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2024-04-11

近年のシンデレラガールズに対するお気持ち表明

尾張守の出現

近年、「デレステがサ終する!」という声が見受けられます

かに劇場わいど、デレぽ等の縮小など、デレステサービス終了フラグはビンビンです。

一方で、とてもサービス終了するゲームとは思えないような大胆なコラボなども行っており、生存フラグもビンビンです。

度々引き合いに出されるセールスランキング大陸からライバルも増え順位が低下しつつも黒字範囲内でしょう。

「「デレステがサ終する!」と言っている人たちはデレステがサ終するのがそんなに嬉しいのか!」という声もあります

多くのこの発言をする人は嬉しくはないでしょう。むしろ彼らは嫌だから心配して言っているのではないでしょうか。「南海トラフが来る!備えろ!」って言ってる人が南海トラフ巨大地震を望んでると思いますか?思わないでしょ。(望んでるクズも少数はいそうだけど)

コホン。少しきつく言い過ぎましたね。

正直、私でもデレステはあと1年で終わるのか3年以上持ちこたえるのか予測はできません。ここまで引っ張ってごめんなさい。

終わるとどうなるのか

仮にデレステがサ終した場合シンデレラガールズ単独ゲームがビューイングレボリューションだけになります。(コラボならスタマスとかがあるけど)

さらあかりちとせ、千夜、あきら、颯、りあむ、凪の7人にはゲーム上で会えなくなってしまます

これは2世代前のゲーム機を引っ張り出さないと主要人物として会えないディアリースターズに近い状態になるということを意味するのではないでしょうか?

なんの対策も打っていないのか?

先ほども軽く触れた7人の新アイドル、現状になるだいぶ前のことですが、対策テコ入れとしては一番大きいでしょう。一部の新アイドル実装当初からボイス付きであったこから登場時に炎上しました。「なんで俺らの担当より先にぽっと出の新人が声をいきなりもらってるんだ!」と批判の声が非常に多くありました。

正直、9.18事件の頃から思っていますバンナムさんは機嫌取りがものすごいヘタクソです。

ただ、このテコ入れ大成功と言えるのではないでしょうか。

キャラクターの多くは総選挙では上位、もともとボイスがなかったあかりあきら、りあむも2020年までには全員にボイスが実装されたため、ファンのツボを押さえることに成功しているとしか言いようがありません。(某元アメリカ大統領みたいに出来レース不正選挙だと言うアホもいるけど)

また、サービス縮小も営業係数の回復のためにした必要ことなのではないかとも思います

デレステの終わりはシンデレラガールズの終わり?

いいえ、ソシャゲ展開を一切辞めたSideMのように3.0 VISIONリアルとのつながり、コラボレーション等を全面プッシュしています。これが何を意味するかというと、デレステサ終=シンデレラガールズソシャゲ全滅がシンデレラガールズ終了のお知らせではないことです。

そんなことより俺らの担当に声つけろよ

リアルライブ展開ができないことからボイス無し組はもっと不遇になるかもしれません。

しかし、仮に190人の中から切り捨てたりしたら同じアイマスで例えるなら765ASの9.18事件竜宮小町プロデュース不可、他のゲームならポケモン剣盾以降のリストラ問題みたいに大炎上するリスクは否めません。

ただ、先ほども言った通りバンナムさんは機嫌取りがヘタクソなので平気で切り捨てたりする可能性も20%くらいありそうです。韓国組のリュ・ヘナ、イム・ユジン、ジュニーだって歴史の闇に葬られましたし。可能性を生み出しただけでアウトなんだよ!

この先生きのこるには

デレマス自体は安泰なので生きのこるもクソもないです。

デレステこの先生きのこるためには妖怪ウォッチぷにぷにみたいに節操ないコラボをするのが最善ではないでしょうか。(ちなみにぷにぷににもすいちゃんが出てるよ)そうするとボイス無し組はガシャで出てくるハズレみたいな扱いになってしまリスクがあります。困りましたね。

尊厳ある死を迎えるためにサービス終了したほうがマシと言う声もあります。ですが、そう簡単に終わらせろなんて言えますかね?

ボイス無しアイドルの今

シンデレラガールズモバゲーサービス開始した初登場のときには誰一人ボイスなどついていませんでした。2012年のCM渋谷凛さんが喋ったことを皮切りにシンデレラガールズアイドルたちにもボイスが実装されることになり、今では半数以上のアイドルがボイスを持っています

総選挙等でボイスを実装していき、現在ではボイス有りのアイドルのほうが多くなっています。つまり、今までのマジョリティマイノリティはとっくに入れ替わってしまったのです。

ここでのボイス無しアイドルの扱いは今後の展開の予想において相当重要です。

190人は多すぎる?

シンデレラガールズ最大のアドバンテージにして運営にとってのお荷物要素がアイドルの多さでしょう。せっかくの人数の多さを活かすチャンスはあるのに運営がうまく扱えてない気がしてなりません。

仲間割れ

シンデレラガールズCygamesバンナム共同運営のためバンナムサイドにお荷物扱いされている可能性があります。一方で今なお人気コンテンツとして稼ぎ頭でもあります。なんとも微妙立ち位置ですね。

負け惜しみではない

Stage for Cinderella 2022ではイヴサンタクロースさんがシンデレラガールに選ばれましたね!

これは非常にめでたいことです。塩見周子さん以来の声無し出身シンデレラ誕生です。

ただ、この選挙方式には問題があったと言えます

……

ダラダラ間延びすんな、はよ進めろ!

タイトル通り2022年にスタートしましたが、1年以上経った2024年の現在でも完全には終了していません。これにより次の選挙で頑張ろうというモチベーションは低下してしまます

また、投票期間も予選グループごとの間が長くその間に熱が冷めてしまます

私はそう思わないのですが、イヴさんの勝利ルールの穴によってもたらされたという声もあります

グループ上位5人はボイス内定の一方、プレイオフ出場者はシンデレラガールになることでしかボイスが獲得できないためプレイオフから決勝進出者がボイス無しであった場合、声付けのためにそこに票が集まる可能性もなくはないと思います

VIA廃止の響きでしょうか?

シンデレラガールズファン総選挙をクソイベだと罵りつつも本音自覚はないもの自分たち〇〇担当Pの力をアピールする貴重なチャンスとして楽しみにしていたのでしょう。(シャニのPカップ同様血で血を洗う祭りなんやかんやダイマ合戦とかで楽しんでる)

総選挙イベントオワコン

シンデレラガール総選挙には元ネタと思しきもの存在します。それがAKB48選抜総選挙です。モバマスサービス開始前の2009年から10回行われました。しかこちらも2018年には終了しています

また、人気投票系のイベントTwitter改めXの不安定化により盛り上がりにくくなっています。となるとこれから総選挙以外で盛り上げる必要がありそうです。(イーロンはインフラを維持している自覚を持て)

前言撤回投票といえば……

ついにPROJECT IM@S vα-livの最終審査が終わり、3人とも876プロ所属アイドルとしてのデビューが決まりましたね!アイマス×投票イベントはまだまだ盛況を見せています!これはまだまだ人気投票は終わらないということですよ!

本音

12シンデレラガール総選挙またはStage for Cinderella 2024はまだなのか、もっと言うならボイスアイドルオーディションをやれ。

とまでは言いませんがデレステサービス終了した場合どうやってボイスをアイドルたちに実装するのでしょうか。でも、きっとバンナムさんもデレマス全員を大切にしてくれるはずです!夢は夢で終われません!

2024-02-02

Bang Dream! It's MyGO!!!!!』から数ヶ月でバンド箱推し沼に落ちつつある

バンドリ、正確にはBang Dream!プロジェクトは、ガールズバンドを題材にブシロードが展開するメディアミックスコンテンツだ。

とこのあたりはチャキチャキ行きたいのであとは各自調べてください。

スマホゲーを中核にしつつ、アニメ化とか音楽かいろいろあるわけだが、一番のキモリアルバンドということになると思われる。

文字通りというか何というか、リアルバンドであるキャラクター担当する声優さんたちが楽器練習してバンドを組んでライブをするという、そういう感じだ。

この流れの中で、昨年リアルバンド活動開始とともにテレビアニメシリーズBang Dream! It's MyGO!!!!!』が放映されたのがMyGO!!!!!(以下マイゴ)というバンドである

It's MyGO』については、もう全員見ているであろうから話の大筋は割愛する。平たく言えば「気まずい『けいおん!』」である

ともかく、今にして思えばこのテレビシリーズが始まりだった。バンドリのアニメシリーズ自体は以前にも3シーズンばかり放送されており、目を通してはいた。が、ハマるということはなかった。「ふーん、いいじゃん。」と渋谷凛程度のテンションで受け流していた。

ところが今度の『It's MyGO』は違った。端的に言えば、わかる。これに尽きる。劇中で次から次へと起こるいざこざは、バンド経験者であれば、馴染み深いとまでは言わなくとも身に覚えのあることばかりだ。そもそもバンドマンなんて人格問題を抱えた人間の方が多い。それが群れてひとつ目的に向かおうというのだから、揉めるこじれるは必然と言える。現実には、結束バンド放課後ティータイムのように円満関係バンドのほうが珍しいはずだ。

そして何より、バンドは終わる。99.9%のバンドは、とくに売れることもなく、ライブ成功させる(何を成功とするかは難しいが)こともなく終わる。マイゴだって一度は最悪の形で終わりを迎える。だがそこからだ。大きく話題になった10話のライブ回。「終わったバンド」の先を描くファンタジー。泣いた。泣き散らかした。なんというか、過去の私が救われたような思いがしたのだ。『ラ・ラ・ランド』のクライマックスのようだった。

It's MyGO』の放送終了後である

youtubeのマイゴチャンネル情報をチェックするようになった。新規楽曲MVチャンネル上で公開されていたのがきっかであるアニメ終わったのに新曲出るんだ、と思ったのを憶えている。

そうやって過去楽曲MVまで漁っているうちに、画面端に目が留まった。

話が逸れるようだが、ここでインターネットのコツについて書く。youtubeの関連動画を見るな。というのがそれである。猫動画を見ていたら関連動画ハムスターの共食い動画が現れたことがあった。関連動画を見ていいことなんてひとつもないのである。私が数ヶ月前の自分に何かアドバイスできるなら、youtubeの関連動画を見るな、と必ず言うだろう。

というわけだから、実際には見たわけである

同じバンドプロジェクトの別バンドの、リアルライブ映像だった。RAISE A SUILEN。以下、RAS

音楽的には全く好みでなかった。マイゴがクリーンヒットするくらいだから、私が好きなのは直球のギターロックなのであるアジカンとかイースタンユースとかアンディモリとか、そういうバンドなのである

RAS音楽は、好みと全く違った。が、好みでないがゆえに、俯瞰分析的に見られた。そして思った。演奏力、ヤバい

特にドラム。全員巧いが、特にドラム。叩くマスキング役夏芽氏のドラムは、完全にパワータイプであるビスケット・オリバとか花山薫とか好きな人なら多分好きである。四つ打ちのシンプルリズム我慢ならんとばかりに無限フィルが入ってくる。打点がよほどいいところを抜いているのか、バンドとしては重心低めの音像にも関わらず、ドラムの音が小気味いいほど抜けてくる。かつ重さもある。そして常に笑顔普通あんドラムを叩いていれば虚無顔か仁王顔になってしまうと思うのだが、めちゃくちゃ抜けのいい笑顔で叩いている。怖い。あと髪型がかっこいい。東京リベンジャーズに出てきそうな髪型である。怖い。

しばらくはRASにハマり、ブックオフオンラインアルバムを買った。当然、特典ブルーレイ付の初回盤である

ここで、バンドシリーズCD特殊形態について少し説明しておく必要がある。CDには、たいてい【通常盤】とブルーレイ付の【初回盤】が存在している。なんだ普通じゃんと思われるかもしれないが、特殊なのは、このブルーレイの方が「本体であるという点だ。ブルーレイには、基本的バンドライブ公演が一公演まるごと収録されている。そのブルーレイの分、通常盤と初回盤の間には価格差がある。たとえば、シングル盤だとCDのみの通常盤では1,760円(税込)。これに対してブルーレイ付の初回盤は7,810円(税込)である。これがアルバムになると、付属ブルーレイは二公演ぶん二枚となり、価格通常盤3,520円(税込)に対して初回盤11,000円(税込)となる。この価格差が、ブルーレイが「本体であると書く理由である

