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はてなキーワード: 天災とは

2012-01-23

胸騒ぎ

なんだろうこの胸騒ぎ。

久しぶりだ。

天災が起きなければよいが。

2011-12-03

呪い

「人様に迷惑をかけるな」という言葉

守るべきコモンセンスだと多くの人は認識すると思う。

しかし、これは「呪い」だったことに気がついた。

しかも、1つの国家が滅ぶかもしれない位のレベルの。

だって「隣人を無視しろ! 差し出された手は振りほどけ!!」ってことだぜ。

そんなことを常識正論としてる国は自家中毒を起こして当然。

仮にまた未曾有の天災人災が起こって、国家レベルで一致団結しようにも

この言葉正論としてまかり通る限り、破滅へ向かって真っ逆さま。

「生きてれば誰かに迷惑かけて当然、気にすんな」という方向にシフトしないと

呪いは家庭内で、自治体で、都市で、国家で膨れ上がっていくんだろうな。

2011-11-07

2007/12/02 01:06

おめでとうございます!あ、ちなみに、この前東京で偶然出くわした者です。こんなID使う時点である程度ご想像つくかとは思いますが。

ところで、英語はどういった環境勉強されていたんでしょうか。最近英語必要性を痛感しているのですが、水準以上の講師を揃えているところは余り見つからないし、見つかっても費用がとんでもない額ですので……。こっそり教えていただけるとありがたいです

2007/12/03 20:00

丁寧なお返事ありがとうございます

YMCAとは気付きませんでした。なるほど。今行かれている英会話教室は、京都しかないものなのでしょうか?

職業柄、まいさんの研究内容にはかなり興味があります。ぜひとも当地で成果を上げられ、お裾分けに与りたいです。U先生みたいに一般人にもわかりやすくてためになる本や論文をぜひとも書いて下さいね、って今からリクエストときます(笑)

2008/06/03 01:03

どうもご無沙汰です(誰だか覚えていらっしゃいますか?)。

個人的にはノートパソコンHP (Hewlett-Packard) のものがご希望に添うのではないかと思います。元々法人向けの商売を主としている会社製品だけあって、実用性重視の製品構成になっています。壊れにくさについても、噂によるとそれなりに評判はよいようです

この 4 月に東京にやってきた音楽サークル出身の某君のパソコン選びに付き合ったときも、同様の話の展開から結局 HPものを選択することになりました。ご参考まで。

値段のことがなければ、私の立場から予想される某社のものを当然のごとく推薦するんですけどね……(いや、客観的にみて上位機種はなかなかいいんですよ、あれは)。

2008/06/17 20:01

うわあ!ニアミスでした。私も今日の夕方、新宿献血ルームにいました。

たまたま出張(講演会聴講)帰り(普段の職場郊外)に新宿に寄っただけだったのですが……。

ちなみに献血は、血が薄過ぎるといって却下されました。

2008/06/17 21:53

血液は順調に薄くなっているようです。有効数字3桁で約1年前はぎりぎり通過だったのですが、今回は落ちましたから。

まさに最近疲れがたまってます。昨日は座って物書きをしてるだけで動悸がしたりしたんですが、原因は睡眠不足と肩凝りでした。しかも、睡眠不足の原因は自宅パソコンの設定ミス(苦笑)仕事マイルドなんですがねえ……。

2008/06/18 00:38

心配どうもです。まさに昨晩ストレッチをしてゆっくり寝たら収まりましたのでご心配なく。

ちなみに動悸といっても問題にするに値しないものもあるみたいですよ。ストレスがかかるとたまに動悸が起こるのですが、一度心配になって医者に話をしに行ったことがありまして、そのとき医者は話を聞いただけで「それは一過性ものである限りは心配する必要はない」みたいなことをいわれましたし。

それに今回の体調不良も、運動をしたり酒を飲んだりすると収まるようなもので、明らかにストレス要因だったから大して心配する必要がないことはわかってたんです。ただ、それにしては放置して悪化させてしまったというだけで。

2009/02/07 02:34

例の件、おめでとうございます!(そちらではまだなんでしたっけ)

考えたら、はじめてお会いしたときはお互い 10 代だったんじゃないでしょうか。恐ろしい話です……。

2009/03/06 23:30

ご無沙汰です。ちょっと突っ込み入れさせていただきますね(笑)

個人的には、まいさんはかなり "polite" で "shy" で "indirect" だと思っているので、余り驚かないのですが、いかがでしょうか?(^^;)確かに、まいさんはツッコミも激しいですが、事情がわかるまでは非常に礼儀正しくて慎重、という印象があるのですが……。状況を把握して吸収するのが早いから、日本国内ではあまり目立たないかもしれませんけど、海外では適応にも時間がかかるからそういう面が目立ったのかな、と何となく想像してみました(笑)

発音については、本当にあれは不思議ですね。学会なんかで、その調子カタカナ英語で質問をして、講演者にまったく理解されないという人をよく見ます教育程度の高い人でも、'a' と 'o' と 'u' の短母音を区別しようとしない(そもそも区別があることがわかっていない?)、開音節や consonant cluster に余計な母音を付ける、という癖が抜けないのはなんなのでしょうか。この二つの欠点を取り除くだけで、圧倒的に聴き取りやすくなると思うんですけどねえ……。

ちなみに、最近 "English Pronunciation in Use" (Cambridge Univ. Press) という本を見つけて購入したのですが、「なんでこれを学校で教えてくれなかったんだ!」と目から鱗が落ちるような、痒いところに手が届く記述満載で非常に勉強になっています。総じて、欧米語学教材は言語学的な知見が駆使されていて非常に質が高いですね。それに比べて日本で売られている英語の教材って、言語学的にトンデモな本が余りに多いですけど、あれ、なんでなんでしょうね?新書本一冊読めばわかる程度の間違いが満載な本で金を取るなよ、といつも思うのですが……。

2009/06/04 20:16

>いつも思うのだが、独身から/出産したこと無いから/社会人になったことないから、オマエには経験がない/理解できないという言説だけはどうにかならんかなぁ。

独身なのに/出産したこと無いのに/社会人になったことあるのに、オマエには経験がない/理解できない」と言い返してやればいいんじゃないでしょうか(笑)

2009/06/05 00:33

>それも論理的には誤謬でして…誤謬誤謬で言い返すのもモヤモヤしますしねえ。

えーと、一応暗黙の反語のつもりですので……(汗)ギャップを埋めるなら、「よっしゃ、そんなに言い張るならお前の言うとることが正しいということにしといたるわ、せやけどそしたらこうも言えるわな」というつもりでした(^^;)

