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はてなキーワード: まさかとは

2023-02-24

anond:20230223224229

同じ世代か上の世代と言える歳なら「そういう話題を通過した立場」ではないと思うんだが、

まさか結婚してて子供がいれば通過したと思ってるんだろうか?

結婚してて子供がいても、まともに結婚生活や子供と向き合ってるなら、自分選択は本当に正しかったのか?と自問自答するもんだと思うんだが

もっと幼い子供が、結婚して子供がいる大人ならこんな事考えるわけがないと思い込んでるのかな?

2023-02-23

日常が壊れた

ファッションメンズメイク投稿している大学生インスタグラマーに妻が応援コメントを送る。

大学生からDMがきて自宅で関係を持ち始める。

から大学生を知り合いの親戚と紹介され、探していた息子の家庭教師にどうかと言われる。人当たりも良く有名大学の学生だったため雇う。

勉強のあと子供たちと一緒に遊んでくれたり、一緒にご飯を食べることもあった。

からまれセックスレスになる。浮気は全く疑っていなかった。

子供からママのおけけがなかった」と聞かされる。妻に聞くと「ママ友と脱毛に行った。恥ずかしくて言えなかった」とのこと。この日から昔に比べてかなり頻度は減るもレス解消。

から泣きながら梅毒感染を打ち明けられ、検査を受けるように言われる。大学生大学生の友人、妻の3人で避妊具を使用せずに性行為した後、大学生の友人の彼女梅毒だったと大学生から言われたらしい

検査の結果俺は陰性

これからどうしようか

という感じで今に至る。

妻は自暴自棄パニック謝罪を繰り返し精神的に不安定な様子。離婚したいが子供は3人いるし気軽に離婚という訳にもいかず…

中学からの付き合いでお互いはじめての相手同士だったのでまさかこんなことになるとは思わなかった。ショックも怒りもあるが妻を嫌いになれない。しかし、発覚前のような穏やかな雰囲気で妻と過ごすこともできず。

anond:20230223152658

まあ絶縁の必要性は事前に知ってたので何か月か前にちょっとやった(発火しても困るので)

これ処分場の人は手でテープ剥がすのかな

まさか

まさかこんなに長い期間被害に遭うとは思いもよらなかった。貴重な時間無駄にしたよ。

シリア難民まさか日本で「尻穴www」と笑われているなんて夢にも思ってないだろうな

1歳3か月の子供に

0歳の子供が来週産まれる。

まさかこんなにすぐできると思ってなかったけど、この2年間で我が家は急激に拡大してすげー大変だと思ってるけど。

件のダイアリーを読むとそれもまたいいのかなと勇気づけられるね。

2023-02-22

趣味に適うサイトを新しく見つけるととりあえずブクマがついてるか見るのがルーチンワークになってる。

ブクマがついてる→各ブクマカのブックマークを見る→具体的なブックマークされてるページに飛ぶ→(そのページがさらいろんなところにリンクでつながってたらそれも見る)→別のブクマされてるページに飛ぶorそのブクマされてるページにブクマしてる人のブクマページに飛んで上記のようなことを繰り返す。

なんてことを愚直にやってると延々に時間が溶けて大抵一時間ぐらいでいつもこれ以上は人生冒涜だろ(俺を生んでくれた親もこんなことに延々と時間を割かれることは本意であるはずがない)と中断する。

でもそうするとだいたい全ブクマのうちの最近の0.01パーセントぐらいしかチェックしてないので少なすぎるだけでなく時系列による偏りが生じているのではないかとか思う。

閲覧順序もどうすべきか。一つのページをとことんまでリンクを辿っていってから別のページを見始めるか、ページに登録してるブクマカをページごとに水平方向にチェックしていくか。このページはこの人の他に何ユーザー登録しているというのを水平方向にチェックしていくということ。

偏りよりをより軽減できる方法、よりよい面白い情報や埋もれた個人ページのエロいイラストに辿り着くにはどうすればいいか奥が深すぎる。

漫画年間10万分も読む暇がないんじゃよまず。

ところでハイパーテキストの考案者はそれが同一サーバー内で完結してる前提だったと思う。

まさかサーバー同士のテキスト縦横無尽ハイパーリンクされるなんて時代を予期してたらこ技術封印してたんじゃないかな。ネット依存になるのが目に見えるもの

anond:20230222124152

外国政権与党がどの宗教団体支援を受けてるのかそれなりの知識はあるの?

まさかn=1で「他に知らない」なんて言ってないよな?な?

anond:20230222112924

どうやらフェミニストじゃない人間というのは1900年代に生きてるらしいなwwwwそういうのは100年前の人間と討論してくれwwww

反論された発言元のフロイトはちょうど100年前の、1900年代の人物なんですが…

もしかして現代人物だと勘違いしてた?

いや高校生レベルでも知ってる事だし、まさかそこまでの無知はいないよな…いやでもこの「wwww」多様する頭の悪さ、しかネトフェミとなるとあり得るか…

anond:20230220210344

まさかパパは手を洗わないの🐈ショックゥ

2023-02-21

リトマス試験紙 津田大介

colabo騒動が始まって以来、極端な意見だなあというアカウントをことごとく津田大介フォローしてるのを見てきた。

まさかういろうにも触れていたのかあ。

それはさすがに引くなあ。引くわぁ。

anond:20230221085746

会話が成立しないのはどっちだよ。

一度失敗したから何だというわけでもないのに、失敗と言ったら死ぬ人かよ。

まさかJAXAって失敗したら詰め腹切らせる文化でもあるのか?

