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はてなキーワード: レトリックとは

2022-12-03

anond:20221203122701

そもそも現実創作区別しない」と批判してくるのはオタクどもなんだが。その言葉を借りて反論したら「ただのレトリック」て。認めちゃうのかよ。何やねん。真面目に反論して損したわ……。

anond:20221203115800

いやだから、そういう楽しみ方を「現実創作区別しない」と解釈する必要性がわからないんだけど

大豆をわざわざハンバーグ状にして食べている人は「植物動物肉を区別しない」ことを楽しんでいるの?

歴史上の人物がたどった場所や物を自分でも体験している人は「歴史上の人物自分区別しない」ことを楽しんでいるの?

むりやりそうこじつけるならできるかもしれないが、こじつけたからといって何かが証明されるわけでも何でもない、ただのレトリックしか思えない

2022-12-02

論破したい人が読むべき書籍

野矢茂樹論理トレーニング101題」

正直これ一冊でもほぼ勝てる状態になると思う。論理であるというのはどういうことか、問題を解きながら徐々に理解する本。

最初の例題だけでも解いてみて、間違えたら残りを進めていけば良い。


本多勝一日本語の作文技術

木下是雄「理科系の作文技術

どちらも少し古いが文書作成技術はこの2冊で十分だろう。「日本語の作文技術」は大昔のレスバなども見れて面白い

論破」の舞台掲示板チャットなどが主であり、文字でやりとり行われることを考えると読んでおきたいところ。

香西秀信レトリック詭弁 ─禁断の議論術講座」

適当に誤魔化すための定番テクニック理解するならこれが良い。事例をもとに、どのような構造で陥れるか解説してくれる。

どうせインターネット上の議論なんて大したことは言えないのだから、こういう小手先勝負が決まることも多い。

皆の最強論破厨育成理論も教えてください

2022-11-30

anond:20221130123242

当たり前のことをあえて断定口調でいうっていうレトリックあるしな。

「世の中の半分は平均以下なんだ!」よりは斬新は切り口だし、別にいいんじゃねって感じだけど。

2022-11-28

anond:20221128133355

それでエロい服が規制されるようになれば満足なのか?

違うだろ?

レトリックをこねるな

「それが問題ならこれも問題じゃないか」ではなく

「どちらも問題ない」と主張しろ

2022-11-09

ラップお受験で課すべき

国内外、フオーマルカジュアルわず語彙力を測れるのはもちろん

であるためレトリック力が

即興のため頭の回転や引き出しの多さ深さ運用巧拙が手に取るようにわか

2022-10-08

本土人基地問題に無関心」は誤認識だと思う

色んな人が「本土の人は基地問題にずっと無関心だったのに、急に不正確とか言い出すのはおかしい」と指摘しているが、それは間違いだと思う。

本土人間は、基地問題に多少関心を持ち続けてきたように私には思える。

ただしそれは、基地反対派が期待するであろう「現地の人がんばって」という肯定的な関心ではなくその逆、「めんどくせえなあ、必要なんだから基地を受け入れててくれよ」という否定的な関心である

だがこの本音を表に出すのはお行儀が良くないことはわかっているので、一部の右翼ネトウヨ系の人をのぞき普段は隠している。

それでも基地反対運動への反感は人々の心の中にあったので、ひろゆきの悪ふざけで心の鍵が開き、彼のおちょくりに乗っかりたくなる人たちが少なからずいるのである

しかしたらひろゆきはそれがわかっているか意図的に、人々が隠してきた本音をくすぐったのかもしれない。

とはいえ現状では「必要なんだから基地を受け入れてろよ」と言い放つほど反対運動を嫌っているわけではないし、反対運動側にも理があるのを理解しているので、ひろゆきもそれに乗っかる人も、直接的には看板の誇張を批判して、反対運動自体へは間接的な悪印象を匂わせるにとどまっているが。


増田の『基地反対の沖縄県民からたこ騒動anond:20221008001255)』では、

なんで数年間こちらを見向きもしなかった人間のために、ずーっと「誤解のない、正確な表現」に気をつけなきゃ行けないのか。

と語られているが、実際は本土人間はチラッチラッと沖縄を見ていたのだろう。

反対運動、うっとうしいな。それにニュースネット映像を見ると、ああい運動って盛った表現とか大袈裟スローガンとか使ってるよな……言わないでおくけどさ」と本土人は思っていた。