2009/07/13 21:16

> 私にとってみれば、問題はドイツ人がやったことだということ以上に、世界のどこででもこういうことが現在だって起こりかねない(というか起こってるだろう)というところにあるんだと思うんだけれども、そういう風にはやっぱりならないのかしらん…、などと思うのだ。

よく、広島原爆慰霊碑の「過ちは繰り返しませぬから」が理解できない外国人がいるという話を聞きますね。どうして「日本人」が犠牲者に謝罪するのだと。我々にとっては、考えるまでもなく暗黙の主語は「人類」なので、色々と文化の差というものを考えさせられる話です

2009/07/14 00:33

うーん、会津では未だに長州への遺恨があると聞きますし、民族性ではないのでは……。

一つ言えるのは、日本の受けた戦災というと、沖縄を除けば爆撃に限られるわけで、爆撃ってされる側にとってもする側にとっても「敵」の顔が見えないから、される側は感覚的には戦災のように感じてしまうし、した側は自分無差別虐殺をしたことに気づかないということがあって、しか日本場合占領軍が基本的に懐柔策を取っていたからあまりアメリカに遺恨が残らなかったということではないでしょうか?少なくとも、私が祖父母をはじめとする人たちから聞かされた空襲体験は、もっぱら天災のような語り口だったんですよね。

その点、ロシアに対しては、たった一週間戦っただけでもかなり根深い不信感と恐怖感があるような気もしますし。

あと、やはり沖縄では対米感情は本土よりもだいぶ複雑なんじゃないでしょうか。

でも、ベトナムのことはわからないですね……。あれも地上戦よりも北爆の方が主体だったんでしょうか?あるいは民間人にとっては米軍南北ベトナム軍もどっちもどっちだったか米軍だけに憎悪が向かないとか(とすると、中国人反日感情が意外に強くない理由も説明できるかも?)。

いずれにしても憶測ですね。

2009/11/24 00:31

政治文化大革命」は、単に「政治文化の大革命」の言い間違えだと思うんですけど、いかがでしょうか?^^;

ところで、なぜか関西に帰ってきていたにもかかわらず、NF のことを完全に忘れていました。顔を出せば良かったですね。と今更後悔。

2011-10-28

生卵とあれ

ドキュメンタリー見ながら考えた。

もし、俺が生卵を誰かに投げつけたら、

俺はすぐに捕まるだろう。

たぶん傷害で。

それから裁判所行って裁かれる。

しかしたら、俺が生卵投げつけた人が心優しい人で、

「君も何か事情があったんだろう」「なにかが君にそうさせたんだろう」なんて言って、

きちんと謝ったら、ちゃんとクリーニング代を出したら、

それなりの誠意を見せたなら、悪いと感じたなら許してあげる、なんて言ってくれたとして、

俺がそれを無視したら、

もしくは、「そうです社会が俺に生卵を投げつけさせたのです」なんて、真面目な顔で言い切ったら、

心優しき人も堪忍袋の緒が切れて、

やっぱり警察官がやってきて、

俺はきっと捕まるだろう。

こんなことをしたら、家族は、俺を助けないし、俺を見捨てると思う。

じゃあ、なんで放射能をまき散らしても、誰も捕まらないのか。

誰かが悪いんじゃなかったら、

システムが、体制が、会社が、悪いんだったら、

なぜ、それは裁きを受けないのか。

なぜ、それは壊されないのか。

ましてや、誠意も見せず、分厚い書類を突きつけて、

「お前の被害金額をここに書け」とか、

「私自身はなにも悪くはありません。すべてはあの天災のせいなのです」とか、

「いや、ボーナス年金は確保するから」と言い切ってる。

こんなことをしても、国は、それを助けてる。

もし、生卵を投げられても、投げつけられた人の生活はほとんど変わらないだろうが(目に当たる、とかじゃなくて服に当たったとして)、

もし、放射能を投げつけられたら、生活は一変する。

もし、俺が生卵を投げたら、一人の人が傷つくけど、

もし、放射能だったら、大勢の人が傷つけられる。人だけじゃなくて、動物も、土地も、名前も、経済も、食も。

生卵を投げたのは個人だからそいつだけ裁かれればいいけど、

放射能放出を止められなかったのは、その会社だけじゃなくて、監視できてなかった国も悪かったから、

指摘しなかったメディアも悪かったから、長年利用してきた市民も悪かったから、

いっぱいいすぎて裁きようがないから。

っていう理論だったら、もう市民は、どうすることもできない。

司法は死んだ。

俺は刑務所行き、

あの会社は、そのまんま。

利益を求めつづけるだろう。


いったい何が違うの?

なんでこうなるの?

2011-10-17

Re:なぜ1000年に一度の天災考慮する必要があるのか

Life is beautiful: なぜ1000年に一度の天災を考慮する必要があるのか

上記のブログは何がしたいのか。

そもそも「1000年に一度の天災」というもの定義が当初書いてすらなかったわけだが、何か珍妙な「これは百歩譲って、それぞれの原発に、1000年に一度程度、原発設計で想定している以上の天災が起こり、それがシビアアクシデントに繋がると仮定した場合計算である。」という定義が追記されている。

東日本大震災」の被害の及ぶ範囲は広く、程度は違ったが、女川も襲っている。あえてこの2立地の原発に限定しても、やはり1000年に一度の災害がそれぞれ別々に襲ってくると言いたいのだろうか?

「1000年に一度の天災」という言葉が一人歩きしているが、東日本大震災きっかけに言われている所から考えて、これってぶっちゃげ貞観地震(869年)から1100年以上ぶりだったっぽいのでだいたい1000年に一度に当たったねと言われてるだけのこと(※学術的にそうでないもっと別の定義で使っている専門家存在は排除しないが、大抵のマスコミ一般人等にこれ以上の明確な定義が共有されている気配は感じない)で、これがそれ以前も今後も1000年に一度程度起こるという計算は一体誰がした。

地層型だろうとプレート型だろうと、百数十年前以前の過去地震についてのデータは少ないため震源・規模・被害に不明点は多いし、1500年以上前に至っては資料はさらに激減する。また、地震は周期性がある時期あったとしても大地の性質上変わっていくものなので、地震リスクが1000年に一度程度などと一定の根拠を持って算出されたものがあるだろうか?ちなみにいえば、東日本大震災について「1000年に一度の天災とある程度確率が認められたとしてもその分布は一様ではなかろう(プレート型であるか、少なくともプレート型との関連は指摘されている。プレート地震の翌年は、大きな余震等はあるかもしれないが、M9クラスの翌年はM9クラス確率は下がりはしないだろうか?)。断層型にしたって、同一断層で1000年に一度クラス大地震が2年連続で発生する確率が毎年独立の1/1000の確率計算できるというのだろうか。分布が偏った確率だと考える方が普通ではないか

