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はてなキーワード: 民主制とは

2015-07-22

http://anond.hatelabo.jp/20150722074217

国民政権の説明より学者意見同意している、というだけ。衆議院議員総選挙安部自民党は大勝したが、憲法自由解釈変更するには十分な権限ではない。

学者意見同意しているというのはどんな調査によるものか。その調査にどんな権威があるのか。

同意しているというが、本当に憲法九条改憲同意しているのか。メディアは「安保法制違憲と偉い学者国会で言った」ことしか報じていなかったのは皆知っていることだ。

憲法解釈の変更は選挙前に行われている。その解釈変更に基づいて、今般の安保法制が作られている。

自由解釈変更かといえばそんなことはない。長年の情勢変化にともなって「自衛必要な最低限」の範囲が変化し、その結果、集団的自衛権の一部が「最低限」に含まれるようになった。という簡明で筋道だったものだ。前提が変化したので結論が変化したという当然の帰結だ。論理の枠組みが変わっていないことは朝日新聞すら認めている。

自民党経済政策を是とした国民が、軍事政策を否とするというのは理論的にありえるし、実際問題そうだろう。

そんないいわけは通用しない。

国会に呼ばれた憲法学者が実は九条改憲説というのは報ぜられていなかったが、安部首相安保政策の「危険性」なるもの朝日新聞が十二分に選挙から報道してくれていたものと思う。

間接民主制代表を選ぶのであって、個別政策の是非を国民が選択するのではない。

野党の幼稚さ、経済政策への支持、そういういものが相まって、首相にそういう権限を与えた。そう理解するべきではないか。

仮に悪い結果を招くとしてもそれこそ、間接民主制リスクとして受け入れるべきだ。

どこまでコストをかければ十分なのか?新しい解釈を天下に示した上で総選挙を行って、圧倒的な議席を得た。

野党論理が未熟だったので議論は低調だったが、100時間だったか、異例の長時間の審議を行った。

反対派が満足する結論がでるまで採決してはならないのか?

それはもはや間接民主制でも民主制でもない。単なる少数者の横暴だ。

2015-07-15

http://anond.hatelabo.jp/20150715204411

我が国は間接民主制をとっていますし、個別政策法案に対して国民投票をおこなうという制度自体がありません。

今般の安保法制に反対する人々の反対の仕方はあまりに幼稚であり、学問上の議論と異なり限られた時間の中で結論をだすのが政治である以上、これ以上の審議が時間無駄という判断だったのでしょう。

この判断に賛成するか反対するかは個人の問題かもしれませんが、私は賛成です。

参考) http://anond.hatelabo.jp/20150713195005

2015-07-05

そもそも、国民理解って何?

国民理解が得られないことを推進することによって、なにか問題があるのか?理解テストでもすんの?

高度な問題になるにつれ理解できない国民はふえるわけだが、こいつらの言う国民って誰?

というか、安保法案にかかわらず、これまでも何十年にわたって国民理解なんて得られることなく進められてきただろ。

何が民主制危機だよ。

2015-01-03

http://anond.hatelabo.jp/20150103183805

間接民主制って賢人を選ぶためのものだったの?

直接民主制だと普通の人が仕事しながらやるのは大変だし、議論するのも人数が多すぎるのもアレだから代表的意見で人を絞って議論とかさせるためのものだと思ってた。

その意見代表する平均的な人間が選出されれば問題ない的なもんじゃないの?

賢人を選ぶんならこのシステム向いてないよな。

http://anond.hatelabo.jp/20150103185516

与えないのはやり過ぎです。

政治をする知識が無いから、間接民主制なので、賢人を選ぶ知識があればな〜という・・・

別に行かなくてもいいと思います

白紙委任なので。

でも、ここまで政治家に怪しい人多いと攻めて国会議員免許制にすべきで、全員資格試験を通過してから、なってほしい。

国民愚民すぎて愚者政治家に選ぶのであれば、免許制はありかと。

年齢制限あるから免許制限も憲法的にはOKじゃないかと思う。

一切法律の知識無いですが)

2014-12-20

選挙に行かないことを批判する人の意見は、

行かないとダメ、精々選挙に行かないと世の中変わらないぐらいで説得力も具体性も無い意見ほとんどですよね。。。

もちろん肯定するより否定する方が簡単なので当たり前と言えば当たり前なのですが。。。

特に団体とかに所属していないのであれば、

・有力野党投票

与党投票

・泡沫に投票

・行かない

どれに入れても結果も影響も変わらない。

よく選挙に行かない人は現状を肯定だ、責任持てみたいなことを言う人がいますが、

別に野党に入れたからと言って何も免責されません。結果が出たらすべて受け入れざるを得ないのが民主主義です。

民主党政権の時に出てきた問題に関しても、もちろんブーブー文句は言ってますが現与党責任もって対応してます

流石に(少なくとも今の自民党議員は)そのくらいのことは理解しているはずです。

野党に入れたら免責されると思ってるのは一部の愚か者ぐらいでしょう。

選挙による間接民主制場合投票結果で議員プレッシャーをかけるには頭数が必要です。

何の繋がりも無い人が投票にいっていずれかの陣営投票したとしても、

その陣営の人を喜ばせるだけで、投票した人に戻ってくることはほとんど無いんですよね。

逆にこの構造が全体として一見不利益な方向に政治が進んでしまう要因だと思います

例えば某大阪弁護士上がりの人とかはその当たりを上手くアピールして後ろ盾のない人の支持を得ようとしてますが、

結局頭数のある陣営妨害されて中々上手く行ってないですよね。

高度成長時代の頃であれば所謂正社員な人であれば所属企業を経由して、あるいは労働組合を経由してみたいな形で

お零れに預かったりできていたのですが、そう言った枠組みが機能しなくなっているのが現状なのかなと。

まぁ政治を変えたいのであればまず何処かの団体所属するしか無いですよね。

いや、それで変わるのはせいぜい選挙結果ですね。ちょっとお零れに預かれるかも。

2014-12-17

この程度の右傾化なら受け入れられると国民判断したのかな?

