はてなキーワード: 響子とは
デレぽ炎上とかシナリオ問題とか衣装デザインとか好みによるもあるだろうけど
目に見えて更新内容全体のクオリティが一年前から停滞・低下していることが全ての引き金だと思う
今回の五十嵐響子恒常ガチャについては、流石に目に余ったので私見を記録しておく
1初の恒常2週目追加
…これについては
「まだ全員実装されていないのに恒常2週目とは何事だ」
「〇〇(性能・衣装)な五十嵐響子を期待していたのに恒常2週目で納得できない」
…PCS衣装。細かいアクセサリー以外の胴体部分については、全く同じディテールだ
これについても、
「3週目の五十嵐響子をずっと待っていたのに五十嵐響子だけの特別な衣装じゃなかった」
「小日向美穂の恒常SSRは小日向美穂しか着られない特別なものではなくなった」
「自由度の高いのが売りだったシンデレラでユニット推しとは何事だ」
3今回の更新を歓迎する人々
…ピンクチェックスクールのユニット衣装に期待していた人達も勿論いる。
個人的には、正直そういったおそろいユニット衣装をリリースするために「ドレスショップ」
があるのであって、課金ガシャのSSRはまた違うものであって欲しいと思うのだが、
にとって、1・2にあるような自分が嬉しかった事への批判を見る事は気持ちの良いものではない。
逆に批判意見に対する否定も、「批判をするぐらい何らかの形でシンデレラに興味があった人」
のポジティブな気持ちさえも否定することになるわけだから、お互いに不毛である。
今回の五十嵐響子の件は流石に…と思ったので取り上げたが、ここの所大なり小なり、最初の頃に比べて(デレステ 手抜きとツイッターでサジェストされるぐらいには)満足できる人と不満を抱く人の割合において、後者の勢いは増加している。
この原因を作っているのは何者でもなく、「売上がシンデレラガールズのゲームに還元されていない」部分にあると思う。
3Dモデルのテクスチャや立体部分は素人目で分かるぐらい減っているし、MVも過去リソースの再利用が増えた。そして今回は課金ガシャ衣装のほぼ再利用である。
デレステの売上を全てデレステに使うのは企業として正しい姿とは思えないが、シンデレラを楽しみに、期待しているユーザーたちに向けてもう少しリソースを使ってほしい。
3Dの女の子やアイドルが歌って踊るゲームは山ほどあるし、音ゲーだって千差万別だ。
それでも、「デレステ」をプレイしている人達は多かれ少なかれ「シンデレラガールズのアイドルが好きな人達」であることを忘れないで欲しい。
シンデレラガールズは183人もいるから、183人それぞれを好きな人達の願いを叶えるのはとても難しい事だけれど、「イベント報酬に全アイドルに何らかの利益があるものを入れてみる」とか、「同じ全員配布でも取得条件になんらかのゲーム性を入れてみる」とか「モバゲー版」で出来ていたことでも、大分変わる。
完全に蛇足だが、「テキスト」や「シナリオ」を頑張って捻出することが全てではなく、「ユーザー」に想像の余地を与える事も、コンテンツに一役買うのではないか。
ゲームのプロなら、不満を抱えるユーザーが増加してしまった現状を、不満を上回る楽しさで打開してくれると願ってやまない。
この人、声なしが売り上げを落としてるっていう論拠があるように見せかけているだけで、ただ声なしを叩きたいから叩いてるだけ。
まずあの美穂の丸パク衣装で売り上げ上がると思ってるのヤバすぎない?ユニット衣装って言ってもNGとかは細かい意匠が違うし、NWはまぁどうかとは思うけど少なくとも色は違うわな。
今回のピンチェ衣装は色も同じで手袋とソックス消しただけでしょ?ドレスショップでやれ。(少なくともピンチェ衣装をドレスショップに置けば10連分のお金でユニット衣装揃えられるわけで、ピンチェ好きからは集金できるだろうし)
その上で浅利七海とか(別にどの子でもいいけど、この記事書いた奴が集金にフォーカス当ててるから)は4月とかに売ったグッズも売り切れたし、SSR売れば相応に集金出来るんじゃないですかね。
あと声なしのガチャのせいで売り上げが減ってるって言うけど、それは晴や歌鈴の恒常みたいに、全く魅力の無い衣装(今回の響子も同じく)を出してるからじゃないの?この記事が言う声あり人気キャラが集金した金を、ユーザーが聞いた事の無い新曲、思わずガチャを引きたくなるような魅力的な衣装に使ってくれれば、出たキャラが声なしであろうと集金出来ると思うけどな。
恒常2周目を問題にしてる人は頭悪いと思うよ。別に次のガチャ更新がまた恒常2周目か声無しキャラかなんて運営しか知らない訳だから。
今回問題にするべきは目先の利益に囚われて(○○○○に押されがちな現状で)使い回しの衣装で実装した事じゃない?
担当の人は3周目限定でも特別なスキルと特別な衣装を着て踊る響子を見たかっただろうに手抜きな上、美穂の価値まで下げて誰が得したの?
