており、最新の健康情報に従って生活している。最新の調査によると、フランス女性ピル使用率は33.2%、子宮避妊器具使用は25.6%、コンドーム使用は15.5%だった(ちなみに、出産に関わる費用は全額払い戻される。72%の女性麻酔を利用し、無料出産を行っている)。

中絶についても、現在フランスでは中絶に関する合意が大きく広まっているため、2017年フランス大統領選挙の11人の候補者のうち、選挙公約中絶禁止を訴えた者は1人もいなかった。ある候補者妊娠中絶権利憲法保障すべきだという提案まで行った。

フランスでは中絶1975年から認可され、1982年以来社会保障制度給付金によって費用の大半が払い戻されるようになり、2013年以降は全額払い戻しが受けられるようになっている。中絶外科手術によって行われるほか、より安全安価な経口妊娠中絶薬と呼ばれる1988年フランス厚生大臣によって認可された経口薬によって行われることが多くなってきている。

当時、ある製薬会社は強い主張を展開する中絶反対団体への配慮から、当初は経口妊娠中絶薬の販売を拒んでいた。しかし、フランス厚生相は次のように述べて販売命令した。「その薬に対する政府の認可が承諾された瞬間から、RU486(経口妊娠中絶薬)は製薬会社資産であるだけでなく、女性道徳的資産にもなったのである」。

https://toyokeizai.net/articles/-/246717

2020-10-20

anond:20201020003800

親は漏れなく猛毒だったよ。

殴る蹴る放置するのオンパレード。その時の脳へのダメージ障害者になったけど、親は外面いいから、結局サバイブできてしまった。

 

それとなんの関係あんの?

俺は障害者になっても自分の食い扶持や医療費はちゃ〜〜〜んと稼いでんのよ

納税してるし貯蓄もある。

 

金なくなったら死んでもいいけどね。

障害者としての等級が上がって働けなくなったら静脈麻酔でもなんでもして尊厳死したい。

2020-10-19

恋人が緊急入院した

あれこれ忙しく、どこかに書かずにはいられなくなってしまったので増田に。

 

昨日の朝、一緒に住んでいる恋人が早朝からおなかがいたいと言った。

もともと良性の腫瘍があり、年に2回ほど経過観察のため病院に行っていた。痛みの位置的にも腫瘍がわるさをしている可能性が高く、はやめに診てもらったほうがいいと考えてかかっていた病院救急外来電話

当直の先生へ病状を伝えたところ、やはり腫瘍が原因になっている可能性が高いとのこと。いつ来てもいいと言われ、簡単に支度をしてタクシー病院へ。

 

診察前に熱をはかりにきた看護師さんにお友達ですか? と聞かれてパートナーですと答えた。家を出る前に関係を聞かれたらなんて言えばいいの? なんて話していたのが役立つ瞬間だった。

診察中は待合室のベンチで待機。MRIをすませた段階で、痛み止めの点滴を打たれている恋人のところに通してもらえる。パートナーと伝えていたのがよかったらしく、全体通して家族扱いしてもらえていた。外科先生がきて、病状の説明。やはり問題腫瘍が原因とわかる。

今日手術してしまうのがよいそうで、そのまま手術の説明をうける。日曜に手術、水曜まで入院三泊四日の予定だそうだ。また、コロナ禍のために面会ができなくなっているとのこと。腹腔鏡手術担当先生説明がていねいで感じがよく、好印象だった。入院の準備と手術の準備をするのでと言われ、そのまま二人でしばらく待機。朝からなにも食べていなくていいかげんおなかがすいたので、長丁場になったときのために持ってきていた焼き菓子を食べた。おいしい。

その間に恋人家族に連絡していた。コロナ禍のこともあってわたしはまだ恋人のご両親にお会いしたことがなかったけれど、恋人伝いでお母さまとLINEを交換し、はじめて直接連絡をとる。優しい言葉が返ってきて一安心…。

 

