はてなキーワード: 筋肉とは
趣味としてのそれら活動を否定するわけではないが、中途半端にWebサービスとかゲーム作ったり競プロやるくらいなら、興味ある分野の本の通読の方がよっっっっぽどためになるし、筋肉のように自分の身に付くよ。
個人によって実装力には差があるから一概には言えないものの、つよつよプログラマは「0.6人月だから大したもの作れないかも」とは言わないのではないかと判断した。つよつよなら、自分のやりたい作業に対して最低限必要な時間くらい分かる。
興味ある分野がないなら、強い静的型付けの関数型プログラミング入門とかどう。浅井健一著「プログラミングの基礎」でも読んだら。演習をやればゲームも作れるし。新刊の「コンピュータを操る」は情報科学的な考え方(プログラミング的思考と言われがちなもの)を押さえつつブロックプログラミングを紹介してるから、自分の勉強だけでなく子供の教育のためにもなるよ。
○ご飯
朝:納豆たまごかけご飯。キュウリ。トマト。チーズ。昼:胡麻タレ団子。ウイロウ。夜:豆腐、白菜、シメジを煮て味噌付けて食うやつ。
○調子
というのも、最近EVEというシリーズにハマっていて、一作目のバーストエラーのライターさんの過去作品、EVEの最新作におまけでついてくるらしい。
なら最新作を買ってそのオマケで遊べば良いのでは? と思ったんだけど、どうもクリア後にしか遊べないみたい。
こういうの、発売年順にやりたいのでお金は余分にかかるものの個別で購入して遊んだぜ。
っていうか、シリーズ違うのにわざわざオマケでつけるってことはクロスオーバーするんだろうから先に遊んだほうが良いでしょ。
○DESIRE remaster ver.
記者のアルバートと研究員のマコトの男女カップル二人が主人公。
二つの視点からデザイアという島で行われている研究の謎を解き明かすという粗筋。
「催眠術ってそんな便利なものじゃなくない!?」が気になって話に集中できなかった。
というのも、このゲーム、粗筋で書いた研究の謎というのは後半一気に回収される要素。
前半と中盤はアルバートとマコトのカップルとそれらを取り巻く、メガネ色黒研究員のシャリル、男勝りな性格ながら巨乳のシルビア、マコトの親友でセックスもアリなバイセクシャルのレイコ、男大好きなビッチのクリス、研究所のスポンサーの偉い人の孫娘でツンケンな態度をとるカズミという、そんな魅力的なサブヒロイン達、そして件の催眠術使いカイルという男性たちが中心のくっ付いたり離れたりの恋の鞘当てがメインになっている。
武術に長けて空手などの格闘技の段を累計12段持っている筋肉ムキムキの男性なのだけど、得意技が催眠術。
それもベタな5円玉揺らすやつ。(5円玉ではなく架空の国の硬貨だが、まあ5円玉だよ)
この催眠術で主人公のアルバートから女性をNTR展開が話をかき乱す。
い、いや、なんだこの展開…… と流石に気持ちを込めて読むのが辛かった。
というのも、どうも原作である18禁アダルトゲームの頃は純粋なセックスのテクニックで女性を籠絡していたのを、全年齢ゲームへ移植するにあたってストーリーを変えるために催眠術使いという設定が生えたらしい。
流石に無理がある。
まあ、正直この恋の鞘当てパートは、お話の主題としてもあまり重要じゃなく、要するにアダルトゲームでの濡れ場を用意するための部分で、ストーリー的には無くて通じる。
そんなエッチなパートを乗り越えてから展開される「螺旋」に関する物語の主題は、流石に文量が不足していて乗り切れなかった。
SFガジェットの中ではベタ中のベタ、王道中の王道のアレが登場するのだが、流石に「人間のDNAを研究」しているという前振りからそれは無理がありすぎる。
SFガジェットについては得意な設定により通常より登場人物の気持ちをより重く強いものにする効果としてあればよく、理屈はどうでも良いといえばどうでもいい。
けれど、要するにこのゲームのメインがあるキャラが過酷な螺旋の運命の中でも主人公のアルバートを好きな気持ちこそが重要なんだと思った。
思ったけど、それにしては、前半と中盤のやたらめったら女性に手を出すヤリチン主人公をどうして好きなのかが上手く汲み取れなかった。
総じて、SFガジェット要素はYU-NOへ、男女二人主人公体制はEVEへと、それぞれの名作へ引き継がれていく菅野ひろゆきの原点ではあるものの、荒削りも荒削りな不揃いなクオリティだったと思う。(YU-NO遊んだことないから適当書くけど)
データを見たら9/15-10/15で平均800kcal動いてるっぽい
この期間で3.5kg落ちてる
基礎代謝が1600くらいだから、一日2400消費してて、摂取カロリーが2000だから、400*30で12000kcalは消費したわけだ
脂肪1kg消費するのは7200kcalの運動が必要なので,1.6kg分くらいか?
