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はてなキーワード: 実写化とは

2024-02-10

セクシー田中さん問題について考えたこ

色んな切り口があり議論錯綜するので自身の整理のために考えたことをまとめます

ネット民醜悪であり反省しない

今回の件では、本来外野であるはずのネット民攻撃しかけて炎上させることがなければ、原作者が追い詰められて自死を選ぶことはなかったでしょう。

にも関わらず「日テレが悪い」「小学館が悪い」「プロデューサーが悪い」と主張しているのは、自信の罪を自覚しながら、それを認めたくがないために、罪を押し付ける先を探しているようにさえ見えます。彼らは自信の振る舞いを反省する気はないのか。

誰がなんと言おうが、一番悪いのはお前らだよ。

原作ファンは何様なのか問題

漫画改悪されて実写化されると「原作レイプだ!」と騒ぐ方々が現れます

実写化により、原作に改変が加えられるのであれば「原作レイプ」という主張も分かります

でも、原作は、原作のままなんじゃないですか。原作実写化された作品は別物なのでは。

自分の愛しているものが陵辱されたら許せない」という気持ち理解できます

更に、原作をそこまでのレベルにしたのは、原作者および出版社努力なのでは。あなたたちは、その創作活動に対して何をしたんでしょうか。

その方たちが「自分たちの異議には正当な根拠がある」というのは無理があるでしょう。

実写化にたいする違和感を表明する権利侵害されないので、「原作レイプだ!」と述べるのは全く問題がありませんが、その主張に正当性はないです。

感情の昂ぶりは一時的もの

ネット民攻撃を仕掛けるのも、原作ファンが「原作レイプだ!」と叫ぶのも、感情に起因するものなので、止めようはありません。

そこに対して、理屈でさとすのも愚かなことでしょう。

ただ感情の昂ぶりは長続きしません。

海猿》《金色のジャッシュ》の問題について、長期にわたって主張をし続けた方がどれだけいるんでしょうか。

事態改善したいなら、一時の感情で叫ぶのではなく、問題の真因はどこにあり、どのような再発防止を打つことができるのか考えるべきでしょう。

第三者委員会を設置してどうするのか

何がおきたかを明らかにするために第三者委員会を設置して経緯を明らかにして欲しいという声があります

それして、どうするんでしょう。

経緯を明らかにしたいというよりは「どうせテレビの奴らは漫画を下にみて酷いことしたんだろう。それを認めて土下座しろよ」という主張が多いように見えます

醜悪テレビの奴らを土下座させて溜飲を下げたい以上の意味があるんでしょうか。

再発防止をどうするのか

実は簡単な再発防止策があります。「お好きなように改変して下さい」と言わない原作者作品実写化しないことです。

原作者の望まない実写化は公開しない」でもいいんですが、これだと、実写化作品が完成した後で原作者が「私はこの脚色は不満です」と述べると公開できなくなります。このリスクは流石に実写化サイドは呑めないでしょう。

どちらも極端だろうということであれば、

  1. ドラマ化するなら「必ず漫画に忠実に」
  2. 漫画に忠実でない場合はしっかりと加筆修正させていただく
  3. ドラマオリジナルの部分も「原作者があらすじからセリフまで」用意する
  4. 場合によっては、原作者脚本執筆する可能性もある

ということを事前に約束して進めるのも良いと思います

1.を約束しても醜悪テレビの奴らは「これが我々の考えた漫画に忠実な脚本です」と全く忠実でない脚本を出してくることは考えられるので、2., 3., 4.などは有効な策といえるでしょう。

誰か困る人がいるのか

「お好きなように改変して下さい」と言わない原作者作品実写化しないというのが、実は、現実的であり有効な策だと考えています

これで困る人がいるのかですが、原作者も、原作ファンも、困らないでしょう。

テレビ局は困るんじゃないか?」は、困ると思います。ただテレビ局は、漫画原作に頼らず、オリジナルで魅力的な作品が書ける脚本家を育てるという道があります

そしてそれが、本来テレビ局が進むべき道でしょう。

困るのは、出版社です。メディアミックス戦略が使えなくなります

しかしここは、原作者を守るために、「お好きなように改変して下さい」と言わない漫画家の作品実写化提供してはダメです。

それにより、メディアミックス戦略が使えなくなり、出版社収益は減るでしょう。いくつかの漫画雑誌も廃刊に追い込まれ、世の中に出ていたはずの作品が日の目を見ることがなくなるかも知れません。