MyGOのアルバムを購入した時点では、ブルーレイ本体であるということを見抜けていなかったため、私は通常盤を購入してしまっている。今では、中古盤を漁る際でも、必ず初回盤を狙うようにしている。

それはさておきRASである付属ライブブルーレイ二枚を鑑賞して、参ってしまった。ドラム音源よりライブのほうが三十倍かっこいいではないか

といったところで、脱線脱線を重ねることにはなるが、バンドリとプロメンバー、ということについて少し書く。

バンドリにおいてキャラクターを演じる声優さん演奏するのがリアルバンドであると先に書いた。掘り下げると、このあたりは少し込み入った事情がある。RASについていえば、はじめはバンドプロジェクト専属バックバンドとして組まれものであり、ドラムベースギターというバンドの核を成すパートを受け持つメンバーはもともとスタジオミュージシャンとして活躍されていたようである。いわば演奏プロ演奏うまいのは当たり前と言ったら失礼になるが、むべなるかな、である

このあたりの事情について、もうひとつ、注目すべきことがある。こうした、スタジオミュージシャン出身メンバーも、自身担当パートキャラクターに声をあてるのである。私としては、ここのところをとても面白いと感じている。彼女らは演奏プロであるが、声優としては(はじめの時点では)アマチュアである。翻って、本業声優メンバーについて考えると、彼女らは声優プロであるが、演奏についてはアマチュアである。この交差が面白い声優メンバー演奏技術の向上と、ミュージシャンメンバー演技力の向上。後者についてはスマホゲームアニメシリーズでよく確認することができる。再三触れているRASの夏芽氏などは、もはやキャラクターとしても堂に入ったものである

RASライブ映像にどっぷりと浸かった私は、気付けば他のバンドライブ映像アーカイブを掘って追うようになっていた。

見ていて、面白いことに気づく。バンドリのリアルバンドでは、技術的な要点はリズム体に置かれているということである

一応のシリーズの顔であるPoppin Partyで全体の演奏リードするのはバンドマン上がりのベーシスト西本であるベースをかなり低めに構えた独特のフォームで激しいパフォーマンス披露して客席を強烈に煽る姿は、演じるキャラクターとのギャップに少し笑ってしまう。

Poppin Partyと対になるRoseliaでその役を担うのはドラムの櫻川氏だ。ツーバスを主軸にした手数の多いド派手なスタイルで、バンド全体を牽引する。最初見て「この人もスタジオミュージシャン出身なのかな」と思っていたら普通声優さんだったので、少し引いた。

バンドというものは、リズム体さえしっかりしていればそれなりに聴けるものになる。そういう点を押さえた上で、どのバンドにおいてもリズム体には力を入れるディレクションを行っているのではないだろうか。

という流れで、もっとも後に触れたリアルバンド、Morfonica(以下モニカ)の話をする。

モニカについては、番外編除くアニメシリーズには未登場だったのもあり、ここに至るまで知らずにいたバンドであった。

ライブ映像をまず見ての感想は、なんだかちぐはぐなバンドである

特徴となるバイオリンバイオリンについては恥ずかしながら知識がなく、技術的なことの細部については分からない。ただ、だからこそ、バイオリニストAyasa氏が凄まじく巧い、ということは分かる。いや、モニカライブ映像を見れば、誰もがそう思うはずである。どんな素人でも分かる凄さである。それぐらいに並外れている。パート的にはリードギター役割を担い聴かせる激しい演奏は、間違いなくこのバンドの華であろう。ミラ・ジョボヴィッチか?と言いたくなるようなビジュアルも含め、強烈な引きを持ったスタープレイヤーである

それにドラム。叩くmika氏は夏芽氏とは別ベクトルの超絶ドラマーである。繊細でテクニカルタイプで、刃牙では烈海王が好きだという人などは恐らくピンとくる音なのではないだろうか。mika氏のプレイにあって、ことにスネアにおけるニュアンス付けは卓抜している。スネアロールの中でのアクセント位置付け、クレッシェンドタッチ自在であり、音だけ聴けば口径も材質も違うスネアが四つも五つも並んでいるのかと錯覚するほどであるスタンダードスクエアリズムの中に三連系や五連符のフィルさりげなく滑り込ませるようなプレイも多く、いわゆる「うたう」タイプドラムとして実に聴きどころが多い。

やはりというか、この二名はもともとプロミュージシャンであったようだ。演奏彼女らが引っ張っていく形になるが、ライブ映像の印象は、ギターボーカルベースはそこに必死についていっているというものだった。演奏がよれたり躓いたりするのを見て失礼ながら「本当に演奏しているんだなあ」と改めて感じた、とそんなような演奏である

プロジェクト内の他バンドに比べてやけにこなれていないこのバンドに、なぜだか興味が湧いた。

youtubeバンドチャンネルを掘っていて見つけたのが、モニカ活動初期ドキュメンタリーシリーズ、「Morfonical」であるバンドの結成から練習、はじめてのイベント出演、単独ライブまでを追う。これが順風満帆はいかないスターである。初ライブではライブの開始時にイヤモニにトラブルギター直田氏は自らの音が聴こえない状態一曲目を演奏していたようである。これは目隠しをして絵を描かされるに等しい。演奏に慣れない中、いきなりの大舞台でそれなのだから、恐ろしすぎる。トラウマになってもおかしくない。そんなこともあって、この初ライブメンバーにとって悔いの残るものになったようだ。ことに悔し涙を流すベース西尾氏と、「自分が全体を見る立場なのにメンバー不安に気づいてやれなかった」と語るmika氏が印象に残った。それを経ての猛練習と、続く単独ライブ。そこにはドラマがあった。そうした物語込みで見ながら、モニカに対する印象は変わっていった。当時、ギター直田氏とベース西尾氏は「モニラジ」としてyoutubeラジオ放送しており、これのライブ前後の回、及びにAyasa氏とmika氏のゲスト回にて、ライブにかかる心境を詳しく語っている。

この頃、私はバンドプロジェクトの中心となるスマホゲームガールズバンドパーティ』にも手を出し始めていた。マイゴのストーリーイベントが公開され、アニメシリーズの先の物語が語られ始めたためである。このゲーム内ではモニカストーリーも詳しく語られることになるのだが、これを語り始めるとまた際限なくなってしまうので、詳しくは触れない。ただ感じたのは、モニカストーリーは、バンドリにおける特殊物語構造──キャラクターたちの物語リアルバンド物語の交差──を強く推し進めたものだということであるミュージシャンであるAyasa氏とmika氏のキャラクターを演じるという意味での成長、声優である藤氏、直田氏、西尾氏のミュージシャンとしての成長、これが交差しモニカという存在の強度を増していく──そういう物語である。少なくとも私にはそのように感じられた。

エンターテインメントを止めない!~バンドリ! コロナ禍の軌跡~』という特番youtubeバンドチャンネルにて全編視聴することができる。

特に2021年から22年にかけては、ライブの規模縮小、イベントキャンセルなどかなり活動制限されたようである

最近になって、コロナ禍を経ての直近のライブ映像が幾つかアップされている。その中でモニカの最新のライブも見ることができた。

実によくまとまった演奏であった。声優組のパフォーマンスは見違えて堂々とし、演奏ミスほとんどない。ミュージシャン組のふたりの音もより自由にのびのびと奏でられていた。

そこまでにあった物語を思って、すこし涙した。

CD初回盤付属ライブ映像もそれなりの数を見てしまって、あとは実際に見るしかいかなと思い始めている。

場の雰囲気を思うと、怖くもあるが、なんだか楽しみでもある。

2023-11-07

anond:20231107135411

元増田がそんな感じだけど今回のセトリ単独でどうこうと言うよりそれが呼び水になって

ここ数年のミリオンライブリアルライブに対して蓄積してた不満が爆発した部分もあると思う。

正直自分も6thライブ以降のASカバーに関しちゃその枠でミリオンライブの曲やってくれた方が嬉しかった派だし

気持ちがわからなくもないのよね…

好意的ファンも多いし演者さんたちも喜んでるのはわかってるけどね…

2023-11-06

ミリオンライブ北九州ライブを見ての感想批判のみ)ライブ運営オタク

どんな内容だったかざっくりと説明すると、

ミリオンの10thツアーの3公演目テーマは「アニメ

当然、現時点で5話までテレビ放送が終わったミリオンアニメ通称ミリアニを主題に於いたライブが開催されるかと思いきや・・

セットリストの約半数が765AS組のカバー、1日目は大トリにマスピを持ってくるという、

まさかの765のアニメ通称アニマスを大々的にフューチャーした内容だった

アニメテーマとは言ったがミリアニだとは言ってない!って事だそうだ。

いやいやいやその理屈おかしいだろ。

なぜこのタイミングアニマスを大々的にフューチャーする必要があるのか??

12話でのこけら落としライブではきっと曲が足りないから765の曲を沢山カバーしたはず!」

「それをイメージしたセトリからこうなった!」

いやいやいや、頭おかしいだろ。

12話ではカバーやってないしミリオンソロ曲バンバンやっとるがな。

もし仮にあのこけら落としライブASカバーがやってたとしても、

それをリアルライブで、セトリの半数をカバー曲にする理由になるか?

そんなライブが見たいか??

ライブ運営の頭のイカれたセトリにもムカつくけど、それ以上にムカつくのが

そんなセトリを叩きつけられて絶賛してる頭のおかしオタクがあまりにも多すぎる。

エクストリーム擁護にも程があるぞ

高騰するチケ代グッズ代、花道トロッコも何もない代わり映えのしない超絶見にくいステージ

せっかくのアニメリスペクトライブになるかと思いきや、謎のアニマスリスペクトライブをやるライブ運営

しかも2日間で適当に曲順をイジって、それでも別にアニメ演出再現するわけでもなく、雰囲気でイジるのみ。

こんだけ雑に扱われてるのに、「あー、でもいいライブだった!」って絶賛しちゃう

DV彼氏を謎に擁護するDVサレ女と一緒で、依存しちゃってるのかと思えてきた。

こんだけメチャクチャセトリまれてそれでも絶賛するオタクちょっと怖くなってきたもん。

フラットな会場でギュウギュウ詰めで花道トロッコもない見にくいステージなのにコロナ禍で値上がりしたままのチケ代にも

何一つ文句わずに、クソダサいグッズをクソ高い値段で売りつけられて、

挙げ句アニメ準拠ライブかと思ったらまさかアニマス準拠カバーライブ見せつけられて、

それでも・・・それでも絶賛するオタクたちは常軌を逸しているよ。

価値観はそれぞれだし、面白いと思うものは人によって違うと思うけど、

今回のライブミリアニをテーマにしてると嘯いて、その結果765ASカバーを大量にぶつけるという、

正直、意外というレベルを超えて詐欺を受けた気持ちになってるまである

半数765ASカバーをするライブだったら北九州まで見に行くことは無かったよ。

ミリアニをテーマにしていると思ったから参加したわけで。

このライブを見てなお楽しめるのは、もうある意味の才能かと思うが

批判の声を上げない限り状況が改善されることはないだろうな。

ここで厄介なのがライブなどを批判的に論じることを極端に避ける傾向のオタク文化。

自分推してるコンテンツとはもはや自分自身と言っても過言ではなく、

コンテンツへの批判は即自分自身の存在価値まで毀損されることと思いこんでいる、という厄介なマインド

ミリオン以外のアイマス界隈や他のジャンルなど全く知らないかオタク文化と言い切るのはやや不安ではあるが、

少なくともミリオン界隈ではこういった同調圧力を強く感じることが多く、特にライブ直後に批判的なツイートをすること自体

しかった気分に冷水を浴びせる行為、翻って自分自身を否定されたと感じるミリオンオタクが多い印象だった。

しょうもないライブを見せられてもJUNGO最高!と叫んで自分自身を慰めるしかない。

DAY1のあとのJUNGOコールは本当に寒気がした。

JUNGOもご満悦な表情してて本当に気持ち悪かったわ

こういうのもアレだけど、中川さんやディレ1はライブ後にこういう声かけされても、

「いやアイドルたちを褒めてあげて」ってオタクに返してたのを見たことは1度や2度ではない。

JUNGO体制になってからミリオンライブは本当に悪くなる一方だなと思う。

このノリの延長線上に源Pが登場したのかと思うと、悪い意味で腑に落ちる部分はある。

もう本当に潮時かな・・って気分になる2日間でしたけど

せめてこの感情をここに書き記しておく。

2023-09-17

二次元アイドルコンテンツの話

※この内容はオタク用語を多数含んでいるので、あらかじめご了承ください。

 