手術に関する書類わたしだけ窓口に呼ばれて記入をした。無料の病室の都合がつかないらしく、室料がかかると言われて同意書を書くよう案内される。インターネットでつけた知識をもとに、病院都合の部屋の変更は料金がかからないと聞いたことがあると思うんですが…と話すと、無料のお部屋をご本人も強くご希望ということですね? と念押しされてしまった。こわい。窓口のかたが先生確認しますと下がっている間に恋人にこういうことになってますと連絡。正直、手術をしてもらう時点でこちらは命を握られているに近いわけで、軽い気持ちネゴシエーションがおおごとっぽくなると入院中の待遇がわるくなったらどうしよう、などと心配になってしまう…(とはいえ病院の方は皆さんとても親切でていねいでした)。

戻ってきた窓口のかたによると、火曜までは有料の部屋が無料で使えるが、最後の一泊については無料の部屋があかない場合交渉必要とのこと。わたし仕事があり、面会もできないのでおそらく入院患者本人に交渉しろということだろう。入院必要人間にそんなめんどうなことをさせるのか…? というきもちでいっぱいだったけれど、これ以上めんどうを起こしたくなく、その条件をのんしまった。窓口のかたが室料についての新しい同意書を持ってきたので、それにサインする。文言が変わっていて、系列病院に移動させられても文句を言いませんみたいな内容になっていた。すごく不安だったけれどサインをしてしまう。

恋人のもとにもどって、室料の件をかんたんに話した。退院するまで部屋の件は不安だしよくないことが起こらないといいなと思っている…。べつにお金に困っているわけではないんだし、払ってしまったほうがよかったのかなあ。

 

しばらく待って、病棟に移動することになる。待ち時間恋人はすこし寝ていた。わたしも気疲れしてしまってベッドの柵にもたれて目を閉じていた。

移動までの間、面会できないので、ナースステーションまでですと念を押された。恋人が病室へ連れていかれてしまうのを見送って、ナースステーション横のソファで待つ。すこし前におなじようなかんじで手術と入院をした友人に役に立った持ちものを聞いたり、自分でもあれこれ体験記を読んだりしてこのあとの荷造りのことを考えていた。

看護師さんが来て、もうすぐ手術ができるがいまはまだ時間がわからないこと、もう面会ができないので帰ったほうがよいことを伝えに来た。うすうすわかっていたけれど、もう退院まで恋人の顔を見ることはできないらしい。ここでお別れです、という時間を1分でもつくってもらえたら最後に手を握ったりなんか話したりできたのにな、というきもち病棟へ移動した際に預かったままになっていた恋人荷物看護師さんに渡して、荷造り&買い物のために病院を出る。

 

恋人の通っていた病院は、比較的家からも通いやすいところで、今回それが助かったなとおもいながらユニクロ無印良品成城石井マツキヨに行く。途中おなかがすいてしまってたまごサンドを買って食べた。

あってよかったものリスト、いろいろ見ているとジャムふりかけがあげられていることがおおかった。恋人お菓子ジャムをふだん食べないので、いろいろ迷ったけれど三島食品紅鮭菜飯を買う。

ちょこちょこ連絡事項をやり取りしていた恋人に手術内容について聞かれて、返信しながら恋人もいろいろそれどころじゃないのかも、とあらためておもった。わたしが同席していられてよかった。

買い物でスマホから目を離している一瞬のうちに恋人は手術室にはいってしまったようだった。買い物をすすめながら、わたしは手術が完了したあと連絡をもらえるのだろうか、と急に不安になる。そもそも手術って家族が手術室の前で祈りながら待つようなイメージだった。今回は面会ができないのでそれができないことはまあわかっているし、荷物を持ってくるためには帰ってこないと電車もなくなってしまうから、一度帰宅する必要はあった。ここでようやく腹腔鏡手術の所要時間を調べる。持ちもののことばかり考えていた。

 

買い物をすませて家に帰り、iPhoneの着信音を最大にする。

荷物を準備していると、ちょうど手術開始から2時間弱のタイミング電話が鳴った。手術は無事終了、とくに合併症などもなく予定通りに終わったとのこと。恋人麻酔で寝ていて、連絡がつくまでまだかかるそうだ。電話を終えて、恋人のお母さまにも連絡する。はじめ恋人はお母さまに、わたしへ連絡先を教えておいてと言われたとき電話番号を伝えてくれようとしたのだけれど、LINEにしておいてよかったとおもった。既読がすぐについて、しばらくして返信がある。とても安心したことや、わたし病院先生へのお礼など。

