はてなキーワード: 鬼饅頭とは
鬼饅頭(おにまんじゅう)または芋饅頭(いもまんじゅう)は、薄力粉もしくは上新粉と砂糖を混ぜ合わせた生地に、角切りのさつま芋を
加えて蒸した和菓子。主に愛知県などの東海地方で見られる。略して「鬼まん(おにまん)」とも呼ばれる。
一般的な饅頭や中華まんとは異なり、菓子の中央部に具(餡)がまとまって入りそれを生地が包んだ形ではなく、具であるさつま芋の
角切りが生地に混じっており、表面にもさつま芋の角切りがいくつも見えている。また、一般の饅頭や中華まんよりも生地の粘りが
強く、生地の表面に光沢がある。
名称の由来は諸説あるが、表面にいくつもさつま芋の角切りが見える様子がごつごつして鬼やその金棒を連想させること、戦前は
庶民的な菓子であり、愛知県や岐阜県では、高級店でなく庶民的な和菓子店には必ずといってよいほど鬼饅頭が売られている。
学校・学校教育の現場では給食でデザートとして出されたり、家庭科の調理実習で調製する地域もある。
また、家庭では蒸しパンの素にさつま芋の角切りを混ぜて製する場合もある。
三重県発祥の和菓子店「口福堂」は鬼まんじゅうを全国の店舗で販売しているが、東海地方以外の鬼まんじゅうが一般的でない
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%AC%BC%E9%A5%85%E9%A0%AD
http://hirakegoma.naganoblog.jp/e1994528.html
むかしむかし、鬼ヶ島に鬼がいました。
鬼が海辺で洗濯をしていると、どこからともなく「どんぶらこ、どんぶらこ」と擬音が聞こえ、その方を見てみると大きな桃が漂着しつつあるところでした。
鬼は桃を持ち帰り、鋭い凶器で割ってみると中から男の子が出てきました。鬼は男の子に「桃太郎」と名付け、大切に育てました。
すくすくと育った桃太郎はある日言いました。
「パパ、海の向こうにパパを退治しようとしている輩がいるらしいね」
「そうなのかい?」
「僕は奴らを征伐しに行こうと思うんだ」
「だけど、あれだね、波風は立てないほうが。せっかく今は平和なんだし」
「何を言っているんだい。奴らはいつ攻めてくるかわからないじゃないか。僕はパパが心配なのだよ」
「そうかい、じゃあこれを持っていきなさい」
旅の途中、「桃太郎さん、その鬼饅頭、ひとつ私にくださいな」というのを三回繰り返し、犬・猿・雉を仲間に従えて、桃太郎は目的の場所へとたどり着きました。
じじいとばばあはわけのわからないことを言っていましたが、構わずに桃太郎はおじいさんとおばあさんを征伐し、きびだんごを鬼ヶ島に持ち帰りました。