でもそれが、漫画ファンが望んだことなんです。甘んじて引き受けましょうよ。

脚色は、そんなに簡単じゃない

漫画実写化するのは、そう簡単ではないです。

仮に原作者が脚色を担当したとしても「素人の私が見よう見まねで書かせて頂いたので、私の力不足が露呈する形となり反省しきりです」という状況に陥ることは充分にあり得ます

原作レイプはリスペクトがないから起きるのか

漫画に対するリスペクトがないから、こんな酷いことが起きるんだ」という主張がありますが、そうなんでしょうか。

実写化しようと思った時点で、原作に魅力があると感じているはずなのに、それでも原作蔑ろにしてるんでしょうか。

尺が合わない等で原作エピソードを取捨選択したり、逆に原作エピソードを足さなきゃいけないこともあるでしょう。

このときに、原作エッセンスを汲んで適切な取捨選択ができたり、原作エッセンスを活かしてエピソードを足せる脚本家もいるでしょう。

野木亜紀子さんは、それがうまくできる一人です。「全ての漫画原作実写化は、脚本野木亜紀子担当する」とすれば、今回のような事象は発生しないでしょう。

ただそれは非現実的です。野木亜紀子ほど技量が高くない脚本家も、実写化のための脚本を書きます

そのとき、うまく捌けずに、余計な恋愛要素を入れてしま脚本家もいるでしょう。

それは、リスペクトがないのではなく、技量の低さに起因しています。憎むべきは「リスペクトがない」といった心理的な要因ではなく、「脚本家の技量が低い」という問題なんじゃないでしょうか。

最後

色々と書いてきて結局なんなのという話ですが、最初に戻って、ネット民が悪いよ。反省しようって。

2024-02-09

ドラマ脚本のせいで死んだかのように言うのはどうなんだ

問題ではあろうと、普通に考えれば、人が死ぬほどの問題じゃなかろう。

会社員自殺した時に、仕事でトラブったからだと思う奴はまずいないだろう。

職場人間関係とか、先の見えない過重労働とかが積み重なって疲弊した結果と考えるのが普通だろう。

ドラマの話でトラブったのは最後の一押しかもしれんが、

それだけが原因であるかのように報道され、ドラマ脚本家関係者が死に追いやったかのように言われるのは幾らなんでも短絡的過ぎる。

me tooみたいに我も我もと実写化マンガ家陣が嫌な思い出を語ってるが、その中に自殺まで考えた人がいるのか?

ドラマ脚本問題問題としても、自殺とは分けるべきだ。本当にドラマ脚本問題けが原因で自殺したというのなら、俺は関係者の方に同情する。そんなトラブル一発で死なれたらかなわん。

自殺した原因における自己投影バイアス

「グレート・ギャッツビー」を書いた、20世紀の偉大なアメリカ作家スコット・フィッツジェラルドでさえ脚本家としては三流だった。

「どうする家康」「リーガルハイ」の古沢良太はもともと漫画家をめざしていたが、挫折し、脚本家として売れっ子になった。

早稲田映画を専攻し、学生時代映画脚本を読みふけっていたという村上春樹は、脚本はどうしても上手く書けなかったそうだ。

自身作品映像化の条件について、こんな趣旨のことをエッセイで書いていた。

「私が小説で書いたセリフを、そのまま使わないで欲しい。あれは文章のための表現からそのまま映像にすると不自然になってしまう」

脚本は書けば書くほど上手くなると言われる。三年間毎週、映画を見て課題を書いていれば、とりあえずプロにはなれるというと言う通説がある。

死者に鞭打つわけではないが、原作者は、映像化について正直漫画的な表現でなんとかできると思っていたのではないだろうか。

その違いに対して普段から意識的である脚本家は、漫画小説をそのまま映像化しても全く面白くない作品が出来上がることを知っている。

 

