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はてなキーワード: 厚労省とは

2024-11-22

知性に問題のある人間財務省批判し、知性のある人間厚労省批判するというムーブメントが一部で観測されてる気がしてならねえ

平均寿命平均余命勘違いしているダメ解説

定年後にどれくらい生きるだろうかということを見るのに平均寿命絶対に使ってはならないし、平均余命ですら若年層ほどより発展した医療を受けられる期間が増す効果を含まない分だけ過小な推計になっているものだ。年金の話に平均寿命を持ち出す時点でダメ解説

そして年金財政説明ダメダメGPIF金融市場ではクジラと呼ばれるくらい巨体なものであるが、それでも年金制度という海の中では小粒である。積立金から収益やその取り崩しは年金全体として大した意味を持たず、その大部分は積み立てとは関係のない賦課方式によって賄われている。だから厚生年金財政健全とか国民年金は厳しいとかは大した話ではそもそもないのである厚労省も、厚生年金国民年金の積立金は現在の各制度加入者が積み立てたものではないという認識をしている。だからよく厚生年金から別に持っていかれたりするわけだ。大した意味がないからこそ勝手に付け替えなんかやってる。

そして基本的賦課方式である以上、「現役世代負担年金受給者の数÷現役世代の数×現役の何割の年金がもらえるか」が全て。全部ここを中心に説明しないとならない。この負担がどこまで行くか、とか、人口が動かせない中で負担に上限を設定したらどうなるか、とか、人口は動かせないけど定年を弄って受給者や現役世代の数を変えたらどうなるか、とかね。なのに無駄な話が多過ぎる。

anond:20241122045531

2024-11-18

anond:20241118114901

法律というのは「当事者・所管機関ではないと判断できない(そもそも厚労省は所管機関ではないがw)」のではダメで、誰に対しても公平であって公知なものでなければならない。

所管機関ではないと判断できない、というのは、法律慣習法のみで明文化されていなかった時代日本でいうと大岡越前守より前の時代)。

誰もが法の構成要件刑罰構成要件文書で知ることができるというのが「明文法」の原則

これって高校で習うことのはずなんだが・・・

(最終学歴中学、または標準指導要領の内容の習得目的としない一部の特別支援学校知的障害など)卒業の方だったら申し訳ないが)

anond:20241118114401

ワイ以外のアホが勝手刑法犯とかバカなこと言ってるだけだからなあ。

厚労省のどっか適切な権限があるとこが判断するのが法治

アホ増田公益通報者保護違反だって勝手認定するのはただの人治だってことに変わりないし。

https://www.mhlw.go.jp/shinsei_boshu/kouekitsuhousha/index.html

2024-11-13

日本ホラー

むかし職安で、ちょうど私が慣れているソフトオペの仕事を、自転車でいける近所で見つけて、応募した話

 

小規模な現場作業員派遣屋であったが、面接にいくと速攻で社員採用され、今日からでも仕事を始めてくれという

しかし 1週間もすると、他の事務員と同じように週一で地下室の掃除もしてくれないかと言われた

せっかく社員になれたし、事務所は小さいビルの1フロアの机が7,8個ぐらいという小さな職場であったので、断らなかった

しかしその地下室は大変な臭さで、掃除をしたあとは具合が悪くなり、頭がおかしくなった

何か月かすると鬱状態になったらしく自殺を試みるに至った

失敗して目が真っ赤になったまま翌営業日に出社すると、柔道家ぽいガタイの良さでパリッとしたスーツオヤジ

「首を絞められるとそうなるよなーwww」などとニヤニヤ笑っていた

速攻で求職を願い出たうえ、退職して職安通報した

あとで官報で調べたら、その会社は何度か破産手続をしており、法人番号を変えている

これみよがしに大きな神棚や壺が何個もあったのでわざとらしく宗教信者会社を装っているように見えたが、つまり裁判所も絡んでいるのだろう

私はまず自殺を考えるタイプではないので、地下室で何等かの化学物質を吸って鬱になったのだろうと思っている

警察はそんなの知らんぷりだというか、スーツオヤジ公安警察で、好条件の求人を準備した職安厚労省)も絡んでいたんだろうなと思う

   

