はてなキーワード: というのはガセとは
猫の血液型は3種類
馬の血液型は
もう少しまとめられたやろ
3兆 3兆 誰が数えたの
いらない雑学が一つ増えた
おそらく元ネタと思われるのはこちらのコラムで書かれているようなことである。
馬の血液型検査では、15種類の血液型を使っていました。血液型の数だけをいえばもっとたくさんあるのですが、明らかな差が出るために検査で有効な血液型ということで、この15種類を使った検査が国際標準になっています。(中略)15のシステムを使った組み合わせの総数は、ざっくりした数値ですが3兆個くらいになると言われています。
ここで言う「15種類の血液型」というのは、
「A型とかB型とかO型とかAB型みたいなのが15個ある」ということではなく、
「血液を分類するための方式が15種類ある」という意味である。
人間でも「ABO式」とか「Rh式」とか「MNSs式」とか血液型の判定にはいろいろな方式があって、
そうした「人間の血液型の判定方式」は数百種類あるのだが、国際標準とされるのは37種類。
同様に、ウマでは国際標準の判定方式が15種類ありますよ、というのが上記の話なのだ。
たとえば「人間の血液型は4種類」というのは「ABO式血液型」の話である。
「Aという特徴がある(A型)」「Bという特徴がある(B型)」「どっちの特徴もある(AB型)」「どっちの特徴もない(O型)」
の4種類で分類しよう、という方式のことだ。
Rh式とかはまたぜんぜん別の基準で血液を分類しているのである。
「ゴリラにABO式の血液型を当てはめるとB型しかいない」という意味である。
別の方式をゴリラに当てはめれば、もっといろんな血液型に分類できるだろう。
先程のコラムには「サラブレッドをABO式に当てはめるならほとんどがB型だ」という話が出ている。
つまりゴリラと同じように数えるなら、「ウマの血液型もほとんど1種類」と歌うべきだろう。
さて、では「3兆」というのは何の数字なのか?
まずはABO式で親子関係を判定、
次にRh式で親子関係を判定、
……
…
みたいな感じで、15種類あるウマの血液型の判定方式を組み合わせて、
すべての結果が揃うようなら親子に違いない、ということをやっていた。
だから、その「15種類の判定方式の組み合わせ」が「3兆通り」あるという話なのだ。
というわけで「馬の血液型は3兆」というのはガセだと考えていい。
いらない雑学がまた一つ増えたな。
・布団を干した時のにおいは、ダニの死骸のにおい
・息を吐きながらだと、ひじをアゴにつけることができる
・1円玉の製造原価は3円ではなく、コスト削減で現在は0.6円まで下がった
・銀行に観葉植物が置かれているのは強盗の身長を測るため、というのは都市伝説
・毛を剃ると毛が濃くなる
・掃除機のコードに付いている赤いテープは、「ここまで伸ばさないと発火の原因になる」という意味
・サハラ砂漠のサハラとは砂漠の意味なので「砂漠砂漠」になる、というのはガセ
・下剤と下痢止めを一緒に飲むと何も起こらない
・きゅうりは「最も栄養がない野菜」としてギネス認定されている
・わかめを食べたら毛が生える
・白髪は抜くと増える
・大仏の額にある黒い点はほくろ
・東京特許許可局は存在しなかったが、平成30年1月17日に設置された
・笑いすぎても死ぬことはない
・ラムネに入ってる玉はビー玉ではなくA玉
この増田を読んでへーと思ってググっていたら、この乗り方は日本固有で外国ではやらない、みたいな記述が何件も見つかった。
そんなわけないだろう思ってさらにググると英語でもケンケン乗りの仕方を書いているサイトが1つ見つかった。
How to Mount a Bicycle - wikiHow
http://www.wikihow.com/Mount-a-Bicycle
「サイド・マウント・メソッド」という名称で、3つの方法のうち1番目に紹介されていた。子供がよくやる乗り方なのだとページの最後に注釈がついていた。
1件見つかりはしたがside mount methodでググっても他のページは見当たらない。実際のところどうなのだろう。
バックカントリーを走るようなレースの動画を見ると、障害物を越えた後にケンケン乗りで再び走りだす様子は映っていたので競技ではありふれたやり方なのだろう。
http://anond.hatelabo.jp/20170401111105
絶賛拡散中の上記内容についていくつか
1.「銃剣道」は「旧指導要領から存在し、新指導要領でも残った」というのはガセ
上記ブログでは、
とあるが、現行の学習指導要領中学校保健体育解説では下記のようにある
また、
ともある。実はこの記述で現学習指導要領で「銃剣道」を教えることも抜け道的に可能なのだ
(逆に言えば、正式に学習指導要領に書き込むことで例外的ではなく、大手を振って「銃剣道」を教えられるともいえるだろう)
一応、「銃剣道」は「巻末参考資料」には「日本武道協議会加盟団体実施種目」として掲げられているが、
この種目の内容を行うようにという記載はない。あくまでも参考資料でしかない
とあるが、別に学習指導要領の「武道=日本武道協議会の種目」という規定はない
実際、政治的な背景から同協議会の種目が採用されたのは推測に易しいがそれが既定路線であるような書きぶりはかなりのミスリードを誘う。
ちなみに日本武道協議会自体、各種団体の寄り集まりの連絡団体だから、「正式採用種目」という表記も誤り。
これだとまるで日本武道協議会という権威が日本武道としてふさわしい競技を議論して採用したみたいな書き方になっている。
3.槍術を残したければ銃剣道ではなく槍術そのものを残せばいい
スポーツ化された「銃剣道」と軍隊格闘術としての「銃剣格闘」は別物で、
http://www.jukendo.info/jukendo-tankendo/jukendo
これは単純に論理破綻していて、槍術を残したければ銃剣道ではなく槍術そのものを残せばいい、で片付いてしまう。
中国の南方武術を残すために空手を普及しようなんて論理が成立するだろうか?
総括
これを「復活」「新たに追加」という見だしと表現で報じるのは限りなくイメージ操作意図の報道だと思う。
これのせいで騙された人間がすごく多い。
イメージ操作云々というか、事実誤認のオルタナファクトを垂れ流している書き手の行為自体がかなりまずい
なんというか、ひどいとしか言いようがない。騙してるのはあんただよとしか言えない
>リフレ派はすぐに机上の極論持ち出すからダメなんだって話でしょ
リフレ派の基となるクルーグマンのモデルにしても、長年積み上げられたマクロ経済学の延長上にあるもので極論とは程遠いし、
その他の参考にしているものも、(たとえばサージェントの4大インフレーションの終焉など)歴史観察によるものが多く極論とは程遠い。
そして、直近の実証分析(たとえばhttp://www.mof.go.jp/pri/research/discussion_paper/ron218.pdfなど)は当然ながら極論とは程遠い。
「リフレ派はすぐに机上の極論持ち出す」というのはガセに過ぎず、そんなガセを信じて拡散してるとすれば、『自分はリフレについて殆どまともに知らないくせにリフレ批判したがる「知ったか」』だと言っているようなもの。