ネットの反応は「自分の大切な原作をいじられてしまたか自殺した」

という見方が大半だが、私はそれが原因だとは思わない。

冷静に考えてほしい。実はその考え方の方がかなりバイアスがかかっていると思う。

しろ自分の大切な原作を、自身脚本台無しにしてしまった自責の念

と「その後ブログにて舌禍を起こしてしまたことに対する責任

の方が強かったのではないかと思う。

から攻撃する意図はなかったとわざわざ書いたのだろう。

自分大事作品を楽しみにしてくれるファンに向けて「色々な事情があって上手く表現できなくてごめん」

ただそう弁明したかっただけなのだと思う。

それを勝手拡大解釈した実写化憎しの人たちが、騒動を大きくし、この悲劇を生んでしまったといっても過言ではないと思う。

もちろん、本人にしかからないし、本人にもわからいかもしれないが。

ただ私もクリエイターの端くれとして、

もし自分の子供をいじめられたらなんとしてでも子供回復をしようと頑張るが、

もし周りを巻き込んだ挙句自分自分の子供を傷つけてしまったと考えたら自殺するかもしれない。

そんなふうに思ったからだ。

ご冥福をお祈りします

ぶっちゃけ日本実写化した時点で原作レイプじゃん

脚本家ガッツリ改変するなんて日常茶飯事だしテカテカのコスプレ衣装大根演技もクソカス撮影技術も気にせず

イケメン役者がキャッキャしてたり弱者女性に耳障りのいいことブツブツ言ってりゃ満足するF層向けの低予算エンタメだったじゃん

少年青年漫画原作すら9割方そういう層目当ての選定になりつつあるし今は

我が子のような大事作品日本ドラマ実写映画に明け渡すなよって思うわ

anond:20240208202916

こういう奴って自分が好きな漫画実写化された時に脚本家があの人だったらめちゃくちゃ文句言いそう

2024-02-06

時計仕掛けのオレンジ原作の作者が映画になったのを本当に後悔してて原作自体映画に合わせて改変されてアメリカ出版されたし犯罪が起きるたびにコメント求められたりして酷い目にあったみたいな話してるの見ると、実写化が素晴らしく評価されたからと言って原作者はなんにも報われないんだなと思ってしまった

2024-02-04

anond:20240204151641

どう頑張っても一次ではないけどな。

女がそれだけ多岐に渡る価値観があって小競り合いが起こるほど五月蝿いのに、TVは未だに「女は恋愛が好き!」の単一価値観絶対視した底の浅い改変しかしないのも呆れる。

あと女の二次創作界隈の話持ち出すなら実写化タグ付けしてほしいね!「原作改変」「恋愛増」「ダンスミリしら」「オリキャラ」「夢成分多め」「何でも許せる人向け」みたいな。ドラマ公式サイトに掲げてメディアでの宣伝時にも常に付けとくといいよ。

いや本当に脚本家いらなくない?

原作付きなら本来は「脚色家」として仕事しないといけないところ、「脚本家」として自己アピールして、原作者が傷つくような二次創作をしてる訳だよね。公式で。

さっき脚本の書き方をググったんだけど、こういうものなら原作マンガ時間場所・誰のセリフかを追記するだけでいいんじゃないかと思った。

マンガのものの方が話の流れも雰囲気も分かるし、表情や立ち位置まで図説されてるから分かりやすい。マンガ監督役者スタッフ脚本として渡すのありじゃないか

で、そのコマ情報の書き起こしとか、シーンごとの切り分けとか、作品を守る編集社サイドでやれる仕事だと思うんだよね。なんなら個人の思惑を持ち込まないバイトにやってもらうのが適切ですらある。

脚本家もこんな「誰でもできるような文字起こし」させられるだけの仕事なんか技術職としてのプライドに障るだろうし、自分名前が出るのに自分意思が全く介在してないようなものは「仕事してない」「自分がやる意味とは?」ってなってしまう気がする。だから存在意義のために強引にでも何かしら手を加えないといけなくて、それが諸悪の根源なのでは。

そう思うと本当にマンガ原作作品脚本家いらなくない? って思ってしまう。

もしファンタジー表現を実写で可能な形に落とし込んで欲しいとか、舞台可能な形にして欲しいとか、こういう企画を盛り込んで欲しいとか、役者のために当て書きして欲しいとか、そうなったら必要かもだけど、原作準拠の実写ドラマを作るのであれば、脚本家なしの方が費用工数トラブルも減らせて効率的だと思う。コスパ良い。

問題業界の慣習と忖度ですかね、その辺もそろそろ意識アップデートなされるといいよね。

あと「実写化二次創作」って制作側だけが分かってる風なの欺瞞だと思ってて、原作ファンにも明確に二次創作であることを示すべきじゃないですかね。

具体的には『明らかな別タイトル原作原作名)』として出して欲しい。

普通二次創作はそうでしょ。タイトルへの併記じゃなくてジャンルとして記載済みだったり奥付への記載だったりするけど。二次創作だと分かった上で買うかどうかは買う側の自由で、同様に視聴するかどうかもファン自由にすべき。