1000回失敗して知見と技術を蓄積しなきゃいけない分野で、1度の失敗も認められないとか、行く末が不安になる。

anond:20230221152458

バカみたいだ

まさかベゾスの宇宙開発企業ブルーオリジン」のがマシとかいう日が来るとは思わなかったわ

anond:20230221112327

そういうのじゃない

繰り返しになるけど、強盗は罪は重いけどそれ自体は多くの人には身近な犯罪ではないよね?

そうすると痴漢なんかのようなもののほうが自分意見を言いやす

グループ討論をしたときに「世の中から強盗殺人を無くす方法」と「痴漢を無くす方法」ってあった場合、どちらを人は選んでどちらの方が関心度が高いか想像して欲しい

圧倒的に痴漢だと思うよ

痴漢なら「私が痴漢に遭ったとき体験」や「えん罪で拘束されていた話」なんかを用られるでしょ?

まさか強盗殺人家族が殺された」なんて体験は滅多にない

から想像やすく身近で実体験として語りやす痴漢のような物に人々の意識は乗りやすいんだとおもう

遠い国の戦争より身近な虐めのほうが人間は重視しやすいので、いつのまにか痴漢に対するヘイト強盗と同じように集まりやす

これを「強盗を軽視している」と捕らえる人は本質的議論に参加することが難しいと思うよ

anond:20230221110430

から予算を全部溶かして完全に打ち上げできなく瞬間が時が「失敗」だろうが

延期ってことはまだ終わってないぞ

例えば、想定外事態リリース半年延期したオンラインゲームでも、最終的にバカ売れしたらそれは成功だろ?

まさかバカ売れしても半年リリースが遅れたことを指してお前は失敗とか言うの?

anond:20230221090645

ほーら語彙力ないからそういう稚拙煽りしかできない

まさか博士号取得後(一般的に数年程度の)特定任期付き職業であるところのポスドクけが理系だってコト・・・・?

ポスドク期間終わっちゃったら理系じゃなくなっちゃうってコト・・・・・?

文学研究科博士号とってもポスドク研究員になれば理系と扱うべきってコト・・・・・??

anond:20230220194315

そうだな

テストの設問に間違った答えを書く ⇒ 失敗(合否は関係ない、その設問にフォーカスすれば、一般的には失敗)

料理の途中で味見をしたらまずかった ⇒ 失敗(提供される料理の味は関係ない、その味見にフォーカスすれば、一般的には失敗)

コンパイルエラーが出た ⇒ 失敗(製品の出来は関係ない、そのコンパイルフォーカスすれば、一般的には失敗)

トライアルの途中で故障 ⇒ 失敗(最終的な順位関係ない、そのトライアルフォーカスすれば、一般的には失敗)

幾らでも言えるが、それぞれで

「失敗ですね、失敗したんですよ、認めて成長しましょうよ」

とかドヤ顔ムーヴするんだろ

ここでまさか、途中の項目で異常をきたしていても、最終的に目標達成すれば、それは成功であるとか

目的設定によって成功失敗は変わってくるとか言い出さないよな

こういう短絡的な馬鹿が多いと政治とか大変なんだよ

はい失敗ー」「私が勝手に決めた区切り目標を達成してない、しっぱいですー」

ってな

2023-02-20

anond:20230220021937

先週仕事の出来をかなり妥協して土日でリカバリーとかもほとんど頑張らなかった

3年目にして初めてだから正直まだ緊張してるが、いつも妥協してなくても出来良くないので全員ノーリアクションかもしれない

と思ってたら舐めた態度を指摘されて

内緒趣味動画編集まで資料添削みたいにボロカスに言われるのがまさかallメールで送られてて顔がくしゃくしゃになるほど泣くという夢を見た

いか自分自分の首を絞めてるかという話

守秘義務違反とか色々大変そう

物理板は性格悪い

少し図を改良しました。

単位モル数についてモル比熱の定義からC=Q/ΔT…i

これは気体の種類によらない単位モルあたりの定圧比熱、定積比熱について成り立つ。

よって図に即せば、Q1の熱量が加えられて状態からBに変化する場合において

式iよりCv=Q1/ΔTという等号が成立するはずです。

同様にCp=Q2/ΔT

普遍気体定数もモル比熱の一種ですから式iを満たすはずです。

ここで定圧比熱などの場合は、圧力一定という条件からPV平面上の経路が一つに定まるわけですが、モル比熱としての普遍気体定数は、少なくとも高校教科書を見る限りでは、どのような圧力や体積の条件のもとでの温度変化における比熱なのか不明です。

よってPV平面上での経路が不明なわけですが、式iを満たすような熱量Q3を要する経路A→Dは存在するはずで、そのときR*=Q3/ΔTという等号が成立するはずです。

この等号が成り立つQ3をもたらす経路(T0からTへの状態変化時に満たすべき圧力や体積に関する条件)を具体的に教えてほしい、というのが問いです。

そもそももっと初歩の段階でつまづいている節もあります

「らくらく突破気象予報士」という本には、kgあたりの比熱(つまり個々の気体別に異なる比熱)において

たとえば乾燥空気気体定数について

「これは乾燥空気1kgを1K上昇させるために、287Jの熱量必要ということを表す」とあります

しかし別のページでの定圧比熱や定積比熱の説明では

乾燥空気1kgを1K上昇させるために、1004Jの熱量必要ということを表す」

乾燥空気1kgを1K上昇させるために、717Jの熱量必要ということを表す」

とあるのです。

ということは、少しでも温度変化において圧力や体積について一定じゃなかったら、不連続的に比熱が287Jから1004Jや717Jに変わるということなのでしょうか?