つーことは2kgくらいは筋肉量が落ちてる感じかな…。
タンパク質は一日平均94gくらい取ってるけど、もう10g増やして104gくらいにしよう
あと、炭水化物も一日平均210gだけど、もう40g増やそう。おにぎり一個分。
その代わり脂質をなんとか減らす80g→60gくらい
33歳で脱弱者男性してマッチングアプリで10歳下の声優の指出毬亜似の彼女が出来たけどそれまでの道のりがキツすぎた件
結論から言うと美容整形して転職して年収上げてステロイドつかってマッチョになりました。
並もしくは並以下の男がまともに女作ろうとおもったら相応以上の努力と金が必要ですよってお話。
死ぬほど大変だったし2年以上かかった。
ブサイクの自覚があって かつ周りからもブサイク扱いされてる奴は
ほんと並の努力じゃこのルッキズム全盛の時代に恋人を作る・結婚をするってのはほんと無理ゲーだと思う
・Beforeスペック
>当たり前のように彼女いない歴=年齢
・Afterスペック
>20代中盤程度の見た目にはなったと思う
・なんで行動しようと思ったか
小学校~大学時代全部含めて最下層のブサイク扱いされていたためハナから恋愛は諦めてたし
正直3ヶ月に一回のソープでいいや程度には開き直ってたけど、一生を素人童貞で終えると思うと死にたくなったのが理由。
>とりあえずデブはクソだと思ったので68kgまで体重を落としたが、現実は厳しく痩せてもブサイクはブサイク
>マッチングアプリはフツメンで難易度カオス、ブサイクはクリア不可(難易度シンプルで開幕チープエリミネイトをぶっ放されるレベル
マジでブサイクはマッチングアプリは無駄で自己肯定感と金がゴリゴリ減らされるだけの金ドブである
とりあえず不貞腐れてもしょうがないのでもっと大胆に変化を起こすように行動した結果が以下
・転職した
給料が上がる気配も昇進できる気配もまったくないので転職することにした
DXの流行で外資コンサルが高待遇でエンジニアを求めていたのでそこを中心に攻めた
おそらく外資コンサルでエンジニアやりたい奴は少ない かつ 大量に人を採用していると踏んだ上で超大手を中心に受けて内定ゲット
ちなみに俺の学歴はFランだし英語もたぶん頭のいい中学生の方ができるレベルだけど、転職できたのでたぶん並の人なら余裕だと思う
・筋トレをやりまくった、アナボリックステロイドもつかった
正直大会にでるわけでもないので、
途中からメダナボルというアナボリックステロイドを個人輸入して使って短期間でバルクアップした上で、アナドリンとウィンゾロンでカッティングして
ステロイドを飲むだけでマッチョになれる魔法の薬だと思ってる人が多いけどそんなことはなく、
40kgの可変ダンベルとベンチをかって地道に週4のウエイトトレーニングをやらないと筋肉は付かない
胸囲103cm 腕周り35cm達成。
ハゲてないと思ってたら前髪スカスカ❤のM字ハゲだったのでハゲの治療をすることにした
>フィナステリド1mg
を個人輸入で飲み始めた
劇的な効果を感じるものではないが半年たったら明らかに毛の量とコシが復活してM字ハゲじゃなくなっていた
ヒゲ脱毛が13万ぐらい、フォトフェイシャルが月に3万程度 美容内服が3ヶ月分で1万5千円ぐらい
