はてなキーワード: 早慶とは
いままで、なんらかの選考に「落ちる」という経験をしたことがない。
大学受験も第一志望にストレートで合格したし(早慶上智のどれかです)、就職活動でも、何度かの転職活動でも、常に合格してきた。
こう書くと自慢に見えるかもしれないけど、一方で「チャレンジしてきてない」ということの証左でもあるような気がして、少しモヤモヤする。
「ほんとに行きたいところ」以外を受けたことはないんだけど、その「ほんとに行きたいところ」を探すときにそもそも「自分でも行けそうなところ」っていうフィルターがかかってないかと聞かれたら「うーん、わかんないな」ってなる。
大学受験にしても、仕事にしても、努力しなかったわけではないし、努力したからこそ実績がついてスムーズに転職できてるみたいなところもあるとは思うのだけど。
時間 | 記事数 | 文字数 | 文字数平均 | 文字数中央値 |
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00 | 180 | 14116 | 78.4 | 30 |
01 | 58 | 5387 | 92.9 | 67 |
02 | 15 | 3412 | 227.5 | 56 |
03 | 8 | 2237 | 279.6 | 82 |
04 | 17 | 1878 | 110.5 | 97 |
05 | 11 | 1816 | 165.1 | 135 |
06 | 10 | 1474 | 147.4 | 61.5 |
07 | 37 | 4650 | 125.7 | 62 |
08 | 54 | 4636 | 85.9 | 37 |
09 | 59 | 5843 | 99.0 | 82 |
10 | 79 | 10673 | 135.1 | 34 |
11 | 86 | 8923 | 103.8 | 48 |
12 | 100 | 9866 | 98.7 | 53 |
13 | 127 | 15814 | 124.5 | 46 |
14 | 120 | 9054 | 75.5 | 33 |
15 | 156 | 13113 | 84.1 | 41 |
16 | 112 | 10812 | 96.5 | 30 |
17 | 164 | 12292 | 75.0 | 33 |
18 | 202 | 20182 | 99.9 | 24 |
19 | 158 | 14561 | 92.2 | 42.5 |
20 | 111 | 11141 | 100.4 | 38 |
21 | 121 | 10638 | 87.9 | 39 |
22 | 89 | 9337 | 104.9 | 49 |
23 | 160 | 14364 | 89.8 | 43 |
1日 | 2234 | 216219 | 96.8 | 38 |
人(190), 自分(134), 女(121), 話(87), 今(84), 男(77), 相手(72), 問題(63), 増田(60), 前(56), 女性(56), 人間(54), あと(53), 日本(53), 結婚(47), 感じ(46), 関係(46), 日大(45), 必要(43), ゴミ(43), 最近(42), 気(42), 意味(41), 仕事(40), いや(39), 普通(38), 頭(38), 意見(37), 馬鹿(35), ー(34), ネット(33), 気持ち(32), 他(32), 金(32), 世界(32), 好き(31), 子供(31), タックル(30), クズ(30), 手(30), 結局(30), しない(29), 大学(29), 安倍(28), 場合(28), 日本人(27), 嫌(27), 目(27), 男性(26), 自民党(25), おっさん(25), レベル(25), 理解(25), 一番(25), 経験(24), 親(24), 時間(24), ダメ(23), 先(23), 社会(23), 明らか(22), 最初(22), 安倍総理(21), 昔(21), 話題(21), 無理(21), 主張(21), 周り(21), 監督(21), 調査(20), 野党(20), バカ(20), 顔(20), 結果(20), ただ(20), 毎日(20), 責任(20), オタク(20), 子(20), 言葉(20), 理由(20), 選手(20), 時代(19), 別(19), 可能性(19), 完全(19), 否定(19), 対応(19), 会社(19), 他人(19), 生活(19), 一つ(19), セックス(19), 被害者(18), しよう(18), 存在(18), 程度(18), 自体(18), 女の子(18), 出て(18), 全部(18)