また、定積比熱よりも気体定数の方が小さいのも腑に落ちません。

定積比熱が既に「与えた熱量のすべてが空気温度上昇に使われる」という比熱なのに、それよりも気体定数が小さいということは、気体定数に基づいて温度変化するというのは、もっと効率よく熱量が与えられている状況であることを意味することになると思います

それはおかしくないでしょうか?

766ご冗談でしょう?名無しさん2023/02/19(日) 17:52:56.38ID:???

気体の状態方程式で考えても

たとえば1molの気体について温度100Kで体積1m^3、気体定数Rの気体の圧力P1は

P1=100R

温度200Kで体積1m^3、気体定数Rの気体の圧力P2

P2=200R

しかし前者と後者は定積変化の関係として結び付けられますから、前者から後者への状態変化は定積比熱に従っていなければならないでしょう。

P1からP2に変化するのに使われた熱量状態方程式上はP2-P1=100Rと考えざるを得ません。

この100Rと定積比熱から導出されるP1からP2への変化に必要熱量RvΔT=100Rvは明らかに不一致です。

このあたりも疑問です。

質問レスして返ってきたのが

教科書攻撃して自慢したいだけか

https://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/sci/1615460147/764-767

下種の勘繰りが過ぎるわ。教科書を信頼してるからこそ、どう考えれば教科書の式と整合するのか訊いてるだけなのに。

そのためにも自分がしたレスに推論上の間違いが見受けられる場合は訂正してほしいって狙いで、自分の考えを積極的に書いたに過ぎないのに。

性根が曲がってやがる。

そういえば高校生の時も物理が好きって言ってるにはろくなのいなかった気がするけどまさかなあ。

女が下方婚した結果(追記)

はじめに

28歳の時に婚活して夫と結婚しました。

当時の私の年収は800万ちょっとで、夫は私の半分あるか無いかだったと思う。

夫は私の一個上、まあ年齢で言えば普通?か中の下ぐらいだろうか。

下方婚した理由は、単純に私の求める条件が「家の事をきっちりやってくれる人」だったから。


基本的仕事に全振りしてしまタイプで、特に当時は多忙気味だったんだけど、そうなると家が荒れるに荒れる。

元々のズボラ性格もあり、気がつけば毎日の様に虫が湧く汚部屋と化して(引っ越しの時に滅茶苦茶お金取られた)

そんな家に帰るのも嫌なので毎日会社の仮眠室か近所のネカフェ、たまにビジホに泊まる毎日

これではお金も貯まらないし何より人間らしい生活が出来ない、でも私には家事の才能が本当に無い事に数年間の一人暮らしで痛感させられた。

仕事では面倒な事も出来るのに、家の事になると途端に継続した作業が出来ない。

洗濯掃除、皿洗い、トイレ掃除、お風呂ゴミ出し、ゴミ箱交換、風呂掃除食事、とその後片付け、洗剤等の必需品が切れた時の交換、いや切れる前にストック買う、などなど…

普通主婦から一人暮らしの男女の大半がやれている事が、私には出来なかった。

なので、結婚相手に求める条件としては「家の事をきっちりやってくれる、その能力がある」というのがマスト条件だった。

他の事には多少目をつぶった。

幸いな事に私には仕事に全力出してそれなりに結果を出せる能力はあったので、もう男を養っていくの覚悟婚活を始めた。


夫となった相手スペック

・(結婚当時)年収400万程度の普通サラリーマン

長男

身長は170cm…は無くて168cm、顔はミュージシャン桑原康伸似

学生時代から一人暮らしで、料理掃除趣味(と書いていた)


正直外見もタイプじゃないし何か服装もダッサイし周りを見れば夫よりも良い男なんていっぱいいたが、私は生活破綻者だったので恋愛はともかく結婚は無理だろうなって思った。