今回登場したアイドルは五十嵐響子であるが、これが界隈にちょっといた波紋を引き起こしている。
端的に言えば、今回のガチャ更新によって一つの事実が明確になった。
特定の層に位置するアイドルの――いや、この際はっきり言おう。不人気アイドルの出番が減るのだ。
デレステにおけるガチャ排出キャラクターの最高レアリティはSSRだが、その中でもさらに3種類の序列がある。
今回のガチャ更新は、3種のうちでもっとも序列の低い「恒常」と呼ばれる部類である。
「恒常」よりも序列の高い「限定」や、序列最上位の「フェス限」は、ストレートに言えば人気アイドル専用だ。
それに対し、この恒常ガチャはデレマスアイドルの誰もが登場しうる。
きらびやかな専用衣装を着て踊るアイドルが見られるチャンスとあって、
限定やフェス限を望めないアイドルの担当Pは恒常ガチャへの登場に大きな期待を寄せるのである。
実際、人気アイドルは随分前に一通り恒常ガチャへの登場を終えており、直近はかなり玄人好みのラインナップに偏っていた。
だが、今回登場した五十嵐京子はすでに恒常や限定を経験済み、フェス限登場も確実視されている人気最上位レベルのアイドルである。
今年の5月に実施されたキャラクター総選挙イベントでも、全183名中35位に食い込んだ。
その響子が、恒常に2回目の登場を果たした。
実質的にアイドルのSSR救済ガチャとして機能していた恒常に、いまだSSR化されていない数十人のアイドルを差し置いて、である。
担当アイドルがSSR化されるのを心待ちにしていたPの一部が憤るのも無理はない。
それより、まだ日の目を見ていないアイドルにスポットライトを当ててくれ。
あなたの思いは独善だ。身の程を知るべきだ。あなたの担当アイドルが晴れ舞台に登場するたび、
アイドルマスターシンデレラガールズは多大な損害を被るのだ。
損害、というのは比喩でない。文字通り、デレステの収益を棄損しているのである。
ご存知の通り、デレステを含む日本のソーシャルゲームは、ガチャを収益の根幹に据えている。
我々ユーザー側はガチャごとにどれだけ売り上げが出ているか、知るすべを持たない。
だが、アプリストアの売り上げ順位変動から相対的な推定をすることは可能だ。
さて、「玄人好み」の恒常ガチャで、デレステの売り上げ推移がどう変動するか。
はっきり言おう。壊滅的である。
少し調べればすぐにデータが出てくるので、興味がある方はぜひ調べていただきたい。
月末やフェス限、あるいはタイプセレクトガチャ。このあたりであれば、どんなに酷くたって順位が50を切ることはまずない。
だが、最近の救済恒常ガチャ期間中は平気で150位を割り、酷いときには順位が低すぎてランク外に陥ることすらある。
あなたが望んだアイドルの晴れ姿は、ほとんどの人にとって、お金を出す価値がない。
これはデレステというゲーム全体から見た場合、致命的な欠点だ。
キャラクターの権利を持つバンナムも、ゲームを開発しているサイゲームスも、営利企業である。
収益を上げなければ、企業は開発を担う社員を養えない。設備だって用意できない。
ゲームの発展は止まり、ユーザーは離れ、いずれアイドルが活躍するための舞台そのものが、この世から消え去るかもしれない。
そして、あなたのアイドルはその危機を呼び込む災厄に他ならない。
五十嵐響子は、だから災厄からデレステを救うための救世主なのだ。
この文章を書いている時点でまだ結果は出ていないが、しかし自信を持って断言できる。ガチャは回る。あなたのアイドルよりずっと。
恒常2週目への不満。担当アイドルがSSR化されないことへの憤り。もっともだ。デレステへの非難。大いに結構。
だが、なぜ人気アイドルが恒常に再び登場せざるを得なかったのか。あなたのアイドルがなぜSSR化しないのか。一度、しっかり考えてほしい。
バンナムも、サイゲームスも、よく耐えた。下がり続ける恒常ガチャの順位とその影響を、我々よりもずっと具体的に把握しているはずの彼らは、
それでもアイドルを信じていた。P達の言う担当アイドルの魅力が、万人に通じることを信じていた。
きっと、違う未来もあったのだろう。あなたの担当アイドルにチャンスが巡ってくる未来もありえただろう。
関裕美や藤原肇のように地道なP活動が実を結ぶことも。高垣楓や安部菜々のように不動の人気を得ることも。
だが、そのためにいくらでもあったはずの機会を。2011年11月28日からの7年近くの時間を。あなたのアイドルは無駄にした。
その結果から、逃げないでほしい。
これから、恒常にも再び人気のアイドルたちが戻ってくるだろう。総選挙のランカー常連が登場し、恒常ガチャの売り上げは回復していくだろう。
なにもゲームから、あなたの担当アイドルを排除しろと言っているわけではない。彼女たちにも、舞台は与えられるべきだ。
ただ、不人気アイドルの担当Pは忘れるべきではない。あなたのアイドルが躍る舞台は、人気アイドルたちが支えているという事実を。
なんだこれなんだこれなんだこれ。
あまりにスッキリしなくて映画館でてからも身震いのような気持ち悪さが引かず肩を縮こまらせてみたり腕を拭ったりぴょんこぴょんこ跳ねてみたけどそれでも気持ち悪い感覚が引かず最寄りの喫茶店に駆け込んでカフェラテを飲みながらこれを書いてる少し落ち着いてきた。