それで私は母親から不承諾のまま生命保険を掛けられていて、止めて3か月後には、友人だと思っていた奴から呼び出されたうえ、轢き逃げ事故あい脊柱骨折

警察保険会社が推奨した病院も買収されていて(のちに300万円が動いていたことが判明した)

脊柱骨折の診断をせずに、むしろ悪化させようとしてきた

私が古代九州氏族の子孫だからということもあろう(エリザベスがみたメアリー・スチュアートのようなもの

  

だ か ら 某官僚らと裁判所保険会社は、汚なさ極まるなんてもんじゃない、女殺し油地獄のごとき虐待をするサイコパス皇族代理会社だよ

まったく、身の安全を考えないとなぁ

死にたいと思ったことがないやつ集まれ

厚労省の令和3年度自殺に対する意識調査自殺したいと思ったことがあると答えたのは27.2%だった

びっくりしたのが自殺したいと思ったことがないと答えたのが64.4%もいるってこと!うそでしょ?生まれてこの方一回も?消えたいとかも一回もない?

はいない歴年齢で友達一人もいなくて死にたいを越えてくる趣味もないからそろそろ死んどくかって感じなんだけど、こんなだから周りにそういう質問できる人もいない。

はてなーのみんなは死にたいと思ったことないの?んで思ったことがないやつはどういう人生を送ってきたの?

2024-11-12

anond:20241111211807

減税に動く限り、たとえタマキンシリアルキラーだろうが支持するよ。

当たり前だろう。

人の財布に手を突っ込み続ける財務省厚労省のほうがよっぽど極悪人有害だ。

2024-11-11

日本政府マスコミ、省庁ってろくでもない

陰謀論みたいな人たち、変なこと言ってるなと思ってた。

でも、今回の衆議院議員選挙後の露骨な玉木さん及び玉木さんの政策潰し、増税だけはやたら早い日本マスコミや省庁を見ていると、陰謀論みたいなアホらしいと思っていた話も、あながち嘘ばかりでもないのかと思えてくる。

少なくともマスコミ財務省厚労省(年金機構も?)はろくでもないということがよくわかった。さすがに最近の一連のこと、露骨すぎて苦笑いするしかない。解体されてほしい。

あのツイ廃タマキンツイートしてない!財務省厚労省と戦っているからだ!!!

セックスしてましたwwww

2024-11-09

anond:20241109001116

そんな瞳に映るもの全て陰謀判定しなくたって、厚労省が朝宣誓したそれこそよっぽど剥き出しの陰謀なんすけど

ほんと何なんだろな……はーあ

2024-11-08

国民年金106万の壁、国会さないといけないのに決定事項みたいに騒いでるバカ

なんか厚労省独断で決めて数ヶ月ぐらいで実行されると思ってこの世の終わりみたいな騒ぎ方してるバカが多い

国会で否決されたらそれで終了やぞ

やっぱ世の中ってニュース見出し見て思い込みだけで騒ぐバカが多いんだなー

2024-11-07

日本女性必要なのは中絶「する」権利ではなくて中絶「しない」権利

Xではとかく、妊娠した女性中絶「する」権利ばかりが叫ばれるけれど。

「産んだら一生恨んでやる」…朝日新聞男性記者不倫相手自殺未遂に追い込んだ「衝撃の言葉」の数々

https://news.yahoo.co.jp/articles/0e14084ed9df33188d67dadfba0d590333356369

A子は1年前の2023年10月1日から日本経済新聞社転職が決まっていた。9月にはBも厚労省担当へ異動が決まり、会う頻度は少なくなっていた。ところが、10月第一週にA子の妊娠が発覚する。経口避妊薬を服用していたので、予期せぬ妊娠だった。

不安と歓びからA子はBに電話妊娠したことを告げました。しかし、その答えは『オレ無理だから、堕ろしてくれ』という無情なものでした。翌朝、Bが部屋に来て何度も『堕胎してくれ』と懇願したようです。そして『妊娠したことは親にも会社にも誰にも言うな』と強い口調で約束をさせました。