想田監督の一連のツイートに対するブコメの反応をみてると「安倍政権日本右傾化させるかも知れないけど、経済再生等々を考えると、この程度の右傾化は許容できる(せざるを得ない)」と考えて自民党支持する人が多いのかな。

想田和弘監督、魂の咆哮「野党よりもマシだと考え、消去法で自民党投票する方々へ」 - Togetterまとめ

http://b.hatena.ne.jp/entry/togetter.com/li/756672

確かに憲法改正は、衆参両院3分の2の賛成で国民投票実施して、それで過半数を取れないと実施されない。だから選挙では自民党投票する人も「経済はともかく、憲法改正は信任してない」という意思表示参議院議員選挙国民投票ですることができる。

から「まだ大丈夫だあ」という判断は正しいのかも知れない。

一方で、憲法改正しなくても「安倍一強状態」をうまいこと使って、集団的自衛権行使して実質的軍隊強化して韓国といつでも戦争できる国にしてったりするかもね。

どちらの見方が正しいかは、これから四年間みていくしかない。でも、どちらが正しくても、きちんとした手続きに則って我々の代表として安倍内閣総理大臣決断していくことなので、ここは従おうと思ってます。「悪法なれども法は法」と言ったソクラテスのような気分。

個人的には、自民党政権はいいけど、安倍政権は嫌だった。なので今回の選挙では自民党議席を大幅に減らしてもらい「安倍賞味期限も長くないな」となって欲しかった。

安倍政権ヤバいなあと思うのは、安倍さん頭が悪いから成蹊大学って、こんなもんなんだろうなと思う。

今回の解散も大義なかったし、頭の良い人なら恥ずかしくてやれない。でも安倍さんは「野党の準備が整っておらず、自民党に大きな失点のないこの段階で選挙実施すれば、自民党圧倒的多数の状況を更に伸ばせる」と読んで実施した。

選挙で述べるのは「アベノミクス」に絞り、「この話は国民の信を問わなくて良いの?」という集団的自衛権特定秘密保護には触れなかった。これも頭の良い人なら恥ずかしくてできない。

哲学者永井均さんのツイートの一部に「近年の貧富の差の激化と同時に賢愚の差も激化しているという事実はなく、ただネットの普及によって愚者の考えもまた知られるようになっただけ」https://twitter.com/hitoshinagai1/status/540675730011463681 とあって、これは本当にそうだなあと思う。

これまでは愚者の考えは広く知られなかったので、愚者は「俺の意見は少数派でおかしいのかな」と思ってたろうけど、いまは広く知られるようになったから「俺の意見でやっぱりいいんじゃん」と自信を持てるようになった。

頭の悪い安倍さんを支持しやすい状況になってる。嫌韓嫌中流行るのも、こういうのがバックグラウンドになってる。

でも、この状況って、民主制衆愚制に落ちていくってことだよね。そこが大丈夫かなあと気になってる。

「そんなに言うなら賢者がなんとかしろよ」というとこなんだけど、いま賢者の言説は響かないんだよね。

それはなんでかっていうと、大局的にみて日本未来が暗いから。どうやっても国力落ちていく局面でしょ。だから頭の良い人が出す処方箋は魅力なく見えると思う。

それで頭の良い人はなんかウダウダ言っちゃうんだけど、頭の悪い人は「ウダウダ言ってないで、やらなきゃ駄目だろ!」と行動して、おかしなこともやってしまう。でも衆愚化と相まって、その行動力が魅力的に映ったりするんだろうな。

まあ、そんなこんなで出口はないけど、なんとか衆愚制に落ちずに持ちこたえて欲しい。

安倍首相ちょっと天狗になって、愚かさを出して変なことしちゃいそうな気もするから、そこに期待してます

2014-10-21

朝日新聞のオピニオン欄、内田樹のあまりの醜さ

http://digital.asahi.com/articles/DA3S11412485.html?iref=comkiji_txt_end_s_kjid_DA3S11412485/

[前略]「実は、身内にかなり重篤なギャンブル依存がいます

身内に「かなり重篤なギャンブル依存」がいるという「嘘」(と判断する理由は後述)から話を始めて、カジノ理解があるかのように装っています

 ――ほう!

 「優れたビジネスマンですし、他の面ではいたってノーマルな人物なのですが、ことギャンブルとなると熱くなる。若いころは競馬場へ行って1日でボーナスをすってしまうというようなこともありました。海外出張の時はカジノに通っていました。なぜそんなふうにお金無駄に使うのか聞いたことがあります。これで負けたら全財産を失うという時のヒリヒリする感じが『たまらない』のだということでした」

この人は「優れたビジネスマン」なんでしょ。エリートで「ボーナス」を擦っても大丈夫なくらい資産に余裕があるだけじゃないの? それとも本当に「全財産」かけてるの? 「ヒリヒリする」たまらない快感お金を払っているだけなんでしょ? それなりに合理的に生きているんじゃないの? 「かなり重篤なギャンブル依存」のエリート???