それをひろゆきがはっきり口にしたから「あ、言ってもいいんだ」となったのだ。

しかしたら増田は、基地反対運動を内心で嫌っている層も指して「SNSネトウヨみたいなのが増えてて悪化してる」と表現しているのかもしれないが、それらはネットSNS以降に発生したものではないと思う。


そしてこの反対運動への否定的な関心というのは、沖縄基地問題だけでなく、反原発デモ護憲デモ平和教育などへの冷ややかな眼差しとも似ている。

沖縄やそこに住む人といった、地域に対しての悪印象があるわけではないと思う。

だが、「なるほど、全共闘の失敗以降の日本人左派いか」とまとめると、それはそれで取り落としがある。

左翼全体への悪感情は確かに影響しているのだが、それが全てではない。

たとえば裁判などで「全面勝訴」とか「不当判決」とかを墨書きしたものを出す瞬間が冗談タネにされることが結構ある。あれは、大袈裟さや表現の盛り方が面白がられているのである

主張の内容によらず「活動家」的なアピールの仕方が胡散臭いと思われている面もあり、きっかけがあると反感が噴き出るのであろう。

右翼集会も当然嫌われているが、あれらは活動家的な嫌われ方というより、暴走族やヤの字的な嫌われ方だと思う)

また、本土内にも米軍基地はあり、反対運動をしている本土人のグループもいて、それを別の本土人たちは否定的に見ていることからわかるように、普遍的NIMBY(Not In My BackYard)問題としての衝突という面もある。


話をまとめる。

本土人間基地問題に対して無関心ではなく、そこには否定的関心があった。

NIMBY的に地元には基地のない状態を保ちたい自己保身、左派嫌い、活動家的誇張嫌いなどなどが絡み合った、否定的関心を本土人は基地反対運動に対して隠し持っており、今回の騒動はその一端が露わになったと考えた方がいいのではないだろうか。





レトリックについて追記

「関心がある」という言葉は、修辞技法的に使われて、ただ興味を持っているだけでなく、賛同しているという意味を含むことも多い。

理解がある」という言葉が、知識が有るだけでなく、心情的な賛同もしていることを含みやすいのと近い。

(余談だが、このような修辞には、ある物事に十分な知識や興味があれば当然それに肩入れするはずだという、人間の楽観性があって面白い。

また、「犯罪者心理に詳しい」だと犯罪者冷徹分析するプロフイラーのようだが、「犯罪者心理理解がある」だと支えたりカウンセリングする人のようなニュアンスが漂うのは不思議でもある)

今回の騒動における関心という言葉もまた、賛同を修辞的に含んでいたり含んでいなかったりするだろう。

なんなら同じ文章の中で、基地反対運動賛同していないという修辞的用法で「本土の人は基地反対運動賛同していない、つまり無関心だ」という言葉を使い読者に受け入れさせたうえで、関心を興味や知識意味する用法さらりと切り替えて「本土の人は基地反対運動に無関心だ、つまり興味もないし無知から勉強しろ」という主張に繋げる人もいるように見える。

まあ、このような、修辞的な用法と素朴な用法を繋げることで何らかのイメージを与えるやり方は、意図的というよりも無意識的なことが結構あり、私自身も文章をまとめようとするうちに自分レトリック自分で飲み込まれてズルい書き方をしてしまたことが結構あるので、強く非難するのは躊躇われる。

あるいは逆に、ある言葉レトリック的に使われているのをわかっていながら、素朴な使い方として受け取って反論する、というズルさもよく見るし、これまた私自身やったことはある。

なんにせよ、文章を書く側でも読む側でも、ある意見を主張する側でも反論する側でも、ある言葉を修辞として使ったり素朴に使ったりすることで印象を誘導していないか、というのは気をつけた方がいいと思う。

2022-10-03

anond:20221003152435

反語レトリック以前に、幼稚園児程度の語彙に絞ってもまともなやり取りが出来るとは思えない、この増田

ツイッターでも2chでもここ数年そうなったけど、馬鹿が増えるとマジで比喩とか反語とかちょっと遠回しなレトリックを使うと通じなくて変な返しをされることが多くなって、会話として楽しくなくなるんだよなあ。