これに対して、「1000年に一度とは日本全土である」などという批判(I田のぶのぶ他)も見かけたが、それはそれでおかしい。

東海南海南海連動大地震」がM9級で来る可能性が東日本大震災と合わせて1000年に一回?どういう計算なのかさっぱりわからない。実のところ1000年に一度と言っているが、東日本大震災と同程度のリスクを抱えているかもしれないところとして、私は少なくとも「東海南海南海連動大地震」を挙げることができる。他にもあるかもしれない、しかし、そんなものが数えきれないほど日本に眠っているかというとそんなことはあるまい。山ほどあったら「ある地域東日本大震災級の地震災害にあう」確率は跳ね上がって1000年に一度どころではなくなる。

から、そもそも「1000年に一度ってなんやねん」。上記ブログに従うと「1000年に一度の天災」は「(日本全体で見れば、100年に2〜3度は起こると覚悟しておいた方が良い」って確率なので来ない時には来ないのだが、それを加味したって日本史をひも解いて「1000年に一度の災害が100年に2~3度起こることはよくある」と読むと正直に何をいっているかからない。「1000年に一度の天災でも偶然集中すれば100年に2〜3度は起こることがありうる」という話ではないようだ(文脈よりそう読解)。日本史をひも解いて「1000年に一度の天災日本全土でみれば100年に2〜3度程度発生している」のか?正直何を言っているかからないというか、それが「東日本大震災」級のことだとすればどういうデータに基づいているかわらかない。そうではなく「日本全土でみれば100年に2〜3度程度発生してきた災害」を指すなら多分世間一般には1000年に一度とは言われないんじゃないだろうか。

東日本大震災級未満の「日本全土でみれば100年に2〜3度程度発生してきた災害」でも「原発にシビルアクシデントが起こる」可能性の話をしたいならそのようになさればよろしいかと。実際には原発毎に耐震想定には差はあるし、福島第一が他のもっと軽い災害でもこのようになった可能性を私は否定するつもりはない。

実際問題、三陸海岸に限定してみれば、明治三陸地震昭和三陸地震津波等見ると1000年に一度ってわけでもないという評価もあろうかと思う。しかし、福島にそんなにしょっちゅう同規模の揺れ・津波が来ていたという記録はまだないはずだ(実は全然知られていないだけで今後明らかになるという可能性は否定はしない。もっと低い津波ならもちろん記録があると公表されている)。地震は震源地によって被害が変わるのでマグニチュードだけで単純計算はできないのだが、

1000年に一度の災害、というキーワードが出回っているからといって、1/1000という数字確率計算するのがそもそも無謀である

確かに、「それぞれの原発に、1000年に一度程度、原発設計で想定している以上の天災が起こり、それがシビアアクシデントに繋がると仮定した場合計算である。」という前提の話なら、その確率分布一定の条件を加えることでこのような計算は可能とならないことはないのだが、どのような根拠をもってそのようなことを言っているのかさっぱりわからなない。

ともかく、正直なところ前述のブロガーが何を言っているかからないので、「日本全体で見れば、100年に2〜3度は起こると覚悟しておいた方が良い」というのが、過去200年に日本史では具体的にどの災害にあたってどれぐらいに頻度・被害だったと想定しているのか教えてもらいたい。この200年が確率による偶然の空白期だというならもっとさかのぼってもらっても構わないので、「日本全体で見れば、100年に2〜3度は起こると覚悟しておいた方が良い」というのは具体的に過去のどれなのかぜひ教えてもらいたい。

その説明が学問的に正しかろうとそうでなかろうと、そこを説明してもらえば何を言いたいかは少しは理解できる気はする。その内容次第では誰か別の式の導出を提案してくれるかもしれない。

2011-10-14

Googleアドセンスでの警告事例

まりその言葉を扱ったサイトがなかったようで、天災が起きたときアクセス数が増えたんだ。

そしたら、その3日後くらいにGoogle先生アドセンスの係りの人からメールがきた。アクセスが急に増えると不正がないか人間目視でチェックにくるみたいです

あなたサイトには、規約違反する画像が貼ってあるから、○日以内にはずしないさい。さもないとアドセンス止めるよ

そんなニュアンスなことが書かれていた。

該当するページを見ると、アマゾンの本を紹介しているページにグラビアアイドル写真集サムネイルがあった。このサムネイル規約違反のようだった。

つーことで、アドセンスしている人はご用心ご用心。

2011-07-28

しまげんぱつ

よくわからないけれど、福島原発の後片付けって、

もういっかい津波がきて、全部海にもってかれれば、

それで終わりだと思うんだ。

どうしようもない天災だし、すぐに海に希釈されちゃうし、

何千億円も使わなくていいし。

ってアイデアはもう増田では出てますか?

2011-07-14

天才天災に通じ、転載に通ずる

天才というのは生まれながらにして災であり、他人を不幸にしかしない禍々しい存在

そして天才が生まれるたび歴史は繰り返されてきた。そう、転載である

天災人災と区別のできない日本人。低い社会的リテラシー」と海外メディアに書かれる所以

http://anond.hatelabo.jp/20110710011849

恩恵を得てきたこと

天の恵みは、文字通り自然界が分けたもうたもの

石油鉱物、食糧、水資源自体など。

一方、水道局も電力会社マスコミも事業者のうちのひとつ

人間社会の営みのなかの話。

21世紀に入ってはや10年、昭和がおわって20年以上たつが

おかみ崇拝根性に染まってる様相は、まさにガラパゴス

(20年は、生まれたばかりの赤ん坊がさまざまな試練を経て成人に達するまでの期間。為念)

ちなみに、私は地元水道局に対してすごい技術力と評価しているが(むしろ尊敬という表現が近い)

大事故をおこしたらそれとは別。

それでも、顧客側の立場に立って真摯対応してくれたなら

とりたてて怒りもしない。事実人為的ミスゼロにできないのだし、見つけ次第対処、今後を考え改善するしかない。

私は今回の原発事故についても、政府東電の行動が妥当であれば、大半の被災地住民・顧客がそうしていただろう思う。

ごく一部の「モンスター顧客」が気になって振り回されるのは

それぞれの時点で本当に何をすべきかわかっていない、つまり(本当の)顧客側への理解に乏しい証拠でもある。

2011-07-06

http://anond.hatelabo.jp/20110706161557

いや、でもね 必死な声に必ず従う設定になってる人が多ければ、それを利用して騙す、稼ぐ輩が一定数いるものでしょ。

  でも防犯はしっかりやって、天災からしっかり逃げるっていうのが本質か。

突っかかってごめん。

2011-06-06

元禄時代に見る平成運命

元禄時代(げんろくじだい)

 