 ――依存症青少年地域社会治安への悪影響と並んで反対派、慎重派が最も懸念する点です。やはりカジノはやめたほうがいい、と。

 「僕は別に賭博をやめろというような青臭いことは言いません。ただ、なぜ人は賭博に時に破滅的にまで淫するのか、その人間の本性に対する省察が伴っていなければならないと思います賭博欲は人間の抑止しがたい本性のひとつです。法的に抑圧すれば地下に潜るだけです。[中略]だったら限定的に容認した方が『まし』だ。公許で賭博をするというのは、計量的な知性がはじき出したクール結論です」

このあたりは、まだ事実認定としても、主張としても妥当ではないかと思います

 ――カジノ法案は、政府内に管理委員会を置いて、不正犯罪に厳しく対処するよう求めています。推進派の議員らは、十分な依存症対策も取る方針を明確にしています。それなら賛成できますか。

 「賛成できません。法案は賭博を『日の当たる場所』に持ち出そうとしている。パチンコ路地裏で景品を換金するのを『欺瞞(ぎまん)だ』という人がいるかもしれませんけれど、あれはあれで必要儀礼なんです。そうすることで、パチンコで金を稼ぐのは『日の当たる場所』でできることではなく、やむをえず限定的に許容されているのだということを利用者たちにそのつど確認しているのです。

面白い見解だけど、パチプロもいるし、妥当性があるかどうかははっきりしないのではないでしょうか? 実証研究など知っている人がいたら教えてください。

競馬の出走表を使って高校生確率論を教える先生はいない。

いや、サイコロと違って競馬には不確定な要素が多すぎるからでしょう。確率論教科書には「パスカルの賭け」の話が載っているのを知らないとは!

[中略]賭博あくまグレーゾーンに留め置くべきものであって、白昼堂々、市民生業としてやるものじゃない。

なぜ「白昼堂々」「市民が」「生業として」なんて極端な想定を持ち出すのかな。それに「生業」にできるんならいいんじゃないですか。

法案は賭博をただのビジネスとして扱おうとしている点で、賭博が分泌する毒性についてあまり無自覚だと思います

賭博が分泌する毒性」だって。こういう馬鹿比喩を使うことについて「あまり無自覚だと思います」。依存症メカニズムくらい勉強してよ。 『快感回路』とか。

[中略]

――しか観光振興の起爆剤になり、自治体財政にも寄与する可能性はある。デメリットを上回るメリットがあるとは考えられませんか。

 「安倍政権経済政策武器輸出三原則の見直し、原発再稼働などいかに効率的に金を稼ぐかにしか興味がない。でも、当然ながらリスクが高いほど金は儲かる。

リスク」という言葉をご存知ない? 『リスクにあなたは騙される』なんてことにはなりませんように。あ、それに質問をはぐらかしてますね。・・・・・・というか、仮に内田先生の言うとおり、博打リスクが高いから儲かるのなら、「デメリットを上回るメリットがあるとは考えられませんか」の答えは、たぶんイエスですね。

一番儲かるのは戦争麻薬です。

安倍政権でも麻薬合法化はやらんでしょう。論点のすり替えっぽくなってますね。

それに戦争って儲からないよ。アメリカが儲かっているように見える? これについては『戦争の経済学』もある。知らないんだろうなぁ。きっともう頭の中に「金儲けは悪い → 戦争は悪い → ゆえに戦争は儲かる」というバカ公式が成り立っちゃっているんだぜ。

人倫に逆らうビジネスほど金になる。

ほら! 思ったとおり。

[中略]「為政者の本務は『経世済民』、世を治め、民を済(すく)うことです。

そのとおり。為政者大事お仕事の一つは、内田先生の嫌いなお金儲けの算段、つまり「経(世)済(民)政策」です! まさか経済」の語源を知らないの・・・・・・。

首相営利企業経営者じゃないし、国家は金儲けのためにあるんじゃない。福島原発事故対策震災復興沖縄基地問題の解決の方がはるか優先順位の高い国民課題でしょう。厳しい現実から目を背け、なぜ金儲けの話ばかりするのか」[中略]

なぜ? 原発事故の処理にも震災復興にも基地問題にもお金がいるんだよ!

 ――理想を高らかにうたうのは大切だと思いますが、現実的議論をすることが、成熟した大人の態度と言えるんじゃないですか。

 「それのどこが『大人の態度』なんです? 人間理想を掲げ、現実理想を折り合わせることで集団統合してきた。到達すべき理想がなければ現実をどう設計したらいいかわかるはずがない。それとも何ですか? あなたはいまここにある現実がすべてであり、いま金を持っている人間、いま権力を持っている人間が『現実的人間』であり、いま金のない人間権力のない人間現実理解に失敗しているせいでそうなっているのだから、黙って彼らに従うべきだと、そう言うのですか」

現実を見てもいないくせに「現実理想を折り合わせる」とか偉そうに! 後半、内田先生インタビュアートンデモ発言をしたかのように言いがかりをつけて、自分が正しいかのように見せかけていますね。藁人形論法という詭弁の一種です。気をつけましょう。

 ――理想を語らず、目先の金。嫌な世の中になりました。

 「[中略]有権者独裁的に物事を決めていく安倍さんを『決断力がある』と見なして好感を持った。合意形成時間がかかる民主制より、独裁的な方が政策決定効率はいい。そう思うようになった。

この効率のよさを知らないとは言わせません。チャーチル独裁的に動かなければ、おそらくイギリスナチス占領されたはずです。独裁問題はその先にある。

それならもう国会なんか要らない。安倍さんがどれほど失政をしようと『劇的に失敗する政治』の方が『決められない政治』よりましだ、そういうニヒリズム蔓延しています

そう思っているのは、ニヒリストなのは世間じゃない、あなたでしょう。誤魔化そうとするんじゃないよ。

 ――ニヒリズム……。

 「米ソ冷戦の1960年代、米ソの外交政策に対して日本人は何の発言権もなかった。国内でどんな政策を行っても、ある日、核ミサイルが発射されれば、すべて終わりだった。そういう時代に取り憑(つ)いていた虚無感を僕はまだ覚えています。いまの日本には、当時の虚無感に近いものを感じます

