元禄時代(げんろくじだい)
狭義には元禄年間(1688年―1704年)をいう
綱吉は将軍の権威を高め幕政を主導(この間大名・旗本の改易断行)して,
【固定化した制度・格式を改革】,勘定吟味役を設け幕府直轄領支配を刷新。
諸国国絵図・郷帳を作成(以降の相論裁許の典拠となる),
風俗取締まり・忠孝道徳の制札など 【幕府権力の人民生活への徹底化】を図った。
この時期農業生産・商品経済の発展・貨幣流通の増大(元禄金銀改鋳)などによる経済成長期で,
町人層が台頭し元禄文化が開花した。
しかし側用人柳沢吉保(よしやす)の重用,生類憐みの令による【弊害が表面化】,
1703年の大地震,1707年の富士山噴火など【天災もあいつぎ】,【幕府経済,世相などを次第に後退】させた。
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