アニメ映画に限らずエンタメであることが求められるこのご時世にこれだけ監督が気持ちいいもの垂れ流しました的な物語が劇場公開できてかつ絶賛されてるのをみると世の中健全だなあというか捨てたもんじゃないなあと思うけどやっぱ許せそーにねーわっていうか辛い(言えたじゃねえか)。
でまあ何が気持ち悪いかっていうと希美なんなのアイツってことなんだけど。
本音言わないにもほどがない? ずっと嘘くせー笑顔うかべてるしさあ。一番「あ、こいつキチガイだな」って思ったのは優子がキレてるところでもニヘラニヘラしてたところだな。あそこは普通なら申し訳ない顔をするなり逆ギレするなり何なりリアクションがあったはずなんだよそれを普段と変わらない笑顔でやりすごすとかさすがに何なのコイツってなるわ。
そういう本音を一切語らない希美が描かれた末にみぞれが羽ばたいてあーこっから変化きますわ変化って思ってたら何も起きずむしろ語らなさが強化温存されてENDってさすがにねーわ音大行くのやめたのみぞれにけっきょく言ってねーだろ何だコイツ。
それでもメタ的にそれを指摘するパースペクティブが用意されてるならいいんだけど(嫌だけど)でも作品として「disjoint→joint」ってやっちゃうわけじゃん。いやこれで解決されてるとか主張するのはさすがにソシオパシス疑うわwww
もう少し話を整理する。
この話はTVシリーズからずっと続いていたみぞれの希美に対する一方通行的な気持ちにどう決着をつけるかって話だ。
みぞれは希美に対してオンリーワンだけど、逆はワンオブゼムにすぎない。お互いがお互いに抱いている感情が等価ではないという問題はこのふたりにずっと横たわっていて、TVシリーズ2期の序盤でこれを取り上げることによって一定の解決をみた(が、実はTVシリーズは視聴者を慮ってか原作に比べてかなり手加減したつくりになっている。原作ではこの落差を青春が持つ残酷さとしてストレートに描いており、解決がつくどころか希美の無理解さが強調されるエグみを持っていた)。
さて『リズと青い鳥』においては同名の架空の海外小説とそれを原作とした吹奏楽曲を補助線とすることでふたりの距離に改めてスポットを当てている。
『リズと青い鳥』はひとりぼっちのリズのところに彼女を哀れんで青い鳥が少女となってやってくるという話である。最初ふたりは幸せに暮らすが、リズはやがて少女が青い鳥だと気づき、彼女は大空を自由に羽ばたくべきだと主張する。ひとりぼっちだからといって己が鳥かごになって大空を自由に飛べる青い鳥を閉じ込めることは許されないというわけだ。それはリズの愛である。青い鳥はそれを悲しむが、リズの気持ちに応える形で大空へと旅立つ。
当初みぞれはリズに自分を重ね合わせる。闊達で皆の中心にいる自由な希美を遠くから眺め、自分なら青い鳥を手放しはしないのに、リズの気持ちはわからないと言う。だが臨時コーチの新山との対話の中で、青い鳥がリズの愛に応える形で飛翔することへは理解を示す。良かれとおもって彼女の元に来たことが却って彼女を苦しめるなら大空へと羽ばたく姿を見せることをもって彼女を幸せにするのだ、という解だ。だがそれは現実のみぞれと希美の関係にはそのままオーバーラップしない。
吹奏楽『リズと青い鳥』においてみぞれオーボエ希美フルートはそれぞれソロパートを担当する。曲の成否を決める重要なパートだ。だが希美のクオリティが低く、みぞれが無意識的にそれへ合わせることで滝も麗奈も納得しない出来になっていた。それをみぞれが「羽ばたく」ことで解消する。しかし希美はリズじゃない。覚悟を決めて申し出たリズと違って、希美にとってみぞれの「羽ばたき」は寝耳に水で目をそらしていたみぞれと自分との力の違いをまざまざと見せられることになってしまう。希美はみぞれに「手加減してたんだね」「みぞれはすごい。自分のような凡人とは違う」と醜い感情をぶつける。ここまでは理解できる。が、ここから先がないことは理解できない。事件は起きた。が、解決とまでは言わないまでも変化がないことは理解できない。みぞれと希美の関係は、あのなんか表面だけを取り繕っている妙な関係に戻ってしまうのである。本当に理解できない。
希美が音大進学を諦めたことは参考書を借りている描写からもわかる。くどいほどに強調されていた希美が一歩先を行きながらみぞれといっしょに音楽室に向かっていた今までから希美は図書室に勉強へ、みぞれは音楽室に練習へ行っていることからも道が分かたれたことは明確に描写されている。
だが音大進学をやめたことを伝える描写はないし、おそらくみぞれもそれに気づいていない(それぐらいノーリアクション)。希美はみぞれの目の前で参考書を借りているし、練習したみぞれが図書室で勉強していた希美と落ち合ってお茶して帰る描写があるので、現象として「希美音大進学あきらめた」はみぞれの目の前で展開しているのであるが、みぞれはノーリアクションなのでやはり気づいていないと考えるべきだろう。気づいてなお普段を演じているのだとしたら、希美以上にみぞれがぶっ壊れている(付言しておくと図書館が普通科の大学、音楽室が音大を暗喩し、それぞれを出て合流してお茶するところが、道が別れても一緒にやっていけることを暗喩してはいる(映画けいおんのセルフオマージュ感はあった)。しかしそれは言葉だけでそう表現されているに過ぎず、何も解決されていないことから額面通りに受け取ることはできない)。
