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はてなキーワード: ガイドラインとは

2024-10-20

anond:20241020071916

ちゃんと読めばいいのに。過度な児ポ表現表現の自由とバランス取れるような議論必要ってだけの話なのに。

あと、違法かどうかにだけこだわってるけど、どの表現も許されてるわけでもなく、ポケモンフラッシュ的なやつはガイドライン規制されてるよ。

議論おせっかいが嫌なら独裁国家に引っ越せばいいでは?

anond:20241020065627

ちゃんと読みましょう

日本国連機関などから、”極端に暴力的子どもポルノ"を描いた漫画アニメCGビデオオンラインゲーム等の「主要な制作国となっている」と批判されています人工知能AI)による膨大な児童ポルノ作成など、新たな問題もひろがっていますジェンダー平等をすすめ、子ども女性人権を守る立場から、幅広い関係者で大いに議論をすすめることが重要だと考えます。「表現の自由」やプライバシー権を守りながら、子どもを性虐待性的搾取対象とすることを許さな社会にしていくことが必要であり、議論合意をつくっていくための自主的な取り組みを促進していくことが求められています。そうした議論を起こしていくことは、「児童ポルノ規制」を名目にした法的規制の動きに抗して「表現の自由」を守り抜くためにも大切であると考えています

反共アレルギーで読めてないのかしらんけど、

あなたのいう”実質”は、書いてないことを読んでる妄想です。

2024-10-19

youtube黒人優遇アジア人差別レイシスト企業

はらたつわー

またコミュニティガイドライン違反youtubeコメント消されたわ。

事実しか書いてねーのに。

『背景』漫画テラフォーマーズに出てきたゴキブリキャラ黒人似ていると炎上過去

『今』 「黒人をこんな描き方させてはいけない(テレフォーマーズのスクショ)」で勝手黒人ゴキブリ自称しだしてんのね。一部の黒人だけだけど。

いや、誰も黒人って言ってないんだか?過去も今も。いや、今は黒人自分等で「あのゴキブリ黒人だ」って言ってんのね。

で、他にも鬼滅の刃の炭治郎とか、スパイファミリーアーニャとか、ブラックウォッシュして、真っ黒にしてたりするわけ。

ぼっちちゃんを黒くしたりね。

なんかこれは黒人文化らしいよ?勝手に黒くするのはOKなんだってさ。

あー、だからディズニーアリエルとか白雪姫黒人にしてるのね、クソどもが。

その一方で、ポプテピピック大川ぶくぶが書いた『イイダ』の肌が、少し明るい、って事で「ホワイトウォッシュだ!」って炎上して、大川ぶくぶ先生謝罪までしてるわけ。

いや、イイダってタコじゃん? あと名前からして黒人じゃなくて、日本の黒ギャルだろ?って思うけど、連中、少しでも肌が黒いと黒人認定なんだよね。

ワンピの青キジ松田優作モデルなのに黒人に「確定」されてるし。まぁ、このへんは人間からいいとして

ピッコロ絶対黒人」とかいい出してるわけよ。かなり多くめの勢力が。いや、緑肌よ???? 

あとミスター・ポポの描き方は酷い。鳥山明は偉大な漫画家かもしれないが、反省して欲しい、とか

日本もっと黒人の描き方を学んで欲しいとかいってんの。

いや、ピッコロナメック星人だし、ミスター・ポポ精霊なんだわ。

んで、そんな馬鹿げた議論してるから

黒人が望んでるんだからゴキブリとかエイリアンキャラはもう黒人固定でええやん」って書いたらコメBAN

なんでやねん!!!

