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はてなキーワード: 混浴とは

2020-06-18

anond:20200618111151

銭湯の例でいうと君は最終的に

全部が混浴になるべきだと思ってるようだけど

大多数の人はそうなるべきとは思ってないだろうから

君は単なる多数派の敵だよ

そこが大きな誤解のポイントです。

そんな事トランス女性は主張してないのです。

しょうがいから入らないだけです。素っ裸だと、自分は捕まっちゃうだろうし、向こうは迷惑がるだろうし。

別にそれ自体はいいのです。

 

そうではなくて、ヘイト発言をやめろ、です。

ハリポタ作者も似たように批判されてます

エマ・ワトソンは有名なフェミニストですがハリポタ作者の反対側に回りました。

そういう時代なんですよ。

anond:20200618110334

銭湯の例でいうと君は最終的に

全部が混浴になるべきだと思ってるようだけど

大多数の人はそうなるべきとは思ってないだろうから

君は単なる多数派の敵だよ

2020-06-12

anond:20200612153649

まあそうだと思うよ、今はそれがイヤな人は行かないって選択しかないけど、トランス工事なしで湯浴み着つけて女湯に入りたいって人がいたり、難しいよね。

将来的には体を隠して混浴みたいになるのかもね。

2020-06-09

anond:20200609071250

殺人に置き換えて考えれば許される事くらいわかるだろ。

殺人の遺族が居るのに創作物の中の殺人者は消えないし規制もされない。

お気持ち(笑)だけで癇癪起こすのが自称フェミニスト達。

正当性論理立てて立てる事なんて、あの人達には出来ない。

女の駄目な部分の集合体の様なものフェミニストから。(フェミニストというのは男女問わずだ、馬鹿な女みたいな男も沢山居る)

女は社会的に甘やかされて育ってるから自分が嫌な事を我慢出来ない、大した傷でも無いのにピーピー喚く。(研究でも証明されている、男の方が拷問で耐えるが先に死ぬ、女は何倍も早く喚くのに死ぬのは男よりずっと遅い、本来男より強く丈夫なくせに鍛えもせず怠惰に過ごしているのが女だという証明)

平等に女を子供の頃から男と同じレベルで厳しく教育するか、男も女と同じくらい社会が大切にしないとフェミニストなどの幼稚な一部のおかしい奴等の認知の歪は治らない。 

フェミニストのせいで物言わぬがまともな女達は迷惑している。

どうせ大半が人に察してとばかりコミュニケーションしてきて、なお且つ嫌われるのは怖いからとはいはいと表面上は良い子をやってきたアダルトチルドレンの共だよ。

意思表示する責任他人におっかぶせるような意思の弱いガキの脳みそしか持ってない。

から現実創作区別もつかずに規制規制と訴える。

現実規制は激しくなればなるほど犯罪の温床になる。

規制をしなくてもいいモラルを持つ社会を作ろうとは思わない、フェミニストらは無能自分では何もしたくないと思ってるからね。

わがままな主張が『行動』だとはき違えてる。

いか、ガキのフェミニスト共、本物の『行動』ってのは互いの利益を生み出すシステム(落としどころ)を提示する事だ。

それが出来ないガキは黙ってろ。

俺はこの問題解決するシンプルシステムアイデアを持ってる。

ただ単に教育社会認識として男と女に差はないという考えを浸透させる事だ。

その考えを持てばフェミニストは如何に自分が『女』というだけで得をしてきたか、甘やかされてきたかわかるし、真面目な大多数の女は評価が見直される。

男は変に抑圧される事もなくなる。

具体的にはレディースデーや相席居酒屋等でもそうだが、商売として男女差別をする事をやめるだけだ。

銭湯などもな。

昔の銭湯は男女混浴だ、それで問題などほぼほぼ起きてない(普通のいざこざと同程度)

