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2020-06-06

復活の納豆

近所のスーパーで久しぶりに納豆在庫を見かけた。

コロナが騒がれだした2月から品切れになっていたが、4か月ぶりの復活。

未だに収束しないコロナであるが、少しずつ日常が戻ってきている面もある。

貯金ができないやつの10の特徴

・将来はいる金を見越して今物を買う

ネットで買ったものが届いたときに何を買ったか忘れていることがよくある

ネットオークションで少ない金額でちょこちょこ入札

クレカ支払額が毎月6桁以上

・あとX個 みたいに在庫が少ない商品を思わず買って後悔することが多い

・知人へのおめでたい時には意地でも高額プレゼント

・鞄の底やいろんな洋服のぽっけにじゃらじゃら小銭が残っている

・いつの間にか財布のお札が全部なくなっていて驚くことがある

・性欲に歯止めが効かない時がよくある

ギャンブル攻略法をよく考える

0個→おそらく1千万円以上貯金があるでしょう。

1~3個→軽度の貯金できない病です。まだ元に戻れます

4~6個→重症です。一生お金がたまりません。

7個以上→貯金がないどころか借金がありませんか?

2020-06-03

[]めだかどろぼう出没か

ご無沙汰しておりました。めだか日記です。

ブームが沈静化しません。ホームセンターでヒメダカを買おうとしたら、どんどこ売れていきます。みんなそんなにめだかが大好きなんですかね。お店の人になかなか声がかけられず困りました。

さて、表題の通りなのですが、めだかが急にいなくなることがよくあります。去年もあったので、2回目です。鳥とかヤゴとか猫とか狸とかいろいろと考えたのですが、網をあけてまで食べるかと思うとホモサピエンス仕業なのではないかと思います。変なブームのせいか、どこかで売れるのか、ホモサピエンスの線が濃厚です。カラスカワセミの線が濃厚という意見も聞きました。

今年は、レアめだかはやめてヒメダカ路線で楽しみたいと思います

連休作業

この連休中は、水槽リセットを地道に続けておりました。水槽の移動も行いました。以前の日記で、水槽の配置場所めだかの育ち方や生き残り数が違うというお話を書きました。今年はそのセオリーを重視して、良い場所しか水槽を置かないことにします。東と南が開けている場所、午後から日陰になり、西日が当たらないところという条件に会う場所水槽を移動しました。それ以外の場所撤去します。素人考えと断っておきますが、昼から日が当たらない場所は、適度な水温上昇でグリーンウオーター化がしやすいのではないかと思います。日が当たりすぎる場所は、水温が上がりすぎてグリーンウオーターにならないのような気がします。このエサの自然発生メダカの生育のカギなのではないかと思います撤去と同時に小型の容器から戦力外通告。素焼きの植木鉢ボウルの穴をセメントで埋めた容器が冬の間に寒さや凍結で割れたり、外から剥離が起こりました。今年でこの容器は引退です。

いままでメダカ養殖場と化していた庭の南面ですが、ここからメダカ撤退。畑にするために庭の隅から土を運び畝を作りました

アマガエルが現れる

アマガエルが塀を飛び越えてやってきました。鉄腕ダッシュならば、10分くらい尺を稼げるイベントです。アマガエルかわいい。定住されても困るので、捕獲して近所の用水路へ放流。

カナヘビが現れる

毎年、出現するカナヘビ。今年もいました。乾かしていた容器にはまり込んで困っていたようなので、逃がしました。

ヤゴ

容器をリセットしていると底の泥からヤゴが出現。20匹ほどいたと思いますヤゴ捕獲して近所の用水路へ放流。

・110リットルタライの導入

今期最大の投資案件。大型タライ。これまで最大の45Lタライ2個分のスペースを占有します。オーバフロー用の塩ビパイプをセットして現場投入です。ここに100円均一で購入した防風ネット洗濯ばさみでとめてヤゴ対策しました。

以前は木枠をつくり、網戸の網を貼っていました。作るのが面倒なのと保管場所に困ったので、今年はシンプルにいきます

・雪囲いネット

100均ネットの丈夫なものとして、防風ネットを探していたのですが、大きすぎました。調べてみたら、雪囲いネットという小ぶりものがあることが判明。こちらを採用することにしました。ネット店舗在庫を調べて、いつもより少し遠いホムセンへ行ってきました。雪囲い用品なので、春夏には在庫がないようで、昨秋の売れ残りだったようです。こちらのほうがサイズと強度的にベストでした。

・ヒメダカを購入

適当ホムセンで買ったのですが、最強に強まった個体が当たりました。産卵用個体が年老いたので、放出したのか、選別漏れなのか、初期状態からステータスが高そうな個体です。とりあえず、睡蓮鉢の番に投入しました。

ヤマトヌマエビを購入

ミナミヌマエビくださいと頼んだところ、さっそうとバイト君が間違えて、ヤマトを詰めてしまったようです。翌日に帰宅してから紙袋を開けてびっくり。お店も遠いし、値段も同じだし、まあいいや。入れる場所がないので、睡蓮鉢の番に投入しました。ヤマトくんは、えさ不足になるとめだかの寝こみを襲うんだよね。混泳可能と言われていますが…。

セリアめだか用品

なぜかコアにホビー商材が多いセリアめだかでも面目躍如です。今回発見したものは、めだかの産卵床という直球な商品。これまで、汚れ落とし用のスポンジを流用していた産卵床づくりでしたが、めだかの産卵床に特化した商品ペット用品売り場にありました。どのあたりが特化しているのかというと、色がダークグリーンで地味。ピンクとかイエローとか派手さがなく落ち着いた色使いです。さらに産卵床一つ分の大きさにあらかじめカットされています12枚入っています。これだけでは、固定できないので、ホームセンターの電材売り場に行き、エアコン工事用の配管にかぶせる真ん中に穴の開いた保温材を買います因幡電工耐熱パイプカバー エンボス表皮付丸棒タイ10mm厚 PME-13-10という商品です。セリアプールバーでもいいのですが、小さい直径とエンボス加工のおかげでカッターでのカットがしやすいです。産卵床用のスポンジ材にはさみで切込みをいれ、耐熱パイプカバーちくわの輪切りのように切り、穴の中に丸めたスポンジ材をねじ込みます。これ売れるんじゃね?と思える品質の産卵床が完成します。簡単かつ高品質です。

2週間ほどして、再度見に行ったら、穴の開いた浮きの部品12100円(税別)で売っていました。見つけたら即買いです。

・防犯用品

めだかのために投資するのも本末転倒なのですが、一応検討してみました。

センサーライト

 人感センサーで光るライト

防犯ダミーカメラ

 赤いLEDが点滅する模擬カメラ

防犯カメラ

 ソーラータイプ無線タイプとかスマホに飛ばせるのとか楽しそう。

防犯砂利

 踏むとじゃりじゃりと音が鳴る砂利。

門扉の施錠

 電気とか水道の検針の人が入れなくなる。

2020-06-01

「平均取引価格の3割引きで序盤マケに自作アイテムたくさん流しました!買ってね!」

なるほど、数年プレイして山のよーにある在庫から最安表示を更新する形で100個くらい上乗せで出品すればいっすか

雉も鳴かずば撃たれまいに

英語でなんて言えばいいかな、チキンドントクライとかでいい?