死んどけゴミども。

2024-10-17

自民党と旧統一教会(現・世界平和統一家庭連合)との関係性が問題視されている点には、以下のようなポイントがあります

問題点

1. 政治的影響力と癒着疑惑

統一教会自民党関係報道される中で、統一教会選挙支援人員提供を行い、自民党議員がそれに見返りとして便宜を図っているのではないかという疑惑が浮上しています。このような形で宗教団体政治に関与することは、民主主義原則である政教分離」に反する可能性があり、公正な政策決定が歪められるリスクがあります

2. 献金問題

統一教会信者から集めた献金が、間接的に政治家に流れているという指摘もあります。このような資金の流れは、透明性を欠いており、政治家が宗教団体依存して政策議論を行う可能性を高めるため、利益誘導不正の温床になりかねません。

3. 社会的影響カルト疑惑

統一教会過去に、信者に多額の献金強要する問題家族の分断を引き起こす行為が指摘されてきました。そのような団体自民党関係を持つこと自体が、道義的疑問視されます特に問題のある宗教団体政治が協力することは、社会的な信頼を損なう要因となります

4. 説明責任の欠如

自民党議員統一教会との関係について十分な説明を行わず問題が表面化した際にも曖昧対応を続けていることが批判されています。これにより、政治家への信頼が低下し、透明性の欠如が強調される結果となっています

問題の解消に必要対策

問題を完全に解消するためには、以下の対策必要だと考えられます

1. 政教分離の徹底

宗教団体政治家との関係を明確に切り離すために、政教分離を厳格に守る方針を強化する必要があります法律ガイドラインを整備し、宗教団体選挙活動や政治活動に影響を与えないようにすることが求められます

2. 献金支援の透明化

政治資金の流れをより透明にするための制度改革必要です。政治家が受け取る寄付金出所や使途を厳格に報告し、監査を受けることで、不正利益誘導を防ぐ仕組みを強化すべきです。

3. 第三者機関の設置

政治家と宗教団体関係監視する独立した第三者機関の設置が効果的です。この機関調査監査を行い、問題があれば適切な対応を取ることが求められます

4. 説明責任情報開示の徹底

自民党やその議員たちは、過去統一教会との関係についての情報を明確に開示し、説明責任を果たすべきです。情報を隠すのではなく、問題があった場合は率直に認めて対応する姿勢信頼回復必要です。

5. 倫理規範の再評価

政治家の倫理規範を再評価し、宗教団体利害関係者との関わり方に関する新しい基準を設けることが重要です。これにより、政治活動における透明性と公正性を確保します。

改善方向性

この問題対処するためには、政治の透明性を高め、公正な政策決定を行うことが不可欠です。また、社会問題に対する理解を深め、宗教団体政治関係監視し続ける姿勢重要です。

2024-10-16

anond:20241016130917

二次創作ガイドラインも定着してきた昨今でそれは10年遅れの認識

今でも東方は緩い方だとはいえ

anond:20241016162139

ガイドラインと言うかdlsiteは免責、FANZAは第3条のサークル義務規約違反ですからね。黙認と裁量でBANしないので規約が実質機能してないだけです

anond:20241016161720

ガイドラインで認めてるものがあることと

無断のものが多数であることは別に相反しないし

ガイドラインだって基本的に「その他、公序良俗に反すると当社で判断したものはアウト」ってワイルドカードついてるから

明確に個別に言質取らないと無断って状態しかないよ

これを訴えられるまではセーフと訴えられなくても無断は良くないの相反するスタンス切り替えて都合よく使ってる

anond:20241016161154

毎度ガイドラインで認めてる版権の話をされてもずーっと「同人の無断利用がー」って言って全く変わってないか

たまたま人間言葉に似ているだけでそういう鳴き声なんだと思うわ

2024-10-15

anond:20241014233406

ブコメにもあるけど普通不妊治療の中で精子運動度チェックやるよなあ。いきなり顕微授精に行ったからか?

何より、実際やってみて我々は夫婦ともに「不妊治療やるなら体外受精(特に顕微授精)一択」と感じている。

ガイドライン補助金の条件でいきなり体外受精はできないと思っていたけど違うの?あと卵子採取のしんどさ無視してない?