A子は一人でも産みたいと懇願しましたが、Bは『堕ろせ』の一点張りだったそうです。何度も口論になって、そんな時でさえBは暴力を振るいました。

妊娠が発覚してからBはほぼ毎日のように部屋に居座っていました。中絶をするという確約を取り付けるために必死だったのだろうと思いますしかしA子の意志も固く、このままでは出産してしまうという焦りから、なかば監視をするかのような状態だったのだと推測します。

Bは『中絶をしてくれたら毎日会って一生支えていく』という言葉も口にしました。それでも暴力は続きましたし、『産んだら一生恨んでやる』との文言も残っています。初期中絶ができるのは12週までということで、A子の精神崩壊寸前でした」



でも実際には、このニュースもそうだけど、古谷徹不倫とか。医師の男が不倫相手同意なく中絶薬を飲ませた事件とか。

どう考えたって現実に多いのは「女性中絶したいけれど男性中絶を許さない」事例ではなく、

こういうふうに、「女性は産みたいのに男性中絶を強く求める」事例の方でしょう?

普通に考えたら産みたくない女性はその時点で性交渉拒否するに決まっているし、大半の女性性交渉合意した時点で妊娠した場合には産みたいと考えてるんだよ。子供が要らないのに安易性交に及ぶのは男特有軽率さ。

少なくとも日本にはアメリカヨーロッパみたいに宗教による禁忌がないんだから、元々中絶には親和的文化なんだよ。ましてや優生保護法の下、「不良な子孫」をどんどん間引いてきたじゃないか

そんな世の中なんだから叫ぶべきはどう考えても中絶「しない」権利の方なのに、どうして中絶「する」権利ばかりがこうも声高に叫ばれるのか。

不思議でならない。

不破雷蔵っていつからこんな酷くなったんだっけ?

ヤフコメに「エキスパート」としてデタラメを連投してるんだが、国民民主党から金でももらってんのかな?

消費税同様に、所得に占める割合観点では、低所得者ほど減税割合が大きい累進性であることを指摘しておきます

とかなんの指摘にもなってない、逆進性そのものやんけ。

【以下引用

不破雷蔵 グラフ化・さぐる ジャーブロガー 検証解説者/FP

見解1995年から最低賃金の上昇率1.73倍」のみを取り上げ、物価上昇率は1.1倍だからそちらにすべきとの話ですが、元々国民民主政策インデックスにはその直前に「所得税を課す最低金額の引き上げ等を行い、賃金上昇に伴う名目所得の増加によってより高い所得税率が適用され、賃金上昇率以上に所得税の負担が増える「ブラケットクリープ」に対応します」とあり、物価上昇率ではなく最低賃金ベースに勘案されているか説明がなされています。この説明に目を通していれば、物価上昇率の話は出てこないと思います。 ちなみに厚労省賃金構造基本統計調査を元に初任給で勘案すると、男性高卒で1.23倍、高専卒で1.35倍、大卒で1.24倍となります。 また「高所得者ほど減税幅が大きい逆累進」とのことですが、消費税同様に、所得に占める割合観点では、低所得者ほど減税割合が大きい累進性であることを指摘しておきます

https://news.yahoo.co.jp/articles/39ff9a538e5b870617ef574e88f75d55dd1c0678

2024-11-05

anond:20241105231925

車も家も500万いきなり一括で払うわけじゃないから、300万でも世帯収入の額次第で何とかなる。

けど、最上級を求める現状だと300万は足りない。手の届く範囲ベストを尽くせばいい。例えば都内じゃなくて、出来るだけ妻側の実家の近い地方に住んで、安くて技術のある無痛分娩施設を探しなよ。

年間の無痛分娩の実績数は厚労省掲載してるし、googleマップ口コミ評価で腕のいい病院は分かる。

産むだけで100万も払ったりしてたら、家・車・育児用品・ベビーシッター保育園小学校・塾だのキリがなくなる。300万なんてあっという間に尽きる。

2024-10-30

危篤状態

パスワードも顔認証もできない

10割払えと言われる

厚労省電話してもわからない

病院の受付もわからない

⑤再度、厚労省コールセンター

医療機関限定コールセンター案内

病院受付。そんなコールセンター不明

⑧後日、マイナ保険証を持ってきて

今日対応できません。

本当に使えないマイナ保険証

2024-10-13

ベジファースト食事摂取基準から削除されたのは「エビデンス不足がようやく露呈」したからではない

まとめ

から読み返したら、自分文章かなり読みづらかったので、

https://anond.hatelabo.jp/20241013084419

に要点をまとめておきました(文字数制限に引っかかったので分割)。

本文

厚労省より昨日公表された日本人食事摂取基準2025年版)について、ある糖尿病専門医解説ツイートが一時のトレンドになるレベルでバズっていた。

Xユーザー筋肉博士💪Takafumi Osakaさん:

