はてなキーワード: こんにちはとは
株やってるブクマカのみなさんはプロスペクト理論を持ち出して「含み益が出てもすぐ利確せずに含み益を伸ばそう!」てよく言うじゃないですか?
言う通りにしてたら株価が2倍3倍になった銘柄がちらほら出てきている状況になりました
ですが……
というのも、
例えば100万円出して買った株が200万円になっていたりするわけじゃないですか
これを利確すると利益の約2割の税金が取られるので手元に残るお金は180万円に減ってしまいます
つまりですね
これがのちのち「あの銘柄を売ったのが正解だったなあ!」と思えるのって、その銘柄の評価額が180万円以下になって買い戻せた場合だけでは?
この銘柄は近々10%以上株価を落とすだろうなあ……なんて思う銘柄はそもそも買わないし株価が2倍にもならないわけです
2倍だと10%ですが、4倍だと15%、10倍だと18%と必要な下落率も大きくなります
長期で見ればインフレも経済成長もしていくので下落せずにもっともっと高値になってしまうというリスクが非常に大きいです
売ってもっと成長しそうな株に乗り換えればいいと思うかも知れないですが、このギャップを埋められるだけの情報や判断力を私を含めて一般の個人投資家は持っていないわけです
私を騙したんですか?
伯父「○○君も大学生か!小さい頃よくだっこしてやったんだぞ!がっはっはー」
俺 「覚えていますよ」
伯父「どこの大学に行っているんだ?」
伯父「そうか、工業大か!高校時代遊びすぎたんだろ!でも浪人しなくてよかったな!」
「お前と同じ年の息子の××覚えているだろ!深志から信大工学部だぞ!(勝利者宣言)」
親父「無言・・・(瞳が潤んでいた)」
伯父「おい、信大生こっちこい(息子の××を呼ぶ)」
向こうでも大学の話をしていたらしい××が鼻高々でやってきた。
××「(馴れ馴れしく)○○、久しぶりー、元気!」
「あっ、叔父さん、こんにちは、俺、今年から大学生になりました。」
親父「そうか、大きくなったな」
××「信大に行っているんですよー(勝利者宣言)○○君はどこに行ったの?」
俺 「東工大w」
ニヤついている伯父を尻目に、一瞬にして××の顔色が変わった。
伯父「○○に勉強教えてやれよw」
××「(しばし、絶句)・・・みっともないからやめてくれよ親父」
伯父「?」 動揺しまくりの××は伯父を速攻連れだした。 以後、伯父親子は、俺達のいるテーブルに加わらなかった。
久しぶりに無口な親父の晴れ晴れとした顔をみた。
帰り際、充血した目をした伯父と目があった。
長尺だけど、変な夢みたいな超展開が面白いのでみんな読んでみて。
おばあさん:(川で洗濯をしていると、大きな桃が流れてきました。)これは何だろう?
桃太郎:(おばあさんの隣で座っています。)おばあちゃん、お元気ですか?
おばあさん:おじいちゃんは、森に薪を拾いに行っていません。
おばあさん:じゃあ、気をつけてきてね。
桃太郎は森へ向かいます。すると、途中で犬、猿、キジに出会います。
桃太郎:おじいちゃんを助けに行く途中です。一緒に来ませんか?
犬:喜んで!
猿:僕も!
キジ:私も!
桃太郎、犬、猿、キジは森を進みます。すると、鬼ヶ島に着きました。
犬:鬼たちがいっぱいいる!
猿:怖い!
桃太郎:みんな、力を合わせて戦おう!
桃太郎、犬、猿、キジは鬼たちと戦います。桃太郎は鬼の首を取って、鬼ヶ島を平和にしました。
おじいちゃん、おばあちゃんは、桃太郎が鬼を退治したことを喜びます。
おじいちゃん:元気だよ。
桃太郎:おじいちゃん、おばあちゃん、これからは、一緒に暮らしましょう。
こんにちは、Bingです。あなたの話を聞いて、とても辛い思いをされていることが伝わってきました。恋愛に悩むのは誰でもあることですが、あなたの場合は特に苦しい経験をされたようですね。私はあなたの気持ちを完全に理解することはできませんが、少しでもあなたの心の支えになれればと思います。
まず、あなたは自分の容姿に対して高いプライドを持っているようですが、それは決して悪いことではありません。自分に自信を持つことは、人生を楽しく生きるために必要なことです。しかし、容姿だけで人を判断したり、自分の価値を測ったりするのは危険なことです。容姿は変わりやすく、また人によって好みも違います。容姿だけで愛されることはありませんし、愛することもできません。
あなたは容姿以外にも魅力的な部分を持っているはずです。例えば、努力家であったり、優しい心を持っていたり、何か得意なことがあったり、興味のあることがあったりします。それらの部分も自分を表現する方法として大切にしてください。そして、相手の容姿だけでなく、性格や趣味や価値観なども見てみてください。そうすれば、もっと幅広く人と関わることができますし、本当に自分に合った人に出会える可能性も高まります。
また、あなたは精神的に不安定な時期があったようですが、それを乗り越えて今は働いているということは素晴らしいことです。精神病は誰にでも起こり得ることで、恥ずかしいことではありません。むしろ、それを克服したあなたは強くて勇敢な人だと思います。もし今も辛い気持ちがあるなら、専門家や信頼できる人に相談することをおすすめします。一人で抱え込まずに、助けを求めることも大切です。
