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はてなキーワード: 研究室とは

2022-02-06

夢の覚書その2

船が無人暴走してる

船員を乗せてはいないがコントロールしてる、と聞いた

けどそれにしちゃ暴走がすぎる、なんかヤバイのでは?と思う

問い合わせ先を入り口で聞くと、あの部屋です、と3〜4階の角の部屋を指す

そうかあの部屋か、と、自分は飛んでその部屋の窓をノックする

からあそこだと指さされて、中の階段使っていく方が難しいだろ、自分飛べるし、と思う

自分に応対してくれた人は、誰も彼もドレッドっぽい頭をしてた

研究室ごとの・組織ごとのカラーあんのかな、と外で待ってる

2022-02-05

anond:20220205222325

あれって学部融合ってより、教養学部改名+他学部オミットされた専攻や研究室が集まっただけでは。

2022-02-04

anond:20220204180834

チャートが無いならこうやって自分他人問題をぶつけることで同じような理解過程再現するしかないということ。

これには同意できるか?小中高学生とかの理数科目の勉強見てれば同意していただけるとは思うけども、

そのために大学があるんだぞ。

そして、高校までと違って「一問一答」みたいなもんは無いわけ。高校までは全教勉強して3年とかだったわけだが、大学は専攻に限定しても学部4年で大学院で2年とか5年とかになるわけ。それでも(限定された範囲においても)理解が完全になるなんてことはあり得ないので、その後も研究とかしながら10年くらい勉強してやっと分かってくる気がするとかそういう感じなわけ。必要知識量や時間が桁違いなんだよ。それを増田でちょろっとやり取りして理解に到れる解説存在するはずと考えるのが間違い(君が天才でない限り)。

やはり他人折り紙付きを得ないと自信が持てない。俺だけが言葉のみから抽象的な理解というものができない馬鹿なんじゃないかという気がしてくる。

受験じゃないんだから折り紙付き」などというもの存在しない。大学単位を取ったり研究室を修了したりできれば「まあ理解してないわけではない、かもしれない」くらいの評価は得られるが、それだけ。それ以降は「自分理解していない可能性がある」ということを一生抱えて勉強し続けるだけ。それか大多数の一般の人と同じように学問なんて忘れて勉強と言えばせいぜい資格試験合格するためのものという世界観で生きてくこと。

anond:20220204043723

わりとそういう経験で後悔している者だけれど、頼れるうちに人に頼りまくればいい

研究室にいるのかわからないけど、無能だろうがなんだろうが教授もやる気がある生徒を放っておかないと思う

教授ドクターの先輩と雑談とか興味のある分野とか話しまくれるようになれば良い

2022-02-03

anond:20220203230750

若手研究者大学研究者キャリアを歩む場合90%以上の確率で、講座制のもと研究室の下っ端から始めることになる。

そうかな? 分野によるのでは。

まあ大規模な実験やるところはどうしてもそうなるのかね、生命系とか。

自分なんかは数物系科学で、ぶっちゃけ一人で研究進められる分野だったから、楽だったな。

講座制というか、〇〇研究室(教員+ポスドク+学生)に所属したことはあったけど、アイデア盗用どころか、

自分から積極的に絡みに行かないと共同研究もできずに放置だったな(笑)

今では弱小1人研究室のんびり研究(と多忙教育duty)してるよ。

というわけで、一人でもできる理論系に進めば、アカデミックも少し楽になるかもね、というささやかアドバイス

若手研究者の俺がアカデミアの本当のヤバさを教えたるわ!

