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はてなキーワード: 柚子胡椒とは

2024-07-25

anond:20240725171537

わかる

しっとりしてるだけじゃなくて味も美味しいよね

柚子胡椒はこの世のサラダチキンの中で一番うまい

名古屋に隣接した街に住んでる

最近名古屋めしの話を見かけるから名古屋の隣町で生まれ育った人間感想でも書いてみる。親はどちらも別地方出身

モーニング

メジャーチェーン店コメダだけど、ローカルチェーン店から個人経営カフェ喫茶店にもモーニングはある。ドリンク代のみ〜追加料金で豪華になるものまで色々。週末はどのタイプの店もモーニングで混んでる。なんなら一日中モーニング出す店もある(モーニングとは?)。

 

麺類

きしめん味噌煮込みはその辺のうどん屋とかでも普通にメニューにある。山本屋とかの有名どころでもいいけど、そういう町中のうどん屋の方がリーズナブルで美味しい。

インスタント食品味噌煮込み微妙だと思う。

あんかけスパ過去に一度だけ食べたことあるけど塩辛くて好きじゃなかったからよく知らない。名古屋だとオフィス街ビジネスマンが食べてるイメージ

 

味噌カツ

有名なのは矢場とん。でも和食チェーン店とか町中のうどん屋蕎麦屋丼物メニューあたりにもある。あとスーパーのお惣菜コーナーに行くと串カツ味噌カツバージョンが置いてあったりする。晩ご飯を手抜きしたい時に買ったりする。

 

手羽先

味噌煮込み味噌カツと同じ感じ。

 

エビフライ

エビフリャーとか言ってる人はいない。いるかもしれないけど増田は会ったことがない。

子供の時、近所のとんかつ屋さんが出す大きなエビフライ定食が好きだったけど今はアパートになってしまった。大人になってからはわざわざエビフライ食べたいって思うことがないからずっと食べてない。

 

ひつまぶし

蓬莱軒はなんか特別感ある。けど鰻あんまりきじゃないか特に書けることがない。土用の丑の日とかでも食べないし。

 

ういろう

ちゃんとしたのは和菓子屋のだけどコンビニの片隅に製パン会社が作った安いやつが売ってたりする。増田小中学生の頃は学校給食で年一回くらい出てた(今は知らない)。

 

書いてて思ったけど、名古屋めしって観光ガイドなんかには出てくるけど地元暮らしててわざわざ食べに行こう!とはならない。ご飯作るのめんどいからちょっと近所に食べに行こうかな〜とか手抜きしたいからお惣菜買おうかな〜とかいう時の選択肢になる程度というか。

 

最後に思い出したけど、コンビニおでん買う時に辛子とか柚子胡椒に並んで味噌ダレの小袋があったりする。うちは辛子で食べる人ばかりだから貰ったことないけど。

 

2024-07-16

anond:20240716160642

いいね

うちはあと柚子胡椒塩麹ナンプラー、炒り胡麻、練り胡麻コチュジャンをよく使うな

カレー粉は初心者なら色々応用できて便利だと思うんだけどどうだろう

それとスパイス類に入るんだろうけど五香粉はお手軽でよく使う

2024-07-06

素人レベルレビューしてるだけの癖にやたら偉そうなやつらなんなんだろう?

一時期減ってた気がするんですけど最近また増えてきましたね。

批評家気取りのド素人ブログ調子こいたレビューかましてる光景

的外れ駄文を書くにしたってキャラクターに対しての勝手ラブレターならまだしも、なんも分かってないままに創作論を振りかざすのは見てられないから辞めてくれよ。

「俺には合わなかった」は全然いいんだけど、「俺の考える創作論においてこれは悪手」ってなんの技術経験もない奴がよーほざけるもんやな。

こういう輩の跋扈はほんま目に余るわ。

感想文でチヤホヤされたいならAIで絵でも描いてればいいものを、なんでか自分審美眼披露したがるんですよね。

だって気づいてるようなことに対して「これ気づきました?凄くないですか?」みたいに言ってるのほんま恥ずかしい。

ラーメン屋オッサンが連れの若い子に「これ柚子胡椒効かせてるよね。でも俺苦手なんだよな~~」みたいにイキってて、そんでその人達出ていってから「あれ?店長、これほんとうに柚子胡椒」 「全然違うよ。まあわざわざ指摘するようなことじゃなかったし」みたいな事になっちゃってるとき共感性羞恥だよね。