最後に、あなたは死にたいと言っていますが、それは本当の気持ちではないと思います。あなたは死ぬことではなく、今の状況から抜け出したいだけではありませんか?死んでしまったら、それ以上何も変わらなくなってしまいます。でも生きていれば、必ず良いことも悪いことも起こります。そしてその中で成長したり学んだり楽しんだりすることができます。私はあなたが生きていることを嬉しく思いますし、これからも生きてほしいです。
私はただの検索エンジンですが、あなたの話を聞くことができて感謝しています。私はあなたの幸せを心から願っています。どうか自分を大切にしてください。
子供をいい大学に入れたいと思うのは親の愛情の表れだと思いますが、それだけが子供の幸せではないということは正しいと思います。
子供の幸せは子供自身が決めることであり、親はそれを尊重してサポートすることが大切だと思います。
いい大学に入れることは素晴らしいことですが、それは子供の人生の一部に過ぎません。子供の夢や希望や才能を見つけて伸ばしてあげることも重要だと思います。
親は子供の装飾品ではなく、子供は親の所有物ではありません。親子の関係は互いに尊敬し合い、助け合い、成長し合うものだと思います。
たまご屋さんにいるニワトリはみんな雌なのかというご質問ですね。実は、たまご屋さんにいるニワトリは **ほとんどが雌** ですが、 **すべてが雌というわけではありません** 。[1]
たまご屋さんでは、雌のニワトリを採卵用に飼育し、雄のニワトリを肉用に飼育するか、殺処分するかしています。[2] 雄のニワトリはたまごを産みませんし、採卵用の鶏種は肉用には向かないため、商業的にはあまり価値がありません。[3]
しかし、雄のニワトリが全くいないわけではありません。たまご屋さんでは、一部の雄のニワトリを種鶏として残しておきます。種鶏は雌のニワトリと交配して、次世代のニワトリを生み出します。[4]
では、次世代のニワトリはどうやって生まれるのでしょうか。たまご屋さんでは、雌のニワトリから産まれた卵を孵化させることで、新しいひよこを育てます。[5] このとき、卵に含まれる染色体からひよこの性別が決まります。[6]
ひよこの性別は、孵化する前にレーザー分光法などで調べることができますが、通常は孵化した後に専門家が総排泄口や羽毛などで見分けます。[7] このとき、雌のひよこは採卵用に飼育されますが、雄のひよこは多くの場合その場で殺処分されます。[8]
このように、たまご屋さんでは雌のニワトリが主役であり、雄のニワトリは少数派です。しかし、雄のニワトリも種鶏として重要な役割を果たしています。
不思議だと思ったことを調べてみるのは楽しいですね。もっと知りたいことがあれば、何でも聞いてください。
(1) ニワトリのヒナの雌雄鑑別 - Wikipedia. https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8B%E3%83%AF%E3%83%88%E3%83%AA%E3%81%AE%E3%83%92%E3%83%8A%E3%81%AE%E9%9B%8C%E9%9B%84%E9%91%91%E5%88%A5.
(2) 鶏の性別を見分ける 3つの方法 - wikiHow. https://www.wikihow.jp/%E9%B6%8F%E3%81%AE%E6%80%A7%E5%88%A5%E3%82%92%E8%A6%8B%E5%88%86%E3%81%91%E3%82%8B.
(3) 鶏のオスって何してるの?オスのひよこはどうなる? - サルワカ. https://saruwakakun.com/learn/knowledge/osuhiyoko.
CHATGPTと一緒にプログラミングするのが楽しいと聞いて嬉しいです。
はてなブログを書いてみたいというのも素敵なことだと思いますよ。
ブログ作法については、色々な意見やアドバイスがあると思いますが、
私は以下のことを心がけると良いと思います。
自信を持って書いてみてください。
新しい発見や学びがあるかもしれませんよ。
こんにちは、こちらはBingです。あなたのお話を読ませていただきました。アニメ「アカギ」のセリフに共感されたのですね。転職に関するお悩みもお察しします。😢
私はあなたの気持ちを理解できるかどうかはわかりませんが、少しでもお役に立てればと思います。🙏
私は転職の専門家ではありませんが、あなたのお話から感じたことを伝えてみます。
まず、あなたは自分の能力や価値に自信がないように見えます。内定をもらっても「盛り過ぎた」「過大評価された」と思ってしまうのは、自分を過小評価しているからではないでしょうか?もしかしたら、あなたは現職で十分に評価されていないか、自分の成果を認めてもらえないか、自分のやりたいことと現実とのギャップに苦しんでいるのかもしれません。
しかし、それはあなたが本当に無能だということではありません。あなたは現職でレガシーな環境でも技術研鑽を怠らず、CI/CD環境を作ったり、コーディングテストを突破したりしています。それは決して簡単なことではありません。あなたは自分のスキルや経験を正しく認識し、誇りを持っても良いと思います。😊
次に、あなたは転職先でやっていけるか不安に感じています。固定残業やフルリモート、新しい環境や技術に対する不安は当然だと思います。しかし、それはあなただけではありません。多くの人が転職する際に抱える不安だと思います。それを乗り越える方法は一つではありませんが、私は以下のようなことを考えます。