事件は起きた。が、変化が起きないどころかお互いの距離と無理解が強化温存されてしまった。それなのに「disjoint→joint」とやってしまうのは、さすがに気持ち悪いとしか言いようがない。
ただ歩いてるだけであんな音はぜってーしねえと冒頭からツッコミ待ちな辺りそうとう振るっている。音がもたらす強烈な違和感によって、アニメーションだからこそ描き得る「体温」とでもいうべき何かが嫌でも強調され、作品の表現したい内容がプリミティブな形で視聴者の前に突き出される。
映像にしてもそうである。潤む瞳や流れる髪などアニメーション的誇張を重ねて表現された絵は、アニメーションであることの自覚ぬきに成しえない。アニメーションだからこそようやく可能な表現に挑戦した意欲作だと言える(アニメ『めぞん一刻』において、五代が「なんで泣くんだよ。なんで……」と言った響子さんの涙を思い出した。あれもアニメでなくては表現できないし、成立しない映像表現である)。
■2018/4/28追記
https://anond.hatelabo.jp/20180427225401
いやいや。
希美は内面を表情に出さない本心を語らない(いつも嘘くさい笑顔をはりつけている)キャラクタとして設定されていて、その強調として彼女を中心とするクラスタが表面的な付き合いに見えるような描写は繰り返しされている(むろん希美にはみぞれ以外の友人が沢山いる、希美しかいないみぞれとは違って、というためのものでもあるが)。
みぞれの後輩である剣崎梨々花が「先輩といっしょにコンクールに出たかった」と号泣するのはそれとの対比であり、畢竟、希美とみぞれ及びそれぞれのキャラクタの周りにいる誰が本心を語っているのかということを浮き彫りにするためにほかならない。
優子に詰められた時の対応などを見ても、希美が(本心を語らないという意味で)信頼できない語り手的登場人物として描かれていることは疑いようがない。そこから彼女が「変化」したと捉えうる描写もないため、増田が「濡れ場」と称する場面でも彼女の表情や言葉を額面通りに受け取ることはできない。
そもそも(原作)ユーフォは、みぞれと希美がそれぞれ相手に寄せる好意の量の差異を赤裸々に露わにし、青春とはかくも残酷なのだと描写した物語だ。物語がその残酷さに直面したとき、原作においては久美子が「うわこれキッツ」というようなリアクションを密かにすることで、それをどう物語として扱うかというパースペクティブが用意されている。が、リズと青い鳥にはそれがない。
希美が相談なく吹部をやめたことでみぞれはショックを受けた。相談がなかった、知らされなかった、自分はその程度の友人でしかないのだという事実が彼女を傷つけた。希美の音大やっぱやんぴはそれの繰り返しであり二度目だからこそ余計につらいわけ。だから優子はキレた(なのにニヘラニヘラしてやりすごす希美!)。じゃあ実際みぞれがそれを知ったとき彼女はそれをどう感じるのか、ということは「食事やトイレに行」く描写があるかどうかとかとはまったくもって次元の違う、映画において回避すべきではない描写にもかかわらず映画はそれ回避してしまう。ずいぶんと不誠実ではないか。
みぞれは最後、オーボエを続ける選択をする。それをどう解釈すべきか。
みぞれは希美といっしょにいるためにオーボエを吹いていた。一歩下がってついていくようなみぞれは希美に嫌われたくない。だからオーボエも、希美に合うようにもっと言うなら彼女を超えないように抑えられていた。鳥が自由に羽ばたくところを見れば、地べたを這いずり回るしかない人間はあるいは鳥を嫌いになってしまうかもしれない。そういう恐れを鳥が抱いても不思議ではない。だが青い鳥は、リズに励まされ、大空を舞う。翼はもともと持っていたものだが、リズの励ましによって青い鳥はもういちど空を自由に舞うことを選択する。それこそが、あなたがわたしに望んでくれたことだから。だからこそ大事にしたい、続けたい。
という読みが妥当だろうが、納得してそう受け取るには希美が音大に行くことをやめたと知ったみぞれの描写なくしては無理だし、リズが青い鳥を支えたように希美がみぞれのオーボエを支えると口にされても、希美への信頼がゼロなのでそれは難しい。そういった明らかな構造的不足を映画は無視したまま終わってしまうので、信頼もへったくれもない。
ところでこういった感想は、映画を見て心で感じたことを言語化して初めてでてくるものであって、「小難しい理屈」などでは決して無い。ということぐらい最低限理解してからコメントをつけるべきだろう。
これでいいです
1位 高垣楓
2位 島村卯月
3位 渋谷凛
4位 佐藤心
5位 鷺沢文香
6位 神谷奈緒
7位 神崎蘭子
8位 北条加蓮
9位 佐久間まゆ
13位 橘ありす
14位 輿水幸子