いやマジでさ、「俺の解釈ではこういう風に映ったんだ!」で二次創作イラストTwitterに載せるんだったら「こう見えた人もいるのか~~~。ズレってけど面白いかもね」って思えたりもするが、全然物が見えてない癖に「俺は真実を見てしまいましたよ」みたいに言葉で語られてもそれはマジで痛々しいだけなのでいい加減辞めてくれ~~~

2024-04-27

暑い日の自炊 トマト枝豆冷製パスタ(うどんでもそばでもいい)

やりたいこと

暑い日にめんどくさくなく食べられる物がほしい

材料

トマト 1人1個

にんにく 1人半かけ-1かけ

冷凍枝豆(まいばすにある) 好きな

オリーブオイル 適当

白だしかめんつゆ 適当

適当な麺 適当(スパゲッティーニそばうどんカペッリーニだと細すぎるかも)

作り方

麺を茹で始める 氷水を作って冷蔵庫に入れておく

麺を茹でている間に、トマトを細かく切る にんにくも細かく切る

両方をボウルに入れて、オリーブオイルを入れる

冷凍枝豆を水に浸す 半解凍くらいで実をボウルに入れる

めんつゆ白だしウェイパーか、なにか旨みのある適当ものを入れる

よく混ぜたら、冷蔵庫冷凍庫に入れる

茹でた麺を水で洗ったあとに、氷水で冷やす

ソースと和えたら完成

応用

ボリュームを出すなら、ゆでた鶏胸肉など

風味を変えるなら、ポン酢レモン柚子胡椒など

2024-02-06

7年適当自炊してきて調味料について思ったことを書く

ようやく最近味を整えるがなんだかわかってきた気がするんだ。覚書として。

砂糖 ⭐︎5 殿堂入り

甘くするために入れんじゃねえのなこれ。コクを出したい時、なんか足りない時はだいたいこれよ。とりあえず6g入れたら解決する。

料理酒 ⭐︎5 殿堂入り

肉料理、魚料理一時的に多少の煮込み水分が欲しい時はこれをぐるっと振りかければ良い。下味つけて置いておく系のやつも大体これと醤油砂糖味醂で良い。

味醂 ⭐︎2

砂糖ってほどじゃないんだけど…米くらいの甘さが欲しくて…って時に使う。お粥に入れるとうまい洋食には使えない。味醂必要レシピ味醂なんてねえよ!って省いたり砂糖に置き換えたりすると微妙な味になることは結構多い

めんつゆ ⭐︎2

かにこれだけで料理になることは多い…んだけど、細かい調整が効かなくて全部めんつゆ味になっちゃうんだよなあ…という感じ。ただ逆にめんつゆを作ろうとすると結構面倒なので、めんを食べる時はないと辛い。

味噌 ⭐︎3

出汁味噌なら入れるだけで良い感じの味噌味の何かになる。味醂料理酒を入れるとさらに良い感じにまとまることが多い。出汁味噌といってもほんだしは入れたほうがうまい

ほんだし ⭐︎3

味噌汁には入れたほうが無難和食ならとりあえず入れておけば風味の底上げをしてくれるイメージ邪魔な味になることはあまりない。和食や和テイスト限定

鶏がらスープのもと ⭐︎3

中華ほんだし中華を作るならとりあえず入れたら良いと思う。

コンソメ ⭐︎3

洋食ほんだし洋風スープや煮込みをつくるならとりあえず入れたら良い。カレーに入れても良い

塩 ⭐︎5

いわゆる味を整える、に必須。割と何にでも必要。入れないことはまずない気がする。入れすぎると回復が厳しいので控えめにする。

酢 ⭐︎2

こいつをいれたら最後基本全部「酢が入っている」という括りの料理になる。隠し味として使うのは高スキル必要

醤油 ⭐︎4

意外と登場頻度高め。食事ジャンル関わらず塩的に使えるがこいつも入れすぎると回復が厳しい。塩との違いは、焦がしの香りが欲しいかどうか、と勝手に思っている

バター ⭐︎4

それが牛乳チーズを入れても成り立つ料理であるなら油としてこいつを使うと良い感じになる。それ以外のときはやめておいた方がいい。マーガリン全然同じモノではないので注意が必要