実際に家が汚い事をカミングアウトして自宅に連れて行った事もあった。もちろん次の日に別れを告げられた。

それを二回繰り返して下方婚(という言葉は当時は知らなかったが、今思うと完全にこの発想だった)という結論に達した。

本当に家事が得意なのか、ふと当日に「家を見せて貰って良い?」なんて言って強引に夫となる男の家に上がるという暴挙まで行った。

結果、私からするとビックリするぐらい綺麗に整理整頓された、独身の狭いアパートがそこにはあった。

私は結婚を決めた。「この人しかいない」と


結婚してから

まず夫には結婚するにあたって仕事を辞めて貰った。

理由としては、夫の方は私の半分程度しか年収無いのに、それなりに残業がある会社だったから。

たまに私も20時程度には帰れるのに夫が遅いと当然ご飯も用意されていない。

その時はお試し期間の同棲中だったが、状況的に共働きから自分がやらなければいけないのか……となり、私が生活費の大半を稼ぐから

家の事に集中して欲しい、働くのはバイトとかでも良いから、というのを結婚の条件にした。

夫は当然驚いていたが、最終的には承諾した。

夫側が出した条件としては「家事の合間にアニメ観たりゲームしても良いなら、良いよ」とのこと。

私はそういった趣味・分野には疎く、どちらかと言えば軽い忌避感があったが、オタク趣味我慢してあげる程度で

主夫となってくれるのであれば仕方無いか妥協した。


結果、夫は週3のアルバイト(後に契約社員となる)でお小遣い+αを稼ぎ、家賃生活費の殆どを私が稼ぐ事を条件に

会社を辞めて主夫となって貰った。


結婚生活は概ね平穏だった。

私自身が忙しく中々妊活が出来なかったが、その分年収1000万を超え、現在は1500万程になった。

夫はバイト先で認められたのか契約社員となった、でもフルタイムじゃないし家の事はこれまで通りきちんとやってくれている。

この頃に増田で「下方婚」という概念を知って、「ああ、これがいわゆる下方婚なのか、私がしたのはこれだったのか」と納得したものだった。


現在

しかし、今は離婚危機となっている。

原因は主に私。

とある案件で各所に出張に飛び回っている際、一緒に回っていた独身の同僚(俳優及川光博似)と一線を超えてしまった。

私自身は遊びだと思っていたが、浮気相手が本気になってしまい、夫と私を呼び出し直談判した。

バイトみたいな仕事しているお前(夫)と違って俺は高年収を稼いでいる、必ず(私を)幸せに出来る」

「年齢的にも子供ラストチャンスだろう、今まで出来なかったのはお前が主夫なんて甘えた立場にいたせいだ、男らしく無い、あり得ないだろう」

慰謝料は払う、だから(私と)別れて自由にさせてやってくれ、ニートのお守りにこれ以上(私を)縛らないでくれ」

といった事を言った。

夫はそれにショックを受けた様で、「そうか、君はそういう風に俺の事を思っていたんだね…」と、すっかり塞ぎ込んでしまった。


浮気相手は、結婚したら家事外注に任せよう、食事などデリ外食問題無いという。

現に浮気相手はそうしているみたいだし、私の年収も合わさればその生活は余裕だろう。

貯蓄もあるし、妊活に集中しても数年は食える程度の蓄えも余裕である

異性としては当然、浮気相手の方が魅力的なので、彼の言う甘言に傾き始めている自分否定出来ない。


しかし、私には責任がある。

働き盛りの男の仕事を取り上げて、主夫にさせて、10年近い結婚生活キャリア形成する機会を奪ってしまった。

仮に慰謝料を数百万払ったとして、夫に残るものは何だろうか?

アラフォーにして年収200万程度しか無い契約社員としてのキャリアしか残らない。

子供もいないし、彼には本当に何も残らない。

10年のキャリアロスを数百万で片付けろ、納得しろ、と言われたら、少なくとも私なら発狂する。

私はそれを突きつけようとしている。

大人しく気が弱いタイプの人だから、恐らく最終的には受け入れてくれるかも知れない。

でも、感情的には非常に辛い。

結局のところ、自分が稼ぐ女なら更に稼ぐ男と結婚して家事外注にすれば良かったのだろうか?