で、それで出た視聴率が脚色家や監督の実力。

ここで数字出して初めて「他人の褌で何言ってんの?」って軽蔑されてるのが、ちゃん説得力ある発言として聞く耳持たれるようになる。

とりあえず、実写化の話が上がるレベルまで「原作買い支えファン」を騙し討ちするのは本当に不誠実だと思う。

こういうところで目先の売上優先して「信用」を目減りさせていることに考えが至らないのが問題の一因だよね、ぜひ考え直して欲しい。

信用といえば小学館自分雷句誠先生騒動まだ覚えてるので、「また小学館か」となってる人は結構多いはず。信用回復のためにも作者に寄り添った火消し頑張って欲しい。

メディアの違いを理解せよ」

はてなの面々って老人オタクが多いわりに今回の話ほぼジャストミートみたいな「メディアの違いを理解せよ」を引っ張り出してくる人あんまいないよな。

まあけど結局の所テレビ業界っていう圧倒的に強い立場にいるのでろくに交渉能力なんかが磨かれなかったひとたちが関係者ナイフみたいに尖って傷つけてたってはなしになるから、そういうメディアミックスにおける技術論みたいな話には結局ならんのかな。ファンとしては実写化とかアニメ化とかなんだかんだで嬉しかったりするもんだがこれからは今まで以上に複雑な気持ちで見ることになるんかなあ。

どうせ一過性ことなんだろうけど。

わたしテレビが見れない

はじめに、特定防止のため下記には一部フィクションを混じえています。ただ被害内容に一切のフィクションはありません。

俳優いじめられていた。

ドラマ映画バラエティCM、いやでも目に入る。

わたしは彼に暴力をふるわれたことがある。

暴言を吐かれたことがある。

それを「いじめ」だとは思いたくない。わたしにとって彼は「加害者」で、いじめなんてそんな言葉で片付けられるほど克服できていない。

名誉を考えるならば、加害者は彼だけでは無い。複数名のうちのひとりであって、主犯でもない。

いじめ」られていたのはもう何年も前で、今更どうこうしたいわけじゃない。いわゆる時効だと思う。

ただ、彼は知っているだろうか。

テレビでお前の名前を耳にするだけで過呼吸になる人がいるということを。

トラウマにも時効があればよかった。

もう何年も耐えたんだから、「時効です。もう無効です」って、トラウマも消えて無くなってくれればいいのに

きっと彼はいじめてた記憶なんてないと思う。わたし存在は1mmも覚えてないだろう。

たとえ思い出したとしても、笑うかもしれない。

「俺だけじゃない。みんながやってたじゃないか

かにそうだ。

「ブス」「○ね」「きえろ」と言ったのもそうだね、お前だけじゃないね

きもい」とお腹や踝を蹴ったのもお前だけじゃないね

「俺だって悪いところだけじゃなかったじゃないか

お前はたまに優しく笑ったし、普通に会話もできた。その前後罵詈雑言暴力があっただけだ。

芸能事務所に入ったらしいという噂を聞いたのは、お前から離れて1年経ったくらいだった。

あんなやつ絶対売れないだろうと思った。

だって、そんなのずるい。

毎月通院し、昔のことを思い出さなくなったころ、とある再現ドラマに彼が出演していた。

優しい先輩とか、そんな感じだった気がする。

NEXT俳優」として彼を応援する声が増えた。

夢を叶えているんだね。

わたしはお前の名前を見るだけで全身が冷たくなって震えて涙が出て、苦しかった毎日に戻ったかのようにしにたくなるというのに。

テレビが好きだった。

ドラマも、バラエティも。

そんなテレビに彼が一瞬うつるだけで頭が真っ黒になる。

わたしが何をした」「この症状ときっと一生付き合わないといけない」

テレビトラウマスイッチになるだなんて想像したことがなかった。

「彼はそんなに酷かっただろうか。他の加害者に比べたら優しかった。会話もした」

そう言い聞かせた時期もあった。だけど心は正直なのか、頭を使って言い聞かせても苦しみは変わらなかった。

好きになりかけたアイドルが彼と仲いいと聞いた。

「そっち側」なのかと思った。

何年も前のことだけど、人はそうそう変われない。

わたしの症状が変わらないなら、いっそそのままお前も加害者らしく生きてくれた方が恨める。

一体彼はどんな顔して活動しているのか気になってネット記事を見たことがある。

学生時代やんちゃをしていたと明かしたらしい。「今の印象とは違うギャップも素敵ですね!」と書かれた一言に心がぎゅっとなった。

誰かが素敵だと思うギャップも、やんちゃだと明かされた過去も、わたしにとっては一生付き合わなければいけないトラウマだ。

いつか誰かが実名暴露をしたとしても「若気の至り」だとか、「何年も前のことを今更言うのはおかしい」って、彼の人生も私の人生責任を取らない人たちは言うだろう。

(追記、実際にこの記事投稿してすぐ嫌味に溢れたコメントがついた)

地に落ちてほしい。

誰よりも不幸になってほしい。(もちろん彼だけではなく加害者全員そうだ)