胡麻油 ⭐︎4

中華料理全般と、ごまを入れても成り立つ料理の時にサラダ油の代わりに使うとかなり良い。高いと如実に美味い。スープとか一品料理かに最後に入れると薫って良い

オリーブオイル ⭐︎4

洋食全般と、トマトを入れても成り立つ料理の時に使うと良い。あとは胡麻油と同じ

ケチャップ ⭐︎3〜5

隠し味の定番だが、意外と酸っぱいので注意。⭐︎5はこども向け。ケチャップ味にしとけばあいつらなんでも食う。

チューブしょうが ⭐︎5

チューブにんにく ⭐︎5

困ったら入れておけ。ちょっといかなってくらい入れておけ。和洋中問わない。優秀。生のしょうがとにんにくの方が味も香りも華やかだが、その分存在感がめちゃくちゃ増すので注意。

胡椒 ⭐︎5

同じく困ったら入れておけ。ちょっといかなってくらい入れておけ。ベースの味がしっかりした料理じゃないと胡椒が勝ってしまう…が、そんな繊細な料理家庭料理ほとんど出没しないのであまり気にしなくて良い

ナンプラー ⭐︎1

ナンプラーがないと作れない料理はあるので常備は必要だが、無駄なく応用が効くかと言われるとうーん。これナンプラー入れましたね?って味になる。他の調味料と割と喧嘩する。自炊の味に飽きた時用

ケイジャンスパイス ⭐︎1

立ち位置としてはナンプラーと同じ。自炊の味に飽きた時用

オイスターソース ⭐︎1

立ち位置同じ。うまいけど全部オイスターソース味になる。上二つよりは喧嘩しない。

元々調味用ではない酒 ⭐︎0

マジで気をつけて使わないと本当に料理ダメになる。特にドイツワインに気をつけろ。あの甘さを料理に活かすのは素人には厳しい。

マヨネーズ ⭐︎2

全部マヨネーズ味になるが、マヨネーズ味がうまいので許されている。一応油として代用することも可能だが、やはりマヨネーズ入れましたねっていう味になる。

レモン汁 ⭐︎3

意外と登場頻度多め。自力ドレッシング作りたい時は重宝する。ただ完成した料理に酸味があって欲しくない時は入れない方が良い

甜麺醤豆板醤 ⭐︎2

中華茶色系の料理でそれぞれ甘味と辛味が欲しい時に。それ以外の利用法を知らない

スイートチリソース ⭐︎1

代用は効かないがスイートチリソースしかない。他の何かにはならない

味ぽん ⭐︎2

味ぽん味になる。

片栗粉 ⭐︎2

とろみ要因。ただし出来立てまたは温かい状態で食べられない料理に使うとなんか微妙になることしばしば。作り置きや、時間をずらして食べる可能性があるものにはあんまり入れたくない。抜いても料理として成り立たないということにはなりにくい

小麦粉 ⭐︎1

なんかこう…カリッと?したいね?って時に使う。が、これも作り置きだといまいちになる。素人の作り置きで粉使うの難しいです

パン粉 ⭐︎3

ザクっとしたい時と、ハンバーグ。あとはわかんない。

マスタード ⭐︎2

つけるのはおいしい。野菜と肉をコンソメで茹でたやつにつけるだけで一品になる。が、マスタード和えとか炒めとかは本当にその味になるので飽きた時用かな。味変要員

はちみつ ⭐︎2

砂糖の代わりに使おうとすると変なコクが出てこれはちみつでしょ!ってなるので注意が必要料理に使うならマスタード胡椒やカビチーズなどのそれ自体の風味の強いものと合わせたい。

ブルドッグソース ⭐︎3

実は結構酢が入っているので意外と酸っぱくなったりする。が、ベースあくまでも野菜果実ペーストなので、野菜中心の茶色ものならコクを出すのにちょうど良い。

みんなもこういうの教えて!参考にする

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追記

集まってきた!ありがとうございます!楽しく読んでるよ!

・さては関東か?→よくわかったね!そうだよ!

・甘いの好きすぎない?→そうだね!ごめん!

・粉系の解像度が低い→おっしゃる通りです!

