はてなキーワード: 認知機能とは
100年時代とは言うが平均寿命は2019年時点で81.41歳。
仮に100歳まで生きると仮定して71/100だからまだまだ先は長いと考えたとしても、そもそも生きられてさえいれば良い訳ではない。
国のトップともなれば高度な思考や判断力が求められるわけで、そうした認知機能は最盛期のピーク性能からどれくらい落ち込んでいるか、という基準で考えなければならない。
脳の機能のピークは、記憶力、集中力、語彙力などの分野によってピーク年齢が違ってくるとはいえ、70を超えていけば総合的なスコアは30代前後の若者と遥かに劣ることは想像に難くない。
であれば、仮に若くして政治家としての専門性を充分備えた人材がいるのならば、若い人材に席を譲ったほうが国としては有益なわけだ。
誰かを傷つけるんじゃ?じゃなく、悪いやつらに正義の民が弾圧されるー!みたいなあくまでも被害者視点なのが認知の歪みの極みという感じで大変趣深い。
そのようなことは書かれていない。
「マンガを読む子供を叱って勉強させる母親と変わりが無い発言なのだ」
書かれていないことを読み取って認知の歪みの極みなどと評するのは… あまり趣深くはない。
認知機能に問題があるように思える。ただのマウンティングしたいだけの支配欲の虜だとしても、明後日の方向をみてドヤっているのは痛々しい。
※過去の記憶を頼りに書いているため、情報の正確性を保証できません。それを了承の上でお読みください。
今は亡き私の祖父は、日本軍兵士として末期の日中戦争に従軍した。
第二次世界大戦が終わって75年、その話を自分の記憶がこれ以上劣化しないうちに書き留めておく。
・祖父…1920年12月生まれ、1944年頃〜1945年従軍、体験を語った当時90歳(認知機能正常)
しかしそれ以上のことは何も知らないままだった。
大学2年のGW、私は両親、妹と共に父方の祖父母宅へ遊びに行った。
祖母と母が台所で食事の片付けをし、祖父、父、妹、私が居間で団欒していたその時だった。
祖父が何の前置きもなく、そして極めて淡々と、幼少期からの戦争体験を語り出した。
こんな田舎の子供でも「兵隊になる」と思わせる学校教育がなされていた。
祖父の話しぶりからは、小学生頃は兵士に本気でなりたいと思っていたが、
いざ徴集される段階になってからは、出兵せずの任期満了を願っていたように感じられた。
ちなみに祖父はJRを国鉄と呼ぶノリで、中国全体を「満洲」と呼んでいた。
祖父は日本から中国沿岸部まで船で移動し、その後陸路にて石家荘に到着した。
この鉄道を走る汽車は日本軍の物資を運んでおり、これを中国側に妨害される恐れがある。
日本軍は農村を占拠し、逃げ遅れたり抵抗した現地の民間人を捕虜として捕らえ、使役していた。
彼らが日本軍を襲ってくることがあった。
それに山は樹木で覆われ視界が悪く、敵の姿が見えず、どこから襲ってくるかがわかりにくい。
「祖父が戦ったのは民間人のみだったのか、民間人に擬態した軍人だったのか、それとも両者混ざっていたのか」
という、かなり重要な情報が私の記憶から抜け落ちてしまっている。
ある日、祖父は仲間達と共に銃の撃ち合いをしていた。
もちろん敵からの銃弾が自分達に向かって飛んでくる(祖父は「プププププッ」という効果音と共に
親指と人差し指でつまむようなポーズをとり、右から左に水平に移動させることで弾道を表現した)。
そしてその後、祖父の片脚にも弾が当たった。
銃創のでき方によっては、当時の医療技術では脚を切断しなければならなかった。
しかし祖父の場合、銃弾は膝上を貫通しており、脚の切断は免れた。
祖父が野戦病院に入院している間、祖父のいた部隊は中国側の総攻撃に遭った。
祖父は小柄で屈強ではないため、戦友会では「あの時入院していなかったらお前も死んでいただろう」とよく言われたという。
この部分を聞いた時、私は色々なショックを受けた。
戦争のリアル、穏やかでニコニコしている「おじいちゃん」の抱える痛み、そして父や自分の誕生が紙一重だったということ。
このことは、祖父の葬儀で喪主の伯父(祖父の長男)が挨拶の場で初めて語った。