不妊治療ネガティブ意見世間知らずなおっさんや子なしどもの戯言でしょうね。妊娠しようと思ったら不妊治療普通

インターネット上には不妊治療高齢出産に対してネガティブ寄り(というか慎重論というか)の意見が多いように感じるので、たまにはポジティブ寄りな意見があってもいいんじゃないかな。

2024-10-14

選択夫婦別姓について

日本選択夫婦別姓への移行を行った場合、以下のメリットデメリットが考えられます

メリット

1. 個人アイデンティティ尊重:

結婚しても個人名前を維持できることで、自己アイデンティティ尊重できます特にキャリア社会的関係名字重要役割を果たす人にとっては大きなメリットです。

2. ジェンダー平等の促進:

現在、多くの場合女性男性の姓に変更することが一般的です。選択夫婦別姓が導入されれば、姓を変えるかどうかの選択自由になり、男女間の対等な関係が促進されます

3. 国際的対応:

• 多くの国で夫婦別姓が認められています日本選択夫婦別姓を導入することで、国際基準に近づき、国際的文書手続きスムーズになります

4. 家族多様性を認める社会へ:

• さまざまな家族形態存在する中で、夫婦別姓が認められることにより、多様な価値観生き方尊重する社会を築くことが可能です。

デメリット

1. 家族の一体感懸念:

夫婦が別々の姓を持つことで、家族の一体感が薄れると感じる人がいます子どもがどちらの姓を選ぶかによって、家族内で複雑な感情問題が生じる可能性があります

2. 制度変更のコスト:

• 新しい制度を導入するためには、行政システム法律の変更、教育広報活動などにコストがかかります。また、戸籍システムの調整も必要となります

3. 伝統的価値観との衝突:

夫婦同姓は日本伝統文化の一部と見なされています選択夫婦別姓を導入することで、こうした伝統的価値観を重視する人々との衝突が生じることが考えられます

4. 子どもの姓の問題:

夫婦別姓場合子どもがどちらの姓を名乗るかでトラブルが起こる可能性があります。将来的に子ども選択する権利についても議論必要です。

改善

社会的理解の促進:

家族名前に対する価値観は人それぞれであることを理解し、多様性尊重する教育広報活動を進めることが大切です。

行政手続きの簡略化:

制度移行に際して、戸籍やその他の関連システムスムーズ対応できるよう、技術的な整備と手続きの簡略化を図ることが重要です。

子どもの姓の選択に関するガイドライン:

子どもが生まれた際の姓の決定について明確なガイドラインを設けることで、将来的なトラブルを防ぐことができます

選択夫婦別姓の導入には、現代社会における多様な価値観を反映させつつ、伝統的な家族観ともバランスを取るアプローチが求められます

2024-10-13

無駄な終末期医療の例:安部の死に際

https://anond.hatelabo.jp/20241013110516

安倍晋三が銃撃されたとき、もう医学的にはほぼ死んでいるのに、政党関係者が来るまでの間、4時間上に渡って、最低でも100単位、14リットル、75000点分=75万円以上の輸血が行われた模様。

これこそ意味の無い質問だよ、じゃなかった、意味の無い終末期医療だよな。

ガイドラインを完全に逸脱した医療行為で、本来レセプトを突き返して自費診療で払わせるべきだったと思けどどうなったのかな。

もちろんこれはまれな話で、例外中の例外だけど

anond:20241013170755

医療系っぽい人からのXへのポストで時々無意味治療の話が出るんだけれど、そういうのってまれってこと?
医療措置をしても本人が苦しむ期間が延びるだけで、やっても復活する可能性はないのに老人にその手の治療をして数か月・数年生かされるみたいな話を見るんだけれど
あいのはフェイクなんだろうか。それとも、その数か月の延命は安いものなのでどんどんやれって話?

まれだね。逆にまれで珍しい話になっているかバズると言うことになる。今は治る見込みがなく苦しむ場合には、医師から事前に話があって、これ以上延命治療はせずに、終末期医療に移行することを勧められ、それを受け入れる患者家族が大半。

で、玉木はその延命治療をせずに移行する先である終末期医療を見直すと言うと同時に、尊厳死と言う名の殺人例外事項を作ると言う。しかもそれでは社会保障費の削減には繋がらない。

あと、延命医療代表的ものは、胃瘻だよね。
スウェーデンとかだと胃瘻はあり得ない話で、自力で口から食事をとれなくなったら、あとは老衰を待つだけらしいのだが、日本だと胃から無理やり食事を入れる。
もちろん、そうならないためにかの国では老人に嚥下トレーニングを相当やると聞く。

この話は1990年代に一部で問題視された話が都市伝説みたいに残っているだけ。今ではこんなことは無い。というかそう言うガイドラインになって20年以上たつ。

患者QOLが向上すると言う時にしか胃瘻はしない。また胃瘻は無理矢理食事を入れている訳ではない。嚥下トレーニング日本でも徹底的にやる。というか、胃瘻嚥下トレーニングの補助として行われる。