・なんで味の素ないんですか?

アンチとかじゃなくて本当に使ったことなかった。今度買ってみるね。

いくつか見ていて思い出したもの書いていきます

山椒 ⭐︎1

美味しいのわかるけど山椒でしょ!になる でも中華でしょ!度が上がるところはとても良い。

塩麹 ⭐︎2→⭐︎?

味変要員。漬けるだけで肉や魚がとても美味くなるのはよくわかるが、その余裕がある時だなあ〜になるので時々しか買わない。と思っていたが、かなり評判が良いので買ってみようかな

焼肉のタレ ⭐︎2

究極の時短要員としては優秀。焼肉のタレ味になるが焼肉のタレ味は何を入れてもうまい

チューブアンチョビ ⭐︎4

チューブバジル ⭐︎3

こいつらあると追加の一品作るのとても楽。パスタドレッシング作るのも楽。チューブアンチョビは割とよく塩の代わりに使う

白だし ⭐︎1

まりほんだしとの使い分けができなかった。冷蔵庫を圧迫するのでほんだしに一本化された

カレー粉 ⭐︎?

カレーに入っている系スパイス ⭐︎?

そういえば使ったことない。多分これは2週間に一度は食卓普通カレーが上がることと無関係ではない。カレー粉がある人は頻繁にカレーを作らなくても献立を回せる人なのだろう。尊敬する。

一味/七味唐辛子 ⭐︎2

柚子胡椒 ⭐︎2

料理が完成した後の個人の調味としては欠かせないが元々料理に入れておくことはあまりない気がする。唐辛子ココアに入れるとなぜかうまい

しょうがにんにく ⭐︎4

美味しいのは知ってるし月の半分くらいは冷蔵庫存在はしている。明らかに料理の質が変わるのはよくわかる。でもメンドクサイ

自分と味覚や感覚が違っていてウズウズしている人はあなたのも書いてみてね!参考にする!

2023-11-29

出入り禁止基準について思っていること


京都繁華街中京区東山区)で飲食業に携わってきた。もう二十年以上になる。独立してから居酒屋をやっていた。

ワンピースがあるだろう。漫画の方だ。多くのキャラクターが出てきて、麦わらのルフィメンツ(なぜか全員童貞に見える…フランキーは別だ)が色々いて、そのうち誰かとは気が合いそうな気が読者はするわけだ。そんな路線をめざしていた。多様性である

今回は自分の考えを伝えてみたいし、お客さんへの接し方の哲学についてもご教示願いたいことがある。料理の作り方や仕入れ広告宣伝とか、そういうのは自分なりの答えをもってる。が、こればっかりは答えが出ない。「嫌な客は出入り禁止にすべきか」という論題だ。

以下、うちの店でお客さんが取った問題行動+店側の対応という形で説明させてもらう。四人分ある。



一人目:壮年男性のA氏

50代ほどの男性だった。夜7時くらいにお店に来る。いつもスーツだった。小綺麗とまでは言わないけど、まあ整った感じだ。性格はおとなしいのか騒がしいのかわからない面があった。『壁』という小説に出てくるS・カルマ氏なんじゃないかと思える時もあった。

うちの店は、京都個人居酒屋標準的メニューを置いていた。豆腐とか、焼き魚とか、季節の野菜の煮つけとか、湯葉スープとか、柚子胡椒風味の鳥のから揚げなんかの、まあ京都って感じのメニューだ。みんなそれぞれ、お互いの店からメニューを盗み合っているという事情もある。俺も若い頃は祇園で修業してたけど、京都市内の飲食街はすべて巡って勉強した。「うちの店」というのも祇園の端っこにあった。先斗町河原町寄りの。

どの業界でもそうなんじゃないか週刊少年ジャンプだってそうだろう。漫画家同士、お互いに表現方法コピーし合っている。半年以内で打ち切りになる漫画でもそうだし、鬼滅の刃みたいな大傑作でも変わらない(○○の呼吸はジョジョの波紋をリスペクトしてる)。