ほらね! あなたは、自分勝手ニヒリズムを、世間責任転嫁して、新聞紙上で垂れ流してるのよ。だらしないこと。

グローバル化によって海外で起きる事件日本運命を変えてしまう。どこかで株価暴落したり、国債投げ売りされたり、テロが起きたり、天変地異があれば、それだけで日々の生活が激変してしまう。自分たち運命自分たちで決めることができない。その無力感が深まっています

せめてニーチェみたいに運命愛を謳いあげられたらいいのにね。

 「『決められない政治』というのは政治家個人的資質問題ではなく、グローバル化によって、ある政策の適否を決定するファクターが増え過ぎて、誰も予測できなくなったので『決められなくなった』というシステムのものの複雑化の帰結なのです。何が適切であるかは、もうわからない。せいぜい『これだけはやめておいた方がいい』という政策を選(よ)りのけるくらいしかできない」

自分が「決められない」意気地のなさを「システム」のせいにしてさ、恥ずかしくないの? 「もうわからない」「できない」と言う前に、勉強しましょうよ。

[中略]

――私たち政治とどう向き合ったらいいのでしょう。

 「民主制のもとでは、失政は誰のせいにもできません。

安倍政権批判を貫徹する勇気もないらしい。というか、民主制を維持しようとする気概もない。つまり、ただただ虚無感に打ちひしがれて、僕、内田樹と一緒に諦めましょう、と。最後まで何のまともな提案もないんですね。新聞に載せることですか?

民主制より金が大事という判断を下して安倍政権を支持した人たちは、その責任をとるほかない。もちろん、どれほど安倍政権が失政を重ねても、支持者は『反政府的な勢力』が安倍さんのめざしていた『正しい政策』の実現を妨害たから、こんなことになった。責任妨害した連中にあるというような言い訳を用意することでしょう。そんな人たちに理屈を言って聞かせるのはほとんど徒労ですけれど、それでも『金より大切なものがある。それは民の安寧である』ということは、飽きるほど言い続ける必要があります」(聞き手秋山惣一郎)

しかに『金より大切なものがある。それは民の安寧である』なんてお題目が、たいそう立派な「理屈」だと思って、それで何かを提案した気でいるんだから、「そんな人たちに理屈を言って聞かせるのはほとんど徒労です」よね。よく分かりました。

(もう正直ね、あまりに腹がたったので、言葉が荒くなってしまったようです。とはいえ、内田樹先生への批判として理屈は書いてあると思いますし、その理屈が本旨です。「あまりの酷さに腹が立った!」ということを伝えるためにも文章は(概ね)そのままにしておきます各自不適切表現を割り引いてくださいませ。)

2014-07-26

http://anond.hatelabo.jp/20140726231412

間接民主制意味理解できるまで口でクソ垂れるのを我慢して

部屋の隅で畳の目を数えていてね

2014-06-23

家入一真選挙公報をいまさら見た

丸投げクソワロタwwwww

東京都知事選における家入一真氏の出馬で「政治」の何が変わるのか? : ちいさな企業の応援団・高嶋舞の日記【OKa-Biz、東海若手起業塾】

公約じゃねえwww

なーにがみんなで考えよう!だよ。直接民主制と間接民主制すらわかってねーとか呆れてものも言えねえ。

それでも信者は「考えさせられる意見表明だ!!!」とか盲信しちゃってるんだからほんと救えねえ

選ぶ方も選ばれる方もまったく政治についての基礎知識がねーとこんなひどいことになるんだな

本人もクズ、持ち上げるヤツもクズ、ダマされる奴もみんなクズだな

2014-05-14

http://anond.hatelabo.jp/20140514041916

住んでる以上、田舎町内会檀家の集まり必須だろうし、そういうところで要らぬ噂話とか立てられたらウザいだろ。

都会でヒッキーならそういうことはあまりない。つーか、お隣さんの名前すら知らんし。それを気持ち悪いという人もいる。

都会では要らぬ噂話に悩まされたが、田舎では内向的自分にも需要がある。

自分経験と逆だな、不思議

田舎人間は案外、物事にこだわらない面がある。どこかでこだわりを捨ててないと、とっくに今の田舎から去ってるだろう。

というか、「田舎はお先真っ暗」という風潮にもなんか懐疑的

少なくとも江戸時代以前から藩の搾取飢饉に苦しんだ記録が残っていて、それでも生きてきた人たちが住んでるから

郷土愛半端ないよ。

徳川幕府が倒れて明治政府になり、大日本帝国が負けて民主制になっても、故郷故郷のままだったからな。

どちらを信じるようになるかということだ。

2014-01-27

http://anond.hatelabo.jp/20140127120325

それにしてみろ、「減税しまーす!福祉を充実させまーす!みんなにお金を配っちゃいまーす!」って耳障りのいいことだけ言うやつが通るだろ。

でもそれ実行できないんだよ。そのときどうするの?

言ってた政策やるためなら、何でもアリ、ならとんでもないことになるぞ。

例えば「減税しまーす!福祉を充実させまーす!みんなにお金を配っちゃいまーす!足りないお金は、国民全員に籤を引いてもらって、当たった人の財産を全部没収して野垂れ死んでもらいます!」

これが言えるわけだ。籤の当選確率はまあ低いだろうから、籤に当たった人全員が反対しても、賛成派の方が多くて通っちゃうよ。

これを衆愚政治と言う。これを防ぐために間接民主制が行われているの。

2013-12-05

デモ抑圧はデモクラシーの危機なの?

