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2017-07-25

恋と嘘」はなぜ作品中の社会状況をろくに描写しないのだ?

莉々奈が異常者にしか見えない

政府通達による結婚を完全に当たり前のものとして受け入れていて

根島と高崎の恋を姉か母親のように暖かく見守っている

結婚恋愛を完全に別のものとして認識しているということ?

16世紀ルネサンス期の貴婦人たちは地方領地に夫を残して宮廷近くの館に住み、夫以外の貴族男性若い芸術家たちと恋に落ちていった

しかゆかり社会ではそのようなことが許されていそうな描写はない

特異な劇中の社会制度は断片的にすらほどんど描かれない

からない、まったくわからない

2017-04-23

日研 保全 派遣

GoogleMapで高崎研修センターに星1つ評価されてた笑

私以外にも同じこと思ってる人いた笑笑

2017-04-09

ああ、今日も、現代都落ち貴族田舎を嘆いてる

http://anond.hatelabo.jp/20170409002605

都会には消費者を満足させられる質と量を供給してくれる「文化的お店」がある。

田舎に「文化的お店」がないから駄目、

よし田舎もの俺様文化的飢えを満たすために、お前ら高崎田舎もの文化活動して俺様を楽しませろよな 

さすが生まれも育ち横浜市民、まさに貴族の考え

都落ちした貴族様は、都に似せた小京都作りたいなら金使え、自分が動かないと・・・

なんで高崎民より文化的に優れた土地から来たのに平民に期待してんだろ?

平民には平民の遊びがあるし、生活があるし、それで満足してる。

もし貴族の遊びが無くて退屈なら、貴族は散財して小京都自分の金で作ってくれ、

http://anond.hatelabo.jp/20170409002605

文化がどうこうっていうけどさ、高崎文化的に悪いかと言うとそうでもないと思う。

元増田の好きなサブカル文化が発展してないから退屈なんだろうよ。

音楽で言えば群協とか有名だし、戦後すぐにクラシック公演するための音楽センター作ったくらいだ。

意外とライブとかも開催されてるし、駅から歩いて行けるところにちょいちょい美術館もある。

高崎文化政策人口のわりにちゃんとしてるなと言うイメージ。住んだ中では充実度高かったよ

ただ、生かされるだけって意味不明

http://anond.hatelabo.jp/20170409002605

高崎市民だが、都会の人はそんなに都会からエサを貰って生きてんのか?

話を読むに、音楽サークルの数が文化みたいに思われてる感があって

そういうのに興味ない俺には違和感しかない。

そういう文化活動?は東京とか人口密集地の方が多いだろうが、大抵の市民は興味ないし、だからこそ影響はない。

普通に趣味をやって(サークル系は東京に比べて弱いだろうが、アウトドア系は強いよ)生きてるってのが高崎に住んでる者としての印象。イオンにはあんま行かんな俺は。

なにをもって文化としてるかは、趣味アンテナによるよね。

そもそもどういう基準で「田舎」って言ってるの?

増田に限らず色んな所で「田舎が」「都会が」って言ってるけど

そもそもどういう基準田舎って言ってるの?

マジで、みなさん例えばどこなら都会でどこなら田舎なのか教えてほしいわ。

自分基準だと高崎文化云々を基準とすれば都会なんだけど。


例えば次の内、どれが「標準」なんだ?

東京都心だけが都会。足立区とかは田舎。」

東京都区部とその隣接地域一部が都会。足立区とかは都会の一方八王子田舎。」

東京通勤圏内は都会。八王子は都会の一方高崎微妙

東京関西のそれぞれ都心けが田舎

東京関西のそれぞれ中心の隣接以下略

東京都大阪への通勤圏内以下略

以下、名古屋を増やしてみたり、福岡を増やしてみたり、いろいろあるとは思うが大まかに

「『東京』だけが都会かどうかの基準なのか」

東京しろどこにしろ都心けが都会なのか」

都心への通勤圏内所謂都市圏に入ってれば都会なのか」

「それとも農村漁村以外は全て都会なのか」

この3つあたりが大きな分かれ目だと思う。

http://anond.hatelabo.jp/20170409105922

やたらと東京圏を重視する傾向にあるはてなーからしたら

しろ高崎東京圏の主要都市であるからしていろいろこじつけてむしろ大阪名古屋より上だってぐらい

言われるんじゃないかって名古屋人的には思ったけどな。

http://anond.hatelabo.jp/20170409110156

もっとちゃんとした田舎を例にして語ればあの理論は正しいとみなされただろうに

中途半端に都会で発展してる高崎をだしてしまったのが間違いだった感。

http://anond.hatelabo.jp/20170409002605

何を文化と思ってるか知らんが「高崎 ジャズ」で検索したら結構出てくるし。

高崎もちゃんと知れば近代的な文化があるんじゃないの。

http://anond.hatelabo.jp/20170409105922

いや別に嫌だとか思ってないけど。

つーか、そもそも地方民にしてみれば高崎なんて実質東京なんですよ。それをいいたかった。

在来線一本で東京までいけるんだよ?

