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はてなキーワード: 空手形とは

2019-06-07

メンヘラを食ってる不倫爺へ

メンヘラ親友がまた不倫爺と付き合い始めた。

爺のSNSアカウント特定して見ていると、彼女一筋みたいなことを書いていて、いかにもラブラブだった。

育てていた偽裏垢で爺に軽くDM送ったら「どこ住み?会わない?」のお返事。またかよ。マジでクソ。

不倫するのは勝手だけど、結婚適齢期ギリギリメンヘラを引っ掛けるのはマジでやめろ。孤独につけこむな。結婚する気がないくせに空手形出すな。

どっちもどっちみたいな考えなんだろう。ほんと死んで欲しい。本気なら、奥さん子供捨ててから来い。

別れた後のケアに、どれだけ苦労してると思ってるんだ。クソが。

2人の関係に水を差す気もないし、どうせ別れるまで話聞いてくれないので、ここで毒を吐かせてもらいました。すみません

あーあ。幸せになってくれりゃいいんだけどなー。

2018-12-03

anond:20181202181219

財政難の時は国債発行して空手形切って税率下げた方がいいんじゃないの? 「国の借金」とか言って財政難なのに緊縮を選んだのがおかしい。失速して高度が下がるからって機首を上げるようなもの

2018-06-30

殺すし殺されるよ

例の事件に関する感想blogがいくつもあがっていて「殺すほどのことでも殺されるほどのことでもなかった」「理不尽すぎて納得できない」っていう声があって個人的には違和感はげしい。

いやいやいやいや。殺すし殺されるよ。「この程度の発言はたしかに君は傷つくかもしれんけれど殺すほどじゃないだろ?」って。それ決めるのは殺す決意をした側でしょ。どんな言葉が許せない弱点なのだか、エスパーじゃない人類には他人の内心はわからないんだよ。それでもなお「殺すほどの発言じゃなかった」と言い張りたいのならば、それは多数が少数の完成を多数決で封じ込めてるだけのことだよ。なにがいじめかといえばその構図がまさにいじめでしょう。

不倒城では「どんな人間も、「こういう発言があったから」という理由殺傷されてはいけませんし、そんな必然性もありません。」っていうけれど、それって法の、もう少し言えば秩序の話だ。不倒城さんの記事は日ごろ楽しんで読んでるし、大好きだけど、この件で法の話をするのはいかにも筋が悪いし、不誠実だ。

まず第一に、死んだhagexさんが死んだ瞬間、秩序は助けてくれたのかといえば助けてくれてなかった。虚空から次元警察が現れてナイフを掴み止めてくれたかといえば否だ。ってことは「発言殺傷されてはいけない」というのは、法側の出した空手形であって、結局言うだけ行って助けてくれなかったわけだ。「どんな発言をしても殺傷されませんよー」というのは事実じゃないし、それを盲信するとトイレで刺されて死ぬ。つまりそれを喧伝するのって不誠実だ。

第二に、先生側が(内面わからんけれど推察するに)苦しんでいたときに、秩序は別段先生を救済しなかったでしょ。このとき先生が前

善だとか悪だとかは問題じゃないんだよ。とにかく、苦しんでいてある種の助けを望んでいたときに、社会と秩序は救済しなかった。そして先生は、社会と秩序から脱退することを選んだ。犯行先生自首したっていう事実から殺傷行為がこの社会於いて犯罪であってつまりは反秩序行為であることを先生理解していた。そのうえで行為に及んだってのは、「この社会や秩序に見切りをつけた」ってことであって、つまりここでも秩序は力不足を露呈している。

秩序ってのは要するに僕らの都合だ。社会形成する上で反社会的行為が多発すると問題があるので抑圧してる形態が秩序だ。法はその規範だ。

別に俺は先生擁護しているわけでもないし、犯罪奨励しているわけではない。俺個人殺人事件を起こさないように起こされないように生きているし、この社会の秩序に参加してて、秩序側の人間だ。でも、だからといって、自分所属しているこの秩序を唯一のものだとか正義体現だって言い張るつもりはない。参加者である俺達の都合にすぎないもの正義だの善だのっていうことばですり替えるのが不誠実だっていう主張がこの記事だ。

秩序が都合だ、という話は、法が社会契約だってのと一緒だ。法は、社会的な弱者を含めて万民に対して利益提供していて、それを守る側が得だから参加してねというものだ。自由参加だと社会崩壊しかねないので強制参加になっているけれど、その歪みが例えば少年法という形であらわれている。俺は日本国民として、自由意志で法の側に参加しているつもりなので(その決断なく惰性で秩序側にいるのはすごく怠惰危険だと思っているので)、あたかもその参加が善であり正義であり、そこから外れるひとを悪だとするような論調は嫌いだ。そういう論は秩序とか法への参加意識を鈍らせると思うからだ。

から一方で、俺達の運用しているこの秩序に心底絶望してしまった人が、そこから脱退を決意することは十分に有り得ると思う。強制参加だから脱退できないだろう? っていわれても、現実はご覧の通り。秩序のもたらすデメリットと逸脱のデメリットを比べても、それでもなお耐え難ければ、人はそこから離脱するしか無い。そんなの歴史見れば山ほど事例が転がってるでしょう。先生の件で言えば、今回の事件は、あれは先生なりの自力自己救済だった。秩序が救済してくれないなら自分でやるしか無い。

もちろんそれは、俺達の秩序側からすれば大変、筆舌に尽くしたがたいほど不都合だ。だから否定するし弾圧もする。でもそこですり替えするのは不誠実だと思うんだよ。俺達の秩序はなるほど大人数で考えて洗練されてきたので、かなり良い出来だと思う。けれど、ミクロレベル完璧かっていったらそんな保証無い。冤罪事件で30年間投獄された人がいたとして、俺はその人に対して「俺達の秩序に参加したほうが君の人生ハッピーだよ」と胸を張って言うことはできない。

この世界は、無秩序なのが本来の姿で、気に入らないことを行ったやつや言ったやつは、すぐさま殺されて転がるのが自然な姿だよ。それだと困る多数派自分たちの方を作ってグループ化したのが現在だけど、別段、それは神の定めた法じゃない(宗教ではそういうことにしてるみたいだけど)。そういう都合の問題を、普遍的真実のように語る傲慢だけはやめてやれないものか。