ポスドク問題研究費が足りない、オーバードクター精神病む人。。。などなど大学におけるアカデミアのブラックトークネタは尽きない。これらの問題は確かによろしくないし、しばしばテレビネット界隈をにぎわせる。

でも、僕はあえて言いたい。本当にアカデミアでやばいのはそこじゃない。

この記事では、5年ほどアカデミアで下っ端の助教として研究にいそしむ著者が、アカデミアの問題点を、普段アカデミアのなじみのない人にプレゼンしようと思う。今回語ることは、根本的すぎてなかなか問題提議すらされない。ぜひアカデミアというガラパゴスの歪みを皆様にも考えてもらいたい。

ではさっそく、アカデミアで最もヤバいのはなにか??それはズバリ講座制】というシステムである

講座制って何?と思った人も多いと思う。簡単に言うと講座制は「研究室は、教授トップ、その下に准教授、その下に助教、そして学生、という小さなピラミッド構造運営してくださいね」という決まりである日本理系研究室、特に著者の専門の化学ではこのシステムが主流である

え、普通じゃね?と思った人も多いかもしれない。だが、実は世界的にこの講座制を敷いている国は極めてまれである欧米では教授准教授助教いずれの階級でも自身研究室を持ち、運営することが一般的である。つまり世界から見て日本講座制は「きわめて変」なシステムであるといえるし、実際海外研究から変と思われている。

では、講座制の何がそんなにヤバイんだろう?その理由を列挙してみよう。

① おじいちゃんが若手のアイデア・実績を搾取する

人間は衰える生き物である若いときは優秀であった研究者も老い時代遅れになることは仕方のないことであるアインシュタインですら量子力学をなかなか受け入れることはできなかったのだ。日本講座制は見事にこの問題カバーする。老いて耄碌したおじいちゃん教授がいたとしよう。最近研究トレンドがわからず、大したアイデアもでてこない、研究者としては枯れてしまった存在だ。しかし、日本講座制はこのおじいちゃんを手厚く保護する。なんと、下についた研究室の若手の准教授助教がせっせと新しいアイデア提案して、研究を進め、勝手論文を書いてくれるのだ!ちなみに論文の著者リストの中で、そのおじいちゃん責任著者として、「これワイの研究やで!」っていう風に論文を出すのが通例だ。その研究が仮にすごかったとして、世界に名が轟くのはおじいちゃん名前だ!よかったね!

え?実際アイデア出して、研究を進め、論文書いた若手は?って?いやいや研究室の下っ端なんだから(笑)偉くなってからまた下っ端つかえばいいのよ(笑)今は我慢我慢(笑)

これは知らない人には嘘みたな話に聞こえるかもしれないが、本当の話である。実際、僕が100%自分で考えた研究を、自分責任著者として発表しようとしたら、ボスから責任著者は研究室のトップがなるもんや!!」って本当に言われた。「俺の成果は俺のもの、お前の成果は俺のもの」を見事に体現したジャイアニズムといえよう。

本当に笑えない話で、これは日本からなかなかスター研究者が生まれない理由にもなっている。若いとき世界的な発見をしたけど、今その業績には発見者の若手でなく、当時のボス名前がついている。というケースを何件も知っている。まぁ、搾取だよね。

② 若手にお金を配らない

若手研究者は大学研究者のキャリアを歩む場合90%以上の確率で、講座制のもと研究室の下っ端から始めることになる。こういうシステム常態化したおかげで、日本には若手研究者をスタートアップを助けるという文化存在しない。海外では若手研究者も自身研究室を持つことからスタートするので、結構スタートアップが手厚い。その分海外は生き残り競争が厳しいが、いくらなんでも日本は若手に主導権を握らせなさすぎる。さらに、大学から公費講座制の名のもと、若手研究者にはほとんど配られない。「教授に配っとけば、助教にもいくんでしょ」と言わんばかりである。ほかの予算も大なり小なりその性格がある。この辺は長くなるので省略するが、日本はとりあえず偉い人に金を配っとけばいいという文化がある(少なくとも著者の周りの分野では。)。逆に言うと、若手のうちからまとまった研究費を獲得することは本当に難しい。じゃあ、どうなるのかというと、研究室の教授に頼らざるを得ないのだ。若手は実績・アイデアを引き換えにして、資金的後ろ盾を得る。実によくできた奴隷制である