http://anond.hatelabo.jp/20170409105309

田舎的な「出来ない仕組み」云々ってのはよく分かるが

それって高崎ときでそんなのが大きいと騒ぐ話なのか疑問に思った。

県庁所在地相当レベルの「都市」でそういうことを言われると

合併しまくっても市になれない的地域人間はどうすりゃいいんだと。

http://anond.hatelabo.jp/20170409002605

若い人の意見だなと思った。

私もそこそこ東京地方を行ったり来たりの転勤生活してるので、元増田見解理解できる。

元増田の「先進的な文化が生まれない」というのは確かにそのとおりだ。

よそで生まれた新しい文化を消費することが全てになってしまっていることが真の問題

東京でこんなもの流行ってますよーというとそれを消費しにかかる。

地方は、一次・二次産品の供給しながら、それに付加価値をつけたもの逆輸入している。

それを先進文化として消費することが行動に占める割合が大きくなっている。

  

でも、「たった今生まれもの」が文化の全てではない。

興味はなくても、その土地で連綿と受け継がれて来たものもまた文化なんだよ。

  

そういう古いものに対する感覚が、若いときにはない。

年をとると味覚が変わると言うじゃないですか。

それと同じで温故知新、古きをたずねるのもまた新しい体験であることに、年をとると気づくのです。

人間機能は1000年くらいではそれほど変わらない。

形やテクノロジーが変わったかもしれないけど、結局同じようなことを繰り返すのが人間文化

  

ま、年寄り意見です。

  

ところで

最初ビビってたんだけど、高崎は言うほど田舎じゃない。

レベル感で言うと福島郡山くらいかな。

これは伝わらないんじゃないか

田舎田舎で例えてどうする。

地方が何で退屈かわかった

最近京都から群馬高崎移住したんだけど、

とにかく地方は住みやすい。

スゲェ住みやすいのに、

地元人達卑下する気持ちがわかったよ。

群馬イメージ風評)ってスゴイものがあるから

最初ビビってたんだけど、高崎は言うほど田舎じゃない。

レベル感で言うと福島郡山くらいかな。

駅前には大きなヤマダ電機高崎本社)もあるし、郊外にはもちろん巨大なイオンもある。

飯屋は多いし、コンビニ普通にある。車社会からから離れても商業施設は沢山ある。

そもそも、関東から関西に移り住んで田舎定義が変わったんだけど、

関西に越して「横浜田舎っすよ〜」って言うとかなり失笑をくらった。

個人的にはホンキで横浜田舎だと思っていたんだけど、

関西に住んで田舎田舎ってことがわかった。

これはどういうことかって言うと、

田舎とはマジで何もないところ。

小学生の頃、夏休みにじいちゃんばあちゃん家に行くと思うんだけど、

その時に夏休みどっか行くの?って聞くと「田舎に帰るー」って大抵答えるけど、

田舎=おじいちゃんおばあちゃんの家で、そもそもそこが横浜だったオレからすると、

田舎の正しい概念を正しく感じられないまま育った。

たまにガチ田舎帰省する友達ホント羨ましかったのと同時に、

田舎」って何??!って混乱する自分もいた。

当時は、横浜で生まれ育った身からすると、

東京と比べてって田舎という認識が強くて、

じゃ、東京の何と比べてってのが何となくしかからなかった。

けど、横浜東京関西高崎に越してきてはっきりと言えるのは、

先進的な文化が生まれない街を田舎と言うんだなと思っている。

横浜はちゃんと知れば近代的な文化ジャズとかレゲエとか)はあるし、

今思えば十分退屈しないと思う。

で、今いる高崎生活する分には何不自由しないしないんだけど、

(美味い飯屋もメチャ多い!)ホント退屈なのよ。

何と言うか、ただ生かされているというか・・

増田積極的サブカルに参加する方じゃないけど、

これまで参加しなくても参加していたんだなと、副流煙的な・・

街はサブカルを含めた空気が創り出し、

それを五感のどこが満たされていたから退屈しなかったんだなと

思う今日このごろ。

地方活性化させるには、

高崎みたいな観光資源がない街は特に

文化創造に力を入れるべきだなと思った。

文化のないところにはステキ若いやつらも集まらないし、

住みたいとも思わないよね。

やっぱり、ステキ若いヤツらが

世の中を担っていく必要があるんだなと

戒めと期待を込めて。

2016-11-04

Whkrさんがアイコンを変えて

快活な紫少女から高崎あたりに住んでいる小太りなジャージかっぺ少女になってしまった件。

どうしちゃったんだよ。

2016-10-27

ほぼ30年ぶりに西武特急秩父に行ったら

数年前の話。

あの花の影響で、明らかに地元民じゃない若者(=聖地巡礼者)がやたらいっぱいいたことより、秩父鉄道とつながっていたことより、東急車両が走っていることより、都内が高架複々線化されていたことよりも何よりも、飯能まで複線になっていたことが凄まじい驚きだった。

「もうすぐ飯能かあ…直前の信号所から単線になって、いよいよ都会を離れてしまった感が出てくるんだよな…って、あれ?複線のまま右手から単線が…え、飯能?え?複線化されてた!?マジ?うそでしょ!?」

文章化すると実に頭の悪い感想で恐縮だが、一人でパニクって言葉を失った。


実に30年ぶりに乗るまで、自分にとっての西武線小学校上がる前の記憶で止まっていたので、そりゃもう心底驚愕した。

一応あの花秩父鉄道東急・高架複々線の話は情報として知っていたので、そんな大きな驚きはなかったけど、それ以上新しい情報なんて無いと思っていたのが間違いだった。

そんな筆者の幼少の記憶に必ず出てくるのは、5000系レッドアローである。でも何故か行きしか使わなくて、帰りは黄色普通電車だった。

まさに行きはよいよい帰りは…を地で行く行旅で、帰りは山間単線で延々揺られるのが超退屈で嫌だった。

でも飯能からちょっと行って複線になると、ようやく都会に戻ってきた→家が近い!と少しだけホッとした。

から単線→複線という儀式(?)は、忘れたくても忘れられない記憶になってしまった。

ちなみに30年前を最後秩父行きで西武線を使わなくなったのは、熊谷から荒川沿いのアプローチ秩父に行くようになったから。

更に、今世紀に入ってから秩父行きそのものがご無沙汰になっていたと。


いや、幼心にすごく不思議だったんだよね。

飯能から池袋方面に出発する時は単線なのに、隣の元加治に着いた時は複線。なんで???という感じ。

それで一回、子供だったら必ずやる、かぶりつき前面展望をやってみて謎が解けた。

駅も何もない所にポイントが有って、そこで複線になるんだ!!

