はてなキーワード: コマンドとは
経緯
・アマゾンに不正アクセスされて1万ずつ5回(5万分)ギフトコードを買われる
・アマゾンに問い合わせて購入取り消し済、アマゾンからはカード番号は分からないようになってるのでここからのクレカ不正利用はないと回答
・Amazon Prime Mastercardをデフォルトの支払方法にしていたので三井住友カードから「この1万円利用って不正利用じゃないですか」とメールが来る
→不正利用だと答えたらクレカ再発行になる上に、アマゾンアカウント凍結するかもしれないとか書かれてる
→不正利用じゃないかと聞かれてる履歴が5万のうちの1万しかないのでこれに答えたら残り4万は保証されないのか?と疑問
→1,2週間あたりでアマゾンから購入取り消しの連絡がカード会社に反映されるらしい
→問い合わせようと思ったが電話窓口はなく、定型文しか返さないAIチャットサポートしかない(オペレーターに接続するコマンドはあるがいつ試しても何度試しても混み合ってるので時間を置けとの定型文しか返さない)
そして2週間と1日たったが明細には未だに5万の利用履歴が存在している。アマゾンから購入取り消しの連絡が行っているはずだがどうなっているんでしょうね。
「この1万って不正利用じゃないっすか?」のメールを無視しているので利用が制限されているらしくアマゾンでいつも通り買い物しようと思ったらクレカ承認が下りなかったと通知が来た。
仕方ないから覚えのない明細があるってところから件の5万分選択して調査依頼出したら翌日にほんとに使った覚えないですか?とだけ選択するフォームが来た。覚えがないってチェック入れて送ったらカードが停止されて新しいカードが送られてくるそうだ。
犬と同じ部屋で寝てるの?
もしそうならまずそれをあらためた方がいいのでは。
別の部屋で一人でおとなしくすることを覚えれば平気でしょ。別の部屋にいたらセックスしてるか何してるかなんてわかりようがないし。
うちの子は「ベッド」のコマンドで自分のベッドから絶対に出ないようにしつけてあるから、ほっといてどの部屋にいってもピンポンが鳴ってもそこから絶対に出ないよ。うそ。ときどき出る。
別の部屋にいるのにセックスの時だけ出せ出せ言うならちょっとわかんないけど。
もし一人でいると騒ぎ出すから仕方なく寝室で一緒に寝てる(そういう飼い主多いよね)っていうなら、まず短時間から慣らせてみたらいいよ。短時間閉じ込めて、おとなしくなったらご褒美におやつとか。
これが模範的なしつけだけど、厳しいしつけ方法としてはさわいだらめっっっっっっっっっっっっちゃ怒るって方法もある。
怒るっていうと「コラッ!ダメでしょ!」みたいな言葉で怒る人が多いけど、残念ながら犬には言葉通じねえんだわ。褒められてると思ってる可能性すらある。
犬の首輪にリードつけて、一瞬だけ強くひっぱる。ほんとに一瞬だけね。ひっぱりつづけたりしたらダメ、逆効果。
それで普段言わないような大声で「なんでそんなことするの!!!!!」みたいに圧かける。言葉はなんでもいい。どうせ通じないし。迫力が大事。
首輪ひっぱられるのとセットでやられれば怒られてることが犬にもわかる。気の弱い子なら一発で直るよ。
ストリートファイター6をプレイしている
ストリートファイター6には段位のようなものがあって
上からマスター、ダイヤモンド、プラチナ、ゴールド、シルバー、ブロンズ、アイアンとなっている
同じ段位帯の人たちと対戦するランクマッチで勝利して、各段位である程度ポイントをためると次の段位に上がれるというシステムである
段位というのはプレイヤーに設定されているのではなく、キャラごとに設定されている
一番得意なキャラでマスター到達しても、触ってないキャラは段位なしのルーキーなままだし、一から段位を上げていかなければならないということだ
まぁそれでもマスター到達者となれば、他キャラにも色々と技術は流用できるので、その段位帯の一般的なプレイヤーよりは断然強いのではあるが
自分はいまプラチナの真ん中くらいでダイヤモンドを目指している
それで勝ったり負けたり楽しくやっているなか、絶対に勝てそうにないプラチナとマッチングした