京都飲食業でもそうだ。同業のお店に一般客として出入りし、美味しそうなのを見つけたら、調理法をこっそり見て、自分の店でも同じようなもの提供する。

うちの店では、とあるサービスがあった。お客が女の子店員飲み物を出すと、暇な時間限定で話相手になってくれるのだ。A氏は、いつも地元高校に通っている女子店員ウーロン茶(400円。お客は2杯目から200円)や、イチゴミルク(500円)をごちそうしていた。それで、15~20分程度のお喋りに興じるのだ。そういうサービスが確かにあって、それを目当てに来るお客さんが何人もいた。40代過ぎのリーマンが多かったかな。

彼らは、女子高生や女子大生に限らず、自分の好みの子がいたら「一杯飲んでいいぞ」と声をかける。お気に入り店員飲み物をやり、わずかな時間の楽しみに興じる。

それで、店としては売上が立ち、女の子は注文金額の50%のバックがもらえて、お客さんも喜ぶというわけだ(損して得取れ)。だがある時だったか、猛者の女の子がいて、なんと誕生日シャンパンを奢ってもらっていた。当店の一番安いシャンパンは二万円だったので、一万円儲けたことになる。いやぁ、あれには参ったね……(以後、一万円超の場合は25%バックに変更した)。

そんなある日だった。A氏が行動に出た。帰り際に、ドリンクを奢った女子高生に連絡先を聞いて、食事約束をしようとしたのだ。女子店員は、「え~」といった表情でケータイを取り出していた。すぐさま俺が止めに入って、「お客さん。困ります」とひと睨みすると、「あんたの方がいけんで。こっちの自由やん」とアレな発言をしていた。

この人には二面性があった。このお店に居る時と、それ以外の社会とで違う顔をしていた。女の子には、「オレね、自分名前がわからなくなることがあるんだ」とか、「世界の果てに行ったみたいなあ。世界の果てってどこかわかる?」とか「このグラスと君のグラスが、この間がね、オレとあなたの心の距離」など意味不明なことを喋っていた。

ある日、同じ会社の仲間数人と一緒にお店に来たことがあるが、まるで別人だった。大人しくって何も喋らない。黙々と飲み食いしている。女子店員が話に行っても変わりなしだ。借りてきた猫みたいだ。

かつて、A氏の「世界の果てはどこだろう?」という質問に対して、地元高校に通ってる女子店員(※上で誘われた子)が、「うちの店も世界の果てのひとつですよ。地球は丸いんですよ」と答えたことがあった。でも、その子に話しかけられても黙っていたかな、確か。

で、A氏を止めに入った俺はイライラしていた。「すいませんけど、もう来ないでくれます? 次来たら、その場であんたの会社に連絡しますよ。警察は勘弁してあげますから」とタンカを切った。すると、A氏はそそくさと会計を済ませて出て行って、それ以来うちの店には来ていない。

その日、店員から感謝された。普段、俺に尊敬の念を一切抱いていないと思われる従業員ですら「マスター見直しました!」と言ってくれた。世界の果ての女子高生は、「やりすぎだったんと違います?」と言っていたが、その子未来のためには正しい行動だった。

俺の考えが変わるきっかけだった。どんなお客さんでも受け入れるのが飲食店の正道だと思っていた。面倒くさい客はいるが、それが多様性の確保に繋がるという考えをもっていた。



二人目:B女史

B女史は大学生だった。同志社女子か華頂短期大のどっちかだった気がする。

の子は、いつも夕方に来て、安い定食だけ頼んでサッと食べて帰る。週に一回ほど来ていた。「高島屋化粧品店でアルバイトしてる」と、B女史と店員が話しているのを聞いた。

ちょっと話は逸れるが、うちのお店には、居酒屋としてのメニュー以外に定食があった。安い値段で昼食を食べたい人に向けて、なんと800円でから揚げ定食弁当)を用意していた。味は当然祇園レベルだ。先斗町木屋町にある標準的な店とは比較にならない。

祇園にも、夜に高い値段で酒肴を出している居酒屋が、昼の時間帯にリーズナブル価格で昼食を提供している例がある。それでも千円超えは基本だった。それを、原価計算を積み重ねた末に800円という価格を実現させた。しかウーロン茶が一杯まで無料だ。二杯目から200円。

お昼時に、店の近くの路上弁当を売りに出すこともあったのだが、売り切れることが多かった。やはり、コスパがいいのがわかるのだろう。少なくとも毎日30食は売れていた。コスパでこの定食弁当)に勝てる可能性があるといえば、近所だと長浜ラーメンやよい軒くらいのものだった。安い店だと、松屋が近くにあったが、こちらの定食の味に比べればゴミクズのどちらかだった。