担当声優が太ったせいでその作品リアルライブが楽しみではなくなった」(要約)という旨のnoteを見た。

率直な感想、「なんて贅沢な悩みだろう」と思ってしまった。

 

私にも好きな二次元アイドルコンテンツがある。

私の好きなキャラクター中の人は、ある時から「生歌NG」になった。

当然、リアルライブにはここ最近ずっと出演していない。

正直にいうと、ものすごく淋しい。

3人組ユニット一角なのだけど、リアルライブはいつもその人以外の2人で出演している。

「3人でそのユニットなのに」と思う反面、1人の事情ユニット全員がリアルライブに出られないのも「違う」とも思う。

 

その人が何故、「生歌NG」にしているのかはわからない。

しかするとライブの大きい音で体調を崩してしまうのかもしれないし、激しい運動を何らかの理由制限しているのかもしれない。

キャラと似ても似つかぬ見てくれだから嫌とか、恥ずかしいからみたいな理由可能性もあるだろう。

別にそれを批判するつもりはない。

その人が生歌NGを解除するか、歌唱だけでも別の人に交代しない限りユニットはフルメンバーリアルライブに出ることはない、という事実存在するだけだ。

 

前述のnoteの人の、「ステージに立つプロとして自覚を持ってほしい」という気持ちもわからなくはない。

けれど「声優」という職業がそうして表舞台に立つのが当たり前になったのは、本当にここ数年でのことだ。

今は養成所でダンスのレッスンがあったりもするらしい。

けれど、言い方は悪いがそんなノウハウすら持っていない声優だって多いだろう。

調べてみると、前述のnoteの人の作品スタート2013年らしい。

当初はリアルライブなんて想定していなかったんじゃないだろうか。

そんな中でも時代の、ニーズの変化に精一杯対応してくれているのではないだろうか。

かに二次元ゲームのように細くて可愛いアイドルとはかけ離れた見た目かもしれない。

それでも、今その人ができる限りの努力をして、今の状態で最高のステージを見せてくれているのではないだろうか。

あの人は、「担当中の人」が痩せて綺麗になるまでリアルライブに出ないことを望んでいるのかもしれない。

ユニットにフルメンバーが揃わない、あるいはユニットのものリアルライブに登場しないことを望んでいるのかもしれない。

それならそれでいい。

 

もちろん男性向け界隈と女性向け界隈ではいわゆる「暗黙の了解」も違うだろうし、作品自体の風潮も違うだろう。

それでも、自身モチベーションの低下を何の罪もない声優のせいにして「見るにたえない」などと暴言を吐いている人の気持ち理解できない。

……まぁ、勝手に決め付けて「贅沢な悩み」だなんて言っている私も同類なんだろうけど。

2023-06-04

[]2023年5月滅多にホットエントリを出さなドメインからホットエントリ

ここ1年で初めてはてなブックマーク日毎の総合人気エントリ入りしたドメインからホットエントリブクマ数順トップ30

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2023-05-26

ムビナナ見た!!!!〜賛否両論のややピ側〜

IDOLiSH7(アイナナ)のことは1ミリくらいなら知ってるカモ状態ですがムビナナDAY2のみ鑑賞してきました。

ムビナナは予想よりだいぶよかったです!

前評判から「途中で寝たりイラついたりするかな〜」と思っていましたが普通に最後まで楽しんで見られました。

ムビナナの良いところ!!

3Dアイドルたちがめちゃくちゃ踊る!

楽曲に良いものがたくさんあった!

この二つは全編Live映画の根幹だと思うので、ここがしっかりしていれば私としては及第点だと思います。(赤点ではなかったと言う意味

センシティブ話題ですがパクリについては

私はスタツアも(うたプリミリくらい知ってる今回のアイナナとほぼ同じレベルのまま)拝見しましたがこの映画自体についてはパクリとは言わないかな?と思いました。(キャラとかスチルとかの話題割愛します)

あえて言うなら「かぶせ」くらいかな、と。

うたプリファンの方の「いやそもそもかぶせるなよ」というお気持ちもわかりますが。

まず何もかもが別物すぎます

正直かなり出来の良い同ジャンル(同じ全編Live映画という意味)先行作品があってこれをお出しされるの?って気持ちにはなりますね。クオリティにおいてです。これが全編Live映画の先駆けだったらもう少し評価も高まっていると思います。なので繰り返しになりますクオリティが低すぎるというわけではないです。及第点です。

さて、震源地になっているワード「旅」についてですが、単に「旅」を連呼する理由がなく旅感もない。噂の6部のスクショも拝見しました。たしかに旅の話は出てました!私が気になっているのは「コンセプトが感じられない」という話なので「別媒体でそのワードの話出てた」というのは別の話ですね。まあそれも踏まえてパクリではないと思うな。

グループ四季を巡る旅!みたいなMCがありましたが最後まで四季については何も分からず。衣装も背景にも四季は感じられませんのでコンセプトとはなんだったのか?

てか脚本書いた人は映像見てないんかな?だからMC演出がこんなにチグハグなの?

まず一曲目。映画を見る前にYouTubeで公開されているものを見ました。

3万回は指摘されてそうですが「いや、傘開かんのかい!!」そしていつのまにか投げ捨てられている。ダンサーが回収した形跡もないからめちゃくちゃにぶん投げたんかな、危ないよ。

映画では一曲目の前に突然の嵐?の映像がながれて「お!これで雨上がりだから傘開かない演出だったのか!?」と思ってたらコンセプトの一つであるらしい森羅万象っぽい樹とかの映像が挟まるのでそうでもなかったようだ。なんだったんだ?

レインボーアリーナから!という説も見ましたが余計にわからん。そうだとしたら衣装や背景まで合わせないと伝わらないんよ。それでも傘が衣装から浮いてるし、背景もプロジェクションマッピングで虹なんかいくらでも掛けられるけどそういうのないですよね…?

そして突然のバックダンサーモブモブソロパートアイドルより前に出る。もうそれはバックダンサーではなくフロントダンサーなんだ。

モブの周りをぐるぐる回るアイドルisなに?

しかアイドル衣装だけやけにファンタジー!!!かわいいけど周り現代背景。モブスーツ姿なのに!!!!どういうステージ!?!?

背景白系統衣装系統ダンサー系統ダンサー引き立つ!!!

からある有名曲?のようなのでその時のデビュー時の衣装とかなのかな?だったらわかる。けどそしたら背景を見直してほしいが。欧米風?の街並みにこだわりとかあるの??

あとツイッターで「そうちゃんがフリを間違えかけてる!他にも向こうでファンサしてるのがうつってる!」というのを見かけました。

いや!!!ファンサは正面で抜けよ!!!カメラ仕事してください!!フリミスとかかわいくてちょっといいなて思いますけど2日目は間違ってないのか2日とも同じミスしてたら明らかに練習不足で、もし推しにそんな役割押し付けられたら私はキレるなって思いました。ダンス苦手みたいなキャラけがあるならその限りではありません。ごめんなさい。

全体的にカメラ存在しないのかな?みたいな行動をとられて不完全燃焼です。

歌い終わった後の「っダァ!」みたいな声、何!?プロ意識!!!マイク入ってます!!!

あははうふふみたいな笑い声が永遠に終わらなくて階段を降りてくるアイドル…どうした?なにがおかしい?

あと、代永さんが喋るたびに「えっなに!?!?」ってものすごいびっくり違和感なのですが…全てが吹き飛ぶほどの違和感。これは…昔からこう言うキャラだったのですか…?ご体調に関するものであれば申し訳ないです。

コーヒーカップが出現するも何故か舞台上だけをくるくるまわる。

トロッコのかわりとかじゃないの!?!?突然のネバーランド感。まじでどうした?旅や四季森羅万象をこれで感じるの難しいが。連想ゲームしてもなかなか辿り着かんよ。

しかも一人ハブられてて可哀想だな…てなったんですが…彼はそう言う役回りなのでしょうか…?

ピー!という二曲目

「これツイッターで見たササゲロってやつだ!!!!もう来るの!?」とテンションがあがる。

すごい歌詞だな〜!?

ダンスナンバー好きなのでよかったです。

あとブラック系のチャイナちょっとある服?も好きでした。ズールね、ズール

次の曲も好き系でした。

まあまた黒背景に黒服で沈みまくりですが…。でも黒背景は顔が白いかIDOLiSH7のみんなたちほどは気にならないかなあ。

トリガーとリバーレもふんふんなるほどねって感じです。なんとなーくのグループ雰囲気が伝わってきていい感じでした。

曲ごとにMCが挟まるのは賛否両論だと思いますが、これに関してはそこそこ短めのMCだったのでわたし賛否両論のピ側ではないです。

話の内容がよくわからないのはほぼミリしらだから仕方ないしな〜と思います

バーレの保志さんがめちゃくちゃ歩き回るのにポニテの方がほぼ不動なのそういうキャラなのかな?いいなって感じです。

しかしまあ全体的に本当に目が合わんな。誰もカメラ位置をご存知ない?

袖にはけていくときファンサなし。こういうのは「わざと塩対応してますよ」みたいなキャラが思わせぶりに無視してそれが逆にファンサ!みたいなの以外は虚無感すごいな。全員塩対応

かと思ったら単に暗転みたいな演出もありで、どうした…???

一曲客席の方からみんなが出てくる演出

「おー見覚えある!!いいぞ!」ってなったんですが、いやそのままセンステ行くんかい!!ってなりました。

後ろのファンにご配慮でそのまま一曲歌ったりしてもいいのでは!?!?現場所が変わるだけでは意味が薄いんですよ!!

背景がプロジェクションマッピングの試みはいいけど流すのがスクリーンセーバーみたいで謎なんだけど、衣装が全部ファンタジー系なのでグランドキャニオンか?とか、これテレ朝前?六本木?みたいなやつよりもスクリーンセーバーの方が合っている…という…

せっかくのプロジェクションマッピングなのになぜかアイドルが白いボードから現れてるだけなことがわかるカメラワークになったりする。なんで?

あとどこかでジャンプして光の中に消えるのかな!?と思いきやふつうにそこにいる。なんで?その演出は流石にアレすぎる。(オブラート

それにしてもキャラ名前がわからないな〜と思っていたら途中に突然コールドスリープだかドールなのかよくわからん個人映像がはさまる。

しか名前読ませる気ないだろ!数人どこに書いてあるかわからんかったぞ!!!

衣装は全部かわいいのですが、どれもテイストがほぼ同じため、着替えてんだか着替えてないんだかわからなくなってくる。

そして繰り返しになりますが黒い衣装で黒背景、白い衣装で白背景みたいなことをするので演出してる人ちゃんとチェックしてるんかな…となります

まあ全体的に地味。

ジャニーズとかのリアルライブは空も飛ぶし炎も上がるし水も出るので…。

友達は「ミュって感じ…しか仕事で大楽入れなくて円盤見てる虚無を思い出した」と言っていました。なんとなくわかる。

Incomplete rulerの曲よかったです。

その後赤い子(りくくん?)がIDOLiSH7が現れたことに驚いてるんだけどDAY1もそうだったらしく、そういう演技?(どういう演出?)だったのかな…?目指しているらしいリアル感との狭間でよくわからなくなる。

どのタイミングか忘れたけれども「ファンサしよー!みんなで!ファンサ対決!」って言い出したのにもびっくりしました。

カメラが横に舐めるように動いて全員分抜くのかと思いきやまさかの背景16?分割。

エッ!!!!それができるなら早くしてあげなよ後方席ずっと虚無だったじゃん!!!

というかそうしないと見えないってわかってて今まで謎スクリーンセーバーうつしてたんですか!?!?

ファンサというよりカメラ前でポーズそれぞれとってるだけ。

ファンサ…とは…哲学…。

ここまでLiveしてるのに「ファンサービスを改めてする場がなければファンサが足りてない」とアイドル自身が思ってるなんてこと、ある…??

ファンサに関しては「我々はマネージャーから」っていうのも見かけましたが、マネージャーなら舞台から見てなきゃおかしいし、なんならゲネプロ練習風景、そういう裏側が見たくないですか?突然マネージャーなので今までの試行錯誤とか一切見れてないけど完成形を裏方としてチェック!したいですか??