自分たちの社会を守るためだってりゆうはわからんでもないが、不誠実がすぎる。

2018-06-28

同性婚に反対する

https://anond.hatelabo.jp/20180214020955(「同性婚に反対する理由論理的根拠が無いと思う」)


男性諸君

私は同性婚に反対だ。

昨今、同性同士の婚姻制度的に認めようとする、怪しからぬ動きがある。

かに、男だけが女性結婚でき、女が結婚できるのは男性だけなのは不公平と言えよう。

しかし、女性結婚できる権利は、男性の確固とした既得権益である

そして、既得権である私は、この不平等是正されて欲しいとは全く思わない。

私が見当違いのことを言っているとお思いだろうか。女性がこのことを不公平だなどと思うはずがない、と。

しかし、虚心に見比べてみてほしい。

優しく、美しくて、柔らかくて、清潔で、スベスベして、良い匂いのするのが、女性

ガサツで、醜く、ゴツゴツガサガサして、汚らしく、指の背とか変な所に毛が生えてて、臭いのが、男性

そのいずれが好ましいかを。友人としてならいざ知らず、性愛対象として男性を好むものは少ないはずだ。

無論、男性を好む男性がいるように、男性を好む女性も、皆無ではあるまい、しか本来それは圧倒的少数のはずだ。

そう、私は、レズビアン本来マイノリティではないと言っている。女性女性を好むのは、ごく自然ことなである

その証拠に、多くの女性は、花や、ぬいぐるみや、包装を開いたばかりの石鹸のような、優しく、美しくて、ふわふわスベスベして、清潔で、良い匂いのするものを好むではないか

男性諸君、私の言葉を疑うなら、女性立場に身を置いてみればよろしい。

私は想像する。

もし私が自分の妻や恋人立場だったとしたら、私と結婚したり子供を作ったり親しく触れ合いたいなどと思うだろうか?

断固として否である

鏡の中の私とキスすることを想像するだけで吐き気を催すし、さらにその先のことを強制されるなら、舌を噛んで死ぬことを選ぶだろう。

我々のパートナーは、これほどの苦痛不快屈辱一見平然と受け入れているのだ。感謝などと言う言葉ではもはや言い尽くせない。

私の中の感情を敢えて言い表せば、『女神への畏れ』である

やや話がそれたが、諸君らには考えていただきたいのだ。

男が獲物や給料を持ち帰り、社会的経済的に優位を保てていた時代は、とっくに終わっているということを。

その状況で、両性からパートナーを選べるとしたら、いったい誰が男性など選ぶというのか。

たちどころに世の女性は全て、モテる女性たちに独占されてしまうではないか

それを恐れているからこそ、男は同性婚に反対するのである

同性婚に賛成する男性諸氏は、そのことを理解しているのだろうか。

他方で、女性たちはこう囁いてくるかもしれない、

『否とよ、多くの女性男性を好むものだ。そのような心配は当たらない』と。

しかし諸兄、このような耳に快い言葉にこそ、よくよく用心を払うべきなのだ

空手形に踊らされてはならない。

これは我々を欺き油断させるための、危険な罠というべきである

このような甘言に乗せられたら最後彼女たちは我々にとっての全て、すなわち全女性を、瞬く間に掠め取ってしまうだろう。

そのようなことは火を見るよりも明らかではないか

彼女たちを注意深く観察するが良い。

女性たちが如何に男性を遠ざけ、女性同士で固まろうと腐心しているかを。

けだし言葉ではなく行いにこそ、その本性が表れるものなのだ

もし法的社会的同性婚が認められたら、我々男性はどうなるか?

それについては、今の女性たちが、止むを得ず男性結婚していることを思えば、考える余地はない。

女性女性に独占されてあぶれてしまった男性たちは、互いに男性パートナーに選ぶようになるはずだ。

あるいはその先には、めくるめく世界が待っているのかもしれないし、そうでないのかもしれない。

しかし戦う前から負けた後のことを考えてなんとする。

今は断固として諸君、戦うべき時である

私は個人幸福を追求することをここに宣言する。

全体のためではなく、ただ己の欲望への忠実な奉仕者として、同性婚に反対するのである

諸君らが賛同してくれることを願う。

あと、『キック・アス』と『スーパー!』と『タクシードライバー』のシネティック・ユニバースを私は観たい。」

2018-01-22

anond:20180122105935

その「殴られてニコニコできたら他人理由なく殴れる免罪符にしてやる」みたいな空手形はやめろ

殴られてニコニコしてるキチガイに向かって躊躇なく発行する一般人ムーブは本当にやめろ

2017-09-23

anond:20170923153354

空手形欺瞞が横行している世間で、いか信頼関係を構築するかという話っぽい。

形式的ルールで縛ったり、契約保証をつけたりすると、結局は普通金融商品になる。じゃあ今すぐ現ナマよこせ、という話に。口約束のファジーさは不可欠だ。しか口約束的な部分だけでは反故にされるかもしれない。

口約束的な部分と、金融的な保証をうまくバランスさせる。口約束に対するコミットメントの仕掛けをつくって、誠実さへの覚悟を見せる。過去に雇った人を搾取したという実績が世間に明るみになれば、今後マトモな人材からはそっぽを向かれるので、誠実であることの必要性経営者だってある。

1000万投げるときに、貢献度への妥当性って、そんなんリーダーが「あいつは貢献したぜ」って言い張れば十分だ。決裁権持ってる人間が良しという、それだけで「妥当」。そこで数字表現できなければダメだ、なんてことになったら、どれだけ労力をかけたって、質的な貢献を評価することなんてできない。

2017-06-12

よく考えたら今の野党は誠実なのでは

そろそろアラフォーの俺が小さい頃と言ったら

野党人達はとにかくバラマキ的な福祉増大とそれによる生活改善ばかり言ってた気がする

当然消費税にも反対していた

小学生心に「そういう支出拡大だけ約束するのは無責任だ、野党からいえるんだ」という感じの違和感をもやっともっていたぐらいだ

ソフトな人あたりと優しい顔をもった印象だった


それが20年ぐらいたった今はどうだろう

こんにちの野党全然そんな庶民に甘いことは言わない

増税と緊縮とアベ死ねネトウヨ死ねで固めるすごいコワモテ

経済政策無策」「国民ニーズを分かってない」として叩かれてるが

逆に見たら甘言で釣ろうとしてないからすごい誠実ともいえるんじゃないか


イギリスで躍進したコービン労働党にしても

言ってることの半分以上はとりあえずの空手形であって

あの財源どこから出るのかまだわからない

ひょっとして、野党民主党政権時代を通して空手形マニフェスト反省して誠実になったのではないだろうか?