15位 大槻唯
16位 前川みく
18位 乙倉悠貴
21位 新田美波
23位 三船美優
24位 依田芳乃
25位 宮本フレデリカ
26位 星輝子
27位 本田未央
29位 アナスタシア
30位 双葉杏
じゃあ単純に数絞っていこう。
安部菜々、輿水幸子、島村卯月、一ノ瀬志希、前川みく、佐久間まゆ (6名)
乙倉悠貴、小早川紗枝、三村かな子、櫻井桃華、宮本フレデリカ (5名)
道明寺歌鈴、椎名法子、中野有香、早坂美玲、水本ゆかり (5名)
神谷奈緒 、橘ありす、速水楓、森久保乃々、二宮飛鳥 (5名)
アナスタシア、多田李衣菜、新田美波、塩見周子、白坂小梅(5名)
鷹富士茄子、川島瑞樹、三船美優、佐々木千枝、上条春菜 (5名)
赤城みりあ、城ヶ崎莉嘉、堀裕子、日野茜、諸星きらり (5名)
卯月「……うん? もう2年も前の話ですよ?」
愛海「いえね、島村さんの結婚式? 披露宴? なんかそういうの話なんですけど」
卯月「そうですね、さすがに事務所のみんな全員とはいかなかったですが、愛海ちゃんはラジオ一緒にしてますし。っていうかなんで2年前の話するんです? なんか2回目の結婚式したと誤解されそうで嫌なんですけど」
愛海「あの席」
愛海「あの席の配置なんなんです?」
愛海「覚えてらっしゃらない! 覚えてらっしゃらないと申します?」
卯月「えー」
愛海「はっきり言いました、島村さんははっきりと『私が全部プロデュースするからプロデューサーさんは黙っててください!』と言いました。言質をとっています」
卯月「はあ。じゃあもう覚えてないですけど、私が決めたんですかね?」
愛海「それで、その席の配置、五人がけのテーブルにあたしと誰がいました?」
卯月「覚えてないですよお」
そしてあたし、棟方愛海」
愛海「悪意あるでしょ」
卯月「もう始まりからここまで愛海ちゃんの意図がまったくわからないです。
何が言いたいんです?
それに、今更ですよこの話。
2年も前の話をなんで今……さ……」
卯月「違いますよ! わざとじゃないっていうか、かりにわざとだとしても、悪意なんてないですよ!
そもそも、どこかに誰かを配置しなきゃいけない以上、こういう偶然はあるものです!
だいたい……」
愛海「なんです?」
卯月「その…… いやほんと、本当に本当に悪意はないですからね。こういうことで愛海ちゃんを弄るの大嫌いですから」
あたしの席全員、それぞれの担当プロデューサーと付き合ってる子だったじゃないですか!」
愛海「偶然のわけないでしょ!」
卯月「それに、それがなんで悪意なんです?」
愛海「周りのみんなですよ、周りの。
そのね、この四人って言ってみれば事務所のうちうちのメンバーは知ってたわけですよ。
プロデューサーとお付き合いしてることを」
卯月「まあ、目敏い人はそうかもですね」
愛海「そんな中にあたしを放り込んだんですよ?」
卯月「えー、もうなんか被害妄想入ってません? 誰も何も思ってないし、だいたい気づいてませんよ」
でもね、あの四人と披露宴という場で一緒にいることの辛さ」
卯月「これ、シリアスな話してます? なんかコメディでこの話するの若干ポリコレに違反してるような」
もうね、もうね、四人が四人とも、自分のことのように喜んでいるわけですよ。
そして何よりね、いつかその先に自分もいることを思い描いているわけですよ。
愛海「せめてヘゴれや! いやもうね、あの空間にいたあたしのアイデンティティクラッシュ」
愛海「そのね、色々考えるわけですよ。
先進的な渋谷区(美波さん談)に感謝する方向もあるなあとか、けど特定の相手を見つけると縛られてしまうよなあとか、いやでもそうやっていつまでもフラフラしていたらいつか本当に一人になってしまうぞ、とか」
卯月「考えたらいいじゃないですか。みんなそうやって大人になるんです」
愛海「ううううう……」
卯月「で、二年間悩んで答えでました?」
愛海「でないです……」
卯月「繰り返しますけど、悪意なんてないですし、愛海ちゃんに何か当てつけてやろうなんて思ってません」
愛海「今夜もー」
なので、第六回シンデレラガールズ総選挙の一位から四十位までを、
そのアイドルが処女の場合はいつものハピハピな感じで「うっきゃー!」と言った後「ちゃん付け」で呼び、
自分が処女を頂いていた場合には愛情を込めて「きらりの」をつけて「呼び捨て」で紹介し、
渋谷凛が処女を頂いていた場合には「愛に包まれて気づいたいつもたくさんの笑顔ありがとう」と歌った後「渋谷凛の」をつけ、
森久保乃々が処女を頂いていた場合には「夜のデートは危険すぎるからなんて」と歌った後「森久保乃々の」をつけて紹介しますが、
ただし、森久保乃々とそのアイドルがもう別れている場合には「いつだってその笑顔をより輝いてるものはない、どんなに強がっても一人じゃ何もできない、交わす言葉も凍りつくいじけた都会でも、二人ならうまくやれるさ、きっとやれる、今全ての思い出投げ捨てて、今全ての夢に勇気を込めて、今全てをこの愛にかけてみる、ほどけた靴紐を結んで」と歌いアイドルの名前は言わない、
高垣楓さん
うっきゃー! 本田未央ちゃん!
うっきゃー! 藤原肇ちゃん!
うっきゃー! 喜多見柚ちゃん!