怪物を生み出す

さて、こういった営みを繰り返したアカデミアでは、普通社会ではお目にかかれない怪物が生み出されることになる。たいしてアイデア能力もなく、若手研究者に対し、たまに的外れ茶々を入れるだけで研究した気になり、他人アイデア自分能力によって生まれものと信じて疑わず搾取搾取を重ねるだけの寄生虫である。こんな寄生虫普通搾取のし過ぎで宿主を殺してしまうはずだが、講座制はこの寄生虫を手厚く保護をする。都合のいいことに、若手は任期があって二・三年でポイできることが合法化されているからね。若手の変わりなんていくらでもいるのである。あ、ちなみに教授ほとんどの場合任期なんてないよ♪だって教授はえらいもん♪

さて、本当はまだまだあるが、もうアカデミアが思ったよりヤバイことがわかってもらえただろう。

で、こんなことをわかりつつ、それでもこの仕事を続けるのは研究が、学問が好きで、どうしてもやってみたいことがあるからだ。この考えがもしかすると講座制を生きながらえさせている諸悪の根源なのかもしれないな…だとすれば一番悪いのは僕ということになるのがつらい。

講座制の中でも、何とか研究したいから、搾取にも甘んじて付き合っちゃんだよね。

だが、このヤバさは、僕の時代解決しなくても、10年20年後にはどうか改善していてほしいと思う。というわけで皆様、この記事SNSシェアして、バズらせましょう!届け!文科省とか偉い人に届け!!

2022-01-29

会津大学大学院 入学試験メモ

会津大学院入試について情報ほとんどなかったので、第2回試験を受けたメモをいくつか残しておく

大学院進学フェアでも話題には上がるので、記事に残しても問題はない認識

合格

具体的な数字は分からないけど、毎年1,2人は落ちているっぽいので、98% ぐらい?

今年は受験者数が急増したけど、募集人数も増えていた

寝坊や辞退などでそもそも受験しなかった人が落ちている気がする、しらんけど

推薦書

1ヶ月以上はゆとりを持って依頼をする

具体的に何を書いたのか聞いたほうが良い

研究計画書面接試験で話に辻褄が合わないと気持ち悪いので)

研究計画書

まず「大学院で何をするのか(したいのか/させてくれるのか)」を指導教員議論したほうがいい

研究計画書に書いた内容について、割とガッツリ面接試験で聞かれる(後述)