(ただ20年前の野党と今の野党に一致するのは

 経済成長を重視してないか殆ど否定してるみたいに見えるとこだよなー)

2017-02-04

恋愛工学はアレだけど、正直、森岡氏もビミョーよ

http://d.hatena.ne.jp/kanjinai/20170202/1486027602

森岡正博さんのブログコメント欄にて。

このブログ記事は、「女性蔑視はやめろ。性犯罪はやめろ。相手自由意志を奪ってセックスに持ち込むのは人権侵害だ」という主張をしておけば済むでしょう。

それにもかかわらず森岡さんは、非モテ男が理想的恋愛セックスをやる方法をについて語っておられます。そこが唐突だし、押し付けがましいし、私はあなたのそういうところが本当にイヤです。

  

>>女性蔑視に陥ることなく、ひとりの好きな人と付き合い続けていけるやり方を伝えよう

>>長続きする恋愛必要なのは相手尊重できること、相手立場に立てること、相手共感できること、相手幸せを願えることである。そのベースができてはじめて、我々は恋愛技術性愛テクニックを互いの快楽のために肯定的に開花させることができる

  

↑ 私はこの手の語り口をたいへん欺瞞的に感じるのです。

藤沢某の"恋愛工学"なんかより、むしろこの語り口のほうが不愉快で、とうてい聞くに堪えられないものです。

私は上記のコメント投稿したが、あらためて解説しておく。

  

まず第一に、森岡は個人幸福政治的正しさをまるで一致するものであるかのように語っている。この点こそが彼の最大にして最悪の欺瞞である

私はこの二つのあいだに深い断絶、矛盾対立があると思っている。ふつうの人は誰しも政治的に正しくないことをやりたい願望があるはずだ。もちろん他人に優しくしたり、社会を良くしたいと求めるのは人間の本性だが、同時にまた、自己中心でわがままな願望を持ってしまうことも人間の本性なのである

森岡が言っている「相手尊重できること、相手立場に立てること、相手共感できること、相手幸せを願えること」は政治的に正しい。これは文句のつけどころがない。しかし、例えば私自身の性的欲望をかえりみて言わせてもらうと、そんなものは真っ平ごめんだ。つまり自分さえよければいい、1回だけセックスできればいい、女をやり捨てしてやりたい」と考えてしまうのだ。あと他には「レイプしてやりたい」という攻撃欲求だってある。

さすがにいささか露悪的な告白になりすぎたが、人の欲望というのは、多かれ少なかれ、政治的に正しくないもの反社会的ものを含んでいる。私は決してこの欲望肯定しろと言いたいのではない。無視するな、ごまかすなと言っているのである

例えば「女性蔑視はやめろ。性犯罪はやめろ。相手自由意志を奪ってセックスに持ち込むのは人権侵害だ」という主張について分析してみよう。これは私のような男の欲望無視していない。きっちりと敵対して抑えこむという形式を取っているのだ。

それに比べると、森岡の語りはこの敵対性をごまかしている。ごまかすどころか、味方のふりをして内心に踏み込んでくる。自分にとって何が幸せセックスなのか、それは私が決めるべきことであって、他人から上から目線定義されたくはない。この点で森岡の語りはデリカシーがなく不愉快だ。

  

第二には、森岡の主張に対し、私は倫理的意味においても反感を覚えた。

エサ(※この場合恋愛セックス)を目の前にたらして、それがほしかったらミソジニーをやめろ、人権思想を信奉しろというのである

これほど人をバカにした話があるか。利益誘導によって人を説得するのは、そうすること自体がきわめて倫理に反する。例えばもし長続きする恋愛なんかほしくない、共感なんかいらない、女性蔑視しながらセックスするのが好きだという男がいた場合、森岡は恋愛工学をすすめるつもりだろうか。

それにそもそも、ここで森岡が使っている“エサ”は空手形に等しい。キモくて金のないオッサンが森岡のメソッド実践しても、まあたぶんぜったいに幸せ恋愛幸せセックスもできない。オッサンではなく若者だって、うまくいかない者はいる。森岡がリベラルフェミニズム正義をふりかざすのは勝手だが、「これを信じれば幸せになれるぞ」という嘘と欺瞞でそれを糊塗することだけはやめてくれ。

  

第三に、リベラル観点から考えてみるなら、森岡の言っていることが正しいかというと疑問符がつく。

森岡のブログ記事は性暴力ダメ人権侵害からダメという政治的な話をしているのかと思ったら、唐突に“僕の考えた最高のセックス”について語り始めた。そしてこれがいかにもポリコレに沿ったものであるからリベラル思想の信奉者たちに受けがよさそうなものだった。

しかし、私は森岡の持論をむやみに賞賛するのはよくないと思う。本来リベラル立場としては、性暴力などの明らかな人権侵害を<悪>と定義してそれを法律抑制するとか、女性差別についてもやはり<悪>と定義してそれを無くしていく方針をとるべきだ。この方針は、個人がそれぞれ内心に持っている<善>・<幸福>の価値観に介入するということと、いくらか重なりあう部分もある。だが、この二つを混同してはならない。われわれが社会構成員に対して<悪>の定義強制することと、<善>・<幸福>の定義強制することは、根本的に性質が異なる。

森岡があの記事で語っている“僕の考えた最高のセックス”の主張は、あからさまに後者に該当する。リベラル立場からは「性暴力犯罪だ」とだけ言っておけばすむし、仮になにか道徳的言及をするとしても「女性蔑視はよくない」という話に留めるべきだ。そのさきは個人自由にゆだねればよく、むしろ安易に優劣をつけたり価値判断をはさむことは慎まなければならないだろう。だから森岡のように「政治的に正しくて理想的セックスを目指しなさい」などと他人要請するのは不適切なおこないだ。

  

第四に、森岡は不謹慎である

彼が非モテの男にアドバイスをすること、“僕の考えた最高のセックス”を力説することは、まったくの自由だと思う。しかし、それは現実に起こった性犯罪事件からめて言うべきことなのか?

