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はてなキーワード: モラルとは

2020-10-08

anond:20201008082138

誠実で大人しい自分彼女が出来なくて、暴力を振るってモラルのないDQN彼女がいるとかでそう考えてるんだろう。

人との関わりが少ないか自己評価が異様に高い非モテにありがちだと思うんよね

自信がないか自己主張が出来ないヘタレって最悪のパーソナリティー持ってるからモテないだけなのに、DQNを選ぶ女に問題があるとか、アウトローになったらモテると思っちゃうんだよね。

2020-10-07

anond:20201006172903

ヒデェ話だ。アンタのために俺は泣くよ。

隔離した教師や泣いた女子もかつて自分がそういう邪悪に振る舞ったってことをきっと覚えている。

その記憶モラル観の成長を阻害する。自分邪悪さを許せるように捻じ曲げる。穴の開いたモラルは友人や周りの人間に影響し、彼らの攻撃を許すように、あるいは悪い人間が好んで寄ってくるような人間関係を形成する。

うまく反省できれば違ってくるが、その場合増田への後ろ暗さは生涯ずっとつきまとう。

唯一救われるのは増田本人に頭を下げたときだけだ。

優秀なデバッガーはありがたい。上手く動いているように見える一見キレイプログラム構造欺瞞に光を当てる人々。その悲鳴社会デバッグバージョンアップさせる原動力になる。クソ連中が後悔するような未来を作っていこうと思う。それが未来女の子の隣に座った誰かを救うから

(デバッガーの役割りを、現状、望んでない人が担わせられてるのが歪みなんだよな)

2020-10-04

anond:20201004011612

レイプ犯罪現行法でも裁けます

判断能力問題がある軽度の知的障がい者限定した話でしょうか?

それについてはバッキー事件現在風俗関係など、本当にどうしたもんかなって問題ですよね

ひとりの人間として認めつつ彼女たちの安全を確保するには何をどうしたらいいんでしょうね

個々のモラルに期待するだけではどうにもならないからこうなっているわけで

2020-10-01

思ったことを書く

インターネット責任とは言わないけど、ネットのせいで情報に踊らされているアホが増えたよね。

昔はネットがないから調べようにも範囲の狭い調べ方が出来なかったから、TV新聞くらいで後は人づて、実際に歩いて、くらいしかなくて、そこまでアホが多くはなかった。

今ではほんの少しのデマ簡単に騙されてしまう人が増え過ぎちゃう有様。

それに加えて、たちが悪いのは…ネット情報に踊らされた挙げ句自分たちの誤った正義絶対に正しいと思い込んでしまう人がいるってこと。

ちょっとした話題で「あの人が悪い」なんて書かれたら、事実確認もしていないのにその人を一斉に攻撃し始めるというリンチを平気で行う人たちがいるし、

後で実はその情報は違いましたって話になったら、途端に手のひらを返して「本当は信じてたよ」なんていう人もいれば、それでもまだ誹謗中傷を続けて「でもお前も悪い」みたいな事を言い始めるという。

一般人簡単犯罪じみた行為を行えるようにしたというのは、ネットが生み出した最悪の害じゃないかなって思う。

もちろん、ネット恩恵もあった。知り得なかった情報も調べやすくなったし、過去ニュース歴史、懐かしいものまでも簡単に閲覧できるようになった。

遠方の地をライブカメラで見ることも出来たりするようになったのも、恩恵だと思う。


だけど、それらの恩恵台無しにしてしまうくらい酷いのは、一般人による情報の誤認識での誹謗中傷似非正義かなって。

こういう人たちの救えない部分は『自分たち絶対に正しく、誤ったことをやっていない』っていう事を本気で思っているって事だと思う。

その結果、有名人の中にもどう考えてもおかしいでしょっていう事を平気で電波に乗せたりする人が現れたりした。

どこかの医者が変な行動をするようになったり。芸能人大麻はを支持する人がいたりと、この辺も変な正しさを信じて疑わなくなっちゃった人たちだなって。

ネットがなければ、こういう人たちもTVか本くらいしか主張できなくなるんじゃないかなって思うことはたまにある。

先日、捕まった芸能人保釈の際に謝罪していたら、迷惑YouTuberがしゃしゃり出てきて捕まっていたけど、ああいうのもネットが生み出した悪性腫瘍みたいなものだと感じる。