これがある一つの下方婚の末路だ。

平凡な人生を送る筈だった男の人生を潰してしまった。

結婚子供家事、がある以上、社会生活的には女が下方婚するには向いていないのかも知れない。


夫について

先にも書いているが主たる主計者は私だった。

夫の収入の大半は自分の小遣いと貯金になっている。

しかし、既婚者だと必ずと言って良い程他者から夫のことを「旦那」呼ばわりされる。

旦那」には色んな意味があると思うが、その中に「主たる主計者」「生活費を稼ぎ家を支えている者」「妻よりも(家庭内で)上位、地位が上」という意味は含まれている。

少なくとも私はそう解釈している。


夫も家の事を完璧に回していたので家を支えていると言えば支えているが、それが出来る程度の家計を支えていたのは私だ。

役割で言えば私が「旦那なのだが、そんな事を一々言って回る訳にもいかないので、表面上は普通にしていたが内心は深く傷ついていた。

女は主計者としてみなされないんだな、と。


また「旦那お仕事は?」と聞かれるのも苦痛だった。

まさかアルバイトとも言えず、事務経理関係仕事とか普通会社員とかお茶を濁していたが、正直恥ずかしかった。

私が辞めさせて家庭に入れて家事をして貰っていると頭では分かっていても、夫が同じ所に通って同じ様な仕事毎日しているという

仕事人としては非常に恥ずべき人間であるという事実に違いは無い。

勝手だと思うが苛つきや恥ずかしさをその度に感じていた。

名字も色々事情あって夫のものにした事もあり、余計に辛かった。

私が表立って稼ぎ柱になっているのに、あくまでも私は前田(仮名)某さんだし、「前田家」という集団の中の妻としてしか見られていない。

真実を話せば良かったのかも知れないが事情を知っているのはごく一部の親しい人しかいなかった。

今思えば下方婚をしたという事実自体が恥ずかしく、隠したかったのかもしれない。


正直言ってここ数年は性生活殆ど無かった。

仕事で疲れているとそういう気分になれないのと、夫が元々性欲が薄い方だった為、ほぼレス状態だった。

少なくとも夫から不満は言われた事は無いし、それでも愛情めいた感情はあったのでそれでも良いと思っていた。

仕事終わりにマッサージをして貰う、という形でのスキンシップは週に一度は最低でもあったし。


その壁を乗り越えてきた清志(仮名)は良くも悪くも遊び慣れているとは感じているし、同時に異性としての魅力は清志の方が圧倒的に勝っているのも事実だった。

夫は残念ながら異性としての魅力は(元より)足りていなかったが、そういう所は求めずに結婚したつもりだった。

でも結果的には異性をどこかで求めてしまい、清志の誘いに応じて一線を超えてしまったのだから我ながら身勝手だとは思っている。


お金の事

慰謝料は数百万を考えている、とは先に書いた。財産分与請求しないつもりだし、更に慰謝料こちから支払う。

通常であれば良い条件ではあると思うが、それと失わせてしまったキャリアと引き換えになるとは思えない。

でも離婚となればそうするしかない。責任を取るというのはそういう事も含まれているのだと痛感している。

清志は「夫側の財産分与請求すれば取れる、あっちは(私が)働いているか自分収入の大半を貯蓄に回せているのだから。良い弁護士も紹介してあげるよ」と強気だ。

実際共同資産と言えるもの殆ど無いと思う。基本は私名義の口座やカードから支払っていたので。

さすがに貯金も取り上げて離婚する気にはなれないから、慰謝料ちゃんと支払うだろう。


夫は先に寝込んでしまっている今ですら、遅くに帰った私の為、だけでも無いんだろうけど、家の事はきちんとやっている。

こんな人の人生を滅茶苦茶にしてしまった自分に嫌気が刺す。

きっと私じゃ無ければ、私が下方婚さえしなければ、気が利く良い家庭の夫になれたかも知れないのに。




いろいろ

このエントリ懺悔のつもりで書きました。

叩かれるかもな、とは思っていたけど、案の定だった。思ったよりも酷い事も言われた。

でも自分が身勝手なのは分かってるしそう思われるのも仕方無いと思う。

その中でも少数ながら擁護してくれている人の言葉に救いを求めている。


実の所、私達の中では離婚はもうほぼ確定的だ。

この文章だって清志(仮名)の自宅で書いている。

普段はほぼ寝に帰るだけだが定期的にハウスクリーニングを入れているという彼の家は普通に整い清潔だ。


夫は清志よりも2歳上である。そんな奴が私(女性)に稼がせて飯を食わせて貰うなんて本当に情けない、同じ男とは思えない、人生舐めているゴミ無能とまでという。

酷い言い草だと思いつつ、その内容に多少なりとも同意してしま自分否定出来ない。

私は仕事人としては無能でも、穏やかで一緒に居てストレスにならず、家の事をきっちりやってくれる人を求めたというのに。

から結果的下方婚という形で夫を選んだのに、結局は優秀な男を選んでしまったのだから皮肉ものだ。

せめて私と対等に仕事の話が出来る程度の人だったらまだマシだったのかも知れない。

そんな人は、同じ所に通い同じ様な仕事をやる様な仕事を選ばないんだろうけど。

下方婚してまで選んだ相手なのにね。我ながら身勝手で泣きたくなってしまう。


元々出張も多い業種柄、月の半分も家に帰れない時もあった。

自宅の最寄り駅が新幹線の駅から若干不便な所にある事もあり、出張出張の間、家に帰るのも面倒だから

夫を新幹線駅まで呼び寄せ、本当に申し訳程度の気持ちとしてのお土産洗濯物を渡し、代わりの服を貰って会話もそこそこに次の出張に行くのもよくあった。

からこそ去年から数ヶ月は今日みたいな半同棲状態にあっても夫には不自然だとは思われなかったのだろう。

私が主計者だったが故に浮気を出来てしまう、最後の一線を容易に超えられてしま環境に陥ってしまったのは本当に皮肉しか無い。

愛情があれば良かったのだろうけど、感謝や同情はあっても、異性としての魅力は最初から殆ど無かったのかも知れない。

ただ、「便利な人」。私から見た夫はそういう役割だった。

これからは一人で洗濯物を洗濯機に入れるぐらいはやらなければいけないのだけれども。

そんな事までやってくれていた夫に、私は感謝はしても尊敬を抱く事は出来なかった。

初めから相応の出来る男を選んでいれば、お互い不幸にならなかったのかも知れない。


夫は良くも悪くも気の弱い人だ。一方私も清志も、良くも悪くも気が強く押しも強いタイプだ。

弱っている夫にこちらの出した条件を飲ませて手を切るのは容易過ぎる。

慰謝料を支払い、さすがに家から着の身着のまま追い出す訳にもいかないので、夫の職場近くにアパートを借りよう。

一年分ぐらいの家賃だって先払いしても良い。せめてもの情けだと思う。

失わせてしまったキャリアお金解決出来ない事は分かってはいるけど、それでもせめてもの償いはしたい。


結局の所、女に下方婚は向いていないのかも知れない。

家を回す役割、その能力があっても、私は夫を男としては尊敬出来なかった。

一方女は家を守る役割をこなしても、それを認められない。

お互いにリスペクトが無いと愛情は続かないし、周りから承認されなくても同じ。

私は最適解を選んだつもりだったけど、後悔しか残らなかった。

同じ舞台に立てる、同じ部隊に属せる人間同士で無いと、夫婦は長続きしないのかもしれない。



下方婚の末路、あるいは顛末

https://anond.hatelabo.jp/20230312061228

25歳処女腐女子人生初めての彼氏ができるまで

くそ喪女マッチングアプリ彼氏ができるまでの備忘録普段二次創作BL字書きなので、ところどころ小説チックになってしまい我ながらキモイ

私は小学5年生のとき同級生男子に貸してもらったギャグマンガ〇和でオタクになり、程なくして同時期に腐女子にも目覚めた。ちょうど、小学生はもれなくDSを所持していた時代で、ニコ動ちょっと怖かったから見られなかったけど、うごメモがめちゃ流行っていたので、あっという間にオタク重症化した。

それに加えて、翌年くらいにはキッズ携帯を得て(確か英検4級合格のご褒美とかだった)パケ死に怯えながら、友達メル画やら個人よろずサイト巡回しまくっていた。

まり生粋オタク初恋よりも先に、推しカプの恋に夢中になっていたような女児だった。

その後も、中学時代はとにかく部活に明け暮れ、高校女子校趣味に奔走し、その間もずっといろんなジャンル推しカプのことばかり考えていた。

好きな人がいなかったわけではない。けど、私はいずれ結ばれることが約束された二次創作BL恋愛の展開にはアホほど詳しいが、毎日校内で顔を合わせる相手への好意の伝え方や、友情恋愛の両立についてはさっぱりだった。ので、本当に、本当に何もないまま、恋愛経験値0のままで高校卒業を迎えた。