森岡は自著『草食系男子の恋愛学』を引用して、「女性蔑視に陥ることなく、ひとりの好きな人と付き合い続けていけるやり方」をすすめている。たしかにそれ自体は素晴らしいことかもしれない。だが、それは性犯罪とは直接関係がない。

これは性犯罪があったとき、男に代替となるセックスの利用をすすめる論法に似ている。すなわち、「風俗に行けばレイプなんかしなくてすむ」とか「嫁か彼女をつかって性欲を発散しておけ」というゲス意見のことだ。もしそれを真顔で言っているならばドン引きだけれども、森岡が今回やっていることからはそれに通底するものを感じる。

  

  

参考:この増田タイトルは、id:zaikabouさんのブコメから拝借しました。

2016-09-28

http://anond.hatelabo.jp/20160928160031

収奪者に迎合しておけばそのうちおこぼれがもらえるなんてポジショントーク空手形の合わせ技は聞き飽きたよ

その手の「お前にもいい目を見せてやる」的な空手形現実になったことがあったか

あとでやっぱりお前は弱者じゃなかったって手のひらを返されるのがオチだろ

2015-06-01

これは世代間抗争なのか

「年寄りは死ねというのか」年金減額は憲法違反ーー全国の「年金受給者」が提訴 (弁護士ドットコム) - Yahoo!ニュース

コメントでは、

b:id:tama3333 若者死ねというのか

に星が集まるという状況に、

年金減額は憲法違反だ、という提訴が気に入らない人々 - 諸般の事情はどうですか

という記事が現れる。

基本的に、ここでの登場人物政府若者、老人だ。上の議論を要約すれば、老人は政府に「年金減らすな」と言い、若者は「お前らずうずうしいんだよ」と言い、最後記事は「若者と老人は争うな、真の敵は政府だ」となる。

年金約束通り支払われるべきか

そもそも老人たちは「これだけ払ってくれれば、老後これだけ払います」という契約に基づき、年金支給されてきたわけだ。その「約束が違う」というのはごもっとである

b:id:sandayuu 始めに決めた約束を守れよって要求がどうしてワガママになるんでしょうかね。老人に対して約束を守れない国は、貧乏若者に対しても平気で約束を破ると思うんですがねえ。

しか約束が守られないということはよくある。金を貸していた会社倒産した、詐欺に遭った、泥棒に入られた――どんなにその人に過失がなかったとしても、被害は補てんされない。さて、翻って今回の場合はどうだろう。言ったら暴動は起こらなくとも票田を失うので政府は言わないが「お金ありません」と言ったらどうなるか。理屈上は政府が悪くて国民被害者であるしかし、では国家賠償請求ができるかというと、できない。いや、できるが、その原資は若者の金である

それは結局、老人が若者から搾取している形でしかなく、自分らが選んだ政府の失敗を将来世代押し付けているだけのクズということになる。

若者は将来老人になるのだから

自分たちが今置かれている雇用不安定さと、これから先訪れる漠とした老後の不安や・・いや、20代30代の人に【老後】という不安はないのかもしれませんね。そもそも自分の死すら現実として捉えていない人が多いのかもしれません。

b:id:Josui_Do 我々もやがてその年になるのだから自分自分の首を絞めないようにしないとね。あと、ニッポン政府ってのは嫌味をつける言い方だから日本政府か単に政府でいいでしょ。

b:id:coati 提訴妥当性は分からないけど、こういう話題年寄りを十把一絡げにして老人ヘイトする奴は、それが未来自分たちに跳ね返ってくるとは考えないのかねとは思う。

これもよく聞く言説。「そう邪険にするけれど、いつか君もそうなるんだよ」って、なるわけねーわ。今どき、公的年金で老後を過ごせると思っている若者がいるなら「てめぇの頭はハッピーセットかよ」と言われる。年金なんて、税金とほぼ同義で、自分が老人になってもらえるなんてのはお花畑もいいところだ。

もう一度言う。若者は老後の年金なんてこれっぽっちも期待していない。

b:id:uturi はいはい政府が悪くて高齢者は悪くない、と。『自分たちが老人になったときにも安心』というのが既に空手形と化しているのを完全無視してる。政府に対して「政府は老人優遇やめろ」って文句が出てるんだけど。

b:id:y-kawaz 若者自分の老後を想像できないから叩いてるだ?むしろこのままだと自分の老後がどうなるのか分かりすぎてて、そしてそれは今の老人とは比べるべくもないって分かってるから怒るんだろう。

若者憂さ晴らし

b:id:festerfester 「我々の方こそ苦しくて助けて欲しいのに何で無視されるんだよ、ってか批判される側なんだよ」ってのは最近不毛弱者男性フェミニズム論に似てる。問題の解決より憎悪の捌け口求めてたら相互理解永遠に来ない。

b:id:hobo_king 目の前の老人を将来に悲観した若者が叩いて憂さ晴らしした結果、笑うのは一体誰だ? ってことが気になって仕方がなくてな。自分の怒りや不満の鉾先をどこに向けるべきかもう少し考えてみてもいいと思うよ。

b:id:oka_mailer 将来もらえると思ってないから高齢者を叩くってのも、理屈わからん。叩く先が違うよね。

はたして若者は老人が憎くて批判しているのだろうか。「叩く先が違う」ってじゃあ、どこを叩くのか。政府、あるいは役人を叩くか? 彼らに年金破綻の責を負わせて絞首刑送りにすれば満足か? そこを叩いても若者は1円も得しない。

b:id:htnmiki 老人叩きは何も解決しないという人はさっさと解決策出せやコラ。老人の取り分を子供へという案は少なくともある程度は解決するだろ。

b:id:kamm こっちも増え続ける負担に耐えてるわけで、「老人を叩いて憂さ晴らし」という視点がそもそもおかしい。お互いに我慢しましょうよということなのに

若者が望む解決策は?