2022-09-25

anond:20220924011706

フェミニズム、「不快」という主観に基づく個人感情について、さも社会的不正義に原因があるかのように偽装するレトリック上のテクニックばかり上達してしまっただけで、そこに「理」はないんだよね。

2022-09-16

増田♂52歳のナントカ

(´・ω・`)「…みてた夢の中で考察してたことが上手く言い当ててるような気がするので書き遺してみるべぃ。カウンターだけの呑み屋に連れられて入ったところ、そこはアマチュアデビューした歌手レコード(!)を展示販売してる、いやその店が手掛けた多数の歌手レコード販売してるところだった。レコードや曲は昭和の昔によくあった歌謡曲みたいなシンガーソングライターみたいな演歌みたいなそんなやつばっかりで、連れて来てもらった人に歌手連中のデビューの経緯をいろいろ聴かされてる最中、いやワイはシティーポップが好きやからなー、とモヒトツその話にノリきらない言い訳をしようとおもってて、その時に閃いたってか巧いレトリックを生み出したような気がしたんや」「『なんだぃキミは音楽ジャンルで聴いているのかね(失笑)』て返されたとしたときに、ワイの好きな音楽は布団に似てる、自分の体温でヌクヌクした冬の布団からは居心地がよくて出たくないやろ?つまり狭い範囲ジャンルの中でウロウロして探してるけどそこから出て行かないときの嗜好や、やけどユーチューブやらラジオとかで偶然に耳にした知らんジャンルの曲もエエなぁとおもうときもあるんや、それは冬の風呂上がりとか夏の夜に入ったときの布団、あの冷たいとこを探してイゴイゴと手足を動かして快適性を求めてるとき感覚や、」てなかんじの~(´・ω・`)モーオジーチャンダカラアサハヤクメガサメテネランナイノ

2022-08-16

anond:20220816182512

かに納税はするべきですね!もちろんカルテルダメ。そうなると、「転売」と「商取引」っていうのがレトリック上の問題に思えてきました。脱税カルテルをしている「商取引」を「転売」と呼んでバッシングする。それはめちゃ理解できますし納得です。

転売は悪!」っていうと議論が大雑把になるので、「納税しろ!」「カルテルやめろ!」っていう主張の方が丁寧な気がしますね。

2022-08-09

清水晶子先生の講演を読んで見る (1) 「学問の自由」の定義ってなんだろう

前置きの前置き

この文書で何が批判されているか知りたいだけの人は、一番下の節「まとめ」までジャンプ

前置き

清水先生の講演についてここ一週間くらい悪口Twitterで書いてた江口先生に、それブログに纏めてよと言ったら気が乗らないと断られてしまったので

代わりにそれっぽいものを書いてみる練習

具体的には江口先生

うまい人びとは、前に書いた辞書定義約定定義明確化定義理論定義なんかを縦横に駆使して説得にかかってきます

と最新のブログで書かれているのを、清水先生の講演を題材に自分なりにスケッチしてみる。

続き、というか中間にあたるのだが「(2) ポリティカル・コレクトネスってなんだろう」「(3)キャンセルカルチャーってなんだろう」を書くかは未定。

まり、この記事は書き起こしで言う「Part1 〜学問の自由とその濫用〜 」の検討が中心だが

最後の方で全体を対象にする前に他のPartの検討を書くべきところ、途中で力尽きている。

とはいえだいたいPart1の検討とほぼ同じものを繰り返すだけ


前提

を先に見ていることが前提。

特に江口先生ブログに書かれている5つの定義

説明はほぼ書かないので、分からなければブログを参照するように。



学問の自由辞書定義

まず、清水先生スライド提示するのが

1998年 国際大学協会(IAU)声明学問の自由大学自治社会的責任」による定義です。

学術コミュニティ構成員、すなわち、研究者教員学生が、倫理的規則国際的水準に関して学術コミュニティが定めた枠組みの中で、そして外部から圧力を受けることなく、学術活動を追求する自由