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スペックは34歳 独身女性 慶応義塾大学卒 大手金融勤務 年収900万前後、外見はどちらかといえばブスです。
結婚相談所に行くと、わたしのような女性は一番結婚が難しいといわれてしまいました。
理由は、女性は学歴と年収が自分より上の男性でないと受け入れない傾向があり、私のようなハイスペックな女子は
もともと対象となる男性が少なく、しかも、対象となるような男性は女性にスペックより
のブスはどうにもならないというのです。実際、私は求める男性のスペックに 早慶上の学歴、年収600万以上と
書いていました。
親に尻を叩かれ受験をしたおかげで中高は私立の一貫校に入ったが、すぐに落ちこぼれ学年最下位の常連。大学も2浪したが志望校には落ち、結局マーチレベルの大学に進学した。もちろんこんな感じなので就活は悉く失敗。お情けで父の経営する会社に入社した。
一方でわたしは特筆するほど優秀ではないが、弟よりはマシだと思う。中高一貫の女子校に入り、大学は現役で早慶レベルの大学に進学。就活も人並みに上手くいき、外資系企業に入社した。
弟のことは嫌いではないが、特段仲が良い訳でもない。ただ両親はわたしよりも弟のことを可愛がってたように思う。
そのような中先日、前述したように会社を経営する父が弟に会社を継がせたいとわたしに話してきた。まさかと思った。
そんなに早く父が意思決定するとは思ってなかったし、そしてまさか弟に継がせるなんて正気なのかと思った。
確かに大学を卒業してすぐに父の会社に入っているので会社のことは私より知っているだろう。ただそれだけで会社を経営することはできるのだろうか。
父から明言されてきたわけではないが、わたしは自分がいずれ会社を継ぐものだと思っていた。そのためにも実力主義の外資系企業に入り経験を積み、いずれは父の会社に入って後を継げればと考えていた。
これまでは何がなんでも自分が継ぐ、とは思っていなかったが、どうやら父はわたしに継がせるとは微塵も思ってもなさそうなことを知った途端、急に何がなんでも自分がという気持ちになってきた。
今は父が健在なので会社もすぐには傾くことはないだろうと思っている。しかしいずれポンコツ弟が継いでしまえば会社はどうなるかわからない。
とにかく父が苦労してきた会社を潰したくはないという思いがある。弟がどこまで責任感を持って会社のことを考えているかわからない。
誰にも期待されていないのに謎の使命感に駆られているだけだろうか。
親に無理言って留学までさせてもらって、
社員の方に「ヘマしなければ最終面接くらいまでは行けると思うよ。自信持って!」って
太鼓判を押されるくらいに万全を期して臨んだのに、
あーあ、なんでだよ。結構手応えあったのに。
多くの人は「切り替えて次いこう」って言うけどさ、
他の企業と比べれば比べるほど、どんどんその企業が好きになっていって、
他人からしたら本当にしょうもないかもしれないけど、全然切り替えられそうにないや。
寧ろ早く自立して母親に恩返ししたいから、そんなことできるわけもない。
結局は妥協して、名前も知らないような会社で、何者にもなれずに一生を終えるのかなとか考えたら急に哀しくなってきた。
あーあ、なんでだよ。
「底辺校」出身の田舎者が、東大に入って絶望した理由(阿部 幸大) | 現代ビジネス | 講談社(1/4)
上記記事の内容を大まかに説明すると、教育における「親の年収格差」に加えて、「東京と地方との格差」も大きいのではないかというものである。
主張として同意できる部分があるものの、やや違和感を覚えたので増田に記したい。
上記記事の阿部氏は、東大入学時に、阿部氏と同級生との家庭環境の違いにショックを受けたようだが、私の場合、大学より前の高校入学時点でそれを体験した。
私は、公立王国である地方某県No.1の高校から、都内の某文系国立大に入学した。受験難度的に、東大より下だが早慶よりは上の大学である。
生まれてから上京するまで、築30年以上2Kのアパートに家族4人で過ごした。当時は受け入れがたかったが、控えめに言っても貧乏な部類に入る家庭だった。
地方と言えども、県No.1の高校ともなれば、同級生の親は医者・弁護士・経営者等が多数を占める。大規模な牧場経営者などもいた。一流企業のサラリーマンは割合的に少なかったと思う。
(地方の場合、一流企業のサラリーマンは東京本社から単身赴任しており、子供は東京に残しているケースが多いのかもしれない)
親の平均年収は1000万を超えていてもおかしくない。言わば地方豪族である。不動産価格や物価が低いにも関わらず、年収は高いわけで、可処分所得は東京の一流サラリーマンより多かっただろう。
私の家庭は貧乏だったので、高校の同級生は違う世界の住人なんだと感じたものである。
阿部氏の場合、高校ではそうした格差を感じなかったのだろうか?
