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2022-03-23

anond:20220323004309

そうらしいよ

あいつら未だに実家暮らしで、しか実家帰るとそういう昔のこといちいち思い返して親にイライラしたりしてるらしいwww

いっつもイライラしてて、家庭も仕事も上手くいかないのは3歳の時の愛情を貰えなかったせいらしいwww

ビッグバン理論並みに幼稚すぎて、はじめて聞いた時は涙でたわww

ソースは友人の家庭状況

2022-03-13

なぜ日本欧米よりもピルが普及していないのか

日本ピル普及率は3%くらいで、欧米だと20%から30%くらいらしい。

普及率の差の原因はなんだろう?性教育の内容?

原因としてよく見るのは、値段が高いとか、婦人科しか買うことができない(ドラッグストアで買えない)こと。

高いとはいってもあくま欧米の値段と比べた時の話。安い国のところだと800円くらいで、日本だと3000円くらい。

個人的に考えると、確実に避妊するためなら、月3000円くらい払えなくもないと思う。もちろん人によって、年齢によって変わると思うけど。

まあでもドラッグストアで買えるといいのは間違いない。

ピルを使いたくない理由ネットで調べると、副作用が怖い、実際にピルを服用したときに強い副作用が出たとかがよく出てくる。確かに周りでも結構ピル嫌ってるような人は多い印象。

出回っている薬の種類は多少違う可能性はあるが、副作用の差はそんなにないと思われる。日本より普及率の高い海外だと副作用についてどういう風に感じてるんだろうな。ここは結構気になってる。

日本より普及率が多いと言っても20、30%程度に収まってるのは副作用のせいなのかもしれない。最初欧米の普及率を見た時むしろそんなもんかと思ったくらいだし。

かといってドラッグストアで安くピルが売られるようになった程度で、日本ピルの普及率は欧米並みになるとは思えないんだよな。

やっぱりピル副作用に対して日本人の方が過剰に怖がっている気がする。

自分避妊するという意識の差とかも影響してそう。完全に偏見だけど、欧米だとそういう意識は強そうだし。

周りにピルを使ってるロールモデル(親とか先生とか)が少ないというのもそこそこ影響してるかもね。

日本だとピル使ってるだけで変な目で見られるみたいな話も聞く。それより自分は思いもよらない避妊する方が怖いけどな。そもそもコンドームのことを信じてないっていうのもある。まあでも誹謗中傷はないほうが絶対いい。

これら全部含めて、性教育の差だとも言えるのかな。

ピル低価格化やドラッグストアでの売買を足止めしてるのは男ばっかりの産婦人科医会のせいらしい。ピルが普及したら避妊しない男が増えることを懸念して、あえてピルを手に入れにくくしたほうがいいって考えてるみたい。流石にこれは都合良すぎるというか、もう少し合理的に考えてほしいと思う。

相手のことを全く考えない男はピルがあってもなくてもゴムつけないか意味ないと思うし、現にゴムなしビルなしでやってる人がたくさんいるわけで。ピルが普及すれば予期しない妊娠は減ると思うんだけど。それよりもまだ今のほうがいいってこと?納得できない。

もちろん性病ピルだけじゃ防げないから、ピルが普及してもゴム必要。でも自分以外の相手セックスしないと信頼できるパートナーだったら、定期的に性病検査しておけば、生でやってもいいと思う。

今はピル以外にもピルを飲まずに同じ効果が得られるIUDとかもっと簡単な(初期費用が高いけど)避妊法もあるし、そういうのも認知が広まってアクセスやすくなってほしいと思う。

2022-02-12

風俗の思い出

を思いついた順に書いていく。


有村架純似の26歳

確かはじめてソープに行ったとき指名した女の子

顔出し無し、ヘブンのランキングにも載らない、写メ日記更新しない、店のランキングもずっと2位、という割と地味な存在だったのに、なぜ発見できたのか全く思い出せない。

大衆ソープなのに高級店並の濃厚サービスをしており、ビジュアルも一級品だったので、これが風俗にハマる原因となる。

わたしマグロの客はバイブだと思っているの」という言葉が忘れられない。

後に高級店で発見するも、なんとなく行けないうちに引退


■ ヘブンのランキングがずっと1位だった子

デビューとともにヘブンのランキング1位を飾り続けたソープ嬢。

人気すぎて店が常連しか指名させないという措置を採ったことで、逆に指名やすかった。

ビジュアルスタイル芸能人クラスで、「ほんとどうして風俗に?」という感じだった。(親に言われて来たらしい)