ヒゲの脱毛はマジで痛くて、顔の表面で爆竹を使われてるんじゃないかってぐらいの痛みがあったが
効果は絶大で7回やってヒゲがほぼなくなったので全男にやるのをおすすめするぐらい。
・美容整形した
顔の造形はどうにもならないのが理由
二重埋没法とかイージーな整形じゃなくて、顔面をがっつり外科手術でフル改造した(もちろん二重埋没もやったけど
>二重埋没法
>頬・顎下の脂肪吸引
>糸リフト18本
>顎ヒアルロン酸
計200万ほど
鼻の整形は一番効果があった、男はぶっちゃけ目より鼻が重要だと思う
そこそこ術後は痛いし、同時にやった施術が多かったのか二ヶ月弱腫れていてコレ余計にブサイクになったんじゃね?
と思う程度にはダウンタイムが辛かった。
・維持費
整形で顔が崩れるってのは嘘で、整形依存で満足出来ない人がやりまくって顔面崩壊するのが事実
>フォトフェイシャル 月1 で3万ぐらい
>日焼け止めをきちんとする、 年2千円ぐらい
をやっている。
・美容整形をしてよかったと思うのはブサイクのままだとセルフケアする気が起きないこと
>髪型しかりファッションしかり、この顔じゃなぁ、、、って気がしてやる気が起きないのがなくなった。
>整形しないとどうにもならないブサイクならじゃあ整形すればいいじゃん、って思うようになった。
>見た目のラインを越えてから中身の判定に入るのがあたりまえ、見た目が良くても決断力のない男はやはりクソという事実
・ネットのモテるファッション、モテる髪型は参考程度にもならない
>自分で自走して似合うファッションや髪型を厳選しないのいつまで立っても垢抜けないまま(顔面の造形も関係するけど)
例えばファッションの場合は 白Tとジャケットと黒スキニーにしろ!だけど
俺は色々迷走した上で、筋肉を付けた上でハイブラ系のラグジュアリーストリートにしている。
髪型の場合脳死でツーブロやセンターパートをしろ!ってよくあるけど
デコが広い奴がやると事故るし、特にツーブロはマジモンのイケメンでないとかなり厳しく、大抵はガラの悪いヤンキーみたいになる
とりあえずセンターパート・パーマ・マッシュ・ツーブロ全部試した上で、
俺に一番似合う髪型はナチュラルマッシュだと思ったので今はそれにしている
このナチュラルマッシュってのも曲者で、アイロンでかっちりセットしてヘアオイルをつける必要があるのでなーにがナチュラルじゃ!と思うんだけどね
寝て起きたら軽くバズってて草
みんな弱者男性論好きすぎだろ
以下追記
・フォトフェイシャルについて
結論を言うと3ヶ月に一回やると若くなるので割りとオススメ(俺の1ヶ月に1回は完全に自己満)
具体的な効果
>肌のキメが細かくなる
>毛穴が目立たなくなる
経営コンサルタント・ITコンサルタントじゃなくてエンジニア採用なのでちょっと低いとは思う
でも前職が低すぎたのと、前職の課長が500万程度だったから スタッフレベルでこの年収に到達できたので俺としては満足してる
でも1000万にたどり着きたいのでマネージャー昇格を目標にして奮闘中
Fラン出身の俺が1000万が夢じゃない企業に入れたのはほんとびっくりしてる。
あと地方在住なので生活コストが死ぬほど低い、光熱費食費ひっくるめて7~8万で生きてるのでそれも満足度の1つかも
・肝臓やばくね?
