『TENET』が公開された前後、それはもう界隈は期待していた。
なにせコロナ禍において著名な監督による大作映画だから。
映画界の救世主となりえるかっていう期待があったんだ。
結論から言えば、順当に盛り上がり、順当に興行を得た。
期待はずれというほどの失望はなかったが、救世主というほどの羨望もない。
せいぜい獅子奮迅の活躍で砦をひとつ守りきったってところだろう。
そもそも、ひとつのコンテンツに救いを求めるの自体が無茶ぶりではあるんだが。
だからこそ件のアレの盛況っぷりは凄まじいという他ない。
愛の数値化だとかエントロピーの逆行だとか、それよりも有り得ないことが現実で起きている。
個人的にそれくらいの衝撃。
Permalink | 記事への反応(0) | 13:31
ツイートシェア