2020-12-06

元々やんごとなき用語だったのに俗世でニュアンスが違って使われるも



デカ刑事

 昔の刑事が着ていた服の袖の部分を「角そで」と呼ぶんだけどそれをアナグラムして「クソデカ」って呼んでたのが短くなってデカになった。ってどっかで読んだ。てか、アナグラムとか変な略し方とかの言葉遊びって昔からあるよね。羽田HNDみたいな。横道。

ご開帳

 もともとは神社とか寺とかの秘宝・秘仏など、普段建物の奥で非公開になっている物が、特別な時だけ一般公開される場合に使われる言葉。決してやましくもいやらしくもセンシティブでもない有難いお言葉。変な想像して神社行くと恥をかく。大罪

貴様

 戦時中軍隊兵士は「天皇の子」扱いだったので、訓練するとき天皇から授かった大切な人という意味貴様と呼んでいた。そもそも文字自体は丁寧な文字ですし。貴重の貴、王様の様。しかし訓練なのでハートマン軍曹よろしくシゴくわけなので、激しいシゴきをするとき呼び名貴様というミームが伝染していったのか、その結果、他人尊敬せずに見下す文脈に用いられる二人称になった。真逆


お気持ち表明

 平成時代天皇陛下、現在上皇が、いろいろと思うところを発表なされたときにお使いになられたお言葉NHKは専用のフォントを使うらしい。しかし、それ以降の庶民らは「モノ申す」とか、アイドルのような存在が厄介ファンに苦言を呈すだとか、そういったややネガティブな発表をすることを皮肉的・否定的ネガキャンするようなニュアンスで使うようになった。不敬。

https://twitter.com/shota_/status/762532330749566976

  • 「貴様」は江戸時代後期には既に逆の意味で使われていたようだぞ。戦時中というのはガセだろう。 あとは「宣う」とかもその手の言葉だぞ。

  • 一個だけとても遅い時期に確立した奴があって草

  • 最近「ガバガバ」が何の気なしに使われているような気がする…気がしない…?

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