それでも、大学は共学だしもう大人だし、さすがにこれからは何かしら起きるのだろう。漠然とそう信じながら、買うのを楽しみにしていたR-18同人誌を片っ端から虎穴で得つつ、私は大学生になった。

が、お察しの通り4年間はあっという間に終わった。かけがえのない気の合う友人たちと出会い飲み会やら合宿やら、p〇xivでよく見たラッキースケベが起きそうなイベントも一通り経験したが、普通に楽しく過ごしていたら、普通に何事もなく終わった。

それでも、毎日推しカプは愛おしいし、この間ずっと家族の仲は良好で、友達も最高の連中ばかりだったので、特に人生への不満はなかった。まじで恵まれ人生感謝している。これは今もずっと。

ただ、それもあって余計に、恋愛的に焦りや寂しいといった気持ちが生まれにくかったんだと思う。しかしさすがに、大学卒業後はちらほらと身近なところでも、恋人ができたとか結婚したとかいう話を聞くようにもなってきた。

23歳で処女なのはあいい(?)として、経験が0なのはいかがなものか。くらいには思っていたので、2021年の年明けに同じように彼氏がいない友達と、ノリでマッチングアプリを入れた。忘れもしない、地元の激狭だけどケーキめっちゃうまいカフェカウンターの隅っこで、お互いに少しでも写りのいい写真アイコンにして、嘘ではないプロフィールをうんうん考えて、本気で出会いを求めていたというよりは、それすら友達とやいのやいのするおもちゃの一つみたいなノリだった。

で、当然始めればリアクションをいただくのだが、気づかないだけで世の中にはいろんな男性がいるんだなあと勉強になった。そして、何人かとやりとりをするうちに、気づくことも多かった。主に自分内面について。

基本に新しい環境や人との出会いは得意なほうではなかったのだが、逃げられないのなら覚悟を決めてどんと構えるしかない。というスタンスで生きてきたのだが、恋愛については最悪「逃げる」がコマンドひとつとして選択可能で、時としてそれは正解だったりもするので、むっず! と思った。

悪い人じゃなさそうだけど、友達もっと深い仲になりたいかと言われればうーん? てこともあったし、趣味はかなり合いそうなのに会話のちょっとした言葉選びとか考え方がたぶん合わないな……みたいなこともあった。学歴や経歴は全てではないけれど、この辺の相性を判断する材料にはなること。そしてそれは、お相手側にとっても同様であったんだろうと思う。

飽き性なこともあり、仕事の閑散期にちょっとアプリを覗き、稀にお会いするところまでいくも、まめに連絡を取り合うのがだるくなってしまい二度目に繋がることはない。その繰り返しの中でコロナ職場で大流行したり、自分が罹ったりしたこともあり、変わらず恋愛経験0のままいつしか25歳の秋を迎えていた。

大学卒業の少し前、同じく女子出身彼氏がいなかった友達冗談で言い合った言葉を思い出した。

「25歳のときにお互い彼氏ができてなかったら、この間テレビで見た相手自衛隊員オンリー合コンに一緒に行こうよ!」

筋肉ヤバそう! イケメン多そう! 逆に楽しそうじゃない? なんて、たった数年前の話だが、もうあの頃みたいに本気で冗談としては笑えない。

というのも、卒業後も特に仲良くしていた友達グループ5人のうち、ついに彼氏がいないのが私だけになってしまったのだ。

それでもまだ、焦っているわけではなかった。相変わらず人生は楽しく、仕事しんどいが日々は十分に充実しているといえる。友人らも別にこちらを憐れむでもなく、まあこういうのはタイミングもあるし、それだけが人生じゃないしね〜というスタンスでありがたかった。

だが、年末年始頃になってくるとじわじわとこみ上げてくる思いもあった。

数年前まではクリスマスパーティー忘年会新年会と、友達楽しい予定を入れまくりさらに寝る間を惜しんで推しを愛でて最高になっていた。が、やっぱり周りに彼氏ができれば、そちらを優先してもらって予定を立てることになる。今年もクリスマスパーティー忘年会新年会もやったが、あと数年もすれば今度は結婚する子が出てくる。子どもが生まれれば、さすがに今と同じようには遊べなくなるだろう。

その分、推し活が捗る。とも思ったのだが、実際暇だったクリスマス前後イベント用の原稿めっちゃ捗ったのだが、同時にめっちゃ眠いし疲れがやばい

まだまだ若者だと自負しているし実際25なんてまだまだ若いのだが、確実に学生ときより衰えている。多分体力作りや体調管理で盛り返すことは可能なのだろうが、仕事がなかなかの漆黒分野なので、今すぐに改善していくのは難しそうだ。それに、推しとの時間一期一会。新たな出会いもあろうが、いつサ終や最終回も迎えるかも分からない。

二次元三次元わず、何事にも終わりはくる。家族がいても友達がいても推しがいても、仮に恋人がいても、最終的には一人だ。そのことへの、漠然とした不安があった。

そうなってくると、己の進むべき方向は大まかに二つではないか

もうなりふり構わず、とりあえず一度は恋愛というもの経験しておいて、合わないなら止めて一人で楽しく生きていく。それか、もう腹を括って一人で生きていく。どちらを選んでも、幸いなことに漆黒だが安定で安泰な手に職はある。

ということで、なあなあにしていたアプリを、インストールから2年経った2023年1月に改めて本腰を入れて再開してみた。

初めこそ、趣味やノリが自分と近そうで、リードしてくれそうだから少しだけ年上の方……なんて思っていたときもあったが、休み休みでも2年アプリをやっていると理想現実がわかってくる。