状況判断と動きが普段マッチングするプラチナと全く違って明らかに格上という感じ
それはまぁ仕方ないのだが、こいつがまた勝利確定状況で屈伸(立ちしゃがみを繰り返す。所謂2D格ゲーにおける煽り)をしてきた
ただのコマンド入力だろと思いたいところだが、その後入れてきた攻撃が屈伸不要な攻撃であること
リプレイで入力履歴を見ると明らかに無意味なしゃがみ連打であったため、ほぼほぼ煽りなんだろうな~と認識した
なんだこいつ気持ち悪いなぁとブロックしにプレイヤー情報を見ると、マスターとダイヤモンド、他複数プラチナで段位上げ中という上級者だった
対戦ゲームでサブキャラ使って格下煽りというのは、中身が人間である以上かならずあることなのでまぁ仕方ないのだが
いや仕方なくねぇ
クッソムカつくわ
勝てるわけねぇだろ格下煽ってんじゃねぇよTwitterで「そんなんだから格ゲーが衰退する」とかお気持ち表明したくなるやつの気持ちもわかるわ
で、こいつのプレイヤーネームが、どぐらっていうプロプレイヤーが配信でネタにしていたフレーズだった
ファンっていうより、そんな1フレーズをプレイヤーネームにするってことはキッズといっていいかもしれん
本当に全く関係ないんだけど、こういう気持ち悪いプレイヤーが喜んで見てるなら、このプロのこともなんか嫌だなってなっちまった
俺が勝てばいいだけだったんだが、どうにもならんもんはどうにもならん
格ゲーに限らず、キャラクターを操るアクションゲームはプレイヤーがキャラクターになりきるという楽しさがあって、
ボタンひとつ押せば好きなキャラクターがダイレクトにアクションするという点で、コマンド式ゲームよりもなりきり感が圧倒的に高い。
また1対1というスタイルは無駄な情報量が少なく、より没入感が高くなるし、なにより自分の好きなキャラが常に画面で見えるというのもポイント高い。
コストの低さは、言わずもがな広大なフィールドを用意しなくてもいい、という部分でかなり有利。
極端な話、背景は真っ黒でも成立するのが格ゲーであって、それじゃあさすがに寂しいから各キャラ事にステージを用意はするけど、
ただの字幕書き起こし
水中作業を頼む場合、フォンテーヌ随一の潜水士フレミネの名を誰かしら挙げるだろう。 だがあいにく、この専門家はあまり顔を見せない。 彼をよく知る者はこう言うはずだ——「あの子はきっと 海にいるよ」と。 ただ、深海で彼を見つけられるのなら、わざわざ潜水士を雇う必要などないだろう。 常に自信に欠けるフレミネだが、本人が思っているよりも任務の遂行力は高い。 仲間のペールスと一緒ならば、手中の剣を振るい、難敵から心の「家」を守ることができる。 神の目を得る前から、年若いフレミネは経験豊富な潜水士であった。 得意な機械を戦闘に取り入れた結果、彼の任務達成率は日々増していった。 フレミネにとって、戦闘はマシナリーの操作と同じだ。 原理を知り、コマンドを与えれば、戦場の難題をクリアできる。 思考を持つ限り、命令に従うのは難しいことだとよく分かる。 それを理解しているからこそ、フレミネも極力感情を封じ、マシナリーのように任務を行って、何も考えず深海に潜るのだろう。 だが彼は知能のない機械ではない。 常に人や物事が、彼を海から引き上げる。 そして、いつか気付くはずだ—— 「命令」は銀のトレイに盛られた馳走ではなく、成長を阻む氷の牢獄だと。
見に行ってみたら
真っ暗な部屋の中を歩いていくようなスタイルで
歩いていても何も起こらないなと思っていたら
突然べちゃっと顔に濡れた何かがついた
何がついたのか確認したら
来場者を怖がらせようとしたが
すぐに金玉がなくなり
伊賀の里に送り込んだら
金玉の力を利用されているだけだと
抜けるしかない
その後
ガラスの靴をきちんと落としてきた
後日王子様らしき人が訪ねてきて
はてサをどこかへ連れて行った
どれだけ経ってもはてサは帰ってこなかったよ
なんのことかと尋ねると
今日を69回も繰り返しているのだと
じゃあなぜ繰り返しているのかと問うと
色んな道具を使ってもダメ
もう思いつかないと落ち込んでいた
それはやってなかったと
はてサは急いで試しに行った
見に行ってみたら
金玉袋をぐいいいんと伸ばして第六第七の指として使っていた