PS4売ってない

この時期に在庫枯らすとか無能かよ

年収350万円のリアル(過去形)

https://anond.hatelabo.jp/20200530164357

年収1000万の増田に350万に転職しろかいう、中々認知が歪んだ増田粘着している

過去都内年収350万(正確には370万円だけど誤差の範囲)で、転職数回で現在800万円になったので、リアルに書いてみる

スペックアラフォー独身男性

家賃

53000円の練馬区の築30年鉄骨アパート(3点ユニット20平米1K)。新宿池袋まで大体30分ぐらい。リノベしてたので部屋自体はきれいだったが、水回りがひどくて風呂場では定期的にラバーカップでぐぽぐぽしないと水が流れなくなるボロ物件だった。

あとアパート治安は悪く、隣やら上やらの部屋が夜中に騒ぐ、公共料金税金年金学費留学生らしい)の督促状がエントランスに散乱している。ゴミの出し方でアパート住民しょっちゅう近隣住民トラブルになる。しまいにはエントランスに猫が捨ててあった(もちろんペット禁止)という事件があり、転職タイミング引っ越した。

現在豊島区の1LDK40平米15万のマンションに住んでるが、この手の輩系の住民はいないしオートロック+管理人+監視カメラなのでエントランス治安は概ね良い。築年数古めだが管理がされているので、練馬区アパートみたいな水回りトラブルもない。家賃が上がれば利便性建物のグレードだけでなく、住民民度も上がるので家賃ケチらないほうがいい。最近リモートワークで通勤してないが、職場までは15分ぐらい。

普段食事

350万円時代通勤時間がかかる+残業多い+キッチンが狭いでまともな自炊ができず、ファストフードスーパーの半額弁当ばっかだった。栄養状態も良くないが、何よりもこの手の食事メンタルに来る。

現在残業ほとんどない+通勤時間短い+キッチン実用レベルになった(システムキッチン自動食洗機付き)ので自炊している。この間はアクアパッツァを作った。

ただ地域的にスーパーがお高めなので、西友ネットスーパーとかを使ってる(コロナ禍のせいで配送在庫が壊滅的だけど)

飲み会などの食事

350万円時代は安月給なのに飲んで騒ぎたがるタイプのやつが多い職場だったので、学生が使うようなチェーン居酒屋で定期的に飲み会が開催されていて最悪だった。飲み会での話題仕事愚痴下ネタ年収の安い職場はこうなりがち。

現在はこの手のイミフ飲み会は無くなり、たまに有志で少しだけいいお店に行く。少し良いお店は店員接客も悪くなく、出てくる料理もうまく、輩系の客がいないのでたまに行くならとてもいい。話題も少なくとも不愉快になるような内容ではなくなる。家族の話とか趣味の話とか。あと、この間リモート飲み会やった

コンビニスーパーでの買い物

上記の通り自炊するようになったのでコンビニはあまり使わなくなったが、以前より物価が高い地域引っ越したので、結果的に食費は350万時代とあまりかわらない。たまにUberEats頼む。

ファッション

今も昔もGUユニクロAmazon

女性関係

350万円時代は同僚に風俗キャバクラに誘われるなどして大変嫌な思いをしたが、今はそれがなくて大変良い。あと周囲では社内恋愛も多かったがそれが不倫やらセクハラ騒ぎになってクビになるやつも結構見た。現在はそのようなことはない。

車について

今(豊島区)も昔(練馬区)も乗っていない。練馬区に来る前は(神奈川県)は中古コンパクトカーに乗っていたが処分した。近所の駐車場を見ると外車レクサスばっかなので、高い高い駐車場台を払える人はそういう車に乗るものなのだろう

貯蓄・投資について

350万円時代はろくに貯金もできなかった(数万円預金するだけ)

現在投資信託(つみたてNISA+特定口座)とiDecoに月に15万ぐらい入れている

結論

350万円に転職しない理由をおわかりいただけたであろうか?年収が上がれば上がるほど労働環境改善される。単に待遇が良くなるというだけでなく、そこで働く人言のレベルも上がるので不愉快な思いをすることが少なくなる。多分あの職場にいたらリモートワークもなくコロナに怯えながら通勤してただろう

家賃にしても安い物件・安い地域はそれなりの人が集まるので、民度はお察しになる。

2020-05-30

おいみんなUBISOFTメンバーズクラブサービスもう直ぐ終わるぞ

ポイント持ってるやつは今のうちにグッズと引き換えとけよ!

在庫なしの物も増えてるから早い者勝ちだよ!

ポイント登録はもう終わってるから注意な!

6月2日15:00に終わるから気を付けろよ!

anond:20200530081447

2個ほしんだが、在庫ああるか?つかいかけはこまる。

2020-05-26

小学生リモート授業でPC必要になったんだが

zoomを使うらしい。で、安くてまあまあなスペックPCを買おうとしたのだけれど、めぼしいもの在庫ない。納期未定。

仮に買えたとしても、うちは低学年なので操作を教えるのも一苦労。

で、色々悩んでipadにした。認定備品なら27000円で一つ前の機種が買える。安い。

有線イヤフォンマイクも評判いいものセブンイレブンで買える。

そして何より操作を教えるのが楽。Amazonスタンドも買おうと思う。

2020-05-25

Vol.106 政府による布マスク生産調達について、皆様の疑問にお答えします。

医療ガバナンス学会 (2020年5月21日 06:00)

 

経済産業省 政策統括調整官

江崎 禎英

2020年5月21日 MRIC by 医療ガバナンス学会 発行  http://medg.jp

 

新型コロナウイルスへの対応のなかで、その危機シンボルのように扱われてきたマスク。ここに来て仮設店舗飲食店などでも50枚入りが一箱2000円前後販売されるようになり、ひと頃のようなマスク不足の状況は改善しつつあります

そうした中で、政府実施している一世帯2枚の布マスクの配布について、これを疑問視する意見が増えています。配布されたマスクに髪の毛や糸くずが入っていたり、カビと思われる変色したマスクがあったとの報道を耳にされた方もいらっしゃるでしょう。問題のあるマスクは速やかに交換する対応を行っているところですが、実際に手にされた方に不安と不信感を与えてしまいましたことは、心からお詫び申し上げたいと思います

 

マスクを巡る一連の対応への批判は、政府としてこれを真摯に受け止めるのは当然です。しかしながら、実際にマスク製造した事業者にも厳しい批判の目が向けられていることは、この作業をお願いした立場にある者として誠に申し訳なく思っております。今後市場に出回るマスク供給量が増え、マスク不足に対する危機感が薄れるにつれて、今般の布マスク生産に携わった事業者に対していっそう厳しい目が向けられる可能性があります緊急時対応平時基準によって評価されることは往々にしてあり得ることですが、懸念すべきは、そうした評価が広がることによって、今後、国の緊急事態に協力しようとする企業が現れなくなってしまうことです。