日本人食事摂取基準2020→2025で食べる順番(ベジファースト/カーボラスト)が削除されておる!!!!!


やっぱりエビデンス不足がようやく露呈してきたか。。。

https://x.com/muscle_penguin_/status/1844746672544547147

はてなブックマークでもこの件に関するTogetterまとめについてそこそこブクマがついて、ホットエントリーに上昇している。

[B! 健康] 「今まで頑張ってお野菜から食べてたのに...」炭水化物より先に野菜などを食べることで食後の血糖値を抑制するという食べ方が厚労省『日本人の食事摂取基準』から削除される

しかし、筋肉博士医師の主張は真か偽かで言えば端的に誤りであるし、好意的に読んでもミスリードである

食事摂取基準は国の作るガイドラインであるから改訂方針やら策定検討会議事録やらは誰でも読める形で公開されている。

「日本人の食事摂取基準(2025年版)」策定検討会|厚生労働省

私は医師でも医療関係者でも栄養士でもないが、証拠があるので安心して医師の誤りを指摘できるというわけだ。

ベジファースト食事摂取基準から削除された本当の理由

実のところ、ベジファースト食事摂取基準から削除されたというのは正確な表現ではない。

2020年度版では、ベジファーストについて一文取り上げていた「食事摂取パターン (eating pattern)とシフトワーカー」という節が糖尿病対策の章からまるごと削除されたのである

節が削除された理由検討会の資料にはっきりと書いてある。

栄養摂取に関連するものではないことから、章立てとして削除。

https://www.mhlw.go.jp/content/10904750/001177715.pdf

食事摂取基準策定根拠健康増進法である。法に定められた食事摂取基準の取り扱う事項は以下の通り。

1. 国民がその健康の保持増進を図る上で摂取することが望ましい熱量に関する事項

2. 国民がその健康の保持増進を図る上で摂取することが望ましい次に掲げる栄養素の量に関する事項

栄養素というのは、もちろんたんぱく質とかビタミンとかミネラルかのことを指すので、野菜の食べ順なるものOut of Scopeなのだ。だから削除されたそれだけである

真偽の話でいうならば、これで筋肉博士医師への論破完了だ。ただこれだけで話を終えるのはおもしろくないので、もう少し深い背景を見てみよう。

食事摂取基準が抱える問題点

「人に栄養指導するプロならば、ただ基準値を参照するのではなく、策定根拠である本文を読んでくれ。基準値は妥協産物でもあるのだからそれに縛られず、患者一人ひとりに合わせて柔軟に対応してくれ」

食事摂取基準策定する側の偉い先生は、「基準値より本文だ!」という想いをよく語っておられます

なんでそんなこと言わなきゃいけないのかというと、ぜんぜん読んでなさそうなプロ栄養士がそこそこいる現実があるからですわ。

でも、それもある程度は仕方ない。2020年版で494ページですからね。鈍器本のページ数です。忙しい栄養士が横着して基準値だけ見る、そして基準値が独り歩きしだす。偉い先生はこれがホント嫌なわけです。

しかエビデンスというのは毎年増えていくわけで、理屈で言えば毎改訂ごとにページ数は増加します。今でさえガイドラインを読むのは大変なのに、これ以上!となるのは大変ですよね。

そして読む人が大変なら、作る人はもっともっと大変です。食事摂取基準2020年度版には以下の記述があります

食事摂取基準が参照すべき該当分野の研究論文数は、増加の一途をたどっている。5年に一度の策定では、策定作業に十分な時間を費やすことが難しく、作業負担も大きいため、策定体制の強化や策定プロセスの効率化に向けた方策を講じなければ、将来の食事摂取基準策定に支障をきたすおそれがある