はてサの腕前は驚異的な速度で上達していった
対戦相手を募集していた古参プレイヤーに意気揚々と突撃したはてサだったが
昔からやっているオジには手も足も出ず
20連敗したところで対戦を打ち切られ
もうやめましょう無駄です
格ゲーに罪はないよ
どうやって征服するのだと問うと
世界を周りこの金玉を愛してくれる人を増やしていくのだと答えてはてサは旅立った
金玉を愛されすぎて
愛の果てに金玉を失ったという
どうするのかと聞いたら
天誅を下すと言う
ブンブンと振り回せば
それはもう凶器だった
刺し違えても倒さねばならぬ
そう言い残してはてサは街の雑踏の中へ消えていった
それ以後はてサと会うことはなかったが
思わぬ形で消息を知ることになった
BMの新商品発表会
はてサがそこにいた
BMはこれからこれを量産してTを倒すという
はてサの目は死んでいた
はてサは負けたのだ
世界の闇には勝てなかったのだ
コマンド直入力してもEnter押す前に確認してるからそうそう間違えないしrootユーザーで作業するなって言うならrootでログインできなくすればいいのにそうしない
めんどくさい
他にも仕様書は句点つけるか付けないか統一しろとか用言止めと体言止め混ぜるなとか
お客さんも見るんだからって指導されるけど内容があってればいいじゃん
コードレビューもメソッド名は大文字から始めるなとか本っ当に細かいしうるさい
7、4年目の上司も教育担当の細かい話は無視していいと思うって言ってるし教育担当がカス
15年目の上司は10年目の言ってることは間違ってないから言うことは聞いて仕事しろって言ってるけど、教育担当はチームでずっと女ひとりだったらしいし甘やかされてるんだと思う
さらにムカつくのが、新人教育みたいな制度が数年前まで整ってなかったらしく、その制度を整えたり、教材を実装したのが教育担当らしくて、しかも仕事じゃなく業務外で無償で開発したっぽいから他のチームや部署からも評価得てるのが本当にムカつく
こういうライセンスちゃんと付属してんのか?ってやつでも、ちゃんとOSのライセンス付きって名目で買ったんだったら
本体のどこかか付属のマニュアルにCertificate of Authenticity (COA) ラベル(キラキラしたホログラムっぽいあれ、プロダクトキー書いてある)が付属している
もしくは、ライセンス認証に必要なプロダクトキーがマザーボード上の UEFI ( BIOS ) に埋め込まれてる
slmgr /dlv コマンドとか打って、Volume License版だぞって出たとしたら、インストールで使われたメディアが不適当なやつを使ったってことだろうけど
(一般人が使うようなPCならRetail版とかOEM版って表示が出るのが普通)
適当に(Microsoftのサイトから、Windows10/11最新版へのアップグレード用のメディア作成ツールとかでRetail版のメディア手に入れて
インストールし直して、ライセンス認証しに行ってライセンス認証通るようなら、一般人レベルでは大体問題ないって思って良いはずよ
シェル言語のコマンドを知ってるだけなんよな。ALPINE LINUX みたいな、他のディストに標準的なコマンドがない環境に来ると、本当にフリーズしちゃう。かわいそうなことに、Fedora みたいな RHEL のクローンも消えちゃうしな。
ニンテンドースイッチのゲーム50本遊んで感想書いたのでまとめ(23〜47)
携帯電話で展開していた探偵・癸生川凌介事件譚シリーズの第十弾。
シーズン1最終作ということで、今までの縦筋として伏線が貼られていた過去の事件、永劫会事件がついに描かれる。
今までの癸生川シリーズ全部盛りな贅沢な作品で、ミステリらしい意外な展開、文書の書き方で読者を騙すもの、マルチサイトの構成の妙、小説として情緒的な染みる文章と、良かったところが沢山ある。
シリーズを通じての伏線が回収される展開も多いため、必ず全作遊んでからここに辿り着きたい。
人によってはこの作品をシリーズで一番に据える人がいそうな、ゲームとしての完成度は抜群だった。
携帯電話で展開していた探偵・癸生川凌介事件譚シリーズの第六弾。