その上、そいつTwitterではその行動を絶賛するような頭のおかしい人がかなり居た。これらもネットが生み出した膿みたいなものなんだろうね。

こういう風に悪いところばかり目立つようになってしまって、ネットの良いところって少ないよねって疑問を感じてしまうこともある。

まぁ昔から『良い所よりも悪い所が目立つ』のはある話なんだけど、それにしたって異常な人たちがどんどん増えているのって怖い。

他にも、お店で起こしたバカ行為Twitterで自慢するようにつぶやいてた人もいたね。ある程度社会的制裁は食らっているようだけど、それでも未だに変わらないで存在している。

ネットってもっと便利で賢い使い方のできるものだと思うのに、一部の人迷惑行為マナーモラルを捨てて行動しているから悪いものに見られやすくなってるのは残念。

今後もどんどん増えるんだろうけど、あんまりこんな事が続くとマイナンバーで紐付けされるような事が起こるんじゃないかなって。

人権がーって喚く人は居ると思うけど、人権も何も人権無視するような誹謗中傷を行う人が増えてきているじゃない?

そうするといくら大半がネットでのマナーを守っていたとしても、そっちが『一部扱い』になっちゃって国は強制してくるかもしれない。

そんな監視が付くような社会になったら、どんどんつまんなくなると思うのにね。今が楽しければ良いみたいな人がいるから困っちゃうね。


こういうのって、いつか解決することが出来るようになるのかな。無理かー。

動物虐待表現の自由 追記

YouTube規約じゃきっと違反だろうが

例えば猫に熱湯をかけたり髭を引っこ抜いた虐待して、最終的に殺すような動画アップロードするようなチャンネルがあったとして

それで何十万再生も稼いで、広告収入で新しい犬猫買ってきてさら虐待を繰り返すようなことをしていたら自分は看過出来ないな、などと考えていた。

犬猫を殺す奴は人間にいくぞ、と言うのはよく聞く。何十万の視聴者の中には動画を見て真似する奴が数百人ぐらいはいて、ついには殺人まで発展するような奴が出てくるんじゃないだろうか。

個人的には、実際に事件が起こる起こらないに関わらず、モラルの維持のため社会として許してはならない表現にあたるのではないかと思う。(文化はその文化に属する人間によって常に監視され批判されながら緩やかに変化すべきもの認識している)

YouTube動物虐待チャンネル大人気」という状況は、特別動物が好きでもないし(むしろ嫌いだ)、野良犬猫なんてさっさと処分してしまえと普段思ってる自分からしても、おぞましいし、受け入れ難い。

と、ぼんやり考えていて、じゃあ人間はどうなんだと思った。例えば痴漢やレ○プを再現したAV。先の動物虐待動画の件から考えると、これらも真似したくなる人間、実際に真似する人間を産むはずだ。R18のもの普段表に出てこないが、再生回数は凄まじい。きっとYouTubeの何十万よりもずっと多い。社会に悪影響かどうかはわからないが、良い影響はないことは確かだ。

しかし、動物虐待動画の件に比べると断然許せてしまう。「いやいや痴漢AVたからって痴漢はしないでしょ」と言える。多分する奴もいるにもかかわらず。何故だろうか?

