はてなキーワード: カンプとは
良くある話だろうけど、専門的なことを友人のよしみで無償で引き受けると痛い目見るってのを今日私もされた。
デザインが出来るからから軽い気持ちで友人の仕事に使うPOPを作った。シンプルに魅せることが効果的なタイプの情報だったからかなり要素を削ったんだ。友人もカンプを見て方向性に納得してくれた。それで完成版を持って行って一言目が「こんな簡単なのじゃ俺がエクセルで作れたじゃん笑」だった。なるほど。これかぁってなった。普段はデザインするって技術に価値を感じてる人を相手にしてるから新鮮だった。
デザインするツールなんて何でもいいんだよ。それこそ絵の具と筆で同じの作るよ?そうじゃないんだよ。そのデザインになったプロセスが価値なんだよ。まぁタダで引き受けたからそのプロセスにも価値は付いていないんだけど。それなりに仲良い友人だったけどこれからは距離置くなぁ。逆に私も友人にこんな思いをさせる事をしちゃったことあるかも知れないなぁ。反面教師って訳じゃないけど、おかげで、誰にでもリスペクトを持って行間を読んで人に接しようって思えた。そして技術には適切な対価を払おう。
女子高生起業家のAMFのウェブサイトのパクリ案件が炎上のも直ぐ最近な気がまだする。
と、ふとウェブサイトを見てて似たようなものを見つけてしまった。
まず見て欲しいのは中高生向けのプログラミング教育をやってる、ライフイズテックさん。
ちなみにだけど、13になる娘に1回通わせて見たことがある。
https://life-is-tech.com/camp/
https://life-is-tech.com/oxford2017/
そして次。
AO入試について調べてて見つけたある塾がやってるキャンプ「Progress Camp」
http://megalodon.jp/2017-1026-0449-29/withdom.jukendou.jp/campaign/progress-camp/winter-2017.php
(念のためアーカイブしといた)
盗作がバレないようにでもしてるのだろうか…
私も某大手企業の子会社でデザイナーとして働いてるが、最近の下請けデザイナーへの扱いが酷すぎる。
最近はプログラミング!とか、みんなIT業界だー!みたいな風潮ばかりで、
盗作してまでIT業界にしがみつく人たちに聞いて見たいと思う。
そこまでして何がしたいのか。
そして皆さんに疑問を投げかけて終わりにしたいと思う。
http://anond.hatelabo.jp/20150901175700
>あの写真は、おそらく審査員向けの内部資料(カンプ)であって、本来表に出るものではありません。
内部資料であれば他人の著作物を勝手に使用してよい、と言う制限には日本著作権法はなっていません。
著作物「そのもの」を使用する場合の検討過程における使用ならば問題無い、という条文(30条の三)はありますが、今回の場合はエンブレムの使用例として原作を改変しているので二次著作(27条)の許諾が必須です。
これが例え佐野氏の会社の内部資料であっても同じです。本来表に出ないというのは関係ありません。
表に出ないという抗弁が認められるのは、家庭内かそれに準ずる範囲(30条)、のみです。
ところで、著作権法第 三〇条によれば、著作物は、個人的に又は家庭内その他これに準ずる限られた範囲 内において使用することを目的とする場合には、その使用する者が複製することが できる旨が規定されているが、企業その他の団体において、内部的に業務上利用す るために著作物を複製する行為は、その目的が個人的な使用にあるとはいえず、か つ家庭内に準ずる限られた範囲内における使用にあるとはいえないから、同条所定 の私的使用には該当しないと解するのが相当である。
今回の事例での抗弁で残る手段は五輪は行政事業だという事で、行政における目的を持った内部使用(42条)という手があるのですが、これもそもそも改変された二次著作物の時点で無理です。