マルチサイトシステムを導入していて、伊綱さんと、生王の視点を行き来しながら事件を追う。
構造自体に仕掛けがある系の作品になっていて、ミステリやってる感がかなり強い。
人によってはこの作品をシリーズで一番に据える人がいそうな、トリックの魅せ方としての完成度は抜群だった。
携帯電話で展開していた探偵・癸生川凌介事件譚シリーズの第四弾。
もちろん、ミステリらしい意外な展開や、文章での表現を利用したトリックなどもあってそちらも楽しめる。
人によってはこの作品をシリーズで一番に据える人がいそうな、物語としての完成度は抜群だった。
株式会社オレンジのロマンティックミステリの第二弾で、女性主人公が事件を捜査して解決しながら男性キャラといい感じになっていくストーリー。
普通の女子大生が突然マフィアのボスになるという突飛な開幕ながら、割と丁寧で良い意味で地味な捜査と解決をしていく。
とはいえマフィアのボスらしく、違法行為をしてでも事件の手がかりを集めるところなんかは今作独自の魅力があり、このシリーズは女性主人公の成長も魅力なんだけど、今作ではマフィアのボスらしくなっていくという本当にその方向で成長していいのか? と困惑しながら遊ぶことになる。
そして本当にマフィアのボスらしくなっていくのが本当に面白くて、好きなところだ。
あのルートレターのシリーズ的には続編に当たる角川ミステリシリーズの第二弾。
奇作、怪作としか言いようがない前作とは違い、しっかりと地に足が着いた丁寧な良作だった。
主人公の八雲マックスが映像作家としての矜持を持つプロに徹する人間性なのも好印象で、熱苦しいものの痛快な好男子で好きなキャラだった。
またもう一人の主人公新人女優のリホも駄洒落に拾い食いと評されるひょうきんなキャラで、主人公がどちらも魅力的な作品だった。
株式会社オレンジのロマンティックミステリの第一弾で、女性主人公が事件を捜査して解決しながら男性キャラといい感じになっていくストーリー。
主人公は他人の死を夢で予知できる能力を持っているが、メイドという立場なのでそれをありのまま報告しても信じてもらえないので、色々と工夫して殺人事件を阻止するという展開。
この夢で見た予知の死を覆すという展開が短編連作的に続くのだけど、どれも同じ人、攻略対象で主人として支えている男性キャラの死を予知するため、何してもこの人死ぬじゃん、とシリアスな笑いを感じてしまったのは不謹慎だから反省したい。
貴族と平民という立場の差のエピソードなどは興味深く、伝えたいことの取捨選択がしっかりしてて短いボリュームながらしっかりまとまっている好きな作品。
ニンテンドーとコーエーテクモがバディを組んで送る超贅沢なアドベンチャーゲーム。
タイトルの通り二人組の関係性がかなり重要なキーワードになってくるが、あくまでバディなので男女問わず楽しめる王道なストーリー。
舞台となるミカグラ島に住む市井の人々にもサブエピソードがいっぱいあって、モブキャラが活躍する展開が大好きな自分としてはそちらの方向も嬉しかった。
ヒーローを目指す主人公のルークに延々とずっと辛い展開が続くので、遊ぶ手が止まりかけるほどだったのだけど、バディのアーロンがそれを引っ張り上げる展開が熱くて沸る燃えるゲームだった。
女の子は万華鏡、といえば何をやっても良いと思ってるゲロカスな美少女デスゲームもの。
ふわふわした可愛い4人の美少女が、罵倒有り暴言有り暴力有り可愛げ無しのデスゲームに巻き込まれながら、剥き出しの人間性を露出していく。
そんな残酷なデスゲームの間に、いかにもな可愛い萌えな過去の日常パートが挟まり、この落差の凄まじさが独自の味わいになっている。
罵倒シーンの声優さんの熱演も見所で特に茜屋日海夏さん演じる五条風華の暴言は下品すぎて、日常パートでの可愛さとの差が凄かった。
ダンジョンRPGの老舗エクスペリエンスが送るホラーアドベンチャーで、怪異の噂をDRPGのような探索パートで調べてから、RPGのボス戦のような怪異との対決パートに挑む構成で、テキストが主体のアドベンチャーゲームらしくない画面構成になっている。