アナボリックステロイドは継続的に使ってなくて、メダナボルの1クールとアナドリン・ウィンゾロンの1クールだけ
AGAは飲み続けてる
みんなの言うとおり肝臓が心配なので、三ヶ月に一回 内科で自費で「AGAクリニックで薬もらってて不安なので」って言って血液検査してる
今のところ肝臓数値は大丈夫、ぶっちゃけデブのころの数値のほうがよっぽどやばかった
・整形しすぎじゃね?
重量挙げこそ、ドーピングのメッカというか、純粋に筋力勝負になるので、
ドーピングの効果が一番顕著なんだよね。競技性もへったくりもなくて、
とにかく強い筋肉さえ手に入れた者が勝つ。
3行まとめ
1 一人で完結できる
一人旅をして、一人で写真を撮り、一人でプラレールを集め、一人でアルバムを眺める。
たとえばこれがチームスポーツや多人数プレイのゲームであれば絶対にこうはならない。
そしてそこには対等の立場に立つ多くのプレイヤーが存在し、そこには法律としては定まっていない様々なルールやマナーが存在し、その多くは明確に示されている。
客という立場で駅員に接し、他人の迷惑も顧みずに撮影をし、文句を言われたら自分のやっていることの素晴らしさを捲し立てれば案外なんとかなってしまう。
ゲームにおいてチートや繰り返しの荒らしはアカウントの剥奪がある。
だが駅という公共施設は相当の迷惑客でもまず出禁にはされない。
そのような環境に身を置くウチに「僕に文句をつける奴が頭おかしいヘイトクリエイターなだけ。僕は正しい」と思いこんでしまえば怪物が出来上がる。
それを止める仕組みがない。
Nゲージを集めたり、あの駅に行ったこの写真を撮ったという経験を集めたり、有形無形の様々なものを集める趣味と言える。
それはゲームにおける実績解除のようなものではあるのだが、そこに必要なのは時間や運ばかりであり、成長する必要が求められるものはめったにない。
たとえば筋トレであれば「○KGの重量を持ち上げた」という実績の解除には自分の筋肉を育てる以外の方法はない(ドーピング剤を使うという道もあるにはあるがそれで達成しても無意味だろう)。
そこには成長があある。
成長の壁であるプラトー期を前にすれば人は自ずと自分を信じ続けるための戦いに巻き込まれ、そこで挫折を経験したりPDCAを回すうちに自分を省みる経験や精神的なタフさが身につくのだ。
だが鉄道趣味はペースを焦ったり他人からの評価を求めなければどこまでもそういった苦労を回避してやっていける。
旅にしたって複雑な経路を設定したり、国外に飛び出さなければ単なる旅行で終わってしまう。
この手軽さは気晴らしのための趣味としてはある意味でとても健康的だとは思う。
しかし、これ以外の趣味を持つこともなく仕事や学校においても「あの人に成長を期待しても無駄だから」といった扱いを受けたのならば、それは意思を持って成長するという経験を知らない魔物への道さえ歩ませるだろう。
鉄道趣味と同じく自己の成長が求められにくい趣味として「推し活」「読書」「映画鑑賞」「スポーツ観戦」などがある。
これらのオタクも奇行をよく観測されるが、それでも鉄道オタクに比べれば全体の人数に対して頻度も少なく、また思考についても比較的明瞭というか認知が歪んでいるだけで日本語で物を考えることは不得意な印象は薄めだ。
鉄道オタクと同じく比較的奇行が多いのは、自己の成長を促される経験を通した学びの少なさが原因だろう。
では、比較的脳みその使い方を知っていたりコミュニケーションが成立しているような気がするという違いが生まれるのはどこなのか?