「2週間に1回飛行機に乗って来るお客さんがいるんだよね」と言っていたのをなぜか覚えている。

あっという間に引退


■ 濃厚サービスの子

サービスの濃厚さだけで言ったらトップの子で、足の裏まで舐めていた。大衆ヘルスなのに。

全身を整形していて綺麗だったが、「あーこれが整形顔というやつか」と思ったのを覚えている。

「辞めたら私の中でこの仕事黒歴史になると思うので」という台詞が印象的だった。

その後は不明


■ 目がうつろな子

適当デリヘルを呼んだらやってきた子。

入室するも目がうつろで、全然目を合わせてくれなかったので、「おーい、おーい」と呼びかけたのを覚えている。

打ち解けてしまうと人懐こく、何でもさせてくれたのでありがたい。

「家に入れ代わり立ち代わり男が来てセックスしていくので、だったらお金をもらった方がいいかなって」と風俗嬢になった経緯を説明されたのが衝撃だった。

その後は不明


クォーターの子

歴代で最高の美女ビジュアルだけでなく人として素晴らしかった。大衆ヘルスなのにどうして。

はじめて性病うつされた女性でもある。しかしまったく後悔がない。

おれに性病うつした直後に引退性病がショックだったのかなぁと思う。

「飽きられないように次回会うまでにいろいろ考えておきますね」と言っていたのが印象的。帰ってきてくれ。


親バレ少女

風俗勤めが親にバレてしまい、辞める寸前に指名した女の子

めちゃくちゃ可愛く、対面した瞬間、「これで当分風俗嬢探しをしなくて済むな」と思ったら「来月で辞めるんです」と言われてがっかりした。

実は上記クォーター美女と同じ店で、「○○さんは結婚で辞めたらしいですよ」と言われて「そうなんだ」と返したのを覚えている。

どうでもいいが、歴代風俗嬢の中で最も体温が高かった。

店を変えて働いているという情報もあったが、おそらく引退


引退間際のベテラン

元高級ソープ嬢で、加齢により大衆ソープに来たベテラン嬢。

もともと芸能人などのVIP相手にしていた風俗嬢だったらしく、確かに元高級娼婦の片鱗があった。

おれが入ったときに既に引退間際で、「辞めたら小料理屋をやるんです」と言っていた。

宣言通りすぐに引退


■ 手コキ店の子

はじめて行く手コキ店で、値段こそ高かったものの、フリーだったので全然期待していなかったが、結構かわいい子が来て驚いた。

新人だったが色恋接客がうまく、あっという間に好きにさせられてしまったのを覚えている。

手コキ店だからキス無いよねぇ・・・と言ったら「しないんですか?」と言われたのが印象的。

いま思うと一番どきどきさせられた子かもしれない。

今は名前すら思い出せない。


■ 激安ヘルス店のギャル

学生時代よく行っていた激安ヘルスで、そこそこビジュアルがよかったギャル

キスするとタバコ臭かったのが印象的。

NGとかあるの?という質問に「手首にボルト入ってるんで手首NGですかね」と返されて笑った覚えがある。

かなり後に別の系列店で見つけて指名、その後消息不明


飛田の子①(色黒)

はじめて行った飛田新地で指名した色黒の子

バックで果てたが、「せっかくの飛田嬢の顔を堪能しない点でバックは損である」と思った覚えがある。

格式高い飛田というイメージだったが、中身が竹を割ったような快活なギャルで、ギャップがあった。

顔が全然思い出せない。


飛田の子②(やさしい顔)

やさしい顔で色白の子。実際やさしかった。

飛田ルールをあまり分かっていなかった自分が、胸を舐めようとしたところ、体をくねらせてひょいと躱された覚えがある。

こちらを不快にさせない動きで、今思えばすごかったなと思う。

あんまり整形してなさそうな顔って理由で選ばれることが多いんです」と言っていたのが印象的だった。


飛田の子③(サッカーユニ)

サッカー日本代表のユニフォームで座っていた子。

大阪出身なので、店先で座っていると男友達に会い、「○○やんな?」と声をかけられることがあると言っていて、いたたまれない気持ちになった。

聞き上手でめちゃくちゃ喋ってしまい、逝けずに終わった。

「(客とやっていてもなにも感じないという意味で)わたしのここ(陰部)は『無』だから」と話していて、「つまりおれは今『無』に吸い込まれているのか」と言って二人で笑った覚えがある。


■ 舌ピのギャル

ピアスフェラはどんなもんだろうと思って指名したソープ嬢。

結果、舌ピアスより肌のぱぁんと張った質感の方が印象的だった。(舌ピフェラはそれはそれでよかったが)