信号所などという存在を知らない当時の自分にとって、これまた「いつの間にか複線」を上回る衝撃だった。

この時点で一生忘れられない記憶として確定したと言っていい。


それなのに、飯能まで複線になっていた。

都会が更に伸びた!くらいのインパクトだった(飯能市の人ごめんなさい)。

それで帰宅して早速調べてみたら、こういうことだった。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%AC%A0%E7%B8%AB%E4%BF%A1%E5%8F%B7%E6%89%80

なんと、敵は八高線だったのだ!

絵本で、単線非電化ローカル線ガーターの下を黄色西武電車がくぐる絵があったけど、それか!!

あの本、なんて本だったか全く覚えてないけど、wikipedia読んだらその絵だけ記憶から蘇ってきたとか、一体どうなってんだ。

ということで、3度目の衝撃を飯能から受けた。


余談その1

10000系の2代目レッドアロー個人的にかなり微妙

初代5000系の美化された記憶込みだけど、あんまり魅力的には思えなかった。

まあ、新幹線東京から近くなったことだし、なるべく早く富山まで乗りに行こうと思っている。


余談その2

秩父は第二の故郷だけど、上に書いた経緯から飯能にもお世話になっている。

なのでお礼に天覧山には登るつもり。

ヤマノススメで登場した時は別の意味でびっくりした。


余談その3

敵と書いてしまったが、八高線高崎高麗川の車窓は最高である

実際に乗って感動したあの日から十年以上経ってしまったけど、またそのうち乗りたい。

2016-04-13

埼京線の恐ろしさを教えてやるよ

俺んちの最寄り駅:赤羽

現在地新宿

目標新宿赤羽に移動

寝過ごすと大宮にいってしま

さらに寝過ごすと群馬高崎にに侵入してしま

東京にいたのにちょっと眠したら群馬にいるとか埼京線怖すぎ

2016-02-26

群馬都市について

県庁所在地である前橋鉄道網の中心である高崎対立しているせいで、どちらも中途半端都市になっている

県で一番高い建物群馬県庁ビル 二番目が高崎市役所だが、これも両市の対立産物と言われている

さら伊勢崎 太田などの中堅都市にも人口分散している

2015年国勢調査では前橋高崎人口が減少して増加したのは太田だった

前橋市

駅前

前橋駅前は県庁所在地代表駅として日本一ショボいことで(一部で)有名 山口駅ワーストを争う

前橋駅前に2年間空きビル存在していた

空きビルをエキータとしてリニューアルするが1年で撤退する店が続出

現在は近隣高校生の自習場所として活用されているが、出没する不審者に警戒するよう注意されているらしい (エキータの歴史 http://repadars.org/200.html)

オフィス街

県庁通りオフィス街はかなり立派だが…?

オフィス空室率30%超え 5年連続日本一 http://www.reinet.or.jp/?page_id=3131

その他

街の中心部ピンサロがある(前橋中央駅の近く)

153メートル群馬県庁ビル都庁に次いで都道府県庁ビルとして日本2位の高さである

高崎市

群馬代表するターミナル高崎駅を中心として前橋の代わりに群馬を引っ張る街のはずだが、平屋店舗、広い駐車場付きコンビニなど繁華街としてアウトな要素があちこちにある

問題点

街の中心部駐車場付きコンビニがある(ファミリーマート高崎あら町店)

高崎駅前に平屋店舗がある (ファミリーマート高崎駅西口店)

高崎駅から400メートル地点に平屋のガストがある(ガスト高崎駅西口店)

その他

高崎市役所は高さ102メートル 市役所として日本2位の高さ(自分調べ) 1位は神戸市 3位は静岡市 4位は札幌市

2015-12-23

平野敬子ドンキホーテ

http://hiranokeiko.tokyo/

ブログ読んだ感想として、詳細な記録を残していることから平野敬子がかなり強硬佐野修正案に抵抗している様子が分った

日本グラフィックデザイナー協会JAGDA)、東京アートディレクターズクラブADC)、日本デザインコミッティー、AGIなどの団体所属しているらしいが、腐敗に嫌気がさしているようだ

ここで不思議なことがある

平野敬子が、そういう人物だと言うことは、業界人なら分ってそうなものなのに、高崎卓馬と槙英俊は、なぜ審査委員に選んだのだろう?