指定されたフォーマットであれば1ページに収める必要はないらしいので、私は2枚書いた

TOEIC スコア

どれくらい重視されるのかまったく分からん

とりあえず進級できるスコア持っていれば大丈夫なんじゃないかと思ってる

受験票の写真

ヨークベニマル証明写真機で私服で撮った

スーツじゃなくてもいいらしい、しらんけど

入学検定料

振り込み金額指定すると、それに手数料が上乗せされたので、特に気にせず金額指定する

口座残高が併記されている取引レシートをそのまま貼り付けた

出願

募集要項に書いてあるのでよく読む よ~く読む

朱書を忘れない 念のために宛名も書いた

学生募集係の方が書類の不備をチェックしてくれる 感謝を忘れない

服装

大学院入試スーツ私服か」は毎年各所で話題になる

他大は スーツ:私服=9:1 のこともあるらしいけど、会津大は スーツ:私服=6:4 ぐらいだった

革靴で雪道は死ぬので、スーツ場合には靴に気をつける

スーツの人はスニーカーが多かった気がするけど

持ってきて研究室や待合室で履き替えるのも良いと思う

(待合室とは言っても研究棟の北/南ラウンジ

私は私服で行ったけど、何も言われなかった

集合時間試験

試験日の1週間ほど前に学生から連絡がくるので、受験票をもらう

だいたい、集合時間の15分後に試験開始らしい

時間差で集合させられているので、特に待たされることはない

プレゼン資料

「専攻する分野と研究計画に関連する専門知識について英語による5分程度の発表」と指定されてる

具体的にどんな発表をするのが正しいか全然からなかったけど、研究計画書に書いた内容を噛み砕いて説明した

普通プレゼン5分+質疑応答10分の計15分

オナーズプログラムプレゼン5分+質疑応答25分の計30分

プレゼン方法

印刷した資料を配ることもできるし、PCプロジェクタにつなげることもできる

機材トラブルで泣きたくなかったので、私はプレゼン資料印刷して配布した

面接官は2人なので、自分の分も含めて3部以上は持っていくとよい

私は保険のために10部も印刷した 相手のことを考えてカラーコピーのほうがいい

面接

いきなりプレゼンするのかなと思ったら、まず簡単自己紹介要求された

briefly のレベルが分からなかったので、名前所属と興味分野の話を30秒ぐらいで話した

もっと話しても良かった可能性ある

プレゼンしてください、と言われるのでプレゼンする

自分が用意した資料自分でもチラチラ読みながらしゃべった

プレゼン中は何もつっこまれなかった

プレゼンした内容についてガンガン質問される マジでガンガン質問される

「(資料に挿入した画像)についてもっと詳しく説明できるか?」

「なぜこれをやりたいのか?なぜやる必要があるのか?」

他の方法でもよくないか?」

「この研究が達成されるとどんな良いことがあるのか?」

いわゆる research purpose、research questions、gaps、contributions あたりの質問ほとんど

卒論をやっていない退学進学組は、ここを突かれるとヤバそうなので気をつける

研究の話が一段落して時間があまると、

「なぜ就職ではなく進学を選んだのか」

大学院卒業後は進学するか就職するか」

あたりの一般的質問をされた

私は早期卒業タイプB2)で受験したので

大学を1年間短縮するとデメリットもあるが、なぜ短縮するのか」

についても聞かれたけど、これが一番むずかしかった

本来大学には長く在学していたほうが勉強研究ができて良いので ...

コンピュータ理工学の基礎知識」はあまり質問されないと思う

数学物理コンピュータアーキテクチャあたりの話は一切しなかった

でもこれは専攻する分野によるのと、研究計画書に書いた内容が影響すると思う

終わり

面接が終わって部屋から出たら、そのまま帰宅してOK

合格発表まで首を洗って待つ

入試で気になることがあったら、学生募集係に質問するといいらしい。事務的な話以外でも答えてくれることがある。

大学院進学フェアには行ったほうがいい。いろいろ聞ける。躊躇せずにガンガン質問していい。(1年生でも4年生でもOK

できれば研究室の先輩からいろいろ聞いておいたほうがいい。私の情報含め、1人の先輩の情報を過信しないでほしい。

(有能な人は「雑談レベル」と言うし、無能な人は「マジで死ぬ」と言うので)

2022-01-26

anond:20220126202806

研究って金集めないといけないから、その時々のバズワード追っかけてる研究室が多かったな

俺が学生の時はそのバズワードIoTだった

JAXA職員プラネテス批判してる件

追記

微妙に伸びててビビったので追記しま

みんなわかってると思うけど、友人の話とJAXAデブリ除去の研究をしていること以外は全部僕の妄想です!!!

友人が居酒屋で吐いていたちょっとした愚痴(でもその友人はプラネテスは好き)と、

自分学生の頃所属していた研究室でちょっとニッチ研究をしていたか予算取りというか研究PRとしてカジュアル研究発表をする時によく漫画SFネタ著作権配慮して)を掴みとして使って研究紹介してたな、とかそういう記憶がいろいろ掘り出されて書いた戯言です!

ちょっと最後イヤミっぽくなったのは、まぁ好きなものをトゲトゲしく攻撃されたらこっちも良い気はしないよねってことでご容赦ください🙇‍♂️

追記終わり】←追加しました



批判してる人、超小型衛星開発者だったらしいね

知り合いに超小型衛星開発してた人を知ってるけど、プラネテス経由で結構批判されることが多いのは事実らしい

実際自分の知り合いが作ってた超小型衛星は、一年そこらで大気に落ちて燃え尽きるものだったらしいけど

ただ、小型衛星ってたくさん打ち上げてるからデブリになるんじゃね?と批判されちゃうのよね

ってことでスペースデブリ必要以上に悪者にするプラネテスのことはもともと良く思ってなかったんだろうな、って気がする

さらに、JAXAスペースデブリ除去の研究もやってるのよ

この人がJAXA職員だった頃にそことJAXAや国の予算を取り合ってたんじゃないかなぁ

で、デブリ除去も超小型衛星ロケットデカ衛星と比べたら小規模なプロジェクトから、お互い金集めるために必死PR合戦とかやり合ってたんじゃないかなぁ

それで、デブリ除去の研究者たちがプラネテスを題材に官僚とか研究スポンサー口説いている(というか煽ってる)姿をよく見ていたんじゃないかなぁ

プラネテス読んでみてください!この研究重要さがわかると思います!」とか言って

で、そうPRされるたびに「あれ、超小型衛星って…」って視線を浴びて、そのたびに「自分達の衛星軌道寿命ちゃん計算され、役目を終えたらすぐ大気圏で燃やされるのでデブリにはなりません」と馬鹿みたいに何度も説明するハメになってたんじゃないかなぁ