趣味やノリが合うかはプロフィールだけじゃ最低限しかからない。そもそも私が好きだと言っている漫画ゲームも全部、二次創作BLを含めて言っている時点で重視すべきポイントにはなり得ない。この趣味リアルの知り合いにカミングアウトするつもりはないからだ。

年齢もあまりに離れていなければ、この際どうでもいい。そもそも誰ともお付き合いしたことがないのだから、年下年上同級生、どんな人と合うかなんて分かるわけもない。

ということで、ほぼフィーリングでピンときた数人に「いいね」を返し、そのうちの一人と数回電話雑談し、会う約束をした。この間、アプリ再開から約2週間。25年何もなかった自分にしては、なかなかのスピード感である

それなりに楽しみにしながらデート当日を待っていた。浮かれて久しぶりにワンピースなんか買ってしまって、たぶんはしゃいでいたんだと思う。

前日の夜に「明日って、〇〇駅に何時ですよね?」と送ったきり、返事が途絶えた。その前日までは普通にやりとりしていたのに。

それでも、万が一でもお相手の方を待たせてしまっては申し訳なさすぎる。ので、電車で1時間半かけて当日私は待ち合わせ場所に会いに行った。案の定、そこには誰も来なかった。悲しくて恥ずかしくて、追加の連絡はできずに、一人で駅ビルを3周くらいして、ご飯を食べて、何か一つでも納得したくて可愛いヘアクリップとずっと欲しかったSABONのフェイススクラブを買って帰った。

帰りの電車の中はカップルばかり目について、まじで最悪の気分だった。けど、冷静な自分もいた。会う約束までしてすっぽかしたことはなかったけど、だるくなってアプリ内のチャットを切ったり、LINEスルーしてしまたことは私にもある。たぶん、アプリ出会いを求める以上これはよくあることだ。

でも、普通にしんどいし傷ついた。

からこそ、もう決着をつけたい。

明日から一週間は恋愛のとこは考えない。ちょうど推しカプのオンリーイベントにも参加するし、全力で楽しむ。そして、イベント明けの一週間に最後にもう一度だけ、ちゃんアプリをしよう。どんな相手でも真剣に向き合って、それで一週間でなにもなければ、アプリを消そう。

25歳なんて、これから恋愛経験を積もうには少し遅いかもしれないけど、長い人生の中ではまだまだ若い

これ以上、自分恋愛でうだうだ悩むのに時間を割きたくない。そもそも人生における恋愛が占める部分は、人より少ないタイプだ。今までがそうなのだから、そういうものなのだ。それならもう恋愛を諦めるわけではないけれど、中途半端に振り回されるより、推しカプ並のご縁とやらに巡り会うことがあるまでは、恋愛のない人生でいいや。

そういうつもりで、ラスト1週間アプリをしっかりめに見る日々が始まった。

確か、彼からいいねが来たのは水曜か木曜くらいだったと思う。そのときちゃんとやりとりをしていたのは、彼を含めて二人。(マッチングアプリでは、お互いにいいねを送り合うとやりとりが始められるが、いいねを送りあっても会話が始まらないこともままある)

同い年の人と、一つ年下の人

正直なところ、どちらの人もプロフィール写真はあまり印象に残っていない。ごく普通っぽい感じの人だった。ほぼ同時進行で二人とアプリチャットでやりとりしていた。

もともと、やや人見知りする性格なこともあり、今までの人生で先輩や後輩とは、仲が悪くなったこともないが、仲良くなれたこともなかった。ので、同い年の人のほうが話しやすいかな? と思った。が、話をしているうちに、何とは言えないのだが、なんとなくこちらの恋愛経験が浅いことや学生時代の思い出なんかを話しているうちに、ちょっと上から目線を感じた。互いに品定めする場でもあるのだから、当然といえば当然なのだが、今回の私はこれ以上もう恋愛不快な思いをしたくないという思いが強かったので、ごめんなさいと思いながらフェードアウトした。(「女の子は〜だもんね」、「(部活勉強について)それなりに頑張ってたんだ、真面目だね(笑)」的な言葉に、なんとなくモヤってしまった)

一方、もう一人の年下の方。

仕事のことや漫画ことなんかの当たり障りのないことを話していると、一度通話をしないかと持ちかけられた。今週は頑張ると決めていたのでokすると、「初めましてだし、だらだらしちゃってもあれなんで時間を決めましょう」と相手から言ってくれた。

友達電話するのは好きだが、そんなに関係が深くない相手世間話をするのは得意じゃないのでありがたかった。

30分だけという約束で週末に通話をしたのだが、驚くことにとても話しやすかった、とても初めて話す相手とは思えないくらいで、それでいてお互いに敬語は崩さずに程よい距離感で楽しく会話ができた。今までもアプリで知り合った相手通話したことはあったが、こんなにも話が弾んだのは初めてだった。30分があっという間に過ぎ、私のほうから「少し延長しませんか?」とお願いした。これも初めてのことだった。

結局、一時間上通話が続き、「よければ会いませんか? 会わないと分からないこともあるだろうし」という相手言葉同意して、電話を終えた。恋愛経験が乏しいこと、なかなか進展できていないことも伝えていたため、「それなら早いほうがいいですね」と3日後に夕ご飯をご一緒することになった。

これもなかなかのスピード感で、正直展開の速さについていけていないところもあったのだが、25年間で0だった経験値が、25年間で1になったと考えれば、別に早くもなんともない。