私はアイドルLiveにいったらたくさんファンサ浴びたいよ…。

あと歓声が弱い…会場のみんな盛り上がってないのかな?ファン3Dですげえ!ってなったしよく見ると服装まで違う!すごい!そこにこだわるのはなんで!?!?あとペンラを頭の上に掲げるんじゃねえそんなことしたら俺とお前の戦争だ。

まあ歓声は声出し応援上映ありきなのかな〜とおもいつつ、コーレスできるようなところもない。紹介シーンないかオタクのみんなで一斉に名前も呼べないし…。

そして最後Tシャツアンコール

今まで首もとハイネックとかだったせいで違和感なかったのですが、3Dモデル首が細長すぎておかしくないですか!?怖い折れる!!脚もちょっと膝下が私の好みからすると細すぎるなあ、というのは気になってたんですけど首は本当に怖いなあ、ってなりました。

あと全体的に白い!銀髪何人いる!?カメラが引けば引くほど見分けがつかないよ…。何のためのメンバーカラー!?リストバンドだけで見分けろは視力検査なんよ。

そしてアンコールセンステまで来ないんだ…なんでメインステばっかり…。人権ない席が多すぎるなあ…。スタンド席最前とかは結構良席イメージなんですが、このライブアリーナ前方以外に絶対入りたくない。

色々書きましたが「見に行ったのは時間無駄だったな」とかに全然ならないです。

曲もいいし踊るので初回は楽しかったな〜もやもやしたけど。くらいです。言語化するとこうなってしまいましたが。

不完全燃焼…にはなるかな!と思いました!

2023-04-25

デレマスの全員声つけろという主張を聞いたら多分サービス終了になる

アイドルマスターシンデレラガールズというソーシャルゲームがある。

ソシャゲ作品としてはかなり長寿な方で今年で誕生から12年になる。

古いソシャゲらしく、なんと今どきフルボイスではない。

モブから声が無いんだろうって?そうじゃない、ヒロインの一人とされている。

でもボイス実装は無い。

からこそ、全員にボイス実装しろ、という声が常に出ている。

しかし、多分いますぐにボイス実装をしたら多分、デレマスは早晩サービス終了することになるだろう。

なぜボイスが必要なのか

なぜボイス実装が難しいのか

これを説明するためには、デレマスの辿ってきた歴史の話をしなければならない。

素人文なので読みにくいだろうが、興味があるやつは、適当に読んでくれ。

また、細かな間違いは多分あるだろうが

大筋の話として捉えてもらえるとありがたい。

シンデレラガールズサービス開始して11年半となる。

まあ、最初ブラウザゲームは今年の3月サービス終了してしまったのだが。

それでも大往生だ。

そして、デレステという歌って踊るゲームは開始から7年以上経つが健在である

アイドルマスターは知っているだろうか?

ざっくり言えば、アーケードアイドル育成ゲームから発展した作品

ゲームアニメで遊ぶ際はもちろん喋って歌うし、リアルライブでは声優が歌って踊る。

それのソシャゲ版としてスタートしたのがシンデレラガールズってやつだ。

ちなみにコロナ前にはナゴヤドーム大阪ドームを満員にする程度に集客力があった。

アイマス系の中では一番ファンが多分多い作品である

このシンデレラガールズ、なんとサービス開始当初から100人以上のアイドル実装した。

アイマスは1アイドル声優1人が基本なので(※例外はある)当然、そんな人数は一気に声をつけられない。

バンナムとしてはソシャゲってやつが流行りそうなので

ちょっと作ってみることになったが売れるかわかんないし

下手したら早期サービス終了もありえたので、声なんて用意しなかったらしい。

開発もサイゲームス外注だ。

短期間で生み出された大量のアイドルたち。

一人ひとりに細かい設定も丁寧なストーリーもなかった。

ところがこいつはソシャゲブームの波に乗っかって予想外に成功した。

こいつは予想外に儲かる、ということで運営はボイス、楽曲実装に舵を切る。

さらデレマス実験的な試みを行った。

それが、シンデレラガール総選挙という投票で競うイベントで、だいたい年に1度開催されている。

おそらくお手本にしたであろうAKBのやつと同じで、アイドルを推すオタクたちが札束で殴り合うイベントである

上位に入れば歌を歌う、という特典も第2回から追加された。

シンデレラガールズ通称デレマス競争原理追い風にどんどん拡大した。

ファーストライブで早くもアニメ化が発表され

2015年にはアニメ放送が開始する。

この頃は基本的に、選挙で上位人気を取った実績があると

歌を歌えるくらい高位ではなくとも、唐突CDリリースされるなどで

ボイスがつくチャンスがあった。

また、アニメを機にアニメ内で突然喋りだす、いわゆるサプライズボイスが多く出たのもこの頃だ。

総選挙では運営積極的

未ボイスの有力アイドルガチャ実装し得票の後押しをすることもあった。

ビジネスとしては

アニメからアプリリズムゲームデレステリリースという流れは大成功した。

デレステセルランは大体トップ10位内、絶頂期といっていい。

しかデレステが出て、ボイス有りと無しの差は更に拡大した。

なにせ、デレステイベントのメインメンバーになるには、歌うための声が必要なのだ

もちろん、声がなければライブだって出られない。出る声優がいない。

この頃、ボイスのあるアイドルは全アイドルが180人以上いる中で60人超くらいだろうか。

総選挙は一層、声をつけるために激しい戦いが行われ、必死の争いが毎年行われた。

本来人気投票と、ボイス争奪戦が同じ投票で争われた。

久保乃々も、藤原肇も、佐藤心も、総選挙で勝って声を手に入れたアイドルだ。

さて、ソシャゲというのは基本的に続けば続くほど

売上はだんだんと落ちていくものであるデレステも以前ほどの人気は得られなくなっていた。

そんな折、運営さらに7人の新規アイドルを追加する。

うち、4人だけは最初からボイスがある、というアンバランス状態で。

新しい展開は活力にもなりうる。

しかしこの判断は、まあもう荒れに荒れた。

そりゃ、これまで何万、人によっては百万以上の単位課金して、応援するアイドルへのボイスを目指してきたわけだ。

しか自分たちアイドルには全く見向きもされなかったのだから、荒れるのも無理もなかろう。

まあ、そんな感じで結構な間荒れていたのだが

それでもなおデレマスは続いていき追加組もそれなりの人気が出た。

ボイスがなかった3人も結局、総選挙、あるいはボイスオーディションというボイス争奪戦勝利して

声を得るに至ったのである

ビジネスのほうは……まあ何をやったって、ソシャゲ市場のものが以前のレベルに戻る状態ではなくなっていた。

なので、この判断が良かったのか悪かったのか、というのは結局のところわからない。

何にせよ、今もまだサービスは続いている。

モバイルゲーム版のほうは流石にゲーム自体が古くなったこともあってサービスを終了した。


さて、デレマス歴史説明したことで、ようやく

「ボイスを全員につけることができるのか」という話を書ける。


好きになったアイドルが人気があるかないか

曲を歌うこともアニメに出ることも全く不可能で、イベントミニシナリオ的なものしか出られないというのは

展開の上でかなりハンディだ。

から公平性でいえば全アイドルにボイスがついていたほうがいいという話になる。

ただ、実際問題はそう簡単ではないのだ。

まず、それだけの声優を探さなければならない。

アイドル1人には1人の声優必要だ。それが今のアイマスポリシーだし、ライブ等の都合もあるだろう。

ざっと100人女性声優必要だ。

さらもっと大きな問題として

声がついたとして出番がもらえるのかだ。

1曲で歌う人数は多くて15人くらい。通常は5人で、デュオ曲、ソロ曲などもある。

常に15人で大合唱では、アイドル一人ひとりの魅力を取り上げて、顧客満足と売上につなげることは難しいだろう。

190人全員を順番に歌わせるとしたら、多分年に1回すら出番は来ない。

今の段階だって年1の出番なんて無いアイドルはたくさんいるのだ。

もちろん、ライブにも呼べない。190人を呼んでギャラ支払ってペイするライブなんて存在しない。

呼べる人数に限りが出てくるし、順番に呼ぶとしたら、やはり長い期間目当てのアイドルライブに来るまで待つことになる。

もちろん、カード実装も同じことになるだろう。

それで、残酷なことを言ってしまうと、デレマスも上位人気と中位人気、中位人気と下位人気には結構な差がある。

まり人気の無い子の出番が続けばそれだけ人は減る。

だって担当イベント以外は遊ばない、ガチャも回さないという人も少なくないのだ。

人気下位はかけたコストを回収できない可能性がある。

まり、今すぐに190人声をつけると

目当てのイベントは待たされ、曲もなかなか出ず(すでに中々出ない)、カード実装は遅く(すでに遅い)、ライブも滅多に来ない(元々滅多に来ない人もいる)

という状況が悪化する。

少なくとも待ち時間が今の2倍になる。待てるか?俺は待てん。

人気が出た子だけ声をつける。それも、すこしずつ。

今の厳しい選挙を勝ち抜くということは、それだけの支持はあるということだ。

支持した人は、たぶんそのアイドルに多少なりとも金を使ってくれるであろう、という運営側の計算なわけだ。

ボイスが新規につけば、一時的にでも注目は集まる。そうすればそれが収益につながってくれるだろう、という期待もあるわけだ。

ちなみにここの計算が狂うと、アイドルにボイスを実装するほど赤字が膨らんでデレマス死ぬ

190人に声をつけろという理想論

それを支えるほどの財力は俺にはない。

デレマス人口を増やしてそれを支えられるようにするだけの、布教するパワーもない。

から、勝ち抜いて

「たぶん、ローテが遅くなるとか、コストがかかるとか、そういうのを考えてもプラスになるくらい

ファンがまあまあいるな」

状態になったアイドルにだけ、声をつけるしかない、そういう話だと思っている。

2023-02-01

シャニマスはなぜvtuberコラボするのか

シャニマスアイドルマスターシャイニーカラーズというアイドルゲーム現在自分たちキャラクターソロ曲を有名vtuberたちに歌唱させ、歌ってみた動画をアップするキャンペーンを行っている。

ソロ曲MVが公開されたキャンペーンの一環としてなのだがこれに対し様々な反応があった。

もちろん好意的意見も見受けられるがそれはvtuberファンから意見が多く見受けられ、既存ファンから否定的意見をやや多く見受ける印象がある。(主観)

その意見には元々vtuberが嫌いだったからそんなところに金を使うな、だとかそれが新規参入入口になると思ってるのか、などあるがこれらを見るにシャニマスファン層とvtuberファン層は違う層であるという印象を受けた。

ここからは完全な自論だが何故この様な層の違いがあるのか、そして何故公式vtuber案件を出したのか、考察していく。

1.vtuberファン

先ず、vtuberファン層はコロナ禍やz世代の影響によって気軽に、なんとなくフワッとした感情で娯楽を楽しむという性質があると考える。(以下、フワンテ呼称)

フワンテは気ままに様々なコンテンツを移ろい、楽しむ事に労力を使わない動画配信、切り抜き、ショート動画などがメインコンテンツvtuber、或いはゲームストリーマーを楽しみの主とする傾向がある。昨今のポケモンカードワンピースカード流行にも通ずる傾向があるだろう。(買うだけで当たりかハズレで楽しめるクジ的な感覚)

そこに何かを考える必要は無く、気軽に視聴しコメントを送る。気が変われば違う配信を見に行くなど緩く楽しむ層がフワンテであり、その実、今のオタク層の多数を占めていると考えた。

2.シャニマス運営意図

シャニマス運営現在オタク層を理解しており、数年前から様々な施策を行なってきた。vtuberYouTuber、ストリーマー、果てには芸人などによるプレイ案件インフルエンサーによるシャニマスの魅力を語る座談会ブログ記事など様々なフワンテを引き込むような施策過去にはあった。

しかし、多少ユーザーの牽引には成功したがそこまで効果が出ている実感は無くイマイチ伸び切らない印象を自分は受けた。

今回のコラボもその延長線に有るようなものだが、何故今回は目に見えて否定的意見が増えたのだろうか。

3.シャニマスファン

シャニマスを楽しむファン層はフワンテとは性質を異にしており、一つのコンテンツにどっぷりのめり込み一つ一つの描写イラストにああでもないこうでもないと考察妄想を膨らませる、所謂ガチファンが多いと考える。(以下、ガチゴラスと呼称)

ガチゴラスは楽しむ事への労力を惜しまない。課金にのめり込んだり、膨大な時間ストーリー咀嚼に費やしたり、リアルライブに全国を駆け回ったり、熱心なファンシャニマスを支えていると言っても過言ではないだろう。