>予算は変わらず、でも資料に使う写真までオリジナルで作って、と言われたらほとんどの会社潰れると思います。
他人の著作物を使用するのであれば、著作権者に許諾を取ればよい話です。
だからそういう「そんなことみんなやってんの。業界人じゃない人にはわかんないだろうけど」みたいな必要悪として開き直る態度はやめろよ。
お前んとこの会社はそうしてカンプとかプレゼンでパクりまくってたのかもしれないけど、
世の中には仮にカンプやプレゼンであってもそれを提示してしまうことで本当にその案通りに作らないといけなくなる危険性を考慮して
遠くて近い業界だから、同族を一般の常識だけでムダに叩かれる姿勢には、ずっと胸を痛めてきた。デザイン業界を否定する人たちに俺は一言いいたい。
正直なところコストダウンのために内々カンプはネットに転がっているのものを使うよ。
そもそも絵がないと理解できない人が選考するんだから、イメージも含めて「それっぽい画像を組み合わせて見せる」くらいの工夫はしないと仕事が取れない。
だからデザイナーはクライアントからお金を引き出すために「それっぽい絵」を使って「試作品」を作るんだ。
別にそれで利益を得ているわけじゃないし、採用されなければただのゴミになるから罪悪感もない。
ちゃんと採用されたら、素材づくりのために予算をいただくわけで、その場合でも試作品はゴミになる。どっちにせよ本来は日の目を浴びないものなんだよね。
この行為すらも悪者扱いしている人は、自分が部外者であることを一度認識したほうがいい。
下手に生半可な知識で「ネットに転がってる写真を組み合わせてはいできあがり、で何億って儲けてるんだろ? デザイン業界は腐ってやがる」なんて言ってみな。お前がその話をした本人もしくは近親者(カノジョだったり親友だったり家族だったり)がデザイナーや編集者、アートディレクターだったとしたら、とてつもなく傷つけることになるぞ。
藝大事件って知ってるか。wiki調べれば一発で出てくるから。あれで何の罪も無い音楽好きが酔っ払いに楽器を壊された事件が多発したんだ。部外者が口汚くののしるのは、こういう酔っ払いと同じことをしているって認識、少し持ったほうがいい。
「ぱっと見で完成度の高く、(どっかで見たことあるから)理解しやすいカンプデザイン」を
即座に提出することがミッションなんだよね。
20代デザイナーです。普段は業界の末端にてWEB以外の商業デザインなどしています。
今回の件、誰もちゃんと内容が分からないまま話が進んでいるのがモヤモヤするので、簡単にまとめようと思います。
個人的に今回のエンブレムの感想を書いておくと、震災があった中で、それでも前に進もうとする強い意志、円を基調とした設計に前回の東京五輪への深い尊敬が見える、力強くいいエンブレムだと思いました。まあ、原案は円関係ないんかい!とも思いましたが。
一応僕もデザイナーなので少し偏った見方があるかもしれませんが、どうか生暖かい目で読んでいただけたらと思います…。
◼︎そもそもアートディレクターとは
まず、アーティストとアートディレクターについて誰も区別がつかないまま話が進んでいるのが怖かったので簡単に説明しておきます。アートとデザインの違い、となるとそれは永遠に答えが出ないと思いますが、「アートディレクター」はあくまでも「アート」部分に関する「ディレクター」であって、別に絵を描いたりする人ではありません。
さらに上の「クリエイティブディレクター」という役職の人が映画のプロデューサー的な立ち位置でしょうか。どんな作品にするかの意思決定をします。
そしてそれをもとに、「アートディレクター」という役職の人が、どのような形でそれを表現するか決めます。これは映画でいうと監督でしょうか。監督がセットを作ったり、メイクをしたりはしませんよね?