もし感じなかったとしたら、高校の偏差値はあまり高くなく、何年かに一人現れる神童タイプだったのだろうか。
阿部氏は釧路出身とのことだが、釧路トップの釧路湖陵高校、北海道全域で見れば、札幌光星や札幌北・南・西・東などの高校なら、おそらく親の平均年収も高いはずだ。
つまり、地方の中でも平均年収や教育関心の高い層が存在しているわけで、地方が全てダメというわけではない。結局のところ、「東京と地方との格差」というよりは、「親の年収格差」のほうが遥かに大きいのではないかと感じる。
阿部氏の言うように、地方特有の閉塞感、都会に出るのを否定される空気は確実に存在するし、県どころか、町を出るのすら反対されることも少なくない。だが、こうした傾向は、年収の高い家庭、平たく言えば合理的な思考ができる家庭においては当てはまらないことが多い。やはり、「親の年収格差」なのである。
念のため説明すると、地方の場合、東京の港区のような「年収が高い人が住むエリア」が少ない。というか、年収と住むエリアが密接にリンクしておらず、年収の高い層が片田舎に住んでいることが多々ある。東京なら、年収の高い層が港区や田園調布などに集中しているのかもしれないが、地方の場合、それぞれのエリアが東京ほどブランド化されていない。「お金持ちの住む街」、「ガラの悪い街」という区分けが、そこまで明確には存在しないのだ。
繰り返すが、エリアの格差よりも、「親の年収格差」のほうが大きいと思う。
まぁ、とはいえ、地方は受験産業が発達していないのは事実である。東京では有名なSAPIXも地方ではほぼ見当たらないし、中学受験も一般的ではない。受験してまで通うに値するような私立中学がない県も多いし、あったとしても、中学はあまり重視されていない。地方で重視されるのは高校であり、出身大学より出身高校が学歴的意味を持つことも多い。「どこ高?」とは聞かれても、「どこ大」と聞かれることは少ないだろう。
そうした意味で、阿部氏の言う「東京と地方の格差」に一定の理解はできるものの、それでもやはり、「親の年収格差」のほうがクリティカルな要因だと思う。地方で年収が高い層は、地方の衰退していく現実を直視しているし、子供を東京の一流大学に通わせることへの抵抗が少ない。地方の有力経営者の場合、いずれは子供に会社を継がせる意志があっても、まずは東京の大企業で修行してこいというパターンも多いだろう。
おおたとしまさ氏という、中学受験を中心とした評論家がいる。自身は麻布中高という名門私立中高一貫校出身であることもあって、私立中学受験市場のマスメディアに多く登場するが、専門外の記事になると、的外れで、唖然とするような記事を多く書く。
4月13日、高校受験に携わるものとしては看過できないような記事を見かけたので、掲載しておく。まずは読んでほしい。
https://news.yahoo.co.jp/byline/otatoshimasa/20180413-00083769/
おおたとしまさ氏は、中学受験しか精査して調べていないことが丸わかりな記事である。お願いだから、高校受験について何も知らない素人が、こういうデタラメ記事を、一般大衆を煽るかたちで書かないでいただきたい。
どうせトップ都立高に入れないのであれば、中学受験をしたほうがいい、あるいは私立高校に行ったほうがいいという判断が働くのも無理はない 【記事より引用】
上記記事をご覧になったうえで、おおたとしまさ氏の脳内思考はこうである。「都立高校がいくつも定員割れを起こした」⇒「日比谷や西といった都立トップ進学校の人気が落ちたのだろう」→「都立上位校といえども、中学受験の中堅校の同程度の進学実績だから、私立高校に進学する生徒が増えた」
果たして、本当にそうなのだろうか。都内高校入試最大の母体を持つVもぎの合格基準を用いて、過去3年間分の都立高校普通科のランク別の受験者数と実施率倍率の推移を書いてみる。
●男子
Aランク 1398人→1327人→1427人 (1.66→1.57→1.69倍) ↑
Bランク 944人→917人→947人 (1.37→1.42→1.46倍) ↑
Cランク 2863人→2934人→3000人 (1.53→1.55→1.64倍) ↑