先日の国会審議の中では、「政府が配る布マスクはその大半が不良品であり全て廃棄すべき」といった趣旨議論が展開されたため、その経緯を理解していただくために、質疑に割り込む形で答弁をさせていただきました。しかし、私の答弁は通告された質問に答えるものではなかったために、怒号と叱責の中で十分にお伝えすることができませんでした。そこでこの場をお借りして、多くの方の疑問にお答えする形で、その背景と経緯について書き記しておきたいと思います

 

<なぜ、布マスクだったのか>

再利用を前提とした長期間使用可能な布製マスクを大量に生産調達することによって需給ギャップを埋め、使い捨てマスク医療関係者等に優先的に回せる環境を整えようとしたのが、布マスクに取り組んだ最大の理由です。

本年1月から、それまで国内供給の8割程度を占めていた中国からマスクの輸入が途絶え、マスクの品薄状態が始まりました。このため2月にはマスクを求めて早朝から店舗の前に行列ができる状況となり、国会等でもマスク供給を増やせとの指摘が相次ぎました。2月下旬には、マスクの買い占め防止のためにネットオークション自粛を求めると共に、国内生産設備の増強を含めた供給量拡大に取り組みました。

しかしながら、当時の国内におけるマスク供給能力は月産4億枚程度であり、その殆どが不織布を用いた使い捨てタイプでした。国内生産力増強のための補助金に応募した企業も全て不織布を用いた使い捨てマスク用の設備投資でした。この頃、感染症専門家などからは、使い捨てマスク再利用を行うべきでない旨の見解が出されており、需給ギャップは拡大の一途を辿るおそれが生じていました。

このため、ハンカチキッチンペーパーによる手作りマスクなど、使い捨てマスク以外の対応を考える中で、政府としてたどり着いた結論が、ガーゼマスクでした。かつて小学校などで給食当番の際に使っていたガーゼマスクは、洗濯して何度も利用されていました。そこで「健常者による飛沫感染に対する予防としては、手すりやドアノブなどに触れた手で自らの鼻や口に触れないことが重要との観点から、布マスクによっても有効対応可能である」と医療関係者確認し、布マスク生産調達プロジェクトスタートしました。

 

<布マスクは何時までにどれくらいの量を調達しようとしたのか>

マスクが手に入らないことに対する国民不安を軽減するためには、繰り返し使用できる布マスクを来月(4月)末までになんとか1億枚規模で調達できないか」というのが当時の認識でした。私自身がこの布マスク生産調達プロジェクトに参画し、事業者との調整に携わったのはまさにこの頃です。

本年3月には、ドラックストアやスーパー店頭からマスクが消え、一日中マスクに関する報道が流れ、国会でもマスク供給不足に対する政府対応非難する質問が続き、マスク供給のためにあらゆる手を尽くせと責め立てられる状況でした。全国民が一斉にマスクを買い求めるというこれまでに経験したことのない爆発的な需要増の一方、中国からの輸入が全く見通せないなかで、1億枚という規模の目標形成されていきました。

 

<なぜ、日本製マスク調達しなかったのか>

そもそもマスク材料となるガーゼ中国しか生産しておらず、ガーゼ国内在庫殆ど存在しない状況でした。

このため、国内供給できる布マスクは、せいぜい1万枚から多くても10万枚のレベルで、およそ1億枚といった規模には届かない状況でした。仮になんとか国内材料となるガーゼを持ち込んでも、布製マスクを縫製する設備ミシン)や人員を揃えることも困難な状況でした。現在でも、「布製マスクを作るなら日本生産すべきだ」との意見も多いのですが、国内生産設備殆どが不織布を用いた使い捨てマスク用の機械装置です。

 

<なぜ、「興和」を始めとする特定企業とだけ契約したのか>

今年3月時点で、海外で1億枚規模のマスクガーゼ調達するネットワークを有し、布製マスク材料調達から裁断、縫製、検品、袋詰めまでを一貫して行える企業は、興和しかありませんでした。

ただ、興和単独では1億枚規模の生産は困難であったため、中国で縫製関係業務経験のあった伊藤忠とマツオカコーポレションの協力を得て生産体制を構築したものです。

当初、これら3社からは、4月末までに1億枚の生産など到底無理だと言われましたが、日本の窮状を救うためにあらゆる手を尽くして目標を達成して欲しいとお願いしました。結果、ベストシナリオで約9千6百万枚まで積み上げ、1億枚規模の目標達成の可能性ありとして、直ちに材料の確保、製造ラインの立ち上げをスタートしていただきました。

 

<実際のマスク生産体制はどうなっているのか>

4月末までに1億枚規模の生産を行うために、興和だけでも中国において約20カ所の縫製工場と約1万人の縫い子と検査要員を確保しています

これには、興和中国に有する様々なネットワークを駆使して、尋常でないスピードでこの体制を整えたと聞いています伊藤忠やマツオカコーポレーション独自ネットワーク東南アジアの国々に縫製工場人員を確保し、生産を行っています

これだけの人員を集めても、縫い子さん1人当たり1万枚ものマスクを縫製する必要があり、24時間体制での生産を行っています。各工場一定量生産が進んだ段階で検品梱包し、直ちに航空機日本に運ぶといったオペレーションになっています

 

<なぜ、不良品が発生したのか>

当初、興和からは「興和名前が出る以上、従来通りの国内検品を行うのでなければこの仕事は引き受けられない」と強く言われました。しかし、興和国内検品は、一旦全てのマスクを一か所の検品施設に集め、1ミリ程度の縫い目や折り目のずれ、布のほつれも不良品として弾いてしまうというレベル対応です。このため従来どおりの国内検品作業を行っていたのでは目標の半分も達成できない可能性があり、緊急避難的な対応として現地検品を基本とするオペレーションに変更してもらいました。

日本に持ち込んだ後は、配布準備段階で最終チェックを行うのですが、ここでのチェックをすり抜けた不良品利用者の手元に届いてしまたことは誠に申し訳なく思っています。また、自治体によっては、こうした作業保健所に依頼したことで、保健所職員作業を増やす結果になったことも反省点として認識しています

ちなみに、特定医療マスクを除き、マスクに対する国際的品質基準存在しません。また、国内におけるマスク業界団体が出している品質基準ホルムアルデヒドの検出基準が示されているだけで、各社毎の自主基準による検品が基本となっています

不良品報道を受けて、現在では事業者においても自主的に国内検品実施していただいているところです。「受注した以上、企業完璧製品を届けるのが当然だ」といった意見もっともですが、それはあくま平時における常識で、緊急事態対応にまでこれを要求することは酷だと思います。それ故に、これを補う形で国が改めて検品を行っているのですが、この費用に国費を充てるのは問題だとの意見が寄せられているのが現在の状況です。

 