それは彼らの趣味が自分の脳で他人のストーリーを追うものだからである。
鉄道オタクは自分の脳で鉄道を味わえばそれだけで完結できてしまう。
しかし、アイドルやスポーツ選手を応援する人達は彼らの生きる物語そのものに心を馳せており、そこには他人なりの解釈ながらその人生を空想し追走しようとする動きがある。
漫画なんてものはその最たるもので、キャラクターの心情を感じ取り、それぞれの視点からでの勘違いや世界の歪みを噛み砕くという自他の境界を持つことが必須となる遊びさえも気軽に要求してくる。
このような娯楽に触れるうちにこれらのオタクは自然と、自分が他人と違う人間であることや、世の中には様々な立場や考えがあることを学ぶのだ。
だが、鉄道オタクはそういったものを知らずに「電車カッコイー。ぼく電車乗るの大好きー。ぼくが電車乗るの幸せ。ママはそんな僕を見てると自分も幸せって言ってた。皆幸せにするために僕電車乗って幸せになる。邪魔すんなよ俺が電車に乗って幸せになることが人類の幸福につながってんだよ。テメーも人類の幸せに協力しろ」という精神性のままで突き進んでも、電車は何も言わずに彼らを載せて次の駅へと運んでしまうのだ。
ただ鉄道オタクであっても「レベルの高い模型」や「鉄道エッセイ」などを通してこれらの経験の不足を補うことは不可能ではない。
撮り鉄オンリー乗り鉄オンリーの人は是非その辺に興味を持って欲しい。
怪物になる前に
やっと認められた気がするので、4年前の話をまとめたいと思う。
30歳までに子どもは2人欲しい!という人生設計プランで自分の首を絞めていた私は、焦っていた。
調べもせずに、誰かが言っていた「30過ぎたら高齢出産」という言葉を信じていたからかもしれない。
とにかく生き急いでいた私は、まだ早いんじゃ…と難色を示す主人を説得し、
早めの受診だったと思う。
市内では比較的有名なクリニックだった。
驚いたのは人の多さと待ち時間。
待合いのイスは8割ほど埋まっているし、受診時間は2時間くらいかかった。
(今では待ち時間に買い物など、出歩けるように工夫してるクリニックもあるみたい)
ホルモン値の測定と精液検査をして、後日結果を聞きに行くことになった。
検査結果から、自然妊娠はまず無理。人工授精でも厳しいかも、との所見をいただいた。
落石を喰らったようなショックだった。
子どもと遊ぶ機会が多い環境で育ち、昔から子どもが好きだった。
数年前に姪っ子が生まれ、お世話を手伝わせてもらい、私ももうすぐ…という希望に溢れていた。
今時は珍しいかもしれないが、良い母になるのが夢だったのだ。
コウノトリが運んでくるように、夫婦が臨めば赤ちゃんがやってきてくれるのだろうと思っていた。
努力せずに授っている人も沢山いるんじゃないの?
なぜ私達はそれができないの?
結果が出るかどうか保証のない治療に、どれだけの時間とお金をかけないといけないの?
自分たち夫婦に突然起きた事態を受け止めきれず、不公平だ…と泣いた。
とにかく、ショックで毎日泣いていた。
ストレスは体にも現れ、ちょうどその頃食べ物を飲み込むと食道が痛くなる症状に悩まされた。
同時期に妊活していた友人はとっくにご懐妊してるし
長い間営みがなかったという友人も1回で双子をご懐妊したし
婦人科で妊娠しにくいと言われたことのある友人も2児ご懐妊した。
今まで健康体で過ごしてきたのに、なぜこんなに違うんだ?と自分で自分を追い詰めていった。
大きな会場で、200人くらいはいたと思う。
こんなにも不妊で悩んでる人がいるの?と衝撃だった。
「不妊治療は希望のある治療です。人生の優先順位をよく考えて。
子どもが欲しいと思っている時に頑張りましょう!」
当時は理解していても心が追い付かなかったけど、今はその通りだなと思えます。
そのクリニックでは、人工授精までチャレンジして通院をやめた。
不妊治療は体の周期に合わせるので予定が立てにくく、卵子の状態を見るためこまめに通院が必要。
そして1回の通院時間は1~2時間。尻に打つ筋肉注射がすんごく痛い!