スウェーデン例外すぎて(直る病気まで放置する低医療社会で、それ故に経済社会が低迷している)それが理想ではないこと、スタンダードではないこと理解してほしい。

そして、日本他国の参考になることはあっても、参考にできるような他国存在しないような状況になっており、比べられる国は存在しない。

若い人が胃瘻をしてでも生きていくはまあわかる。その人たちはそれから回復するかもしれんし、50年以上の時間がある。
平均寿命を超えたような人たちにその手術を1割負担でやるのは何?

状態改善し、QOLが向上し、回復するから。一割負担にするのは、その人がそれまでの人生で払ってきた社会保険税などよって得られた権利から

結果回復しない事もあるが、多くの医療回復またはQOLが向上する事も目的として行うし、そうでない場合は行ってはいけない…行っても保険適用されない仕組みになっている。

従って、よく「治療開始から半年で死んだから医療費が無駄だった。半年しかもたないなら安楽死させるべきだった」と言うような理論をみるが、これは結果論に過ぎない。

確実に半年死ぬ事が分かっていたら治療から看取りに切り替えたし、そう言うガイドラインになっている。

例えば癌などではもう治療不可能レベルというのがわかりきっていて、延命ではなく終末期の医療に切り替わっていく。最近患者が直前まで元気で働いていて、いきなり亡くなって驚くことがあるだろうが、これは延命治療ではなく苦痛を取り除き、QOL向上をメインとする医療の成果だ。こう言うことが今は可能だ。

しかし、看取りに切り替えなかったのは当時は治療することで回復QOLの向上が見込めるからだ。


神ではない我々はいつ誰が死ぬかわからなんてわからない。基準に従って全力で治療をする。しかし、死ぬこともある。

からといって死んだことをもって直前の医療無駄だったと言うのは、構造的に無駄議論なのである

3大高齢者が飲んでる無駄なお薬

anond:20241013110516

一応言っておきます偏見です。

痛み止め(ロキソニンカロナールなど)

リウマチ等で常に痛みがある人は仕方ないんだけど、普段そんなに痛がらないのに常飲している人がいる。

謎です。


血圧治療薬(アムロジン・アダラートなど)

ほぼほぼ高齢者高血圧症という病名がついてきます。で、降圧剤をずーっと飲み続けます

どこまでその人の健康意味があるんだろうか?と思わなくはない。

補足:新書でやたらと高血圧治療薬に関して批判的な本が出版されているのですが、高血圧症治療に関しては日本高血圧症学会策定しているガイドラインを参考にした方が良いです。(いきなり真面目笑)


認知症治療薬(ドネペジルとか)

これも結構多くの高齢者が飲んでる上に誰も止めない。初期認知症の進行を遅らせる程度の意味しかなかったはず。

一定期間飲んだら飲み終わりにしたら良いのに、基準がない(あったらごめんね)。

みんな雰囲気で処方されて雰囲気で飲んでいるだけ。

年間どの程度処方されているか分かりませんがそれなりに多いんだろうなと予想します。

脳卒中、腎機能低下、糖尿病あたりが既往である人は薬飲む量が増えちゃう

以上、無責任発言でした。

anond:20241013084419

糖尿病診療ガイドライン策定委員の中にも、ベジファーストについて「効果あるよ派」と「効果あるというエビデンスは無いよ派」がいて、「エビデンスは無いよ派」を説得するのに十分なだけの理由を「効果あるよ派」が揃えられなかっただけじゃないの?