<なぜ、配布が遅れているのか>

4月末までに1億枚の布マスク生産して国内に持ち込むというのは、元々極めて厳しい目標でしたが、緊急事態ということで各社全力で取り組んでいただきました。しか現実には、急遽集めた1万人に及ぶ縫子さんの教育からまり中国国内での物流障害企業活動制限)、更には中国政府によるマスクの輸出規制によって通関で止められるなど次々に問題が発生しました。

しか入国制限によって、これらの問題解決するための職員中国派遣することができません。大使館の協力も得ながらなんとか通関を突破しても、日本へ運ぶ航空機の確保ができないといった状況にも見舞われました。生産物流、通関等々、二重三重障害を乗り越えて国内に持ち込む中で、スケジュールが後ろ倒しになる状況が続いてしまいました。

これに加えて、今般の不良品問題の発生によって、メーカーが全量回収の上国内検品を行うとともに、更に万全を期すために国による検品も行っているために、配布スケジュールしわ寄せが生じる結果となっています

 

最後に>

現在も、関係者尋常ならざる努力によって布マスク生産調達が続いています国民マスク不安を解消するための布マスク生産調達でしたが、状況が落ち着くにつれて、「量、スピード品質」全てに完璧が求められるようになりました。まだ全体のオペレーションが終了していませんが、こうした一連の作業の結果、事業者にとっては大きな持ち出しになることを懸念しています興和では今も職員を総動員して布マスク検品作業を行っています

また、現状では不良品や国による検品費用ばかりに議論が集中し、こうした布マスクの取り組み自体が全て失敗であったかのような議論がなされているのは誠に残念なことです。特に日本危機的な状況を救うために協力してくれた事業者が、結果的社会的批難を受けることがあってはならないと感じています。また、日本のために今も昼夜に亘って布マスク製造してくださっている1万人を越える海外の縫子さん達のためにも、是非事実を知っていただきたいと思い、筆を執りました。

もちろん、だからといって不良品が許されるわけではありません。現在検品には万全を期していますが、万が一不良品が届いた際には速やかに交換させていただきますのでご協力をお願いします。その上で、不良品の状況はきちんと確認評価し、今後の反省材料にしてまいります

なお、まだ一部の方々にしか届いていない布マスクですが、実際に手にされた方からは良い評判もいただいております新型コロナウイルスへの対応は長丁場になる可能性が高いと言われています。是非、多くの方々の努力によって届けられる布マスクをご活用いただき、この災禍を乗り越えていただきたいと思いますよろしくお願い致します。(令和2年5月18日

2020-05-24

Vol.106 政府による布マスク生産調達について、皆様の疑問にお答え

医療ガバナンス学会 (2020年5月21日 06:00)

 

経済産業省 政策統括調整官

江崎 禎英

2020年5月21日 MRIC by 医療ガバナンス学会 発行  http://medg.jp

 

新型コロナウイルスへの対応のなかで、その危機シンボルのように扱われてきたマスク。ここに来て仮設店舗飲食店などでも50枚入りが一箱2000円前後販売されるようになり、ひと頃のようなマスク不足の状況は改善しつつあります

そうした中で、政府実施している一世帯2枚の布マスクの配布について、これを疑問視する意見が増えています。配布されたマスクに髪の毛や糸くずが入っていたり、カビと思われる変色したマスクがあったとの報道を耳にされた方もいらっしゃるでしょう。問題のあるマスクは速やかに交換する対応を行っているところですが、実際に手にされた方に不安と不信感を与えてしまいましたことは、心からお詫び申し上げたいと思います

 

マスクを巡る一連の対応への批判は、政府としてこれを真摯に受け止めるのは当然です。しかしながら、実際にマスク製造した事業者にも厳しい批判の目が向けられていることは、この作業をお願いした立場にある者として誠に申し訳なく思っております。今後市場に出回るマスク供給量が増え、マスク不足に対する危機感が薄れるにつれて、今般の布マスク生産に携わった事業者に対していっそう厳しい目が向けられる可能性があります緊急時対応平時基準によって評価されることは往々にしてあり得ることですが、懸念すべきは、そうした評価が広がることによって、今後、国の緊急事態に協力しようとする企業が現れなくなってしまうことです。

先日の国会審議の中では、「政府が配る布マスクはその大半が不良品であり全て廃棄すべき」といった趣旨議論が展開されたため、その経緯を理解していただくために、質疑に割り込む形で答弁をさせていただきました。しかし、私の答弁は通告された質問に答えるものではなかったために、怒号と叱責の中で十分にお伝えすることができませんでした。そこでこの場をお借りして、多くの方の疑問にお答えする形で、その背景と経緯について書き記しておきたいと思います

 

<なぜ、布マスクだったのか>

再利用を前提とした長期間使用可能な布製マスクを大量に生産調達することによって需給ギャップを埋め、使い捨てマスク医療関係者等に優先的に回せる環境を整えようとしたのが、布マスクに取り組んだ最大の理由です。

本年1月から、それまで国内供給の8割程度を占めていた中国からマスクの輸入が途絶え、マスクの品薄状態が始まりました。このため2月にはマスクを求めて早朝から店舗の前に行列ができる状況となり、国会等でもマスク供給を増やせとの指摘が相次ぎました。2月下旬には、マスクの買い占め防止のためにネットオークション自粛を求めると共に、国内生産設備の増強を含めた供給量拡大に取り組みました。

しかしながら、当時の国内におけるマスク供給能力は月産4億枚程度であり、その殆どが不織布を用いた使い捨てタイプでした。国内生産力増強のための補助金に応募した企業も全て不織布を用いた使い捨てマスク用の設備投資でした。この頃、感染症専門家などからは、使い捨てマスク再利用を行うべきでない旨の見解が出されており、需給ギャップは拡大の一途を辿るおそれが生じていました。

このため、ハンカチキッチンペーパーによる手作りマスクなど、使い捨てマスク以外の対応を考える中で、政府としてたどり着いた結論が、ガーゼマスクでした。かつて小学校などで給食当番の際に使っていたガーゼマスクは、洗濯して何度も利用されていました。そこで「健常者による飛沫感染に対する予防としては、手すりやドアノブなどに触れた手で自らの鼻や口に触れないことが重要との観点から、布マスクによっても有効対応可能である」と医療関係者確認し、布マスク生産調達プロジェクトスタートしました。

 

<布マスクは何時までにどれくらいの量を調達しようとしたのか>

マスクが手に入らないことに対する国民不安を軽減するためには、繰り返し使用できる布マスクを来月(4月)末までになんとか1億枚規模で調達できないか」というのが当時の認識でした。私自身がこの布マスク生産調達プロジェクトに参画し、事業者との調整に携わったのはまさにこの頃です。

本年3月には、ドラックストアやスーパー店頭からマスクが消え、一日中マスクに関する報道が流れ、国会でもマスク供給不足に対する政府対応非難する質問が続き、マスク供給のためにあらゆる手を尽くせと責め立てられる状況でした。全国民が一斉にマスクを買い求めるというこれまでに経験したことのない爆発的な需要増の一方、中国からの輸入が全く見通せないなかで、1億枚という規模の目標形成されていきました。

 