だけど、きっと彼はこのままもっと活躍すると思う。

国宝級イケメン」と。

から諦めた。

わたしはもうテレビが見れない。それしか自分を守れない。

ただ願う。

わたし好きな芸能人と仲良くありませんように。

ルイヴィトンのショーに招待されませんように。

伊坂幸太郎先生作品実写化キャスティングされませんように。

わたしと同じように被害者だったあの子たちが同じように苦しんでいませんように。

そして、もし暴力暴言に苦しんでいる人がこの記事を目にすることがあれば言いたい。

あなたひとつも悪くない」

「逃げていい。逃げなきゃいけない。逃げたくらいで失うものなんて最初から必要ない」

自分の身を守れるのは自分だけだ。誰よりも自分を愛して大切にして」

2024-02-03

anond:20240202154337

まあなんだ、「アニメ化」「実写化」っていうのはそもそも舵がとれない旅に我が子を送り出すようなもの

手紙で報告は聞けても指示なんて心がけ程度しかできないし

過保護自覚があるなら死んでもOK出すな、ってことなんだろう

その点、スラムダンクとかはようやったよ

未だに電子書籍許可してないし

映画原作者10年以上好きなことやって暇になってからコンテ

今やらなきゃもう誰にも見向きされないかもって微妙な層が起こす事故だなと思ったよ、実写化悲劇って。

おれも実写化して欲しい

カッチョいい俳優さんに俺をやって欲しい。

赤坂アカみたいな漫画家が居るから脚本家がつけあがるのでは

赤坂アカ実写化に関するスタンスを受け入れろって記事ブクマ稼いでいたけど

https://anond.hatelabo.jp/20240130153027

 

正直、ああいう「原作好きは見るな。宣伝のための映画なんでこれ」って明言できるスタンスの奴がどれだけ居るの?

佐藤秀峰も書いているとおり、不満が無い訳じゃなくて言ってないってだけなパターンが多いよね。

https://note.com/shuho_sato/n/n37e9d6d4d8d9

 

あともう、「推しの子」で、脚本家も良いもの作るために頑張ってるんだって描写してたけど、実際の黒沢久子発言見るに、脚本家は己の作家性押し出すのを最優先に考えてて原作者のことなんか頭にないってのが明らかになった以上、

原作者の意見を聞く脚本家」なんてものが完全ファンタジーだってことが分かっちゃったよね。まあ、フィクションだし実際にいないからこそ成り立つ話だけど。増田自作の話公開して力量試したがってる脚本家たちが自分意見補強するための材料しか使われてないよね。

 

あともう、原作者の意見脚本に反映されないのも伝言ゲームの結果なんて言ってるけど、黒沢久子発言見た限りだと、出版社テレビ局プロデューサー側が意図的に止めてるよね。

作中の劇脚本については直接やりとりすることで修正されたなんて事になってるけど、原作者の意図が伝わらない部分の描写は、あまりにもファンタジー寄り過ぎじゃないですかね…

 

あい悪者を作りたがらない描写は良いことだけど、結局割を食うのは原作者側になるってことに留意して欲しいもんだね

海猿の作者のお気持ち表明読んだけど

なんかむしろ実写化して売れたんだから良いじゃんと段々と思い始めてしまった

俺が漫画家ならそこそこのヒットより俺にマージンが入らなくても超有名作になって実写やって映画興業収入何億の方が嬉しいけどね。難しいね

2024-02-02

追記有【映像化に成功した(とされる)漫画原作作品国内版】

まり憂鬱話題ばかりなので成功事例をいくつか。最近作品はあまり観てないので、全体に古いのは許して。最近作品小説原作海外版とかは誰かにお任せ!

 

ドラえもん』第2作第1期(いわゆる大山ドラ

TVアニメ/1979-2005/テレビ朝日

初回試写を観た藤子Fに、声に自信のなかった大山のぶ代が恐る恐る感想を訊いたら「ドラえもんってああいう声だったんですねぇ」と褒められたエピソードは有名。

もとひら了芝山努監督の力量もあり、後期に絶妙キャラ弄りや捻りを加えたオリジナルエピソードを連発した丸尾みほ脚本も最高。のび太担任教師フォーカスを当てた回まであった。

現在放送中の第2作第2期(わさドラ)はキャラ原作に過剰に寄せた作画特にキャラの表情が個人的にはあざとく見えるが、声も含め原作大山ドラへのリスペクトを感じるので、これは好みの問題

なお、1973年日本テレビ日テレ)で放送された第1作については、藤子F(当時は藤本弘名義)が厳しく苦言を呈している。

 