これは明らかに 辞書定義 ですね。

人びとがその言葉をどう使っているか国語辞典の載っているような形で説明している。

そして次に清水先生は、

一般的には、〜〜、というふうに考えることができる。」

「従来はそして一般的には、〜〜、というふうに理解されています。」

自分言葉でも「学問の自由」を定義します。

世間一般用法という文脈なわけですから、当然、スライド引用の言い換えに相当する語釈が、聴衆には予期される、

同じく 辞書定義 が与えられようとしているもの解釈されます

実際に与えられた定義を見てみましょう。

ある種の公の定義であるIAU声明に対する言い換えとして、清水先生による定義を読んでみると一つ気にかかるところがあります

IAU声明では「外部から圧力」となっているところが、

と非常に具体的な形になっています

世間一般用法として紹介される割には、議論のあり得るところで

「こういうのは多数派も少数派もない、学問独立って話なんですが、多数派から圧力特に抵抗しにくいので」

というふうに説明するほうが世間認識とあっているように思える。

とはいえ、ここまでならば、代表的な「外部から圧力」を並べただけ、ただの例示ゆえに言い換えの範疇であり、辞書定義のままだと受け取ることもできる。

学問の自由」の濫用としての「学問の自由侵害」への説得的定義

次に清水先生は「学問の自由」の濫用の話を始めます

ただ、ここで私が書きにくくて困ってしまうのが、清水先生が「具体的に」何を批判されているのかさっぱりわからないことです。詳しくは後の節でも取り扱います

今は、とりあえず定義の話をしましょう。

現代の誰かが主張している「学問の自由侵害」とは、〜〜だ」と、清水先生定義していると読める箇所を、少し文言修正の上、抜き出します。

見事にすべて 説得的定義 ですね。江口先生ブログで挙がっている

中絶とは、罪のない子供の容赦ない殺人である

中絶とは、女性を望まない負担から解放する安全外科処置である

などと同じ形式となっている。

ただ、読みながら何を論じているのかわからなくなって辛くなってしまうのは、

中絶の例ならば、中絶辞書定義 は共有されているという前提のもとで、 説得的定義 を用いているのに対し、

清水先生は、この文脈での「学問の自由侵害」とは 辞書定義 学問の自由侵害とは全く異なるものだと論じていることです。


(下の2節は「どう論じているのか」という細かいレトリック解説なので

批判の要点が掴みたいだけの忙しい人は飛ばしても良い。

どう辛いのかについては、「批判対象曖昧さ、具体性の欠如」でページ内検索してジャンプ。)


辞書定義明確化定義として使用することを目的とした約定定義へのすり替え

最初の節辞書定義から

これらは学問の自由侵害定義として読むことができるものであり、

先に導入された説得的定義社会的少数派の側からなされる批判や異議申し立て」とは対義の関係にある。よって等号で結ばれることはありえない。

ゆえに、「従来から論じられてきた一般的な節(辞書定義)」学問の自由ではない、という論証。

しかし、これはIAU声明にはなく清水先生が付け加えた箇所のはずですね。

先程はただの例示と見ればという限定をつけて辞書定義と認めました。

逆に言えば、「そうでなかったら学問の自由でない」というふうに使うならば、もはや例示ではなく、清水先生独自見解です。

すなわち、この時点で辞書定義として導入された学問の自由という概念

学問の自由を〜と私は定義します!」という約定定義へとすり替えられているのです。

一旦まとめると、

「よくわからないものを」「なんか悪そうに定義して(説得的定義)」、

「その悪そうな要素にぴったり当てはまらない要素を、一般的定義の中に紛れこませる(定義すり替え)」

これが清水先生レトリックです。

定義を縦横に駆使するレトリック

付け加えていえば、ここですり替えられた約定定義根拠

学問の自由とは

「力のある人たちとか多数派にとって都合が悪い、あるいはそこにとって利益にならないというだけの理由で、 研究教育を抑圧したり不当に妨げたりすることを困難にするはずのもの