狭義には元禄年間(1688年―1704年)をいう

綱吉将軍権威を高め幕政を主導(この間大名旗本の改易断行)して,

固定化した制度・格式を改革】,勘定吟味役を設け幕府直轄領支配を刷新。

 

諸国国絵図・郷帳を作成(以降の相論裁許の典拠となる),

風俗取締まり・忠孝道徳の制札など 【幕府権力人民生活への徹底化】を図った。

 

この時期農業生産・商品経済の発展・貨幣流通の増大(元禄金銀改鋳)などによる経済成長期で,

町人層が台頭し元禄文化が開花した

しか側用人柳沢吉保(よしやす)の重用,生類憐みの令による【弊害が表面化】,

1703年の大地震,1707年の富士山噴火など【天災あいつぎ】,【幕府経済,世相などを次第に後退】させた。

2011-06-02

震災直後の経済お話再考~飲料水を引き合いに出して~

震災直後、

地震に乗じて値上げする企業を批判するのは違うでしょ。値上げによって本当に必要な人に数少ない商品が分配される。無料提供は素晴らしいことだけど、数が大量にあるからこそできること。

http://twitter.com/#!/GkEc/status/46853898253778944

というツイートが、軽く炎上した

私も、震災直後まだ親族との安否も覚束ないところで見た記事であるため、脊髄反射としてか見下してしまったのだ。

どちらにせよ、私が取った行動が変わるわけでもないので、少し落ち着いた今、私なりに考えてみたい。

貨幣と信用

震災時、貨幣の信用が毀損されていたか、というと今振り返ってみればそんなことはなかったと思う。

しかし、震災直後は著しく経済活動が停滞したことは事実である仙台駅前は都市機能こそ沿岸部に比して少なく、数日でスーパー開店するほどまで再開したが、流通の停滞、限られた資産の切り崩し、労働市場の損害など被害が甚大だったことは疑いない。(私の父は無事だったが事業停滞により退職となった。)

供給問題

さて、流通が停滞しているのだから、商品の分配の問題が浮かび上がる。寄付自治体などの尽力で一定の確保は見込めるものの、それでも頼りないだろう(だいいち、寄付は適切な分配以前に適切な供給が難しいという問題があるが、それは本旨ではない)

となると、適切に市場へ物資を供給するため、調整が求められる。具体的には非被災地の値上げによる供給抑制だ。それをせずとも、「被災地へ優先的に物資を回しています」というポジションをとれば値上げはしなくてもすんだかもしれないが。

が、だ。その時被災地でもあるが、比してダメージの少ない関東圏は衝動買いの只中にあった。流通機能のダメージが少ないにもかかわらず物が売れ、原発の影響から水が売れ。私の住む埼玉南部はいまだ水が売り切れるときがある。

適切な分配に際するいくつかの問題

ここから、実際のツイート解釈していく。

先にも書いたが、商品の値上げは企業が取りうる手段としては数に含まれる。これは供給量が減ったために必要な人へ物資が供給されないためのやむを得ない措置である特に関東圏では実施してもよかったのではないか、と今は考えている。

それをしないために次に考えられる措置は供給量を増やすしかない。

店舗側では購入制限の徹底も必要だろう。私の近くの某大手スーパーは、一時期550mlの水にまで購入制限がついたときがある。

震災以降のいくつかのスーパーの実例

ところで、いくつかの店を回ったところ、海外から輸入された水がたくさん売られていたのは多くの人が確認したところだと思う。コントレックスミネラルウォーターやヴォルビックなどが出回った。

しかし、日本消費者震災直後でもワガママであった。なんということだろう、硬度の高い水を購入せずに、比較的柔らかな水だけが売れたのだ。

結果として硬度の高い水、具体的にはコントレックスミネラルウォーター売れ残り、まあどちらかと言えばヴォルビックが売れる。そして、硬度の高い水だけが売れ残るという奇妙な光景が見られた。いろはすみかんフレーバーも残っていた。クラブソーダ(炭酸水)の方が売れていた。

最後の手段はやっぱり値上げ

店長もまさかこうなるとは思わなかったのではないだろうか。せっかく水を仕入れたと思ったら硬度で選ばれてしまった。軟水だけの供給量を増やせなどという要求を、まさか震災直後にされるとは思うまい

こんな生物に職を選ぶなだというのは言ってもムダだというのが骨身にしみたであろう。そう、人は選択と行動で表現されるのだ(某八月エロゲより)

となると次はどうするだろう。今のまま押し切るか?いやいや、今のままでもクレームが来るのに、そんなことをしてはそれこそ店の信用問題である

というわけで、次に出てきた水が   日田天領水   だ。

はまさかスーパーでこれを見ることになるとは思わなかった。なんせ、胡散臭い。一時期私の体調を気遣ってか祖父が「まあ使ってみろ(ドヤ」と段ボールで送ってきたのがこれだ。なんのことはない、料理に適した普通の軟水である

まあ、ブランドなんてそんなもんかと思いつつも「あ、おいし~い。さすがだね」と相槌を打ったのは忘れません。祖父もニコニコ。さすが日田天領水

しかし、値段が高い。2L一つで400円近くはしたはずだ。おねだん四倍(近くのスーパー基準)。

この高価らしい水を出すまでしないと、震災直後にあっても揺るがぬ消費者マインドを発揮した国民を満足させることは出来なかったということなのだ。

これぞ「三方良しである(棒)

余談だが、ある程度供給も安定してきた今となっては、このお水はただのお荷物に成り下がっています。起きていることは全て正しい(キリッ

まとめ

  • 天災が起こっても人間ワガママだよ、選ぶな、なんて無理だよ。
  • からどっちにせよ値上げは不可避だったよ
  • GkEcくん馬鹿にしてごめんね

おまけ

あのツイートを見て「被災地に水持ってって高値で売りつけるなんてヒドイ!」と脊髄反射した先生怒らないから手をあげなさい。


2011-05-25

面倒を連れまわって歩くような奴らがいる。突っ込んでほしくないところに首を突っ込み目をぎょろつかせ聞き耳を立てそこらじゅう嗅ぎまわる。

生き恥でありクソ馬鹿だ。死に急ぎながら墓穴も掘ってる。用意周到だ。とうてい憧れられない。反面教師としても役立たない。

なぜ余計なことだけピンポイントでするのか。人知を超えてる。脅威そのもの。天災でありながら人災でもある。こわい。

人間プラマイあるだろう。ただマイナスがでかすぎる。人の日常幸せを踏みつぶしていることに気付かない、気づいているのに悪びれない。化け物かよ。

多少言い過ぎた感じはする。ただ俺の中のうんざりを吐き捨てるには多少の誇張がいるのだ。・・・ふぅ・・・。

2011-05-21

はてブネガコメされた時の対処

渾身のブログエントリーネガコメされると悲しいですね。胸のあたりがきゅってなっていたたまれなくなりますね。

思わず全力で反論したくなる場面ですが、ちょっとまって。その前に一つ確認です

そのIDブックマークページのブックマークコメントhttp://b.hatena.ne.jp/entry/b.hatena.ne.jp/HATENA_ID/)を覗いてみましょう。