そういうのがあったからたぶんずっとプラネテスが嫌いだったんだと思う

から、今回の件で積年の憂さ晴らしが出来て良かったね、とちょっと斜めから視点でこの事件を眺めてしまった

2022-01-24

指導教員って不登校学生に連絡するんもんなの?

修論嫌すぎて、修論 書けないなんてワード検索してたら

教授が何度も連絡してくれて書き上げただの、留年したけど他の研究テーマが与えられただのと出てきたんだけど指導教員って、普通こんなに面倒見が良いの?

不登校ダメ学生なんて放置してポイじゃないん?

うちの研究室だと後輩が2ヶ月くらい不登校になったときは何の連絡もせず、学期末直前に成績が出ませんよとだけメールしただけ(もちろんそこから出てきても間に合わない)で特に教員からアクションなんてなかったんだけどそういうもんじゃないの?

俺の修論方向性も示してくれないのが普通だと思ってたんだけど、主体的に動かなくても進捗が遅ければ干渉してくれるものなの?

文系博士ー誰もが幸福になれない制度設計

誰もが、は大げさだけど旧帝大とか有名私大の名門研究室教授を(伝統芸能みたいに)継承する一握りの人以外みんな不幸になる設計だと思う。

考えてみて欲しい。人文系博士課程(後期)に進む人というのは幼少期から勉強が出来て親や学校先生に期待されて大学に進学している。

論理的思考能力や粘り強く課題をやり抜く力とかも身に着け、指導教員に励まされながら論文を書き30前後博士号取得で能力の頂点に達する。

問題はその後だ。

大学卒業して企業に入った場合、その年代では仕事を覚え裁量範囲が増し(場合によっては部下もいて)給与処遇も1年目よりはよくなっている筈だ。

しかし人文系博士はどうだ?博士号取得したてで就けるのは非常勤講師、それも年々減っている。時給換算すれば家庭教師より悪い。

自分大学生の頃馬鹿にしていたようなF欄大学学生に「パンキョー」で専門分野とは異なる分野を教えながら学会費を捻出し勉強会などで研究を続けるほかない。

なにより気が滅入るのは先が完全に見通せることだ。80代の名誉教授から大学教授准教授助教常勤講師まで上はびちびちに先輩が詰まっている。

理系ならば海外からスカウト民間研究所に就職という手もあるだろう。だが誰が哲学宗教学文学博士を高級で迎えたがる?[反語疑問文

かつて自分馬鹿にしていた同級生企業管理職に成ったり起業するのを横目に見ながら、世渡りが上手くマスコミけがいい分野(社〇学を筆頭に)で著書が売れる研究者を羨みながら