キテレツ大百科

TVアニメ/1988-1996/フジテレビ

アニメ化に使われた原作は〝てんコミ〟版全3巻が底本。実際には全40話ほど描かれていたが、アニメ放映時代にそれらは発掘されておらず、版元の小学館も把握してなかった。学年誌掲載漫画原稿は雑に扱われる傾向にある。

長寿番組になったが、殆どアニメオリジナルエピソード。多くの脚本家が手掛けたが、メインで書いてたのは、TVアニメサザエさんでの暴走が有名な雪室俊一2ちゃん等では〝スノールーム〟と渾名が付けられるほど。

しかファン不安杞憂に終わる。藤子Fもお気に入りで毎週楽しみに観ていた、というファンの間では有名な逸話もある。

 

めぞん一刻

TVアニメ劇場版割愛)/1986-1988/フジテレビ

初期は、高橋留美子原作を丁寧に補完することに徹した。中期以降は原作にあった際どいネタを、アニメの方が自粛したこともあったが高橋は納得の上で快諾。

地上波ゴールデンタイムアニメで「オナペット」という単語が使われたのは本作が最初最後だろう(空飛ぶ飛行機の音を被せて聴こえにくくしてたが)。

脚本は3人がシーズンごとに交代。特に中期以降を脚色した回を量産した伊藤和典高屋敷英夫の手腕が見事。伊藤は有名なので割愛するが、高屋敷も実力派。作品検索すれば納得する筈。

 

孤独のグルメ

〈実写TVドラマ/2012〜/テレビ東京

ドラマ化に際し、原作久住昌之が出した唯一の条件「音楽担当させてくれ、そしてJASRACには登録しない」をテレ東が守った。

原作通り、実在店舗ドラマに出すするとはいえ

五郎役が発表され、原作ファン不安しかなかったが蓋を開けたら……後は皆さんご存じの通り。

 

きのう何食べた?

〈実写TVドラマ/2019、実写TVドラマS2/2023/テレビ東京

〈実写劇場版/2023/東宝制作スタッフTVシリーズと同じ)〉

個人的には、ここ数年で最も実写化成功したレアケースだと思う。最近作品なので詳細は割愛

 

 

──────────

追記。長文失礼!】

仕事生活リズム崩れ中、寝る前にフワッと書いたのが起きたら伸びててビビった。炎上というのは、これに付いたブコメのような「他者から集まる意見」ほぼ全てが憎悪ってことだよね。そりゃ怖いわ。

 

一部コメにあるけど、確かに田中さんの件がきっかけで書いた。

だけど便乗というより、原作レ◯プ・クラッシャーの類例がここぞとばかり過去怨恨と共に山ほど噴出してるので、せめて評判が良かった作品を思い出し、澱んだ気分に支配されぬようにと思ったのよ。

何だお前のオナニーかよ。そうかもね。それならほとんどの増田ブコメSNSもオナ。

オリジナル二次創作オマージュも、それこそ映像化の監督脚本役者による改変や解釈さえオナ要素はある。某漫画家が『シン・仮面ライダー』を「予算が潤沢な同人誌」と評してたけど、的を射てると思う。

 

定義ガバガバ、数が少なすぎ!ってのは自覚してる。個々の説明書いてたら眠くなっちゃったのよw

俺が藤子Fの原作アニメ共に一番好きな『エスパー魔美』も入ってないし。実写ドラマ微妙だったけど。

 

成功定義は、送り手も受け手も人それぞれ。視聴率興行収入作画役者評価原作ファンからしても良改変という判断……。だからタイトル

【〜成功した(とされる)〜】

という曖昧な書き方にした。それでもなお主観からは逃れられない。ドキュメンタリーと同じ。しかも今回はパッと思い付いただけの範囲年代表記だけは調べたけど、あとは記憶で書いた。

 

田中さんドラマで知り楽しんでた視聴者には

ドラマ面白かった!→原作読んでみよう→あれ何か違う?でも面白いな」

というケースもあるかもしれない。

 

コメに色んな意見作品が溢れてて勉強になる。前述「魔美」みたいに、それ入れるの忘れてた!何で思い出せなかったんだよ俺!ってのも多く出てる。

何にせよ、一からオリジナルを作った原作者ってのは本当に凄いと改めて思ったよ。

書きたいことはまだあるけど、長くなるので一旦〆る。コメくれた皆、ありがとうね。

追記ここまで】

テレビ業界には真のクリエイターがいない

最近ドラマは全て既に売れたマンガ小説アニメ実写化でありオリジナリティは皆無である。これは日本ドラマ業界に真のクリエイターがいないことを意味する。クリエイター排除された。上に立っているのは近視眼的なビジョンのないビジネスマン業界全体が腐っている。日本ドラマの演技のレベルいつまでも低いのはそのためである