実際、2025年度の検討資料を読み込んでいると「人手不足でもはや持続困難だ」っていう研究者の悲鳴がかなり伝わってきます

そんなこんなで食事摂取基準をこれ以上肥大化させることは避けねばならないってのが2025年改訂問題意識の1つだったわけですわ。

解決策:診療ガイドライン策定者との連携情報交換の強化

日本では、政府の作る食事摂取基準以外にも、EBMエビデンスベースメディシン)に基づく多種多様診療ガイドライン存在します。これらは専門の学会が作っとるわけですが、ここにも「食事療法」という節はあるわけですね。

栄養素の基準策定と、食事療法。かなりカバー範囲が重なり合っています政府と学会、お互い独立に作っているものですから、似たような記述がお互いのガイドライン執筆されるという無駄が生じますさらに悪いことに、違う人が作っているわけだから食事摂取基準診療ガイドライン矛盾が生じるという事例もありました。当然、現場は混乱しますね。

食事摂取基準診療ガイドライン連携して、お互いの責任範囲排他な形で定めよう、縄張りを線引きしよう。そうすれば読み手負担書き手負担も軽くなる。そういうことになったんですね。

糖尿病診療ガイドライン2024年度版の改訂

偶然、糖尿病診療ガイドライン改訂作業は、食事摂取基準2025年度版と同時期に行われていました。糖尿病診療ガイドライン食事療法を2024年度版と2019年度版とで比較してみましょう。

2019年には13あったQ&Aが2024年には8に減っています

2019年にはあった、栄養素絡みのQ&Aが軒並み削除されています

理由はここまでの説明で明らかですね。食事摂取基準縄張り尊重したのです(正確に言えば、「総エネルギー摂取量」の記述はまだ問題が残っているのですが……)。

さて大いに脱線した話を戻しましょう。食事摂取基準糖尿病に関する記述から、ベジファーストから削除されたのはOut of Scope範囲であるためでした。となると、執筆責任糖尿病診療ガイドライン食事療法にあるはずです。

あれ? 2019年にはあったベジファーストが、2024年糖尿病診断ガイドラインでも消えてるぞ? なんでやねん

ベジファースト糖尿病診断ガイドラインから消えたのは、「エビデンス不足がようやく露呈」したからか?

最初筋肉博士医師ツイートは、「真か偽かで言えば端的に誤りであるし、好意的に読んでもミスリード」と書きました。「好意的に読んでも」と書いたときに想定していたのは、「食事摂取基準」を「日本糖尿病ガイドライン」と読み替えれば仮説としてはありうるだろう、という意味でした。

しかし読み替えたとしても、「エビデンス不足がようやく露呈」というのはミスリード表現だと私は考えます

糖尿病診断ガイドライン食事摂取基準と違って、学会で作られているので改訂方針について外部の人間アクセスできる情報がありません。どういう意図情報が削除されたのかさっぱりわからないんですね。削除の理由をすぐに「エビデンス不足」に断定するのは証拠がありません。

しかも、糖尿病診断ガイドライン2024年版で検索すると出てくるニュース記事

を読むとですね、副題が「糖尿病の新診療ガイドラインに見る食事ポイント」で、解説者がガイドライン策定委員会所属する食事療法の専門家京大教授であるにも関わらず、新ガイドラインでは記述が削除されたはずのベジファースト/カーボンラストについて解説が行われているんですね。

内容は「世間で言われるベジファーストには誤解がある」というものですが、大雑把に言えば食べ順を考慮して食べることを推奨する解説で、2019年の旧ガイドライン準拠していると読めます。つまり「ベジファーストが誤りだったから削除された」わけではないことを示唆しています