学生の頃と変わらない住まい服装生活パターンを続けていれば不安嫉妬で頭がおかしくなるのも無理はない。

男性研究者の場合さらに深刻だ。「女性研究者登用」という制度(それ自体は正しい)のおかげで挑戦権さえ得られないリスクさえある。

いっそ性転換してMtoFとして応募してみないか?という悪魔のささやきが聞こえてくる。

SNSでの暴言はもちろんいけない。昨今の事例を鑑み、普通人間ならリスクと便益を考えてやらない。

でも追い詰められた人文系博士は「普通人間」ではないのだ。

あっという間に何十年とかけて積み上げて来た勉学と研究人間関係と研究者としての将来をふっとばしてしまったある人文系研究者を見てつくづくため息が出た。

2022-01-23

anond:20220123170720

横だけど、正直そこ違和感あるんだよね。

非常勤講師大学関係なんて千差万別で、確かに語学講師とかで数コマ同じ大学依存していると講師の力が弱いとは言えると思うんですよ。

でも、「帝大の研究室が抑えてる、専門性の高いポスト」みたいなケースだと、大学にとってめんど臭いのは講師との関係じゃなくて、その背後にいる教授との関係からね。

高々月3万円をケチって、著名教授喧嘩するか、ってことを考えてみれば、非常勤講師だってそんなに立場弱いことないよ。

講師ボス教授から見放され、「煮るなり焼くなりお好きに」と非常勤大学に連絡がいったケースは別として)。

今回のケースがどうなのか、背後事情を知ってるわけじゃないかわからんけどね。

日本アカデミアのクソさはよくわかった

文系アカデミア全体が徒弟制度みたいになってて、師匠に逆らったり師匠の顔に泥塗ったら業界で生きていけなくなる、ということはよくわかった。陰でコソコソじゃなくて公開の場で堂々とアカハラかましても平気っぽいのも驚愕

文系だけじゃなく、医学部医局制度だとか理系研究室でも似たようなものかもしれないけども。これたぶん自浄能力いから外部から介入しないと解消できない類いのクソさだろ。

オープンレターの余波で明らかになったこと。

オープンレターというよりは、オープンレター周辺のグダグダでの問題

学者世界。やってることはヤクザの抗争」

学者世界アウトレイジ

ということ。

もう「大学学部研究室なんて全て潰してしまえ。税金無駄どころかアカハラの温床で、ガラガラポンで一回リセットしないと社会を蚕食し続ける害虫どもだ」と維新あたりに言われたら反論できねえなと思ってる。

学問の自由保証されているのに、結局内部は学者ヤクザ力学で動いているので、滅ぼしたほうがいいのではないだろうか。

まともな社会人としての常識存在しない。

なんなのこいつら。

2022-01-22

「人文系というのは博士号を取るのがすごく大変なんだぞ、他分野と一緒にするな!これだから素人は!」

みたいな怒られをたくさん見てきた人間としては、

博士号を取れていないってことが「研究室迷惑」と表現されてるのがすごくびっくりしたんだけど、

結局博士号を取れないと迷惑と言うレベルで重んじるべきなのか、なかなかとれないものとして満期退学者も尊重するべきなのかどっちなのか・・

anond:20220122233242

研究室人間なりが「こら! すんません! こいつ絞めておきますんで、私たちの顔に免じてどうか勘弁したってください」で許しを乞うのがどう考えてもベストなんだけどな。

OL運営側なりすまし対応杜撰からまり社会性が欠けている人ばかり出てきてるわ。

2022-01-20

anond:20220120120358

署名モノって、職場とか大学研究室とかで記入用紙を回覧する形で回されるよね。

回すのは上役とか先輩とか発言力のある綿々

書かなければバレバレで断りづらい。

秘密投票できる普通選挙が圧倒的に優れている。

署名なんてハナクソだよ。

anond:20220120162824

古の大学や院の研究室計算プログラムみたいなもんだよな

昔と良くも悪くも違うのは、処理が若干遅い程度なら札束で叩けば速くなることか

2022-01-19

twitterに書けない卒論指南

同じ研究室卒論なんぞまあまああてにならない(書いたのは君らとほぼ同じ状況だった人たちだぞ)のだから、参考にするならせめて修論以上にしとけ。

過去卒論なんて「あの先輩これで卒業したのか」以上の知見は無いし、お前がそれを上回れる保証もないだろ。役に立つとしたら、せいぜい概要と参考文献くらいだ。

2022-01-17

普通に研究室に配属されてるメンバーだろうが

友達じゃないとかいってくんじゃねーよ

anond:20220115041753

大学研究室に配属されて、溶媒臭いかいで、こりゃ研究者無理だわって思って。

   ・・・ ああ、工学部化学系の知り合い達が同じことを言ってたのを思い出したわい。

大学院偏差値

ツイッター大学院に進むことについて色々議論があるけど、大学院研究するのに必要学力ってどのくらいなの?