変なタグコメントが沢山ついてたら、そのユーザーはちょっとあれなユーザーです天災に遭遇したようなものだとあきらめて、

設定画面の閲覧タブにある「非表示ユーザー」に粛々とIDを追加しましょう。

逆にブックマークが一つも無いような時。そんなときも設定画面の閲覧タブにある「非表示ユーザー」に粛々とそのIDを追加しましょう。

人生は短い。ネガコメ一つに振り回されるより全スルーです。「非表示ユーザー」機能はあなたスルー力を強化します。

2011-05-14

http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1721207371&owner_id=18235986

それほど長い間公開されるとは思えないので、転載させていただきます

ビントロ巻きさんの日記

減額ナシは当然のこと 2011年05月13日22:26 東電 退職金など減額検討せず

http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1600765&media_id=2

当たり前ですね。

今回は津波に起因した天災です

福島沿岸は14mなんて津波は想定されておらず、耐震はもちろん護岸関係も

国が策定した基準を遵守していました

外部非常電源も国の安全委の最新のデータでは1台で良いとされて

おり、それが機能喪失する確率は1/1000と評価されております

今回、東電福島第一において2台設置しておりました結果として、

それが津波で2台とも喪失しました。1/100万の確率が的中してしまった

ことになります。これはもはや想定外です

これをもし、想定内とするならば、三陸沿岸に国が09年に完成させた

防潮堤の損壊はどうなるのでしょうか?市町村も国も住民も「これほどの

津波は想定できない」と言っております防潮堤想定外原発関係が想定内というのは国民の支持を得られないでしょう。

さて、この国の電力設備の構築には戦中を除けば官の力は一切使われて

いません。

電力会社明治期に起こった各地域の電燈会社が由来です。その後、

電燈会社が統廃合を繰返し、大同電力、宇治川電力等が誕生しました

実は、この頃の電力会社は今のような地域独占性ではなく、乱立状態

した。ところが競争により過度なコストダウンが進み、設備

疲労劣化を招き統廃合が進みます。つまり、日本戦前は電力自由化

社会だったわけです

戦中は政府の介入により発送電を担う日本発送電と各地域の配電会社

再編されました公社時代を経ている沖縄電力を除けば、電力に官の力が

入ったのはこの戦中のときだけです

戦後日本発送電と配電会社解体され、1951年5月に今の電力会社

地域1社体制で誕生しました日本の電力の誕生純粋な民間資本

起こり、設備は民間力で築かれてきました。官営八幡製鉄所が元の

今の製鉄業、鉱業運輸業等、今ある大企業ほとんどは官に設備

払い下げ等、何らかの官の力で発達したものです

電力会社はまさに近代日本で最古の”ベンチャーです

さて、話を元に戻しますが薬害エイズ等、民間会社が起した事故であっても

国の基準や運用そのものに問題があれば、国も責任を負っています。

今回も同じでしょう。国の最新の基準を守っていたのは明白なわけであり、

今回はまずは政府が率先して補償する、つまりは税金を投入することが

先決です原子力事業とは安全に細心の注意が必要であり、そのような

安全を守らせるために国の基準があります。基準を守っておきながら、事が

起きたら「税金の注入は許さない」では、電力会社リスクだけ負って何も

ペイしない気の毒な存在と言えます。本来であれば免責でしょう。

税金投入に支持をしなければいけないのは国民も同様です

もし、反対するのなら公的資金で賄われる彼らへの援助、税額控除、補助等を

すべて剥奪すべきでしょう。

ベンチャー”を崇拝するこの国ですが、その国民が最古の”ベンチャー”を

つぶそうとするその不穏な動きに大変強い怒りを感じております

到底許されることではありません。

コメント

炎上師匠2011年05月13日 22:32

ニュースからです

とっくに変質していますし、想定内でもありますから

電気野郎2011年05月13日 22:36

ニュースよりきました

三陸沿岸に国が09年に完成させた

防潮堤の損壊はどうなるのでしょうか?

まったくもって同感だ。何度も高い津波に襲われている三陸

低い堤防しか造らなかった国の対応はどうなんだと言いたい。

もし、想定できることを全て対策できるとするなら岩手福島

沿岸に、今回の津波に耐えうる堤防を造らなかった国はその地域

住民を見捨てていたことになるがね。

>今回はまずは政府が率先して補償する、つまりは税金を投入する

>ことが 先決です

福島や浜岡の件もそうだが国の指針を守っていたのに、その法を超えて

事業者の負担を第一とした設備を止めさせるのは、民間への政府

不当な介入であり民業圧迫でもある。

なぜ現政権は法を超えた対応を考えるのか?

今回のような未曾有の災害補償、復旧に関わる費用国民全員

分かち合って負担するのが復興の原則だと思うがどうかな?

マロ2011年05月13日 22:48

ニュースから失礼します。

全く同感です

原発事故当初から政府の発言に違和感を感じておりました

国策」として運営されていて、万が一の事故のためにある原子力損害賠償法においても国の責任は免れないと思います。

しかしいざ事が起こった段において民間を前面に出すようでは「国策」の根幹も危ういように思います。

政府が信じられないのであれば進む道は他国の属国か亡国か…

低気圧(;・∀・)2011年05月13日 22:54

想定外」に対して何でもかんでも噛み付くのは勝手な思考の短絡以外の

何物でもない。

JALという会社の件は記憶に新しいところだがJAL経営悪化の

原因は多発した事故」だった。半官半民から民間へ移行し、

過度なコスト削減を求める外圧をかけた結果、航空業の

核心とも言える整備業を外注という事態になった。これにより

整備技術流出技術継承ができなくなり直営技術の低下を招いて

ミスが多発した

原発は高度な技術の塊でもあり電力事業とは発電(運転)と流通

連携がとれて初めて成り立つ。それを(事業者として)分離してしまったら連携能力が低下し、こと心臓部の制御技術組織によって維持されるがそれも低下してしまう。

そうしたJALと同じだろう。今度は世間の「東電いじめ」による世間による「人災」という名の深刻な事故が怒るね。

そもそも電力は同量発電同量消費が原則であり、メーカーみたいに

余ったから「在庫」とか、足りないから「追加」は許されない。

そんなリアルタイムで変わる高度な電力需給を支える組織人にそれ相応の報酬福利厚生は与えられるべきであり、そもそも今の減額された

給与体系ではとても釣り合わない。中小企業とは違うことを誰もわかっていないことが残念な限りだ。東電社員待遇保護は国としてしっかりやらねばいけないことと思う。

もっとも、この国の住民のほとんどは大企業に冷たい。派遣とか生産性の低い人には生活待遇向上をさせるべきと言っておきながら、エネルギー事業という国策を民間で行っている人には「全財産投げ打て」とか「リストラで処分しろ」と言うんだからな。

生産性の低い人が保護されて高い人が割りを国なんて日本ぐらいでは?