ベジファースト糖尿病の新診療ガイドラインから削除された真の理由

じゃあなんで削除されたのか? 私は別の仮説を提示したいと思います。  

2019年ガイドライン2024年ガイドラインを交互にじっくり眺める見てください。

2024年版の方が、Q&Aの問いの文が相当洗練されているんですよね。

  1. 「総エネルギー摂取量をどのように定めるか?」 → 「糖尿病の血糖コントロールのためにエネルギー摂取量の制限を推奨すべきか?」
  2. 炭水化物摂取量が糖尿病管理に与える影響は?」→「 糖尿病の血糖コントロールのために炭水化物制限有効か?」
  3. 食物繊維摂取量は糖尿病管理にどう影響するか?」→「糖尿病の血糖コントロールのために食物繊維摂取有効か?」
  4. 甘味料の摂取量は糖尿病管理にどう影響するか?」→「糖尿病の血糖コントロールのために非栄養甘味料を使用すべきか?」

これらは2019年から2024年で変更された疑問文です。

診療ガイドラインというのは、「Minds診療ガイドライン作成マニュアル」という規範となる規格がありまして、Q&Aをどう書くべきかというのも死ぬほど細かく厳密に定められています

かい事抜きに、マニュアルにどういう要件が書かれているかということを超雑に述べると、まず問いは「臨床上生じる意思決定に関する疑問」でなければなりません、そして回答はガイドライン策定自身実施するシステマティックレビューに基づくものでなければなりません。

これ前提に2019年版の問いを見返してみると「Minds診療ガイドライン作成マニュアル」に明確に非準拠ですね。「〇〇はどう影響するか」系の問いはどう見ても意思決定に関わるものと言えません。

そんなわけで、2019年から2024年改訂方針には、「Minds診療ガイドライン作成マニュアル」への準拠度を高めるという意図があったと見て取れます

次に、2024年版で削除された、2019年版のベジファーストに関するQ&Aを見てみましょう。

食事の摂り方は糖尿病管理にどう影響するか?

これベジファーストだけに関するQ&Aではないんですよね。小ネタアラカルト的な回答で、複数問題をごちゃまぜにしているという印象を受けます

そんだけ2019年自由にやっていたというわけですが、「Minds診療ガイドライン作成マニュアル」に準拠するかたちで、問いを書き直そうとするならば、問題を分割する必要があるでしょう。

試しに書き直してみると、こんな感じでしょうか。

  1. 糖尿病の血糖コントロールのために、Healthy Eating Indexの高い食事を推奨すべきか?
  2. 糖尿病の血糖コントロールのために、主食炭水化物最後に食べることを推奨すべきか?
  3. 糖尿病の血糖コントロールのために、規則正しい時間に3食を食べることを推奨すべきか?

ただ、2019年版のガイドラインでは、小ネタアラカルトとして立項のバリューを出したわけで、わざわざ3つに分割して3つとも立項するだけの意味があるかというのは難しい問題です。

「Minds診療ガイドライン作成マニュアル」にもこう書かれています

日常診療において医療行為選択する意思決定の場面は数多くあるが, その全てについてシステマティックレビュー実施し, 推奨を作成するのは非常に多くの労力を要するため,現実的ではない。そのため,診療ガイドラインでは実臨床における問題に対する回答を導き出したいものを厳選して重要臨床課題として取り上げることが望まれる。

3つともに、「炭水化物制限の推奨」とか「食物繊維摂取の推奨」とかに比べれば、超小ネタですので、臨床課題であっても重要臨床課題ではない、というところで落とされたのでは?、などと私は想像しています

で、結局ベジファーストすべきなの?

書籍佐々木敏データ栄養学のすすめ』などでも解説されていますけど、野菜先食べを厳密に実行するべきとするエビデンスは、おそらくまだ存在していないと思われます

ただ、食事の楽しみを損なわない範囲で、炭水化物系を食べるのを後回しにするのは、それなりに有望な心がけと言ってもいいじゃないでしょうか。また野菜先食べである必要はなくて、たんぱく質先食べでもいいという論文もあります

参考: A Review of Recent Findings on Meal Sequence: An Attractive Dietary Approach to Prevention and Management of Type 2 Diabetes

2024-10-10

中小企業内部留保は約250兆円。最低賃金1500円でも余裕なんだよ

最低賃金を上げれば

中小企業が潰れると自称識者によって言われてるらしいが

厚労省統計によれば資本金が1000万円以上の中小企業中小企業の約60%)だけでも内部留保は約250兆円あるんだわ(2021年)