人間の方が動物より手を出しにくいから?セックスファンタジーあくまでもファンタジーで、動物に対する嗜虐心とは根本的に異なるから

いろいろと理由を考えてみたがどうにもしっくりこない。最終的に行き着いた仮説が、「性暴力AVが既に社会に浸透しているから」である。既に性暴力AVが世の中に浸透していて、それに影響を受けてから受けてないかはわからないが犯罪に及ぶ人間もいて、しかし及ばない人間大勢いる。既に浸透してしまっているから、これ以上何かが変わることはない。既にそういう結果が出ているのだ。人間は、文化に順応しようとする、そういうものだと言われて育てば耐えられるように出来ている。体罰が当たり前だった時代に生まれ人間は、今の子供よりずっと体罰に対するストレスが小さいだろうし、未だに体罰を支持していたりする。「もしそれらが無ければ」という空想常人には不可能なのだ

となると、動物虐待動画蔓延するという仮定への嫌悪は単に変化への恐怖に過ぎないのかもしれない。保守的に、開国を恐れているに過ぎないのかもしれない。もし動物虐待動画が解禁された世の中であれば、このような嫌悪は全く感じなかったろう。動物虐待動画YouTubeで人気を得る世界は、動物虐待がほんの少し多いかもしれないし、暴力的な嗜好を持つ人間がほんの少し多いかもしれない。でも、「もし動物虐待動画がなければ」という馬鹿馬鹿しい仮定はされないだろう。

きっと現代日本で、動物虐待動画は是か否かと問えば殆ど人間が否と答えるだろう。それは、現代日本動物虐待動画存在しないからだ。人々は文化保守的に、留まらせようとするだろう。

逆に言ってしまえば、動物虐待も浸透させてしまったものがちである。「インターネットアングラで共有されていたはずがいつのまにか世間皆の知るところになっている」という状況が現代ではよくある。そういう戦略をとればなし崩しに、開国させられるのだろう。ネットは誰にでも、そしてこっそりとアクセスできる。そして人はアングラが表舞台に出てこないことを望みながら、こっそり覗きに行くことをやめない。そうしてアングラ公然アングラとして共有され、隠すことべきと知らぬ若い世代によって「抑圧から解放された自由表現」として表に引っ張り出され、文化として定着するだろう。

表現自由問題は、単に性的搾取ジェンダー問題ではなく、文化革新保守問題として広く重要意味を持つのではないだろうか。そしてどんな(現在規範からして)アンモラル表現でも一度浸透してしまえば、その是非を問うことは難しいだろう。誰もがインターネットアクセスする時代になったことによって、文化の変容はより早く、コントロール不可能になりつつある。この先どうなるのかは検討もつかないが、個人的には過激表現メインカルチャーに合流しないで欲しいものだ。

追記

俺は犬猫権利は認めない方針なので、演技のAV犬猫虐待動画比較は何の違和感もない。俺にとって動物ぬいぐるみいじめ場合動物いじめ場合で異なるのはどれだけモラルに反しているかであって、苦しむ動物いるかどうかではない。違和感がある人は好きに納得できるものと比べてくれや。

俺にとって動物虐待動画と性暴力AV共通点は、社会的に逸脱した嗜好を満たすコンテンツであること、で相違点は現社会で許容されてるかどうかだ。なぜなら俺の中では動物には権利存在しないからだ。

返信

犯罪行為を演じてはいるが、現に映っているのは犯罪行為ではない」と「現に映っているのが犯罪行為」というところ(動物にもよる)、R18か否かには違いがありそう

→これはそう。

AVは演技だからいいけど、動物虐待は違うから許せない

→そうだね。俺はそう思わないけど君はそう思うんだね。うんうん。どうして許さないかは「人それぞれ」ダネ!

痴漢やレ○プを再現したAV被害者がいないけど、動物虐待動画被害者がおるやろ 何で同列にしとんねん

動物被害者という発想がなかった。まあ確かに

AVは納得してとってる。虚構現実ry

矢印「AVは納得して撮ってる」はあなたが信じているお約束に過ぎない。個別事象に関して事実確認を済ませるまでそれは単なる思い込みであり虚構です。

・「単純影響説」に基づく規制

規制論ではないですね。自由精子はこれだから嫌いです。お茶の間レイプAV動物虐待映像も流れて欲しくないのは個人的好き嫌いですね。

過激エシカルではない表現があたか革新であっていずれ許容されていくかのように言ってるけど、むしろ昔は許容されていたような人種差別性差別表現倫理的ではないとして受け入れられ難くなってるのが現実なので、性暴力的なフィクションが今受け入れられてても将来的にはマジョリティから拒絶されて消えていく可能性は十分あると思うよ。