審査公平性アピールたかったのかもしれないが、何となく疑問に思ってしま

佐野がここまでアホだとは当事者含めて誰も思っていなかったと思うが、業界腐敗に嫌悪感を持つ良識派のようなもの存在して、五輪ロゴ監視役として、無理やりねじ込んだりしたのだろうかと勝手想像してしま

この想像が正しいと、この後の展開として、業界内で権力闘争が生まれて、団体分裂などのようなものが発生すると思うのだが、果たしてどうなるか。

前言翻すようだが、平野敬子背後関係のないスタンドアローンのような気もする。

しがらみがないから強気にもなれるのだろうと思うからだ。

だとすると、デザイン業界は、平野敬子をただの雑音として、何も変わらないだろう。

そして、同じことがまた繰り返されて、またドンキホーテ私たちの前に現れるかもしれない。

2015-07-09

大阪に住んでみたら、ちょっと印象変わった

埼玉まれ埼玉育ち。大学就職東京。で、転勤で大阪に住んだ。

住んでみて、よかったところ、悪かったところ、イメージが変わったところ、ああ、大阪だと思ったところなど多々あったんで、つらつら書いておく。

意外に街がきれい

なんだか、ごちゃごちゃしたところや派手派手なところばかりだと思っていた。

関東テレビで映る道頓堀とか、「ヒョウ柄をきたおばちゃんが自転車で爆走する商店街」のイメージが刷り込まれていたせいかもしれない。

だが、淀屋橋から御堂筋あたりをぶらつくと、ずいぶんきれいな街だとおもった。御堂筋ほどきれいなオフィス街日本にはそうそうないんじゃないだろうか?

御堂筋線なんかは、天井も高くて、東京地下鉄より快適だし。

中之島公園のあたりもいいし、靭公園あたりなんか、暮らしたら結構おしゃれそうだ。

あと、やっぱり大阪城はいい。高層ビル街の前に立派な天守閣が見えるのは、すごい日本的で、自分外国人観光客だったら大喜びだ。

マズい飯屋がない

たぶん、金さえあれば、おいしいもの珍しいもの、いくらでも食べられるのが東京なのだろうが、安サラリーマンにはあまり関係ない。

ただ、フツーに昼飯食べる分にはハズレというものがない。

東京だと場所雰囲気お金を払っているような店がたまにあるが、そういうのはあんまりなさそうだった。

この辺は、いわゆる〝大阪的”ということだろうか?

昔ながらの街割りがいい

南北に通るのが〝筋”で、東西が〝通”。

で、ちゃんと通りごとに住居表示が変わっているのにちょっと感動した。

淀橋」を「西新宿」にしてしまった東京なんかよりずっといい。

谷崎潤一郎が好きなオイラは、鵙屋春琴の実家薬種商がある「道修町」が、いまでも道修町で、製薬会社があったりすることに、ちょっとあがった。

街が平らでコンパクト

やはり東京よりコンパクトにまとまっていて、暮らしやすい。

しかも、街が平らなので、自転車でも楽々。

梅田から心斎橋まで自転車で移動しても苦にならん。丸の内から渋谷自転車で移動する奴は、あまりいないだろうが。

昼間、スーツ自転車移動しているリーマン東京都は比べ物にならないくらい多い。

かくいうオイラも取引先に自転車でいったりしているが。

京都神戸が思いのほか近い。

なんとなく、京都とか神戸って、もっと遠いのかと思っていた。なんだろう、東京から宇都宮とか高崎へ行くイメージ

したら、埼玉実家から都内に行くより近いくらいじゃんよ。

(ちなみに大学には実家から通ってた。1時間半くらい?)

埼玉南部なんて東京ありきでなりたっているが、大阪神戸京都はあの近さでそれぞれ独立して成立している感じがすごい。

ま、実際は相互通勤しているような人もそれなりにいるんだろうが。

来た当初は、京都が近いことに感動して、二週に一遍くらい、週末は京都に遊びに行ってた。

だって京都だよ?

関東人は、「そうだ、京都、行こう!」って決心して旅行に出かけるところなのに、ちょっくら電車で行けるってのはよい。

私鉄が強い

なぜ、阪急梅田駅はあんなに立派なのだ南海難波もそうだが、デパート建物に味があることもあって、ああ、やっぱ関西私鉄って存在感あるんだなあと感じた。

それでも、国鉄時代を知っている年配の人に聞くと、ずいぶんJRになって変わったらしいが。

テレビに映る〝大阪

事前のイメージと寸分たがわず、むしろそれを強化しているのはテレビだ。

関西ローカル番組は、関東人の思い描く大阪を増幅させている感じがある。阪神そんなに好きか?

思うのだが、メディア大阪を自ら作り出したイメージの枠にはめすぎなんだとおもう。

コテコテ下品で金勘定ばっかりしているのが大阪ってわけでもないし、文化だって東京江戸)より歴史がある。

もともとは、近松門左衛門をうんだ町なわけだし、「細雪」に出てくる大阪なんて随分お上品だし、コナもんだの吉本芸人だののイメージは、戦後のある時期からメディアが刷り込んできたもんじゃないのかなあ?