※ここに書いてる話は、相当昔になる。今だと祇園レベルの味で800円のから揚げ定食など不可能だ。あと、今だと道路売店とかやったらすぐに警察が来る。昔は、無許可ラーメン屋台などがよく営業していた。

経営回転寿司のやり方に倣っていた。くら寿司とかで、いくらウニ100円ほど(※当時の価格)で廻っているだろう。ああいう原価割れメニュー提供できるのは、赤だしとかタマゴとかラーメンとかうどんとかデザートとかで黒字にしているからだ。撒き餌である

祇園寿司屋で出してるようなウニだったら、木箱ひとつで当時5万円(200円/g)はした。回転寿司がどんなウニを使ってるかは知らんが、卸値だと(5~10円未満/g)といったところか。祇園で出てくるウニの握りなどは1貫3,000円以上することもある。それでもサービス価格だ。

他流であっても、いいところは積極的に盗むべきだ。から揚げ定食が800円だと原価割れ寸前なのだが、そのお客さんが夜の時間帯にも来てくれたら投資は回収できる(弁当にチラシ入れてる)。そんな未来に賭けていた。

B女史に戻ろう。上のから揚げ定食は、昼の売れ残りの一部を再利用して夕方以降の営業時間にも提供していた。クオリティが落ちてる分は600円にしていた。そして、彼女はその定食しか注文しなかった。夜に来てくれるわけじゃなし、お酒を頼むわけじゃなし、友達と一緒に来るわけでもない。30分くらい居て、女子店員イケメン大学生店員と軽くお喋りをしてアルバイトに出かけていく。

彼氏同志社)と一緒に来たことは何度かあったが、なんと、二人でひとつから揚げ定食シェアしていた。一緒に食べていたのだ。ひとつ定食を。仲睦まじく。電線に留っているツバメカップルみたいだった。

ここまでは別にいい。から揚げ定食投資なんだから

B女史は、ほかの男性から不評だった。うちの店はコの字のカウンターだが、そんなに広いわけじゃない。常連同士、話をするのが基本だ。

B女史の近くの席になった男性客が話を振ることがあったのだが、B女史はいつも愛想がなかった。せめて演技くらいすればいいのに。ストレートに「気分が悪いです」とか「今話したくないです」とか、人が不快になる言葉を発していた。

このまま社会人になれば通用しないだろう。せめて愛想はよくするべきだ。ジェンダーとか多様性とか言われているけれども、保守寄りの価値観大事にすべきだ。人間本来的な感情に根差しているのだから。B女史は、せめて社会関係を保てる程度の『優しい嘘』はつくべきだった。

それである時、とある男性客のおじさんがB女史を叱ることがあった。「あんた、もう少し考えて行動しいや。いけんで。もっと仲ようせんと。就職しても通用せんで」だったかな。俺もそのとおりだと思い、フテ腐れているB女史をやんわりと宥めた。

すると、「だったら、もっとおいしい店を紹介してもらっていいです?」(※京都だと、いいです?↑とイントネーションが上がる)と、人を舐めくさった態度を取るので、俺も頭にきてしまった。

「前から思ってたけど、このお店は君には合ってないみたいや。もう、今日で来るの終わりにしとき

と言ったら、B女史が席を立って会計をしようとした。すると、近くに座っていた若手社会人の常連さんが、「○○さんだっけ。あなた、まだほとんど食べとらんやん。俺も注文しとらんし、よかったらいい店教えてやろか。どうする、まだ時間ある?」と提案をして、それでB女史も同意して、二人で一緒にお店を出て行って、それから彼女が店に来ることはなかった。



三人目:C氏

さっきの若手社会人だ。当時30代前半だったが、人間ができていた。相応の男前で、体格もあった。すでに遠方に異動しているので言わせてもらうと、日本銀行職員だった。ほかの常連さんには内緒にしていたが。会社名を聞かれると、彼はやんわりと『優しい嘘』をついていた。