若者は「老人死ね」とも老人を叩いて憂さ晴らしがしたいわけでもない。本当に望むのは、もう破綻して、自分が老人になったときには機能していないであろう年金制度を店終いしてもらうことだ。そうは言っても、いきなりでは、現老人世代は困るだろう。であるから、徐々に減額し、緩やかな消滅が折衷案だろうか。しかし、今回の訴訟は少なくとも彼らは、老人世代の失敗を認めず、一切の減額は許さないという。政府・老人・若者の三者を登場させるモデルだと、いかにも政府といういけすかない野郎がいるように見えるが、それは幻影なのであり、責を負っても、金までは出してくれない。金のやり取りというだけ見るのなら、完全に若者・老人の二者であり、政府を身代りに、現状に固執する既得権益者たちは「老害」以外の言葉が見つからない。

から何度だって言う。この泥船に将来世代を乗せないでくれ

2013-08-06

あなたドコモ経営陣だったとします (※追記あり)

事業環境は厳しいです。ドル箱だったiモードの栄華も今は昔、「ただの土管になりたくない」という強い意志も、いまや具体的戦略のないただの願望になってしまいました。通信インフラコモディティ化していて他キャリアとの差別化はできなくなったどころか、LTEカバレッジでは最も出遅れている始末。他キャリアへの流出が止まらなくなり、キャンペーン甲斐なく何度も純減を繰り返しています。もはや減収減益の構造が定着しつつあるといっていいでしょう。

そこでiPhone導入が取り沙汰されるわけです。

確かに、まだiPhone人気が十分に高い日本では、短期的にはiPhone販売がMNP流出防止&純減ストップの切り札になることはわかっています。それでもiPhone販売に踏み切れない一番の理由は、これまで株主総会でも日経記事でも繰り返し観測気球を出してきたとおり、Appleが課す高い販売シェアノルマ---一説には50%---がドコモ負担になると予測されるからです。

でも、「販売ノルマ率を切り下げてくれればウチも採用しまから、そこは何とかお願いしますよ」というドコモからの数年越しのメッセージに、Appleは反応しませんでした。確かに中国インドアフリカといった途上国の巨大市場に比べれば、ドコモたかだか6000万契約極東のいちメガキャリアしかありません。最後発のドコモに対して契約条件を緩和したら、当然ソフトバンクau最恵国待遇を要求するでしょう。Appleからすれば、各社に販売ノルマを緩和したらトータルではツーペイになってしまうし、利益率を緩和したら、まだiPhoneが高い競争力を持っている地域市場を自らスポイルすることになってしまますAppleドコモ妥協してやる意味は今のところないのです。

からドコモにはもう後がなくなってしまいました。とにかくiPhoneの販売ノルマクリアできる体制を整え、iPhone販売契約に踏み切るのが喫緊課題です。そのためはどうすればいいか? iPhone豊富選択肢のなかのワンオブゼムにしてはだめですよね。実際に数を捌かなければ、Appleが課すペナルティで今度は営業利益率がガタ落ちしまから。となれば、今は1シーズンに10機種も出しているAndroidスマートフォンの投入ラインナップをせいぜい3〜4機種程度に絞り、それらとは別格の位置づけでiPhoneを売りまくらなければいけなくなりますソフトバンクKDDIは実際そうしています)。「業績回復のためにやれるべきことは全部やっている」と株主に説明するためのステップとして、これはもう必須の条件でしょう。

さて、では実際にラインナップのどこを整理して、誰にiPhoneを売ってゆくのか。ドコモ既存ユーザーのうち、特に重視すべき移行見込層は、1)フィーチャーフォンユーザーと、2)Androidに乗り替えたものの、その機能操作性に不満があるユーザー…ということになるでしょう。1)はかつてブランドだった「ドコモのN」や「ドコモのP」などを長年ご愛顧戴いてきた層。2)は、Android機種のなかでも差別化に失敗しているコモディティ的端末、すなわち、N・P・F・SHのユーザー。これらのユーザーを「わかりやすいですよ」「使いやすいですよ」とiPhoneに誘導してゆくためには、これらのセカンドラインメーカーが作るスマートフォンは、むしろ選択肢から消えていてくれたほうがいいですよね。

こうして事前にキャリア内の浮遊層を作っておき、適切なタイミングiPhone移行キャンペーンを投下すれば、そこは衰えたりとはい国内最大の契約者数を誇るキャリアドコモですから、その数字的なインパクトはかなり大きいはずです。


から今回話題になった「ツートップ戦略」は、巷間言われているように、スター機種のXperiaGalaxyを重点的に売り込むための、攻めの施策というだけではありません。それは、来たるべきiPhone時代を見据え、長年ドコモ蜜月関係にあったメーカーたちと縁切りすることを意図した、非情身辺整理の作業でもあります。今般報道されているNECカシオパナソニックモバイルスマートフォン撤退は、ドコモの販売奨励戦略の「失敗」ではなく、はじめからの狙い通りの「成功」だったというわけです。



【追記】山本一郎さんのコメントへの御礼

ネット世界では投資家ゲーム開発者ラノベ作家企業探偵ベルロックメディアシニアマネージャーなどの華麗な経歴で知られる山本一郎さんという人に拙文へのリンク貼っていただけたようで、恐縮至極、汗顔の至りです。

【悲報】ドコモ関連で「いかにも」な与太記事が増田に掲載され局地的に話題に(山本 一郎) - 個人 - Yahoo!ニュース

空手形や取らぬ狸皮の動機でNECを真っ二つにするとはちょっと思いづらいんですよね。


はい、もし上の文章からそんな経緯を想像する人がいたら、企業経営には向いていないでしょうね。山本一郎さんがドコモ経営陣だったとしても、当然、Appleと今期以降のiPhone販売契約について話の筋道をつけてからの「ツートップ戦略」で年末大水計に打って出るのではないでしょうか? 見込みベースで話を進めて裏目に出たら、ツートップ転じてオンリーツー状態になってしまますのでね。もしここまでの話がすべて机上の空論なら、それはすなわち、「ドコモは次の機種サイクルから事実上ソニーサムスンだけでスマートフォン市場を闘い続けることを選んだ」という話になるわけです。

しかし、本邦のモバイル業界フラッグキャリア格ともいえるドコモが、たった2メーカー×1〜2機種の最新スマートフォンラインナップで次の秋冬商戦に挑むなんてことがあるでしょうか? この会社は今年に入ってからの一連の動きのなかで、どんなコストを払い、何を仕込んでいるのでしょうか? 山本さんが並べているリンクの数々も、ツートップ戦略が「単体では」純増の切り札として奏効しなかったことを示していますが、それは本当は「切り札」ではなく、さらなる戦略転換のためのひとつの手段だったのではないでしょうか? 予定では2013年中に市場投入され、サムスンとの密な提携関係ならびにモバイルOS第三極戦略の礎となるはずだったTizen派筆頭の永田氏をいきなり傍流に追いやってしまったことには、果たしてどんな意味があるのでしょうか? 