なお、個人的には、そういう単純な「コテコテ」でない、「お上品」と「抜け目なさ」が入り混じった「大阪」を体現しているのは、料理研究家土井善晴センセみたいな感じじゃないかと、最近思っている。

追記

http://anond.hatelabo.jp/20150709224843釣り認定について、野暮は承知で、思ったことをいくつか記しておく。


  • 東京各所の学生街にも安くておいしい店があることくらい知っている。大阪のすごいのは、特に学生街とかいうわけでもない中心部でも安くてうまい店が見つけやすいところだと感じている。大阪にも高くてまずいところが全くないわけではなかろうが、個人的には、まだお目にかかったことがない。大阪で知り合った人達がせっせと「安くてうまい店」に連れて行ってくれるからかもしれない。
  • 心斎橋対応するのが、渋谷なのか新宿なのか池袋なのか。この辺は、東京だってすべてを知っているわけではないうえに、まだまだ大阪歴が短いので、適切に対応さえることができないのだろう。単に思い付きで書いた。

書いているうちに、もっと別のこと書きたくなって、こんなんもエントリしてしまった。

http://anond.hatelabo.jp/20150710214628

つくづく野暮である

2014-11-24

小田原小山土浦まで休日お出かけキップ+格安レンタカーが、首都圏では最も合理的

東京圏家族が、朝7時前に家を出て、東京100キロ圏迄休日ドライブして、夜21時~22時までに帰っていく、の典型的な行楽ドライブパターン

クルマがない家族場合、「カーシェアの24時間パックが最安」と自分は思っていたが、実は郊外部まで鉄道で行き、格安レンタカーを借りた方が安い。

この場合、「都内格安レンタカーを借りる」だと、うまくいかない。

何故ならこの手の格安レンタカーの営業時間はおおむね8時~20時なので、都内を出発する時間に開いていない。

http://d.hatena.ne.jp/itarumurayama/20141110で調べてるが、「JR休日おでかけきっぷ」の最遠駅で、格安レンタカー駅前にある駅が結構ある。小田原小山土浦など。

その駅まで鉄道で行き、そこで格安レンタカーを借りた方が安い上、何より「渋滞回避できる」というメリットがあまりにも大きい。

実際に試算。前提:夫婦小学生2人、都内からだと往復200キロドライブ、現地だと100キロドライブ

カーシェア都内で借りた場合。24時間パック8,230円+距離加算3,200円+往復高速代4,000円=15,430円

ちなみに練馬インター高崎インター休日片道2,250円、川口ジャンクション栃木インター休日片道1,910円。だから、まあ往復の高速代4,000円は妥当計算

一方、例えば小山土浦まで家族JRで行き、そこで「ニコニコ」「ワンズ」レンタカーを借りた場合

休日おでかけキップ大人2人子供2人で8,000円、格安レンタカー代3,000円、ガソリン代1,000円。つまり合計12,000円。15,430円より安い

仮に「都内JR最寄り駅まで、朝も深夜もタクシー利用」しても、往復タクシー代で2,000円加算して14,000円。これでも都内カーシェア借りるより安い。

小田原小山土浦まで行けば、高速道路休日渋滞をかなり回避できる。

あるいは、「全員が中学生以上」の大人料金4人で計算しても、ギリギリ現地までJR+現地で格安レンタカーを借りた方がトクになる計算もっとも、この場合タクシーに乗るだけの余裕はないが。

ちなみに、子供のうち1人、2人が未就学児なら、もっと鉄道+現地レンタカー」が有利になる。但し、その場合ベビーカーとか大変になるが/その分、グリーン車を奮発することも可能にはなる

休日お出かけキップ」+「格安レンタカー」というハイブリッドな組み合わせを提唱しているサイトって、ないんだな。推測するに、これが首都圏では超合理的なカー&レールライフになる筈だが。

2013-06-08

http://anond.hatelabo.jp/20130608132209

慰安婦問題は、日本の一部では勝手に問題を超限定して証拠証拠と鼻息荒げるムキがあるが、政府が認めてる事象だけでも、充分批判には晒され得る。ただ、個人賠償を「日本」がするのか、それぞれの政府がするのかは、また別の問題。

参考:『検証 日韓会談』高崎 宗司(岩波新書

    『戦後和解――日本は〈過去から解き放たれるのか』小菅信子中公新書

    「慰安婦関連歴史資料」アジア女性基金http://www.awf.or.jp/6/document.html)など

尖閣諸島については、双方が「棚上げ」してきたことは事実なわけで、石原茶々入れで国有化に踏み切った民主政権行為が、まんまと介入の口実を与えただけ。現時点で「棚上げ」は、双方にとってのベストオルタナティブで、それを邪魔するのは、日本利益でなく、とにかく日中間に楔を入れることから利を得る人。

参考:『記録と考証 日中国交正常化日中平和友好条約締結交渉』(岩波書店

なお、

国家ぐるみ窃盗」は、単純に韓国不法行為だと思うね。泥棒を泥棒と知りながら、その上前はねるヤツは泥棒の親玉。泥棒を処罰するなら仏像日本に返還すべきだし、仏像日本に返さないなら、自ら泥棒の親玉と認めているのだから泥棒を処罰する理由がない。泥棒は処罰しましたが仏像は返しません、という現状は、あきらかに全く筋が通っていないね

あと、スポーツへの八百長云々は、それこそ「決定的な証拠」無しにいくら騒いでも、それは騒ぐ方がちょっとアレなんじゃないか? と思う。

自分が右か左か?と聞かれれば、迷わず左だけど、右だろうが左だろうが、言論を極端にしてあえて色眼鏡をかけ、それによって自分の歪みや空虚を他者に投影することでストレスを解消するような流行は、なんだかずいぶん危うく感じる。たぶん、それだけみんな、寄って立つ基盤を見失っているということなんだろうね。

※先日、「インターネットからニセ科学を減らすたった一つの簡単な方法http://fm7.hatenablog.com/entry/2013/06/07/140130で、「ソース上げようぜ」という提言があり、なるほどと思ったので実践してみました。