そうしたとしても善良男が悪質男を監視するから犯罪なんて起きないし、抑圧されるから見たくなるのだ。

トイレも分けなければ良い、性同一性障害などの人にも優しくなる。

犯罪が起きると言うならトイレに即刻通報用のボタン設置と警察しか見ていけない監視カメラを作ればいい。

家族トイレを分けるか?それが問題と言われるか?そういう事だ。

逐一男女を分ける壁を壊して、それに対するシンプルな答えを用意するし、俺にはそれが出来る。

わかったか馬鹿で幼稚なフェミニスト共。

これを示していくのが『行動』と言うのだ。

2020-06-06

anond:20200606193659

混浴したら普通に勃起しちゃいそうだけど江戸時代の男たちどうしてたんやろう

公衆浴場トイレが男女別なのは差別

公衆浴場江戸時代には混浴であった。それを男女別にしたのは差別だ。男性性犯罪率が多数発生し差別した結果、男女は分けられることとなった。

黒人犯罪率が高いか危険だ。危険からバスの席を分けるのは当然だ。

2020-04-18

在宅勤務、つながらないネット、こんなときでも風俗行きたいけど我慢

四月十八日(土)

久々に日記を書く。

今週、初めて週五回のテレワークをフルに行ったが無事に終わった。同居人とは「ちょっと来ておくれ」「今仕事中だタコ」「緊急事態なんだよスカポンタン」「なんだとデコスケ」というテレワークをする家庭ではお決まりのやり取りを一通り行い、もろもろの協定が結ばれた。台所を使う時間とか、大声での会話を控える場所とか、そんなものだ。幸い同居人一言余計だが協力的なので、大変助かっている。

自分テレワークをすることが決まる直前の通勤電車は、横浜から東京へ向かう混雑するはずのものであったが、行きも帰りも座ることができる状態で、その異常さに不安を覚えると同時に、テレワークができるならコロナとか関係なく最初からやればよかったじゃん? という気持ちにもなっている。もちろん、泥縄式に決められたテレワークで大変な思いをしている人も多いのだろうが、これを機に在宅勤務が増えるといい、災い転じて福としてほしい、と素朴に考えている。

とはいえ、かくいう自分も先ほど今週は業務が無事に終わったと述べたが、実のところそうでもない。まず、自宅マンションネット環境があまりよろしくない。在宅勤務が増えたために集合住宅全体の通信量が増えたせいで、やや重くなっている気がする。そのうえ、家庭内でもWi-fiを使う人間が増えたので、回線がぷつぷつと切れる。これについては、新しいルーターを導入することが決まった。

最大の問題は、職場サーバが非常に重くなっていることだ。うちではVDI、つまり個々人の端末ではなくてサーバデータが入っていて、そこにアクセスして仕事をする仕組みになっているのだが、急に在宅勤務が増えたためにサーバ対応できず、しょっちゅうフリーズするようになった。クリックをしても受け付けず、やがて待機画面になる。IT担当が急遽、VDI画面の解像度を落した設定にして通信量を減らしたことで多少は改善されたが、それでもアクセスが集中する始業時刻になると非常にもたつくので困っている。

現に、当社では全社員が出社する曜日と一部しか出社しない曜日があるのだが、明らかに出社人数が多いときほど動作が重いので、こちらにできることはほとんどない。ただ、動作が重くなってきたら一度VDIを切断するとか、気晴らしの紅茶を入れるとか、妹の作ったケーキをかっ食らうとか、その程度しかやりようがない。

慣れない職場環境ストレスを溜めないために、毎朝一時間ほど近所を散歩してから業務を始めている。本来なら電車の中で読書をする時間なのだが、それよりは日照量を確保することを選んだ。幸い、これからは気温が上昇していくし日差しも十分に強いので、気持ちのいい朝を過ごすことができる。花壇も満開だし野草も花盛りだ。それに、ジョギングを始める前はウォーキングをしていたため近所の土地勘があり、適当散歩ルートを五つ見つけてある。それを月曜日から金曜日に割り振れば、曜日感覚も保つことができるだろう。

しかしながら、これでも運動不足のせいだろうか、よくわからない夢を見て三時ごろに目を覚ますことが頻繁にある。そのあと眠れるといいのだが、大抵は床についてもほとんど意識が途切れない。起きてパソコンをするくらいなら、眠れないまま横になっているほうがましだとは言うけれども、退屈ではある。

一応、休日にもジョギングをしてはいるのだが、やはり休日都内に出掛けて美術鑑賞ができないせいかもしれない。そう考えると、原因は案外精神的なものにあるのかもしれず、それはどうしようもなさそうだ。自宅に積んである図録の類を眺めて自分を慰めるしかない。こういう具合に、美術映画の鑑賞、友人との食事会ができないことで、じわじわダメージを受けている。なお悪いことに、自宅周辺の有隣堂紀伊国屋書店が軒並み閉鎖され、職場周辺の書店も全滅したので、月に一度の本社勤務のときに出ても本が買えない。まだ近所のブックオフがかろうじて生きているが、ここが閉鎖したらかなり気持ちダメージがあるだろう。とっととキンドルを導入すればいいのだろうが、一日ディスプレイを眺めているような仕事なので、休みときくらいは目を大事にするために画面から離れたいし、書店をだらだらとうろつく時間は、自分にとっては絵画鑑賞と同じくらいに大切な時間なのだ