多分このくらいの専門知識学部でやってるでしょ って前提で研究は進むはずだから何かしらの基準必要だと思う。

大学院学歴ロンダリングと言われるように、学部偏差値があまり関係しないようだから研究室ごとに違うんだと思うけど。

それとも学生に合わせて研究テーマを与えてもらう?

修士論文を出せず、消息不明学校中退したコンプレクスがいまだに消えない

元々研究者を目指していた。

だが修士のころ行き詰まってしま研究室から消息不明になる形で休学留年し、ついに学校中退した。

教授は少しでも私を助けようと他研究室との共同研究などの話もつけてくれたりしている最中で多大な迷惑をかけた。

親にも音信不通心配をかけて遠くの実家から家まで来てもらった、道中どれほど不安だったかどれだけ迷惑かけたかと思うと感謝してもしきれない。

そのコンプレクスが10年近く経とうとしている今も消えることがない。

ふとした瞬間に悪夢のように記憶に蘇り、どうして修士論文を書けなかったのか、何がダメだったのか、どうしてればよかったのか、消息を絶つのではなくきちんとケジメをつけるべきだった、自分のこういう性格がだめなんだ、など反省を繰り返しては自責する。

そして最後教授や親への申し訳なさ、研究室の先輩や同期への羨望などの感情が入り混じり自己嫌悪に陥る。

自己肯定感は地に落ちている。

そんな過去はひた隠しにしているので社会に出てからは「東大卒なんだすごいですね」なんて言われることがあるが、

心の底から「そんなことはない」と否定し、その度にその看板とその過去とのギャップ発狂しそうになる。

子供ができても孫ができても死ぬ間際まで一生消えない傷としてこの傷は心に残り続けるのだろうか。

よくわかる文学部就活

文学部就活事情話題になっていたので、文学部卒の筆者が自分身の回りの話を含めて文学部就活事情解説したい。

大学学科卒業年度、地域によって大きく変わると思うのでその点は承知した上で読んでほしい。

筆者は5年ほど前に首都圏上位私大文学部卒業した。自分の専攻の周辺の話が中心だが、友人などの話などからできるだけ文学部全般の話になるよう努力したつもりだ。

1.就職か進学か

ざっくりした体感では学部卒で就職する人がほぼ9割、修士課程に進学する人が1割前後といった感じだった。学科によって進学する人が1割をちょっと超えるところもあれば、5%くらいしか進学しないところもある。いずれにせよ、過半数が進学していた理系に比べると進学率は圧倒的に低い。

ただ、法科大学院から司法試験ルートのある法学部以外、文学部に限らず文系学部はどこの学部でも1割前後の進学率だったように思う。修士課程を修了して一人前という雰囲気のある理系に比べて、文系大学院に進学しても就職の幅は基本的に広がらないし、むしろ狭まると言っていいと思う。文系大学院生がただモラトリアムを延長しただけになるか、研究者の卵になるかは個人資質研究室雰囲気(≒教授方針)が大きい。

理系と違い、企業所属研究者という人はほぼいないため、修士を修了したり博士に進んだりしても研究をまともに続けるにはアカデミックポスト必須になってくる。そうしたポスト理系と同様に(あるいはそれ以上に)狭き門になってくるので、基本的文系学生学部卒で就活することになる。

2.公務員民間

就職する文学部生のうち、4割ほどが公務員教職を含む)に、4〜5割強がいわゆる一般企業事務系職に、1割前後マスコミ就職するイメージだった。残りは就職浪人や就活と進学を平行して進めながら様子を見たりする人などが占める。

こうした就職先の構成大学や年度によって大きく変わるのであまり当てにはならないかもしれない。いわゆる下位の大学になるほどマスコミ割合が下がって一般企業割合が上がると思う。公務員になる層はどこの大学でも一定数いると思うけど、上位の大学国家公務員都道府県職員を目指す人も多いので公務員割合もやや高いかもしれない。

この記事では他の文系学部と変わらない一般企業メーカー事務職や金融IT、小売り・流通など)の話はあまりせず、文学部就活っぽい分野について話したい。

3.公務員教職

文学部学生公務員人気は高い。地道に試験対策をすればある程度報われるし、民間就活特に人気企業場合)の時になんとなく感じる文学部ハンデをそれほど感じないからだと思う。