もう漫画実写化は一切やるな

アニメはまだわかる。

キャラも背景も間も原作に沿わせて、その上で動きや声優の演技で原作にない魅力を引き出すことができる。

実写は文字通り次元がちがう。いくら監督以下スタッフ原作準拠でやりますったって限度がある。

そもそも実写でできない表現が盛り込めるところに漫画面白さがあるのに、

人間の芝居、人間の作ったセットで作者が思い描いていたとおりの作品世界ができあがる可能性は限りなく低い。

奇跡的にドラマ予算でどうにか面白くできた数例があるかもしれない。しかし本当に一握りだ。

そんなイレギュラーをもってしても原作を超えることはできない。

自分作品を殺される可能性のほうが限りなく高い、それならもう許可するな。

漫画の作者は、実写化はすべて断れ。

著作権管理委託契約を結ぶときに、実写化最初から含めるな。

できない理由をこねくり回すんじゃない。やるんだ。

それが自分の魂をこめて作った作品自分の命を守る確実な方法だ。

セクシー田中さんの件で「炎上に加担したネット民のせいで原作者自殺した」という論調があるけど、炎上状態って(最初から悪意を持って扇動した場合を除いて)「各々が何かに対し個人的な不満を表明する」→「不満を持った人の数が多い場合結果的炎上する」わけで、投稿した時点では自分炎上に加担することになるか予測できないよね?

特定話題ネガティブ言及をするユーザーがどのくらい増えるか、どの言葉トレンドワード入りするか、最終的に自分投稿にどれくらいインプレッションがつくかは投稿する時点ではわからない。

インフルエンサーならある程度大きな反響予測できるかもしれないけど、自殺報道が出る前に脚本家批判して4ケタRPや5ケタRPされたユーザーの中にはフォロワー2ケタのアカウントもあったし。

  

そもそもX(Twitter)なんてバズだろうが炎上だろうが目に入った投稿呼び水自分語りする場所じゃん、何が発端で盛り上がっているのか知らないまま「あの実写化酷かったよな~」って投稿した人もいたと思う。

  

「死亡の報を受けて『脚本家のせい』がトレンド入りするのは最悪の流れ」ってタイトルヤフーニュース記事があったけど実際「脚本家のせい」で検索したら自殺報道前の投稿の方が多かったし、「脚本家」「の」「せ」「い」が含まれ投稿インプレッションに応じて表示されるから本件と関連した投稿ですらない可能性もあるし、もちろん「脚本家のせいではない」という趣旨投稿も含まれる。今ならインプレゾンビコピペもかなり多いのでは?

批判擁護無意味文字列炎上に含まれるのならもう「炎上に加担するな」=「インターネットやめろ」にならない?

  

今回のことで周囲に反省を促している人って例えば転売屋のせいで欲しい商品が買えなくても「転売ヤー死すべし」とか書き込こまないんだよね?たまたまトレンド入りしてそれを見た転売屋が気を病んで自殺する可能性も当然あるしね。

  

自殺報道が出てなおも脚本家プロデューサー個人叩きをしている人はちょっとどうかと思うけどそれも

面白半分に薪を焚べたい層

収益目的自己顕示欲から首を突っ込みたい層

セクシー田中さんとは関係なく同脚本家作品or同プロデューサー作品批判している層

・好きな漫画家が失意のうちに亡くなって正常な判断力を失った層

・抗議の自殺解釈した層

日テレ契約不履行の具体的な流れを説明してほしくて確信犯的に個人を標的にしている層

かいろんなパターンがあるだろうし、それを「ドラマ関係者への攻撃を望まなかった故人の遺志を汲まない馬鹿」「正義暴走」とひとまとめにするのもなんかなあ…。

いまやってるうる星やつらリメイクみたいな

最初映像化は原作が改変が過ぎて、それはそれでおもしろかったけど、原作に忠実に作り直したらそれも当然おもしろいってパターン

なにかある?

ドラえもん日テレ版とか全くわからんけど

しかハットリくん実写化があって(杉良太郎?)アニメ(白黒)があってまたアニメ化(ズコー)のあと香取慎吾がやってた?その後にインド新規アニメ化?

バットマンとかどうなんだろ?いろいろ映像化あるけどどれが原作に忠実とか全然からない

アメコミはみんなそうだよな

原作準拠同性愛スーパーマン実写化されてる?とか

そういうこと言い出すとアニメだか実写だか原作がどうとか全くわからないディズニー全般

七人の侍に対しての荒野の七人は原作を踏みにじったのか?