なお、タトゥーを入れていたので指でなぞってみると、微妙に凹凸があるのが発見だった。

高級店の面接に落ちたらしく、「こんなにエロい子でも店のカラーに合わないと落ちてしまうんだなぁ」と思った覚えがある。


エステ

在籍写真写メ日記がえらく美人だったので指名したエステ嬢。

写真だとめちゃくちゃ強気そうなギャルだったが、対面してみるとふわふわした童顔少女だったので面食らった。

結構話したはずなのだが、ふんわりした喋り方が印象に残っているだけで、内容が全く思い出せない。

二回目に指名してみたらがっつり整形していたので、それ以来行っていない。


■激安ヘルスNo.1

上述した激安ヘルス店のナンバーワンだった子。

れいサービス濃厚で良かったが、ずっと「うふふふふ」と笑っていることに若干の狂気を感じた。

一回行ったっきり裏を返さず、気づけば引退していた。


■はじめて行ったセクキャバの子

学生時代で金が無いが風俗には行ってみたい、ということでやむなくセクキャバに行って出会った子。

めっちゃくちゃ美人でびっくりした。あと女体のあまりの柔らかさにびっくりした。

その頃童貞だったのでめちゃくちゃなことをしたが、やさしく受け止めてくれてありがたい。

いま思うと恥ずかしい。


■はじめて行ったセクキャバの子

上記セクキャバで2人目に付いた子で、こちらも美人だった。

最初の子が清楚系だったのに対し、こっちはギャルバランスが取れていた。

フリーでこの2人が付いたというのはいま思えばかなり店のレベルが高かったと思う。

店の名前が思い出せないのだが、いまぐぐった感じ潰れて無くなったくさい。


■整形嬢①

一時期ヘブンのランキング一位を走り続けていたヘルス嬢。

いま思うとゴリゴリの整形嬢だったのだが、当時は気づかず、変わった顔の美人だな〜ぐらいに思っていた。

マンは嬢の負担になるらしいので基本しないのだが、せがまれたのでタラタラとやっていたら、ものすごく恍惚とした表情をしていて驚いた。

感じている演技がうまいという意味ではナンバーワン


■整形嬢②

これも確かランキング一位を走っていたソープ嬢。

美人だったがものすごく変わった顔だったのを覚えている。馬面の美人と言えば伝わるか。

客のうんこに滑って転んだエピソード披露していたのをいまでも覚えている。


架空在籍疑惑

在籍写真がえらく美人で、たまにしか出勤予定が上がらない上に当欠が多いために、掲示板などで架空在籍ではないか?という疑惑をかけられていたヘルス嬢。

架空なら架空でいいや、という気持ち指名したところ、ほんとに在籍してて意外だったのを覚えている。

目の大きい美人さんで、テクニックに自信がないようだったが、結構いい人だった気がする。

この日記を書くまで完全に忘れていた嬢。


サービス○嬢

在籍写真がまぁまぁ美人で、掲示板の評判がめちゃくちゃ良かったので入ったソープ嬢。

対面するとビジュアルが「うーん・・・」という感じ。ブスではないがぽっちゃりしており、うーん、いやー、ねぇ、みたいな。

サービス積極的で良かった。バックで自ら腰を振る子をはじめて見た気がする。

とはいえビジュアル重視なので、この子きっかけに気合いを入れて探すようになり、その後失敗はしなくなったという意味で印象深い嬢。


■酒焼けメイド

ヘブンランキングに安定して入っていたメイドの子

かわいかったが、声が酒でガラガラになっており、メイド服を脱ぐとただのギャルになった。

「たぶんわたしは誘われるままにAVに出るとおもう」と言っていたのが印象的。

後日談として、友人がたまたまこの子お勧めしてきて、「この人と穴兄弟になってしまったな・・・」と思った記憶がある。


女子大生

ヘブンネットの詳細検索女の子を見つけることを覚え、いろいろ検索しているうちにぽっと出てきたソープ嬢。

出てきた瞬間、あれよあれよと言う間に出勤予定が埋まっていくので、これは人気嬢に違いないと判断し、指名した。

対面するとアイドルみたいな子が出てきて嬉しかった。

話を聞いてみると、出勤予定が出る曜日が決まっており、その曜日になると常連客が一斉に予約を仕掛けるとのことだった。

店の近くにあるわけのわからん熟女店(しかし老舗)の話で盛り上がった。

いずれまた入りたい。


■人気ナンバーワン

結構から気になってはいたが、出勤予定が常に埋まっていて予約が取れなかった人気ソープ嬢。

ところがしばらく経つと、出勤予定に空きが出るようになり、おお、と思って予約した。

飛び抜けた美人というわけではなかったが、会話がうまく、こちらの話を全部興味深そうに聞くので、あれこれ喋りまくってしまった。

これは人気出ますわ・・・と思って話を聞いてみると、常連客が付いたのでお店がナンバーワン看板を降ろしたとのことだった。

出勤予定に空きが出るようになったのはそのせいらしい。


■高級店の新人

高級ソープ指名した子。

高級といっても女の子ランクによって異なる料金設定をしており、新人だったため大衆ソープ並の値段に収まっていた。

対面してみるとかなりの美人で、この業界では珍しく落ち着いた子であった。

プレイ淡白だったが醸し出す気品があり、「これは人気出るだろうな」と思った。

しばらくしてお店のHPを見たら案の定最高ランクになっており、さもありなんという感じ。


ボーイッシュ女の子

掲示板で「短髪で顔がボーイッシュなのに巨乳なのがたまらない」みたいな書き込みを見て指名したソープ嬢。

対面してみると顔が「うーん」という感じ。高校の頃の後輩の男に似てて若干萎えた。

体はめちゃくちゃ良く、Sキャラなのも良かったが、キス・胸NGだったので満足度が低かった。

わたしみたいなタイプ巨乳ボーイッシュ)はあんまりいないから、がんばらなくても指名が確実に来るんだよね~」と言ってて戦略勝ちだなと思った。


■お姫さま

アメリカセレブ娘みたいなヘルス嬢。

性格が「姫」としか言いようがなく、若干の高貴さすら感じられた。

その傍若無人さとルックスの良さから掲示板では常にアンチが噴き上がっていたが、お姫さまを抱くとこういう感じなんだろうなぁと思えば腹も立たない。

意外とテクニックもあって印象深い嬢。


和風美人

在籍写真が異彩を放っていた和風デリヘル嬢。

普段あんまり呼ばないタイプなのだが、写メ日記でがっつり顔出ししていて、それがどうみても美人だったので指名した。

対面すると大人っぽい写真に反して意外と幼い顔立ちで面食らった(後で聞いたら19歳とのことだった)。

会話はうまいサービスに手抜きはないし、ルックスはいいしで、いったい何者?と思っていたら、のちに都会の高級ソープ発見してさもありなんという感じ。

良家のお嬢さんっぽい感じで、いったいどういう経緯で風俗に来たのか気になる嬢。

■ また思い出したら書く

2021-12-07

なんで同性婚したいの?

同性婚するカップルって、だいたい

子供はいない前提

共働き

だと思うんだけど、その場合法律婚したらどんなメリットあんの?

イヤミとかではなく、俺自身子供はいらねえし共働きって感じで、異性愛なだけなので、たぶん狙うメリットはおんなじだと思うんで、シンプルに聞きたい

相続税が安いとか、急に入院とかするとき身元保証人?になれる?とか、なんかそんな感じの話はうっすら聞いたことがある

共働きなら扶養がどうこうは基本的関係ないよな

子供関係もどうせいらねーから関係ない

意外とメリットってあんまりなくねえ?ってなってるんですよ

現行の結婚制度だと片方は苗字変えないといけないっぽいしさ

めんどくさい思いしてまで結婚に拘る理由ってなんなんだ 

 

そうか、働けなくなったりすると配偶者控除が効いてくるんだなあ

病院もやっぱ結婚してねえと面会難しかったりすんのね

結婚か〜……結婚すっかなあ……

2021-09-02

誰が悪かったのか

5年くらい前の話。

登場人物

・A課長…ぼくの上司 気が弱い

・Bさん…ぼくと同じ課の事務員 気が強い

・Cさん…別の事業所事務員

・ぼく…職場でのおやつルマンド

【勤務地】

・甲…A課長、Bさん、ぼくが働く事業所

・乙…Cさんが働く事業所 甲とは地下鉄で数駅の距離

・丙…本社 甲乙とは新幹線で数時間距離

①A課長飲み屋で飲んでいたところ、隣の席の客から数日後にある有名アーティストコンサートチケット(本物です)があるから買わないかと持ちかけられる。酔っ払っていたA課長はこれを購入。

②翌朝酔いが覚めてそのアーティストにまったく興味がないことに気づく。出社しチケットが欲しい人がいないか声をかける。

③乙事業所のCさんが確かそのアーティストファンだったよね、ということになり確認したところ譲って欲しいとの返事。業務終了後に甲事業所に来て、代金を払ってチケットを受け取りますと言う。

④A課長は、どうせいらないものからお代はいらないよと太っ腹。チケットも社内郵便※で送るよと返事。

※社内郵便事業所が全国各地にあるため、総務部に各地宛の郵便ボックスがある。他部署社員もそのボックスに入れておけば総務部がまとめて郵送してくれる。

⑤A課長封筒チケット入れ、乙事業所宛のボックスに入れておいてとBさんに頼む。

⑥翌日の郵便チケットが入っていないとCさんから連絡。

⑦更に翌日、丙本社からCさん宛の郵便が間違って届いていると連絡。Bさんが入れるボックスを間違えていたことが判明。この日がコンサートのため、Cさんはコンサートへ行けなかった。

【誰が悪かったのか?】

1.みんなやっていることとはいえ社内郵便を私用に使ったA課長

2.ボックスを間違えたのに謝りもしないBさん

2021-06-14

子供不登校は親のせいらしい。

https://kaiketsu.pro/hutouko/mob/?gclid=EAIaIQobChMIvrGkx4WW8QIVT7eWCh2dFQbpEAMYAyAAEgKFGfD_BwE

ひとつは、親子関係発達障害などの要素は、不登校引きこもりほとんど関係がない ということです。」

とあるが、うちはこれ関係あるけど?