わたしはいまたしか恋人生活をしていて、おたがいがおたがいのいちばん関係者だとおもっている。籍を入れることはできないけれど、指輪の交換もした。けれど、わたしという存在によって、恋人のお母さまは手術の結果をいちばんに聞くことができなくなってしまったんだ、とおもうと、わたし恋人をとってしまったような気がした。

 

荷造りをすませてふたたび病院に向かうころには、通常の面会時間はすでに終了していた。守衛さんに伝えて手続きをおこない、ふたたびナースステーションへ向かう。

看護師さんに荷物を渡すと、荷物を渡しがてらとくに持って帰ってもらうものはないか恋人に聞いてもらえた。わたしはそこですでに恋人が目を覚ましていたことを知ることになる。恋人の病室はナースステーションからいちばんかいのに、恋人の病室に出入りする看護師さんを黙って見ることしかできない。毎日一緒に寝起きしているのに、いまは恋人が起きているかどうかも他人に聞くまでわからないのがむしょうに悲しくて、泣きながら病院を出た。

 

最寄り駅にふたたび帰り着くころにはすでに22時をまわっていて、どうしようか迷ったけれど松屋で夕食をとって23時には寝た。わたしは寝付きがいいほうではないので一人寝はかえってねむれるかも、とおもっていたけれどねむりは浅く、病院に行く夢や恋人と過ごす夢ばかり見た。

 

日付変わって今日恋人はまだ具合がよいとはいえない状態のようだけれど、連絡はとれている。このままなにごともなく病院を出て、しばらくはつらいだろうけれど、ゆっくり回復できればいいなとおもっている。

不安なのかさみしいのかわからないけれど、誰かに話したくてしょうがないし、けれどおなじ温度感問題を共有できそうなひとがいないのがしんどい。昨日から泣いてばかりいる。