ライオンキングジャングル大帝

ゲームなんかもっとワヤだよな

なんだっけ?

あ、上記パターン

なんかある?

実写化って昆虫食みたいだな

「食べれる」

「案外美味しい」

「これはすごく美味しい」

 

いやわかるよ、わかるけど俺は食べねえよそれ

みたいな感じ

改変された映像化で評判がよいマンガ

銀河鉄道999
主人公星野鉄郎少年から青年に変更し顔も変えてしまった。マンガ原作に持つ映像化作品で、改変が大きかった例としては最古の部類と思う
ミスター味っ子
キャラストーリーはそのままだが味皇の「うまいぞー!」演出アニメならではの過剰さで人気作に
プラネテス
アニメの第1話演出が軽すぎ、騒がしすぎでショックを受けるものの、最終話まで見るとよい出来だった

元ネタhttps://anond.hatelabo.jp/20240201233905

改変実写化成功例は思いつかないので教えてくれ

漫画実写化成功

ピンポン :映画 窪塚洋介ARATA(井浦新)主演

CG屋でありMV監督などをメインに行っていた曽利文彦監督を、宮藤官九郎脚本を務めた。

監督脚本外連味溢れる演出、窪塚、中村獅童らの怪演が松本大洋大仰な作風再現に一役買っている。

5巻分を2時間映画に収めるために設定や展開に一部変更があるが、漫画実写化成功例に挙げられることが多い。

 

るろうに剣心 :映画化 佐藤健主演

ハゲタカ」などの大友啓史監督香港ドニー・イェンの盟友として鳴らした谷垣健治アクション監督を務める。

脚本部、コスプレ感、牙突に難を抱えながらも、香港映画さながらのアクションシーンが高く評価された。

世界興行収入は6000万ドル突破、大ヒットとなった。

 

キングダム :映画 山崎賢人主演

GANTZアイアムアヒーロー佐藤信介監督、1年にわたる脚本会議には原作者も参加した。

映像にこだわり中国でのロケを敢行したり、アクション合戦シーンのこだわり、顔が似ているだけじゃない配役など

前述のるろうに剣心同様、ちゃんとかけるべきところに金かけて映画撮れば行けるんやぞという気概を見せつけた。

 

デスノート :映画 藤原竜也松山ケンイチ主演

平成ガメラシリーズ金子修介監督を務める。

藤原竜也松山ケンイチの怪演が話題を呼び前編28億、後編52億という異例のヒットを飛ばした。

制作は突貫に次ぐ突貫で「前編制作時には後編の脚本案すらゼロ」「クランクイン直前に松山ケンイチが決まる」「前編の編集をしながら後編の脚本を書く」など非常に難しい状態作成されていたが概ね好評。

 

銀魂 :映画 小栗旬主演

勇者ヨシヒコシリーズなどの福田雄一監督脚本を務める。

福田組特有コスプレ感、メタネタ、くどいギャグ、大げさな演出などが銀魂作風と大いにマッチしており大ヒットを飛ばした。

 

テルマエ・ロマエ 阿部寛上戸彩主演

にのだめカンタービレなどの監督を務めるドラマ監督武内英樹監督

ヨーロッパ舞台にしながらも顔の濃い日本人役者を「ローマ人」役として大胆に起用するギャグ的な要素と

ローマでのロケや、海外スペクタクルドラマ「ROMA」のセットで撮影を行うなど本格派な映像マッチし好評を博した。

 

花より男子 :ドラマ

すげー売れたし映画化もした

 

のだめカンタービレ :ドラマ

すげー売れたし映画化もした

 

花より男子の枠は元々のだめカンタービレドラマ化の予定だったが

テレビ局ジャニタレゴリ押ししたため、原作者ドラマ化を拒否

困ったTBSが、せや花より男子版権あるやん!と急きょ座組を組みなおし2か月で撮影した。

 

個人的選外

ちはやふる :映画

映画としての出来はいいと思うんだけど原作が好きすぎて実写化としてはあんま認めてない

でもすげーヒットしたしパヒュームがすげーよかったので成功例にしてもいい。

 

カイジ :映画

邦画特有登場人物がすげー馬鹿になる現象が発揮されすぎてて個人的には微妙

 

東京喰種  :映画

1は別に悪くもなければよくもない普通映画だけど2が酷すぎたので。

 

賭ケグルイ :映画

かぐや様は小倉世帯 :映画

いや、うん

 

個人的に好き

ミスミソウ :映画

けっこうマジメに映画化しててよかった。あと山田杏奈がどちゃくそカワイくてすごい。

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