子供不登校を選ぶ原因も分かってるし、解決方法学校側の協力が必要なんだけど、それ拒否されたから自宅学習と塾に変えたよ。

共同教育制度はあるけど、体制整えてない学校ほとんどだし、ついていけない生徒は排除したがるのが義務教育である公立中学校

2021-05-30

テレワークでチームメンバーが病んで辞めた

タイトルテレワークのせいにしているが、本人からの申告内容的には自分せいらしい。

ただ会社やその他上司からコメント的には本人問題判断されており、特に自分咎められるとかはないらしい。

当方テレワークほぼ100%環境。事の始まりは辞めたメンバー(面倒なのでA氏とする)がミスしたことが発覚し、嫌な予感がしたので色々聞いてみたら他にもミスをしていたこと、そもそも依頼した作業意味ちゃん理解していなかったらしい。

ミスした部分、作業意味については1年間何度も言っていたことなので、最初はまじでこいつ大丈夫かと思ったがそこで責めたらパワハラかになるんだろうなーとか思ったので、改めて作業意味をA氏に整理して伝えた。

そしたらA氏がまた別件でもちらほらとミスをするようになり、またちょっとした意思の疎通も認識齟齬も増えてきて、結局最後自分が同じ作業をやることになってしま二度手間

忙しい時期だったこともあり現場が回らなくなるので、二度手間を無くすため、認識齟齬がなくなるようにするために作業前に想定している作業内容を箇条書きでチャットでいいので報告してください、とした。

それである自分チャットツール簡単な手順概要をまとめてタスクを振ったのだが、その作業内容を自分が送ったチャットをそのままコピペで送り返してきた。ちょっとイラっとしつつも認識齟齬を無くすためなので自分言葉説明してほしいですと返し、別件の問い合わせが来ていた件についても次のアクションわかるか聞いてみた。

問い合わせとかヘルプデスクしている人ならわかると思うが、そんくらい自分で調べろよと思ったり局所的な質問をチマチマ質問してきていつまでも問い合わせが終わらないことがある(A氏も以前経験済み)。そこを少ないメンバーでやりくりしているので、問い合わせの際は最初に何を意図して問い合わせしているのかゴールを明確にして進めないといけないんだけど、今回の問い合わせもチマチマ問い合わせ続きそうな内容だった。だけどA氏は問い合わせ内容をそのままベンダーへ流そうとしていたことが分かった。

そのため上記意図を伝え、問い合わせ者と認識合わせして対応してくださいと伝えたらそれ以降来なくなってしまった。

事情事情なので会社ヒアリング中らしいが、そこでは尊厳を踏みにじられたみたいなことを言っているらしい。

だがこちらとしては~してください、としか伝えておらずイマイチどこで尊厳を踏みにじられたと感じたのかわかってない。

なので普段コミュニケーション不足なんだろうなと思い、テレワークで1日数分だけ案件状況確認ビデオ会議していたがそれだけでは足らず、もっと雑談とかしないとなのかなー、って感じで今自分の中では落ち着いている。

仕事の会話しかしていないと個人無視しているようで、そこに人としての尊厳がなく感じてしまうんだろうなーと。

なのでうまく雑談するためビデオ会議雑談枠設けたり、出社の機会を増やすべきなんだと思っているんだけど、基本テレワークしている人、その辺どういった対処してるとかあったら教えてクレメンス

2021-05-10

女に屋外労働or工場交代勤務をやらせて自炊ができるか試そう

ブクマカによると、未婚男性寿命が短いのは簡単自炊ができないせいらしいので

女に未婚男性と同じ労働負荷をかけて健康的な食事を用意できるか試そう。

工事現場重工業夜勤務は女の割合は3%もいないと聞く。

2021-05-04

anond:20210504104904

全力で捨てればよいよ

どうせいらんもんばっかりだし

2021-04-03

母が精神病棟に入院した

追記

一部のブクマカの人はブロックしました

追記2】

父親気持ちの代弁ですか

かにそうですね

でも、これは自分だけの日記であり添削を受ける必要はなく、事実誤認を指摘されたところでなんの問題もないと思っています

増田流に言うと「お気持ち」という奴でしょうか?未だに意味がわかりませんが

====

タイトルだけだと辛いことのように思えるけど、私としてはむしろやっと入院してくれたとホッとしています。母は昨年の夏に意識混濁で路上で倒れ、緊急搬送された際に糖尿病や癌が見つかりました。転倒する事が多かったのはおそらく糖尿病せいらしいです。そこから父親による介護を受ける形になり、妹が週2程度で介助することが多かったようです。私はやや離れて生活しており、コロナもあって実家と疎遠が深まっていたためあまり面倒を見ることはありませんでした。

私は昔から母が嫌いであり、そんな母の介護を手伝うのは自分としては考えにくいことだったのです。しか介護から半年老老介護はやはり限界になったようで、そこから度々私が介助をしに実家に戻るようになりました。尤も、母との相性が非常に悪いためにせいぜいトイレに連れて行ったりするだけで、あとは家の掃除等をするばかりです。食事風呂ノータッチ。それでも多少は父親負担を減らせたかもしれません。


父は2級の障害者手帳を持っています。そんな父親による自宅介護必要なのは母の手術のためです。

母を施設に入れるためには、まずがんの治療必要なのです。しかし空腹時の血糖値が400に達するほど重症化していた母は、糖尿病治療をして手術に臨めるまで安定化させる必要があります。つまり糖尿病→手術→施設」というプロセス必要なのです。しかも母は糖尿病のためか足腰が立たなくなったものの、寝たきりとはいえない要介護2の状況です。この中途半端状態によって自宅介護余儀なくされました。幸いなことに父親障害者手帳をもっているため、手術にまでたどり着けば特老(あるいは普通老人ホーム)に母を入れられる可能性は非常に高いのはわかっています医師から父親1人での介護は無理と宣言されていますし、資料にも書かれてあるため希望はとおりそうです。


そんなこんなで母が入院しました。母はもともと精神的に不安定であり、過去には家族へのDVが頻繁に行われていました。そんな母ですから半寝たきりになってから精神不安定さは極大になっていました。父親への依存からか少しでも姿が見えないと大声で喚き散らします。夜中でも大声で父親を呼び、寂しくなると父親の動かしづらい手を掴んで離さないこともあったそうです。