→前半同意。ただ性暴力的なフィクションが消える可能性は低いと思う。

実はね、あらゆる点において、表現が本当の意味で「自由」だったことなんて、一度もないんだよ

→ だからあらゆる表現は許されてないっつう話ししてるだろハゲ

その時々の社会にとって「都合の良い表現」が許容されてきただけにすぎない

犬猫虐待人間暴力性を刺激して(それこそ真似するやつが出てくるので)、社会に悪影響を与える可能性がある

ただしレイプエロに関しては、性欲のはけ口として一定の秩序維持の効能が見込まれる(欲求不満のオスは暴力的になる場合がある)

根拠ない言い切り許さねえ。三項全てにエビデンスを示せ。

増田の言う「動物虐待動画」が現実のスナッフ動画なのか、フィクション作品なのかがよく分からん

動物はモノと同じ感覚で生きていたのでそこに違いを見出す必要を感じていませんでした。どっちでもいいです。

AV比較するならハッピーツリーフレンズやろな。思考実験として議論したいなら非実在生物相手ゆっくり虐待あたりが適切では

かに

2020-09-30

anond:20200930234214

正直、医師の方が誰でもできると思う。医大無償化しろ

 

看護師も誰でもできる仕事じゃないね

そして首都圏よりも地方の方がモラルサービス業的でレベル高いのは悲しいなって思う

たぶん地方の方が給与に周りと比べて満足感を得られるからだと思うのよね

首都圏には看護師より給与が高い職がゴロゴロあるからね。命を預かっているのに

この給与ではってモヤモヤしても仕方ない

隣の部屋の住人の騒音が気になる場合

それを伝えるか否か迷う。

指摘したら、それが逆に相手の癇に触って、嫌がらせとかされるようになったら それこそ詰むしなぁ…。( ※ 安アパートなので必ずしもモラルのある住人ばかりとは限らない)

とはいえ騒音が気になるよぉぉ。。

はー、どうしたものかなー、悩ましい。

 

(僕も知らず知らずのうちに隣人が気になるような音出してることがあるのかもしれないけど)

民度のいいマンションに引っ越せ、ってのは無しな!)

2020-09-29

なんか中国産ソシャゲパクリ議論ツイッターで噴出してるけど

該当のゲームはどうでもいいけど中国産って昔からこんなものじゃん

年明けに出てきた某TDとか国産ゲーのシステム丸パクなんで許されてるのかわからないレベルだし

まぁ国内ユーザーモラルは変わったよね、悪い意味

2020-09-28

anond:20200928034354

昔の中国官吏公文書を残すことに命をかけていたことは承知してますが、

一般的人間性質として都合の悪いことを隠そうとするのは自然な行動ですよね

あとはモラル規範をどの程度守ろうとする圧力個人にかかっているかどうかです

不都合なことを闇に葬りやす環境であれば、都合の悪いことを隠そうとする行動も増えるだろうと考えるのが自然です

2020-09-27

anond:20200927232828

なるヤツいて増田でも盛り上がってたやん> 筋萎縮性側索硬化症ALS

 

 

東京にやたら厳しいワイだけど医者だけは都内のが平均的にレベル高いと思ってる

モラルサービス業的な意味

たぶん給与問題 (満足できる額が貰える・東京医師より高給がゴロゴロいるか天狗にならない)

 

地方医者はヤベーのゴロゴロいる。モラルサービス業的な意味

たぶん給与問題 (満足できる額が貰えない・地方医師より高給がいないので天狗になる)

医者以外の医療従事者は地方の方がモラルサービス業的な意味レベル高い

これもたぶん給与問題 (地方はみんな給与安い・その中で医療系は頭ひとつ抜けているので責任にあった給与に満足出来る)

2020-09-25

anond:20200925164440

小町や既婚家庭板のまとめブログ移住したら?みたいな増田ネタ(anond:20200924185457anond:20200925062730)に限らず、

ズーーーーーーーーーーーーーーーーっと

傷ついた傷ついた承認しろ承認しろ共感しろ共感しろってやっとるやんけ

 

 

過敏な人は自衛をしてSNSやるべきではない。自衛する判断能力が無いと言うなら尊厳の話になると思っているが、

一方で気軽に自身個性や病状を気にせず、気軽に使えるSNSがあっても良いとは思っている

問題はその環境の構築方法ですよ

宗教によらず(告白懺悔・赦し)、個人モラル現実的コストで作れるかな?