タイトルだけだと語弊がありそうだけど、

ツイッターで「デモデモクラシーデモであり、それを抑えつけることはデモクラシーの危機だ」

みたいな文章があった。(その人への特定攻撃がこわいので文は若干改変)

そもそも「デモ行進」「デモ活動」みたいな言葉の「デモ」って「デモンストレーション(示す、証明する)」だよね?「デモクラシー民主制)」ではないよね。雰囲気類推解釈して叫んでる人が疑問。

しかに、デモクラシー国民の声によって政治機能させる制度だし、「デモ活動」は政府の方針に反対する人の「民意」なわけだけども、、「間接民主制」じゃん。

選挙によって(「民意」によって)選んだ政党議員がその方針を示してるわけだから、過剰なデモを抑圧する分にはいいんじゃないカナ。

だって、今回の法案反対デモに参加してる人って選挙の時に自民を選択した人もきっと大勢いるんでしょう?なのにあんなにムキになっちゃって変じゃない?

プラカードの中にはものすごくエゴイスティック言葉が書かれてたりするし、そういう人ってまず法案に目を通したのだろうか。選挙ときマニフェストをしっかり確認して投票したのだろうか。

メディアを作っているのは人だし、その個人には思想があるわけで偏向報道するのはもはや前提条件だと思うけど、あきらかにそれに流されて自分自身の意見を持たずにメディアから受けた言葉を「民意」だと思い込んでる人が多い気がする。

法案にしっかり目を通す、わからない文言があったら辞書を引く、それでもわからなかったら賛成派、反対派の意見感情的な論調のものを除いて)両方に目を通して自分なりのロジックを組み立てる。そうやってはじめてデモクラシーが達成されるんじゃないのかな。

民意」が届かない!最低だ!って叫んでる人はさ、民意が直接届いた1933年ドイツを振り返ってみてよ。ツイッターでも感情的に賛否の議論をして白熱してるのをよく見かけるけど、そういう意見の多数者によって物事がどんどん決まっていったらそれこそ衆愚政治になってしまう。

選挙によってフィルターを通し、与党野党さらにそこで議論を行って慎重に決めている現在日本(確実にそうかと言われると疑問だけど)は、直接「民意」が届かないからそれなりの生活ができてるんじゃないかな。

民主制なんて国のリーダーが全部きめるわけじゃないんだから、確実なベストはありえないし国民が冷静に落ち着いて議論しつづければ「そこそこイケてる」国でありつづけると思う。条件反射的に「それはだめだ!あぶない!死ぬ!」とかやめようよ。

2013-07-28

http://anond.hatelabo.jp/20130728092811

権利を行使しないから罰する」ってそれはおかしいだろう。選挙行かないやつが行っている通りに「その権利をどう行使しようが人の勝手」なんだよなあ。

それが社会通念上認められないとか、投票率や間接民主制として問題があるとか、政党がどこに贔屓目の政策をするかに関わるから批難されてるのであって、その原則は変わらない。

ただ「投票は一つの意思表示」で「我々の政治を左右する政治家を選ぶ重要システムである事も変わらないわけで。

確かにデモ署名投票よりはその人の意思を伝える事ができるだろうし、個人が選挙に行っても情勢は極わずしか左右されないのもあるが、「政治に意思を表明したい」って観点から見れば投票を利用しないのは・・・奇妙としか思えないが。

選挙に行かなくて政治に対して批判している者」は、まず選挙というシステム意思表示をしなかった事になるわけだ。言うのは自由だろうが、先にもある通り滑稽としか思えないんだよな。ただ批判したいだけならそれでいいんだろうが。

選挙いかないことに独自の信念があって、他の署名デモで活動してるのでも・・・矢張り奇妙だよな。

http://anond.hatelabo.jp/20130728091732

投票に行く意味無いって主張してる人の方が真っ当に見える。選挙に行かないと変な奴等を受からせる、と言ってる人がいるけど、ナチスだって民主党だって選挙で選ばれてる訳だから、全くの無意味

ナチスに関しては、あの当時戦後大不況にあったドイツを完全に復活させた、と言う意味で、政策的にはものすごい手腕があったんだよ。

そんな状況だったか投票率も高く、しっかり支持された上での政党経済に関しては完全に成功してた。

途中からヒトラー勘違いしておかしくなって、選挙自体から実質民主制が保持されないような状態になってあんなことになった。

まあ、最初に選んだのはドイツ国民だが、少なくとも藁をもつかむ状況で政党を選び、実際に暮らしは良くなってた。




民主党おかしかった後に直ぐ下ろされたのもまた選挙

2013-07-27

http://anond.hatelabo.jp/20130727210952

フリーライド云々言い出したら普通選挙の否定になるんじゃないの?