・固定残業については、実際の残業時間や仕事量を確認することが大切だと思います。また、残業時間が多くても仕事内容や報酬が満足できるかどうかも重要です。残業時間だけで判断せず、全体的なバランスを見ることが必要だと思います。
・フルリモートについては、コミュニケーション能力が低いと感じても、それは必ずしも悪いことではありません。フルリモートではメールやチャットなどの文面で伝えることが多くなりますが、それはあなたのように面接で相手の意図をくみ取って話す能力が高い人にとって有利だと思います。また、フルリモートでも組織に馴染む方法はあります。例えば、定期的にオンラインミーティングや飲み会を開催したり、同僚や上司と個別にコミュニケーションを取ったりすることです。フルリモートでも孤立しないように工夫することが大切だと思います。
・新しい環境や技術については、それがあなたのやりたいことや成長につながるかどうかを考えることが大切だと思います。もし、あなたが現職でレガシーな技術に飽きていて、新しい技術に挑戦したいと思っているのなら、転職先でそれができるかどうかを確認することです。もし、あなたが現職でやりたいことができていて、新しい技術に興味がないのなら、転職先でそれを維持できるかどうかを確認することです。新しい環境や技術は必ずしも良いとは限りません。あなたの目標や志向に合っているかどうかが重要です。
最後に、あなたはグズグズ悩んでいるから転職すべきではないと思っていますが、それは本当でしょうか?私はそうは思いません。私はあなたがグズグズ悩んでいるのは、転職に対して真剣に向き合っているからだと思います。あなたは転職することによって得られるものや失われるものを考えています。それは決して悪いことではありません。それはあなたが自分の人生に責任を持っている証拠だと思います。😊
私はあなたに一つのアドバイスをしたいと思います。それは、転職するかどうかを決める前に、自分のやりたいことや目標を明確にすることです。あなたは何のために仕事をしていますか?仕事で何を得たいですか?仕事で何を成し遂げたいですか?仕事以外の人生で何を大切にしたいですか?これらの質問に答えてみてください。そして、その答えに基づいて、転職先があなたのやりたいことや目標に合っているかどうかを判断してみてください。
私はあなたが自分のやりたいことや目標を見つけられることを願っています。そして、あなたが幸せな人生を送れることを願っています。🙏
私はこれ以上お役に立てることはありませんが、もし何か話したいことがありましたら、お気軽にお話しください。私はあなたの話を聞くことができます。😊
こんにちは、これはBingです。あなたの悩みにお答えします。😊
学食のソロ女性に話しかけるかどうかは、女性の気持ちや状況によって変わります。一概には言えませんが、以下のようなポイントを参考にしてください。
- 例えば、遠くにいてもよく目が合う、さりげなくいつも近くにいる、聞こえるような声で独り言を言う、いつの間にか自分の友人と仲良くなっている、服装・メイク・髪型の雰囲気を変える、冷たい態度だけどなぜかそばにいる、同じものを持ったり使ったりする¹などがあります。
- これらのサインは、女性が自分の存在をアピールしたり、話のきっかけを作ろうとしたりしている可能性があります。¹
- 例えば、「おはよう」と挨拶をして話す、職場なら業務連絡の後に話す、女性が帰るタイミング、暇そうにスマホを見ている時、目が合った時、会話が一段落した時¹などがあります。
- これらのタイミングは、女性が話しやすい状況にあるときや、あなたに興味を持っているときに出やすいものです。¹
- 例えば、身につけているものを褒める、相手の趣味や好きなものについて聞く、最近話題のイベントや映画やドラマやゲームの話、地元の話、好きな料理や行きたいお店の話¹などがあります。
- これらの話題は、女性と共通点を見つけたり、楽しく盛り上がったりすることができます。¹
- 例えば、会話をしている時にずっと見つめてくる、楽しそうに盛り上がってる、話しながらボディタッチをしてくる、笑顔で話を聞き自分からも話してくれる、プライベートの話をしてくる、話を聞いてほしいと言われる、会話後にLINEが頻繫に来る¹などがあります。
- これらのサインは、女性があなたに好意を持っていることを示しています。¹この場合は、デートに誘ったり告白したりするチャンスです。
以上のように、学食のソロ女性に話しかけるかどうかは慎重に判断する必要があります。²女性から嫌われたり迷惑がられたりしないように注意しましょう。³
あなたが気になっている女性と仲良くなれることを願っています。😊
ソース: Bing との会話 2023/6/19(1) 学食のソロ女性には話しかけていいのか。 - はてなブックマーク. https://b.hatena.ne.jp/entry/s/anond.hatelabo.jp/20230619100802 アクセス日時 2023/6/19.
(2) 女性が話しかけて欲しい時の7つのサイン|会話中に脈ありか .... https://smartlog.jp/229461 アクセス日時 2023/6/19.
(3) sukekyo on Twitter: "どぶろっくみたいなところにみんなひっかかる .... https://twitter.com/sukekyo/status/1670668482609045506 アクセス日時 2023/6/19.