そんな母を夏からずっと糖尿病治療をほぼ1人で続け、罵声や大声や暴力必死に堪えた父親は本当に凄いと思います。家を顧みずに寄り付かなった自分には到底言える資格はないかもしれません。

母は1度目の病院では手の施しようがないとさじを投げられ、最後はやや離れた大病院精神病棟に入りました。そこでは人権についての約束事や、万が一の拘束等についても説明を受けました。そうしないと駄目な患者が多いのはいうまでもありません。案の定というか父親と離れた母は、重い扉越しにもわかるほどの大声で父親を呼んでいました。あの声に父親は毎晩・毎日悩まされていたので、仕事とはいえ対処に当たらなければならない職員の人々のことを考えると少々可愛そうではあります。ですが一番の被害者である父親の荷がなくなったのは本当に良かったと思います


ほとんど何もしてこなかった自分は、結局母の入院時に車で送り届ける係を務めました。それしかできないからです。前日に実家に泊まることも視野に入れましたが、どう考えても母親の声で眠れないのは予想がついていたため、朝一で実家に車を飛ばす方法でなんとか乗り切ることが出来ました。帰りの父親は「これでようやくソファーではなくベッドで足を伸ばして眠れる」と言い、この選択が間違っていなかったと実感しています


これから母は精神病棟で落ち着いてから手術に臨み、一般病棟を経て進路が決められる予定です。どう考えても自宅介護に戻してはならないため、何が何でも施設を探す必要があります。それが失敗したら今度こそ父親は倒れるでしょう。自分や妹も巻き込まれることは必至です。もしかしたら母は一般病棟にすら移れないかもしれません。正直言うとそれくらいに母の精神はひどい状態です。元気だった頃から周りへの暴力暴言が耐えなかった人が、癌や糖尿病程度でおとなしくなるはずがありません。母は歩けないだけの爆弾です。


とりあえずこれから父親と話す機会を増やそうと思います。母がいない生活もっと楽しんでくれたらな

2021-03-22

どうにも

三郎が、都合のよい折を見計らって、遠藤の部屋を訪問したのは、それから四五日たった時分でした。無論その間には、彼はこの計画について、繰返し繰返し考えた上、大丈夫危険がないと見極めをつけることが出来たのです。のみならず、色々と新しい工風くふうを附加えもしました。例えば、毒薬の瓶の始末についての考案もそれです。

 若しうまく遠藤殺害することが出来たならば、彼はその瓶を、節穴から下へ落して置くことに決めました。そうすることによって、彼は二重の利益が得られます。一方では、若し発見されれば、重大な手掛りになる所のその瓶を、隠匿いんとくする世話がなくなること、他方では、死人の側に毒物の容器が落ちていれば、誰しも遠藤自殺したのだと考えるに相違ないこと、そして、その瓶が遠藤自身の品であるということは、いつか三郎と一緒に彼に惚気話を聞かされた男が、うまく証明して呉れるに違いないのです。尚お都合のよいのは、遠藤は毎晩、キチンと締りをして寝ることでした。入口は勿論、窓にも、中から金具で止めをしてあって、外部から絶対に這入れないことでした。

 さて其日、三郎は非常な忍耐力を以て、顔を見てさえ虫唾の走る遠藤と、長い間雑談を交えました。話の間に、屡々それとなく、殺意をほのめかして、相手を怖がらせてやりたいという、危険極る慾望が起って来るのを、彼はやっとのことで喰止めました。「近い内に、ちっとも証拠の残らない様な方法で、お前を殺してやるのだぞ、お前がそうして、女の様にベチャクチャ喋れるのも、もう長いことではないのだ。今の内、せいぜい喋り溜めて置くがいいよ」三郎は、相手の止めどもなく動く、大ぶりな脣を眺めながら、心の内でそんなことを繰返していました。この男が、間もなく、青ぶくれの死骸になって了うのかと思うと、彼はもう愉快で耐らないのです。

 そうして話し込んでいる内に、案の定遠藤便所に立って行きました。それはもう、夜の十時頃でもあったでしょうか、三郎は抜目なくあたりに気を配って、硝子窓の外なども十分検べた上、音のしない様に、しかし手早く押入れを開けて、行李の中から、例の薬瓶を探し出しました。いつか入れ場所をよく見て置いたので、探すのに骨は折れません。でも、流石に、胸がドキドキして、脇の下からは冷汗が流れました。実をいうと、彼の今度の計画の中うち、一番危険なのはこの毒薬を盗み出す仕事でした。どうしたこと遠藤が不意に帰って来るかも知れませんし、又誰かが隙見をして居ないとも限らぬのです。が、それについては、彼はこんな風に考えていました。若し見つかったら、或は見つからなくても、遠藤が薬瓶のなくなったことを発見したら――それはよく注意していればじき分ることです。殊に彼には天井の隙見という武器があるのですから――殺害を思い止まりさえすればいいのです。ただ毒薬を盗んだという丈では、大した罪にもなりませんからね。

 それは兎とも角かく、結局彼は、先ず誰にも見つからずに、うまうまと薬瓶を手に入れることが出来たのです。そこで、遠藤便所から帰って来ると間もなく、それとなく話を切上げて、彼は自分の部屋へ帰りました。そして、窓には隙間なくカーテンを引き、入口の戸には締りをして置いて机の前に坐ると、胸を躍らせながら、懐中から可愛らしい茶色の瓶を取り出して、さてつくづくと眺めるのでした。

MORPHINUM HYDROCHLORICUM(o.g.)