<なぜ、日本製マスク調達しなかったのか>

そもそもマスク材料となるガーゼ中国しか生産しておらず、ガーゼ国内在庫殆ど存在しない状況でした。

このため、国内供給できる布マスクは、せいぜい1万枚から多くても10万枚のレベルで、およそ1億枚といった規模には届かない状況でした。仮になんとか国内材料となるガーゼを持ち込んでも、布製マスクを縫製する設備ミシン)や人員を揃えることも困難な状況でした。現在でも、「布製マスクを作るなら日本生産すべきだ」との意見も多いのですが、国内生産設備殆どが不織布を用いた使い捨てマスク用の機械装置です。

 

<なぜ、「興和」を始めとする特定企業とだけ契約したのか>

今年3月時点で、海外で1億枚規模のマスクガーゼ調達するネットワークを有し、布製マスク材料調達から裁断、縫製、検品、袋詰めまでを一貫して行える企業は、興和しかありませんでした。

ただ、興和単独では1億枚規模の生産は困難であったため、中国で縫製関係業務経験のあった伊藤忠とマツオカコーポレションの協力を得て生産体制を構築したものです。

当初、これら3社からは、4月末までに1億枚の生産など到底無理だと言われましたが、日本の窮状を救うためにあらゆる手を尽くして目標を達成して欲しいとお願いしました。結果、ベストシナリオで約9千6百万枚まで積み上げ、1億枚規模の目標達成の可能性ありとして、直ちに材料の確保、製造ラインの立ち上げをスタートしていただきました。

 

<実際のマスク生産体制はどうなっているのか>

4月末までに1億枚規模の生産を行うために、興和だけでも中国において約20カ所の縫製工場と約1万人の縫い子と検査要員を確保しています

これには、興和中国に有する様々なネットワークを駆使して、尋常でないスピードでこの体制を整えたと聞いています伊藤忠やマツオカコーポレーション独自ネットワーク東南アジアの国々に縫製工場人員を確保し、生産を行っています

これだけの人員を集めても、縫い子さん1人当たり1万枚ものマスクを縫製する必要があり、24時間体制での生産を行っています。各工場一定量生産が進んだ段階で検品梱包し、直ちに航空機日本に運ぶといったオペレーションになっています

 

<なぜ、不良品が発生したのか>

当初、興和からは「興和名前が出る以上、従来通りの国内検品を行うのでなければこの仕事は引き受けられない」と強く言われました。しかし、興和国内検品は、一旦全てのマスクを一か所の検品施設に集め、1ミリ程度の縫い目や折り目のずれ、布のほつれも不良品として弾いてしまうというレベル対応です。このため従来どおりの国内検品作業を行っていたのでは目標の半分も達成できない可能性があり、緊急避難的な対応として現地検品を基本とするオペレーションに変更してもらいました。

日本に持ち込んだ後は、配布準備段階で最終チェックを行うのですが、ここでのチェックをすり抜けた不良品利用者の手元に届いてしまたことは誠に申し訳なく思っています。また、自治体によっては、こうした作業保健所に依頼したことで、保健所職員作業を増やす結果になったことも反省点として認識しています

ちなみに、特定医療マスクを除き、マスクに対する国際的品質基準存在しません。また、国内におけるマスク業界団体が出している品質基準ホルムアルデヒドの検出基準が示されているだけで、各社毎の自主基準による検品が基本となっています

不良品報道を受けて、現在では事業者においても自主的に国内検品実施していただいているところです。「受注した以上、企業完璧製品を届けるのが当然だ」といった意見もっともですが、それはあくま平時における常識で、緊急事態対応にまでこれを要求することは酷だと思います。それ故に、これを補う形で国が改めて検品を行っているのですが、この費用に国費を充てるのは問題だとの意見が寄せられているのが現在の状況です。

 

<なぜ、配布が遅れているのか>

4月末までに1億枚の布マスク生産して国内に持ち込むというのは、元々極めて厳しい目標でしたが、緊急事態ということで各社全力で取り組んでいただきました。しか現実には、急遽集めた1万人に及ぶ縫子さんの教育からまり中国国内での物流障害企業活動制限)、更には中国政府によるマスクの輸出規制によって通関で止められるなど次々に問題が発生しました。

しか入国制限によって、これらの問題解決するための職員中国派遣することができません。大使館の協力も得ながらなんとか通関を突破しても、日本へ運ぶ航空機の確保ができないといった状況にも見舞われました。生産物流、通関等々、二重三重障害を乗り越えて国内に持ち込む中で、スケジュールが後ろ倒しになる状況が続いてしまいました。

これに加えて、今般の不良品問題の発生によって、メーカーが全量回収の上国内検品を行うとともに、更に万全を期すために国による検品も行っているために、配布スケジュールしわ寄せが生じる結果となっています

 

最後に>

現在も、関係者尋常ならざる努力によって布マスク生産調達が続いています国民マスク不安を解消するための布マスク生産調達でしたが、状況が落ち着くにつれて、「量、スピード品質」全てに完璧が求められるようになりました。まだ全体のオペレーションが終了していませんが、こうした一連の作業の結果、事業者にとっては大きな持ち出しになることを懸念しています興和では今も職員を総動員して布マスク検品作業を行っています

また、現状では不良品や国による検品費用ばかりに議論が集中し、こうした布マスクの取り組み自体が全て失敗であったかのような議論がなされているのは誠に残念なことです。特に日本危機的な状況を救うために協力してくれた事業者が、結果的社会的批難を受けることがあってはならないと感じています。また、日本のために今も昼夜に亘って布マスク製造してくださっている1万人を越える海外の縫子さん達のためにも、是非事実を知っていただきたいと思い、筆を執りました。

もちろん、だからといって不良品が許されるわけではありません。現在検品には万全を期していますが、万が一不良品が届いた際には速やかに交換させていただきますのでご協力をお願いします。その上で、不良品の状況はきちんと確認評価し、今後の反省材料にしてまいります

なお、まだ一部の方々にしか届いていない布マスクですが、実際に手にされた方からは良い評判もいただいております新型コロナウイルスへの対応は長丁場になる可能性が高いと言われています。是非、多くの方々の努力によって届けられる布マスクをご活用いただき、この災禍を乗り越えていただきたいと思いますよろしくお願い致します。(令和2年5月18日

2020-05-23

スイッチ在庫

そろそろ学校が始まれ子供相手にしなくていいか

スイッチ買おうって思ってる主婦主夫が減るかな?