喪主挨拶では他にも、祖父が夜中に大声を出して飛び起きていた(のを幼き日の伯父が目撃した)ことが明かされた。
祖父は戦地の体験を引き金としたPTSDを発症していた可能性がある。
これらの話を祖父がすることはなかったし、裸足の祖父を何度も見ているはずなのに、指が無いことに全く気がつかなかった。
銃弾の効果音のまぬけさといい、「自分が中国人を撃った」経験を話さなかったことといい、
祖父の語りは孫娘用にかなりマイルドになされていたに違いない。
祖父がなぜあのタイミングで戦争体験を孫に話したのか、その意図を聞くことはもうできない。
1クラスに5人前後居る境界知能(IQ70-84)の人達は認知機能が低く教育を受けても理解自体が出来ないそう。教育自体が認知機能が正常な人向けだから。
知的障害のボーダーは超えているから引っかかる事もなく自分は正常だと思ってしまっているので必要な福祉や支援を受ける事が出来ない。
勉強が出来る出来ないとは別で
・相手の感情を読み取れない(目があっただけで睨まれたと思ってしまう)
・先を読み解く想像力の欠如
認知機能が低い人間はその後どうなるのか?という事が頭からすっかり抜けてしまう。
こう言った人達が全人口の2割弱いるそうで頑固な人・変わった人・クズのレッテルで済まされてしまうケースがほとんど。
この層のせいで色々問題になってるんじゃないのかと思っている。
2割の境界知能の白人が過剰反応して更に反感を買って収集がつかない
2割の境界知能の女性がクソフェミムーブをかまして収集がつかない
一部の人間がこの2割の境界知能の煽動して騒ぎを大きくして利益を得てたり、正直一部の人間のせいで大多数が迷惑を被ってるのはおかしいと思う。
今の教育ではそういう子供達をなるべく拾って支援していこうという流れらしいが既に大人になってしまった境界知能はどうすれば減るんだろう。
一度でも性交渉した者は脳下垂体の幸三が不可逆的に変化して、いくつかの生理的変化を経験する。苦痛への耐性の上昇、認知機能の低下、男性では特に信仰心の上昇などが知られている。
価値観も変化する可能性は充分にあると個人的には想像する。極端な言い方をすれば性交渉にとりつかれてしまう。人生に男女以外の要素が存在することを忘れてしまったかのような者を見たことがある。
彼らはえてしてタフである。その身の全てを捧げるように労働するような者で性経験のない者は見たことがない。タフで、そして浅い。貪るように生き、短絡的に決断する。全ての者に両親がいる一方で、生涯で一度も性交渉をしない者が常に存在することは生物学的になんらかの意味をもつと信じたい。
かくいう私も童貞でね。
居住地は伏せますが感染者数が3桁に達するレベルで感染が拡大している県です。大学病院ではありませんが、県内屈指の症例数を誇る3次救急指定の総合病院です。私の勤める病棟は一般内科、呼吸器内科が主ですが一類感染症にも対応できる陰圧室を有する感染症病棟でもあります。現在は新型コロナウイルス感染症(COVID-19)専用病棟として運用されており、入院しているのは陽性が確定した患者と、感染が疑われる患者です。病床数は40床程度ですがそのほとんどが埋まっています。はじめは陽性の患者は陰圧のかかる個室で管理していたのですが、すぐに個室は埋まり、現在は大部屋で管理しています。一般病床ですので陰圧はかかりません。病院の構造上病棟そのものを閉鎖空間にすることもできず、病棟の入り口にポールを立て出入りを制限しているのみです。すぐ隣の病棟には癌で化学療法を受けている免疫の低下した患者が大勢入院しています。院内感染が起こると危険な状況です。