投票行くだけが社会貢献なんだっていうこと前提にしないと成り立たない話だろ

選挙行かない奴も仕事してたり税金おさめてたりするんだからちょっとくらいサボってもいいだろ

お前はずっと社会のためになる行動だけしろやとか思ってんのかもしれんが

鼓腹撃壌できる世の中になったのも先人のおかげだと思うよ

そもそも間接民主制での秘密選挙してるのが現実なのに意見を言う言わないの話にするのもおかし

ある候補者投票たからと言ってその候補の政策全部に賛成してるわけでもないか選挙行くのは意見表明でもなんでもない

秘密投票憲法で保障されるほど重要なのも無理やり意見言わすことに弊害があるからだよ

間接民主制やるのだってあらゆる政治問題有権者個々人に判断させられないからだろうし

社会の決定に参加しないのはフリーライダーなら議会廃止して全部国民投票にしないと

2013-07-02

憲法ブームにのっかって最初から読んでみる・前文と1条から9条まで

10日分たまったので整理、というかコピペ

条文ごとに別記事だと見にくいし、かといって今回のようにコピペするのも面倒なので、10条以降は書いたものに追記していくことにしよう。




昨日からコンビニ憲法の本が販売されてるらしい。

改正の話題などもあって、どうやら憲法ブームのようなものが起きつつあると感じる。

ので、自分もこれにのっかって憲法を読んでみて、思ったところを書きとめておこうと思う。

今日はとりあえず前文を。

  日本国民は、正当に選挙された国会における代表者を通じて行動し、われらとわれらの子孫のために、諸国民との協和による成果と、わが国全土にわたつて自由のもたらす恵沢を確保し、政府行為によつて再び戦争惨禍が起ることのないやうにすることを決意し、ここに主権国民に存することを宣言し、この憲法を確定する。そもそも国政は、国民の厳粛な信託によるものであつて、その権威国民に由来し、その権力国民の代表者がこれを行使し、その福利は国民がこれを享受する。これは人類普遍原理であり、この憲法は、かかる原理に基くものである。われらは、これに反する一切の憲法法令及び詔勅を排除する。

 日本国民は、恒久の平和を念願し、人間相互の関係を支配する崇高な理想を深く自覚するのであつて、平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した。われらは、平和を維持し、専制と隷従、圧迫と偏狭を地上から永遠に除去しようと努めてゐ国際社会おいて、名誉ある地位を占めたいと思ふ。われらは、全世界国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免かれ、平和のうちに生存する権利を有することを確認する。

 われらは、いづれの国家も、自国のことのみに専念して他国を無視してはならないのであつて、政治道徳法則は、普遍的なものであり、この法則に従ふことは、自国の主権を維持し、他国と対等関係に立たうとする各国の責務であると信ずる。

 日本国民は、国家名誉にかけ、全力をあげてこの崇高な理想目的を達成することを誓ふ。

「正当に選挙された国会における代表者を通じて行動」→代表民主制ってことか。

主権国民に存することを宣言」→国民主権だね。

「恒久の平和を念願し、……」→このあたりが平和主義かね。

「われらは、いづれの国家も、自国のことのみに専念して他国を無視してはならない……と信ずる」→国際協調主義

学校では憲法の基本原理として「国民主権」「平和主義」「基本的人権の尊重」の3つを教えられたが、前文に基本的人権の尊重は少なくともわかりやすい形では出てこないのな。あえて言うなら「自由のもたらす恵沢を確保」あたりか。

あと気になったのは、「これに反する一切の憲法法令及び詔勅を排除する」って部分。

「これ」は「そもそも国政は、国民の厳粛な信託によるものであつて、……」からはじまる「人類普遍原理」を指すのだろうが、それはつまりこの「人類普遍原理」に反するような憲法改正はできないということだろうか。いや別にできなくていいけど。

今日は1条。

天皇は、日本国の象徴であり日本国民統合の象徴であつて、この地位は、主権の存する日本国民の総意に基く。

「象徴」であるということをどう捉えるべきなのか。「象徴に過ぎない」という消極的な意味に尽きるのか、なんらかの積極的な意味を読みこむことが可能なのか。

そもそも「象徴であ」るってどういうことなのだろう。

今日は2条。

皇位は、世襲のものであつて、国会議決した皇室典範の定めるところにより、これを継承する。

国会議決した」ってことなら「法律」でいいんじゃないの、と思ってしまうのだがなぜわざわざ「皇室典範」としたのだろう。

皇室典範」は成立要件や効果等の面において他の法律とは何か違いがあるということなのだろうか。←解決。教えてくれた人ありがとう

今日は3条。

天皇の国事に関するすべての行為には、内閣の助言と承認必要とし、内閣が、その責任を負ふ。

いまいち意図をつかめてない気がする。

ひとまずは(象徴天皇制ゆえ?)天皇フリーハンドの決定を許さない、その反面として責任も負わせないということだと理解しておく。

今日は4条。

天皇は、この憲法の定める国事に関する行為のみを行ひ、国政に関する権能を有しない。

2項  天皇は、法律の定めるところにより、その国事に関する行為委任することができる。

自分は3条についてひとまず「(象徴天皇制ゆえ?)天皇フリーハンドの決定を許さない、その反面として責任も負わせないということだと理解」したわけだが、4条を見ると「国政に関する権能を有しない」と定めることで既に天皇フリーハンドの決定は不可能とされ、天皇政治的実権は奪われているように思える。

だとすれば、「国事に関する行為」についても「内閣の助言と承認」を要求したのはなぜなのだろうか。「内閣の助言と承認はいかなる意義を有するのか。そもそも「国事に関する行為」とはいったい何なのか。

今日は5条。

皇室典範 の定めるところにより摂政を置くときは、摂政は、天皇の名でその国事に関する行為を行ふ。この場合には、前条第一項の規定を準用する。

前条2項が準用されていないのは、摂政が国事に関する行為さら委任することはできないということだろうか。

今日は6条。

天皇は、国会の指名に基いて、内閣総理大臣を任命する。

2項  天皇は、内閣の指名に基いて、最高裁判所の長たる裁判官を任命する。

これらは「国事に関する行為なのだろうか。4条に照らせばそう考えるのが自然な気がするが、司法行政トップを任命する行為は明らかに政治性を帯びており「国政に関する」行為であるという気もする。