ガチゴラスはシャニマスの事をよく理解している。

シャニマス新規お断りゲーム性をしている事を。

シャニマスというゲームフワンテを定着させる力が無い事を。

シャニマスゲームの魅力で新規を定着させる事が出来ない。原因は色々あるがそれ故にゲーム以外の方法フワンテを定着させるしかない。

シャニマス運営もこれまでストーリーの切り抜きを公式でアップしたり、リアル広告を大々的に打ったり、リアルライブ配信に注力したりするなどゲーム以外の方法施策を行ってきた。

そこで初めて明確に効果が出ている実感出来たのが現在行われているソロ曲MV施策だ。

トップバッター再生数は100万を超えており、明確に数字を生み出した。コメントや反応を覗くとフワンテもちらほら見受けられる。

ただそこに来たのがvtuber歌ってみた動画である

vtuberファン層は厚い。

再生数は本家を優に追い越している。

シャニマス宣伝では無くvtuber宣伝として消費されており、シャニマスからvtuber流れるファンの方が多いだろう。

これでは弱者側のシャニマス数字を持つvtuber養分にされていると同義であり、ガチゴラスはそれを快く思わないのだ。

4.終わりに

自分はこの話題については中立という立場で行かせてもらうが、シャニマス運営にはまだ潰れて欲しくはないと考えている。

かと言ってvtuberやストリーマーに案件を出すな、という訳ではない。

ガチゴラスを喜ばせ、フワンテを引き寄せる。

そんな施策運営にはして欲しい。

かと言って何をすれば良いか、となるとこれまた難しい問題であるのが正直なところだ。

ゲーム性の魅力を上げて欲しいのは勿論の事だが、見るのも楽で、シャニマスの魅力を伝えられるMV施策については、そのまま頑張ってもらいたい。

(尚、それが見られるアイテムゲーム内で出し且つ限定ガチャに入れるという恐ろしい事態が起こっているが…)

コンテンツの魅力を引き出し、且つ気軽に触れられて続きを見たいと思わせられるモノ…

アニメ化しかないんじゃないだろうか。

これを見た方も是非考えてみて欲しい。

駄文失礼しました。

追記:ガチゴラス、フワンテ呼称はこの動画から拝借しました。

ポケカ老害オタクたちが「最近ポケカ界隈」を語る!

https://youtu.be/DBpxjdz9UCQ

2023-01-23

[][]やみくもにボイスのために投票するのはやめようぜ

約1年引っ張る新・総選挙イベントの『Stage for Cinderella』(以下SfC)も予選の折り返し地点を迎え、既に今日となった1/23の15時からCグループ投票が始まる。

A・Bグループにて皆さんが票を投じたアイドルはどうだっただろうか。本戦出場が決まっていたり、POにこぎつけていたり、それによって新たにボイスがつくことが決まったりもしているかもしれない。

既にBグループまでの結果にて、2名のボイス付与が決まった。それらには心からおめでとうと言いたい。

 

しかし、やはり併せてこうも言いたくなってしまったのだ。

「やみくもにボイスのために投票するのはやめよう」と。

 

ここで誤解されたくないのは、『「これ以上声を付けるな」ということでは断じて無い』ということだ。

もしこれを読んでくれているあなた担当アイドルにまだ声がなく、今回のSfCで上位に押し上げ声を獲得させてあげたいというのならば、

それは自分応援しているし、以降の文章対象外の人である幸運を祈っている。

 

だが。

もしあなたに既に声がついている担当アイドルが居て、今回ボイスがついていない子に投票しようとしているのであれば

改めてもう一度考えてみて欲しい。

 

------

 

声のある子同士は、ゲームイベント楽曲アニメリアルライブに至るまでの出番を食い合う。

スシロー営業コミュ等一部のゲームイベント等を除いて、ボイスが付与されるということは多くの出番に立つチャンスを得るということだ。

しかしその枠は多くはなく、また偏りがあり、十分に行き渡り循環しているとは言い難い。

それにそもそも偏り等に関係なく、担当アイドル等の自分の(より)好きなキャラクターに多く登板して欲しいものだと思う。

 

新たにボイスを得たアイドルが増えるということは、この枠を取り合うさらに1キャラ分増えるということだ。

想像して欲しい。

 

あなたが入れた票によって声を得たその子が歌う楽曲は、ゲームイベントは、声優さんが出演するライブイベントは。

もしその子にまだ声が付いていなかったら、あなた担当アイドルの枠だったかもしれないのだ。

 

------

 

もちろん1ユーザーとしてコンテンツを考えた時、全てのキャラクター…ましてや「190人のアイドル」と謳うのなら、その190人全員に声がついて欲しいとは自分も思う。また端的に「この子の声や出番が見たいな」と思う子は担当以外にも居る。

しかし、現実問題として出番の枠に限りがあり、また声優さん新規起用はコストであるから

よりコンテンツが賑わい黒字になる目途が立つ子から徐々に出番を増やすことになるのが自然だろう。

 

総選挙イベントであるSfCは人気や流行等を測り、上記の「目途」を考える指針の一つになっているはずだ。

「とりあえずボイス!とにかくボイス!」の一心で多くの人が投票することは、

その指針を短期流行に偏らせ、「目途」を誤らせることにならないだろうか。

 

あなたは、今回声をつけるべく票を投じた子たちの楽曲CDライブイベント可能な限り買おうと思っているだろうか?

 

------

 

以上が言いたい2点である

重ねて言うが、「これ以上声をつけるな」という話ではない。だがその速度感は出番の枠の拡充に合わせたテンポにすべきであろう。

今年はU149のアニメという出番の枠がプラスされてはいるが、個人的には今までのボイスオーディションくらい(年3人)が丁度良かったのではないかと考えている。

コンテンツの存続や本当に求められた子の出番のためにも、「"やみくもに"ボイスのために投票するのはやめよう」と言った次第だ。

 

これを読んでくれた皆さん及び自分の好きな子担当アイドルの出番が増え、

デレマスというコンテンツが永く続き、拡大できますように。

2022-11-10

ウマ娘サイゲ声優M1優勝芸人みたいな重労働させて使い潰してるな

ゲーム新曲歌わせて、ゲームイベント新録して

休日は何かしらのリアルイベントゲストやって

ぱかライブTVで失敗できない生放送段取り覚えて、ひな壇芸人やらせれて、面白いこと言わにゃいけなくて

リアルライブの歌やダンス練習しなきゃいけない上に

アニメソシャゲの収録やイベントもあるんだろ?

そりゃ高野麻里佳じゃなくても適応障害にもなるわ。

2022-10-03

最近VTuberの『ミリシタ』配信を見て思うこと

はじめに ~ミリシタ配信者が増えて嬉しいねって話~

延々とモヤモヤした状態が続いており、何とか言語化をして心を落ち着けるために筆を執った。

これを目にして気を悪くする人も多いと思うが、共感してくれる人も少なくないはずであるオタク戯言インターネットの海に投げ放つことを許してほしい。

2~3ヶ月ほど前からYouTubeにて主に個人勢のバーチャルライバー(以下Vと略)による『ミリシタ』のゲーム実況配信が急激に増加した。

ブーム火付け役となったのは、ミリシタ運営側が5周年に合わせ宣伝活動の一環として打診した、いわゆる『案件配信』を受けて下さった大手V事務所のライバー達であろう。多くのVファン達がミリシタの存在を知ると共に、ミリP側も「画面の中のかわいい女の子が、我々と同じようにアイドル達を愛でている」という光景に微笑ましさを感じ、「ミリシタの実況配信って面白いんだ」と思い知らされたはずである

しかし、彼女達が『ミリシタ』をプレイしてくれたのはあくまバンダイナムコ案件を投げたからで、完全なる『お仕事』なのであるそもそもリズムゲーム配信というのは楽曲著作権に引っかかり、発生する広告収益が全て音楽レーベル(ミリシタであればLantisコロムビア)に持っていかれてしまうため、職業Vが案件なしに実況を行うことにはディスアドしかない。この案件きっかけで「もっとVのミリシタ配信が見たい!」と思ったP達は、そのあまり供給の少なさから路頭に迷った事だろう。

しかし、ここで発生した需要に応えてくれたのが趣味配信活動を行っている個人Vである。多くは5周年から新規勢・復帰勢で、何故ミリシタ配信を始めたのか、これまでのアイマス遍歴などはそれぞれ異なるものの、皆一様にMVダンスクオリティに驚いたりトンチキなコミュツッコミを入れたりしながら楽しそうにプレイしてくれている。

そして、砂漠に現れたオアシスには、当然飢え渇いた民が雪崩の如く押し寄せる。それまで同時接続数1ケタほどで地道に活動を続けていたとある方は、ミリシタを配信した瞬間に突如現れた大量の視聴者爆速流れるコメントに驚く様子なども見せてくれた。「ミリシタをやればたくさんの人が見に来る」と感じたからなのか、ほとんどの方がそのまま継続してプレイして下さり、またその様子を見た他のVも同様にミリシタ配信を初め、そこにも巡回勢のミリPが押し寄せて……という好循環が生まれ、今ではVのミリシタ配信同士がバッティングし二窓or片方アーカイブ視聴という事態も珍しくなくなってきた。世はまさに大ミリシタ実況配信時代と言えるだろう。

本題

しかし、ブームが始まる前から細々とミリシタを配信してくれていた個人を追い続け、前述したVの配信も片っ端から見ている人間として、最近の盛り上がりの中でどうしても許せないと感じることが一つだけある。それは

コメント欄のオタク共がキツ過ぎる

ということである

キツい。いやーキツい。本当にキツい。Vの方の反応を眺めるのは楽しいのにコメント欄のせいで見る気が失せて途中でそっ閉じしてしまミリシタ配信のなんと多い事か。

ミリオンライブに限らずアイマス全体に言えることだが、Pという生き物は所謂「教えたがり」の連中が多い。それ自体別に悪い事ではないと思うのだが、「知って欲しい」という感情暴走してミリシタ始めたての新人であるVの方に対して与える情報としては明らかに不適切と感じるコメントを書き連ねる人間がどの配信に行っても散見されて正直不快である

では「具体的にどのようなコメントがキツいのか」という話だが、これは大きく3つに分けられる。

(1)間接ネタバレコメント

ミリシタ配信に限らず多くの視聴者が集まる配信でよく見られる、ネタバレダメだと頭では分かっていても書きたくなってしまいがちなやつである

コミュが始まる前に「次のコミュヤバいので涙腺注意」と言ってみたり、花ざかりWeekendのラスサビやオペラセリア求婚シーンなどの直前で「さあ来るぞ」と言ってみたり……本人はネタバレのつもりで書いているわけではないだろうが、何も知らないV側からすると「あ、この先なんかあるんだな」と分かってしまうことになるため、リアクションの新鮮味が薄れる。初見感想を吸いに来ている他のPからしても興醒めな事この上ない。何かすごい事が待っているのを知っていても黙って見守るのが筋というものである

(2)誤った情報を伝えるコメント

キャラクターの年齢や身長などの設定からゲームの細かい仕様に至るまで、とにかく知ったかぶり適当言う奴が多い。知らない事・間違って覚えている事自体が悪いとは思わないが、人に伝えるのは自信を持って確実だと言える情報だけにした方が無難である。その誤ったコメントと、それを訂正する他のP達のコメントバトルのせいで「へぇ~○○なんだ!え、違う?本当は××なんだ…そうなんだ…」ってなった時の空気の悪さや配信テンポの損ない方は尋常ではない。頼むからちゃんと調べた上でコメント打ってくれ。

(3)声優の話しかしないコメント

あえて最後の項目に回したが、これが一番多いし一番腹立つ。

「○○の中の人の△△さんは……」「この曲はこの間のリアルライブで□□さんが……」などなど。お前が声優さん好きなのは分かる。俺も好きだ。しかし、Vの方が今やっているのは『ミリシタ』というゲームの実況プレイである。そこにいるのはキャラクターで、声優さんが画面に出ているわけではない。ミリシタを始めたばかりの新人からすれば、アイドル達と対話をしている最中に突然顔も見た事がない3次元人間情報を伝えられてもポカンとする他ないだろう。