さまざまな状況証拠から考えて、今のドコモがその機種戦略プラットフォーム戦略の中に、何か大きなパズルピースがはまるための「スペース」を作っていることを全否定できる人はそういないのではないでしょうか。そして、その巨大な空白に当てはまる商品は、現状では1つしかありません。

もう、おわかりですね

2011-06-30

http://anond.hatelabo.jp/20110630201907

空手形を乱発し過ぎて、今全力で不渡り起こしまくってるのが一番じゃないか

民主党 マニフェスト でググればわりと答えに近いと思う。

2010-02-13

民主政権5ヶ月の通信簿

ttp://gaikoanzenhosyo.blog4.fc2.com/blog-entry-929.html

高速道路無料化”は、民主党有権者を釣るための目玉となるニンジンだったが、その二つが空手形となれば国民の怒りは倍増しよう。

民主党は「揮発油税暫定税率を廃止してガソリンを安くします」と国民約束していたが、毎年2兆5000億円の財源が確保できず、それもまた約束やぶりとなった。

民主党が「現代の姥捨山」と批判し廃止を要求してきた後期高齢者医療制度だが、ミスター年金こと長妻氏は厚労相に就任してあっさりとその存続を容認した。

選挙前、国民約束した民主党マニフェストと、民主党政権が実際にやっていることはことごとく食い違っている。

民主党政権公約は、単に国民の票が欲しかったから言ってみただけの「口からデマカセ」だったようだ。

2009-07-14

麻生氏の失敗は、宏池会を恃みにしてしまった事である。

いい年をして、何が足りないかをわからないというのは、馬齢を重ねただけとなる。

麻生氏の失敗は、宏池会を恃みにしてしまった事である。国民の支持を恃みにするのではなく、自民党の数を支配できる量に信を置いた為に、安倍氏以後の首相と同じ道を歩む事になった。

国民小泉氏に300議席の信を置いたのは、古い自民党を壊すと言い、部分的ではあるが、それを実行してきたからである。小泉氏が党の規約によって総裁を満期退任した後でも、その後継者は、解散総選挙をするまでは、個人の信条は別として、小泉氏の改革を引き継ぎ、実行しなければならないのに、それをやっていないのでは、揺り戻しが来るのは必然となる。

宮崎県知事を国政に引っ張り出す話で、自民党総裁にするとまで空手形を切っている以上、選挙担当者を更迭するべきであったのに、目の前のサミットに舞い上がっていたのか、放置してしまった。麻生降ろしをするならば解散すると恫喝しているようだが、後ろ盾として恃んだ宏池会が挿げ替える首を探してる時には何もしなかったのに、今度はするというのでは筋が通っていない。最初から空手形だとわかっていたというのでは不誠実である。歯を食いしばって頑張るべき場所を、間違えているのである。

このまま解散しても、麻生氏と宏池会自民党の主流である限り、自民党議席は壊滅的な減少を被ることになるであろう。たとえ、民主党の前党首と現党首の献金スキャンダルを盛り上げても、それは古い自民党に対する批判という点では同じであり、古い自民党に対する逆風は収まらない。むしろ、古い自民党を体現している長老・領袖クラスに対する批判票が対立候補へと流れるだけとなるであろう。

民主主義国家において責任を取るのは国民であり、国民の意思に反した行動を幾ら頑張っても、時間無駄でしかない。国民により良い選択肢を提供し、信を得たならばそれを実現するのが為政者である。思い込みでつっぱしっても、国民はついて行かない。

2009-02-11

http://anond.hatelabo.jp/20090211162526

そもそも「民主党」自体が最初から選択肢に入ってないんだよ。カレーを食おうかハンバーグを食おうかって時に犬の糞を候補に入れる奴はいないだろ?

とにかく選べる中から最初に「こいつは論外だな」というのを真っ先に消去していったら、そしたら自民しか残らなかった。特に外交国防関係自民一択という情けない有様だし。

残った以上はとにかく彼らが掲げてる景気対策をさっさとやってもらわないと何も先に進まない。中小企業支援策や住宅ローン減税延長や、派遣社員正社員にすると一人当たり100万円のご祝儀厚労省から採用企業に出たりとか、高速道路料金の値下げと限定定額化とか、今すぐにでも始めて欲しいよ。それを妨害し続けてる野党は今すぐ首括って死ねと思う。妨害すればするほど相対的に自分たちの支持が集まる事を自覚しているあたりなお一層腹が立つしな。

とにかく「出来る立場にある人間が今すぐ景気対策をやってくれ」というのが俺の自民支持のスタンス解散総選挙を挟んだらそれが軽く2、3ヶ月は遅れるうえに、経済以外の分野が論外な政党政権獲得までされたりしたらたまったもんじゃない

追記

経済分野でも民主はちょっとアレだな。

http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn/20090210/20090210-00000076-nnn-pol.html

民主党小沢代表は10日午後、日本テレビ番組NEWS リアルタイム」に生出演し、景気について、麻生首相の言う「全治3年」ではなく、来年中に回復軌道に乗せると強調した。

いくらなんでも出来るわきゃねーだろと思うわ。震源地のアメリカじゃあ、名のある経済誌までもが「合衆国が今後10年以内に複数の国家に分裂する可能性」を割と真面目に論じている状況なのに、残り2年で軌道に乗るとは思えん。麻生の「全治3年」も結構怪しいが、それに対抗して聞えの良い言葉を並べてるだけにしか見えんよ。代償としての消費税増税に(増税は絶対にしませんとテケトーな空手形出しときゃいいのに)わざわざ言及した麻生の方がよっぽど有権者に対して真摯に見える。