で、そうは言っても「効果あるよ派」の先生はそれまで効果あると言ってきたしそれが真実だという信念を持っているから、ガイドライン解説とは言ってもガイドラインのものではない場で、ベジファーストには効果があるよという解説をしてしまっただけでは。

anond:20241013065834

なお、糖尿病を持ってる人は脂質代謝異常や逆流性食道炎も持ってることがあり、その場合、ベジファーストで先にお腹を膨らませ、ゆっくり食べるのは意外有用ではある

なぜかというと野菜を多量(1食150から200グラム程度)食べる生活をすると、脂質代謝異常が改善され、スタチンが不要になることもあるからである

なお、ベジファーストをやるうえでの最大の障害野菜の値段で、低所得者にとっては非常にやりにくい

しかも、都内だと低所得者向け住宅は三点ユニットバス一口ihミニキッチンなので、自炊もできず、炭水化物メインの弁当とるのが精一杯であり、ガイドライン自体実施するのが非常に難しい

そして、医者お金持ちなので、低所得者がどんなところで生活しているかからず、実効性のある指導すらできないクソヤローという問題生活習慣病だとある

ナマポ 医者でくぐれば医者生活保護世帯にどういう感情を抱いているかなんとなくわかると思う)

anond:20241013094945

まーた自分の難癖を主張したいからテキトーなこと言う増田だ。任天堂がそんな雑なデザインガイドライン運用してるわけないやろ

anond:20241013065834

まとめ

  1. ベジファースト食事摂取基準から削除された理由は「栄養摂取に関連するものではないことから」だと、検討資料にはっきり明示してある。よって筋肉博士医師の主張は誤り。そもそも論として、法が定める食事摂取基準目的栄養素の基準値を定めることであるから野菜先食べは範囲外の論点であった。
  2. 範囲とはいえ一度は含めたものを削除した背景には、食事摂取基準がどんどん肥大化しているので、書き手側は編纂人材の不足で悲鳴をあげているし、読み手もついていくのが大変という課題が生じていたから。
  3. この課題解決すべく 、他の診療ガイドラインとの連携強化という形で、互いのガイドライン責任領域明確化が行われたようだ。野菜先食べは糖尿病対策メソッドなので、糖尿病診療ガイドラインに書くのが妥当ということになったのだろう。
  4. しかし、野菜先食べは糖尿病診療ガイドライン改訂でも削除されている。これは理由がはっきりしない。筋肉博士医師の言うとおり、「エビデンス不足がようやく露呈したから」かもしれない。
  5. だが、さら不可思議なのは改訂された新ガイドラインについての一般向け解説記事で、糖尿病診療ガイドライン策定委員が、野菜先食べの案内をしていることだ。これ見るに、「野菜先食べなんて意味いから削除した」という線はズレてそうに見える。
  6. ここで手がかりになるのは、糖尿病診療ガイドライン改訂方針として、「Minds診療ガイドライン作成マニュアル」への準拠度を上げること、ここに力が注がれているように見えることだ。
  7. 野菜先食べに関する記述は、改定前でも単独では立項されていない。旧版ガイドラインでは「食事の摂り方」というテーマで括って立項することで、野菜先食べを含む3つの異なる論点が一緒にされている。しかし、「Minds診療ガイドライン作成マニュアル」に準拠するには、これらはきちんと分割し、一つ一つ立項する必要がある。
  8. 糖尿病診療ガイドラインからの削除の理由に関する増田説は、「野菜先食べ単独だけで立項するにはバリューが足らないと判断されたのでは? 臨床課題であっても重要臨床課題ではないということで不採用になったのでは?」というものである
  9. 野菜先食べに関する個人的意見としては、「食事の楽しみを損なわない範囲で、炭水化物系を食べるのを後回しにするのは、それなりに有望な心がけだろう」

ベジファースト食事摂取基準から削除されたのは「エビデンス不足がようやく露呈」したからではない

まとめ

から読み返したら、自分文章かなり読みづらかったので、

https://anond.hatelabo.jp/20241013084419

に要点をまとめておきました(文字数制限に引っかかったので分割)。

本文

厚労省より昨日公表された日本人食事摂取基準2025年版)について、ある糖尿病専門医解説ツイートが一時のトレンドになるレベルでバズっていた。

Xユーザー筋肉博士💪Takafumi Osakaさん:

日本人食事摂取基準2020→2025で食べる順番(ベジファースト/カーボラスト)が削除されておる!!!!!