2013-03-02

eneloopを残すつもりだったPanasonic独占禁止法と国際経済競争

http://anond.hatelabo.jp/20130301155027

このエントリーに触発されて書いてみる。

EVOLTAとeneloopの新型のデザイン変更その反応についてだ。

もと増田氏のエントリでは、技術的な革新性と歴史、と言う切り口で語られたので、経営的、経済的な話からeneloopブランドどうしてこうなったかを考えてみる。

簡単に言うと、独占禁止法関係eneloop生産ライバル社に売却された。現状eneloopライバルから購入されている状態だから、できるだけ早く軟着陸させEVOLTAブランド統合しなければならないと言う事だと思う。

Panasoniceneloopブランドを高く評価している。評価している故に生産と同時に売却され、eneloopシェアが他社に渡り、自社の電池ビジネスが脅かされる可能性を排除する必要もあった。からこう言う事態になっているのだと。

(なお、この記事中の記事引用における強調は、全て引用者によるものである

三洋歴史Panasonicに引き取られるまでおさら

eneloopを生み出した三洋Panasonic合併した。その経緯はおおざっぱに三行にまとめると

と言う事である

Panasonic三洋を引き取るとき

「これから時代、もちろん家電も地味に売っていくけど、電池ですよ電池! 皆さん知ってましたか? 三洋電池太陽電池が強いんです。さら設備向けBtoBビジネスが良いんですよ!安定的に利益を出せます

株主に対して強弁して、株主もそれはだいたい嘘じゃね……と気付いた人はいたようだが、これを名目株主を納得させた。

当時の記事日経ビジネス - 2008年11月13日 パナソニック、痛み覚悟の三洋買収で挽回狙うには

パナソニック三洋買収の狙いは明白だ。三洋が持つ世界シェアトップリチウムイオン電池と、世界7位の太陽電池事業を掌中に収めることだ。大坪社長は「両社の持つ環境エネルギー技術を合わせれば、世界の人々にとって望ましい事業展開ができる」と語り、今後、電機業界の雌雄を決すると言われる「創エネ」の分野で絶大な力を振るう決意を示した。

とある。こうして三洋Panasonicに合流することになった。

特に電池事業では、三洋電池事業とPanasonic電池事業がくっつけば、シェアを大きく取れると言うことが期待された。

しかし…。

独占禁止法の壁と、今後重要基盤産業になる電池日本企業競争力抑制したい他国の意向

eneloopにつかわれているニッケル水素蓄電池は、Panasonic三洋シェアを合わせると世界シェア8割であった。

Panasonicは「既に市場ニッケル水素からリチウムイオンに移行しつつあるし問題ないんじゃね?」と思っていたようで、日本規制当局はその言い分を信じて承認しているのだが、海外審査が進むにつれて、だんだんと雲行きが怪しくなってくる。

パナソニック、三洋子会社化に立ちはだかる米国競争法の“壁” - ダイアモンドオンライン 2009年4月7日では以下の様に伝えられる。

最大の焦点となっているのは、環境対応車に搭載される二次電池の寡占状況である

車載向け二次電池には、ニッケル水素電池リチウムイオン電池があるが、ニッケル水素電池の両社の合計シェアは8割強を占めるので、問題視されている」パナソニック幹部)もようだ。

もっとも、パナソニック三洋連合にも言い分はある。現在は、ニッケル水素電池車載向け二次電池の主流だが、今後は大容量化を期待できるリチウムイオン電池が主流となることが確実であり、両社の統合排他的競争環境を生むものではない、というものだ。

三洋幹部は、審査の停滞について、「厳格に審査されていることは、米自動車ビッグスリーゼネラル・モーターズフォード・モータークライスラー)”の再建問題と無縁ではないだろう」と指摘する。

この頃は米国自動車業界がガタガタであり、世界潮流である環境対応自動車への舵を切らなければならない時期だった。その時に重要部品で巨大シェア企業誕生し、首根っこを押さえられるのは厳しい、というのが米国政府意向であったのだ。

さら中国でも問題になる。

中国の独占禁止法関係に詳しい、名古屋大学教授、 川島富士雄氏のブログ 2009年11月1日付によると

3)3つの電池市場が関連商品市場商務部は第1に、コインリチウム二次電池、第2に、民生用ニッケル水素電池、第3に、自動車ニッケル水素電池を関連商品市場として画定し、それぞれ企業結合後に市場占拠率が61.6%、46.3%、77%に達し、競争上の問題があるとしています。中でも、第1と第2の市場について、結合後、単独価格引き上げ能力中国語原文「単方面提価的能力」)を持つと指摘している点は、公告された決定では初めてであり、注目されます

そして最終的にはこのような結果になる。

5)問題解消措置として日本国内の工場の第三者への売却を条件付け。上記の関連地理市場世界市場とされたことに対応してか、第1のリチウム二次電池については、三洋電機鳥取県岩美町(公告では岩見町とあるが、正しくは岩美町鳥取工場の第三者への売却が、第2の民生用ニッケル水素電池については、三洋電機群馬県高崎市高崎工場の第三者への売却等が(ただし、パナソニック中国江蘇省の無錫工場の売却と選択的条件)、第3の自動車ニッケル水素電池については、パナソニック神奈川県茅ケ崎市湘南工場の第三者への売却に加え、トヨタとの合弁会社パナソニックEVエナジー株式会社)への出資比率引き下げや代表権放棄等が、それぞれ承認の条件とされています中国域外の工場の売却を条件としたのは本件が初めてであり、今後の実務にとっても注目の動向です。