 多分遠藤が書いたのでしょう。小さいレッテルにはこんな文字が記してあります。彼は以前に薬物学の書物を読んで、莫児比※(「さんずい+(日/工)」、第4水準2-78-60)のことは多少知っていましたけれど、実物にお目にかかるのは今が始めてでした。多分それは鹽酸えんさん莫児比※(「さんずい+(日/工)」、第4水準2-78-60)というものなのでしょう。瓶を電燈の前に持って行ってすかして見ますと、小匙こさじに半分もあるかなしの、極く僅かの白い粉が、綺麗にキラリキラリと光っています。一体こんなもの人間死ぬのか知ら、と不思議に思われる程です。

 三郎は、無論、それをはかる様な精密な秤はかりを持っていないので、分量の点は遠藤言葉を信用して置く外はありませんでしたが、あの時の遠藤の態度口調は、酒に酔っていたとは云え決して出鱈目でたらめとは思われません。それにレッテル数字も、三郎の知っている致死量の、丁度二倍程なのですから、よもや間違いはありますまい。

 そこで、彼は瓶を机の上に置いて、側に、用意の砂糖清水せいすいを並べ、薬剤師の様な綿密さで、熱心に調合を始めるのでした。止宿人達はもう皆寝て了ったと見えて、あたりは森閑しんかんと静まり返っています。その中で、マッチの棒に浸した清水を、用意深く、一滴一滴と、瓶の中へ垂らしていますと、自分自身の呼吸が、悪魔のため息の様に、変に物凄く響くのです。それがまあ、どんなに三郎の変態的な嗜好を満足させたことでしょう。ともすれば、彼の目の前に浮んで来るのは、暗闇の洞窟の中で、沸々ふつふつと泡立ち煮える毒薬の鍋を見つめて、ニタリニタリと笑っている、あの古いにしえの物語の、恐ろしい妖婆の姿でした。

 併しながら、一方に於おいては、其頃から、これまで少しも予期しなかった、ある恐怖に似た感情が、彼の心の片隅に湧き出していました。そして時間のたつに随って、少しずつ少しずつ、それが拡がって来るのです。

MURDER CANNOT BE HID LONG, A MAN'S SON MAY, BUT AT THE LENGTH TRUTH WILL OUT.

 誰かの引用で覚えていた、あのシェークスピアの不気味な文句が、目もくらめく様な光を放って、彼の脳髄に焼きつくのです。この計画には、絶対破綻はたんがないと、かくまで信じながらも、刻々に増大して来る不安を、彼はどうすることも出来ないのでした。

 何の恨みもない一人の人間を、ただ殺人面白さに殺して了うとは、それが正気の沙汰か。お前は悪魔に魅入みいられたのか、お前は気が違ったのか。一体お前は、自分自身の心を空恐しくは思わないのか。

 長い間、夜の更けるのも知らないで、調合して了った毒薬の瓶を前にして、彼は物思いに耽っていました。一層この計画を思止おもいとどまることにしよう。幾度いくたびそう決心しかたか知れません。でも、結局は彼はどうしても、あの人殺しの魅力を断念する気にはなれないのでした。

 ところが、そうしてとつおいつ考えている内に、ハッと、ある致命的な事実が、彼の頭に閃ひらめきました。

「ウフフフ…………」

 突然三郎は、おかしくて堪たまらない様に、併し寝静ったあたりに気を兼ねながら、笑いだしたのです。

馬鹿野郎。お前は何とよく出来た道化役者だ! 大真面目でこんな計画を目論もくろむなんて。もうお前の麻痺まひした頭には、偶然と必然区別さえつかなくなったのか。あの遠藤の大きく開いた口が、一度例の節穴の真下にあったからといって、その次にも同じ様にそこにあるということが、どうして分るのだ。いや寧ろ、そんなことは先ずあり得ないではないか

 それは実に滑稽極る錯誤でした。彼のこの計画は、已にその出発点に於て、一大迷妄に陥っていたのです。併し、それにしても、彼はどうしてこんな分り切ったことを今迄いままで気附かずにいたのでしょう。実に不思議と云わねばなりません。恐らくこれは、さも利口りこうぶっている彼の頭脳に、非常な欠陥があった証拠ではありますいか。それは兎も角、彼はこの発見によって、一方では甚はなはだしく失望しましたけれど、同時に他の一方では、不思議な気安さを感じるのでした。

「お蔭で俺おれはもう、恐しい殺人罪を犯さなくても済むのだ。ヤレヤレ助かった」

 そうはいものの、その翌日からも、「屋根裏散歩」をするたびに、彼は未練らしく例の節穴を開けて、遠藤の動静を探ることを怠おこたりませんでした。それは一つは、毒薬を盗み出したこと遠藤が勘づきはしないかという心配からでもありましたけれど、併し又、どうかして此間このあいだの様に、彼の口が節穴の真下へ来ないかと、その偶然を待ちこがれていなかったとは云えません。現に彼は、いつの散歩」の場合にも、シャツポケットから彼かの毒薬を離したことはないのでした。

 ある夜のこと――それは三郎が「屋根裏散歩」を始めてからもう十日程もたっていました。十日の間も、少しも気附かれる事なしに、毎日何回となく、屋根裏を這い廻っていた彼の苦心は、一通ひととおりではありません。綿密なる注意、そんなありふれた言葉では、迚とても云い現せない様なものでした。――三郎は又しても遠藤の部屋の天井裏をうろついていました。そして、何かおみくじでも引く様な心持で、吉か凶か、今日こそは、ひょっとしたら吉ではないかな。どうか吉が出て呉れます様にと、神に念じさえしながら、例の節穴を開けて見るのでした。

 すると、ああ、彼の目がどうかしていたのではないでしょうか。いつか見た時と寸分違わない恰好で、そこに鼾をかいている遠藤の口が、丁度節穴の真下へ来ていたではありませんか。三郎は、何度も目を擦って見直し、又猿股さるまたの紐を抜いて、目測さえして見ましたが、もう間違いはありません。紐と穴と口とが、正まさしく一直線上にあるのです。彼は思わず叫声を上げそうになったのをやっと堪こらえました。遂にその時が来た喜びと、一方では云い知れぬ恐怖と、その二つが交錯した、一種異様の興奮の為に、彼は暗闇の中で、真青になって了いました。

 彼はポケットから毒薬の瓶を取り出すと、独ひとりでに震い出す手先を、じっとためながら、その栓を抜き、紐で見当をつけて置いて――おお、その時の何とも形容の出来ぬ心持!――ポトリポトリポトリ、と数滴。それがやっとでした。彼はすぐ様さま目を閉じて了ったのです。

「気がついたか、きっと気がついた。きっと気がついた。そして、今にも、おお、今にも、どんな大声で叫び出すことだろう」

 彼は若し両手があいていたら、耳をも塞ふさぎ度い程に思いました。

 ところが、彼のそれ程の気遣いにも拘かかわらず、下の遠藤はウンともスーとも云わないのです。毒薬が口の中へ落ちた所は確に見たのですから、それに間違いはありません。でも、この静けさはどうしたというのでしょう。三郎は恐る恐る目を開いて節穴を覗いて見ました。すると、遠藤は、口をムニャムニャさせ、両手で脣を擦る様な恰好をして、丁度それが終った所なのでしょう。又もやグーグーと寝入って了うのでした。案あんずるよりは産うむが易やすいとはよく云ったものです。寝惚ねぼけた遠藤は、恐ろしい毒薬を飲み込んだことを少しも気附かないのでした。