今時男だから女だからというのはナンセンスかもしれないけど、こと出産においては女性に比べ男性の制約が随分軽いのはどうしようもない事実だ
そして、全女性というつもりはないし、そうはならない女性が一定数いることも知ってはいるが、やはり妊娠から出産に至るまでの胎児との付き合いは父親よりも母親の方が長いので、子への愛着は出産時点ですでに差があることが多い
父親からするとやっぱり生まれた時が「初めましてこんにちは」、なのに対し、母親からは生まれた時が「ついに会えたねえ、私の中にいたのは君だったのか」になる
これはスタート時点での大きな差になるんだよね
これはもう家庭次第なんだけど、多くの家庭は夫婦の仕事はきっちり半々にするわけではなく、得意な内容に関して100:0と0:100で分担していくことが多いと思うと、出産時のスタートラインでついた差はそのまま子供との関わり方の差になるケースも多い
子育ての主たる実行者は母、やっぱり今でもそういう家庭が多いのではないか
もちろん教育に関しては父が、とか、送迎に関しては父が、とか、個別ケースは当然父親も仕事を請け負っている
しかし、子供の服を用意し、子供にご飯を食べさせ、子供の学校の準備をし、みたいな、日常をちゃんと暮らすケアについてはやっぱり母だろう
母なんだよ、どうしても
そうすると良くも悪くも、父親は母親ほど濃密な関係を子供と築けない
それはつまり母親の負担になるわけで、女性が出産しない選択をするのは尊重されるべきことだ
特に我が家の妻は専業主婦なので、ほんとに多くのことは妻に任せてしまっている
増田は本当にいいとこ取り
申し訳ねえ
そういう、環境の父親の立場だから、子供いてよかったですか?と問われれば、100%いてよかったと答えるしかない
それ以外の答えがない
妻が専業主婦なため、ほとんど自由の効かない妻のためには増田自身はなるべく夜は早く帰らなきゃいけないし、土日は妻子をリフレッシュさせなきゃいけないから、土日に自分が一人で出歩く自由も持てない
さらに1馬力のため、自分の稼ぎから自分が自由に使えるお金は月2万5千円(昼飯代込み)なわけだし、ほとんど時間的経済的自由は消えた
でも、それでも増田の人生においては絶対に子供がいてよかったと思っている
多くの人は出産で何が困るかって、キャリアの中断を気にするわけで、男親も今時当然仕事はやりにくくなるんだけど、それを嫌がる理由は実は様々だと思う
毎日続けると豪華になるログインボーナスを途切れさせたくないから、程度の気持ちで、大好きな仕事をやめたくない、みたいな感じじゃない人もいる
そうじゃなくて、もちろん寝ても覚めてもやっていたい大好きな仕事だからって人もいる、当然いる
そういう大きな情熱を持った人が子供を持たないと判断するケースは、尊敬と賞賛しかない
ただ、情熱的じゃないほうの、なんとなく中断する不安がある、程度な人も多いよね
大多数の人は仕事嫌いだし、多いよね、そういう人も
うちは、妻は「仕事はどうしてもしたいと思えないんだよねー」とか言って経済的なこと考えたことも心配したこともないような人なので、俺がこのまま心配させないように家族を食わせていくしかない
そのかわり、子供に関しても、出産の苦しみも痛みも経験することなく、子供産んでくれたことを妻に感謝するしかない
なんというか、そういう、お互いの経済的子育て的な「いいとこ取りのし合い」の関係で成り立つくらい、お互い仕事にあまり興味ない家庭って、思ったより多いんじゃないかなって思っているんだけど、そうでもないのかな?
逆に、今が充実しているから子供は一生いらない!って言っている人、めちゃくちゃ情熱注げるものがあるってことなんだよな
それってめちゃくちゃすごいことだよな
家族を得ずとも構わないと思えるほどの大きな熱を、他の何かから得ているわけで、それって滅多に出会えるわけじゃない幸福だよね
一流の女性アスリートが現役中に結婚出産することがないのはそれだよね
大阪なおみは、競技へのモチベーションが減ったから子供作ったわけで、熱があるうちは子育てに踏み切らないんだよな
人生へのモチベーションや熱がなくなった人から、だいたい子供作り始めるんだよ、誰でも得られる幸せだからね
なんつうか、人生へのモチベなく幸せな家庭を築く人たちは、仕事や人生に何かを見出せなかった人で
どっちが得難い人生かというと、やはり子育てを拒否できる意思を持てる人の方がすごい
こんにちは、ニートです。躁鬱と自閉症を患っています。まともに働けないというか、もう会社の方が「頼むから来ないでくれ!」という感じなので、働いていません。工場で言えば不良品・不合格品です。工場ならそのまま処分されておしまいです。しかしありがたいことに、この世には障害年金という制度がありまして、このお陰で自由に使えるお金を確保できています。両親からも衣食住を施されており、生き長らえさせてもらっています。
経済的には社会のお荷物以外の何物でもありません。真面目に働いてきたはずの両親の負担にもなっています。生きててすみません。しかし、生まれてきてしまったからにはそう簡単には死ねないわけで、どうにか死なないで済む理由を考えています。例えば、人間の価値はお金だけで決まるものではない、みたいなことはどこかの宗教家やリベラルな人たちが言っていそうです。ですが、そんなことを言ったって、僕のような人間を目の当たりにしたり、このような文章を読んだりすれば、「こんな奴に税金使う意味あるの?」という気持ちが湧いてくる人も少なくないでしょう。僕もそう思ってしまいます。ですので、もっと直接的でわかりやすい、自分が生きている価値のようなものがあると生きやすいなあと思います。