やっぱりエビデンス不足がようやく露呈してきたか。。。

https://x.com/muscle_penguin_/status/1844746672544547147

はてなブックマークでもこの件に関するTogetterまとめについてそこそこブクマがついて、ホットエントリーに上昇している。

[B! 健康] 「今まで頑張ってお野菜から食べてたのに...」炭水化物より先に野菜などを食べることで食後の血糖値を抑制するという食べ方が厚労省『日本人の食事摂取基準』から削除される

しかし、筋肉博士医師の主張は真か偽かで言えば端的に誤りであるし、好意的に読んでもミスリードである

食事摂取基準は国の作るガイドラインであるから改訂方針やら策定検討会議事録やらは誰でも読める形で公開されている。

「日本人の食事摂取基準(2025年版)」策定検討会|厚生労働省

私は医師でも医療関係者でも栄養士でもないが、証拠があるので安心して医師の誤りを指摘できるというわけだ。

ベジファースト食事摂取基準から削除された本当の理由

実のところ、ベジファースト食事摂取基準から削除されたというのは正確な表現ではない。

2020年度版では、ベジファーストについて一文取り上げていた「食事摂取パターン (eating pattern)とシフトワーカー」という節が糖尿病対策の章からまるごと削除されたのである

節が削除された理由検討会の資料にはっきりと書いてある。

栄養摂取に関連するものではないことから、章立てとして削除。

https://www.mhlw.go.jp/content/10904750/001177715.pdf

食事摂取基準策定根拠健康増進法である。法に定められた食事摂取基準の取り扱う事項は以下の通り。

1. 国民がその健康の保持増進を図る上で摂取することが望ましい熱量に関する事項

2. 国民がその健康の保持増進を図る上で摂取することが望ましい次に掲げる栄養素の量に関する事項

栄養素というのは、もちろんたんぱく質とかビタミンとかミネラルかのことを指すので、野菜の食べ順なるものOut of Scopeなのだ。だから削除されたそれだけである

真偽の話でいうならば、これで筋肉博士医師への論破完了だ。ただこれだけで話を終えるのはおもしろくないので、もう少し深い背景を見てみよう。

食事摂取基準が抱える問題点

「人に栄養指導するプロならば、ただ基準値を参照するのではなく、策定根拠である本文を読んでくれ。基準値は妥協産物でもあるのだからそれに縛られず、患者一人ひとりに合わせて柔軟に対応してくれ」

食事摂取基準策定する側の偉い先生は、「基準値より本文だ!」という想いをよく語っておられます

なんでそんなこと言わなきゃいけないのかというと、ぜんぜん読んでなさそうなプロ栄養士がそこそこいる現実があるからですわ。

でも、それもある程度は仕方ない。2020年版で494ページですからね。鈍器本のページ数です。忙しい栄養士が横着して基準値だけ見る、そして基準値が独り歩きしだす。偉い先生はこれがホント嫌なわけです。

しかエビデンスというのは毎年増えていくわけで、理屈で言えば毎改訂ごとにページ数は増加します。今でさえガイドラインを読むのは大変なのに、これ以上!となるのは大変ですよね。

そして読む人が大変なら、作る人はもっともっと大変です。食事摂取基準2020年度版には以下の記述があります

食事摂取基準が参照すべき該当分野の研究論文数は、増加の一途をたどっている。5年に一度の策定では、策定作業に十分な時間を費やすことが難しく、作業負担も大きいため、策定体制の強化や策定プロセスの効率化に向けた方策を講じなければ、将来の食事摂取基準策定に支障をきたすおそれがある

実際、2025年度の検討資料を読み込んでいると「人手不足でもはや持続困難だ」っていう研究者の悲鳴がかなり伝わってきます

そんなこんなで食事摂取基準をこれ以上肥大化させることは避けねばならないってのが2025年改訂問題意識の1つだったわけですわ。

解決策:診療ガイドライン策定者との連携情報交換の強化

日本では、政府の作る食事摂取基準以外にも、EBMエビデンスベースメディシン)に基づく多種多様診療ガイドライン存在します。これらは専門の学会が作っとるわけですが、ここにも「食事療法」という節はあるわけですね。

栄養素の基準策定と、食事療法。かなりカバー範囲が重なり合っています政府と学会、お互い独立に作っているものですから、似たような記述がお互いのガイドライン執筆されるという無駄が生じますさらに悪いことに、違う人が作っているわけだから食事摂取基準診療ガイドライン矛盾が生じるという事例もありました。当然、現場は混乱しますね。