SNSフレーム既存のものフルスクラッチどうでもいいというか問題にならない

問題運営

https://anond.hatelabo.jp/20200923112423

公式迷惑をかけないため」ってのがまず嘘、歴史修正主義もほどほどにしろよって感じなんだが。

あたしはちゃんとしてる、あたしだったらこういうことはしない、みんな(あたし)が不快に思いまーすで学級会してきた結果、面倒な馬鹿と揉めないための予防線ルールのようになっただけだろ。

そもそも、これはオタクルールじゃなくて、女同士のコミュニティありがちなルール自分だったらこうしないみたいなモラルで他の女を縛ろうとするのはね。

女はそういう考え方で同性をジャッジするから電車へのベビーカー乗り込みでも女の方が批判的という統計も出ている。

本来なら腐フェミが家父長制による女性抑圧の残滓として率先して叩くべき風潮だよ。

2020-09-24

ウェブはバカと暇人のもの進化論 中川さんのセミリタイアに捧ぐ

ウェブ編集者中川淳一郎さんが、ついにセミリタイアするという。著書「ウェブバカ暇人のもの」(光文社新書から11年あまり。たまに「ウェブバカ暇人だけのものではない」なんて言い張るジャーナリストを見かけるけど、現実ネットはより一層バカ暇人のものになっている。

ウェブバカ暇人のもの」は、終わりのない進化過程にあるのだ。そこで、肝心の本は倉庫に預けて手もとにないままではあるのだが、記憶をたどりながら(詳細は追って訂正したり肉付けしたりすることを前提に)ざっと書いてみる。いろいろ突っ込んで事実誤認補正してほしい。

STEP.1 軍用インターネットを商用に開放させたバカ暇人

実はウェブ、あるいはインターネットが「バカ暇人のもの」であったのは、中川さんが指摘するよりずっと以前の、それこそネット誕生のころから性質だった。もちろん、バカ暇人性質はずいぶんと異なる。

そもそもインターネットは、ロシアから攻撃に備えた分散情報ネットワークとして、アメリカ軍用に開発されたものであった。それが、冷戦終結とともに商用活用検討され、90年代の終わりに民間に開放された。

そのころには、インターネットが将来どのような姿になるか、影も形もなかったのだが、その得体のしれないもの情熱を注ぎ、いまから考えれば信じられないほどレベルの低い機材を使いながら、インフラを整えていった人がいた。

学歴は高いが身なりの汚い若者が、寝る間も惜しんで延々と何やらやっていたのである。傍からは、何をやっているのかまったく分からない、バカなことをしている暇人に思えたのではないだろうか。

STEP.2 インターネットを遊び場にした最初バカ暇人

商用プロバイダインターネットサービスが始まったとき最初に飛びついたのはインテリだった。教養とは、何もないところでの楽しみ方を自ら思いつけることなである教養のないやつは、出来合いのエンタメしか楽しめない。

インターネット最初に遊び場にした人たちは、学歴は高かったかもしれないが、好奇心と遊び心のある「バカ暇人」だった。

さらにその中から登場したのが梅田望夫さんの「ウェブ進化論」(ちくま新書)だった。要するに「インターネット世界を変える」という主張で、そこに新しい創造性の夢を抱いた人たちが増えていった。

STEP.3 オルタナティブ空間ウンコの投げ合いをしたバカ暇人

しばらくたつと、現実世界でイケてない非モテたちが、インターネットを新しい居場所として見出した。ネット匿名で楽しむオルタナティブ現実となった。

参加者好奇心が強く、知的水準も低くなかったが、STEP.2のインテリのように自分で居場所を作ったというよりかは、作られた居場所の中で傍若無人な振る舞いをしたバカ暇人といっていいだろう。