ここまで書いてふと思ったのだが、自室で業務睡眠の両方を行うので、精神オンオフの切り替えがうまくいっていないのかもわからない。それで眠りが浅い。

しかし、自分はまだいい。医師薬剤師の友人は、第一線で働いていないとしても不安になる話ばかり聞かされていることだろうし、現在どれくらい危険事態なのかひしひしと感じているはずで、そのストレスは大変なものだ。

こういうわけで、他人との接触ほとんどできないために、失恋からそろそろ立ち直って婚活を始めるか、と思ったのだが、そのためのハードルが非常に高くなっている。どうせ数か月は休みたいと思っていたので、夏までに始めればいいか、と思っていたのだけれど、米大学の悲観的な予測によればこの事態が数年続くとのことで、そうなると待ってばかりもいられない。とりあえず、事態の推移を見守ってからにはなるが、夏になったら資料請求をし、話だけでも聞きに行きたい。

それと、もう一つの濃厚接触である風俗産業だが、店舗によって対応が違う。自分がひいきにしていたハレ系ブランドヘルスなんかは、過剰サービス要求に対する厳しい態度や、店舗防災グッズを置くなど元からコンプライアンス意識が高かったのだが、緊急事態宣言が出た時点で全店舗の閉鎖を決めていた。一方で短縮営業にとどまるヘルスもあるし、ソープランドに至っては管轄する法令が違うせいだろうか、いつもと同じように営業していた。回春マッサージをはじめとしたデリヘル営業しているところが多い。ちなみに、お気に入りバニーガールバー最初のうちこそ通常通りに営業していたが、緊急事態宣言が出て一週間後、五月六日まで閉鎖となった。世間空気に押されたかたちだろうか。未曽有の事態のため政府も混乱している面もあるのだが、政府も具体的な指示をするというよりは指針を示すにとどまっているため、現場対応のずれが見られている、ということなのだろう。

こうして、ほとんどの趣味が封じられた以上、心底ソープランドに行きたいのだが、わざわざ危険なことをしに行くのも馬鹿げている。そういうわけで、ひたすらエロ動画を見ている。内容はもちろんソープランド系だが、時折回マッサージ系か、混浴で裸を見せつけて女性発情させ、襲われるものだ。どうも受け身ばかりでよくないと思うのだが、仕事能動的にしていると、なんだか受け身になりたく思う。これは人によって違うかもしれない。仕事ストレスたまるとお尻ペンペンしながら後ろからしたくなる人もきっといる。まったく、こんな卑猥空想ばかりしてしま自分あさましく思われる。匿名とはいえこんなところに垂れ流しにしている。そして、十万円支給と聞いて思い浮かぶのはソープランドばかりだ。自由に出歩けるようになったなら、投資するとか資格を取るとか、もっとましなことを考えられるようになるだろうか。

ところで、どうせなら日本でもpornhubとかの有料サービス無料にするとかしてくれたらいいのに、と思う。外国人美女エロチャットをしたい。そういえば日本アダルトビデオ配信ってどうなったんだっけ、と調べてみたらソフトオンデマンド無料配信3月末までであった。というか、あれもサーバが落ちたんじゃなかったか

まとまらないが、外はひどい雨だ。ジョギング明日だろう。

2020-03-02

 最近振られたので、野外で全裸になりたい。

 もちろん、合法的にだ。なので、海外で実行したく思っている。

 たとえば、今年の6月13日にはロンドンワールドネイキッドバイクライドなるイベントがあり、環境問題を考えるという名目で、全裸自転車に乗って疾走できる。このイベントロンドンのみならず世界中で開催されているのだが、自分語学力アクセスの便利さを考えると、ロンドンが適切だろう。

 あるいは、全裸ジョギングをしてみたい。しかし、その場所がわからない。一応、ミュンヘンのエングリッシャーガルテン英国庭園)やアムステルダム公園に、全裸日光浴できる場所はあるのだが、おちんちんぶらぶらさせながらジョギングできるコースがあるかまでは確認ができなかった。