(まだ保険適用でなかったため)治療のためには何百万と費用がかかるので、お金も必要。
人間関係など悩むことが多かったけど、正社員だし仕事がんばらねば。
全部頑張ろうとした結果、パンクした。
朝ごはんを食べながら、何故かわからないけど涙が溢れてきて、えんえんと声を上げて子供みたいに泣き、仕事を休んだ。
この時期は泣きすぎて過呼吸になることも多かった。
当時は、友人の妊娠報告に素直に喜べなかったし
励ましの言葉にすら傷ついていたし
本当に心がひねくれてしまっていた。
当時の職場にはうまく両立しながら明るく頑張れている人もいて、すごく尊敬した。
もちろん、子育て奮闘中のご両親も偉いし生まれてきたお子さんも偉い。
皆、人には見せないだけで色々悩み、葛藤し、乗り越えている。いや、人間って偉くない?
不妊治療は何より、人工授精でダメだった時のショックが大きかった。
期待しちゃうんです、やっぱり。
今回こそは大丈夫な気がする!って期待して、生理がきて、沈んで…というのを繰り返すとやさぐれてくる。
体外受精に進むほど気持ちを強く持てなくて、一旦治療はお休みすることにした。
体外受精という最後の望みを潰してしまうのが怖かったのもある。
不妊治療はよく先の見えない長いトンネルに例えられるけど、まさにそれだった。
真っ暗で不安で、手探りで、ゴールが見えなくて、でもその先に光が見えると信じて進むしかない。
みたいな話をよく聞いたので、その後はワンチャンそれに掛けてみることにした。
どうやったら諦められるんだろう?というのが正直な感想だった。
でもそんな奇跡は、私達には起きなかった。
諦めきれなかった私たちは、また不妊治療に挑む決意をしていた。
始めようと思っていたタイミングで出鼻を挫かれた。
なんかもう、天からのお告げなのかもしれない。
神様はその道を選ばせようとしているのかもしれない。
不妊治療から離れる時間が長くなると、本当に色々なことを考える。
悩みすぎて、本当に子どもが欲しかったのかどうかさえ分からなくなってくる。
夫婦ふたりだけで、犬を飼って暮らすほうが自然で、私達には合っているのかもしれない。
もしかしたら、里親という選択肢を神様が提示しているのかもしれない。
またあの辛い治療の日々に戻るくらいなら、そのほうが幸せなんじゃないか。
そんな気持ちばかり膨らんでいき、不妊治療に踏み出せないまま 気付けば4年が経っていた。
この長い月日の中で、やっと子どもを授かることへの諦めがついていた。
もう生理が始まっても悲しくならないし、
歪んでしまった自分が浄化されていくような、この変化が嬉しかった。
長い間、不妊を受け入れて消化できず、ここまでくるのに4年もかかってしまった。
自宅から徒歩数分、開院してまだ間もないクリニックだった。
なんて幻想が一瞬よぎったが、4年かけてやっと諦めの境地に至れたのだ。
また期待しては結果が出ず…という努力を続けるにはかなりの精神力を要する。
が、主人は違った。
主人はこの4年、親戚の子どもたちと接するなかで、子どもが欲しいという気持ちが強くなっていた。
逆に私はどうしても子供が欲しいという気持ちが落ち着いていて、
ふたりの子どもに対する熱量が程よく釣り合ってきたように感じた。
話し合った結果、回数制限を設けたうえで再開することにした。
長く暗いトンネルを、最初からゴールの見えるトンネルに決めた。
不安は多々あったが、保険適用になった後だったため、金銭面の負担が軽減されていたのも心強かった。
保険適用が治療再開の大きな決め手になったかもしれない。本当に感謝しかない。
また、10年後に治療をしなかったことを後悔するかもしれない、という不安があったため
子どもを授かることをゴールにするのではなく、後悔しない決断をすることをゴールに設定した。
以上の変化によって、比較的安定したメンタルで治療に臨めている。
こうして、31歳にして再び不妊治療クリニックの扉を叩く決意を固めた。
葛藤した4年間。