典型的ウェブは、2ちゃんねるだ。そこは素姓を隠しながら、ウンコの投げ合いのできるバトルロイヤルリングだった。

その後、現在に至るまで、匿名での発信に対する批判が跡を絶たないが、ネット非モテたちの限られた居場所であり、いまもそうであるという歴史を忘れるべきではないだろう。

STEP.4 現実流入私たちはすべてバカ暇人

STEP.3と並行して、一般の人たちがネット流入してきた。「逝ってよし」だの「半年ROMれ」だの「ggrks」だのという言葉は、何も知らずに2ちゃんねるに入り込んでフルボッコにされた素人たちの存在証明するものだ。

中川さんの「ウェブバカ暇人のもの」は、こういう現実対応したもので、3年前に出版された梅田さんの「ウェブ進化論」が仮想敵となった。

中川さんは少年のころにアメリカで過ごし、人間という存在いかバカでありうるかということを目の当たりにした。

そして広告代理店で働いたり、ネットウンコの投げ合いを見たりして、匿名ネット空間で露わになる人間バカさ加減に呆れたのだと思う。

言い換えると、ここからネットだのウェブだのは関係なく、リアル世界のある要素がネットによって視覚化されたという段階になる。ウェブ以前に、人間バカ暇人なのであって、ウェブはそれを可視化したに過ぎない。

現実人間は、梅田さんがいうような利口で立派な人ではなく、いかにそう見えたとしても、一皮むけばエロ美人芸能人に目がなく、匿名ネットメディアでそういうコンテンツウケるのは当たり前――。そういう身も蓋もない現実あらためて提示したわけである

STEP.5 「インフルエンサー」というウンコとそこに集るハエ

ここまでは、ネットリアル侵食してきたときに、匿名という要素が、もともとあった人間の愚かな面を可視化したという段階に過ぎなかった。

次に現れたのが、ウェブあるいはネットが、人間バカ暇人を加速する段階である

中川さんの本に「インフルエンサー」という言葉が出てきたかどうか忘れたけど(ブロガーという言葉は出てきたような気がする)、インフルエンサーがなぜ成り立つかというと、そこに集る「バカ暇人」たるザコあるいはハエ存在するからである

インフルエンサーは、自分に魅力があるから人が集まり、影響力を行使していると勘違いしているが、あれば「バカ暇人」がたかっているだけなのである

からインフルエンサーマーケティング」とか言ってるけど、そこで捕まえることができるのはウンコに集るハエのみであって、ハエ顧客にするビジネスしか成り立たない。

試しに見てみればいいが、インフルエンサー投稿に「なるほどです」「そうですね」「さすが」などと応じている“囲い”たちは、すべからくバカだ。そういうハエどもに集られて喜んでいるインフルエンサーは、ウンコにすぎない。

STEP.6 エンタメとしての正義と反権力

もうひとつネットが加速したのは、エンタメとしての反権力である

権力は、もともと一大娯楽、エンタメではあった。朝日新聞市場にしていたのも、反権力を生きがいとする人たちであって、新聞の内容も取材によって「問題の真のありか」を突き止めるジャーナリズムとは無縁のものだ。

権力エンタメ市場は、ツイッターなどのSNSと非常に親和性が高い。中川さんはその点について「非常に意見が鋭いもの」「モラルを問うもの」という言い回しをしていたけど、ダイレクトに「正義」や「義憤」がエンタメになるとは指摘していなかった。

60~70年安保のころからそうだけど、反権力とか義憤エンタメにするのは、バカ暇人だった。普通の人はそんなヒマもなく働いてるし、正義だけで世の中わたっていけるわけがないことを知っている。