前者だとすれば、国事に関する行為と国政に関する行為との区別の仕方がまったく分からない。

後者だとすれば、本条は4条の例外としてなしうる国政に関する行為を定めたものと理解することになるのだろうか。だとすると、3条が「内閣の助言と承認」を要求しているのは国事に関する行為のみなので、国政に関する行為というより濫用の危険の高いものフリーハンドで行われることになりかねず大変問題ではないかと思うのだが。

今日は7条。

天皇は、内閣の助言と承認により、国民のために、左の国事に関する行為を行ふ。

一  憲法改正法律政令及び条約公布すること。

二  国会を召集すること。

三  衆議院を解散すること。

四  国会議員総選挙施行公示すること。

五  国務大臣及び法律の定めるその他の官吏の任免並びに全権委任状及び大使及び公使の信任状を認証すること。

六  大赦、特赦、減刑、刑の執行の免除及び復権を認証すること。

七  栄典を授与すること。

八  批准書及び法律の定めるその他の外交文書認証すること。

九  外国大使及び公使を接受すること。

十  儀式を行ふこと。

ここに挙げられているものは国事に関する行為ということで、ますます国政に関する行為との区別が分からなくなった。

儀式を行ふ」などは国事に関する行為イメージどおりだが、「国会を召集」したり「衆議院を解散」したりするのは政治性があり、むしろ国政に関する行為ではないかという気がする。

今日は8条。

皇室財産を譲り渡し、又は皇室が、財産を譲り受け、若しくは賜与することは、国会議決に基かなければならない。

財政上も統制を加えるということなんだろう。

今日9条

日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。

2項  前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。

さすがにこれは有名なのでどのあたりがポイントなのか聞いたことある

1項は「国際紛争を解決する手段としては」という文言が何を意味するか(放棄するのは侵略戦争のみか、自衛戦争もか)という点。

2項はこれによって放棄される「戦力」とは何か(自衛隊は「戦力」か)という点が重要ポイントだということだったか

2013-06-24

http://anond.hatelabo.jp/20130624125149

ニュースソーステキスト

自民党は59人の候補全員が当選して圧勝都議会第1党に...」

「第2党となった公明党と合わせて...」

「前回の選挙都議会第1党となった民主党は...選挙前の43議席から半分以下の15議席に減る大敗となり、都議会第4党に...」

みんなの党は、...選挙前の1議席を大きく上回る7議席...」

地域政党東京・生活者ネットワークは、選挙前より1つ多い3つの議席...」

なぜこの内容を説明する図にしなかったの?と感じたし、

間接民主制からこそ"選挙前までの議席数"でソートをしても意味がなくて、"選挙後の議席数"でソートした方が意味あるのに。とね。

2013-06-21

憲法ブームにのっかって最初から読んでみる・前文

昨日からコンビニ憲法の本が販売されてるらしい。

改正の話題などもあって、どうやら憲法ブームのようなものが起きつつあると感じる。

ので、自分もこれにのっかって憲法を読んでみて、思ったところを書きとめておこうと思う。

今日はとりあえず前文を。

  日本国民は、正当に選挙された国会における代表者を通じて行動し、われらとわれらの子孫のために、諸国民との協和による成果と、わが国全土にわたつて自由のもたらす恵沢を確保し、政府行為によつて再び戦争惨禍が起ることのないやうにすることを決意し、ここに主権国民に存することを宣言し、この憲法を確定する。そもそも国政は、国民の厳粛な信託によるものであつて、その権威国民に由来し、その権力国民の代表者がこれを行使し、その福利は国民がこれを享受する。これは人類普遍原理であり、この憲法は、かかる原理に基くものである。われらは、これに反する一切の憲法法令及び詔勅を排除する。

 日本国民は、恒久の平和を念願し、人間相互の関係を支配する崇高な理想を深く自覚するのであつて、平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した。われらは、平和を維持し、専制と隷従、圧迫と偏狭を地上から永遠に除去しようと努めてゐ国際社会において、名誉ある地位を占めたいと思ふ。われらは、全世界国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免かれ、平和のうちに生存する権利を有することを確認する。

 われらは、いづれの国家も、自国のことのみに専念して他国を無視してはならないのであつて、政治道徳法則は、普遍的なものであり、この法則に従ふことは、自国の主権を維持し、他国と対等関係に立たうとする各国の責務であると信ずる。

 日本国民は、国家名誉にかけ、全力をあげてこの崇高な理想目的を達成することを誓ふ。

「正当に選挙された国会における代表者を通じて行動」→代表民主制ってことか。

主権国民に存することを宣言」→国民主権だね。

「恒久の平和を念願し、……」→このあたりが平和主義かね。

「われらは、いづれの国家も、自国のことのみに専念して他国を無視してはならない……と信ずる」→国際協調主義

学校では憲法の基本原理として「国民主権」「平和主義」「基本的人権の尊重」の3つを教えられたが、前文に基本的人権の尊重は少なくともわかりやすい形では出てこないのな。あえて言うなら「自由のもたらす恵沢を確保」あたりか。

あと気になったのは、「これに反する一切の憲法法令及び詔勅を排除する」って部分。

「これ」は「そもそも国政は、国民の厳粛な信託によるものであつて、……」からはじまる「人類普遍原理」を指すのだろうが、それはつまりこの「人類普遍原理」に反するような憲法改正はできないということだろうか。いや別にできなくていいけど。