 以前調べた時には、ベルリンアルテミスウィーンゴールデンタイムか、どっちかのFKK(合法風俗)にはスポーツジムが併設されていた気もするが、そこでは全裸で走れるかもしれない。とはいえ自分ブロンド美女セックスするのが目的ではない。いや、ちょっぴりセックスしたい気もするけれど、対人恐怖症な気分のときは、とりあえずすっぽんぽんで走るだけにしたくなっちゃうかもしれない。

 いちおう、美女との混浴全裸水泳は、オーストリア混浴サウナ経験済みだ。

 別にヌーディストビーチでも構わない。バルセロナにもあるし、ほかの地域にもある。ギリシアの島で全裸日光浴をしながら一日を過ごすのも素敵だと思う。南仏の全裸リゾートにもあこがれる。タイにもあるらしいが、とにかくそうしたところはアクセスが悪く、行くのがめんどくさい。バスに揺られているうちに、自分は野外でちんちんぶらぶらさせるためだけに、何でこんな長旅をしているんだ? ってアホらしくなるかもしれない。

 賢者タイムときには、お前ローマフィレンツェヴェネツィアは回ったけれど、ナポリミラノは行ってないだろ、そこに行け、で、ついでにどこか適当なところで全裸になれ、という声もして、それも悪くない気がしている。

 単純にまだ世界で行っていない地域があるのでそこに行きたい欲もある。北欧オーロラに興味があるし、東南アジア寺院には全然足を運んでいないし、台湾も再訪したい。友人からエチオピアにも誘われている。

 オーストラリアニュージーランドも悪くないが、これからどんどん寒くなる。オーストラリアニュージーランドにもヌーディストビーチはあるし、ニュージーランドには全裸洞窟ジョギングするイベントがあるそうだが、これもアクセスが悪い。ドイツには、ハル山地全裸ハイキングができるコースがあるそうだが、これもやっぱりアクセスがあまりよくない。

 それに、合法野外露出敢行のために海外に行くのもばかばかしい。何かサブテーマがほしい。絵画とか建築とか、それで時間が余ったら脱ぐ、そういう感じだ。

 単純に裸を見られたいんじゃなくて、全裸になって自然の風に当たりたいのだ。旅行だけなら、例えば琉球グスクだとか、那智の滝とか、国内でも行ったことないところもあるのだが、やっぱり素っ裸になりたい。

 東欧美女とのエッチ金髪デリヘルがあるかもしれないが、それだけじゃない気がする。まずは脱ぎたい。だから結論としてはさっさとコロナ終結してほしい。いや、ちょっと待て、調べたらフランクフルトにもミュンヘンにもFKKがあるのか、やっぱりブロンド美少女3Pしたいぞフィーヒヒヒ! みたいな気分にもなるぞ。ああ、どうしよう。

 なんて思ってたんだけど、昨晩ピンサロ動画で抜いたらどうでもよくなってしまった。

2020-02-25

トランスジェンダー女性女性包摂するたった一つの方法

ネットイナゴ増田どもに第3次フェミニズムの教えの一つを授けてやろう.

百田有紀(シェンター社怪学者)※連想される実在人物とは一切関係がありません

2020-02-12

anond:20200212174625

そもそも何で「女湯盗撮」に限定するのも意味不明だし

(どこで行われる盗撮だろうが女にとって脅威なのは変わらない)

盗撮の中でも『肌感覚』的に女が多そうな女湯盗撮に話を絞ってるのは『女が多い』と言いたいからじゃないのか」と思われるよな。

そう思われているから「単に女叩きしたいだけの奴だろ」と叩かれているのに

「女湯盗撮は女も存在する!(「多い」とは言ってない)」で反論になると思っていて

更に「多い」をスルーすんなと言われたら「肌感覚では多い!(エビデンスはないけど)」って言われてもな


エビデンス探してみようと思ってちょっと調べたが、

盗撮犯の加害者の男女比は出てこないかネット上じゃエビデンスは無さそう。

(勿論「女湯盗撮」に限ったエビデンスもない)

が、こういうのは見つけた。

https://www.npa.go.jp/hakusyo/h25/honbun/html/pf231000.html

によると、平成24年盗撮検挙数2408件中「公衆便所公衆浴場等」は65件(2.7%)。

まり盗撮全般からしたら微々たる割合しかない。

それも「公衆便所」と一緒だし、男が加害者である事例も当然入っているだろう。公衆浴場だって女湯とも限らんしな。男湯盗撮だってあるし混浴だってあるだろう。

(勿論「女の方が多い」ってのも読み取れない)

