むかしむかし、あるところにおじいさんとおばあさんがいました。
ある日おじいさんは山へ芝刈りに、おばあさんは川へ洗濯に行きました。
おばあさんは洗濯をしながら川上へ目配せをしていましたが、桃太郎は何者かに殺されていたので、大きな桃がどんぶらこどんぶらこと流れてくることはありませんでした。
「あれれー、おかしいな」大きな桃がどんぶらこどんぶらこと流れてくると聞かされていたおばあさんは、洗濯をしながらその場で5年間待ち続けた末、結局大きな桃は流れて来ず、そのまま亡くなりました。
おじいさんは、おばあさんが帰ってこないので着替えることもできず同じパンツを履いたまま5年間待ち続けた末に、おばあさんと同じ日に亡くなりました。
芝刈りの伏線回収漏れ。やり直し。