まあ、主義とか理念とかを持ち出して、現実問題化しなければ生きがいを感じられないというのも、ある種「バカ暇人」な人間の側面なのかもしれない。

ということで、他にもあるかもしれないが、きょうはこんなところにしておこう。

言いたいことは「ウェブバカ暇人のもの」(タイトル天才編集者・柿内芳文との共同制作なのだろうけど)には、中川さん以前~中川さん以後の歴史があり、これから進化を続けていくのだということだ。

anond:20200924160812

被災地食料品を高売りするってのは資本主義的には許されるけど、現実主義で考えれば避難されて当然のモラルのない行いだよな

理屈が好きな割に頭悪いから、現実にまでは考えられてないのかもな

anond:20200924160223

企業でも個人でも、モラルに反するような商売をやって非難されるのは普通に生活してれば常識で知ってると思うが、なぜ転売厨は「資本主義原理にのっとってるだけだ!」みたいな幼稚な言い逃れが通じると思うのか。

2020-09-23

最近オタクってなんかおかしくない?

昔のオタクは「俺らは日陰者」「とにかく一般人配慮」「おまいら自重しる」って感じだったよね?

今のオタクは「俺らはマイノリティ様」「とにかく俺らに配慮しろ」「自重しろ表現の自由侵害だ!ヘイトスピーチだ!」って感じになってない?

露悪さが増してきた気がする

インモラル言動を公の場で発散することを厭わない狂ったオタク毎日遭遇する

LO漫画Twitterで無断で公開した件とか特に笑えない

しかLO側の理念共感するフェミが苦言を呈したら「LGBTはいいのにロリコンダメなのか!LGBTロリコンの違いを言ってみろ!俺らを差別するな!」って反論してたのはドン引きしたよ

もはやどっちが表現の自由を守ってんのかわかんないよね

自分オタクだけど、最近オタクに後ろから撃たれることが多くなってきてしんどい

不況のせいなのかコロナのせいなのかSNSエコーチェンバーで狂ってしまったのか

なんなんだろうね

2020-09-22

フェミニストアップデートしてるんじゃなくて、表現の自由戦士ダウングレードしてるんだろ

海外は知らんが、日本に関しては明らかに暴走しているのはフェミニストではなく表現の自由戦士の側。

そもそも今みたいなエロおっぴろげ表現なんて昔(1990年代以前)から保護者から叩かれて改訂を迫られたりしてたっつーの。

ネットが普及しすぎて無法地帯になった結果、モラルダウングレードしてるんだよ。

ネットは本やテレビ比較しても見る人間限定されておらず、特にSNSは誰でも目にする事ができる分慎重になるべきなのに。

2020-09-20

anond:20200808125151

模様替えできる人。これは課題放置せず改善を試みたり、新しいものを取り入れたり、慣例でやってたことを見直したりできるセンスだと思う。

ゴミ分別、捨て方を守れる人。モラルもそうだけど、分別されたものがどう運ばれどう処理されるのか、回収日を守らないとどうなるのか。後を想像して本質的に守るべきラインを考える能力大事

そういう、人として信頼できる人が好きだ。

anond:20200920122936

オッ 覚えててもらえて嬉しいよ。

うーん。私の書き方が悪かったのかも。

女性を雑に扱うキャラクターが悪役として書かれる、そういう表現フェミニズム価値観による要請が形をとったものだと言える」というのは全くその通りで、そこに異論は無い。

そうじゃなくて、例えば、ブクマとか見てると、フェミニズム価値観を使って表現規制することに、フェミニズム関係ない理由同調を示す人間がいるわけじゃん。

そんな感じで、社会フェミニズム思想を実現できないことの危機よりも、「物語ばっかり読んで」る人間への危機感の方を強く覚えてると思うんだよね。

それを「親の叱り」と書いてしまったのは誤解を与えてしまたかもしれない。親でない人間でも同じで、元増田で言いたいのは「マンガばかり読んで!」の方。社会では、「物語ばっかり読んで」る人間への危機感が強いってことが言いたい。

そして、それを増田は「モラル」と書いたけれど、私は内面化された「モラル」というより、単に私欲に近い考え方だと感じる。

私欲の部分を強調するなら、社会の人々は「社会には無駄物語なんか捨てて、私を含む社会のために働け!」くらいのことを危機感として感じてると思うんだよね。

から、「フェミニズム社会のものとは無関係」という話ではなくて、社会の人々がフェミニズムとかの社会思想に、私欲のために乗っかってることが、表現のためにも、それ以上に、社会思想的にも批判すべきだと思うわけ。