とはいえ、要するにで言うと、事件の手がかりを見つける捜査パートと、容疑者を追い詰める尋問パートみたいなもので、怪異と言いながらも探索パートで手に入れた情報からフェアに対決パートの選択肢を推理可能なように作られている。
RPGっぽいパラメーターの表現はフレバーに過ぎず、テキストをしっかり読むことが大切なので、そういうゲームが苦手でも問題なく遊べた。
印人と呼ばれる仲間を連れて探索するのが特徴で、中年男性ながらかなり露骨にツンデレキャラで萌える真下悟さんが僕はお気に入りだ
○普通
三つしか記憶を保持できない主人公が自身の恋人をなぜナイフで刺したのかを巡るサスペンスなコマンド選択式ADV。
時系列が未来から過去へ進んでいくため行き来する渋谷の街のモブキャラ達にも物語があり、当時の雰囲気を感じられる。
フラグを記憶出来るにも三つだけという設定をシステムに落とし込んでいるのが見どころ。
ただし、この試みが成功しているのかは若干疑問が残り面倒なだけだったかもしれない。
編集者で美女としての自覚が強い木戸いづみが担当作家の鏡月正宗からの無茶振りで事件を捜査することになるコマンド選択式ADV。
物語としての起伏は少なく、ミステリというよりはクイズの趣きが強い。
美女を自称するいづみの強引な聞き込みパートが面白く、話がテンポよく進む。
携帯電話のゲームからの移植だが背景絵のクオリティが高くあの当時に遊んでいたらまた違う感想があったかもしれない。
うらぶれた探偵の狗神エイジとお嬢様刑事の鷲宮ヒナのバディもの。
舞台の池袋に住む市井の人々の協力を得ながら様々な事件を解決しつつ、エイジの相棒でありヒナの兄が死んだ真相も追う縦筋の物語もある。
協力者の面々がかなり優秀な人が多く、主役の二人よりも探偵として優秀なのでは? と思ってしまう良い意味でのテンポの良さが楽しい。
システム面では、よくわからないミニゲームや、頻繁に挟まる話に区切りがついているわけでもない暗転など、運営型スマートフォンゲームの移植故のシステム的にしっくりこないところがあった。
少女同士の恋愛を描きつつ、幾つかの日常の謎を解決する公称ジャンルは百合ミステリ。
ただ、ミステリ部分は少女同士の恋愛を際立たせるための背景のようなもので、あっさりと進んでいく。
その分、恋愛に関する描写はかなり多めでかつ濃厚なもので、恋と友情の差を自覚しつつ、はっきりと恋愛的な意味で好きになっていく過程が描かれていた。
それだけに短編連作で4つしかエピソードがないのは、良い意味で物足りなかった。
携帯電話で展開していた探偵・癸生川凌介事件譚シリーズの第九弾。
白鷺に紅の羽の裏を描く、と言っても時系列や人間関係のそれではなくて、モチーフ的なというか、表現が難しいやつだ。
癸生川シリーズを通しての、探偵は何のために事件を解決するのかを端的に示した短編になっている。
テーマ性の塊みたいな剥き出しの作品なので好き嫌いは別れそうだけど、僕はかなり好きな方だ。
携帯電話で展開していた探偵・癸生川凌介事件譚シリーズの第八弾、元々はDS版の移植である。
久々にスピンオフ短編やマルチサイトではなく、いつメン達のいつもの構図。
ただ、ボリュームが多いのにいつもの構図をやるせいで、伊綱さんの推理がひっくり返るのが、少しもったいなさを感じてしまった。
あくまであのいつもの構図は短編や中編だから決まるもので、長編にはあまり向いていなかったかもしれない。
携帯電話で展開していた探偵・癸生川凌介事件譚シリーズの第五弾。
ちょっと今まではとは毛色が違い、いつものレギュラーメンバの出番も控え目で雰囲気もホラー寄り。
とはいえ、我らが名探偵癸生川凌介が出てくるシーンは格好良く決まっている。
彼をなぜかホッとすると評するのは、なるほどな意見で、なかなか自己分析が出来ているセリフだと思った。
携帯電話で展開していた探偵・癸生川凌介事件譚シリーズの第七弾。
今作はちょっと箸休め的なスピンオフな短編で、正直ちょっと読みどころはあまりない。
犬可愛い可愛いゲームと一言で終わっても良いぐらい犬は可愛い。
とはいえ、これだけ遊ばないのも勿体無いので通して遊べば良いと思うな。
携帯電話で展開していた探偵・癸生川凌介事件譚シリーズの第三弾。
三作目ともなると、いつメンのいつもの構図でいつものやつと簡単に評したくなっちゃうね。