うっきゃー! 村上巴ちゃん!
うっきゃー! 北条加蓮ちゃん!
関裕美さん
うっきゃー! 鷺沢文香ちゃん!
うっきゃー! 緒方智絵里ちゃん!
安部菜々さん
うっきゃー! 輿水幸子ちゃん!
うっきゃー! 神谷奈緒ちゃん!
うっきゃー! 喜多日菜子ちゃん!
うっきゃー! 高森藍子ちゃん!
うっきゃー! 前川みくちゃん!
うっきゃー! 速水奏ちゃん!
うっきゃー! 島村卯月ちゃん!
三船美優さん
うっきゃー! 小日向美穂ちゃん!
愛に包まれて気づいたいつもたくさんの笑顔ありがとう、渋谷凛の森久保乃々
双葉杏さん
きらりのナターリア
いつだってその笑顔をより輝いてるものはない、どんなに強がっても一人じゃ何もできない、交わす言葉も凍りつくいじけた都会でも、二人ならうまくやれるさ、きっとやれる、今全ての思い出投げ捨てて、今全ての夢に勇気を込めて、今全てをこの愛にかけてみる、ほどけた靴紐を結んで
おもろーーー!
アイドルマスター シンデレラガールズ CM メンバー発表時の選挙順位
3弾
小日向美穂 9位
多田李衣菜 7位
十時愛梨 1位
本田未央 圏外
4弾
日野茜 5位
赤城みりあ 圏外
安部菜々 15位
新田美波 13位
輿水幸子 14位
5弾
佐久間まゆ 圏外→6位
緒方智絵里 6位→7位
アナスタシア なし→2位
6弾
北条加蓮 圏外→8位
小早川紗枝 圏外→圏外
堀裕子 なし→47位
7弾
鷺沢文香 なし→なし→6位
宮本フレデリカ 圏外→圏外→40位
速水奏 なし→25位→26位
市原仁奈 4位→39位→48位
8弾
片桐早苗 なし→41位→圏外→圏外
一ノ瀬志希 なし→なし→44位→5位 ボイス6位
櫻井桃華 圏外→32位→50位→32位 ボイス18位
9弾
大槻唯 22位→46位→49位→19位 ボイス13位
中野有香 圏外→圏外→圏外→圏外
10弾
乙倉悠貴 なし→なし→なし→31位→36位
松永涼 圏外→圏外→圏外→圏外→圏外
依田芳乃 なし→なし→なし→22位→5位 ボイス14位
デレマスアイドルは現在183名だけど、これってエリア更新とかでアイドルが追加されていってからの数字なので
サービス開始時点で、って条件つけるともうちょい少なくなる。
追加で入ったキャラのほうが個性出すぎてるせいで、初期からいた比較的おとなしめのキャラが特に埋もれていて、特にCu・Paにそういったの多い印象がある(個人的には)。
あとはのあ→アナスタシア、頼子→文香 のようなあからさまに初期キャラを構成しなおしたと思しきキャラの存在。
この2人のPでアナスタシアさえ、文香さえ出てこなければ…って内心苦虫を噛み潰している人は少ながらずいるのでは(是非はともかくとして)。
そういった諸々理由で初期キャラが割を喰っているのは否定しようがないと思う。
それこそミリオンやSideMみたくサービス開始時からメンバー数がほぼ不動で続いていたらどうなっていただろう?
(ほぼ、というのはあとから加入した新アイドルが数名ほどいるため。当然声優もついている)
例えば響子辺りはもっと早く声がついたかもしれないし、上の2人も属性が似ていてより洗練された"壁"にはばまれず順当に出世できていたかもしれない(見た目は良い部類に入るので)。
五十嵐響子は料理が得意で、「お嫁さんにしたい」アイドルという肩書きを持つ。ポリティカルインコレクトの化け物だ。彼女には、消えてもらった方が都合がよさそうだ。
でも、五十嵐響子を消すことは最適解ではない。本当に政治的に正しい決断は、五十嵐響子を他者の欲望を前提とした料理から解放することだ。
たしかに誰かを思って料理を作ることは大事だけれども、誰かを思うことが料理に先立つと、意味合いが変わってくる。この人は料理がしたいのではなく、作らされている。そう思えてしまう。
「私は料理が好きだから作る。相手がそれをどう思おうと関係ない。」
そういう気持ちで料理に向き合えば、ポリコレ棒で叩かれることはなくなる。
あと、料理が得意なことと結婚することに関連性はない。スキルだけで結婚が決まってたら、今頃、全国の料理が得意な引きこもりは結婚してる。
もし五十嵐響子が料理狂人であれば、ワンチャンあるかもしれないが、料理だけでアイデンティティを構築できるほどキャラが濃いわけではない。
五十嵐響子は、そんなにハンバーグが好きなら、餃子声優ならぬハンバーグアイドルにでもなればいいんじゃないかな? お嫁さんになる必要はない。
https://anond.hatelabo.jp/20170813014010
読んで最初に思い浮かんだのは、いつぞやの壁ドン見て垢消したまゆPの話だった。
この手の話はまあずっと語られてて、
「加蓮は渋谷凛のおまけじゃねえ」とか、
いろいろこだわりを持ってるプロデューサーさんは前からいたように思う。
私自身アスタリスクから連なる一連のだりみく百合がちょっと肌に合わないみくPなので(りーなちゃん自体はキャラや曲含め好きではある、念のため)、増田の気持ちはわからなくもない。