Dランク 2911人→2902人→2967人 (1.53→1.53→1.59倍) ↑
Eランク 4403人→4389人→4107人 (1.45→1.46→1.37倍) ↓
Fランク 3667人→3858人→3332人 (1.28倍→1.33倍→1.18倍)↓↓
都立高校の合格に必要な偏差値をAランクからFランクに分けた。Aが難関校、Bが上位校、C・Dが中堅校、Eが下位校、Fが課題集中校となる。見ての通り、A~Dランクまでは、3年間のうちで2018年度が最も受検者数が多く、倍率も高かった。つまり、都立高校のうちのトップ校から、多くを占める中堅校のC~Dランクまでは、人気の上昇は継続している。
おおたとしまさ氏は、なぜかAランクやBランクの進学校の話ばかりしている。きっと、私立中高一貫校の専門家であり、難関校の取材ばかりしているから、EランクやFランクの学校をよく知らないのだろう。都立高校の定員割れの話をする際に、今年も人気が上昇した都立上位校の話をするのは、リサーチ不足と言わざるを得ない。
おおたとしまさ氏は、「学区を撤廃して、日比谷のような一部の超トップ校に難関大学合格者が集中しただけ」と語っているが、おそらく、何も分析せずに印象だけで語っている。実際にはまったく異なる。都立高校改革で、2番手や3番手の学校の大学合格実績も大きく伸びている。おおたとしまさ氏は、まず以下の都立2~3番手校の大学合格実績を10年前と比較されたい。
小山台、駒場、三田、竹早、小松川、豊多摩、大泉、富士、三鷹、武蔵野北、小金井北、調布北、町田、日野台、調布北、昭和
これらの学校は、都教委肝いりの進学指導重点校ではない。ところが、軒並み大学合格実績が伸びている。特に、国公立大学の合格者総数は、激増といっていいほど増えている。あなたのおっしゃる通り、都立高校生は、国公立大学志向が強いので、同じ表を、国公立大学の合格率で計算したい。
都立高校改革が、当初は「一部のトップ校だけに高学力の生徒が集中して、ほかの都立進学校が地盤沈下する」と危惧されていたのは事実だ。2000年代初頭ぐらいには、多くの方々がそう語っていた。ところが、都立高校間で進学指導のノウハウを蓄積した結果、都立高校全体での指導力が高まり、結果としては、都立進学校全体が伸びた。2000年代前半に都立全体で東大に50人台しか合格しなかったのが、2017年は改革以後最多となる170人半ばを突破してた。参考までに、東京都内の私立高校、都立高校全体が、2012年から2017年の5年間でどれだけ大学合格実績が伸びたかを調べたので、掲載しておく。
都立高校 +892人 (115%)
私立高校 -489人 (97%)
●難関国立大(東大・京大・一橋大+東工大+旧帝大+東京医科歯科大)
都立高校 +81人 (136%)
おおたとしまさ氏の指摘する「特定校への集中」は、実は、氏の支持する私立中高一貫校の方が顕著かもしれない。
おおたとしまさ氏の最後の発言は、もはや教育ジャーナリストという肩書を返上してほしいと思わせる大暴言だ。
難関大学合格の可能性の観点から言えば、もしも世田谷学園を切り捨てたのであれば、日比谷や西に合格できない限りその選択は失敗だったことになり、同様に、田園調布学園や獨協を切り捨てた場合、駒場や小山台に合格しても失敗だったということになります【記事より引用】
おおたとしまさ氏のこの発言が暴言であるのには二つ理由がある。
第一に、データが滅茶苦茶であるということだ。おおたとしまさ氏曰く、難関大合格の観点からすると、「独協を切り捨てた場合、小山台に合格しても失敗」らしい。だが、この感覚は、一般人の感覚とは相当ずれていると言わざるを得ない。
独協 国公立大 12人 (うち現役合格5人) ※卒業生数約200人
小山台 国公立大 115人 (うち現役合格92人) ※卒業生数約300人
単純に比べて、どちらの方が進学実績が優れているかといえば、独協高校には本当に申し訳ないのだが、どう考えても、小山台高校の方が格上と言わざるを得ない。東大+京大+東工大+一橋大の指標も、小山台が5人(全員現役)、独協が1人(浪人)だ。