こんな微々たる例を挙げて「女の方が多い」と言われてもな。

それとも「女は捕まってないだけ」っていうのかな。何で女なら捕まらないと思ってるのか謎だけど。

大多数の男の盗撮犯の動機であろう個人で楽しむ目的より販売目的の方が足つきやすいだろうに。

女でも個人で楽しむ目的もいるだろうけど、それこそ微々たるもんだろうし。

2019-12-23

フジリューの語呂の感覚?が好き

最近なぜかフジリューこと藤崎竜話題をよく見かけるようになって思い出したんだけど

俺はこの人の語呂って言うのか語感って言うのか、その辺の感覚がすごい好きだ

断崖絶壁今何処とか

秘湯混浴刑事エバラとか

他にもなんかあったかなー

最後に読んだのは封神演義だったから分からないけど

最近のやつはまた色々あるのかな

2019-11-20

anond:20191120003505

うん、それは場を弁えろとしか

VIO脱毛で男が女性スタッフに対して勃起しちゃいけないのは、混浴勃起しちゃいけないのと同じことだ。

2019-11-06

もういっそ公衆浴場も全部混浴にしようぜ

いやホント

2019-09-13

[]野外で合法的全裸になりたかったので、オーストリア混浴してきた

【初めに】

 コピーミスで一節が抜けていた。申し訳ない。【】で囲まれた部分が追記である

【本文】

 服を着るのが苦手だ。できることなら裸で生活したい。

 ビジネスホテルに泊まるときは大抵全裸だし、男女関係なく素っ裸で過ごしたら、さぞ気持ちがいいだろう。

 そんなことを呟こうものなら、不審者扱いされるのは目に見えている。挙句の果てに、公共の場で脱ぎだして陰部を露出する不審者予備軍と誤解され、警察のお世話になるかもしれない。

 だが、よく考えてほしい。ああした人たちは、自分全裸特に陰部を見てほしいのであって、裸になりたいのとは少し違う。それに、皆様も思うことはないだろうか。たとえば大浴場に浸かったときの安らぎ。もしもそれが露天風呂だったらなおのこと心が緩み、湯の中に嫌なことが溶けていく思いがしないだろうか。

 目の前にどこまでも緑が、あるいは紅葉が広がっていたら。あるいは、絶えることのないとどろきを繰り返す海洋が広がっていたのなら。これほどまでに自由を感じつつ、大いなる存在に受け止められている安心感を覚える場所はないはずだ。何も身にまとうことなく立っていると、海風が全身をそっと撫でていき、普段どれほど重いものを身にまとってきたかを、嫌でも意識させられる。

 とはいえ、男女混浴可能場所国内でも限られている。ましてや、近年は混浴マナーの低下が甚だしく、混浴を取りやめてしま地域も多いと聞く。ある意味では仕方がないのかもしれない。混浴誕生した時代とは、私たち羞恥心感覚も変わってしまった。

 そういうわけで、私は混浴文化がまだ息づいている、ウィーンにまで足を運んだのである。概して、ドイツオーストリアを含む中東欧の人々は裸体に対するタブーが弱く、混浴についても寛容なである。緯度が高いので、全身で太陽を浴びたいのだろうか。冬になると日照量不足で気分が落ち込む私としては、その気持ちはよくわかる気がした。

 もっとも、私は全裸になるためだけにオーストリアに飛ぶような酔狂人間ではない。

 私は建築美術にも関心があり、この旅行の主目的は、クリムトシーレ、ココシュカといった人々の作品を鑑賞することであった。なので、脱衣はどちらかといえば、時間が空いたときのおまけである

 日本と同じで、月曜日には休業の美術館が多い。なので、月曜日にそうした巨大温泉施設に向かった。ウィーン中心街からおおよそ三十分ほどのオーバラー駅前の、テルメ・ウィーンと呼ばれるところである

 駅を出ると目の前に巨大な建物があり、そこからは既に硫黄香りがしている。そうしたところは我が国温泉とよく似ており、妙な安心感がある。片言のドイツ語で入場料を払い、タオルレンタルを済ませ、ロッカーに向かった。