そして、三洋電機の持つ電池工場が、FDKへと売却されることになる。三洋電機,Ni水素2次電池の製造子会社をFDKに売却 - 日経エレクトロニクス 2009年10月28日付によると

三洋電機2009年10月28日,民生機器向けNi水素2次電池の製造事業を約64億円でFDKに売却すると発表した(発表資料)。同社の子会社で,Ni水素2次電池の製造を手掛ける三洋エナジートワイセル株式FDK譲渡する。これは,パナソニック三洋電機への株式公開買い付け(TOB)により,2社合計のNi水素2次電池事業の世界シェアが大きくなり,米国中国競争法当局からTOBの認可が下りないための措置。

譲渡後,三洋電機電池事業としてはLiイオン2次電池ニカド電池ハイブリッド車向けNi水素2次電池が残る。また同社は,民生機器向けNi水素2次電池ブランドエネループ」も引き続き使用する。エネループ向け電池は今後,FDKから購入する格好となる。

こうしてPanasoniceneloopの製造は分離することになった。

当初Panasoniceneloopブランドを残すつもりだった? しかし…。

売却先のFDKとは、富士通の子会社である富士通Panasonicは、言うまでも無く電池事業、その他での競合関係にある。

通常、こういった売却の時にはブランドも一緒に売却されるのが一般的だろう。しかeneloopブランドPanasonicに残った。これはそれだけeneloopブランドが強力であることをPanasonic認識している証拠だと考えられる。

その他に、2011年4月1日のダイアモンドオンラインの特集「【企業特集】パナソニック 電工、三洋を解体・融合・再構築 100周年に向け大坪改革の正念場」には以下の記述がみられる。

次代を担う電池事業はどうか。重複するのは、繰り返し充電して使えるニッケル水素電池三洋エネループ」とパナソニックエボルタ」がメイン。これも、エネループが強いなら、エネループを残せばいい」(大坪社長)と言い切るほどで、圧倒的なシェアを持つエネループが残るだろう。

大坪社長とは、当時のPanasonic社長現在会長大坪文雄氏である。当初は当然のようにこういった観測がなされていた。

しかし、Panasonic独占禁止法の壁により、eneloop工場を売却することとなった。そこで大きく戦略転換を迫られる。

Panasonicはこれ以上ライバルFDKから購入する事を避けたい

ここからは具体的な記事は無い。通常表にでる話では無いので、推測である

FDKニッケル水素蓄電池生産工場移転する際、折衝の中で、当然FDK側はeneloopブランドを同時に譲渡することを求めたと考えられる。しかし、Panasoniceneloopブランド力を手放す事が惜しい。そこで、中間案として、eneloopブランド継続期間の定めと、eneloopブランドで販売するニッケル水素蓄電池は、"すべて"FDK生産するものを使用する、といった買い上げ契約になっているのではないか

これは企業買収ではよくある話である。自社のコア技術を洗練させていく上で事業部を切り離して売却するとき一定の期限や条件を区切るとしても継続して購買を続けると言う契約付きになるのはごく一般的だ。そうでなはいと、売却されたあと従来は社内需要がしめていた部分の需要がごっそり無くなる事になってしまったら、買い手のつかない商品を作るラインを押しつけられることになって誰も購入はしないだろう。

これは一連の動きとも合致する。たとえば従来はeneloopブランドだったスマートフォン用外部バッテリーなどからeneloopブランドは消えている。またeneloopブランドで展開されていた電気カイロ省エネ製品も姿を消した。

今回の、eneloopブランドを目立たなくして、Panasonicを全面にだすデザイン変更とブランド変更は、全量FDKから購入しなければならないeneloopブランドを徐々にPanasonicブランドに移行させたいがための措置だと思われる。

今後電池の性能は上がっていく。しかFDK側は他社ブランドeneloopに最新技術を投入する意味はそれほどない。また、これは外部から見たイメージと、社内の実際の所の見え方の違いだと考えられるが、EVOLTA技術の方が、eneloopより優れているようだ。これは事業部門は売却したが、何らかの方法eneloop開発のコアになった人材Panasonicに残っていると言う事も考えられる。今回はデザインブランドばかりに目が行きがちだが、eneloop側よりも、EVOLTA側の方が強力な技術転換がかかっていることがわかるだろう。

行き着く先

つのパターンが考えられる。

  1. eneloopブランドは徐々にフェードアウト。最終的にはEVOLTAブランドけが残る。
  2. FDKとの契約期間が終了(又は違約金の支払い)で、EVOLTA充電池ブランドが消えてeneloopに完全移行する
  3. FDKeneloopブランドを買う

順番は私が考える可能性順だ。

eneloopブランドフェードアウトはほぼ間違いが無いだろうと思うが、今回のような反応が全体におき、また有力な顧客大手家電量販店から要望などが出てくれば、2番目の可能性も考えられる。この場合eneloopは、LUMIXVIERAPanasonic Beautyと並ぶブランドに位置づけられて、下手をするとPanasonicエネルギーソリューションブランドになり、太陽光パネルシステムまでeneloopを名乗るようになるかも知れない。ただFDK同意するかは不明だし、そこまでの価値eneloopと言うブランドにあるのかと言う事は不明である二次電池市場が今後リチウムイオンになっていく中、ニッケル水素の伸びしろはそれほど大きくないだろうし、電池の主戦場BtoBであることもあって、コンシューマ向けブランドがどれだけ重要か、と言う判断は慎重になされなければならない。