PPE(個人防護用具)の不足についてはメディアで報道されているとおり危機的な在庫状況です。陽性患者が療養されている空間(レッドゾーン)に入る際には、私たちはマスク、ガウン、手袋、キャップ、フェイスシールドを装着します。このうちマスクは一般的なサージカルマスクではなく、今や皆さんご存知のN95という空気感染にも対応できる特殊なマスクを使用します。通常であればこれは患者毎に使い捨てるものですが、1日に1個まで使用が制限されています。新型コロナウイルスが発生する以前は、N95を使用する機会はほとんど無く、たまに入院してくる結核患者の対応で使用する程度で院内に在庫は豊富にあったのですが、あっという間に品薄になってしまいました。ガウンとフェイスシールドに至っては在庫が底をついてしまったので、自家製のものを使用しています。ゴミ袋で作ったガウンとクリアファイルを切り抜いたフェイスシールドで、看護助手さんが毎日せっせと作ってくれています。PPEも満足に揃わない状況で患者の対応をするのは不安でありますが、あるもので何とかしなければならないと割り切って仕事をしています。院内感染が全国的に多発しており問題となっていますが、私の病院でもいつ職員から感染者が出てもおかしくない状況と言えます。余談ですが看護助手さんの存在なくして、私たち看護師は満足に働くことはできません。もちろん陽性患者に直接接することはありませんが、彼らも立派な医療従事者です。危険手当も感染した場合の補償もないにもかかわらず、文句一つ言わず働いてくれています。ちなみに私たち看護師はありがたいことに1日あたり300円の危険手当がついています。
入院している患者の大多数は軽症患者です。味覚・嗅覚障害のみで発熱もなく元気な方もいますし、呼吸器症状のある方でも酸素投与までは必要としない方が大半です。入院治療を必要としない軽症患者をホテルなどの宿泊施設に移送するといプロジェクトが本県でも始まってはいますが、手続き上の細々としたことで難航しており、あまり上手くいっていない印象です。
当然ですが重症化する方もそれなりにいて、数名の方は病棟で人工呼吸器につながれています。今のところ人工呼吸器が足りないという話は聞きませんが、今後の状況次第では不足する可能性は十分にありそうです。人呼吸器につないでも呼吸状態が改善されない場合は、亡くなった志村けんさんも使用していたと言われるECMO(体外式膜型人工肺)を回したりします。ECMOは一般病棟では到底管理できないのでその時点でICU(集中治療室)に移します。ICUで勤務する同僚に聞いたところでは、残念ながらECMOまで稼働させて持ち直した症例は少ないとのことです。脳出血などの重篤な合併症を引き起こして亡くなるケースも少なくない印象です。
また、新型コロナウイルス感染症では腎機能障害を併発する方が多く、腎機能低下が著しい場合はCHDF(持続緩徐式血液濾過透析)といって特殊なポンプを用いて24時間血液浄化する場合がありますが、この回路が血液凝固でよく詰まります。そのため24時間MEさん(臨床工学技士)が常駐しており、回路が詰まるたびに対応してもらっています。人工呼吸器、ECMO、CHDFなどの医療機器の稼働率が高くなっている状況において、MEさんの疲労は半端なくピークに達しつつあるのが表情から察することができます。人員が少ない分看護師以上に過酷な労働環境でしょう。
看護師は誰でもそうだと思いますが、看護学生時代から幾度となく、看護はベッドサイドからと教えられます。私も患者の側にいてこそ看護師であると日々思いながら仕事をしてきましたが、今はいかにベッドサイドに行かずに済ますか考えなければなりません。軽症な方の食事は部屋の前に配膳しておき自分で取りに来てもらいます。検温もナースステーションから電話で声掛けし、自分で測ってもらいます。隔離されている患者の不安やストレスは相当なものだと思います。特に高齢の患者の場合は隔離による悪影響は計り知れません。ベッド上で過ごす時間が1日のほとんどを占めるようになると、あっという間に歩けなくなり認知機能も落ちてしまいます。せん妄と言って見当識障害を引き起こしたり、不穏になる方も出てきます。できることなら側で話を聞いてあげたいし、世間話でもして気を紛らわしてあげたいのですが、患者との接触は最小限にするようにICT(感染対策チーム)に強く言われています。看護師の一人でも感染するとかなりの数のスタッフが出勤停止となり、医療崩壊を招きかねませんので当然ではありますが、今まで自分が看護と考えていたことと間逆な対応余儀なくされていることへのジレンマは常に感じています。