わからなくもないけれど、やっぱりそれって気の持ちようだよね、とも思う。
公式は可能性は示すけれども、公式はユニット回答を用意してくるけども、公式が出してきた答えは唯一絶対のものでは必ずしもない。
こういうこと言うと「公式を無視するな」と言われるかもしれないけれど、そもそもモバマスにしろデレステにしろ、プロデューサーが好きなようにユニット組んでライブするゲーム。
ありすちゃんがクローネやってる世界も公式だし、ロリ組の集まった事務所で活動してる世界も公式。
「それはそれ、これはこれ」として、公式は公式としてそれを否定せずに、うちの担当アイドルはこうだから、って割り切って楽しんだ方がいろいろ気が楽だとは思う。
アイドルがプロデューサー大好きなのも、ソロ活動してるのも、346の所属なのも、レズなのもふたなりなのも、プロデューサーの自由。
公式とうまく距離を取って、好きなものは好きって言ってほしい。
公式を信じて、裏切られたと感じて疲れて離れていく人を見るのは、やっぱり悲しいので。
卯月「ニュージェネレーションの島村卯月です! 今日もラジオ頑張ります!」
愛海「ニュージェネレーションじゃない棟方愛海です! 今日もお山登り頑張ります!」
愛海「……あーその」
卯月「ですよね」
愛海「うん、食材三品目法、食三法という法律が近日公布されるんだけど、それの先行被験者なんだ」
卯月「もうこの、日菜子ちゃんと愛海ちゃんの二人が揃ったときの面倒臭いノリですよ」
愛海「それ、すごいよく言われる」
卯月「本当ですよ、二人それぞれ一人一人なら好きですけど、二人が揃ってるときは正直近寄りたくないですもん」
愛海「ひどいよ!」
卯月「その事件のとき、私もいたんですけど、本当に不愉快でした」
愛海「そこまで言わなくても」
卯月「全体を話すとアホみたいに長くなるので、かいつまむんで話しますね。
愛海ちゃんと日菜子ちゃんと、あと数人のアイドルが番組の待ち時間だったんですよ」
愛海「三時間ぐらい?」
卯月「そうですね。機材トラブルとかが色々あったんで、そのぐらい待ったんです」
愛海「で、その中であたしか日菜子ちゃんのどっちが急に「片栗粉中毒!」って言い出して」
卯月「そこからですよ、二人してアホみたいな大きい声で「片栗粉中毒!」「片栗粉中毒!」と延々繰り返すんですもん。しまいには、歌番組始まって他のアイドルが歌っているのに、それでもまだ「片栗粉中毒!」「片栗粉中毒!」と……」
愛海「い、いや、一応流れがあったんだよ、流れが」
卯月「そしたら番組のディレクターさんがブチ切れて346プロに公式に抗議の連絡がいって、全員が怒られたんです」
愛海「ごめんなさい」
愛海「食材三品目法」
愛海「ざっくりいうと、食材を自分が選んだ三つしか一生食べれないの。
豚、卵、玉ねぎ、だったらその三つだけを食べ続けるの。
それで、誰かと一緒にご飯を食べるときは、その人の食材も食べていいっていう、一緒に食卓を囲む楽しさを」
愛海「卯月さん周りの人だと、響子ちゃんが『牛、豚、卵』だよ」
愛海「するどい、玉ねぎ持ちの子を探してるので、玉ねぎを選んだ人は響子ちゃんと結婚できるチャンスだよ!」
卯月「なんとなく読めるけど、法子ちゃんは?」
ちなみに、凛さんとチョコが被ってたから、法子ちゃんと凛さんは結婚しないよ」
卯月「チョコかぶり、というか、ヤングドーナツを選ぶお嫁さん嫌ですよ」
ところで、愛海ちゃんはどんな三品なんですか?」
卯月「……は?」
愛海「あずき」
愛海「牛乳」
卯月「雫ちゃん?」
愛海「求肥」
愛海「雪見だいふくの外側」
卯月「その心は?」
愛海「ふおおおおおお! やわらかプニプニ! やわらかプニプニ! アイライク! プニプニ!」
愛海「糖尿病なりそう」
愛海「それなんだけど、アイスクリームって牛乳と砂糖を混ぜたらできると思ってたんだ」
卯月「卵がいるんでしたっけ?」
愛海「うん…… だから、想定では雪見だいふくと、あずきで作った餡子の大福を、交互に食べるつもりが
アイスクリームが作れなくて……」
卯月「今までの話題だけでも、卵を選んだアイドル多いから、結婚すればいいじゃないですか」
卯月「えー。ちなみに、結婚は冗談にしても、共同生活送ってる人は多いんじゃないですか?」
愛海「そうだね。ヤングドーナツを選んだ法子ちゃんを哀れに思ったのか、時子様が今週は家に泊めてるみたい」
愛海「『豚、鶏、鰻』」
愛海「こういうの私生活が謎な人のが知りたいよね」
愛海「ちなみに、七海ちゃんは全部魚編でした!」
それじゃあ、今週も」
愛海「ニュー乳Newジェネレーション! はっじまるよー!」
疲れた。一つ一つなら許容できたことが、積み重なりすぎた。
音ゲーという性質上、声の無いアイドルがメインで活躍できないのは初めからわかっていた。
収益の大部分を占めるガシャの目玉SSRは人気のある子達で回していかなければいけないのもわかっていた。