今助けなければならないのは被災者と電力会社(従業員)ですな。

アルト2011年05月13日 23:10

栞…つけさせて頂きます

東電叩きは目に余るものがあります

なごやん2011年05月13日 23:13

結果として、

>それが津波で2台とも喪失しました。1/100万の確率が的中してしまった

 こういうことはなかなか表にでないですね。

世の中には確実に予想できることと、計算可能な不確実な事象が

あることが切り分けられていないことが問題かと考えます

14mの津波現場に来たわけですがこの津波こそ計算可能

不確実な事象でしょう。東北では14mを超える津波三陸海岸しか

来ていません。その三陸にはさらに高い津波が押し寄せてビントロ巻きさんの

おっしゃるとおり最新の防潮堤をも破壊してしまったわけですが。

これも計算可能な不確実な事象でしょう。

何か物事が局所的に捉えられて全体を見渡した議論がされていないことは

気がかりです

ZYX@まも~2011年05月13日 23:27

あの…電力喪失津波が原因じゃないって事は、既に語られてるんですが?

保安院も認めてますよ?

そんな中、東電清水社長は何故、津波が原因~と

最初に語ったのでしょうかね?

とりす2011年05月13日 23:35

何点かご見解をお聞かせいただきたく。

震災直前に、33機器の点検漏れ(しか半年から11年もの漏れ)に関する報道がありましたが被害拡大の要因としての可能性はどのようにお考えですか。

ステーションブラックアウトの後の電源車手配(の不足)、および作業の失敗が伝えられましたがこの点についてはどのようにお考えですか。

・ベントの指示から実施までの時間についてはどのようにお考えですか。

海水注入についても東電の判断の遅延を指摘する向きがありますが、この点はいかがでしょうか。

・かつて2002年にはシュラウドのひびさえも隠蔽する事件がありました(発覚しました)。今回のステーションブラックアウト以降の被害拡大について、国民のどれほどが東京電力を尊重するとお考えでしょうか。

・法的責任以外の道義的/社会的責任についてはどのようにお考えですか。

尚、くれぐれも邪推はないませんよう、文章そのままにご理解いただけますようお願いいたします。裏は一切ありません。これらの点について、ご見解をお聞かせ願えますか、とだけ申しております

ビントロ巻き2011年05月14日 00:38

炎上師匠さん

根拠のない暴言はやめてもらいたい。

電気野郎さん

貴重なご意見ありがとうございます

三陸防潮堤との比較について補足ありがとうございます

もともと2009年防潮堤自体はもっと高さのあるものが計画

されていました。が、どこかの○主党とかいう党(別名・公共事業

アレルギー党)のせいで潰れたのですが。

・低気圧(;・∀・)さん

お越しいただきありがとうごいます。

JALもそうですが本来、公共インフラを担う場合、一組織が運転・保守

設備運用・営業まで一貫して担うのが理想かと思います。

電力の場合も電力流通門(特に給電)は発電部門との連携

必要です。一見関係なさそうな営業も供給の受付には配電線容量や

引き込み電柱の調整など流通部門、設備保全部門との調整が必要に

なります。つまりは全てが繋がっています。それを切り離そうなんて

言語道断だと思います。これでは設備のわかる営業や、発電のわかる

設備屋が育たず、結果として未来の電力需要供給力の刷り合わせが

できず設備保全計画にも多大な影響を与えます

なごやんさん

お越しいただきありがとうごいます。

計算できない不確実な事象との切り分けと言う話は新鮮でした

今は物事が一方的な視点から強引に検証させられている気がします。

でも、一番問題なのはハード面の対策(原発の安定化)を鋭意行ってい

東京電力の支援をしっかり政府ができていないことが問題です

東電福島第1原発の復旧および運転再開(廃炉前提の5・6号機の再開は

必須だ)で手一杯なので、避難住民への補償といったソフト対応政府

主導となって迅速に行わないといけないと思いますが。

ビントロ巻き2011年05月14日 00:40

ZYX@まも~さん

発端は津波ですよ。

まだ検証も途中なのに、非公式な談話を持ち出すのですか?

それは東電政府統合本部の公式見解ですか?

それと、私は「結果として、それが津波で2台とも喪失しました。1/100万の確率が的中してしまった 」と書きました。1/100万という確率飛行機墜落事故で死ぬ率より低いんですよ。

仮にこれが津波が原因でないとするならば、偶然にもこの確率が当たってしまった東電にとって不幸な出来事になりますな。ならば、

なおさら公的資金による補償をしていただかないと国民世論はおさまりません。

・とりすさん

ステーションブラックアウトの後の電源車手配(の不足)、および

>作業の失敗が伝えられましたがこの点についてはどのようにお考えですか。

原子力発電所の第一関門は「止める」です。まずはこれに注力ですな。

電源車不足といいますが、電源車は足りていました。ただ、原発

外部を結ぶ特高送電鉄塔が損壊したことにより外部電源が絶たれました外部電源が絶たれたので所定の電源車では足りなかったわけですね。

ところで近年中に発生するとされていた宮城県沖地震の想定Mは最大で

7.5でした。つまりは阪神大震災のチョイ上ですな。この程度なら

鉄塔は損壊しません。が、今回はどの地震学者も予想していなかった

M9でしたエネルギーに換算すると阪神大震災の1000回分です

このような予想不可能な現象の発生により外部電源が絶たれ、これこそ

1/100万 という確率の的中の真髄といえるでしょう。

なので、電源車の配置や初期行動には問題ありませんでした

>・ベントの指示から実施までの時間についてはどのようにお考えですか。

適切ですな。放射性物質外部に出すのは相当慎重な判断を要求されます

ベントの指示の時間を言及される方がいますが、これは政府の周辺地域の説明等の手際の悪さなどが原因です東電はとばっちりを喰った格好です

もし、根回しに時間がかかるのなら、「放射性物質拡散についてのいかなる損害や補償も現政権公的資金の活用によって責任もって対応する」と事前に東電確約を行えば良かっただけです

>・海水注入についても東電の判断の遅延を指摘する向きがありますが、この点はいかがでしょうか。

海水注入は炉内に塩分を固着させることにより、その後の冷却系統接続等に支障をきたします。そもそも非公式とはいえ、政府に事前に淡水をろ過する大型ポンプの提供の申し出を行った企業があったにも関わらず、海水注入にこだわった現政権手際の悪さが原因です

淡水による注入を上空もしくは地上から行っていれば、水素爆発も

免れたでしょう。残念です

>・震災直前に、33機器の点検漏れ(しか半年から11年もの漏れ)に関する報道がありましたが被害拡大の要因としての可能性はどのようにお考えですか。

>・かつて2002年にはシュラウドのひびさえも隠蔽する事件がありました(発覚しました)。今回のステーションブラックアウト以降の被害拡大について、国民のどれほどが東京電力を尊重するとお考えでしょうか。

さて、この2つですが、今回の事故と関係あるんですか?