2020-05-21

政府による布マスク生産調達に関する質問にお答えしま

経済産業省 政策統括調整官

江崎 禎英

2020年5月21日 MRIC by 医療ガバナンス学会 発行  http://medg.jp

新型コロナウイルスへの対応のなかで、その危機シンボルのように扱われてきたマスク。ここに来て仮設店舗飲食店などでも50枚入りが一箱2000円前後販売されるようになり、ひと頃のようなマスク不足の状況は改善しつつあります

そうした中で、政府実施している一世帯2枚の布マスクの配布について、これを疑問視する意見が増えています。配布されたマスクに髪の毛や糸くずが入っていたり、カビと思われる変色したマスクがあったとの報道を耳にされた方もいらっしゃるでしょう。問題のあるマスクは速やかに交換する対応を行っているところですが、実際に手にされた方に不安と不信感を与えてしまいましたことは、心からお詫び申し上げたいと思います

マスクを巡る一連の対応への批判は、政府としてこれを真摯に受け止めるのは当然です。しかしながら、実際にマスク製造した事業者にも厳しい批判の目が向けられていることは、この作業をお願いした立場にある者として誠に申し訳なく思っております。今後市場に出回るマスク供給量が増え、マスク不足に対する危機感が薄れるにつれて、今般の布マスク生産に携わった事業者に対していっそう厳しい目が向けられる可能性があります緊急時対応平時基準によって評価されることは往々にしてあり得ることですが、懸念すべきは、そうした評価が広がることによって、今後、国の緊急事態に協力しようとする企業が現れなくなってしまうことです。

先日の国会審議の中では、「政府が配る布マスクはその大半が不良品であり全て廃棄すべき」といった趣旨議論が展開されたため、その経緯を理解していただくために、質疑に割り込む形で答弁をさせていただきました。しかし、私の答弁は通告された質問に答えるものではなかったために、怒号と叱責の中で十分にお伝えすることができませんでした。そこでこの場をお借りして、多くの方の疑問にお答えする形で、その背景と経緯について書き記しておきたいと思います

<なぜ、布マスクだったのか>

再利用を前提とした長期間使用可能な布製マスクを大量に生産調達することによって需給ギャップを埋め、使い捨てマスク医療関係者等に優先的に回せる環境を整えようとしたのが、布マスクに取り組んだ最大の理由です。

本年1月から、それまで国内供給の8割程度を占めていた中国からマスクの輸入が途絶え、マスクの品薄状態が始まりました。このため2月にはマスクを求めて早朝から店舗の前に行列ができる状況となり、国会等でもマスク供給を増やせとの指摘が相次ぎました。2月下旬には、マスクの買い占め防止のためにネットオークション自粛を求めると共に、国内生産設備の増強を含めた供給量拡大に取り組みました。

しかしながら、当時の国内におけるマスク供給能力は月産4億枚程度であり、その殆どが不織布を用いた使い捨てタイプでした。国内生産力増強のための補助金に応募した企業も全て不織布を用いた使い捨てマスク用の設備投資でした。この頃、感染症専門家などからは、使い捨てマスク再利用を行うべきでない旨の見解が出されており、需給ギャップは拡大の一途を辿るおそれが生じていました。

このため、ハンカチキッチンペーパーによる手作りマスクなど、使い捨てマスク以外の対応を考える中で、政府としてたどり着いた結論が、ガーゼマスクでした。かつて小学校などで給食当番の際に使っていたガーゼマスクは、洗濯して何度も利用されていました。そこで「健常者による飛沫感染に対する予防としては、手すりやドアノブなどに触れた手で自らの鼻や口に触れないことが重要との観点から、布マスクによっても有効対応可能である」と医療関係者確認し、布マスク生産調達プロジェクトスタートしました。

<布マスクは何時までにどれくらいの量を調達しようとしたのか>

マスクが手に入らないことに対する国民不安を軽減するためには、繰り返し使用できる布マスクを来月(4月)末までになんとか1億枚規模で調達できないか」というのが当時の認識でした。私自身がこの布マスク生産調達プロジェクトに参画し、事業者との調整に携わったのはまさにこの頃です。

本年3月には、ドラックストアやスーパー店頭からマスクが消え、一日中マスクに関する報道が流れ、国会でもマスク供給不足に対する政府対応非難する質問が続き、マスク供給のためにあらゆる手を尽くせと責め立てられる状況でした。全国民が一斉にマスクを買い求めるというこれまでに経験したことのない爆発的な需要増の一方、中国からの輸入が全く見通せないなかで、1億枚という規模の目標形成されていきました。

<なぜ、日本製マスク調達しなかったのか>

そもそもマスク材料となるガーゼ中国しか生産しておらず、ガーゼ国内在庫殆ど存在しない状況でした。

このため、国内供給できる布マスクは、せいぜい1万枚から多くても10万枚のレベルで、およそ1億枚といった規模には届かない状況でした。仮になんとか国内材料となるガーゼを持ち込んでも、布製マスクを縫製する設備ミシン)や人員を揃えることも困難な状況でした。現在でも、「布製マスクを作るなら日本生産すべきだ」との意見も多いのですが、国内生産設備殆どが不織布を用いた使い捨てマスク用の機械装置です。

<なぜ、「興和」を始めとする特定企業とだけ契約したのか>

今年3月時点で、海外で1億枚規模のマスクガーゼ調達するネットワークを有し、布製マスク材料調達から裁断、縫製、検品、袋詰めまでを一貫して行える企業は、興和しかありませんでした。

ただ、興和単独では1億枚規模の生産は困難であったため、中国で縫製関係業務経験のあった伊藤忠とマツオカコーポレションの協力を得て生産体制を構築したものです。

当初、これら3社からは、4月末までに1億枚の生産など到底無理だと言われましたが、日本の窮状を救うためにあらゆる手を尽くして目標を達成して欲しいとお願いしました。結果、ベストシナリオで約9千6百万枚まで積み上げ、1億枚規模の目標達成の可能性ありとして、直ちに材料の確保、製造ラインの立ち上げをスタートしていただきました。

<実際のマスク生産体制はどうなっているのか>

4月末までに1億枚規模の生産を行うために、興和だけでも中国において約20カ所の縫製工場と約1万人の縫い子と検査要員を確保しています

これには、興和中国に有する様々なネットワークを駆使して、尋常でないスピードでこの体制を整えたと聞いています伊藤忠やマツオカコーポレーション独自ネットワーク東南アジアの国々に縫製工場人員を確保し、生産を行っています

これだけの人員を集めても、縫い子さん1人当たり1万枚ものマスクを縫製する必要があり、24時間体制での生産を行っています。各工場一定量生産が進んだ段階で検品梱包し、直ちに航空機日本に運ぶといったオペレーションになっています

<なぜ、不良品が発生したのか>

当初、興和からは「興和名前が出る以上、従来通りの国内検品を行うのでなければこの仕事は引き受けられない」と強く言われました。しかし、興和国内検品は、一旦全てのマスクを一か所の検品施設に集め、1ミリ程度の縫い目や折り目のずれ、布のほつれも不良品として弾いてしまうというレベル対応です。このため従来どおりの国内検品作業を行っていたのでは目標の半分も達成できない可能性があり、緊急避難的な対応として現地検品を基本とするオペレーションに変更してもらいました。

日本に持ち込んだ後は、配布準備段階で最終チェックを行うのですが、ここでのチェックをすり抜けた不良品利用者の手元に届いてしまたことは誠に申し訳なく思っています。また、自治体によっては、こうした作業保健所に依頼したことで、保健所職員作業を増やす結果になったことも反省点として認識しています