2009-02-04

http://anond.hatelabo.jp/20090204190518

小沢代表は必ず君子豹変(ひょうへん)する。政権を取ったら現実的な対応をする」と答えている。

世間ではそれを「空手形」と呼ぶんだが。というか、本当に豹変したら今まで民主党を支持してた連中から総スカン食らうぞ。

「その程度の公約守らなくてもたいしたことはない」と言った首相もいたけど、特に支持を失うことはなかったな。

日本人は余りそういうことに敏感でないらしい。少なくとも政治家にはそう思われてるだろうね。

小沢外交政権取れば豹変」=民主長島昭久インタビュー

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009020400772

突っ込みどころ満載なんだが、

 次期衆院選民主党政権交代を実現した場合、わが国の外交安全保障政策は変わるのか。同分野に詳しい同党の長島昭久衆院議員インタビューした。概要は次の通り。

 -ソマリア沖の海賊対策への党の対応は。

 (党内に)幅広い意見を抱えているから、(党の)外務・防衛部門では議論を避けてきた。党の意見くらいはきちんと集約しないといけない。

 -民主社民国民新の3党連立政権となれば政策調整が大変では。

 自公連立とそんなに変わらない。とことん議論していくしかない。

 -海上警備行動を発令しての護衛艦派遣について党の結論は。

 (今は)海上保安庁にどういう限界があるか検証する段階だ海保では難しいと理解できれば、早晩結論が出る。

 -派遣を認めれば、麻生政権に協力することになるが。

 最終的に小沢一郎代表が決断することだ。今は自民党を倒すことが大義だから、協力しないという決断は、政治論として理解できる。過渡期だから仕方がない。

 米国の知人から「インド洋での海上自衛隊の給油活動などに反対する民主党はめちゃくちゃだ」と心配されるが、「小沢代表は必ず君子豹変(ひょうへん)する。政権を取ったら現実的な対応をする」と答えている。そうでなかったら政権運営できない。

 -自民党民主党も支持しない層が増えていないか。

 常々感じている。そういう意味で、渡辺喜美行政改革担当相の反乱は、意味がある行動だ。ただ民主党が、官僚主導ではなく、生活者主権、地域主権というマニフェストをきちんと議論し、発信できれば、民意を吸収できる。1日も早くマニフェストをまとめて訴えた方がいい。(了)

(2009/02/04-17:59)

小沢代表は必ず君子豹変(ひょうへん)する。政権を取ったら現実的な対応をする」と答えている。

世間ではそれを「空手形」と呼ぶんだが。というか、本当に豹変したら今まで民主党を支持してた連中から総スカン食らうぞ。

2009-01-12

http://anond.hatelabo.jp/20090112224340

仮に政権民主に変わった所で政策如何によっては自民同様に叩かれる

悪いが、現状を見る限りその言葉は「空手形」にしか見えん。

2008-12-22

[][]信頼させる方法はあるか。

http://workhorse.cocolog-nifty.com/blog/2006/03/4_0a85.html

クルーグマンが提案したのが、中央銀行が民間に「今は何も出来ないけど、放っといてもいつか景気が回復して金利ゼロで無くなる日が来る。だから、そのときに必要の無い利下げをやってインフレを起こすよ。」と約束すべきだ、というものだ。もしこの約束を民間が信じるなら、将来のインフレを予想した民間は期待インフレ率を引き上げる。そして、期待インフレ率の上昇は今の「実際の」インフレ率の上昇に繋がり、見事デフレから脱出できるはず、というわけだ。

約束するのは簡単でもそれを信じてもらうことは百倍難しい。

いざその「将来」が来たところで、日銀には積極的に約束を果たす動機は全く無い。むしろ、とりあえず今約束だけしておいて、民間が信じたところで(期待インフレ率上昇→デフレ脱出)約束を反故にするのが一番いいということになる。

そして、民間は当然のことながらこんな日銀約束を信じない。信じられない約束が期待インフレ率に影響を与えることも無い。結局、この日銀空手形は完全に不発に終わることになる。ちなみに、クルーグマン自身も当然そのことは認識しており、論文では民間が日銀を信じない可能性(=日銀コミットメントできない)についても何度か言及されている。ただ、筆者の知る限りこの部分の記述は都合よく、かつ丁重に無視されることが多かったように思うが。

「だったら日銀約束を守らざるを得ないような仕組みを作ればいいじゃん」と思った方もおられるだろう。

(中略)

誰でも約束を守りたくなるくらい罰則を厳しくすればいい、と思う人もいるかもしれない。まぁ、ターゲットを守れなければ打ち首、だったら皆必死で約束を守ろうとするだろう。ただし、処罰が厳しくなると今度は総裁を引き受ける人間がいなくなる。それなりに有能な人間を雇うことが出来、その人間約束を守らせることが出来るような絶妙な処罰メカニズム存在する可能性はかなり低い。だからこそ、インフレターゲットの処罰メカニズム大家であるカール・ウォルシュ(カリフォルニア教授)自身が、処罰メカニズムは”useful fiction”に過ぎないと書いているのだ。

一番現実味があるのが「日銀総裁インフレOKな人間にすげ替えてしまう」こと。例えば、今日銀は「日本インフレ率は1%が適正」と信じていたとする。彼らが「将来3%までインフレ率を高めます」と言ったところで、その約束には全く信頼性が無い。しかし、ここで「インフレ率は3%くらいが適正だ!」と信じる総裁が着任したら、日銀は放っておいても嬉々として3%のインフレ率を達成しようとするはずだ。これならば日銀約束は民間に受け入れられる。

この方法の問題は、候補者が信じる「適正インフレ率」は本人にしか分からないということ。福井総裁にしたって当初はこれほどのインフレ馬鹿だとは思われていなかったわけだし。

2008-05-20

http://anond.hatelabo.jp/20080520102034

元増田です。TBありがとう

博士課程中退

履歴書には書いてません。ほんとに詐称になるの?