恋人はさみしくて毎日泥酔しているかも、なんて軽口をたたいたけれど、いまは夜ごはんになにを食べたらいいかよくわからない。

2020-10-18

anond:20201018110140

腹をかっさばいた後に無痛なわけねえだろ

麻酔かけるから腕を切り落とさせてくれ、ちゃんと繋げるからって言われてるのと同じだぞ

2020-10-16

妊娠から初期流産までの費用と流れ

妊娠が確定し安定期前後母子手帳が配布されると、検診時に助成があったり、12週以降の流産や分娩時には出産一時金を受け取れる。

自分場合母子手帳を受け取る直前の10週に流産をしたため、10万円近い金額があっという間に飛んで行った。

初期流産母体が若く健康でも1020%は起こることなので、今後誰かの参考になればなあと思い、経験感想を交えながら具体的な費用を残しておきます

クリニックでの初診/計 ¥10,000

 結婚数年目にして子作りを始め、初の妊娠発覚。検診は全て保険外。

2回目健診/計 ¥15,030

 初期の稽留流産となる。(胎児心臓が止まったまま子宮に留まった状態

 流産が分かった時点から保険適応となるようです。ただし手術に向けての血液検査等で保険外がこのうち¥13,200-かかっている。

 胎児が小さければ自然排出されるまで待つ場合もあるが、今回は胎児が大きくなってきており自然流産となると自宅で大量出血の恐れがあり手術を選択

手術前処置抗生剤/計 ¥1,140

 手術前日の前処置で、水分を吸収し時間をかけて子宮を広げる棒(ラミナリア)を入れられます

 拡張器で膣をつまんで無理矢理広げられ針のような物をグリグリ奥まで刺される。

 痛みには個人差あるようだが、私の場合子宮頸管が狭く角度もあったため上手く入らず時間もかかり、経験のない激痛が走り悶絶。人生で一番痛い経験だった。

 抗生剤を受け取り帰宅。ラミナリアを挿入している影響で重い生理痛のような鈍痛が続く。

手術中止 麻酔、各点滴、抗生剤等/計 ¥1,300

 掻爬手術という方法で、匙のようなもの子宮から胎児を掻き出す手術だ。

 中絶場合保険外となりおよそ10前後かかるが、流産保険適応内。

 手術着に着替え分娩台に上がり麻酔意識を失うが、20分程経ち麻酔が覚めた頃にはまだ手術が続いていた。痛い。怖い。

 どうやら子宮口がうまく広がりきらず器材が入らなかったようで、手術中止となった。

 恐怖や悲しみと戦いながら手術に挑んだのに、まさか中止になるとは予想だにしていなかったので、泣いた。血も結構出た。

 担当からは、あなたの子宮口の問題で手術が難しいか自然排出を待って、胎嚢が出てきたら持ってきてと言われる。

 2、3週間~長ければ2、3ヶ月程かかるかもとのこと。2、3ヶ月も体に悲しみの時限爆弾を抱えて生活するのは精神衛生上よろしくなくないか

転院のための紹介状/計 ¥1,140

 通っていたのは近所でも人気のクリニックだったが信用を失ってしまい、近くの総合病院でのセカンドオピニオンを決める。

 紹介状を書いて貰う際に担当からは「何万人もの手術経験のある僕にできない手術なら、この病院行っても無理だと思うけどね~」なんて言われた。

紹介状初診、手術前検査/計 ¥7,250

 前回まで通っていたクリニックとは違い、かなり時間をかけて丁寧に内診をしてくれた。

 内診で見る限り異常もないし、手術もそこまで難しくはなさそうなので、当院で再トライしてはどうかと言われ、是非にとお願いする。

 血液検査性病検査心電図等、前回のクリニックで足りていない部分の検査をした。

手術入院1泊2日/計 ¥51,520

 うち個室代が¥14,000。

 大部屋なら差額はかからず総額4万円以内で済むのだが、幸せそうな妊婦や赤子と同室になることが不安精神安定のため個室にした。

 因みにこの病院でも手術前に海綿体の棒を入れる前処置があった。

 前回、激痛で死ぬ思いをしたので恐怖に震えながら挑んだが、今回はほとんど痛みも無く時間もかからず、

 え?もう全部入った?え???状態医師によってここまで痛みが違うとは、担当してくれた女医さんに感謝……感謝……

 手術も前回とは変わり真空手動吸引法というもので、体に負担が少なく手術による合併症リスクも少ない手術らしい。

 海外ではこちらの吸引法が主流だそうだが、日本医師の平均技術も高いことも影響してか、掻爬術のままの病院がまだまだ多い。

 手術自体麻酔があり怖がらなくていいものだが、自身は酒が強いせいもあってか、とことん静脈麻酔が効きづらいのがしんどい。手術中、寝たり目覚めたりを繰り返して唸っていた。

 手術は無事成功し、術後はベッドを血で汚してしまったりもしたが本当に痛みは全くなかった。

 中身がなくなってしまったお腹への違和感と切なさだけは残った。

術後経過観察、処方箋/計 ¥1,120

 一週間後の検診。血液等の残留物を出し切るために子宮収縮の薬を1週間服用したが、子宮内に血が残っていたので処方箋を変えてもらった。

 「サイトテック」という元々は胃薬なのだが、副作用として子宮収縮効果が強く出るらしく、妊娠可能性がある女性には禁忌の薬だ。

 この薬に変えたとたん血が下からバドバ出た。胃薬なのに副作用怖すぎへんか。

術後2回目健診/計 ¥240

 胃薬のおかげで子宮回復。手術から約1か月半後に生理がきて、やっと全て一段落

総額/計 ¥88,740

それに加え今回私は¥5,000支払い診断書を出してもらい、個人で加入している医療保険に手術給付金申請し、10万円戻ってきた。医療保険、初めて入っていてよかったと思えた。

因みに自然流産で完全排出されたら手術給付金は受け取れない……

以上、ざっくりですがこんな感じ。転院がなかったり日帰り手術であれば、もう少し費用は抑えられると思う。

そして金額より何よりも、夫や家族や友人に頼ったり、難しければ病院カウンセラーを頼り、気分転換もしっかりして精神的なケアを怠らずどうか鬱にならないよう。

私は自身メンタルが強かったこに加え周りの支えもあり何とか持ちこたえましたが、流産によりホルモンバランスが一気に変わり産後うつに近い状態になることもあるそうです。

流産死産経験者の周りの方へ、どうか気持ち回復するまでは本人達を責めずに沢山話を聞いてあげてください。

anond:20201012095539

本当にね。

無痛分娩が広まらなかったことと保険適用外は無関係ではないと思う。

麻酔出産って、海外の友人からドン引きされるよ。

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