ちなみに、特定医療マスクを除き、マスクに対する国際的品質基準存在しません。また、国内におけるマスク業界団体が出している品質基準ホルムアルデヒドの検出基準が示されているだけで、各社毎の自主基準による検品が基本となっています

不良品報道を受けて、現在では事業者においても自主的に国内検品実施していただいているところです。「受注した以上、企業完璧製品を届けるのが当然だ」といった意見もっともですが、それはあくま平時における常識で、緊急事態対応にまでこれを要求することは酷だと思います。それ故に、これを補う形で国が改めて検品を行っているのですが、この費用に国費を充てるのは問題だとの意見が寄せられているのが現在の状況です。

<なぜ、配布が遅れているのか>

4月末までに1億枚の布マスク生産して国内に持ち込むというのは、元々極めて厳しい目標でしたが、緊急事態ということで各社全力で取り組んでいただきました。しか現実には、急遽集めた1万人に及ぶ縫子さんの教育からまり中国国内での物流障害企業活動制限)、更には中国政府によるマスクの輸出規制によって通関で止められるなど次々に問題が発生しました。

しか入国制限によって、これらの問題解決するための職員中国派遣することができません。大使館の協力も得ながらなんとか通関を突破しても、日本へ運ぶ航空機の確保ができないといった状況にも見舞われました。生産物流、通関等々、二重三重障害を乗り越えて国内に持ち込む中で、スケジュールが後ろ倒しになる状況が続いてしまいました。

これに加えて、今般の不良品問題の発生によって、メーカーが全量回収の上国内検品を行うとともに、更に万全を期すために国による検品も行っているために、配布スケジュールしわ寄せが生じる結果となっています

最後に>

現在も、関係者尋常ならざる努力によって布マスク生産調達が続いています国民マスク不安を解消するための布マスク生産調達でしたが、状況が落ち着くにつれて、「量、スピード品質」全てに完璧が求められるようになりました。まだ全体のオペレーションが終了していませんが、こうした一連の作業の結果、事業者にとっては大きな持ち出しになることを懸念しています興和では今も職員を総動員して布マスク検品作業を行っています

また、現状では不良品や国による検品費用ばかりに議論が集中し、こうした布マスクの取り組み自体が全て失敗であったかのような議論がなされているのは誠に残念なことです。特に日本危機的な状況を救うために協力してくれた事業者が、結果的社会的批難を受けることがあってはならないと感じています。また、日本のために今も昼夜に亘って布マスク製造してくださっている1万人を越える海外の縫子さん達のためにも、是非事実を知っていただきたいと思い、筆を執りました。

もちろん、だからといって不良品が許されるわけではありません。現在検品には万全を期していますが、万が一不良品が届いた際には速やかに交換させていただきますのでご協力をお願いします。その上で、不良品の状況はきちんと確認評価し、今後の反省材料にしてまいります

なお、まだ一部の方々にしか届いていない布マスクですが、実際に手にされた方からは良い評判もいただいております新型コロナウイルスへの対応は長丁場になる可能性が高いと言われています。是非、多くの方々の努力によって届けられる布マスクをご活用いただき、この災禍を乗り越えていただきたいと思いますよろしくお願い致します。(令和2年5月18日

2020-05-20

anond:20200520215854

黒川弘務検事長本心に迫る  検察庁「定年延長」法案への見解

・著者 大川隆法

・定価 1,540 円(税込)

四六判 256頁

・発刊日 2020-06-05

※当サイトでは5/20から随時発送しま

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・発送日目安 1~3営業日

・通常配送無料 詳細

数量:1 カゴに入れる

渦中の黒川氏とは、どんな人柄の人物なのか?

いかなる人生観や信念を持っているのか?

メディアには決して出ることのない本心に迫り、

いま、国民が知りたい検察庁法改正案を巡る

問題真相を読み解く。

検事としての本懐を、忘れることはない」

◇氏を検事総長にすれば安倍政権にとって有利に働く?

 定年延長と出処進退についてどう考えているのか

◇「桜を見る会」「河井前法相夫妻」

 「森友・加計問題」「ゴーン逮捕」――

 検察から見た事件疑惑真相

検察官としての正義安倍政権に対する評価とは

■■ しゅ・ご・れい守護霊】 ■■

人間潜在意識のことで、あの世から地上にいる人を守る過去世の魂。タテマエではない本音を語る性質がある。

■■ 黒川弘務の人物紹介 ■■

1957年~。検察官。東京都出身東京大学法学部卒。1983年検事任官。東京新潟名古屋青森等の各地方検察庁勤務のほか、法務省要職を経て、2011年より、政治家との接点が多い法務省大臣官房長、法務事務次官歴任

2019年、東京高検検事長就任し、20202月に定年を迎える予定だったが、安倍内閣が「検察庁業務遂行上の必要性」を理由に、定年を半年延長する閣議決定をした。

2020-05-19

金融緩和で金がじゃぶじゃぶだからコロナがひと段落したらバブルがくる、インフレになるって予測をよく見るけど、昨日コモディティー(石油やら小麦やら)が、在庫が積みあがってすごい値下がりしてるから世界的なデフレになるよって意見も見た。

どうなるんだろう。

2020-05-18

協調して買占めして品不足を引き起こし高値になっている品物がある。

プレイヤー在庫を持っている。

高値なうちになるべく早く売ってしまいたい。品不足が解消されてしまうと元の安値に戻ってしまう。

品不足を維持する程度の少ない量をみんなが売れば、みな高値で売り抜けられる。

早く売り抜けたいからと言ってみんなで一気に売ってしまうと、品不足が解消されてみな安値になってしまう。

他人より長く在庫を持っていると安値で売ることになるので、早めに売りたい。でも品不足を維持しないと高値で売れないから、ほかのみんなより早く売りたいがなるべく少なく売りたい。

みんな少なく売るか、みんな急いで投げ売りするか。自分だけ売らないのが一番大損だ。

なんかこれなんかににてる。なんだっけ。あ、これ、囚人のジレンマだー!って気づいたときすごい気持ちよかった。

ここに増産しているから近々品不足は解消するという噂を流されてしまった、という状況でみんな投げ売りの方へ行かずに耐えられるかというとほかのプレイヤーをどのくらい信頼できるかにかかってるんですけど、そもそも出自粛で需要を減らされるとかいう追撃で耐えられなくなったプレイヤーがたくさん出てるんだろうね。

2020-05-16

感想が欲しい」の一言でいいのにいちいち比較するな

同人界隈に身を置いているとTwitterで定期的に出てくる話。

感想が欲しい」。これはわかる。

小説漫画に比べて手に取ってもらいにくい」。これもわかる。

文字書きは絵描きに比べて感想もらう機会が絶望的に少ない。ゼロなんてしょっちゅう。」これはわからない。

小説に比べて漫画イラストだと目につきやすい。わかりやすい。手に取りやすい。これはよくわかる。

Twitterでも同じ内容のことを文字情報だけで流すのと図解や画像を添えて投稿するのとでは反響全然違う。

文字と絵では視界に入る、手に取るという行為ハードル全然変わるんだろうなというのは痛感する。

でも、だからって、感想の量が劇的に変わるかというとそんなことないんじゃないかというか。

分母は変わるけど感想を送るっていう面倒な行為をしてくれる読者ってのはどちらもそう変わらんじゃないだろうか。

(分母がめちゃくちゃ大きければ、ある程度は変わってくるんだろうけど…)