私も何例か立ち会いましたが、この感染症の患者の最期はとても悲惨です。家族に看取られることもなく、防護服をつけた医療従事者に囲まれながら一人で死んでいかなければなりません。通常ですと医師により死亡確認がされたあと、看護師によりエンゼルケアといって清拭をしたり軽く化粧をしたりするのですが、本線感染症の場合エンゼルケアも感染のリスクを高めるため避けるべしという病院の方針により、亡くなったそのままの状態で納体袋に収めることになっています。納体袋は2重になっており内側はビニールシートのような材質で中が透けてみえるようになっています。遺族は患者が亡くなったあと窓越しではありますが、ビニールで密閉された患者に対面することが許されています。変わり果てた患者の姿に絶句し、無念さに涙する家族の顔が焼き付いて離れません。つかの間の再会のあと、分厚いブルーシートのような素材の外袋で密閉し火葬場に直行し荼毘に付されます。とても非情で残酷ではありますが遺体からの感染も懸念されることから、仕方のないことだと自分を納得させています。
スタッフの中には自身が感染するという不安や恐怖のため、メンタル的にやられている方もいます。小さなお子さんがいる方は特に神経質になっているようです。そのような方は他の病棟に異動させるなど配慮をしてほしいものですが、スタッフの数が不足している状況でなかなか声を上げにくい環境ではあります。医療者差別については個人的には経験がありませんが(両親には実家に帰ってくるなと言われてはいますが)、差別的な言動や対応を受けたスタッフも実際にいるようです。そのようなことがあると仕事に対するモチベーションが下がりますが、ほとんどの医療スタッフは普段どおり淡々と仕事をしています。仕事柄ストレスに対する耐性が高い人が多いこともありますが、このような感染症の流行に備えて日頃から訓練を積んでいますし、覚悟もできています。医療現場が忙しいのはコロナ以前からですし、このような状況だからこそ冗談を言い合いながら笑って仕事をして、むしろ病棟の結束力は以前より増しているように思います。これに関しては人間関係に恵まれた職場で働けていることに感謝しています。
新型コロナウイルスの流行がいつ終息するか、それは誰にもわかりません。メディアではコメンテイターや医学博士といった肩書の方が様々な持論を述べていますが、第一線で患者の治療にあたる医師たちはわからないという事実に対してとても誠実です。すくなくとも年単位は覚悟しなければならないだろうというのが現場の共通認識です。国民の大多数が感染し集団免疫を獲得するかワクチンが開発されるまでこのウイルスが影を潜めることはおそらくないのでしょう。ワクチンについては、すでに感染している患者に治験薬を投与するのとは違い、健康な人に接種するのですから段階的なフェーズを踏んで安全性と有効性を確認しなければなりません。開発にはそれなりの時間がかかることが予想されます。自粛生活がいつまで続くのか、先行きの見えない不安やストレスを抱えながら生活するのは気が滅入りますが、いつか終息すると信じて耐えるしかないのでしょう。
適当に感想を述べる。ただの主観なので履修に悩んでいる人はシラバスと逆評定を読め。L系列については書かない。
「¬A ∧ (A ∨ B) ⇒ B」みたいな命題の証明を、ある規則に従って行ったりする。理科生的には数学の根源を掘っているみたいで楽しい。
全13回の授業で毎回違う教員がいろいろ話をしてくれる。各回ごとにレポート課題が出るが、最終的に提出するのは1つだった。単位に関係あるのは実質1回だけなので、結構気楽に聞くことができて癒しになる。普通の講義は毎回理解を求められるが、この授業は理解できなければその回のレポート課題を選ばなければよいだけなので。
人間の認知機能と脳機能の関係をやる。説明の都合なのか話題の9割が視覚(特に錯視)についてだった。脱線が激しすぎて全体的に何を言いたいのかいまいちわからない。ノートとスライドと教科書を見比べまくってなんとかしたが面倒すぎた。良い勉強方法が最後までわからない。