こうしたコメントを見るたび、お前は声優さんしかきじゃないんか?キャラクターゲームへの愛はないんか?その程度の熱量なんだったら今こうして真摯アイドルと向き合ってくれてるVの方の足下にも及ばんぞ。という怒りで視聴している機器破壊しそうになる。もっとミリシタを愛せよ声豚。それが出来ないならコメントするな。

最後に ~こういうコメ無くなるといいよねって話~

語気が強くなってしまったが、それだけ耐えかねているという事だと理解して頂きたい。折角の楽しい配信がお前等のせいで台無しになっている。

嫌なら自衛すればいいのでは?と思う方もいるだろうが、書く奴を逐一ブロックしたりコメント欄を閉じたりしても、多くのVさんは画面にコメントを出しているのでどうしても目に入ってしまう。剰え、普段コメントがそれほど多くなく捌き慣れていなさそうな方は(コメントをくれること自体が嬉しいからなのか)そうしたカスみたいなコメントを一つ一つ丁寧に拾ってしまったりもする。こうなると最早コメントを避けて配信だけを見る事は不可能である。本当に悔しい。

匿名投稿する卑怯な手を使っておいて恐縮だが、これを読んで共感してもらえる方には是非この記事拡散して頂きたい。馬鹿そもそもこの手の記事を読まないと思うのですぐに浄化されるなどとは思っていないが、この一オタク吐露きっかけに質の悪いコメントを書く人間が一人でも減って私の好きな配信が見やすくなってくれれば本望である

2022-04-26

anond:20220425164622

これはゲーム作品リアルライブ中の演出であり、故に筆跡はキャラクター性の表現目的とし可読性が十分にある範囲選択される

という前提が読み手にあるかで受け取り方の変わる部分がちょくちょくないか

2022-03-25

「ホッテントった」は、今後の使用を控えたい

ホッテントット、耳にしたことはあったが差別語だとは知らなかった。

日テレ『午前0時の森』、不適切発言謝罪も再炎上?「問題点分かってない」の指摘、関ジャニ村上ファンが怒り | リアルライブ

npn.co.jp/article/detail/200020327

「ケツがこんなに大きい女の子~もう、ホッテントット。こんなケツ」と発言

アフリカ民族コイ人を指す「ホッテントット」という言葉は、侮蔑的名称だとして現在は使われておらず、問題視

kotobank.jp/word/%E3%82%B3%E3%82%A4%E3%82%B5%E3%83%B3-493580

かつてはサン人を「ブッシュマン」、コイ人を「ホッテントット」というように、それぞれの俗称でよんでいたが、近年少数民族権利保護立場から俗称は用いられなくなりつつ

あり、

コイ人が自称する「コイコイン」(人間のなかの人間)、彼らがサン人に対してよぶ「サン・クァ」(サンの人々)のそれぞれの第1音節を組み合わせた名称

の「コイサン」を用いる、と。


○「ホットエントリー」は全く問題ないだろう

○「ホッテントリー」もまあ大丈夫だろう

○「ホテントリ」は遠ざかってるからOK

×「ホッテントった」は今後の使用を控えたい

×「ホッテントる」もやめておきたい

「偶然、音が似通っただけ」「侮蔑する意図はない」と言ったところで、知った以上あえて使う必要もないだろう。




ウィキペの「コイコイ人」の項を読んでたら「ナマ語の吸着音」とあり、気になってざっとググる

吸着音は南部アフリカ諸言語一般的に現れる。吸着音がもっとも頻繁に出現するのはいわゆるコイサン語族に属するター語(コン語)、ナマ語など~コイサン語族ほど頻繁ではないが、バンツー語に属するズールー語、コサ語などにも吸着音は出現する

ja.wikipedia.org/wiki/%E5%90%B8%E7%9D%80%E9%9F%B3

はてブでもニコ動ホテントリしてる。

[B! 言語] 世界でも珍しい発音を持つ「コイサン語族」

b.hatena.ne.jp/entry/s/www.nicovideo.jp/watch/sm6946884

ネイティブによる吸着音(クリック音)のレッスン動画

The Three Xhosa Clicks taught easy! - YouTube

youtu.be/YlocO29uud4

何となく発音が分かった気分になったが。

南アフリカ歌手が歌う動画を見ると、

Siki Jo-An – ‘The Click Song' | Blind Audition | The Voice SA: Season 3 | M-Net - YouTube

youtu.be/W319s4Tvp9Y

普通に声を出して歌うと同時にボイスパーカッション入るみたいな感じ。真似できる気がしない。

日本語表記だとシキ・ジョ-アンさん?2019年当時で25歳。南アフリカのKwazakhele出身

日本語での記事が見当たらない。一番乗りだ。

2022-01-07

anond:20220107195809

あーなるほどアバターリアルライブやるのはVっぽい感じする

いや実のところ何がVっぽさを担保してるのかいまだわかんないけど

2021-11-22

Vtuber声優起用から考えるVtuberアニメ関係未来

現在アニメの一つの主流となっている声優に歌わせ踊らせるアイドル作品だが、コロナ流行下においてもリアルライブを行えるほど体力の残っている作品はごく少数であり、コロナ禍が長引けば長引くほどこの形式さらにどん詰まりに近くなる。

では次に来るのは何か?Vtuber声優である

ここ1年でVtuberアニメゲーム声優として起用される例が増えている。

しか現在はまだ脇役としての起用が基本であり、メインキャストに添えた例は今のところ邪神ちゃんしか知らない(しかオーディション込みで、Vの起用は結果であって前提ではない)。

だが、数年後はどうだろう。有観客ライブですら人数制限が続き、時世次第では興行不可能とまでなる声優アイドルより、ネット上でライブ配信ができるVtuberアイドルとする方向に移行していく可能性は高いように思える。

今後3年以内に「メインキャストが全員大手所属Vtuberテレビアニメ作品」が出現するのは間違いない。

おそらくツイッター燃え、5chとニコニコネガ記事にあふれ、ふたばではスレを立てただけで荒らし認定されるような作品になると思うが、少なくとも序盤は多くの人間の支持を得る(これが持続するかどうかは脚本次第)だろう。

一度そのような作品が現れれば、あとは雨後の竹の子である。気づいたときには、声優に求められるものは歌やダンスからAPEXの腕へと変わっている。

万能なように思えるVtuber声優起用だが、現在でもゴリ押しだと批判する声も少なくはない。その問題は、V声優一般化してこそ根強く実体化する。

メインキャストが全員Vtuber作品黎明期こそオリジナルを中心として慎重に制作されるだろうが、いずれ中身のVありきで原作つき作品を改変する「ジャニーズドラマアニメ化」が出現するはずだ。

初めから売れなさそうなアニメであっても、人気Vtuber出演という箔がつけば視聴者が集まると安易な考えに至るアニメプロデューサーは少なくはないと思われる。

さらに現状の案件配信ソシャゲのVコラボを見ればわかるが、必ずしもリスナー側が作品に興味を持つとは限らないという点も重要である

ネット現実温度差は今後さらに増し、「アニメ化したのに話題になるのは主演のVばかりで原作はちっとも盛り上がらない」という例が増加すると考えられる。

Vtuber声優進化版となるか、二次元ジャニーズAKBとなるか、その未来はまだわからない。

少なくとも、アニメという媒体オタクという人種にとって有意義ものであってもらいたい。

2021-09-29

ミリシタのアイドルたちって、実は魅力無い?

アイマスをしない友達との会話で、アイドルマスターミリオンライブ!プレイしていることを話したり、好きなキャラクターについて語ったときに、

「え? ミリオンってぱっとしない方のやつだっけ?」

シャニマスの子ならやってなくてもなんとなく知ってるけどミリオンは君の話からしか知らないなぁ」

みたいな反応をされることはありませんか?

もしくは

複数人での会話の際にシンデレラガールズシャイニーカラーズの話題は出るけれど、ミリオンライブ話題が出ることはない

だとか。

環境にもよるでしょうが、私の場合結構頻繁に体験します。

(私の周囲はアイマス好きの多い環境ではないのもあると思いますが…)

ミリオンアイドルたちが好きでプレイしている身としては、よく苦々しさを感じているところです。

「なぜこんなにも魅力的な子たちなのに広まらないんだろう? 認知されないんだろう?」

ミリシタアプリ内でアンケートをやっているいうことで、ミリオンに盛り上がって欲しいという気持ちから知恵がないながらも頑張って考えてみました。



そこで考えた一つの仮説が

ミリオンアイドルたちって、実は魅力が無いんじゃないか?」

というものです。

「何を馬鹿なことを」

アイドルに魅力がない?そんなわけない。魅力的に決まってる」

「Loadingが長くてもミリシタを遊んでるのはアイドルに魅力があるからだ!」

ミリオンアイドルたちが好きな方であれば「魅力がない」なんて戯言しか無い阿呆駄文

もしくは「さてはアンチだなオメー」と感じるでしょう。

私自身としては長年

「魅力はあるんだけど見た目がキャッチーな子が少ないから、すぐにはわからないのかも。触れてもらえればハマる人ならハマるよ~」

と思っていたのですが、ここ数年ファンの間でのミリシタの盛り上がりが低調なことや、ミリシタを辞めてウマ娘シャニマスVtuberに移って行った人たちを見たり、それらがミリオンと違って大きな盛り上がりを見せている事から



ミリオンアイドルの魅力に関して

「ある場所にはあるかもしれないけれど、無い場所にはない」

と考えるようになりました。



ではどこにあって、どこに無いのか。

それは



プレイしているユーザーの心の中』には魅力があり

ミリシタのゲーム内』には魅力が無い

です。



「いや、ゲーム内にあるだろ」

ゲーム内で可愛いから愛でてるんだわ」

ミリシタはようやっとる」

もちろんそういう意見は当然あるでしょう。



私が無いと感じているのは

「”ユ~ザー間で共有できる共通した” アイドルの魅力」

です。



ミリオン好きな人たちは

ミリオンアイドルスルメ。どんどん良さがわかっていく。沼だぞ!」

という考えの方も多いと思います

ここが実は肝です。

この噛めば噛むほど味が出るスルメみたいな魅力、何をもってそのような認識に至るのか。

ゲーム本編だとか、ミリラジだとか、声優さんライブだとか、公式漫画だとか、はたまた二次創作だとか。

そういったものを「断片的」に拾い集めて、ユーザー独自に考え咀嚼して、そして構築してミリオンアイドルたちに魅力を感じているのではないでしょうか?

ミリシタはゲーム本編を通じて、人物の魅力の表現は非常に薄味です。

要因は様々あるとは思いますが、ひとつライターによってキャラクターに対する理解が異なるため、内面に深く込み入った話作りは難しかったりもあるのでしょう。

ユーザーアイドルの断片的な情報収集し、自分の心にキャラクター像を作り上げ、悪く言えば独りよがりで身勝手解釈をして、それを魅力として昇華している事が多いのだと思っています

SNS等でミリオンキャラクターに関する話題が上がることは多くありませんが、それもここにあるのではないでしょうか?