 三郎は、可哀相な被害者の顔を、身動きもしないで、食い入る様に見つめていました。それがどれ程長く感じられたか事実は二十分とたっていないのに、彼には二三時間もそうしていた様に思われたことです。するとその時、遠藤はフッと目を開きました。そして、半身を起して、さも不思議相に部屋の中を見廻しています。目まいでもするのか、首を振って見たり、目を擦って見たり、譫言うわごとの様な意味のないことをブツブツと呟いて見たり、色々狂気めいた仕草をして、それでも、やっと又枕につきましたが、今度は盛んに寝返りを打うつのです。

 やがて、寝返りの力が段々弱くなって行き、もう身動きをしなくなったかと思うと、その代りに、雷の様な鼾声かんせいが響き始めました。見ると、顔の色がまるで、酒にでも酔った様に、真赤になって、鼻の頭さきや額には、玉の汗が沸々とふき出しています。熟睡している彼の身内で、今、世にも恐ろしい生死の争闘が行われているのかも知れません。それを思うと身の毛がよだつ様です。

 さて暫くすると、さしも赤かった顔色が、徐々にさめて、紙の様に白くなったかと思うと、見る見る青藍色せいらんしょくに変って行きます。そして、いつの間にか鼾がやんで、どうやら、吸う息、吐く息の度数が減って来ました。……ふと胸の所が動かなくなったので、愈々最期かと思っていますと、暫くして、思い出した様に、又脣がビクビクして、鈍い呼吸が帰って来たりします。そんなことが二三度繰り返されて、それでおしまいでした。……もう彼は動かないのです。グッタリと枕をはずした顔に、我々の世界のとはまるで別な、一種のほほえみが浮んでいます。彼は遂に、所請いわゆる「仏」になって了ったのでしょう。

 息をつめ、手に汗を握って、その様子を見つめていた三郎は、始めてホッとため息をつきました。とうとう彼は殺人者になって了ったのです。それにしても、何という楽々とした死に方だったでしょう。彼の犠牲者は、叫声一つ立てるでなく、苦悶の表情さえ浮べないで、鼾をかきながら死んで行ったのです。

「ナアンダ。人殺しなんてこんなあっけないものか」

 三郎は何だかガッカリして了いました。想像世界では、もうこの上もない魅力であった殺人という事が、やって見れば、外ほかの日常茶飯事と、何の変りもないのでした。この鹽梅なら、まだ何人だって殺せるぞ。そんなことを考える一方では、併し、気抜けのした彼の心を、何ともえたいの知れぬ恐ろしさが、ジワジワと襲い始めていました。

 暗闇の屋根裏、縦横に交錯した怪物の様な棟木や梁、その下で、守宮やもりか何ぞの様に、天井裏に吸いついて、人間の死骸を見つめている自分の姿が、三郎は俄に気味悪くなって来ました。妙に首筋の所がゾクゾクして、ふと耳をすますと、どこかで、ゆっくりゆっくり自分の名を呼び続けている様な気さえします。思わず節穴から目を離して、暗闇の中を見廻しても、久しく明い所を覗いていたせいでしょう。目の前には、大きいのや小さいのや、黄色い環の様なものが、次々に現れては消えて行きます。じっと見ていますと、その環の背後から遠藤の異様に大きな脣が、ヒョイと出て来そうにも思われるのです。

 でも彼は、最初計画した事丈けは、先ず間違いなく実行しました。節穴から薬瓶――その中にはまだ数滴の毒液が残っていたのです――を抛り落すこと、その跡の穴を塞ぐこと、万一天井裏に何かの痕跡が残っていないか、懐中電燈を点じて調べること、そして、もうこれで手落ちがないと分ると、彼は大急ぎで棟木を伝い、自分の部屋へ引返しました。

「愈々これで済んだ」

 頭も身体からだも、妙に痺しびれて、何かしら物忘れでもしている様な、不安な気持を、強しいて引立てる様にして、彼は押入れの中で着物を着始めました。が、その時ふと気がついたのは、例の目測に使用した猿股の紐を、どうしたかという事です。ひょっとしたら、あすこへ忘れて来たのではあるまいか。そう思うと、彼は惶あわただしく腰の辺を探って見ました。どうも無いようです。彼は益々慌てて、身体中を調べました。すると、どうしてこんなことを忘れていたのでしょう。それはちゃんシャツポケットに入れてあったではありませんか。ヤレヤレよかったと、一安心して、ポケットの中から、その紐と、懐中電燈とを取出そうとしますと、ハッと驚いたことには、その中にまだ外の品物が這入っていたのです。……毒薬の瓶の小さなコルクの栓が這入っていたのです。

 彼は、さっき毒薬を垂らす時、あとで見失っては大変だと思って、その栓を態々わざわざポケットしまって置いたのですが、それを胴忘どうわすれして了って瓶丈け下へ落して来たものと見えます。小さなものですけれど、このままにして置いては、犯罪発覚のもとです。彼は恐れる心を励して、再び現場げんじょうへ取って返し、それを節穴から落して来ねばなりませんでした。

 その夜三郎が床についたのは――もうその頃は、用心の為に押入れで寝ることはやめていましたが――午前三時頃でした。それでも、興奮し切った彼は、なかなか寝つかれないのです。あんな、栓を落すのを忘れて来る程では、外にも何か手抜てぬかりがあったかも知れない。そう思うと、彼はもう気が気ではないのです。そこで、乱れた頭を強いて落ちつける様にして、其晩の行動を、順序を追って一つ一つ思出して行き、どっかに手抜りがなかったかと調べて見ました。が、少くとも彼の頭では、何事をも発見出来ないのです。彼の犯罪には、どう考えて見ても、寸分の手落ちもないのです。

 彼はそうして、とうとう夜の明けるまで考え続けていましたが、やがて、早起きの止宿人達が、洗面所へ通う為に廊下を歩く跫音が聞え出すと、つと立上って、いきなり外出の用意を始めるのでした。彼は遠藤の死骸が発見される時を恐れていたのです。その時、どんな態度をとったらいいのでしょう。ひょっとしたら、後になって疑われる様な、妙な挙動があっては大変です。そこで彼は、その間あいだ外出しているのが一番安全だと考えたのですが、併し、朝飯もたべないで外出するのは、一層変ではないでしょうか。「アア、そうだっけ、何をうっかりしているのだ」そこへ気がつくと、彼は又もや寝床の中へもぐり込むのでした。