2013-05-25

http://anond.hatelabo.jp/20130525201210

リスクなんて定量的に言えるわけがないじゃん。

何言ったところで反対派はもっと高いはずだって言うし、賛成派はもっと低いはずだって言うし。

>だから、今後は事故を起こさないというなら、

安全対策費を何倍も下手したら何十倍もかけないと大ウソです。

女川原発事故起こさなかったんだから同程度で十分、って主張だってできるよね。

そんなのリスクをどこまで取るかでいくらでも変わるし、君の言ってることは君の主観しかない。

自民党衆院選公約は「専門家の判断に任せる」であって、今のところそれに反しているとは言えないな。

大多数の選挙民はそれでいいってことで投票した上に、反原発政党は惨敗したんだから、今の状況はまさに間接民主制の結果だろ。

2013-03-12

Re: 法学の方が『理系』で、工学の方が『文系』という話 

http://snowymoon.hateblo.jp/entry/2013/03/10/201924

このエントリーを読んでこの方は法学というものを誤解していると思ったので書いてみました。

以下は理系文系の違いという点からは少々話がそれるのを念頭において読んでほしいと思います

彼は法学演繹法タイプであり、帰納法で行っているからこそ法体系矛盾だらけなものになっていると主張してます

これが正しいのかということを考えてみたいと思います

そもそも法学とは法律解釈について研究するものです。

法律解釈とは出来上がった法律の条文の意味さらに具体的に明らかにすることです。

もう少しわかりやすく言うために法律が出来上がってから具体的に事件に適用されるまでを簡単に言うと

社会において現在あるルールでは解決できない問題・事件が発生する。(これは様々な要因により国民社会生活に変化が起きることによる)

              ↓

②このような問題・事件を解決するための基準(すなわち法律)が必要となる。

              ↓

国会により新たな解決基準が提案・審議・可決される。(法律の制定。この際に全ての起こり得る事案を想定して条文を作るととても冗長になるから必要規制範囲を網羅するために一定程度条文は抽象的にならざるを得ない。)

              ↓

④この法律適用されることが予定された事件が生じる。

              ↓

⑤条文からはこの法律適用していいかどうかが明らかでない場合がある。(条文が不明確、あるいは事案が複雑でこの条文を適用する場面であるかが不明確であるなどの理由で)

              ↓

法律が制定された趣旨から条文の意味解釈する。(法律が作られた理由・根拠などから抽象的な条文の意味を具体的に明確にする)

              ↓

法律適用するまたは不適用することによって事件を解決する。

以上のようになります

法学における法律解釈とは上の流れの④から⑥までのことをいうのです。

ここにおいては個々の事案にそってすでに一般的に定められた法律理系的にいうと一般法則)をあてはめる作業です。

この一般法則にあてはまるかどうかを法律が作られた趣旨から考えて結論を導くのです。

まり一般法則から理論を積み上げて条文の不備を補う理論を考え出すのが法学の分野であってこれは間違いなく演繹的な考えかたではないでしょうか。

法学とは彼が言うように演繹的に思考すべきものであり、現にそのように行われているものなのです。

法学帰納法で行われているというのは彼の思い込みではないでしょうか。

また、彼はルールが我々のわからないように勝手に作られていると主張しています

確かに法律は星の数ほどあり、それらは全てを把握することは困難な状況です。

おそらく矛盾する点もやまほどあるでしょう。

しかし、現在では解決すべき問題は我々が把握できないほど山ほどあり、これらの解決基準を全て国民全体で議論していては何も決めることは出来ないでしょう。

そのため我々は選挙国会議員を代表者として送り込むことでそれらの議論を代わりにやってもらってるのです。

すなわち多数決によって代表者を選び、多数決によって代表者が法律の可決を行っているのです。

これが間接民主制という現在民主主義のあり方です。

もちろん現在インターネットの普及で法案の作成・審議にオープンソースの考え方を用いることも提唱されています

これが実現すればより民意を反映した法律作成が可能となるからこれには私も賛成です。

ですがやはり可決の際には代表者による多数決によるのが合理的であるでしょう。

国民全員の賛否を問うことはやはりコストがかかるからです。

このような多数決のやり方が合理的と言っても多数であれば正しいとは限りません。

代表者といえども間違うことはあるし、時代の進展とともに法律の制定当時とは状況が変わっていることもあります

その誤りを是正するためのもの裁判所違憲立法審査権なのです。

最初から憲法に基づいた法律を作ればいいだけといいますが、民主主義において多数決採用する以上、これは人間が行うことであって誤りがないことなどはありえません。

その民主主義の誤りを是正するために用意された制度違憲立法審査権なのです。

この制度もきちんとした理念に基づいて設置されているのです。

彼の言っていることは法学が間違っているから生じるのではなく、立法過程に問題があるから生じたものであって、思考法の違いで生じたものではないと考えます

2012-12-28

http://anond.hatelabo.jp/20121228164748

マニフェスト違反はいかんし、説明は必要だと思うが。

それを民主党が言ってもいいのか?というのは別途議論が必要だし

そもそも、マニフェストって何、間接民主制ってなに? というのは考えられてしかるべきで

じゃぁ、直接民主制がいいのか?ミクロ投票制度がいいのか?衆愚政治ではないのか?など考えることはいっぱいあると思う。

 

だけどなんだろう。とりあえず。この年の瀬に説明されても困る。

もうクリスマスも過ぎた。

可及的に年を越せない奴がいる。凍死する奴がいるとかは、それこそ別途なんとかその地域でしてくれ。募金がいるなら、どっかの団体に千円ぐらいならする

政治的なことで、今必要なのは、たぶん、その辺だ。

 

とりあえず、ほんとうに、とりあえず。日本中1億何千人で年を越そう。

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