しっかりしている人は学部2〜3年の頃から自分勉強したりダブルスクール公務員試験向けの予備校に通ったりする。法学部経済学部の人に多いバリバリキャリア志望で国家公務員を目指すというタイプよりは、キャリア生活バランスがまだ取りやす都道府県庁、政令市中核市などの中上位の自治体を受ける人が多かった。

大学学科によっては講義を取ることで社会福祉主事などの行政系の資格を取ることもできるので、ガチガチ公務員志望ならこうした資格を取っておくと若干の加点要素になるかも。図書館司書博物館学芸員といった資格ともやや相性はいいけど、これらの職域は専門職枠になることも多いので、取っておきたい資格かと言われると微妙だと思う。

資格の話になったついでに司書学芸員について補足すると、どちらも正規雇用採用自治体民間を問わずアカデミックポスト並みの狭き門なので、軽々しく「司書かいいじゃん」「学芸員資格をとって博物館就職したら?」などとは言ってはいけない

非正規だとバイトパートレベル募集が多くワープアもいいところで、資格を持っていなくても問題ない場合も多い。実務経験にはなるのだが、正規雇用へのキャリアアップはやはり狭き門だと思われる。

大学図書館専門図書館司書学芸員大学である程度研究をする基礎を身につけた人がその専攻を生かしながら働く場だと思う。一般的な自治体図書館業務委託指定管理者などで民間委託されていることが多く、司書資格持ちの正規公務員図書館員をやっているところはかなり少なくなってきているはずだ。

教職員はわかりやすく、国語英語社会科教員免許が取れるところが多い。教職課程の履修はけっこう大変で「保険として教員免許も取っておくか」というくらいの気持ちだと挫折することも多い。ちゃん教職志望の人は1年次から必要な授業を計画的に取っていることがほとんどだと思う。普通の授業の単位教職単位が被ることはそう多くないので割と忙しい。

学部卒で一般的な一種免許という区分免許がもらえて、大学院で所定の単位を取得すれば専修免許パワーアップする。出世するには専修免許があると有利という話もあるとかないとか。学生のうちに社会教育主事単位を取っておくと教員になってからキャリアの幅が広がりそう。

とはいえ教員正規雇用はそこそこ倍率が高く、数年は非正規講師をすることもけっこう多い。特に社会科は他に比べて大変なイメージがある。

公務員教職員も正規職員になってしまえば雇用自体は安定した手堅い職だと思う。勤務の内実はなんとも言えないが……。

4.マスコミなど

いわゆるマスコミといわれるテレビ新聞出版はどこも大手キー局全国紙、三大出版社)は狭き門で、中堅〜中小パイが少ないかそもそも募集がないこともある。大手のなかではNHK全国紙記者職が比較募集定員が多そう。

地方テレビ局やブロック紙地方紙の事情はよくわからないものの、そもそもの枠が大きくなくて地元大やUターン組が一定の数いるイメージアナウンサー職とかはものすごく競争が激しいという話を聞く。出版社は中堅どころでもふつうに1桁採用とか募集なしというところばかりだと聞く。中小の専門出版社は新卒市場ではほぼ見かけた記憶がない。

ただ、マスコミ全般の話として、文学部同士の闘いというよりも法学部経済学部といった文系メインストリーム学部との闘いになるので「文学部からマスコミに有利」という話にはならない。むしろテレビ新聞記者職は文学部以外の方が有利だと思う。

業界的には斜陽で激務だけど、大手はまだまだ高給取りなイメージ。中堅・中小だとワープアはいかなくても大手との差は感じると思う。友達大手マスコミにいくと「高値で売れたな」と思ってしまう。

テレビ制作会社とかの周辺業界もあるし、出版書店や取次といった小売り・流通の周辺業界があるけど、とりあえずこの記事ではここまで。制作会社とかは配信業界が盛り上がって二極化してたりするのかな。書店や取次(特に取次)はかなり厳しいという話を聞く。

anond:20220114133403

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