それなのに、恣意的なデータを用いて「独協を切り捨てたら小山台合格でも失敗」とサラッと言ってしまう感覚が恐ろしい。そしてそれを、教育ジャーナリストという肩書で全国配信してしまうのだ。
第二に、これは単純に、その高校に通っている生徒に失礼ということだ。「小山台高校に合格しても失敗」「駒場高校に合格しても失敗」なんてことを、何度も言うが、教育ジャーナリストと名乗っている人間が全国配信している。しかも、具体的な都立高校名を挙げて。
おおたとしまさ氏は、ぜひともこの調子で、中学受験の子を持つ保護者に、逆のことを言ってほしい。
「日比谷高校より東大合格者数の少ない私立中高一貫校に通っている生徒は、合格しても失敗」
「都立国立高校よりも東大合格者数が少ない桐朋中に通っている生徒は、合格しても失敗」
「都立西高校よりも東大合格者数が少ない国学院久我山中に通っている生徒は、合格しても失敗」
「南多摩中等よりも東大合格者数が少ない穎明館中に通っている生徒は、合格しても失敗」
おおたとしまさ氏の都立高校に関する記事が、まったくもって不正確であることを指摘した。最悪なことに、全国配信されているので、この記事を読んだ一般の方々が「なるほど。都立高校定員割れは、学力優秀層が都立進学校から私立高校へ流れたことが原因か」と誤解してしまう恐れがある。
今回の事象について、日経新聞では、さすがと言いうか、冷静で精緻な分析を記事にしている。つまり、中堅校以上、偏差値でいうと50以上の都立高校にはほとんど影響はなく、それどころか、大学合格実績の伸長によって、ますます都立高校人気が高まる結果となった。一方で、偏差値30台の課題集中校や、商業科、工業科の人気が極端に下がり、私立高校に流れたと。
私立高校無償化政策による都立高校定員割れについて、我々が考えるべき最大の問題は、都立の商業高校や工業高校を、このまま不人気ということで廃校にしてしまっても良いのかということだ。今の若い子達には、なかなか商業高校や工業高校の良さは伝わらない。嫌な言い方をするが、商業高校や工業高校へ行くぐらいなら、私立高校からFランクであっても大学へ進学させたいという家庭が多い。しかし、都立の商業高校や工業高校は、長い伝統の中で実習教育に長けていて、高卒の大切な人材供給の源。これをなくすことは、結果としては、国にとって損失ではないか?そういう議論などをしていかなければならないと思う。
おおたとしまさ氏も、そこに着目して、「都立高校の定員割れは、商業高校や工業高校が見捨てられて、私立高校に流れたからだ」という論調で書いていれば、的を射た記事になっていただろうに……。
お願いだから、少なくとも「教育」ジャーナリストと名乗るからには、そういった学校にも目を向けて、足を運び、たくさん取材をしたうえで、この、「都立高校定員割れ」という国レベルでの大きな問題に提起する記事を、ぜひ全国配信してほしい。
中学受験の時は通える範囲で1番偏差値の高い学校を受験して、合格したからそこに進んだ。
大学受験はとりあえず東大を目指した。落ちたから、自動的に合格した中で1番偏差値の高い早慶のとある学部に進学した。
もちろんこの中でも、浪人するか否かや、どの学部に行くかの選択はしないといけなかったけど、そんなに大した問題ではなかった。どれを選択しても、そのあとでいくらでも修正が効いた。
会社選びというのは違う気がする。もちろん修正しようとすればいくらでも出来ると思うけど、今までとは全然違う。
受験の軸は偏差値というブレないものだったのに、就活の軸は自分で決めないといけないらしい。自分が今まで何も考えずに生きてきたことの壁にぶち当たってる。どうしようかなあ
小学校、中学校は田舎で育ち、高校はその地方のトップ校へ進学した。
海外生活のいいところは仕事をしつつ、現地に駐在する社会人や志を高く持った学生と容易に会え、自分の時間も多く持てることだ。
休学をしなかったらどうなっていたんだろう、とよく考える。
日本の大学の文系学部は賛否両論あるし、人それぞれだろうが、基本的に居心地が良い場所だと思っている。
サークルにゼミ、バイト、インターン、ボランティア、テスト前に勉強。
そんな環境から抜け出してみようと思ったのは3年生になる前の春休みだった。