という説得的定義の導入も行っています

まさに、

うまい人びとは、前に書いた辞書定義約定定義明確化定義理論定義なんかを縦横に駆使して説得にかかってきます

のものですね。

じゃあ、5つの分類の最後理論定義はどうか、

憲法23条保障する学問の自由

この一節は憲法学理論を援用しているため、少し強引ですが理論定義を示したものとも言えるでしょう。

実際、この定義根拠に「学問の自由侵害」を「なんか悪そうに定義した」説得的定義に対し

これは日本国憲法保障される学問の自由からはかなりかけ離れたもので、何を言ってるんだというふうに思われるかもしれません。

否定しています

なぜかけ離れているのかというのは詳しく述べられていませんが、

要は憲法学理論憲法原則としては国家権力監督するものであり、私人間効力の議論私人相互に大きな権力差がある場合の話である」という話でしょう。

権力差をどう捉えるか、例えば「学界から事実上キャンセルできたというのは、権力差があったといえるのではないか」というのが憲法上の論点になるわけですが、

そこを 説得的定義 から導かれる「抑圧側 VS 被抑圧側における抑圧側が学問の自由を主張している」という構図でクリアするわけです。

批判対象曖昧さ、具体性の欠如

ここまでいろんな種類の定義を用いたレトリックが使われてきましたが、

正直なところ、説得的定義から導かれる「抑圧側 VS 被抑圧側における抑圧側が学問の自由を主張している」という構図を用いた時点で

直感的にはそれは学問の自由ではないでしょうという話になります

ゆえに最も問題になるのは、そう定義されるのが具体的になんなのかです。


清水先生は「こういった言説が具体的にどう現れてきたのかご説明したい」と30分近く説明してくださっているのですが、

書き起こしを全文検索してもらえればわかるのですが「学問の自由」を直接的に濫用している例として挙げられているといえるのは、

Horowitzによる、Academic Bill of Rights (ABOR) のみです。

ほか間接的な繋がりとしては「ポリティカル・コレクトネス」「キャンセルカルチャー」の事例が話されているのですが

これも抽象的な定義操作時間を割いていて、具体的な文脈はほぼない。学問の自由とどう関係するかも全くと言っていいほど書かれない。

詳しくはそれぞれをどう定義しているのか、という点を検討する必要がありますが、

これは別の記事「(2) ポリティカル・コレクトネスってなんだろう」「(3)キャンセルカルチャーってなんだろう」に譲り、

記事「(1) 学問の自由ってなんだろう」では、直接的な例、ABORに絞ります

議論余地はない」ほど明らかなものだけ議論される

清水先生はABORを曲解して参照しているのではないか、という指摘もあるのですが、

とりあえずここは論点にせず、清水先生解説をそのまま採用します。

ABORの主張は、

ナチス政治哲学擁護であるとか、あるいは進化論否定であるとか、 そういうもの学術的に正当な主張の一つとして教えるべき」

「実際にそういうような授業になっているかどうかを、 授業内容を調査する仕組みっていうのを大学は作るべき」

学問の自由とはそういった環境で成立する。

ぶっとんでますよね。これ肯定する自由主義者いるんですか?

ナチス肯定論文を学問の自由擁護することはできない(マルコ・ポーロ事件)」じゃないですよ?

しろ、何が相手だろうと自由である肯定する、過激自由論者ほど否定する内容です。

大学ナチス擁護を正当な主張の一つとして教えるべき」、自由でもなんでもないじゃないですか

まとめると、

最終的には、そして本質的には、清水先生は「学問の自由」について議論余地のないことしか言っていません。

じゃあなんで議論になるのか。

清水先生立場からすれば、「学問の自由」の濫用だと当然問題視しているであろう例が

ある意味辞書定義のように暗黙に共有されているからです。

千田有紀と呉座勇一

清水先生にとって非常に身近な例であるはずのそれは2例あります

このちょうどいい2人については講演では全く触れない。

特に後者の呉座先生については質疑応答で「学問の自由」を求めている人として名前が挙がったにもかかわらず、

ちょっとからない」「詳しくない」「法律専門家ではない」「裁判をはっきりきちんと見ているわけではない」「労働争議であって学問の自由ではないんじゃないかなぁ」

との返事。

「そうです。呉座さんの事例こそが私が批判した「学問の自由」の濫用です」ではなく「詳しくない」。

訴訟原告の1人であるからには詳しくないわけはないのですが、文字通り解釈するならば

この「学問の自由」の濫用批判において、呉座先生の事例は検討すらされていない、ということになる。


たこの回答の続きとして、呉座のことを言っているわけではないという注釈付きで、「学問の自由では擁護できない」例が出されました。

理論物理学者の性暴力学問の自由擁護することはできない」

何を当たり前の話をしているのでしょうか。関係ありますか?