絵描きに比べて文字書きは感想もらえない」みたいな文字書きの被害妄想みたいなツイを定期的に見かける。率直に言って、この言い回しが嫌いだ。

漫画の本だって感想ゼロとかざらだし。いいねや閲覧数は小説に比べたら数字は大きいかもしれないけど、おっ良いじゃん!くらいのインスタントな反応が大多数だし。

媒体で考えても小説本は全然手に取ってもらえない!というけど、それが例え片手に余るほどの数だとしても、漫画本で同数しか手に取ってもらえない人もいる。

暗に「漫画なのに手に取ってもらえない」と突きつけてるようなものだと言われたら、なんていうんだろう。

自分は今は同人活動していない絵描きで、オンラインで壁打ちで作品を発表している。

でも活動していた頃はありがたくも壁に配置されたこともある。そこに行くまでに在庫を抱えまくったり失敗も多く重ねた。

感想に救われることもあれば渾身の新刊が全く反応なくてただ売れていくだけの状態に何とも言えない感情を持ったりもした。

文字書きの友人とプロット好感して合同誌を出したり、多くの文字書きさんと交流もしてた。その頒布数も反応の有無もそれとなく把握してる。

自分経験絵描きの友人との話から考えると、「手に取ってもらえる機会に違いはあれど、漫画小説かという違いに感想の数はそれほど差がない」、と思っている。

結局隣の芝は青いでしかないな。と。

感想は欲しい。この欲求は当たり前だけど、感想がもらえないという嘆きに、「絵描きはこのくらい感想もらってるんだろう」「漫画からこのくらい手に取ってもらえてるだろう」の前提は必要

絵描きだって感想欲しいよ。だからエゴサーチするんだろ。

[]5月15日

ご飯

朝食:なし。昼食:ドライカレー生春巻き。唐揚げシュークリーム。夕食:人参玉ねぎスープ納豆。間食:チョコ柿の種夜食うどん

調子

むきゅーはややー。仕事はどめんばふふ。

ポケモンSh(スイッチ)

金稼ぎ。

○プリコネ

ルナの塔を最上階まで登るのと、メインの追加分を終わらせた。サイドはまたいつかか。

ソロコンテンツはかなり余裕になってきたけど、アリプリやクラバトはまだまだ難しい。

今の育成状況を少しまとめると、

星6勢は、イオタマキ以外は星6済み。

ハード勢は、アン、グレア、アリサ、アオイを進めてる。

ダンジョン勢は、残りアユミとマツリの2人。ただ今日更新在庫追加されたので専用武器の凸分を確保していく。

アリーナ勢は、星3までは全員終わり。ヒヨリの専用装備凸か、タマキか悩み中。リノは全部終わり。

リーナ勢は、星3までは全員終わり。ツムギが星5専用装備で凸ってるところ。ハツネは星6で専用装備の凸がまだ。ミヤコは今回追加分を除けば終わってた。

クランは、マコトが星5まで来たけど、専用装備と星6開花用の確保までは、マコトだなあ。イオの星6はいつになることやら。

2020-05-13

ブラジャーの惚気

ブラジャーは1年に一度買う。毎回サイズを測ってもらって、アンダーとカップにあったものを選ぶ。柄はベージュの無地が一番良いが、店に在庫がない場合レース無しの柄物にすることもある。

一度に買うのは3枚で、これは洗い替えと予備を合わせた数になっている。一枚の定価は6500円程度で、25%オフの期間を狙って買うので一度の出費は15000円程度になる。毎月1000円程度ずつ積み立てる。4月ごろになると、お金を持ってワコールに行く。

ワコールは、母親から勧められて行くようになった。胸の大きな家系なので、安いブラジャーを使う選択肢はなかった。ノンワイヤーブラジャーを試したこともあったが、重たい胸を掴み上げて固定してくれる頼もしさが感じられず、結局ワイヤーブラジャーに戻した。

毎日ブラジャーと一緒に風呂に入る。自分風呂に浸かっている間、ブラジャーもつけ置き洗いをする。髪を束ねたあとにブラジャーを振り洗いして、タオルで挟んで脱水する。洗濯機は使わない。

ブラジャー洗濯機の脱水にかけていたことがある。自分洗濯を受け持った頃で、よく知らないままに洗濯機の脱水コースを選んでいた。しばらくすると、胸が苦しく感じるようになった。母親に話すと、黙って新しいブラジャーを買うお金をくれた。

胸が膨らみ始めた頃、辛くて仕方がなかった。単純な成長痛もあったし、それ以上に自分の体がみっともなくなる苦痛があった。自分では気に入っていた、手足の長い少年のような体が、徐々に女の丸々とした形に変わっていくのは恐ろしかった。体を動かせば、1秒遅れて脂肪の球がついてきた。切り落としたいと思ったこともあった。

ブラジャーは、そういった苦痛を私から取り去った。ワイヤーのついた下着を身につけると、体の外部についた不快付属物が、体にぴったりと固定された。私を冷やかすように追随してくる奇妙な物体のことを、意識することもなく一日を終えることができた。

ブラジャーを洗う。ぬるま湯に洗剤を溶かして洗う。お湯の中で振り洗いをし、バスタオルに包んで水気をきる。ネットの上に平たく置いて干す。カップを潰さないようにクローゼットに入れる。

私の可愛いブラジャー

2020-05-12

投げ売りされてる怪しいマスクは不買で

あれだけ不足してたマスクが一部の地域投げ売りされてる。

投げ売りされてるのは怪しいマスク

安いが買う気はまったくない。

それどころか怪しいマスクは買うことは社会に害になると考えている。

みんながマスクがなくて困っている時に買い占めて価格吊り上げを狙っていたんだろう。

でもそれができなくなって投げ売りしているというわけだ。

まともなマスクだけを買おう。

そんな商売やった奴は在庫を抱えてトコトン苦しむべきなんだから

ここで買ったらまた同じような商売やるだろうから

福利厚生から文句は言えないのかもしれないが

会社福利厚生の一環で、専用システムから会社に出入りの業者経由で買うという形で本がちょっとだけ安く買える制度がある。

こんな状況なので、せめて、GW勉強するかとGWの1.5週間前に注文した本が早くて今週末か…

Amazon在庫あるのを見て買おうかと思ったが、発注の仕組みの都合でキャンセルもできずorz

2020-05-11

anond:20200511094935

新型インフルの時の在庫が残ってるとか

あの時、店舗入り口に置く慣習は普及したけど、使ってる人あまりいなかったよね

2020-05-10

Amazon在庫がだいぶ減ったな。こうりに取られている。まぁ、たまたま俺は買えたから。一安心

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