2022-01-17

修士論文を出せず、消息不明学校中退したコンプレクスがいまだに消えない

元々研究者を目指していた。

だが修士のころ行き詰まってしま研究室から消息不明になる形で休学留年し、ついに学校中退した。

教授は少しでも私を助けようと他研究室との共同研究などの話もつけてくれたりしている最中で多大な迷惑をかけた。

親にも音信不通心配をかけて遠くの実家から家まで来てもらった、道中どれほど不安だったかどれだけ迷惑かけたかと思うと感謝してもしきれない。

そのコンプレクスが10年近く経とうとしている今も消えることがない。

ふとした瞬間に悪夢のように記憶に蘇り、どうして修士論文を書けなかったのか、何がダメだったのか、どうしてればよかったのか、消息を絶つのではなくきちんとケジメをつけるべきだった、自分のこういう性格がだめなんだ、など反省を繰り返しては自責する。

そして最後教授や親への申し訳なさ、研究室の先輩や同期への羨望などの感情が入り混じり自己嫌悪に陥る。

自己肯定感は地に落ちている。

そんな過去はひた隠しにしているので社会に出てからは「東大卒なんだすごいですね」なんて言われることがあるが、

心の底から「そんなことはない」と否定し、その度にその看板とその過去とのギャップ発狂しそうになる。

子供ができても孫ができても死ぬ間際まで一生消えない傷としてこの傷は心に残り続けるのだろうか。

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