インターンの選考や就活が迫ってくると大体の学生は上記のことを考えざるを得ない。自分もその1人だった。
大学受験までは受験勉強や学校での生活以外に外に出ることなんて殆どなく、大学に入ってからは新しい環境や刺激のオンパレードだった。
新しく買ったiPhoneでFacebookやTwitterを開くとあふれんばかりの情報が流れる。
僕はその波に飲まれていた。
手元のスケジュール帳にはびっしりと詰まったサークルとバイトと授業、そして遊びの予定。
スマホを開くと魅力的に見える情報や起業家やビジネスマンといった輝いて見える人たちによる指南。
そうして情報を摂取し、目の前のことをやり続け、僕たちは意味もなく、価値もなく、満足していく。
満腹中枢を刺激され続けるそんな大学生活を送っていたら、あっという間に就活と言われる時期に突入する直前になっていた。
就活のための準備を3年生の前期から活動の合間を縫って少しずつ進めていた。
わからない。
フィールドは広がったものの高校の延長線上で生きていた大学生活。毎日それなりの充実感もあり、就活で自信を持ってアピールをできるような部分もあった。
目の前のキラキラしたものを追い求めていただけだったんじゃないのか?
いやでもそれが欲望だったんじゃないのか?
ここで自分の甘さに気づいた。
僕は泡の中に生きていた。自分で作った何重もの泡に囲まれて、泡に反射した社会や人々を見ていた。そんな風に感じるようになった。
僕はストレートで卒業することをやめた。逃げなのかもしれないけれど、逃げた。自分の欲望がわからないまま生きていくのが嫌だったから。
そして休学届けを出した。
当時自分が一番やりたいと感じていた分野でのインターンだった。
仕事の内容はそんなに楽しくなかった。やる気をなんども失うこともあって、そんな時はノートに自分のことを書いたり、日記を書いたりしていた。
環境も時間配分も変わった。自分を包んでいた泡はこんなにも屈折した解釈を自分にさせていたのかと自身をメタ認知するようになった。
そしたら泡が少しずつ割れ出した。
そして虚無に陥った。
画面の向こうにいるあの起業家の成功の裏にある日常は全く異なる。
そんな情報に惑わされ影響される。人間の意思は移ろい易く、弱い。
仕事はそんなに大きいインパクトを与えられるものばかりではない。
泡はバイアスとも言い換えられるのではないだろうか。
そして誰しもがそのバイアスを認識している/していないにせよ、それらを通して解釈をしている。
そして大学という物語、仮想現実を疑い始めた。そんな海外生活7ヶ月目。
良くも悪くも地に足がついた。とても遅かったと思う。
そんなことを考えながら、今日も虚無の中を前向きに突き進む。
子どものころからおしゃべりが苦手だった。休み時間に楽し気にぺちゃくちゃおしゃべりをしている人がどんな話をしているのか不思議でしょうがなかった。それでも低学年のときは親友と呼べる人がいて、その子の家に遊びに行ったりしていたけど、彼女が転校してしまってから個人的にそんな付き合いをする相手はいなくなった。その傾向は高学年になっても続き、遠足とかに行っても何となくぼっち感が漂い、バスの席を決めるにしてもなかなか隣に座ってくれる人がいないぐらいだった。
でもペーパーテストはわりとできた。特に記憶力がすぐれていて暗記物だけ成績がいいということでなく、中学時代までは数学とかもそれなりの成績を保っていた。でもおしゃべりが苦手なので暗いといわれていじめられた。3年生になってからようやく気の合うメンバーが見つかってそのグループの連中と遊んだりするようになった。
高校はわりと有名な公立の進学校に行った。その中に入ると、私の成績なんて大したことはなかった。文系科目はそこそこできたが、理系科目は全然ダメだった。1年生のときから受験を意識して塾に行っているようなクラスメートもいたけれど、私は特に大学に行って勉強したいことなんかなかったので、ガツガツと「東大に行きたい」とか「せめて私立なら早慶のどっちかじゃないと」みたいな連中についていけないものを感じた。