意図的に結び付けようなんて考えないでくださいね33機器の点検漏れがあっても、原子炉の停止および冷却系統地震発生当初稼動していました。件の発電機も稼動試験では正常動作しています。

よって関係のない事案には一切コメントしません。

2つ目も同様。02年の件のときは私は高校生したね。

大きく報道されました。これも原子炉等の稼動、保全、運転には

影響はないものです。微小なヒビであり安全に影響のないことも

国より補足で出ていますが。私個人としては、こんなことを攻め立てる

国民はおかしいかと思うね。機能や時点で最新の基準と照らし合わせた検証で事実上問題なければ、法令の逸脱による説明を東電に求めるのは

ありですが、それを処分までして原発を全部停止なんてのはありえない判断だと思います。

これについては当時の旧福島県知事対応諸悪の根源した。一地方県知事意見によって国策原子力を止めさせるなんて暴挙以外の何物でもない。

ところで、たしか、この知事って汚職か何かで逮捕されませんでしたか?

今日はここまで。

2011-05-13

天災人災の切り分けがされてるの、どっかでみた

2011-05-10

ふと思った

著名人のうっかりミスTweet炎上の引き金になってその人の評価がダダ下がりになるのと、

プレート連動の巨大地震が起こるのは、

ほとんど同じなのではないか

であるならば、けけ中の評価が地に落ちてもそれは天災想定外のたぐいであり、

それを頭悪いTweet炎上させてるやつらに落ち度はないw

2011-05-09

原発推進者にみる既視感

震災の影響で福島原発が爆発を起こし、甚大な放射能汚染を引き起こしている。

それまでの「絶対安心です」という宣伝文句は嘘だとわかり、その上に、万が一の事故への対策がほとんど取られていなかったことが暴露された。

そして、東電政府の、事故後のあまりに不誠実な対応と嘘の上塗りに、私たちの原発への信頼は地に落ちた。

人々は不安に駆られている。

これから原発建設は、事実上可能になるだろう。


ところが、この段階に陥っても、まだ、

原発は本来なら安心だ」

東電幹部に人材が枯渇していた。原発自体の安全神話崩壊したわけではない」

福島原発は、たまたま外部電源が低地にあったのが悪かった」

地球温暖化を止めるためには、原発が絶対必要だ」

などと主張している人々がいる。

そして、原発をこれから建設し、原発で発電を続けようと訴えている。


崩壊した神話にすがりついて、滑稽な主張を繰り返す、一流の専門知識を持った人々……。

彼らの姿をどこかで、つい最近まで見かけた気がした

デジャブ(既視感)だ。

なんだったっけ?


思い出そうとして思い出せないもどかしさ。

隔靴掻痒とはこのことだったが、つい先日、佐藤優の本をたまたま読んでいたときに思い出した

彼らの態度は、ソ連崩壊したにもかかわらず、

「本来の社会主義は違う」

ソ連経済が傾いていたときに、それを立て直す人材たまたま得なかっただけ」

ソ連の体制は、本来の社会主義国家のあり方と異なる」

資本主義の弊害は明らか。それを改めるためには、社会主義革命が絶対に必要だ」

と、いつまでも主張している社会主義者たちと同じじゃないか


理想がいくら高邁であろうと、それが地に落ちれば、人々は顧みない。

しかも、地に落ちたあとに知ったその実態はあまりにも醜悪だった。

恐怖による支配、ノーメンクラツーラの無法ぶり、嘘で塗り固められた報道破綻した財政、ずさんな会社経営環境汚染、人心の破壊エイズ蔓延……崩壊した社会主義国の実態はおぞましいものであり、そして、世界社会主義革命への幻想を捨てた。


原発も同じだ。

いったん事故が起こると、一県が壊滅状態になり、膨大な被災者が出ることが判明した


加えて、日本世界有数の地震大国であり、その周辺に、敵意と高度な軍事力を持った国を持つという特徴がある。

そのような危険土地に、原発という危険な施設を建設すること自体、おかしな話だった。


しかし、事故が起こりさえしなければ、現実に目を背けていられた。

でも、もう、事故は起こってしまったのだ。


その上、その実態たるやひどいものである

燃料となるウランを採掘するために、産出地の土壌が汚染され、採掘者や周辺の人々の健康に大きな悪影響を与えていること、

内部で働いている人々の被爆管理がかなりいい加減であること(それは現在の作業員への扱いをみていてもよくわかる)、

つまり、弱い立場の人々を食い物にしないと、原発は存立し得ないということ、

全発電量に大きな割合を占めているといっているが、これはレトリックで、原発は発電量を調整できないので火力発電などを調整した結果だということ、

原発地球温暖化を防止するというが、放出エネルギー3分の1は発電に使われずに排熱として海水を温めており、結果、膨大な海水温の上昇に貢献していて、むしろ地球温暖化貢献していること、

なにか起こって被害を受けても、責任者責任逃れに終始し、責任を取るつもりがないこと、

廃棄物をうまく処理する方法は確立されておらず、処理に莫大な費用が必要なため、時間が経てば立つほど、指数関数的に予算が増えていくこと等々……。

そして東電が、まるでソ連のKBGのように、情報を遮断し、われわれに真実を隠してきたことも。


わかればわかるほど、原子力発電というのは問題だらけじゃないか


ソ連崩壊したあとも、あの手この手社会主義者たちは言い訳を繰り返す。

社会主義という思想自体は悪くないといい、それまで褒めたたえたくせに、旧社会主義国罵倒し、そして、残り少なくなった社会主義国へすがりつき、ようやく命脈を保っている。