せめて多少は「学問の自由」と文脈がつながるように「酷いセクハラパワハラを長年犯してきた超一流哲学者大学から追放されたことを、学問の自由擁護はできない(ジョン・サール事件)」くらいにしましょうよ。

まとめ

文脈がわかるくらい解説をつける具体的な例については、当たり前を超えてもはや関係のない例しかさない。

それでいて、批判対象に対して一般に共有されるような辞書定義には触れないで、

何を批判しているのかも厳密には不明確なまま、説得的定義に対する抽象的な定義操作を元に議論を行う。

暗黙の辞書定義説得的定義の関連は、聴衆が勝手勘違いしてくれることに任せる。

これが、学問の自由についての、清水先生の講演の構造です。

2022-08-06

anond:20220806022206

その対等な扱いってのがレトリックなんだよね

 

理系他人を常に精神的に殴っているガチサイコパスタイプ人間

女も子供も男も車椅子人間平等に殴っていくわけです

で、「俺、平等主義だから(ドヤァ…」

ってやってるのよな

 

そら本人は平等主義のつもりだろう

平等主義と辛辣と意地悪と思いやりがないって両立するんよ。

 

理系は誰彼構わず殴るのに悪気がないし、むしろそれが自分の優れた点だと思っているのよな。

2022-07-29

anond:20220729150345

消費者契約法 | e-Gov法令検索

https://elaws.e-gov.go.jp/document?lawid=412AC0000000061

六 当該消費者に対し、霊感その他の合理的実証することが困難な特別能力による知見として、そのままでは当該消費者に重大な不利益を与える事態が生ずる旨を示してその不安あおり、当該消費者契約を締結することにより確実にその重大な不利益回避することができる旨を告げること。

法律ではこのようなレトリック霊感商法を禁止しておる

2022-07-15

anond:20220715081652

パロディ宗教カルトっぽい雰囲気を出してカルト嘲笑するって文化があったり、政教分離がなされるべきシーンで政教分離がなされていない場合は明らかにパロディ宗教だとわかるのにそのパロディ宗教敬虔信者だと名乗って宗教優遇する政策を止めたりする活動がある

パロディ宗教代表スパモン教はオレゴン州教育委員会公立学校進化論と並行してインテリジェント・デザイン説(知的存在=神が創造した)を教えようとする動きを見せ始めたことで、それに反発したボビー・ヘンダーソンが中心になって成立
ここでいう知的存在=神とは一神教の神すなわりキリストなので、キリスト教を元に酷似した神話や教えを持つ宗教としてスパモン教は作られた
まりインテリジェント・デザイン説を肯定すると創造者はキリストではなくスパモンである可能性を否定できなくなるというわけ

今回のEmacs教会もまた、わざとカルトっぽい雰囲気を出してカルト嘲笑しつつ、実態政治宗教から最も遠い位置に居るボランティア集団であることがわかるっていうレトリックだな

2022-07-10

anond:20220710002238

どうも。他に吐き出すところもないので、こちらにレスさせてもらいますが、気に障ったらスルーして下さい。

藤氏発言にやや過敏な反応をしてしまうのは、今回の暗殺事件の背景の語り口で、2.26の実行犯飢餓貧困に苦しむ農民代弁者と捉えるような見方が、それなりのインテリ層にじわじわ広がっているように見えるんですよね。

いわゆる「天誅」という発想ですね。これはまずい。

安倍政権がまともな答弁をしなかったとか貧富の差を拡大させたとか、全く関係ないんですよね。

安倍政権がその政策国民を殺した」などの過剰なレトリックなど、論外です。

これが「安倍統一教会支援たからだ」でも、全く同じです。

こうした時におよそ知識人たるものは口を揃えて「いかなる理由・背景があっても要人暗殺など許されない」とのみ明言すべきであって、暗殺正当化するような背景を付け加えてはならないと思うんですよ。

2022-07-02

anond:20220701210744

文章レトリック)がお上手ですね。「シーコール」が分かりづらいかな?と思ってちゃん伏線を張ってたり努力の後が見えるのが面白かったです。

とっても良いお話なんだけど、書きたいストーリーに引っ張られてキャラクターが展開のお人形になってるのがちょっと気になりました。

特にお父様はひどいです。シナリオ専門学校に通わせてもらったり(ここは実話かな?学生さんが書いた文章みたいですもんね)、妹がイラストレーターになっているのにエロ漫画くらいでぶん殴るのはキャラがぶれすぎです。

まして自分ビジネスをやっている人で、他人お金の稼ぎ方に敬意を持たないのはかなり考えづらいです。

父親エロ不寛容暴力親和性のあるイメージ仕事、たとえば警察官などにして、自分四年制大学ドロップアウト、くらいにしたほうがこの辺りは納得しやすかったのではないでしょうか?