クラスメートとはそこそこ上手くやれている感じがしたけど、何となく疎外感もあった。卒業してから私は陰で「変な子」と言われていたことを知った。確かに表面的には優しかったけど、すごく親しくなれてる感じはなかった。皆大人というかうまく表面を取り繕うすべに長けていたようだ。
その後中堅の私立大学に進学。最初は専門学校にしようかと思ったけど、親に大反対されたのと、自分のやりたいことをできるサークルのある大学が見つかったので進学することにした。普通私の高校だと私大文系なら早慶ぐらいは受けるものらしかったが、入れるかどうか微妙な成績だったうえに、下手に受かると本命校じゃないところに行く羽目になりそうなので、他の人に比べて志望校のレベルが全体的に低かった。この安全策のおかげで受験した大学には全部合格した。
大学のサークルは楽しかった…と書きたいところだったけど微妙だった。結構うちの学年の人数が多かったので、私は要らない存在だったらしく、人数制限のあるイベントのみならず、普通なら全員出してもらえるはずのイベントでもメンバーから外されることがあった。基本的に空気が読めないタイプで、「自分が要らない存在だ」と認めたくなかったので、それでもサークルは止めなかった。同じ学年の連中は優しいというべきか厳しいというべきか分からないけど、容赦なしに世間の常識というものを教えてくれる存在だった。高校時代のクラスメートと違い、私が変な行動をとれば笑ったし、露骨に美人や可愛い子に優しく、そうでない女に厳しかった。「どうせ私なんて…」と思ってしまうこともあったけど、「女の子は笑えば可愛いよ」と言ってくれる人もいた。社会人になってからは「こいつ常識ない」とか「こいつ使えない」という判定を下されると黙って私のそばを去っていく人が多かったことを思うと、変に取り繕わずにはっきり言ってくれた学生時代の友人はつくづくありがたかったと今でも思う。
そして半年間サークルを休部して、ペーパーテスト重視の職場に就職を決めた。私は文学部だったけど、普通法学部出身でないと入れないところにも合格したので、周りにびっくりされた。自分はコミュ障で、空気読めないけどペーパーテストには強いんだなとその時も思った。当時は「コミュ障」とか「空気読めない」という言葉が世間に流布していなかったので、何となく生きづらさを感じてもそれを表現するすべがなかったけど、変な行動をとって笑われたり、皆が暗黙の了解としていることがさっぱり分からなかったりしたのはまさに「コミュ障」「空気読めない」がゆえの症状だったと思う。
…本題にたどり着くまでに長くなった。人によってはこうやって時系列にだらだらと書かないで、先に結論を書けというかも知れない。就職してからもコミュ障と空気読めない病ゆえに私の評判は悪かった。先輩や上司が期待していることを察することができず、自分のやりたいように行動したので、宴会の席で当時の課長に「○○(私のこと)さんはいまいちですな。気が利かない」と言われて涙が止まらなくなったこともある。私の同期は優秀だと評判の人が多かったが、中には露骨に私のことをバカにした目で見るのもいた。基本的に口が達者で人脈作りが得意なタイプの人は、私のようなコミュ障かつ空気が読めない人間をバカにした。
そんなにコミュ力が高い方が偉くて、空気を読める人が優秀だというのなら、なぜペーパーテストなんかやるんだろう?ある程度頭が良い人を採るためにペーパーテストをやるんじゃないのか?「ペーパーテストができる人」イコール「仕事ができる人」でないのは分かるけど、だったら何かしらコミュ力や空気を読む力を判定する採用方法を選んで、それで決めればいいじゃないかと思う。
就職からウン十年が過ぎ、当社比では多少世間の常識が分かるようになってだいぶ仕事に必要なコミュニケーションはとれるようになったけど、相変わらず人付き合いや宴会での立ち回りは下手なままである。それでも給料を減らすこともなく、首を切る気配もない我が職場をありがたいと思う。でも、口が達者であちこちに人脈がある方が上手く渡って行けるこの仕事に対する違和感がずっと消えない。自分の能力以上の給料をもらっていると思うので簡単に辞められないんだけど、ただ黙々と手を動かしていれば成果があがる仕事があればそういう職場に行きたい。そしてコミュ障でも空気読めなくてもバカにされない世界に行きたい。