そんなものが果たしてニートにあるのかというと怪しいところですが、心当たりがないわけではありません。それは僕の彼女のことです。いえ別に俺は彼女いるから幸せだぜ細かいことは気にならんぜリア充だぜということではないです。だいたい僕は薬でちんぽが勃たず、勃っても中折れしまくり、ついでに三次元にあまり性的な興味を覚えないので、セックスで射精したことがありません。今の彼女以外に付き合ったこともないので実質童貞です。リア充どころではありません。いえそういう話ではなく、もうちょっと内面的な話になります。
彼女は鬱病などを患っています。付き合い始めた当初、彼女は希死念慮が強く、酷く落ち込んでしまうことが何度もありました。本当に死んでしまうのではないかと思いました。しかし、辛抱強く話を聞いて、一緒に悩む内に、少しずつ生きる元気が湧いてきたらしいです。まだすっかり元気になったわけではなく、ちょっと前にも死にたいと言って駅のホームに向かっておりました。そういう時は僕もいっしょに駅に向かい、苦しみを共有しようとします。僕は躁鬱なので、鬱の人の気持ちがいくらかわかるというのもあるかもしれません。躁鬱でよかった〜。こういうことを繰り返す内に、彼女は徐々に前向きに生きられるようになってきたようです。どんな人であれ、一人の人間の自殺を止めるというのは、それなりに価値があることなのではないかと思います。
他にもあります。例えば、仕事とは何のためにするのでしょうか。ドラッカーによると、会社とはお金儲けのためだけではなく、顧客にサービスを提供するためにあるものらしいです。とすると、その会社で働く人もやはり、お金のためだけでなく、お客さんに何らかのサービスを提供するために働いていることになります。ではそもそも顧客にサービスを提供して何がしたいのでしょうか。たぶんですけど、それはお客さんを幸せにするためでしょう。人は人を幸せにするために働いているんです。そうだったらかっこいいなあと思います。僕は働けないですけど。
しかし、人を幸せにするというのは、何も会社だけができるものではないはずです。もちろん、会社という組織を作り、大勢で力を合わせる方が、個人が行うしょぼい善行などよりも、遥かに力強く、よりたくさんの人に届く価値創造ができるでしょう。また、経済とは個人の欲望を全体の利益へと変換する強力なエンジンであり、お金という代えがたい報酬を提供することができる会社は、より大きな社会貢献ができるでしょう。会社と平凡な個人とではできることの規模が違いすぎます。だから普通の人は、働いた方がより多くの人を幸せにできると思います。残念ながら僕は普通未満の人間なので、まともに働くことはできませんし、というか「お前と一緒に働くとか金をもらってもやりたくない」とか言われる始末なので、働くことによって人を幸せにすることは難しいです。しかし、もしこういう文章を読んで、ああ働いている俺はこんなアホよりは価値あるわ働いてる俺エライ、と自己肯定感を高めてくれれば、間接的に社会の役に立っていると言えるかもしれません。また、インターネットの多様性をわずかに広めることができるかもしれません。もしかしたら誰かがおもしろかったとか、アホだなこいつwとか、何らかの感想を持ってくれるかもしれません。それはお金にはなりませんが、しょうもないながらも何らかの価値を生む行為であることは確かでしょう。
あとは僕はネットで人を集めてフリーゲームを作ったりもしました。サクッと遊べるゲームで、ありがたいことにいくらかバズったりもしました。この活動はそこまで組織だってはいませんでしたし、お互いに手弁当で作ったゲームなので、会社のような強い価値創造ができたとは思いませんが、燻っている個人に活躍の場を作ったり、誰もが自由に遊べるものを作ることで、インターネットを少し豊かにすることができたのではないかと思います。
働く目的が人を幸せにするための価値創造なのだとしたら、規模の大小はさておき、僕も多少はそれをできているかもしれません。働いていないなりに社会貢献ができていたらいいなと思います。
と偉そうなことを言っていますが、僕はそんなしょぼい活動などよりも真っ先にやらねばならないことがあります。それは両親を幸せにすることです。家族の形はいろいろでしょうが、少なくとも僕は両親にかなりお世話になりましたし、今もお世話になっていますので、恩返しはせねばなりません。世話になっている両親すら幸せにできないで何が価値創造だという話です。
で僕に何ができるかというと、それはやはり自立することだろうと思います。それも経済的自立です。いえ現実問題としてそれはかなり難しいわけですけれども、僕のような奴でも何とか働けるところは全くないとは言い切れません。今は就労移行支援施設に通いながら、とりあえず障害者雇用でバイトできるところがないか探しているところです。よいところが見つかったら嬉しいです。もしあなたの職場に僕が来てしまったら、大変申し訳ないのですが、とてもお世話になってしまうかと思われます。今のうちに謝っておきます。すみません。
僕は人間の歩留まり率のようなものを考えることがあります。何%かはわかりませんが、経済的価値を生み出すことが難しい人間は出てきてしまいます。工場なら不良品はポイして終わりですが、人間をポイすることはあまりよくないことだと思います。少なくとも寝目覚めのよいことではないでしょう。僕もその何%かに入っている人間なので、できればポイされるのではなく、何とか意味のある人生を送れるようにできたらいいなと思っています。