とはいえ、シリーズを通しての縦筋なんかもで出して、探偵・癸生川凌介事件譚として好きになれる要素が増えていくキッカケも多い。
今作は割と聞き込みや証拠品集めからの推理が多く、今までの突飛な発想の飛躍が求められるものじゃないのも特徴的かつ、以降はこれが主になっていく。
携帯電話で展開していた探偵・癸生川凌介事件譚シリーズの第二弾。
前作の流れは踏襲しつつも、本格ミステリさながらの大胆なトリックが映える面白い作品だった。
とはいえこの類の方向性はしっくりこなかったのか、これ以降はもう少し社会派だったり、テーマ性だったり、文章の書き方で読者に対して何かを隠蔽する類の方向性になっていく。
物理トリックの類はゲームだと映えるんだけど、携帯電話の容量の少なさを考えると難しかったんだろうなあ。
携帯電話で展開していた探偵・癸生川凌介事件譚シリーズの第一弾。
名探偵癸生川凌介、その助手白鷺洲伊綱、彼らの事件をゲームにしている生王正生、いつもの面々のデビュー作。
伊綱さんと生王が捜査をしてそれらしき答えに辿り着くも、癸生川がどんでん返すいつもの構図は初見だと結構驚く。
携帯電話という限られた容量の中でしっかりとミステリをやろうとする気概が素晴らしい、
めちゃくちゃ豊富なスチル絵に軽快なBGM、そしてカートゥーン調のアニメーションでハイスピードに物語が展開していくSFもの。
テキストを読むことが主体のゲームって落ち着いた作品が多く、議論をしたり腰を据えてお話を聞いたりが多いんだけど、この作品はとにかく主人公たちが走る! 動く! 飛ぶ! と終始忙しなく動いてばかりで色々な物語が手早く展開していく。
テーマソングの飢餓と宝玉はオープニングテーマでありながら、作品の全てを包括するような歌詞になっていて、クリア後に聞くとまた違った感想になる曲で大好き。
ただ、このスピード感故に細かい部分の整合性や説明がカットされているのは好みが分かれそうかな。
とにかく全体を通じて奇妙な作品で、十数年ぶりに高校時代の文通相手との手紙を発見して、彼女に会いたくなりその地元島根に向かう。
こんな如何にもな青春振り返り系エモストーリーの導入だが、全くこんなストーリーではなく、罵倒、悪口、恫喝を繰り返す反社会的な主人公に振り回される恐ろしいお話。
ストーリーもリアリティラインがルートによって様々すぎて、突飛な展開が続くかと思いきや、現実的な着地を見せたりと、唯一無二な奇妙すぎる作品だった。
インディーゲーム開発者の女性二人の関係性を淡いドット絵の演技で描くナラティブアドベンチャー。
全てを文章で語らず、キャラクタの演技で語るストーリーが見所でかなり細かい演技が丁寧に表現されている。
また、途中で挿入されるゲームボーイライクなパズルゲームが、レベルデザインでなにかを暗喩しており、キャラクタがなにを感じたのかを、台詞や演技だけでなく、このパズルゲームでも表現しているのが今作独自の特徴的な部分。
なかなかハードで現実的な部分が多く、少し心に余裕がある時に遊んだ方が楽しめそうだ。
修学旅行で水中を走る列車に乗り込んだ学生たちの中で起こる殺人事件のお話。
スペインのインディーメーカーの作品だが日本のサブカルが大好きな人たちが作っているようで、そういうのが好きな人向けの小ネタがたんまり入っている。
とはいえ、ジェンダーや政治的な正しさを規定とした問題提起が挟まるなど、日本ではあまり見られないストーリーもあり独自の良さがあった。
殺人事件にまつわる解法も、トリックやロジックなどのあれこれではなく、人間関係の妙に重きが置かれているのも、ある種のらしさなのだろうか。
奇妙なホテルの一室で目覚めた男性がいきなり殺人事件の容疑者と報道されるニュースを見るところが始まるホットスタートな実写ゲーム。
短編ほどのボリュームながら、ゲームシステムを利用した演出や、繰り返しループする世界での面白コメディや、シリアスな男女の恋愛など色々な要素がみっちり詰まってる。
特にヒロインのサチムラアカネは、敵なのか味方なのか、頼れる強キャラなのか守るべき弱い子なのかが目まぐるしく変わる上に、扇状的なシーンも多く、演じている栗山千明さんの魅力が盛りだくさん。