第2-(1)-15図 企業における内部留保の推移

https://www.mhlw.go.jp/stf/wp/hakusyo/roudou/23/backdata/02-01-15.html


時給1500円以下(月収24万円以下)で働く人の割合を多めに見積もって40%と仮定して

約3000万人だわ

こいつらが全員中小企業で働いてて給料最低賃金1500円になったと仮定しても企業に増える負担は年間50万円程度

全体で15兆円程度なんだわ

内部留保だけで余裕で賄えるんだわ

内部留保だけで数十年は

2024-10-05

anond:20241005025918

現実的確率の話にすぐ「悪魔の証明」を適用したがるアホって一定数いるよな

シェディングがある、という意見が出ているのだから、まずそれに反論して潰すのが科学的態度だろ

厚労省みたいに「科学的知見はない」とだけ言うのは不誠実

(実際「知見がない」は正しい。人類初の試みなので。「科学的根拠はない」と言わないあたりはさすが官僚というべきか)

実際に健康被害が(ほとんど)出ないことを確認するには治験者も時間も全く足りてないよ

anond:20241004102541

厚労省ワクチンキャンペーンのKOL(Key Opinion Leader)はこれから訴えられる人も出てくるでしょうね

それを承知キャンペーン手伝ったんだろうし、覚悟の上でしょ

まぁまだまだ序章ですよ

2024-10-01

https://archive.md/5ePKG https://archive.md/2fkwe#selection-5551.45-5699.8 :

https://archive.md/9iLsV

保険証マイナかというインターフェース解決する問題などほぼないのです。”

保険者被保険者によって、高額療養費や任意給付の額は異なります マイナ保険証で、そんなに簡単任意給付等の作業不可能です”

https://archive.md/gBoxM

“むしろ今切り替えがマイナの方が遅いということが問題になっているわけです”

https://archive.md/RYXF1

保険証はすぐ発行できるし、1ヶ月分まとめて保険請求が来る次の月までに健保組合が把握していればいいけれど、 マイナンバーだと、中央センター登録されるまで保険証として使えないor古い情報ままゆ医療機関カルテを汚してしまう。最悪返戻になり、医療機関負担になる。”

機械にブッ刺したのになぜか正常に処理できないのが問題で、患者医療機関もどないしようもないのが最悪。”

https://archive.md/JeebA

“本人情報すら間違いがある。”“情報が最新でない”“確定申告時には前年の12月などの情報が間に合わない”

“「業務効率化により医療現場負担を軽減できる」 →医療機関の前で言ってこいレベルの嘘”

https://archive.md/hcQGu https://archive.md/e7wE6

厚労省すらマイナ返戻が減るなんてメリット広報に使ってませんが”“そもそもオンライン資格確認義務化する前から返戻が激減してます

2024-09-30

anond:20240930102741

推奨取り消しした厚労省大戦犯で他は自分利益を最大化?させてるゴミって意味で一貫してる。

科学的な立証も無いのに推奨取り消しでさも悪いものというイメージが固まった

anond:20240930013609

92人はたしか2016年2018年あたりの人数では。

その時は10出産あたり5人に満たなかったのかも知れませんが

下記の2022年度版の自殺対策白書(厚労省)による報告では

出産10万あたり 8.43人の自殺となっています

(タイトル 妊産婦の産後1年以内の自殺数 参照)

https://www.jaog.or.jp/wp/wp-content/uploads/2023/11/3bd9b6256769e55154e241912e123866.pdf

2024-09-29

anond:20240929104634

からですが

産後うつ(産後ホルモンバランスの急激な変化が関わる)での自殺

2022年厚労省統計では10出産あたり8.43人の自殺率(期間1年)となっています。(下記リンク)

また2022年の死亡全体中のうつ死亡率は23%となっています

産科危機出血羊水塞栓(血液中に羊水が入って起こる)での死亡割合などは

36%なので、10出産あたり13.2人の死亡率となり

周産期うつと合わせると10出産あたり21.62人の死亡率となります

(リンク2/27)

(日本産婦人科医会)

https://www.jaog.or.jp/wp/wp-content/uploads/2023/11/3bd9b6256769e55154e241912e123866.pdf