すぐに当日を迎えた。仕事終わりに、前述した浮かれて買ったワンピースに着替え、待ち合わせ場所レストランに車を走らせた。

今度はちゃんとそこに相手が待っていて、私はもうそれで少し嬉しくなっていた。我ながらちょろい。でも、そのレベルくそざこ恋愛初心者なのだから仕方ない。

写真で見るより、感じがよかった。1つ年下ということだったが、そんな感じは全然せず、まあ1歳違いなんて誤差みたいなものかと年齢差という偏見を取っ払うと、より人として良いなと思えた。

ご飯を食べながら話をしたが、対面してもやはり楽しく過ごすことができた。

仕事の話、学生時代の話、恋バナ。まあこっちに話せる恋バナなんてカスみたいなのしかないのだが、それもちゃんと聞いてくれた。そして私にはずっと縁がなかった、高校生や大学生のとき恋愛話をぽつりぽつりと語ってくれた。トキメキしか詰まっていない推しカプの妄想とは違っていたが、それはそれで興味深かった。

印象に残っている彼の言葉がいくつかある。

私が楽しいと伝えたとき

「僕も楽しいです。できれば、また会ってほしい。けど、もし他にもいい人がいれば、全然そちらと会ってもらっても大丈夫なので…」

程なくして

「そろそろ敬語やめない?」

タメ口距離を狭めてくる人は、Twitterでもアプリでも苦手だったのに、電話でもたくさん話したからか自然と受け入れられた。

そして、食事を終えてそろそろ店を出なくてはいけない頃、

「誰とも付き合ったことないんてしょ? なら、僕と付き合ってみない?」

からかわれているんじゃないかと思い、「冗談?」と聞き返すと「本気だよ」と言われた。どんな顔をしていいか、これは進研〇ミことp〇xivでも同人誌でも予習したことがなく、たぶん半笑いの変な顔をしていたと思う。

だって、本当はもうアプリで他の人と会ってほしくない」

だめかな? と問われたので、信じられなくて「逆に私でいいの?」と聞き返してしまった。

「いいよ、いいに決まってる。付き合ってください」

改めて言われてしまって、目の前の人が好きなのかどうかなんて全然からなかったが、少なくとも一緒に話していてずっと楽しかたこと、沈黙も気まずくなかったこと、腹をくくってアプリをしていたこと、いろんなこと思い出しながら、一言

はい

と答えてしまった。

これからよろしくね。うん。とお互いに照れながら言い合って、恥ずかしいような、でも数週間前のような惨めさはない、知らない気持ちで溺れそうだった。

ラストオーダーも過ぎていて、焦って退店するともう駐車場に車は疎らで、次の日も仕事なのでどの道我々も解散の流れになった。

車の前まで一緒に歩き、でもなんとなく別れ難くて立ち話をしていると

「手を繋ぐのも初めて?」

と手を握られた。「うん」と答えると、指を絡められ、なるほどこれが恋人繋ぎかと思った。推しカプはよくやる、というより脳内デフォはこれだ。

「……じゃあ、キスも?」

あれ、この流れ。推しカプで予習はしてないけど、数多のBL読んできたから察しはつくぞ。そう思いながら「……うん」と答えた。

見つめ合うのも初めてだけど、伝えるタイミングはなかった。

本当にキスするときってチュッていうんや……と頭の片隅で感動していると、再び唇を合わせられた。

今度は軽く唇を噛まれて、舌が入ってきた。口内を吸われて、舌を甘噛みされたりした。たぶん時間にして10秒くらいだったけど、25年間0だったものが一夜にして、自分的に200くらいに跳ね上がり、すっかりノックアウトだった。

顔が離れて目を開けると、彼との間に唾液の糸が切れる瞬間で、内心

「こ、これは進研〇ミで死ぬほど見たことあるやつ。なんなら自分小説でもよく書くやつ……こんな感じやったんか――」

と謎の感動に包まれていた。

そしてぎゅっと抱きしめられ、

「あー、離したくない。でも、これ以上は止まんなくなるから我慢する」

と言われ、夜も更けてきたのでバイバイした。

帰りの車内では完全に放心状態だった。だってまさか、25年なにもなかったのに、この数時間でこんなことになるなんて、思ってもみなかった。今思い出してもやばい

こうして、私に人生初めての彼氏ができた。

26歳の誕生日まで、あとちょうど2ヶ月という夜だった。

その後はじわじわと恥ずかしさが込み上げてきたが、同時に彼のことが日に日に好きになっている気がする。

断言できないのは、もちろんその経験がないからだ。でも、お相手は程よく優しく、こちらに経験がないことも承知である程度ぐいぐいリードしてくれるのが、ありがたくもある。そして、その振舞いから、「本当にこの人、私のことが好きなんか……」と実感できることもままあり、なんともこそばゆく嬉しい。

経験してみて、合わなければ止めればいいと覚悟して臨んだが、今のところはとりあえず幸せに過ごせている。

推しカプも相変わらず愛おしい。家族友達も愛してる。そこに、もう一つ楽しくて素敵な気持ちになれる存在が加わった。

無論、よいことばかりの毎日ではないが、それでもまあいいかと思いながら生きている。本当に、本当にありがたいかぎりである

※利用していたアプリペアーズとwith。今回の最終的な出会いに繋がったのはペアーズだったが、使用感がおもしろかったのはwith。用心してまじめに使えば、怖い目に遭うことは少なそうだと思う。

2023-02-19

anond:20230203015952

その引用の前に立場関係なくと書いている。増田に書かれていることだけに対して言ってない。

悪意ある引用はやめてくれ。

まさか増田で喚いてるだけとは引用先そのものを言ってるわけじゃないだろうな。

変な引用をするぐらいだから読解力が心配になる。

anond:20230218152440

増田くんアクスタ あなたの勇姿がまさかのアクスタに!

魔除けにも、ひな人形にも、武者人形にも!

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