各々の心の中に抱いている魅力はそれぞれ異なっていて、それを表面に出した場合理解されることもあるでしょう。

しかし異なった解釈で言い争いもしくは嫌な気持ちを抱く可能性もある。

から魅力についてSNSでおおっぴらに語りづらい。

なにせ一次ソースが無いですから

ゲームのどこどこをやれば理解る!」

というものがない。

これはミリシタ未プレイの人がミリオンキャラに魅力を感じにくいと捉えてしまう事にも通じるかと思います



勝手に抱く都合のいい魅力の例として一つ。

志保自分の持っているネコぬいぐるみ名前について」

志保は所有している黒猫ぬいぐるみを「ネコさん」と呼んでいます

名前の付け方がドストレートというか、そのまんまというか。

この「ネコさん」が「キティちゃん」のようなキャラクターグッズであったとか、居なくなった父親が当時付けてくれた名前だった(志保ネコさんはカード台詞から父親がまだ居た頃から所有してる事が判明しています)とかならその名前で呼んでいても当然かなとも思いますが、今の所描写がないのでわかりません。

前提として、子供自分の所有物に名前をつけるという行為は、「自分だけのもの」「特別存在」などといった心理が働きます

特に固有名詞のない愛玩物ならなおさらです。

そんな中で志保自分ぬいぐるみを「ネコさん」という非常にパブリック名前で呼んでいます

「もしかたらこの子って割と大変な生活を送ってきたこから、どんなものであれ自分にとっての所有物であるという意識希薄な子なのではないか

という解釈をし、であれば彼女がより14歳らしく、楽しく過ごせるようにサポートできれば、支えたいと思わせる魅力があると私は感じました。

けれど公式からはそのような提示北沢志保というキャラクターが世の中に公開されてから8年経ちますが、一切ありません。

これは私が彼女に「勝手自分にとって都合の良い解釈をした魅力を押し付けている」だけなのです。

しかしたらそういう側面があるのかもしれないけれど、いや全くそんな事は無いのかもしれない。

断片的な情報を膨らませて、違うクラスの子片思いをしているような状況です。

こじらせてしまった場合、触れる月日を重ねるほどその想いは膨らむでしょう。

反面他の人には益々理解される事のない勝手解釈になっていきます



ミリオンの子は見た目は地味めではあるけど、読み込めば深い』

というのもユーザー勝手に深く穴掘りしているが故で、

ただ漠然ゲームプレイしたならば、そこに描写はなく、深いと思ったりしないのではないでしょうか。

から新規へのフックが弱い。

アイマスにも声優さんにも興味を持っていないけどミリシタから始めてみました」

っていう私の周りの友人の多くは、今はもうミリオンの子たちの話題をすることすらありません(シャニマスのほうはゲーム性で辞めたという発言をしつつもキャラは追っているっていう友人は多いです)。

また、深く考えている人同士であっても解釈違い等で喧嘩するのが怖くて魅力を共有できない、変に絡まれるのが怖くて共有できない。

これもSNSで盛り上がる社会において地味にキツいです。

良いと思ったものを共有したくてもできないのはストレスです。



ミリオン好きな人キャラクターの魅力について語るより、声優さん話題で盛り上がることが多いと揶揄されがちですが、これは必然ではないでしょうか。

リアルライブ声優さん努力したことパフォーマンス、話したことはそのまま視聴者の目に耳に心に入り、その一次ソースを元に感想を言い合えるのですから

どこに1次ソースがあるのかわからないキャラクターの魅力について語るより、確実に共感、共有できます。語り合えます

ミリオンキャラクターの魅力という点で思い返せば、かつてゲッサンコミカライズが連載されていた頃はよく盛り上がっていた印象があります

アイルファンの方も多いと思いますが、これはコミカライズ一次資料として、キャラクターの魅力を伝える媒体として優秀だったからでしょう(出番だとかこれが中学2年生の会話か?とか賛否あるとも思いますが)。



グリーの頃のミリオンライブもやっぱりキャラクターの魅力を伝える媒体としては乏しく、アイドルについてユーザーに開示されていない情報性格も多く、ゲームアイドルについてガッツリ語り合える内容ではありませんでした。

そんな中、全編門司先生解釈で進み、スポットを当てる人物を絞ることで密度を上げてキャラクターの魅力を描いたコミカライズは皆で感想や魅力を言い合える作品になったのだろうと思っています




とりとめなく書いてしまいましたが、まとめとして……。

私の抱いている

ミリオンアイドルの“みんなで共有できる魅力”はゲーム内に無いのでは?」

という前提の場合をもとにした場合ミリオンアイドルの魅力の表現は今のままの展開で良いのか否かですが、

今いるユーザーが現状に満足でミリオンを楽しむのであれば、そのままで良いのだと思います

ただし、語り合いたいなぁとか、新しい人たちに好きになってほしいなぁもどかしいなぁと感じているならばその想いは解決することは無い、つまり今の展開では良くないのだと思っています

しかしこの解決ユーザーにできることではなくて、基本的公式のみが可能な事です。

一次創作さえも覆すようなインパクトのある二次創作等が生まれれば別なのかもしれませんが)

そんな中、今ミリシタ公式アンケート内において、実装するかはともかくとしても新モードアイデアとして「深堀り」や「シナリオ」に言及しています

ミリオンの子たちの魅力を語り合いたい、外部にも知ってもらいたいなぁと思っている私としてはそこに希望を持ってしまます

既にグリマスから8年、ミリシタから場合4年続いているコンテンツですので、深堀りするにあたって公式からまったく新しいキャラクター像が生み出されたならば、ユーザー側に拒否反応だって起きてしまうことがあるかもしれません。

しかしそれでも、魅力の共有や新規の人に対するフックの提示として、ミリオンライブアイドルたちがこれからも輝くためにミリシタの公式現状維持ではなく前に進んでいってほしいと思っています

そしてミリオンライブもっと多くの人にオススメできるコンテンツになってくれたらと願っています



非常にまとまりの無く読みづらい駄文であったと思いますが、ここまで読んでいただきありがとうございました。

それは違うよ。ここはこうだよ。お前間違ってるよ。という考えの方もいらっしゃると思います

ミリシタを遊んでいるユーザーのイチ意見として捉えていただければ幸いです。

2021-07-21

ウマ娘ライブって必要

ライブから曲を知って声優を好きになってリアルライブに行ったり円盤買ったり

そういう流れってできてるのかな?

アイマスよりその形は弱い気がする

2021-05-20

ライブでのタオル振りはハウスダストアレルギにとっては死活問題

私はハウスダストアレルギーを持っている。

幸い軽度のもので、日常生活であれば問題ない。

布団を叩いたり、マスクをせずに大掃除なんかをすると発作が出る。

ここ1年は発作が一度も出ることが無かった。

なぜかというとライブほとんど中止になったからだ。

私はアイドルバンドが大好きでライブにも行くことがある。

ただそこで問題があるのは所謂タオル曲」という、サビや間奏のタイミング各自タオルを振り回して盛り上がるやつだ。

演者も観客も一緒に盛り上がれて楽しいということは分かる。

タオル曲で振るために物販でタオルを売るという商魂もあるだろう。

しかし、あれでホコリものすごい勢いで舞い上がってしまうと発作が出る。

タオル曲があることを知らず入ったライブで発作が出てしまえば途中退出をせざるを得ない。

キャラが好きで追っていた二次元コンテンツがあった。

時間をかけて人気になり、キャラにボイスがついたり、キャラクターソングが発売されてリアルライブも行われるようになった。

運よくチケットが手に入ったのでライブへ行ったが、ある曲で観客がいっせいにタオルTシャツを取り出して回し始めた。

悔しいし演者にも申し訳ないが途中で帰った。

そのコンテンツのことはそれからも好きだったが、新曲が発表されるごとに

ファンSNSで「この曲でタオル振りたい」とつぶやいているのを見るとなんともいえない気持ちになり、結局離れた。

いいなぁ。

別にタオル曲は否定しないし、好きに楽しんだらいいと思う。

が、タオル曲があるかどうかは事前に発表しておいてほしい。

食品アレルギーに対して表示が義務付けられているように、タオル曲の有無は公式アナウンスしてほしい。

物販でタオル販売されているかどうかはひとつ指標にはなるが、売っているからといってタオル曲が必ずあると言うわけでもないし、逆もまた然り。

「じゃあライブに行かなきゃいいじゃん」と言われそうだが、タオル曲があると知っていればそりゃもちろん行かない。

その判断をするために、チケット販売の前からアナウンスをしてほしい。

マジで死活問題から

2021-05-15

アラフォーオタクお気持ち表明書き捨て。

マイク領土を奪う設定だけど別に領土の奪い合い描写がないの話のおたくなんだけど、バトルシーズン第一ラウンドがようやく今日で終わって、まあまたすぐ第二ラウンドが始まるんだろうけど、第一ラウンドの結果が出る前にちょっと書き捨てたいの。

いわゆる「お気持ち表明」の一種なので、苦手な人はここで閉じてね。長いし。

アニメ化から入った新規オタなんだけど、話には聞いてたけどすげーなこのジャンル。札が飛び交ってるし、たまに札束同担同担を殴ってる。

だけどさ、みんな純粋だなーって思うの。若いおたくも多いけど結構世代とか年齢層が上も多く居らっしゃるジャンルなんだけど、まー「何枚買った」「何票入れた」の表明も活発だし、CDでタワー作って「これだけ積んだよ」もTwitterでいっぱい見たな。ほんと純粋おたくが多くてアラフォーのおばちゃん心配になるわよ。

だってAB の対決に票が100あったとして、そのうち82票くらいはTwitterとかで投票を表明してたとしても残り18票はTwitterに書かない人だったり鍵垢だったりして外から見えない票もあるの。

で、表に見える82票のうちAに48、Bに34入ってるのが見えたとする。このままじゃBが敗退するけど、見えない18票全部Bに入ってたらA48、B52になってBが勝ち抜けるわけ。

でも見えない票については運営しかからないうえに、なんなら運営操作可能な票だと私は思ってる。

なぜならこのジャンル原作者の元に成り立つコンテンツからだ。

今回のバトルシーズンではなく、前回第一回のバトルシーズンを考えるとそう思えてならない。

前回は4チームのバトルだったけど、AはBに恨みがある。BはAを毛嫌ってる上胴元に失踪した肉親を捜したい。Cは胴元の意向で出来た胴元のチーム(当時)あとDが嫌い。Dは当時試合に出ろって言われたから出る。そしてCが嫌い。

当時4チーム中胴元に恨みというか用があったのはB1チームのみ、第一ラウンドでは因縁のあるAとB、CとDがそれぞれ対決し、勝ち上がったBとDが決勝戦を戦ったんだけど、胴元的に優勝しても痛くもかゆくもないDチームが優勝したのね。

Bが優勝すると話がそこで終わる可能だってあった。つーか、もしこのコンテンツが予想ほど盛り上がらなかったらBの優勝で幕が引かれた可能だってあると思ってる。

話を今回のバトルシーズンに戻すね。

元の4チームに更に2チーム加わって6チームが戦うんだけど、増えたEはBと少し縁のある人間と胴元と繋がりのあるAの父親メンバーにいて、FはAと縁のある人間とDと縁のある人間がいる。

昨日終わって今日結果発表される第一ラウンドでは、AとEの対決、DとFの対決、BとCの対決だったんだけど、少し前にあった中間発表がエグかったの。

このバトルは配信リアルライブを見て1アカウント1票。CDAKB方式で1枚1票。それからVR配信してるライブを見て1視点1票。VRは1アカウントで最大6票投票できるけど複垢できるから無限に票は入れられる。

中間発表はリアルライブCDまでの中間だったんだけど、AとEの票差がエグかった。AとEの総得票数12.7万、そのうちAが8.7万、Eに4万弱。「Eに3桁積んだ」女のお気持ち表明が流れたのは記憶に新しいかと思う。

リアルバトルの視聴数は表から見えないけど、CDはざっくりとなら売り上げ枚数という視点販売から総得票の予測は出る。実際AとEのCD初週はオリコン発表は7.6万。結果を計算したら約8万強なのでまあまあ軽い誤差程度だ。

でもその8万が本当に中間発表通りAに5万、Eに3万入ってるかどうかなんてわからないんだよ。公式が発表してる数が本当にその通りかどうかなんて公式中の人間にしかからない。ぶっちゃけ言ってしまえば操作はいくらでも可能

という前提で考えたとき公式の考えているストーリーに沿って勝者が決まるんだろうなーって漠然と考えてるの。話が進むことを考えると、AとDとCが勝ち抜けるだろうなーって思ってる。ただそうなると新しく入ったE・Fどっちも敗退になって新規を入れた意味が薄くなるから、A・F・Cになるかもしれない。DとFはどっちが勝ち抜けてもそんなに主軸ストーリーに影響が少なそうだし。逆に敗退することでEとBは胴元の施設中で自由に動く時間が出来そうなのも敗退に上げる理由ね。

もちろん私も推しチームには複数投票したし、自分裁量でこのバトルを楽しんでいる。けど「ストーリー」がある以上「公式意向」が絶対に絡んでくるコンテンツなので、それを念頭に置いて楽しまないともたないジャンルだと思ってます

CDでタワー作るのもいいし、自分は何票入れたって表明するのもいい。個人の財力はそれぞれだし楽しみ方もそれぞれだから。ただTwitterなんかで回ってくるのは派手に金を投じた話がやはりRT数も稼ぐから、惑わされて若い子が身の丈以上につぎ込んでないかおばちゃんは憂慮してる。

ごめんね長なが書いてたら何が言いたいのか薄くなったから強引にしめるね。公式意向をなんとなくかんじつつも、ほんとうに自分が出せる金額を決めていどまないとせっかく楽しんでいるジャンルに疲れてしまうから

今夜の結果発表後次の第二シーズンが始まるけど、それぞれ自分の身の丈に合った投票しようね。

身の丈が10として、どうしても推しいから15まで出す!のは気持ちわかるけど、どうしても負けたくないからと50とか100とか出してたら破綻するよ。って話でした。

第二シーズンもがんばろう。

2020-11-23

anond:20201123130945

大手演者の無観客ライブ? それとも弱小演者とかVTuberとかの話?