 

対して労災による2021年10万人あたりの1年間の死亡者数は、男女合わせて1.6人です。

(仕事中の事故過労死自殺など)

https://www.jisha.or.jp/international/topics/202210_39.html

 

10出産あたり21.62人の死亡率は1人産んだ場合ですが(期間1年程なので)、出産は2人産む場合も多く、場合によっては3人以上産むので

出産による死亡率は更に高くなります

 

 

訂正

産後うつ自殺者数を、周産期うつ(産前産後うつ)の場合と間違えており期間1年9か月としていましたが、資料10万人あたりの自殺割合の部分は産後うつのもので期間は1年間でしたので訂正しました。

anond:20240929140711

感想

①”物価が上がったか賃金を上げようと思っています”、と厚労省に回答する企業が増えている可能性が高い

(厳密には物価が上↑がったか賃金を下↓げようと思う企業がいても「物価考慮割合の増加につながるがそれは存在しないだろう)

 合計100%アンケートなので、複数回答であれば、もっと多い可能性もある。

世間相場グループ会社の足並み、に合わせて上げ下げしますと言う回答は多いのか少ないのか

③そうは言っても「企業の業績」改善賃金上昇の第一であることは変わりないだろう。

 業績悪化賃金を下げると答えた企業が減っているともとれるが…

2024-09-26

anond:20240926085606

いや、ほんと、就労移行支援事業団体NPO職員とか病院の懐に入るだけで、障害者は月給あって数千円とか1万円ぐらいじゃないですか…😟

しかも、就労移行支援不正が横行していて、サービス管理責任者が不在とか、必要な人数のスタッフ現場に出席していないのにウソ書類作成して、

から厚労省からお金をもらってるのは、ちょっとおかしいですよ

だったら、生活していけない額だとしても、障害者に直接月数万円もらえた方がうれしい

その数万円をもらいつつ、他の低賃金労働別にしますよ

そもそも生活保護もそうだけど、満額もらって働かないか支援ゼロで働け、の二択なんておかしいと思います

月数万円もらってもいいじゃないですか、それに上乗せする低賃金で、低負荷の労働もっともっと作っていけばいいんじゃないですか?

そもそも障害年金だって国民年金人間には大した収入にはならないわけで、それで生きていけるわけでもないのに異常に出し渋るのもどうかしてる

どっちみち低賃金労働プラスしないと生きていけないわけで、

それで困るという人もいるけど、

貰えるだけ助かる、それでなんとかなる、というレベルの人もいて、

みんなそれぞれ立場が違うんですよ、人それぞれにケースがある、スペクトラムなわけですよ

ベーシックインカムじゃないですけど、生きていけるか生けないか、生きていくには少ないカネは困っている人にそのまま渡す

変な支援団体を挟まない

それで、そういう人たちのためにも低賃金で低負荷の仕事もっといっぱい作っていけるような社会にしていったらいいのではないでしょうか?

低賃金で高負荷は困りますが、低賃金で低負荷の仕事なら、障害者だってシングルマザーだって、単に暇な人だってもっと色々な働き方ができるようになるわけでしょ?

困ってる人は色々なレベルがあって、ケースがあって、スペクトラムがあるのに、なんか生活費を全額出すか、それとも補助はゼロか、みたいな二択を迫るだけで、

国のお金支援団体にすべて吸収されてしま

A型B型作業所給与報酬は国からお金ではなくて、障害者純粋に働いた報酬から出てるわけですが、公園トイレを清掃しようが、内職みたいな作業をしようが微々たるものです

その一方で、国からお金で少ないながらも、まともな給与支援団体スタッフは得ているわけです

それって、ちょっとおかしくないか?と思うのです

本当に困ってるのは障害者とか、困ってる当事者であって、支援団体スタッフではないですよね?

どっちみち、生活するには少ない額を直接困窮している人に配るのであれば、どちらにしろアルバイトなり、低賃金労働をしなければならないわけですが、

そこにもっと障害者シングルマザーや困窮者でも働ける、低負荷な労働があればいいのではないでしょうか?

支援団体抜きでも、そういうの民間企業の方ができるんじゃないですか?

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