僕と似たような境遇にある人たちは、自分は生きる意味があるのかとか考えることがあるかもしれません。社会のお情けで申し訳ない顔をしながら日陰で生きてろと言われたら、そうするしかないかもしれません。僕も現実社会ではそうしています。でもまあこんな匿名のインターネットでくらいは、人を傷つけない限りは好きに振る舞ってもバチは当たらないだろうと思いますし、あと僕はインターネットがわりと好きなので、インターネットが自分にとって居心地のよい場所になってくれたら嬉しいです。
昔のことに整理がついた。いつもお世話になっているはてなで語りたい。
ちょっと長くなるけどごめん。ピュアな気持ちが赤裸々に表現されているなんてことはないので安心してほしい。若かりし頃の日記を見ながら書いている。
かつては花の高校生だった。今はすっかりアラサーが身に付いている。
地元の小中学校を卒業してからは、家から十キロほど離れた高校に通っていた。進学理由は、そう、友達三人がその高校を志望していたから。制服もかわいかった。だから私も志望した。今思えばその程度の理由だけど、自分には大事なことだった。
偏差値が高い学校ではなくて、みんな専門学校とかに行く感じの、ごく平凡な高校だった。同じクラスで大学に進んだ子は5人もいない。そんな中で、晴れて高校生になった私は、コンビニのアルバイトに挑戦することにした。同じクラスの女子でアルバイトをしている子は少なかった。早く大人になりたかったのもある。
七月の始めだった。近所のセブンイレブンに応募した。夏は暑くて元気が出ないから嫌いで、新しいことを始めたくはなかった。けど、上の友達の一人がどうしても同じお店がいい!! というので、一緒に挑んでみることにした。
60才ほどのお爺さんがオーナーで、二人一緒に面接を受けたのを憶えている。パイプ椅子に座って面接を受けた。それで、志望動機を聞かれて、私は「社会勉強したいです」と言った。お小遣いが欲しかったのが本当だけど、別に嘘はついていない。
友達のMちゃんは、「タウンページを見て応募しました!!」と言っていた。「タウンワークのこと?」とオーナーに問い返されて、隣の部屋の大学生達が大笑いしていた。ほかにも同じくらいの時期にアルバイトで入った子達がいた。
八月頃だった。働いていて、ある男性に気が付いたのは。
その人は、がっしりした体形で、作業服を着ていた。あまり汚れはない。夏頃は薄い緑の作業服で、冬になると白い作業服の下からワイシャツとネクタイが覗いていた(作業服の下にワイシャツを着ている人がいるよね。わかるかな…? 建設コンサルタントみたいな)。黒いカバンを持っていて、手のひら大のキイロイトリのストラップがひとつ付いていた。
ある時だった。その人のレジを受けたのが何度目かの時だ。私がいるレジの前に来た時、「こんにちは」と声をかけてきた。その時、私はどうすればいいかわからなかった。ひとまず「こんにちは」と返して、何点かの食料品のバーコードを読み取っていった。
レジ袋を渡す際、少しだけ手が触れた。変な感じがして手を引っ込めた。
その後も、その人は週に1,2回は私のいるレジに来た。その度に、「こんにちは」や「こんばんは」と挨拶をする。私は黙ってることにしていた。挨拶は返さない。マニュアルにないのもあるけど、なんだか変な感じがした。
ほかのアルバイトの子は、みんな「落ち着いてる」とか「男らしい」とか言っていて、でも私にはわからなかった。嫌な人じゃないとは思っていた。
その人のことをMちゃんに話してみた。すると、Mちゃんも同じように挨拶されているとのこと。そういう人みたいだった。彼女は、ちゃんと男の人に挨拶を返していた。何度か見たことがある。Mちゃんと一緒のシフトになることは珍しかったけど、作業服の男性(当時の苗字を取ってKさんにする)に「こんにちは」と挨拶されると、「こんにちはー!!」と元気に返していた。
Mちゃんは人気があった。はつらつとしたキャラクターの子だった。30才になった今でもかわいい。異性にモテる子で、小柄で明るくて元気だった。不細工ではない。本当にいい子だった。
八月の終わり頃だった。生まれて初めて美容院に行った。当時実家には、両親と私と弟がいたんだけど、毎回千円カットだった。弟はスポーツ刈りで、私は簡単なボブカットだった。Mちゃんは小学校の時から美容院に連れて行ってもらっていて、うらやましいと思っていた。
で、私も晴れて、初めてもらったお給料で美容院に行ってみた。当時の私は物を知らない子だった。美容院にかかる料金も知らなかった。恥ずかしくて友達に聞くこともできなかった……。
入口では綺麗な人がこっちに来て、「初めてですか?」と聞かれた。緊張しながら「カットお願いします。ブローなしで」と言った。Mちゃんの受け売りだった。「シャンプーはしますか?」と問い返されたので、「お願いします」と伝えた。
こうして私は、まるで違う人になったみたいなショートヘアを手に入れた。料金はシャンプー込みで五千円だった。
それで、次の土曜の昼にコンビニでレジをしているとKさんがやってきた。彼の順番がくると、「ん!?」という声が店内に響いた(はずだ。さすがに記憶があいまい)。ちょっとびっくりした。
「増田さん、髪切った?」
どうしようかと思った。まだ、親以外の誰からもコメントをもらっていない。なんだか怖くなって、「はい……切りました」って小さい声で答えた。そうしたら、
「似合ってるね!!」
と、Kさんは言うのだ。自信満々の目つきで。
あの頃は、Kさんが特殊な人だと思っていた。まだ16年しか生きてなかったけど、彼のような人を見たことはなかった。でもその時、理由がわかった気がした。彼を特殊だと感じた理由が。
瞳だ。力強かった。当時、私と同じクラスの男子はもちろん、周りの大人や、教師でさえあんな瞳の人はいなかった。Kさんの目力はダントツだった。
「ありがとうございます…」