どちらにせよ「会場でワーっと盛り上がって声出せないじゃん」という体験の低下があるので、それとチケット代に見合わない感というのもあると思う。人によって楽しみ方の差もあるけど。

弱小の話であれば、たぶんコミケ参加者ならわかる相場だと思うんだよね~。

同人誌はあまり量産できないので単価が上がる。

それと同じで、リアルライブに比べて参加者数の見込みが少なめだったりするので、一人当たりのチケット代が高くなる。

興行クオリティにかけるお金と、参加者数の見込みと、その比率にもよるけどね。

2020-06-28

バンドリの新バンド『モルフォニカ』が叩かれる理由についての私なりの見解

私はバンドをやっているわけでも、バンドリの初期からファンでもない。

アニメ2期から入り、過去のことはネットで聞きかじった程度の情報しかない。

からこれから書くことも推論と感想しかないことは、初めに断っておきたい。

また、誹謗中傷がいけないことは百も承知だ。

誹謗中傷擁護するのではなく、批判を受けるに至った理由を私なりに考えてみた、というだけだ。

バンドリ』というコンテンツは、もともと戸山香澄役の愛美さんをギターボーカルとして起用するためだけに立ち上げられたプロジェクトと言って過言ではないだろう。

彼女ありきで『ガールズバンド』というコンセプトが決められ、他の楽器担当でき声優を務められる人が集められた。

元々楽器をやっていて声優だった人、楽器はやっていたけれど声優ではなかった人、楽器自体やったことはなかった人と様々ではあるものの、5人集めて、バンド形式ライブを行っている。

今や武道館を埋めるだけの集客力があるのだからプロジェクトとしては大成功だろう。

愛美さんを擁するポッピンパーティー以外にも、リアルライブの有無はあれど複数バンドが結成され、そのどれもにファンがついている。

バンドごとのストーリーキャラクターの人気はもちろんだが、それぞれのバンドの特徴が表れた楽曲存在もまた、その人気を確たるものにしている。

バンドから曲を好きになる人もいれば、曲からバンドを好きになる人もいるだろう。

オリジナル楽曲はそのどれもが、演奏するバンドカラーを強く反映している。

ポピパらしさ、Roseliaらしさ、Aftergrowらしさ、パスパレらしさ、ハロハピらしさ。

リアルライブでお披露目され、アニメ先行登場だったRASも、RASらしいと感じる楽曲だった。

キャラクターストーリーを反映し、それぞれのボーカルが活きる楽曲であると言えるだろう。

モルフォニカはそうではなかったということが、批判される原因ではないだろうか。

新しいものが元々のコンテンツファン全員に受け入れられるとは思わない。

それまでの世界を壊されたくないという人もいる。

しか批判の声の多くは、新バンド モルフォニカに対してではなく、その歌声にのみ向けられている。

「モルフォニカ」と検索窓に入力すると、サジェストには「下手」というネガティブ言葉が出てくる。

モルフォニカの「Daylight -デイライト-」MV公式からYoutubeでも公開されているが、公開時にはまあまあの衝撃を受けた。

衣装ビジュアルや曲調、イントロバイオリンから歌声既存バンドで言えばRoselia系統の声が来るんだろうと想像した。

それが歌いだしてみれば、細く不安定な鼻にかかった声で、曲調にマッチしているとは言い難いものだった。

声質に意外性があろうと、安定して聴けるなら「そういうもの」と割り切れたろうが、音楽に造詣も知識もない私ですら音程が気になる箇所がある。

顕著なのはAメロの「無垢な想いは」の部分だろう。音が下がりきれずに伴奏から浮いてしまっている。

歌声ボリュームも安定しない。

初めて聴いたとき、こういうのって機械修正できるんじゃないの? と疑問に思ったレベルだ。

デビュー曲であり、今後も代表曲として歌い続けるであろう曲だ。

ボーカルの声質に合わせた曲調や音域で書くことはできなかったのか。

カバー曲を聴く限り、もう少し上の音域ならそれほど外していないように思える。

曲が先に完成していたとしても、せめてキーをいくつか上げればもう少し歌いやすかったろうに、そうできなかったのは何故か。

キーを上げると、バイオリンの音が高くなりすぎて受け入れられにくくなるからではないだろうか。

バイオリンを最も活かす音域で曲を用意した結果、ボーカルには歌いづらい音域になってしまったのではないだろうか。

バンドリで先陣を切ってやってきたポッピンパーティーは、愛美さんありきで考案されたバンドである以上、楽曲愛美さんが歌うこと前提で作成されたはずだ。

不得意な音域があればレッスンしただろう。

出来る状態にしてから収録され、世に出されてきた。

ピアノ経験者ですらない人間キーボード担当採用したことからも、レッスンを受けさせれば可能だという算段があったのだろう。

彼女たちは声優だ。

経験だって楽器で行きていくと決めた人間ではないのだから不足はあっただろうし、繰り返しレッスンを受けてようやく客を集めライブを開催するに至った。

そうするだけのノウハウも、資金もあるはずだ。

それができないのは、新たに採用したボーカルが15歳の現役中学生で、仕事ばかりに時間を割けないからだろう。

「15歳、中学生女の子声優を務めます!」という言葉で客を引くのなら、採用時点で15歳とは思えないだけの歌唱力必要だったのではないか

擁護の声は、その多くが「まだ15歳なんだからこれからよくなるはずだ」「演じている倉田ましろの“歌が得意ではない”という設定を反映している」「倉田ましろの成長にあわせ、歌唱レベルも上がるのではないか」といったものだ。

まり擁護する人たちですら“歌が上手くない”こと自体否定していない。

“今は上手くない”という現実を認めたうえで、それを受け入れた人たちが希望的観測肯定的言葉を述べているに過ぎない。

批判するならお前が歌ってみろよ」などという反論は、むしろボーカルに失礼ではないか

仮にも仕事として歌ったはずの彼女に、「素人よりは上手だよ! 良かったね!」とでも言うのだろうか。

演技や歌が向上してから発表すれば、批判の声も少なかっただろう。

しかしそれは一朝一夕に出来ることではない。

出来るようになるのを待っていては、「15歳の中学生声優デビュー!」「15歳にして人気コンテンツのメインボーカル!」というような売出し文句は使えなかった。

高校生から声優を続けている人は、多くはないもの前例はそれなりにある。

若さだけで注目を集めるには、なんとしても中学生であるうちにデビューさせなくてはならなかった。

たとえ未完成であろうと、出してしまえば実績にはなる。

運営には「若い」「かわいい」とチラホヤされる未来しか見えなかったのだろうか。

「15歳」というワードで興味を引くことは出来ただろうが、注目を集めた分だけ忌避の声も多くなっている。

進藤あまねさんを中心にしたいのなら、彼女の声質を活かした曲調と得意な音域の楽曲を書いたうえで、レッスンを重ねてあげるべきだった。

バイオリンを入れたバンドを作りたいのなら、バイオリンを中心にした曲選びと、それに合ったボーカルを起用するべきだった。

両立させようとして、どちらも中途半端になってしまったと言わざるをえない。

刺し身と生クリームが好きだからといって、2つを盛り合わせにしても倍売れるわけではない。

しろ避けられるだけだろう。

それだけのことだと思う。

(刺し身と生クリームを一緒に食べたことはないから、やってみて意外といけてしまうこともあるかもしれないけれど)

バイオリンを入れたこ自体個人的にとても好感が持てる出来事だった。

いつかカバー曲で『Roselia×瑠唯』なんてものが出たら、バイオリンも真価を発揮できるかもしれないな、などと期待を寄せている。

2020-02-17

VTuber業界限界課題が見えてきている

どれだけ面白くても業界の規模が出ないとやっていけないのがコンテンツ業界

その中でVTuberは予想通り小さくまとまりつつある

例えば国内Youtuberの中で登録者100万人を超えている人が約200チャンネル、50万人を超えてるのが約500チャンネルだが

VTuber100万のオーダーに届いているのは2チャンネル、50万人以上でも6チャンネルしかない

更に上位勢はいずれも伸び悩み、ビジネスモデルの時点で苦戦を強いられているようで、まだ界隈を引っ張っていく存在足りていない

 

他のYoutuberを見ると死力を尽くして面白いことをしようとしているが

VTuberはガワを被ったことで出来ることより出来ないことの方が圧倒的に増えている

他のPVを稼ぐコンテンツに対する優位性は、あくまで「二次ヲタに刺さる」「ガワと魂の分離により面白い人を発掘できる」「目新しさ」あたりに尽きていて

結局これはイノベーションではなく、サブカルを生んだだけであった

 

じゃあ全部潰れて消えるのかといえばそういうわけでもない

パイは確実に存在し、まだまだ急成長している

Youtuberインターネット広告は今後数年で2倍以上に成長するというのが大方の予想らしいし、各数字を見るとVTuberも同様に伸びているのがわかる

VTuber特にライバースーパーチャット金額は凄まじいものがある

1人で1000万円以上を投げ銭されるライバーが数人どころではなく発生している

また、最近はこれまで少なかった女性ファンを獲得しつつある事務所も出てきて、今年新たな展開を見せるだろう

 

とは言えパイは小さい

1000万円を稼ぐVTuber1000人を超えてくるような事態にはならないし

100万円を稼ぐVTuberが1万人を超えてくるようなことにもならない

「数年で2倍」では足りないし、10倍になる活路は見えていない

なので、良くて売上10億円を超える会社が1個できあがる程度だろう

「そういう規模だ」と割り切ってビジネスをする分には素晴らしいものだが、上場を狙うとか天下を取ろうとするのは厳しいのではないかと思う

(補足:例えば人気Youtuberを囲っているUUUMは売上190億、粗利50億という規模でまだ二桁成長)

 

では個人勢ならどうかと言えば、やはり仮想空間に入ってしまった分やれることが少ない

仮想空間に入りつつゲームをやっている時点で言い訳できない状態

趣味に留まるか、趣味としても長く続けるのは厳しいと思われる

ネタ切れを起こしたり、そもそもVTuberである理由が薄くなってくる。これはどちらかというとYoutuber課題に近いけど)

 

今後イノベーションがもう一度起こるとすれば、仮想リアルの完全融合だと思われるが

xR業界を見るにまだまだ先になりそうで

その時にVTuberが今のVTuberと同じ存在であるかはわからない

 

やはり市場ビジネスというよりは、一種サブカル趣味生き方と捉えるのが妥当ではないだろうか

 

___

 

蛇足だけど、今後の業界の動きを予想

 

最近複数事務所リアルライブをしていて、その後いろんな数字がグンと伸びているのは明らか

なので年内はそっち方面で伸ばしていくんだろうと思う

ただ勘だけど、ここらへんのお客さんって多分声優業界とかアイドル業界とかそこら辺から流れてるよね?

声優アイドル声優アイドル事務所を観察すると、声優専業ってところってのはほとんどなくて

基本的に何かとセットになってる(俳優も取り扱っていたり、ゲームを作っていたり)

て考えると今VTuberで伸びてる会社もいずれどっかに買われて一部門になり落ち着くんだろうなと予想

投資家から要求もあるだろうし会社としては、現状のVTuberファン10倍にしようと頑張るだろうけど、非常に難しいと思う

 

あと、事務所成功VTuber個人成功が必ずしも一致しないことだけど

事務所所属しているVTuber金銭的・持続的に成功と言えるかどうかは事務所のさじ加減になってると思う

個人的に計算したところ、2019年VTuber専業で食っていけてそうな人は大体50人〜100人程度だった

声優で食っていけるのが300人説を考えれば、大体規模が見えてくる

(こういうのは金だけではないというのはもちろんあるけどね。楽しんだもの勝ちだという前提は一旦脇に置いといての話)

 

あと読めないのがVRゲーム市場

これはすごい伸びてるらしい。そっち方面から思わぬ動きが降ってくる可能性はまだある・・・のか? 追ってないので分からない

 

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メイン各社の沿革を見てみると、どうもxRで何かやろうとしてたまたまVTuberが来た、みたいな状況に近いんだね

次の手は「とにかく攻める or 次のxRのチャンスが来るまで待つ」のどちらか選択することになると思う

個人的には後者支持だけど、全体的に前者が多い印象だ

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