増田さんの次回作に期待して、星3つです!

2022-06-29

anond:20220629082354

既読好み漫画がまあまあ被ってるので雰囲気好きなんじゃないかなと思ったものを挙げる。違ったらスマン。

・終わりのち、アサナギ暮らし/森野きこり

女の子デカクモ日常系

・地縛少年花子くん/あいだいろ

学園の怪異(七不思議)を解決するファンタジー系。

・オデット/日当貼

猫の顔の彼氏普通彼女日常系

・おしかツインテール/高津けいた

ひきこもりおじさんと親戚母(天然)娘(ツンデレ)の日常4コマ

・嘘解きレトリック/都戸利津

嘘がわかる少女探偵の謎解き系。

異世界おもてなしご飯/忍丸目玉焼き

いわゆる召喚され聖女の姉が異世界食材で飯を作る。

・しあわせは食べて寝て待て/水凪トリ

持病有りの主人公薬膳を知って食生活が変わっていく。

エマ/森薫

乙嫁語りと同じ作者の前作。乙嫁好きならおすすめ中世イギリス描写のディティールが細かくて良い。

赤髪の白雪姫/あきづき空太

第二王子宮廷薬剤師ラブストーリーを建前としたファンタジー群像劇。衣食住の描写世界観がしっかりと書かれていて森薫好きならワンチャン、でも好みとは違いそう。

他の人も書いてたけど青騎士とかハルタあたり好きそう。

2022-06-20

御田寺圭(白饅頭@terrakei07)及び「ただしさに殺されないために」に対するデビットライスベンジャミン・クリッツァー)の批評について

https://note.com/katotoorera/n/n69b752f88f02

  

「何かを批評する時、何らかの根拠理論思考システム)や価値判断基準善悪)が必要である

  

病んだ細胞は救済せず淘汰すべき、といった風な優生学国家有機体論ごとくのものをしばしば見かけることだ

世論を操る藁人形目的制度の変更だった

 

中国警察不適論→日帝警察満州進出

ユダヤ人劣等民族論→ニュルンベルク法

ハンセン病接触感染論→最高裁法廷差別

現代ならさしづ

主流男性優位論→女性AED使わない法

生保受給者はだらしない論→受給金額減額法

 

かに

理念根拠が示されていない(迫害目的だなど叩かれるようなことは言わない)

科学的根拠なし、あるいは偽造統計捏造事件使用権威的な機関ほど有利だろうね)

・「枚挙に暇がない」などの被害曖昧変造レトリック(「権威が言うんだから」のどこに信頼性があるのか?)

解決策を示さない(迫害正当化したいからだろ)

 

ここまでは自分なりの感想。で以下の本論も感想

 

ぶっちゃけ欧米国家人権保護の劣った国に武器を売りつければある種の同罪になりかねないこともあり、人権保護を求める

 

一方欧米武器業界反欧米感は困るので、内国分断する言論はらまき、反欧米武器輸入論者の分母を減らしたい可能性はある

 

ただ武器技術の購入を求めたいから、劣った国の構造不景気問題などは無視だ(円安ときドル借款を返済させるのは、わざとではないと主張しながら)

 

巧みなことだな

 

ひとまず防衛省武器輸入をドル建てにする方法採用すべきで

やらないで円安が進むと国庫が火の車になりかねない

なんでやらないんだ

という仮定のお勝手

2022-06-18

anond:20220616182509

ソーシャルブックマークサービスの「ソーシャル」の意味わかってるのか

人がすでに大勢集まっている所に、さらに人が集まっただけの現象だろ

病気でも何でもない事を病気と言い張るレトリック

上辺だの泡だの、お前がマウンティングで満足する為だけの単なる修辞じゃねえか

娯楽映画ニュースネットリテラシーを説くマヌケ

もっと深刻なニュースなら拡散前にソース確認必要だが、

ただの新作映画ニュースではね…

拡散されたナタリー記事が仮に間違っていたとして何か由々しき事態に陥る事を誰も想定しなかったんじゃねえの(普通しねえわな)

2022-06-13

僕の狂ったフェミ彼女

レトリックでもなんでもなく普通に狂ったフェミばっかり持ち上げてて

もはや単なる狂気の全肯定しかなってねえ

ミッドサマーかよ

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