ちなみに、後で聞いたところによると……彼がB女史を連れて行ったのは、京都で一番予約が取りにくいとされる伝説居酒屋だった。グーグルマップに載っている。高島屋からも近い。C氏は、お店の扉を開けて、「今日入れますか」と店主に声をかけたところ、予約客がキャンセルしており入ることができたらしい。

だが、B女史の財布には非常に厳しい金額だった。C氏が「千円払ってくれる? 好きなだけ食べていいから」と言うと、B女史は本当に好きなだけ食べたらしく……C氏によると、その時に連絡先を交換して、またおいしい店を紹介する約束を取り付けたらしい。それで、その後はと言うと……これはまた別のお話、機会がある時に話すことにしよう。

ここだけの話、『伝説居酒屋』(食堂 おがわ)はバッファーを作っている。全席が予約されてるわけじゃなく、店主の気分次第では、予約なしで入れてくれることもある。後は、偉い人が来店した時くらいか体感だと、5回に1回くらいは予約なしでも入れる。

とにかく、C氏は人格レベルが高かった。若い店員にも敬語だし、いろいろ注文するし、お店の周年記念にはシャンパンを入れてくれるし、テーブルは綺麗にして帰るし、飲み方も綺麗だ。

なぜC氏をここで挙げるかというと、彼もまたやってくれたのだ。どんな人間にも欠点はある。C氏の欠点は、完璧すぎることだ。完璧すぎて、ほかの仏―の人間からすると予想できない方向でトラブルを起こす。

事例①

女子店員がC氏に近づきすぎる。彼はモテた。見た目はそれなりで、清潔感があって、人当たりがよくて、自信に満ちた振る舞いをしていた。彼からいい扱いを受けたい女子店員人間関係が悪くなった。

事例②

正義感が強く、営業中のトラブルに首を突っ込む。警察を呼びたくないのに彼が呼んでしまって、えらいことになった。特に暴力団半グレ関係。体を張ってくれるのはいいが、清濁を併せ呑んでほしかった。

みかじめ料とか何とか言われても、払わねばならないお金だってある。俺に言わせれば、あれは税金一種だ。あれで飲み屋街の平和が守られている面は確実にある。あの辺りの多くのお店は、おしぼり台や観葉植物リース料として支払っている。たまに半端なやくざ者(半グレに近い)が現金要求してお縄につく。

事例③

4人目に譲る

ある時、C氏にやんわりと警告をした。うちの店の課題に首を突っ込まないでほしいと。うちの店の課題自分解決する、と。行政に頼るのは最後の手段なのだと。

それからスッタモンダあって、彼はお店に来なくなった。後は風の噂で聞く程度だ。残念な結果になったが致し方ない。いいお客さんだったけど、これも運命だ。




四人目:D氏

時系列的には、C氏がまだ来ていた頃だ。

D氏は、障害者だった。軽度の知的障害で、あまりモノを喋ることができず、メシは食えるが手がおぼつかない。テーブルの上は汚い。いつも母親が一緒に来ていた。

来客を断る意思はなかった。当然だ、お客さんなんだから。いつだったか、彼が口からご飯を吐き出す行為マネしていた大学生立命館だったと思う)には厳しく注意をした。「客を馬鹿にするな。お前、今度やったらクビにするで」と明言している。

が、お客さん同士のトラブルになると話は別だ。ある日の午後八時頃だったか、その母親とD氏が米類を食べていたところ、ゲフンゲフンとD氏がせき込んで、口の中から飛んだ米粒が別のお客さんグループビールジョッキに入った。幸い、店員が気が付いてすぐに替えのビールを用意した。ほぼ満席で席移動は難しかった。

その日、同じようなことが何度も起きた。何度も何度も、D氏の口から飛び出したモノが、隣のお客さんのスペースに飛んで行った。ついにキレたお客の一人が、「おいあんた! そこのぎこちない感じの人(※京都人なりの婉曲表現)、家に帰してくれへんか!!」と母親に怒鳴った。

母親は「すいません」と謝っていたが、彼が譲る様子はない。「その人は外に出したらあかんのと違うんか。なにしとん。帰ってくれん?」と捲し立てる。

母親は何度も謝っていた。その間も、何がしか物体がお客さんの方に飛んでいく。彼はさらにカッカして、これはいかんとなったところで、離れたところで呑んでいたC氏がこちらを見た。