最近、異常な天災地球を覆っている。

管理技術レベルが未熟な国家でも、原子力発電所建設計画が数多く進められている

自然災害人災かどちらかが原因で、甚大な原発事故が、近いうちに世界のどこかでもう一度、起こるだろう。

その時には、世界中脱原発に向かう。

確実に向かう。

日本は、その尖兵となっただけなのだ。

事故が一度起これば、その被害が甚大なものであることがこれだけ証明された以上、脱原発は、世界の流れになるのだ。


しかし、その段階にいたっても、原発推進者たちは、

原発は安心なのだ」

と、性懲りも無く、題目のように繰り返しているに違いない。

今も社会主義共産主義を信じている人々のように。

2011-05-08

http://anond.hatelabo.jp/20110508220817

http://anond.hatelabo.jp/20110508220817

http://anond.hatelabo.jp/20110508211402

http://anond.hatelabo.jp/20110508211038

原子力ネタを振った方の増田です。反応ありがとう

クルマを使った例えを、僕も書こうか迷っていたところです

あと、情報-SE系なら、東証での誤発注事故責任東証証券会社ベンダ?議論なんかも。)

つの事故を取っても、その本質的な原因が、

・所有者・使用者側の問題なのか、

・製造者・設計者側の問題なのか、

・第3者的な問題なのか(含 天災要因・法令要因)、

によって、追求する矛先や程度は変わってくると思います。

その辺がクリアにならないま東電けが徹底的に叩かれてることに疑問を感じつつ、いつ自分会社がそうなるかに恐々としています。

http://anond.hatelabo.jp/20110508002913

天災天罰」「津波で汚れた心を洗い流せ」とかいうのと同じ論理だね。

為政者の徳で天災がどうこうなるんだったら、永平寺管長あたりにやらせれば天罰freeだね!

2011-05-04

http://anond.hatelabo.jp/20110504155331

裁判所が、原子力損害賠償法の定める「異常に巨大な天災地変又にあたるか」を判断せずに

原子力損害賠償法に基づいて国に請求しなさいと言ってくる

ってありえるの?

ごめん

さんざん付き合ってもらったけど

たぶん俺の脳みそでは法律は理解できないんだ…

http://anond.hatelabo.jp/20110504133913

あああ。金もらうのは被災者なのに「東電と国の問題」ってところがわからん

次の選挙自民党が勝ちました自民党東電が免責されるという方針で、政府が負担することとしました

被災者Aさんは「自分東電のせいで損害こうむったんから東電からしか金はうけとらん!」という考えの持ち主だったので

東電を相手として、損害賠償を請求する訴訟をおこしました

この裁判で、裁判所政府自民党とは別に「東電が免責されるか=異常に巨大な天災地変又にあたるか」を判断しないの?

裁判所も「政府が払うっていってるんだから東電は免責されるよ」って従わなきゃいけないの?

http://anond.hatelabo.jp/20110504082528

この問題についてわからんことがあるんだけど

民主党自民党が「免責するつもり」って何か意味があるの?

既に、「損害が異常に巨大な天災地変による場合は免責される」という法律がある以上、

免責されるかされないかの最終的な判断をする権限があるのは、内閣でも国会でもなくて、裁判所はないの?

「~場合は免責される」という法律であって「~場合内閣or国会の決定で免責できる」という法律はないよね…。

2011-04-29

東電の賠償責任についての前提整理 --賠償責任の有無

原子力損害の賠償に関する法律第3条 (無過失責任責任の集中等)

1 原子炉の運転等の際、当該原子炉の運転等により原子力損害を与えたときは、当該原子炉の運転等に係る原子力事業者がその損害を賠償する責めに任ずる。ただし、その損害が異常に巨大な天災地変又は社会的動乱によつて生じたものであるときは、この限りでない。

2 略

福島第一原発事故による損害ついて、原則として東電は無過失で賠償責任を負う。(無限の、という形容詞を付ける者がいるが、損害賠償責任無限なのは当たり前の話だ。ただ東電が無一文になれば事実上、支払えないと言うにすぎない。この支払能力の問題は別稿とする。)

もっとも上の条文から明らかなように、その損害が異常に巨大な天災地変…によつて生じたものであるとき賠償責任を負わない。

これはAll or Nothingの話なので、このただし書きが適用されるならば、東電は一銭たりとも賠償責任を負わない。(枝野氏が「免責はあり得ない」と言ったのは、このただし書きの適用があるとは思われない、という感想である司法の判断領域なので、この発言は法的には無意味な、政治的発言である。)

さて、今回の東北地方太平洋沖地震及び大津波は、異常な天災地変であることは明らかだ(千年に一度の天災地変が含まれないなら、ただし書は無意味も同然だ)。そうすると、東電は賠償責任を負わないとも思える。

しかし、同条は責任の範囲を通常よりも拡大したものであるから、通常でも賠償責任が生ずる場合にまでただし書が適用されるものではない(と考えられる)。即ち、東電に過失があった場合には、ただし書は適用されず、東電は賠償責任を負うことになる。

 

それでは東電には過失はあるか。想定すべきを想定しなかった場合には過失が認められよう。

ここでM9地震や14m津波は、3.11以前の科学技術の水準に照らし、予見すべきものとはされていなかった(っぽい)。そうすると過失は無かったとも思える。

しかし、3.11以前の科学技術の水準に照らしても、例えばM8地震や7m津波は予見すべきものだったと言える(かもしれない)。そうであれば、これを想定せず、M8地震や7m津波への対策が不十分であれば、過失は認められる。つまり、過失の有無の判断においては、東電M9地震,14m津波を想定できたかは問題とならない。

もっともこの場合にも、過失と損害との因果関係が問題となる。因果関係の無い損害を賠償するいわれは無い。

ここに来て初めて「想定外」が問題となる。つまり、想定すべきM8地震や7m津波への対策をしていても事故が発生していたならば、事故災害対策不備という過失とは因果関係がなく、損害賠償責任は認められない。(だから想定外」の主語東電はなく「現在科学技術水準」だ。)

もっとも、M8地震や7m津波向けの対策をしていれば、今回の「想定外」にあってもより軽微な損害で済んだ可能性がある(例えば今回の地震津波女川原発にとっても想定外だったが、女川原発は正常に動作停止した)。制御不能に陥ったのが、M8,7m津波すら対策を怠ったためであると言えるならば、過失と損害との因果関係は肯定でき、東電は賠償責任を負う。

なお、東電の「政治判断」として、そもそもただし書を主張しない、という可能性もある。その場合には過失を云々せずに、損害賠償が認められる。

また、仮に東電の賠償責任が認められない場合はどうするか。天変地異と同じく、国が支援するか、被害者が諦めるかである。この場合は、どの程度の支援を受けられるかは基本的には国の胸先三寸であり、全額を請求できる賠償の場合とは全く違ってくることになる(東電にすら過失が認められないなら、国家賠償請求も過失(や瑕疵)が無く認められないだろう)。菅氏等が全額の「補償」を宣言しているのは、主にこのケースについての対応を提示しているものといえる。

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