アメリカ大学での講師が終わったあとで子供を作って育児休職してました、という話をしてます。

実際は産後半年も経たずにすぐに博士論文を書き始めたから、壮絶だったよ。本人が一番辛かったんだろうけど、俺もかなり色々辛かった。

ちなみに学問分野は、文系です。

鬱病

幸い軽症で治療を始めて、だいぶ直りかけてるので、これも言ってません。

まあ望ましくないってのは分かるけど、こんなことわざわざ言って自分からハードルを高くすることが妥当だとどうしても思えない。医者にかかるんじゃあるまいし、転職するとき自分の病歴全部話す奴なんかいるの?

ちなみに鬱病発症の直接の原因は、指導教員から了解されていた論文の方針をひっくり返されたことでした。

子供

博士論文を書くから、という理由で保育園に預けています。最近嫁にわがまま言うようになってきて大変。育児休職できないから、鬱病の治りがどうしても遅くなるんだよね。

>学部から始めるのは意味無い

そうかぁ。まぁこの話はあんまし本題ではないからここでおいて置きます。

ただ、嫁さんはいずれアメリカ研究を続けたい、と言っているので、そうなったら僕も向こうの大学でbachelorからやり直すのもいいかな、と思っているだけ。

今工学系のスキルは持ち合わせて無いから、いきなりmasterは難しいだろうし。

まあ何年先になるか、もしかしたら十何年先になるか、叶わないかもしれないけれど、夢というか、人生に淡い期待を持ちながら生き続けることぐらい許してくれよ。

派遣

で、とりあえず、小さい会社からオファーが来ているみたいなので、そこにアプライして先方の連絡待ちです。

みんなが言うように、ほんとに日本会社って外資も含めて厳しい。なんなんだろうなこれ。いろんなことを一度にやっちゃいかんのだろうか。

出産子育て博士課程そして就職

それとも、かつて社会はこういう人を受け入れようとしたけれども、そういった人たちが社会から信用を失うようなことをやったから今の状態があるのか?

それが増田の言うところの「使いにくい人間」ってことなのか?増田の言う通りすぐ逃げ出す人が一杯いたからだろうか?「一生懸命やる」って空手形をみんな切りすぎたんだろうか?

自分はレールから外れるのが怖かった分、僕はいろんなチャレンジをする嫁さんを応援してきたけど、こういう立場になって、嫁さんへのこの社会の仕打ちは何なんだろうな、と思っている。

日本社会も、会社も、もう少し色々なことから自由になったらいいのに、と思う。

2008-04-20

http://anond.hatelabo.jp/20080420171532

交際一ヶ月で、三年後に会いに来ますねえ…。

二人がどんな気持ちで付き合い始めたかにもよると思うけど、

増田は試用期間終了でクビになったようなものなんじゃないかな。

 

普通に考えて、一ヶ月付き合っただけの人に三年操を立てることはないよ。

それとも、元増田は「今」の自分に彼女の三年分の価値があるとでも思ってる?

三年後の自分なんて、空手形に過ぎないよ。

2008-04-05

http://anond.hatelabo.jp/20080405180629

信用創造には限度がある。

これは歴史でも簡単なシュミレーションでも証明できることだ。

空手形だけをきり続けて存続できた国家などというものは存在しない。

入札に応じないんじゃなくて、応じられなくなる。

いったいどういう証明?簡単にできるなら具体的な論理展開を書いてみてよ。

信用創造に限度があるというのは準備率か何かのこと?これは中央銀行が貨幣を増やせばすむ話しだし実際多くの国ではそうしてる。

あとデフォルト起こしたアルゼンチンとかいまだに存続してるし、終戦直後にハイパーインフレ起こした日本も存続してるってのが現実

信用というのは一方的にされるものではなく信用してくれる人がいてこそだ。

世界経済がいままさに信用縮小の瀬戸際にたたされているときになんでそんなのんきなことが言いつづけられるのか?

のんきじゃないからこそ借金増やせといってるんだよ。

民間が疑心暗鬼になってどんどん借りなくなってるときに政府までまねしてたら世界恐慌の二の舞。

http://anond.hatelabo.jp/20080405151151

信用創造には限度がある。

これは歴史でも簡単なシュミレーションでも証明できることだ。

空手形だけをきり続けて存続できた国家などというものは存在しない。

入札に応じないんじゃなくて、応じられなくなる。

日本の何百兆という預金はビッグバン宇宙誕生の瞬間から存在してたわけじゃない。

まさにたったこの50年でつくられただけのものだ。

信用というのは一方的にされるものではなく信用してくれる人がいてこそだ。

世界経済がいままさに信用縮小の瀬戸際にたたされているときになんでそんなのんきなことが言いつづけられるのか?

2007-06-09

5000万件の照合は1年以内に完了するよ!

いやー、更に増えて6500万件くらいになってるらしいけど。

1日に20万件とかのペースで照合って無理じゃね?

窓口で一人照会するのにどれだけ時間かかってんだよ。

参院選前だからって空手形はよくねーよ、とか思ってたんだけど。


クローズアップ現代みてたら、なんか可能な気がしてきた。

それはね、厚労相の辻事務次官が1年以内にどこまでやろうとしているのかなんとなくわかったから。


どうやら5000万件、以下のような流れで処理しようということらしい。

  1. 宙に浮いてる5000万件の年金番号記号とすべての基礎年金番号を、それぞれに紐付けされている氏名・性別・年齢・住所など(加入期間とかも入るかな?)のデータを使って突き合わせ、適合度の高い組み合わせを見つけ出すプログラムを組む

  • プログラムを走らせた結果、それっぽいものが見つかった人に対してお知らせする(多分郵送)

  • 通知の届いた人が申し出てくれば照会する

  • 客観的な証拠(領収書とか)が無い場合は第三者機関に判断してもらう

で、1年以内にやる「すべてのデータの照合」というのは1.2.だけを指すらしい。

発送までを1年以内にやるとか言ってたからね。

そういうことなら、今朝の日経「NTTデータが1.は1年以内にできますよって言った」って書いてあったし、まぁ多分2.までは行けるんだろうなと。

3.4.が滞りなく行われないと宙ぶらりんな記録はいつまでたっても無くならないわけだけど、これはまた別の話、ということになりそう。

だから、仮に安倍首相が言うように全件の照合が一年以内に終わったとしても、年金問題の解決はそこからさらに時間が掛かるってことだね。

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