 ロッカーのカギは電子式で、かざすと自動的に開閉されるというものだ。慣れるまでに時間がかかったが、すぐに便利だとわかった。荷物を持ったままガチャガチャと回すのは大変だからだ。ちなみに、このロッカールームの時点ですでに混浴で、男性女性関係なく着替えている。もちろん、慎み深い人のために個室の更衣室もあるのだが、別料金だ。

 ちなみに、温泉施設ではあるがすべて全裸で過ごすわけではなく、全裸なのは奥のサウナコーナーのみである。そのために私は一応水着を持参しており、ついでに防水のバッグも持ってきた。

 まずは、せっかくなので水着エリア温泉を楽しむ。とはいえ水着エリア温水プール同然であり、浸かっているとあたたかいが出て風に当たるとすぐに水着が冷えてしまうといった代物である。せいぜい人肌程度であり、温まるには不足である

 これはときどき指摘されることだけれど、日本人の湯加減の好みは、ヨーロッパの人々のそれよりもかなり高いらしい。ハンガリー温泉大国で知られているが、やはりそこも湯加減はぬるい。ただ、その程度の温度でなければ、ガイドブックで見かけるように、湯につかりながらのんびりとチェスの対局をやるわけにもいかないだろう。

 他にも、子供立ち入り禁止エリアというのがあり、ムーディーな照明と共に、カップル夫婦がぷかぷかと浮かびながら語らっているコーナーがあった。ここも温水プールほとんど温まらない。日本温水プールみたいに、塩素臭くないのはありがたいのだが、やはり汗をかかないと物足りなく感じてしまう。

 そうしたわけで、水着エリアを堪能した後に移動しようとしたのだが、サウナエリアがどこかわからない。あちこちうろつきまわり、子供に泳ぎを教えているらしい人やスタッフと思しき人物に、「ヴォー・イストサウナ?」(サウナはどこですか?)などとつたないドイツ語で尋ね歩くうちに、やっとのことでたどり着いた。

 なお、このゲートの先は別料金であり、鍵をタッチして入る。清算は帰りだ。そして、注意書きにはドイツ語と英語で「この先水着の着用を禁じる」と書かれている。なんとも徹底していることだ。私は軽快な電子音と共にその奥へと進んだ。

 サウナコーナーは、それほど変わった印象はなかった。ただ、見かける男性が皆素っ裸なので、私も水着を脱いだ。それほどの羞恥を感じなかったのは、一つには周囲には男性しかいなかったからだろう。それに、ここでは全裸が正装なのだ。だったら、むしろ何か着ている方が恥ずかしいのではないか。そんなことを思ったのである

 サウナ入り口には温度が書かれており、四十五度、五十度、六十度、それから九十度に分かれている。ひとまず五十度のところに入ると、既に老夫婦がくつろいでいた。ここで初めて裸の女性と遭遇した。

 二人は、私の存在を気にかける様子もなく、くつろいだ様子だった。私も、確かに目の前に女性がいるのだなあ、ということは考えたのだが、気にしてもしょうがなかったので、ぼんやり天井を眺めることにした。男性で前を隠している人はほとんどいなかったので、自分もそれに倣ったのだけれど、個人的には気持ちが良かった。世間体を気にせずにリラックスした姿でいるのは、何とも言えず心地よい。

 ちなみにその老夫婦のいたサウナでは、腰かけるところがチェアベッドのようになっており、仰向けにくつろげるような形になっていた。うとうとしているといつの間にか隣に座った男性が、ペーパーバックで何やら読んでいる。お風呂ではなくてサウナ読書、贅沢この上ない時間だ(もっとも、後で注意書きを見たら、サウナの中の読書禁止、と書かれていたのだが)。

 しばらくして、サウナを出てシャワーを浴び、他の温度のところを回ったり、冷水プールに体を浸したりした。日本温泉露天風呂がメインで、サウナ複数あるところは珍しい気がするが、ここでは様々なタイプサウナがあり、存分に楽しめた。

 たとえば、スチームサウナというのがあり、ここでは猛烈な蒸気で包まれる。汗が蒸発しないのでなかなかにつらいし、持っていたタオルもすぐにびしょ濡れになってしまうのだが、熱風がきつくないので、肌には優しい気がした。眼鏡をかけていると、何が何だかからなくなってしまうのだが。