まとめると、社会の人々が表現規制に賛成する目的は、表現規制物語から読者を「行きて帰りし」させて、私を含む社会のためにこき使いたいだけってこと。

フェミニズムを含む社会思想的「正しい表現」とか、私欲の理由付けに過ぎず、本当は心の底から関心が無いのが真実だと思う。

anond:20200920032658

オッ 行きて帰りし物語増田じゃん。

総論には賛成だけど、フェミニズム社会のものとは無関係ってのはどうかな。

物語ばっかり読んでいてはいけない」って要するにモラルだろ?

フェミニズムや各種道徳的思想社会のなかで蔓延して同調圧力を持ったときに、市民の心にモラルとして内面化されるんじゃないか。親の叱りだけが原因ではないとおもうぜ。女性を雑に扱うキャラクターが悪役として書かれる、そういう表現フェミニズム価値観による要請が形をとったものだと言える。

2020-09-14

anond:20200913055411

無理筋かは判断できないが、

ちゃんと読めとか、お前の言ってることはおかしいとか、阿呆は帰れとか、寝言は寝て言えとか

それらの書き込みにはたしかに中身がない。自分が正しいと思っている相手に向かって、ただおかしいとか阿呆とか寝言などと言っても、ナルホドそうなのかとはならない。なぜそう思うのか根拠を示す必要がある。そうして初めて説得力生まれる。

二値論理モデル化できる範囲世界観なら、「真でないものはすべて偽」とはいえるだろうね。

「逆は真」で言いたいことは解りやすい。その種の論理の誤りに陥る人はたしかによくいる。でも論理学を最初に習うのは理系大学一年だぜ。自閉症の症状とはいえないでしょう。抽象より日常的なものに例えられた方が理解がはやいって説もある。必要に応じて噛み砕いて説明するべきだ。

常識人にはモラルって形で言動強制する機能インストールされているから、お願いは実質的命令として働く場合がある。それはそのとおり。しか増田よ、そこまでわかってるなら「焼き殺せば済んだんだろうが…」がただの空想以上に酷い意味を持つことは当然理解してるよな? 焼き殺したいがその責任は取りたくない・世間様の圧力を使って脅したい・コミュニケーション障害は殺すに値する… その短い文章に、アンタの意気地が無いが意地の悪い小心が、残酷支配欲が、命を軽く見る価値観が、多様性連帯への無知が、同調圧力への屈服が、表れてしまっている…

インターネット文章を書くことのリスクは、自分自身人格証拠が残ってしまうこと。それが筆者自身フィードバックすることだ。俺はこういう奴なんだって認識したまさにそのとき、人は「そういう奴」になる。Be careful.

2020-09-13

anond:20200913161551

表現の自由戦士だけど、おおむね同意だ。

いま批判している大勢は、批評自体存在してよいと思っているが、

モラル的に言い方がよくないだろうと批判している。そう捉えている。

すべてやり取りは表現の自由範囲内だ。

医学生の今と病院内での温度

帰省はするな、県外移動したら自宅待機しろ(実習に参加できないので単位危機)と言われているのに、大学病院看護師GO TOトラベルしている。先生たちは知らないのだろうか。もちろん患者のために県外移動を規制されるのは仕方ないが、看護師モラルの低さを見るに、本当は他の病院スタッフ結構旅行してるんじゃないかと疑いたくなる。学生規範となれないなら規制する資格はないと思うのだが...。

anond:20200913110643

しか社会は変わってきていると思う。個人が結託しやすく、好みにモラルが深く結びつくようになった。感想正義執行の境目が消えた。

2020-09-12

anond:20200912111757

アナキストの言う論理って強者論理しかないと常々思ってるんだが

身体的に弱かったり搾取される側だったりする人間が苦しむのは別にいいって考えなんだろうか

いやそれも個人モラル寄付なりでかいけつ!ってのがアナキストとか新自由主義者がよく言うやつだけど

いやそうはならんやろっていつもおもってる

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