三番目はあり得ないとは言い切れないが、ほぼ無いだろうと思う。これだとPanasoniceneloopブランドを手元に置くことで二次電池市場を手放さなかった意味が無くなるし、二次電池市場を他社に明け渡しても良いほどの対価をFDKが支払えるのならば買収の時に実行されていただろうからだ。今後十分にEVOLTAに移行された後でeneloopブランドFDKに渡る可能性はあるが、正直行って、ニッケル水素電池はこれから大幅に伸びる分野では無いので、そこにコストを賭けるかどうかはわからない。

いろいろと騒がれたが、この戦略はだいたい上手くいくだろう。何故かと言うとPanasonic電池シェアは半分近くを占めていて非常に高く、それらの販売網を使って一気にEVOLTA蓄電池を押し込んでいけば浸透するのは時間の問題だと思われるからだ。充電器の共用化はその布石である。今後、EVOLTA蓄電池はあるのに、eneloopが売っていない、と言うシーンは増えていく。その時にいくらeneloop派でも、同じ充電器での保証がされているEVOLTAが販売されていた場合EVOLTAはだめだかeneloopを探す、と言う行動をとるだろうか? とる人は非常に限られているのではないか。後は、eneloopブランドでなければ売りにくい、と言う販売店側から圧力だが、これは徐々に減っていくものだと思われる。

追記:忘れてはならない事「こんな事情、お客さまには関係無い!

思ったより反応が大きく、感謝申し上げる。

その中で一つだけはっきりさせておきたい事があるので念のため追記させていただく。この話は本質的にはお客さまには関係が無い事であるこれを忘れてはならない。Panasonic関係者はこれを言い訳に使うべきでは無い…いや、Panasonicはこれを言い訳にすることは無いだろう。客に寄り添う事で、時にはマネシタなどとあざけりを受けながらも成長してきた会社なので、これがベストではない事ぐらいは百も承知だろう。その上で、取り得る限られた選択肢の中での判断だったのではないか、というのが要旨である

また、EVOLTAの方を売り払う事でeneloop工場を残すべきだったのでは無いかと言う意見も拝読した。忘れてはならない前提条件として、三洋経営を行き詰まらせたのは、確かに引き金となったのは新潟県中越地震であるが、本質的には市場変化への対応の遅れと、コスト構造からの採算性の悪化であるPanasonicニッケル水素電池生産拠点は海外にある。一方三洋生産拠点は日本国内にあった。(分離されたFDKトワイセルの会社概要にあるように、ニッケル水素電池生産国内に残っているのはこの拠点のみだ)2009年は円が急速に値上がりしはじめ、どこまで円高が進むかという事に各社頭を悩ませていた時期である。最終的に、どちらを売却すべきかと言うのは当時の内部資料を見なければならないだろうが、おそらくこの辺りから三洋工場が売却され、Panasonic工場が残った理由がある。またパナソニック国内電池関連施設は、トヨタとの合弁で作った当時のパナソニックEVエナジーとの関連などもあり、そう簡単に手放せるものではなかった事も推測できる。(ただ、パナソニックEVエナジーも、独占禁止法回避のため、出資比率を引き下げざるをえなかったわけであるが)

この他に、EVOLTA工場で作ったものeneloopを付けて売ればよかったのでは無いか、と言う指摘も頂戴した。ただしこれでは、おそらくFDKに売却するときに交わされたであろう生産に関する契約と、独占禁止法上に引っかからないために競争相手を作るという目的が達成できないので不可能であった。

追記の2

上記追記でも伝えきれなかった部分がある様なので再び追記させていただく。

この文章は、このような事情があるからデザインが悪いと批判をした人々は軽率だ、等と非難をするものではない。

あくまでも、そのような批判が出る事は承知の上で(お客さまの不満が出ることは分かっていて)、取りうる選択肢はこれしか無かったのではないかと言う分析を重ねたものである事を承知して欲しい。

2013-01-17

北関東」という地域の特異性

http://d.hatena.ne.jp/mizchi/20130115/1358216244

↑の日記を見て思うのは、北関東(ここでの想定は群馬栃木茨城の、東京から半径100km前後エリア)の特異性。

僕も住んだことあるけど、北関東って人々の考え方が典型的田舎なんだよ。

自分自身東北出身だけど、同じ規模の町同士で比較してみればそんなに住み心地は違わない。

日記の筆者は長崎を例に出してたが、水戸前橋高崎なんかどう考えても長崎より街としてはショボい。

宇都宮トントンくらいだろ。そして日本のどこよりも先に町並みの郊外化、没個性化が進んだ地域だし。

今や日本のどこでも見かける家電量販店大手の「ヤマダ電機」「ケーズデンキ」「コジマ」はそれぞれ高崎水戸宇都宮本社だし。

地方都市郊外で起こってることが、大体北関東発信だったりしますよね。

でも、北関東の人は東北の人よりも選択肢が多いと思う。気軽に東京に日帰りできるし

学校もその気になれば首都圏大学に家から通学できる。

さすがに仕事通勤となると御免被りたいが。

これって他の田舎からしてみたら、ものすごいアドバンテージだと思うんだな。

元の日記の人が言う「田舎には選択肢がない」というのは嘘だ。

長崎には選択肢がない」というのは比較的真だ。

選択肢があっても田舎田舎だ。

選択肢を生かした事が地元で出来ないか田舎なんだな。

何言いたいのか分からなくなってきた。

あ、だからね、地方都市と対比させて「関東」っていうのは止めて欲しいとも思う。

比較的恵まれているとはいえ、北関東3県は「地方」だからね。

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