食事摂取基準診療ガイドライン連携して、お互いの責任範囲排他な形で定めよう、縄張りを線引きしよう。そうすれば読み手負担書き手負担も軽くなる。そういうことになったんですね。

糖尿病診療ガイドライン2024年度版の改訂

偶然、糖尿病診療ガイドライン改訂作業は、食事摂取基準2025年度版と同時期に行われていました。糖尿病診療ガイドライン食事療法を2024年度版と2019年度版とで比較してみましょう。

2019年には13あったQ&Aが2024年には8に減っています

2019年にはあった、栄養素絡みのQ&Aが軒並み削除されています

理由はここまでの説明で明らかですね。食事摂取基準縄張り尊重したのです(正確に言えば、「総エネルギー摂取量」の記述はまだ問題が残っているのですが……)。

さて大いに脱線した話を戻しましょう。食事摂取基準糖尿病に関する記述から、ベジファーストから削除されたのはOut of Scope範囲であるためでした。となると、執筆責任糖尿病診療ガイドライン食事療法にあるはずです。

あれ? 2019年にはあったベジファーストが、2024年糖尿病診断ガイドラインでも消えてるぞ? なんでやねん

ベジファースト糖尿病診断ガイドラインから消えたのは、「エビデンス不足がようやく露呈」したからか?

最初筋肉博士医師ツイートは、「真か偽かで言えば端的に誤りであるし、好意的に読んでもミスリード」と書きました。「好意的に読んでも」と書いたときに想定していたのは、「食事摂取基準」を「日本糖尿病ガイドライン」と読み替えれば仮説としてはありうるだろう、という意味でした。

しかし読み替えたとしても、「エビデンス不足がようやく露呈」というのはミスリード表現だと私は考えます

糖尿病診断ガイドライン食事摂取基準と違って、学会で作られているので改訂方針について外部の人間アクセスできる情報がありません。どういう意図情報が削除されたのかさっぱりわからないんですね。削除の理由をすぐに「エビデンス不足」に断定するのは証拠がありません。

しかも、糖尿病診断ガイドライン2024年版で検索すると出てくるニュース記事

を読むとですね、副題が「糖尿病の新診療ガイドラインに見る食事ポイント」で、解説者がガイドライン策定委員会所属する食事療法の専門家京大教授であるにも関わらず、新ガイドラインでは記述が削除されたはずのベジファースト/カーボンラストについて解説が行われているんですね。

内容は「世間で言われるベジファーストには誤解がある」というものですが、大雑把に言えば食べ順を考慮して食べることを推奨する解説で、2019年の旧ガイドライン準拠していると読めます。つまり「ベジファーストが誤りだったから削除された」わけではないことを示唆しています

ベジファースト糖尿病の新診療ガイドラインから削除された真の理由

じゃあなんで削除されたのか? 私は別の仮説を提示したいと思います。  

2019年ガイドライン2024年ガイドラインを交互にじっくり眺める見てください。

2024年版の方が、Q&Aの問いの文が相当洗練されているんですよね。

  1. 「総エネルギー摂取量をどのように定めるか?」 → 「糖尿病の血糖コントロールのためにエネルギー摂取量の制限を推奨すべきか?」
  2. 炭水化物摂取量が糖尿病管理に与える影響は?」→「 糖尿病の血糖コントロールのために炭水化物制限有効か?」
  3. 食物繊維摂取量は糖尿病管理にどう影響するか?」→「糖尿病の血糖コントロールのために食物繊維摂取有効か?」
  4. 甘味料の摂取量は糖尿病管理にどう影響するか?」→「糖尿病の血糖コントロールのために非栄養甘味料を使用すべきか?」

これらは2019年から2024年で変更された疑問文です。

診療ガイドラインというのは、「Minds診療ガイドライン作成マニュアル」という規範となる規格がありまして、Q&Aをどう書くべきかというのも死ぬほど細かく厳密に定められています

かい事抜きに、マニュアルにどういう要件が書かれているかということを超雑に述べると、まず問いは「臨床上生じる意思決定に関する疑問」でなければなりません、そして回答はガイドライン策定自身実施するシステマティックレビューに基づくものでなければなりません。

これ前提に2019年版の問いを見返してみると「Minds診療ガイドライン作成マニュアル」に明確に非準拠ですね。「〇〇はどう影響するか」系の問いはどう見ても意思決定に関わるものと言えません。

そんなわけで、2019年から2024年改訂方針には、「Minds診療ガイドライン作成マニュアル」への準拠度を高めるという意図があったと見て取れます

次に、2024年版で削除された、2019年版のベジファーストに関するQ&Aを見てみましょう。

食事の摂り方は糖尿病管理にどう影響するか?