学際の香りがする。主に扱うのは二酸化炭素とオゾンホールとプラスチックとダイオキシン。「地球に温室効果がなかったら気温は-15℃」というのはよく聞くと思うが、その根拠をエネルギー収支の計算から示したりする。意外と覚えることは多い(フロン番号の命名規則とか)。
印象がない。新しいことを学んだ気がしない。とにかく簡単だった。
天下り的にいろんな化学が降ってくるが、具体的な理論づけは全くやらないので結局暗記ゲーと化した。基礎化学で扱う内容は、後々その他の化学系の科目で詳しく扱うので正直取る意味がなかったと思う。
熱力学の更なる応用みたいな感じ。ルシャトリエの原理とかの証明をしたり、酵素の阻害剤がどう働くのかをやる。学ぶところが多くて楽しいが結構難易度は高い。
なにもわからん。
Pythonやってれば楽勝。Pythonの実用みたいな感じ。アルゴリズム力よりコーディング力が付く。
アルゴリズム入門よりアルゴリズム寄り。ダイクストラ法とかやる。毎回課題が出るので面倒さは結構ある。アルゴリズム好きな人は楽しいと思う。
https://mobile.twitter.com/hayato_itimonzi/status/1208661759776575493
……みたいなのが軽くバズってるのを見た。内容としてはAIはヘイトやナチズムを簡単に学習してしまうというものだ。
これが事実か虚偽かは瑣末な事なので論じないが、もしも事実とするなら理由は簡単である。
このAIが如何なるものを指すかは知らないが、どうせ今のAIというのは単なる学習プログラム以上のものではない。多少高度なものでもニューラルネットワーク系の神経学習モデルにすぎないだろう。
まあ大体が人間の話す内容を理解して回答するのではなく、人間がインターネット上に書いた文章を大量に集めた上で、その中から「数が多いパターンの文章/類型を学習して返す」という程度の能力しか無いのである。
そして大体のAI設計者は、それを単に強大なマシンパワーでもって大量に学習させれば人間っぽくなる……と思い込んでるかのような、そういった単純設計しか行わない。
つまり、そもそもAIという名の「言語学習マシン」でしかないのが、今のAI設計者のアイデア限界なのである。
神経を模すだけで人間の精神が完成するなら、脳がわざわざ大脳小脳なんて分化する必要もないし、虫だって脳サイズが大きければ人間レベルの知性になるはずだ?そんなわけがないだろう。アホか?
素人目線で言わせて貰えば、その程度の学習プログラムでAIだなんだと言ってる人間の大半は、実際には本気で人間の知性を真似ようとしてない人間が大半だと私は思う。
まあ人間本来の能力は素晴らしいものがあるので、ちゃんとしたガチ勢なら多少マシなプログラムを書いてると思いたい……というか、この情報って何十年か前の話だよね?マジで現状こんな程度のAIしか作れてないとか有り得ないでしょ…………
まあ閑話休題。
それはそうとして何故に今の自称AIがヘイトやナチズムを簡単に学習するかと言えば答えは簡単で、ヘイトやナチズムは「◯◯=□□」という単純な図式で構築可能だからである。
それも、これらの多くは物事を「Aは善、それ以外は悪」という二元論として構築されることが殆どだ。
例えば「黄色人種は最高!」とか「それ以外はクズ!」みたいな風にだ。
このような論理は単純であるが故に、意味理解を伴うことなく非常に容易に学習できる。しかもコンピュータでなくとも、このような論理はデジタルな思考をする人間にとって非常に親和性が高い。
そして人種や性別というのは人間の誰もが持っているので、これに対する意見の集積は容易である。
これは人間であれば尚更で、仮に会話や文書の内容として直接そのような事を書かなかったとしても、そういった相手の特徴に意識を向けながら会話するだけで誤学習する事すらある。
そう、そもそもAIがナチズムやヘイトに親和性が高いのではなく、ナチズムやヘイトやナショナリズムなどの単純論理それ自体が、ローコンテクストな認知機能や学習機能に対して親和性が非常に高いのである。
結論としては、人間AIを問わず、「◯◯=善(正)、それ以外は悪(誤)」という二元論は覚えやすい毒論理であり、そういう二元論自体を学習しないようにすべきである。