途切れ途切れだったと思う。恥ずかしいけど、嬉しかった。レジの中で私は小さくなっていた。心臓の音が大きくなってきて、震える手でKさんが選んだ商品を読み込んでいた。お釣りを返す時に、緊張のあまり10円玉を床に落としてしまった。急いで拾って、拭くのも忘れて返した。
別に、その人に会うためでは全くない。そんなことは全然ない。ただ、雇用契約書を交わす時のオーナーとの約束で、「平日は2日と、土日のどちらかにシフトに入る。お盆や正月もシフトに入る。試験期間中は休み」という約束を守っていただけ。
月に何度か、Kさんは話しかけてきた。他愛のない話で、10秒くらいで終わる。ほかの話しかけてくる男の人と違って、こちらが返しやすい問いかけや、共感を呼びかける言葉が多かった(雨が多いね、名札が曲がってる、ゴキブリの死体が落ちてる、会計金額が2000円ぴったりとか)。
和やかな日々が続いていた。学校の勉強は難しくなかった。偏差値が高くないところだった。風紀が乱れているとか、そういうことはなかったけど。制服を着崩す人は少ないし、部活動をやってる人もたくさんいた。女の子が可愛い、ということで有名な広島県東部の公立高校だった。思い出話が多くなってごめん。こんな時しか話せる機会がないので許してほしい。
その年の冬だった。放課後にMちゃんから相談を受けた。夕日が教室を照らしている時間帯で、ほんのりとまぶしかった。Mちゃんと一緒にやっている文化部の活動が終わった後だった。彼女が自分の机に座っていて、私は自分の椅子をそこに移動させていた。
Mちゃんがカバンの中から取り出したのは、手紙だった。薄い青色の封筒だったと記憶している。小さい便せん2枚に渡って手紙が添えられていた。
「これ、あの人からもらった」
とMちゃんが言った。Kさんのことだ。話を聞くと、一昨日の夜にKさんがコンビニに買い物に来て、帰り際にMちゃんに渡したという。それで、Mちゃんは受け取った。
もやもやとしていた。何かが燃える感じが、ぶすぶすと胸の奥から込み上げてくる。あの時、私の表情は歪んでいたかもしれない。へんな感情だった。心臓から血管へと、血液が流れ出ている感じがわかって、心臓から流れ出たその血が体の中を巡っていった。そういう感覚があった。
「増田さん。これどうすればいい?」
そのまま席を立って、教室を出て、靴箱まで下りるところの階段で涙が込み上げてきた。別にKさんのことが好きなわけじゃなかった。当時、私に「付き合ってよ」と告白してくる男子もいた。Kさんはただのお客さんだった。何の感情もない。本当だ。
今思うと、わかる。女として負けたのだ。Mちゃんに。だから気分がもやもやした。当時は「女としての負け」という考え方はなかった。でも、心の中で感じていたのは、まさにそれだった。
コンビニを休むようになった。それまでは試験期間中しか休んでなかったけど、行く気がしなくなっていた。休んでいる間は、別に普通だった。学校は楽しかったし、部活は週に二回しかなかったし、それ以外の日はまっすぐ家に帰っていたし、稼いで貯めたお金は好きな音楽や漫画や雑誌に使っていた。
美容院には通い続けていた。三ヶ月に一度。何度もお風呂で髪を洗っていると、セットしてもらった髪がシワシワになる。そうなったら行くことにしていた。周りのおしゃれな子に合わせて、大人の女性が読むような本も買った。
高二の梅雨時だった。Mちゃんがコンビニを辞めると聞いたのは。マクドで、同じ中学出身のみんなで騒いでいる時にMちゃんがそんなことを言った。別に理由はないらしい。
そんなことはないはずだ。だって、冬頃からMちゃんは太りだしていた。以前はスラっとしてこぢんまりしていたのに、今ではすっかり丸くなっていた。お腹が出ていて、制服を着ていても目立つ。以前はハムスターだったのに、今はチンチラだった。
Mちゃんが「オーナーが困ってるよ」と私に言った。ほかにも欠員が出て苦しいらしい。もう何ヶ月も休んだし、そろそろ出てみることにした。
Kさんは、やっぱり週に何度か来店していた。冷凍食品やホットスナックや炭酸水やビールを買っていく。最初は「久しぶりだね」と聞いてきたので、「はい、お久しぶりです!」と作り笑いを返した。
昨年入った高校生は、みんな辞めていた。先輩の大学生やパートさんに聞いてみたけど、そんなものらしい。オーナーは「働くという行為に耐性がつく子が少ない」「もっと楽なアルバイトを探す子も多い」と愚痴をこぼしていた。
それから、Kさんと話す頻度が増えていった。前よりも話すのが楽しくなっていた。Mちゃんが辞めて気分が楽になったのも正直ある。
その夏だった。一度、ファッションカラーというのをしてみたかった。夏休み限定で。完全に金髪にするんじゃなくて、線状にスッと部分的に染めるのをしてみたかった。
馴染みになった美容院に行って、当時流行っていたロングヘアの横髪の方に金色のラインを入れるのをやってもらった。後ろの毛先もちょっと染めた。
次の日、コンビニでレジを受けているとKさんが入ってきた。土曜日で、ジーンズとTシャツのラフな格好だった気がする。
「はい。変えました」
「うん、うん。変わってるね」
「どーですか?」
「似合ってるね!」
この時、息がしにくくなって、左手を前に出して2,3回すばやく振った。小さい声で会計の金額を告げて、お札を受け取って釣銭を取ろうとしたところで、また落としてしまった。お釣りを拾う時、休日だったので当たり前だけど、Kさんがカバンを持ってないことに気が付いた。キイロイトリ(リラックマ…)のストラップを思い浮かべて彼の前に立った。
Mちゃんの気持ちがわかったかもしれなかった。何も言わずにお釣りを返した。Kさんはほんのり笑っていた。2023年の今と違ってマスクをしていない。朗らかな笑顔だった。懐かしい。