 ちなみにこの眼鏡裸眼で転ばないように、日本サウナ用の眼鏡をわざわざ購入したものである

【ところで、このサウナコーナーには、外がある。サウナなので当然素っ裸で歩くのだが、これが気持ちがいいことこの上ない。芝生の上を歩けば、まるで熱帯民族になったようで愉快だ。そして、歩いた先には小屋があるのだが、そこもまたサウナである

 そこでは、おおよそ温度は九十度で、定期的にスイッチオンオフになる。オンになると、そこにはタオル一枚のおじさんがやってきて、香りのする水を炉に撒く。そして、巨大なタオルサウナの人々に熱風を浴びせるのである

 それがまた非常に心地よい。異様な高温のはずで、現に乳首が痛いほどなのだが、それでも不思議と生きている実感が与えられるというか、幸福感と高揚感が感じられる。それは他の人々も同じなのだろう。おじさんのパフォーマンスが終わると、一斉に歓声と拍手がする。ロウリュウ、と呼ばれるものに近いのだろう。

 そのあとも、おじさんは一人一人に熱風を送る。そのたびにあおがれた人々は嬉しそうだ。私も、「ゼア・グート。アバー・ゼア・ハイス」(とても気持ちがいいですが、とても暑いです)と、定冠詞活用無茶苦茶ドイツ語で応じた。すると隣のおじさんがあおがれたときに「カルトカルト」(寒い寒い)などというものから、思わずその場は笑いに包まれた。

 私に向かって風を送るときに、両手を合わせてお辞儀をしてくれた。たぶんタイかどこかと間違えているのだろうが、悪意よりも親しみを感じたので、こちらも会釈した。腰かけるところが熱すぎて胡坐をかいていたので、仏像か何かと勘違いしたのかもしれない。

 その後、全身をほてらせながら野外にある二十五メートルほどのプールで体を冷やした。何往復か泳いでから、仰向けになって曇り空を眺めているうちに、これほどの幸せなはないだろうな、と感じられた。何のしがらみもなく、何の規制もなく、ただ存在するだけ。過度な欲望もなく、競うこともなく、誰から干渉されない時間だけそこにあった。

 それに、水着を身につけずに泳ぐと体を締め付けるものが何もなくて、全身を区別せずに流れていく水が本当に心を自由にしてくれる。それに、誰もお互いの裸をじろじろ見たり気にしたりしないのも、気持ちが良かった。あたたかな無関心というか、あるがままの姿を受け入れてもらっている感覚になるのだ。

 人間身体のどこに猥褻なところがあるのだろう、表現規制は何のためにあるのか、などと大げさな議論が頭の中に形を取ろうとしたが、そうしたもの普段日の当たらない陰部に太陽が差す気持ちよさに溶けてしまった。

 そうしたわけで、私は結局三時間以上もそこで過ごすことになった。】

 さて、三時間過ごしたので、そこではいろんな人を見ることができた。もちろん、凝視したわけではないけれど、それでも混浴に来るオーストリア人にはいくつかのパターンが認められた。

 その一、スポーツマンタイプものすごい筋肉量で、アスリートか何かのようだ。これだけ鍛えていれば、自分身体に恥ずかしいところなど、どこにもないと言わんばかりだ。ギリシアローマ彫刻そっくりであるスポーツマン同士で何やら楽しげに話していることが多い。

 その二、力士タイプ。非常にでっぷりとした肥満体系のおじさん。人からどう見られているかそんなに気にしていない印象。こちらも堂々と歩いており、楽しそうにしている。

 その三、老夫婦。なんというか日本混浴にもいそうな、のんびりした雰囲気ときどき湯船の中で抱き合ったり、ほっぺたにキスしたりしている。ちなみに、注意書きには「キス以上のことはしちゃダメ!」「十六歳未満の入場禁止!」と書かれている。

 その四、比較若いカップル、あるいは若い男女。よくわからないのだけれど、「みんなで渡れば怖くない」的な感じで一緒に来たのかもしれない。

 ちなみに日本人は私だけだった。それから一人だけアフリカ系の人がいた。それ以外はみんなヨーロッパ系。

 で、こうして振り返ってみると、比較若い人が多い。それでも、私はあまり気にならなかった。というのも、前も言った通りここは全裸が正装なのであり、それについてとやかく言うほうが変だ。確かに、きれいで魅力的な人もいたし、中には私の好みの人もいたのだが、雑踏ですれ違う以上の感慨はなかったし、わざわざ振り返ることもなかった。