 それから朝飯までの二時間ばかりを、三郎はどんなにビクビクして過したことでしょうか、幸にも、彼が大急ぎで食事をすませて、下宿屋を逃げ出すまでは、何事も起らないで済みました。そうして下宿を出ると、彼はどこという当てもなく、ただ時間を過す為に、町から町へとさ迷い歩くのでした。

2021-02-14

親戚の集まりに行ったら頭Qな話が飛び交っていた

法事の後会食があり、50代の親族の話が聞こえてきたのだけれど

「森さん可哀そう。薄情な国民マスゴミによる高齢者いじめだ」

youtubeによれば昨日の地震ディープステートせいらしい」

バイデン人身売買組織とつながっている」

などと話をしていて、ただただ「うわぁ」となった。

こういうとき高知東生さんのお仲間のように窘められたらいいのだろうけど、盛り上がっている中に割って入るのは難しい。

帰りに70代の父が「あいつら凄くアホなこと言ってたな」と呟いたので、なんとなくほっとした。

2020-12-18

anond:20201218003926

死ぬならその前に金目のもの全部ちょうだい

どうせいらなくなるでしょ

貯金はいくらある?

それも欲しいんだけどいいよね

2020-12-17

友達彼氏

友達彼氏同棲する計画を立てていた

ご両親に挨拶して、物件も決めて不動産屋にも連絡して、

というタイミング彼氏は「同棲はやっぱりやめよう」と言ったらしい

全ては友達せいらしい

友達の両親が気に食わないか

友達が出す物件の条件が気に食わないか

友達物件探しと同棲に対する考え方の真剣さが気に食わないか

俺と同棲したいならそんなことより俺と一緒に楽しい時間を過ごすことを優先するだろ?

もうね、私はお怒りですよ

それ友達じゃなくてお前のせいですよ

友達が俺の思い通りじゃなくて気に食わない」って言ってるだけですよ

友達のこと全く大事にしてくれてない言動ですよ

私だったら一発殴ってから分かれる案件ですよ

大切な友達に何してくれてやがる

という感想を正直に友達に申し上げた

友達は「そうだよね…この人といても幸せになれないよね…」と言っていた

あれから2週間、まだ別れてはいないようだ

そうだと思った、ばかば心配

友達のそういう甘えん坊なところが好きなんだけどね、可愛いと思うんだけどね

この2週間で彼氏が私のさらなる怒りを買うような言動かましたのはまた別の話

2020-10-04

anond:20111003232937

女性は言わないだけで生理前とかに便秘になるか下痢悪化するかとかあるよ。ホルモンバランスせいらしいけど。

2020-08-17

anond:20200817200437

前腿が張ってるのは後ろ腿と尻の筋肉が使えてないせいらいか

下半身鍛えた方がすっきりするらしいぞ

静岡の気温上昇は何が原因?

埼玉東京せいらしいけど・・・

ヒートアイランド対策について教えてください。

こんなに積極的ヒートアイランド対策をしているというのに、なんでなんだ!

2020-04-07

anond:20200407220252

人間不安を感じるのは未来などの不確定な時を考えるせいらしい

今このときのみに集中していればストレスはあまり出てこない

2020-03-27

中絶して1週間後に中出しされた

先週、中絶した。

妊娠8週だった。どうしても産むことができなかった。子どもは、まだ子どもともわからないものだったけど、心拍がはじまっているところだったという。

中絶手術は、全身麻酔から痛くないと聞いていたけど、麻酔が覚めてから今まで体験したことのない激痛に2時間ほど悶絶した(子宮が急激に収縮したせいらしい)

手術から1週間は性行為しないでください、という医師言葉をきっちり守り、彼は1週間後に誘ってきた。

わたしは彼を喜ばせたいから、いいよとすぐに言ってしまう。

まだ血が出てるけど、まぁできなくはないかなって言ったら喜んでいて、そんなに嬉しいならよかった、と思った。

行為はやっぱりまだ痛くて、ヒリヒリとか鈍痛とかしたけど、耐えられないほどじゃなかったから、気持ちいいふりをしてあげた。

そうしたら、そうしたらですよ。まさかの中で出しやがったんですよ。

「え、だめなの。血が出ているって言うから大丈夫だと思って」って。

いや、血が出ているのは手術してまだ出血しているからで、え、聞いてたよね?隣で聞いてたよね?

生理なんてくるわけないじゃん。

6日前に子宮から胎児を掻き出したんだぞ、胎盤ごと。

見ただろ。人になりかけた赤い塊も。

なんかもう信じられなくてとっさに責めることもできず、ばかだねえ私たちって笑ってしまった。

馬鹿なのは確か。女中絶させてすぐさま中出しする馬鹿と、人ひとり殺してすぐ、そんな男を許してしま馬鹿

ふたりとも死ねばいいのに


で、今日アフターピルをもらいにいくとき

さすがに情けない。またお金もかかってしまうってこぼしたら、割り勘だからいいじゃんって、言われ。ついでにピルもらってきなよって、言われ。

は?

は?

はあああああああああああ??

うそでしょ?? そんなこと、マジで思って言ってんの???

ピルはいいこともたくさんあるけど、副作用もある。

毎日決まった時間に欠かさず飲んで、太ったりむくんだり吐き気したりして、それでこいつは、そんな苦労も知らないまま、気持ちよく中出しを楽しむんだなって思ったら、

ぜったい、ぜったいに飲めないと思った。

自分の身の安全のためだとわかってる。

もう人殺しをしないためだとわかってる。

人間関係すべてがフェアであるべきなんて思わないよ。

男女関係なんてだいたい、非対称性を孕んで維持することくらい、わかってる。

でもこれはもう、耐えられない。

正しいとか正しくないとか、知らん。平等とか不平等とか、知らん。

でもとにかく、もうこれ以上は、一歩たりとも耐えられない。耐えられなくなってしまった。


またひとりぼっちになるのだろうか。

それがやっぱり人ひとり殺した罰なんだろうか。

2020-01-17

anond:20200117164200

女のホームレスが少ないのはホームレスもできないようにされてる女性差別せいらいからな

同様に女の自殺が少ないのも差別が原因ということになる

2019-10-06

anond:20191006133353

しろ昔はそんなに(同人的には)流行ってなかったはず

安室かいう奴のせいらしいがよく分からん

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