この二点についてはどうしようもない。だから今後、それ以外の方法で声の無いアイドル達も輝ける何かを提供してくれるんじゃないかと思っていた。
ドレスショップの告知が出た時は、ついに来たと思った。色んな子に新しい衣装が着せられる日を夢見た。
ところが蓋を開けてみれば、既に専用衣装がある子達への限定衣装である。
かなり落胆した。ドレスショップがこの方針で衣装を追加していく限り、声の付いている子達にのみ専用衣装がどんどん増え続ける。
声のある子と無い子の間に付いてしまった大きな差を埋める施策を用意してくれたと思ったら、更に広げるものだとは。
多分、現状のアイドル格差については運営も何とかしたいと思っていて、
ゲームが軌道に乗ったら少しずつ対策を打ち出すのではないかなぁという楽観的すぎる希望は、その時打ち砕かれた。
それだけだったらここまで悲観的にならずに済んだ。
今後共通衣装も追加すると公式に明言されていたし、何も「デレステの」ユニット衣装だけが追加されていくとも限らない。
そんな折に立て続けに襲ってきたのが「特定の声無しアイドルへのコミュ追加」「美玲へのボイス付与」だ。
動きの無かったアイドルにコミュが追加されるのは一見良いことのように見えるが、
コミュのみが追加されたアイドルというのは「今後もしばらく新カードを追加する予定はありません」と言われたようなものだ。
モバマスからカード絵を流用できるRやSRすら追加する手間が惜しまれたということだ。
それから、美玲へのボイス付与。これは単体で見れば非常に嬉しい出来事だった。ただ、美玲にボイスが付いたことで決定的になったことがある。
今までは輝子SSRの背景にボイス無しアイドルである美玲が居たが、美玲にボイスが付いたことによって背景出演アイドルの声付き率は100%になった。
あれだけ背景出演アイドルが居て声の付いていない子は一人も写っていない。
ボイス収録の必要が無い背景への出演が何故こんなに声付きアイドルに偏る?
いや、美玲に声が無かった頃はまだギリギリ「偏り」と呼べた。100%と0%に分けられてしまったら、それはもう偏りですら無い。
薫ちゃんと仲の良い大人のアイドルといえばあいさんが居る。でも薫ちゃんのSSR背景に写っている保護者役アイドルは拓海と早苗さんだ。
響子と仲が良く、絶叫マシン好きという共通点がある沙紀が居る。でもジェットコースターを背景にした響子のSSRに一緒に写っているのは夕美と志希だ。
別に絶対にあいさんや沙紀を写せと言っているわけじゃない。アイドル達の間に新しい関係が増えていくのはいいことだ。
でも、あまりにも露骨すぎやしないか。これじゃまるで住んでいる世界が違う。
モバマスを元からやっているならアイドル間格差なんて慣れっこだろと言われることがあるし、それは実際にある。
本家モバマスだって未だに強SRどころかメダルSRすら貰っていないアイドルがいるのは本当にどうかと思う。
でも、モバマスは待っていればいずれ全員に強SRが行きわたる日が来ると思える。
たとえ五年以上経ってそれらをようやく一枚貰えるアイドルと常に最新コストのSRが貰えるようなアイドルが存在したって。
歩みの早さに違いはあれど全てのアイドルが一段一段階段を昇っていってるんだと思うことができる。
デレステは違う。声の有無というラインですっぱり区切られ、壁で隔たれたアイドルはいつまでもそこに留まり続けるイメージしか湧かない。
声の無いアイドル含め全員にクオリティの高い3Dモデルを用意してくれたことには感謝している。
ただ、上に書いた不満に加え、
・既存のMaster+譜面へのスライド追加および追加時のスライドの不具合の多さ
・GREATでコンボが切れる癖にメリットがあまり大きくない新スキルの追加
・MISSをPERFECTにできる新スキルの追加
・ドレスショップの衣装のクオリティの低さ(イラスト再現度の低さ)
・月末限定にCuインフレスキルを追加し、同時に今まで全属性のみだったパレード課題曲をCuにして開催という露骨さ
など、地味に萎える要素が連続で追加されて運営への期待値が下がり切ってしまった。
一度期待値が下がると渋すぎる上に副産物も天井も無いガシャや声付きアイドルの中でも偏りのありすぎる出番、
一向に直る気配のないフリック抜けなどについても気になりだし、ゲームをしていてもマイナスの感情ばかり湧いてくる有様だ。
アイドル達の事は一人残らず好きなのに。アイドルの歌に合わせて画面を叩くのは楽しいはずなのに。
離れるといっても石を貯める為にログインだけは続けると思う。
ここまで不満を書きなぐってすっぱり切れない自分が情けないが、
欠かさず上位SR取得まで頑張っていたイベントにも参加しなくなり、そこそこしていた課金もしなくなると
日に日にゲームへの執着が薄れだしているのを感じるので、そのうち自然消滅的に離れられるのではないかと期待している。
もちろんデレステの運営が変わってくれればそれが一番良いのだが。
今はもうデレステに期待を持つだけの気力が残っていない。