俺はもう、余計なことは勘弁願いたかった。母親に向かって「お代はいいんで。今日は帰ってください」と伝えた。すると「すいません。堪忍してください。今日誕生日なんです」と返ってきたが、今度はもっと強く「帰ってほしい」と伝えた。

すると、C氏が怒った様子でこっちに来たのだ。「増田さん。その対応で本当にいいんですか。自分がこの人の隣に行きますよ。五人くらいスライドすればいいでしょ」と。

俺はキレた。「お店のことに口を出さないでって言ったでしょ。俺が責任とりまから」と端的に返すと、C氏は憮然とした様子で自分の席に戻った。

母親と息子には、その場で帰ってもらった。お母さんには「ほかのお客さんのこともあります。お店が空いている時でないと今後のご利用は難しいです」と伝えて、お店の入り口まで案内した。

翌々日だった。京都市役所の福祉部署から架電があった。母子のことで、差別に該当するおそれがあるとの内容だった。C氏か、D氏の母親京都市に連絡したのだろう。俺はこういう卑劣行為が許せない。どうしてこんな惨いことができるのだろうか。「障害理由差別をすることは~」と電話口で喋る京都市の職員に怒号を発した。

「ええか、こっちは商売でやっとんのやぞ。お前らは公務員やんけ。民間商売に口はさむなや。こっちがどんだけの思いで商売やっとんかわからんやろ。障害者も受け入れんといかんのくらいわかっとる」

みたいなことを言った。すると、福祉部署職員は変わらず「差別はだめ」とオウムのように繰り返すだけだった。「公務員は楽でいい。頭の中が非現実で、お花畑で、お金暮らしことなんか考えなくてもやっていけるんだからな。羨ましい」そう感じていた。

「それは行政指導やろ。従うかどうか選べるんやろ。ウチは従いません。ええな、おい、おーーーーい!! わかったな」という具合で、受話器をガチャンと置いた。

これが商売世界だ。勝った負けたの世界では、強く、強く自分意思を強く主張できないと食っていけない。公務員サラリーマンじゃないのだ。



結局、お客に接することの哲学というか、そういうのは何が正解なのだろう。どういう場合に出入り禁止にすべきなのか。未だに答えが出ない。

ところで、『うちの店』は、約二年前に閉店した。コロナウイルスに勝てなかった。飲食組合から休業要請の通知があって、当初は休んでいたが、行政対応が誤っていると気が付いて通常営業に切り替えた。うち以外にも、筋違いなことをしている行政には従わないという店舗がいくつかあった。

が、コロナウイルスは強すぎた。店を閉めざるを得ないほどに経営が追い込まれた。ほかにも、グーグルマップ食べログ口コミにあることないこと書くような卑劣な奴らがいた。自分正義とでも思い込んでいるのだろう。

今でも飲食仕事をしている。いつかまた、お金を貯めて店をやるのが目標だ。あの店は居抜き店舗で残してある。幸い、まだ借主は現れていない。いつかまた、店を開いてみせる。

今回は、そんな決意を新たにするために増田投稿した。どんなお客を断るべきか、受け入れるべきか。何かアドバイスがあればいただけると幸いです。

2023-11-28

詐欺にあってしまい恥ずかしかった

柚子胡椒ってどこが胡椒なんだよ!

よく知らないままたくさんかけてしまって顔から火が出る思いだったわ。

2023-10-04

シウマイは完全食である

シュウマイは完全食の一種とされています。

完全食とは、厚生労働省の「日本人食事摂取基準」に基づき、1食分で1日に必要栄養素の3分の1を摂取できる食品のことです。完全食には、卵や玄米納豆ヨーグルト牛乳バナナなどがあります。

シュウマイには、小麦粉を使った皮に炭水化物がふんだんに含まれており、肉や野菜たっぷり具材にはタンパク質ビタミン食物繊維などがバランス良く含まれています。また、キノコや筍、海草など、あらゆる食材が含まれています。

シュウマイは、醤油と和がらしが基本ですが、酢やポン酢めんつゆトンカツソースわさび柚子胡椒など、複数組み合わせて試してみるのもおすすめです。

2023-07-16

柚子胡椒長州小力を見習うべき

柚子胡椒賞味期限はいつも切れてる。いつも切れてない長州小力を見習ってほしい

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