これベジファーストだけに関するQ&Aではないんですよね。小ネタアラカルト的な回答で、複数問題をごちゃまぜにしているという印象を受けます

そんだけ2019年自由にやっていたというわけですが、「Minds診療ガイドライン作成マニュアル」に準拠するかたちで、問いを書き直そうとするならば、問題を分割する必要があるでしょう。

試しに書き直してみると、こんな感じでしょうか。

  1. 糖尿病の血糖コントロールのために、Healthy Eating Indexの高い食事を推奨すべきか?
  2. 糖尿病の血糖コントロールのために、主食炭水化物最後に食べることを推奨すべきか?
  3. 糖尿病の血糖コントロールのために、規則正しい時間に3食を食べることを推奨すべきか?

ただ、2019年版のガイドラインでは、小ネタアラカルトとして立項のバリューを出したわけで、わざわざ3つに分割して3つとも立項するだけの意味があるかというのは難しい問題です。

「Minds診療ガイドライン作成マニュアル」にもこう書かれています

日常診療において医療行為選択する意思決定の場面は数多くあるが, その全てについてシステマティックレビュー実施し, 推奨を作成するのは非常に多くの労力を要するため,現実的ではない。そのため,診療ガイドラインでは実臨床における問題に対する回答を導き出したいものを厳選して重要臨床課題として取り上げることが望まれる。

3つともに、「炭水化物制限の推奨」とか「食物繊維摂取の推奨」とかに比べれば、超小ネタですので、臨床課題であっても重要臨床課題ではない、というところで落とされたのでは?、などと私は想像しています

で、結局ベジファーストすべきなの?

書籍佐々木敏データ栄養学のすすめ』などでも解説されていますけど、野菜先食べを厳密に実行するべきとするエビデンスは、おそらくまだ存在していないと思われます

ただ、食事の楽しみを損なわない範囲で、炭水化物系を食べるのを後回しにするのは、それなりに有望な心がけと言ってもいいじゃないでしょうか。また野菜先食べである必要はなくて、たんぱく質先食べでもいいという論文もあります

参考: A Review of Recent Findings on Meal Sequence: An Attractive Dietary Approach to Prevention and Management of Type 2 Diabetes

2024-10-09

Twitchガイドラインアルコールちょっと厳しくなるらしい

未成年(設定)VTuber飲酒配信はわりと害悪だとおもってるけど

議論俎上に上がることはめったにないのが結構不思議

なんだかんだみんなガワには惑わされてないってことなのかな

2024-10-07

とあるゲーム配信ガイドラインが緩和されない

数年前に発売したゲームの話

そのゲームストーリー重要ゲームなので、途中までの配信は出来るが最後までは配信してはいけないよ、というガイドラインが定められている。

しかし、流石に発売から数年経てば緩和されるかな…?と思っていた。

が、今のところガイドラインに変化は無い。

まだ認められないのか、単にガイドライン見直しをする機会が無いだけなのか…。

メーカーさんはそろそろラストまでの配信を認めて欲しいなぁ。

そのゲームタイトルは「春ゆきレトロチカ」と言います

2024-09-30

冠攣縮性狭心症診療ガイドライン(2023)には掲載されてないが、当帰湯も実は効く。

同様に帰脾湯、酸棗仁湯、七物降下湯と六君子湯、七物降下湯と釣藤散の組み合わせも効いたので、使える薬はガイドラインに書かれている以外にもいくつかあるかもしれない

https://shinkobe-kitamura.com/blog/?p=449

2024-09-28

このゲームを実況プレイするなら収益の半分を寄越せってガイドラインにしたらいいんじゃない

そんで払わないやつは片っ端から訴える

いけそうじゃない?

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