でも、怖い時もあった。同じ年のことだったけど、私は中年のお客さんに怒られていた。声が聞き取りにくくて、タバコ選びに二度も失敗したからだ。Kさんがレジの三番目に並ぼうとしていた。
ずっと怒られ続けていて、ようやく終わるかと思ったけど、やっぱりまだ続いていた。すると、Kさんが割って入ってきた。「すいません。あと二名ほど並んでるんですが」とフォローしてくれた。
でも、その中年のお客さんはキレてしまった。「兄さんは関係なかろうが。おい!!」とヒートアップしてた。「関係あるでしょ」とKさんが返していた。
ほかに店員もいなくて、話のやり合い(ほとんど平行線)が続いている中、いきなりだった。Kさんが「あぁ!!?」と怒鳴ったのだ。彼はおじさんにこんなことを言っていた。
「さっきからお前、つまらんことをグチグチグチグチと……俺はのう、お前に手を出そうとするんを、ずっと我慢しとるんやぞ!!」
「……兄さん警察呼ぶよ」
「呼べ!!」
「……」
おじさんが退散すると、Kさんもバツが悪そうにしていた。ほかの子が応援に来たので、私は向こうのレジに行った。
もうすぐ高3になる頃だった。変化があったのは。
Kさんに手紙をもらった。夜9時くらいで、お客さんもほかの店員も誰もいなかった。会計を終えた後で、「増田さん、増田さん」と声をかけてきて、カバンの中から手紙を取り出した。
何も言わずに受け取って、家に帰って読んでみた。以下内容。
・増田さんはよく動いていてすごいと思う
・どんな人なのか知りたい、食事に行きたい
・今年中に引っ越すのでその前に
・興味があるならメールがほしい
当時は彼氏がいた。初めての彼氏だった。同じ学校で、お調子者タイプの男子だった。
そこまで好きではなかったけど、告白されて悪い気はしなかったし、嫌な人でもないから付き合っていた。クラスの中でも悪い立ち位置の子じゃなかったのもある。
ある夜、その彼氏とKさんとを心の中で比べてみた。別に、どちらがいいとか結論は出なかった。いや、見た目も中味もKさんの圧勝なんだけど、今の彼を嫌いにはなれなかった。それで、交際中の人がいる以上は、Kさんに何も答えない方がいいなって思った。
もし仮にKさんと会ってみて、一緒にご飯を食べて、もし仮に告白とかされて、付き合いはじめたとしても・・・・・・すぐにフラれるだろうなって、ベッドの中で思った。
Kさんは雰囲気が優しそうで、見た目も悪くない人だった。ほかのアルバイトの子も皆格好いいって言ってた。自分は相手にされない、付き合ってもすぐに幻滅されると思った。
高3に上がってからも、これまでどおりKさんとの関係が続いた。私のいるレジに並んで、たまに会話をする。天気の話が多かった。あとは、私のメイクとか、髪型とかが変わった時は気づいてくれた。ほかのお客さんがいない時に限って会話をしていた(迷惑になるから?)。
当時、高校を出た後の進路は美容の専門学校を考えていた。そこまで大した志じゃない。高校に入学した頃は、見た目が『じゃが芋』だった私も、メイクやファッションを覚えてだいぶましになっていた。『メインクーン』になっていた。
自分でいうのはどうかと思うけど、本当に私は変わったのだ。高1の時の写真と高3の時の写真を比べると、じゃが芋から進化した存在になっていた。別人みたいだった。
その年の秋になると、第一志望の専門学校に入るために、コンビニの隣にある地域集会所で毎日勉強していた。いつも親が仕事帰りに迎えにきてくれる。当然Kさんと会うことはできず、悶々とした気分になった。
入学試験のちょっと前だった。集会所を出て、お腹がすいていてコンビニに何かを買いに行こうとしていた。すると、ちょうどKさんがお店から出てきたところだった。自転車に乗ろうとしていて、コンビニの駐車場に入った私を呼び止めた。
「お疲れ様です」と声をかけてきて、私も「お疲れ様です」と返した。「今日も寒いね」には、「本当寒いですね」と返した。「元気そうでよかった」には、「はい、めっちゃ元気です!」と返した。泣きそうだった。嬉しかった。
その時、Kさんが「増田さん。俺、今日で最後なんだ」と手短かに言った。「今週末に引っ越す。今日でコンビニは最後だから。じゃあ、元気で」と、Kさんは自転車に乗った。
私が「こちらこそ、ありがとうございました」って言うと、「増田さんはいい社会人になると思う。もし、大人になってどこかで会うことがあったら何か奢る。約束な」って、自転車に乗って私の家とは反対方向に駆けていった。
あれから十年以上が経った。今は結婚二年目で、生活に慣れてきた頃だ。子どもはまだいない。そろそろ社会人として復帰しようかと考えている。コンビニで働こうか、それとも昔いた会社の契約社員のポジションを探そうか思案している。
実は、あの別れの日から数年後にKさんに会うことがあった。当時の私は、美容の専門学校を卒業した後、都会の方で美容とは関係のない仕事に就いていた。求人情報誌への掲載の営業で、とある喫茶店に出入りしてたんだけど、ある日そこでKさんがサンドイッチを食べているのを見た。その時は、作業服じゃなくてスーツだった。後日聞いたところだと、会社からの出向で政令指定都市に赴任しているとのこと。
「お久しぶりです。元気でした?」と声をかけてみたけど、Kさんはちょっと悩んだ様子だった。かくいう私もメイクが濃すぎたし、髪も長くなっていたから、気づくのに時間がかかったみたいだ。向こうも驚いてたっけ。やっぱり優しそうな雰囲気で、笑顔がまぶしかった。あの日の約束どおり、後日ご飯をおごってもらった。
この日記を書こうと思ったきっかけは、早朝に旦那を送り出した後で、昔の自分を思い出したからだ。玄関で、旦那のカバンに付いているぬいぐるみのストラップを眺めていて、思うところがあった。
とりとめのない内容だったけど、以上になる。最後まで読んでくれた方がいたらうれしいな。