 混浴について、猥褻だとか下品だとかい意見があるが、私はまったくそう思ない。そもそも、ここは風呂サウナであり、いい湯だな、以外の感想はない。たぶん、混浴について批判的な人は、マナーの悪い人と一緒になってしまったのか、そもそも風呂がそこまで好きではないか、なのではないか。人様のことだから勝手判断差し控えるが。

 というか、見えそうで見えない極小ビキニなんかよりも、素っ裸の方がよっぽど上品な気はする。潔いし。隠すから下品だとか猥褻だとか言われるんじゃなかろうか。みんな最初からすっぽんぽんだったら、誰も気にしないだろうし。隠せば隠すほど、そこに注意が向くし、逆説的にそこに注目してくれと言っているようなものな気がする。

 それと、全然関係ないけど、女性でも腋毛もじゃもじゃの人は多いのは面白い。話には聞いていたが、実際に目にするとやはり興味深い。陰部がどうなっているかはじろじろ見なかったからわからないけれど、向こうの人は剃っているとはよく聞く。ただ、そんなことも温泉気持ちいいのでどうでもよい。

 そういうわけで、私はオーストリア混浴を十分に楽しんできた。予想していた通り、とても気持ちが良かった。日本にも類似したサービスがあればいいのに、と思ったが、マナー一定の水準に保つことは難しいだろう。きっと、ナンパしたりじろじろ見たりする行為が横行するに違いない。一度絶えてしまった、混浴文化を再びメジャーにするのは、難しいだろう。

 プールサイドで裸のまま横になり、夢うつつのまま時間が過ぎていく経験は非常に贅沢だった。しかし、これは今の温泉文化とは、少し違うかもしれない。

 個人的には、自分がやりたいことをやったので、満足している部分はある。今後どうするかはわからない。恋人がいないときだったので、とりあえず全裸になってはみたのだが、もしも今後も恋人が見つからず、行きたい場所が思いつかなかったら、どこか別の国でヌーディストビーチに行くかもしれない。それか、趣向を変えて、全裸ハイキングか全裸マラソンかに挑戦するかもしれない。

 もっとも、この混浴体験ですっかり気が済んでしまい、数年後には興味すら持たなくなっている可能性もある。それはわからない。

 ただ、やりたいことをやってみて、それなりに面白かった。それで十分なのかもしれない。

 皆様の快適な全裸ライフの参考になれば幸いである。

 最後に、脱いではいけないところで脱ぐのは絶対にやめましょう。これだけは強調しておく。

最後に】

 本記事カクヨムにも掲載されている。私が投稿者本人であることは、カクヨムでは連載中であり、現時点でも未公開になっている部分が含まれていることが証拠になる。

【付記】

 ヌードバイクみたいな、ヌーディスト活動経験者の増田は、ほかにもいらっしゃるのだろうか。あるいは、ヌーディズムに関心がある、だけでも潜在的にはどれほどいるのだろう?

アクセス

 地下鉄U1の終点、Oberlaa駅

2019-07-16

混浴の時、男はちん毛を剃っていてほしい

ちんげを湯船に浸けるとか汚すぎて嫌

脇毛もすね毛もお尻の毛も汚い

剃ってほしい

2019-05-20

anond:20190520011748

忍たまじゃなくなった忍者はやりたいことを青春時代に全部した

から敵に捕縛されるくらいなら自爆するんだろう

黄河忍者の悟って美人くのいち混浴でもあるのかね

2019-05-14

もうめんどくさいか混浴に戻せよ

anond:20190513180124

江戸時代みたいに、共同浴場混浴が当然、という文化を復活させれば解決する。

性的に見られても気にしない」「むしろ自分性的魅力を人に見せつけたい」という人だけ行けば良い。

2019-02-19

anond:20190219112056

混浴をもしダメだとした場合男児は親1と親2のどちらに付いて入浴するのかな

親1しかいない日や親2しかいない日は困ってしまうね

フランス法改正で「父、母」→「親1、親2」になるって

もはや人類は、性別を根絶する方向にいくようだな。混浴バンザイ

2019-02-15

anond:20190215000301

誰でもお風呂混浴にさせなきゃええだけやん>1人風呂

で、公衆浴場条例オストメイト利用者は断って良いとありましたか

anond:20190214235958

誰でもお風呂を設けて入浴させるのも自由

から、それは法律違反だよ

混浴禁止」なの、混浴させる自由施設にもない

水着着用していれば別だが)

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