さらにそれをもとに、イラストレーターが登場したりカメラマンが登場したりしてデザインの素材を作ります。(素材という言い方は彼らに失礼ですが…)
さらにさらにそれらをまとめて、部下のデザイナーが画面やアイテムに落とし込みます。アートディレクターはそれを見て「こうじゃない」「それいいね!」など意見します。自分で手を動かすこともあります。
という訳で、本来、アートディレクターという立場は一人で何か作品を作るものではなく、チームを引っ張って、その案件を商業的に成功させるための監督のような立ち位置です。
◼︎トートバッグについて
エンブレムは「佐野研二郎」名義のもの。トートバッグは「MR.DESIGN」名義のもの。エンブレムはおそらく、会社のスタッフは関わらず一人で作り上げたのでしょう。これは一旦置いておいて、トートバッグの無断転用はどう考えてもNGです。
先ほどの例えで言うと、本来はイラストレーターやカメラマンにお願いして新しく作ってもらうべきですが、他人のものを無断で使用してしまった。
これは、佐野研二郎さん個人というよりは、「MR.DESIGNのアートディレクター」としての責任です。部下のデザイナーのやったことを見落としてしまったのか、内情は分かりませんが、きちんとした対応が必要な部分です。
(同じ業界の人間としては、好きでパクったりはしないだろうと思うので、それくらい激務だったんだろうなあ…と同情してしまう部分もありますが…。アニメーター問題に近いかもしれませんね)
◼︎エンブレムについて
問題は、今回のエンブレムや、動物園のロゴなど、「形が似ているからパクリ」とされているものに関してです。実際佐野さんがパクッたのかどうかは分からないので置いておくとして、この流れを放置するのはまずいことです。
美術の学校ではロゴデザインについてある程度同じ教育を受けていますし、同じ時代に生きていれば同じセンスを共有しています。そしてデザインを志すような人間の視点は基本的に近いと思うので、たとえば、「アルファベットのAを簡略化しろ」と言われたら、多くの人が「△」を思い浮かべると思います。実際、アルファベットのAを三角で表現したフォントはたくさんあります。
つまり、パクリでなかったとしても、偶然同じ形になってしまうことはたびたび起こります。
チェックを入念にしたとしても、シンプルな形の組み合わせであれば、何かしら似ているものは見つかってしまうでしょう。
もちろんその中で独創性あるものを追求するのがデザイナーの仕事ではありますが、
「形が似てるものはパクリ」となると、僕たちはともかく、10年後、20年後のデザイナーは何も作れなくなってしまうのではないでしょうか?
また、今後パクリ疑惑をかけられるのを恐れて、いろいろな要素を組み合わせた野暮ったいデザインが世の中に広まっていくのだとしたら、そのはどこかで止めなければなりません。
そうなったとき、何がパクリ/オリジナルの判断基準になるのか?
出来上がったデザインをどう守ればいいのか?
これが今回出てきた一番の問題です。
◼︎コンセプト
「コンセプトが違うので盗用ではない」という言葉を何回も聞いて皆さんは死ぬほど不信感を持っていると思いますが、実際のところデザインにはコンセプトが存在します。
まあコンセプト全くなくていい!かわいい!おしゃれ!という世界もあります。
しかし、五輪エンブレムや企業エンブレムなど、これから何年も使われるものに関しては、流行りや気分に左右されない、柱となるコンセプトや設計が必要です。
ここがややこしいところです。
多くの人にとって、美術やデザインというのは「学校の副教科」でしかありません。副教科では、「カラフルで自由にのびのびと描いてね!」くらいしか言われないでしょうし、美術やデザインに対する認識がそこで止まったまま大人になってしまうでしょう。
(少し逸れますが、本来美術の授業は、美術が好きな子のためにあるというよりは、いつかクライアントになるかもしれない子たちが、「作品はそんなにすぐにはできないし、手間もかかる」と自らの手で実感するためにあるのかなと思います。)
「本当にコンセプトなんてあるの?適当にやってるんじゃないの?」
「数時間で適当に作ってくれればいいから!」「無印みたいな簡単なデザインでいいから!」
これらは、デザイナーや僕が舐められているというよりは、本当にデザインについて知らないから起こってしまうすれ違いなのかなと思っています。「好き勝手作ってお金もらえて、楽な職業だな」くらいに思われているのかもしれません。
デザインにも歴史があり、多くの人が様々な技法や設計を編み出してきました。
それを僕たちは何年もかけて迷い、悩みながら勉強しています。少なくとも、そういった先人たちやデザインそのものを小馬鹿にするのは止めてほしいです。
ただまあ、僕もいきなり「やっぱりオゴペ料理のハンヌスはフラッペンよりピテポが合うよね〜」とか言われたら何言ってんだコイツと思うでしょう。もっと分かるように説明しろよ、と。
デザイン業界の一部には「どうせクライアントには言っても分からないから押し通そう…」とか、カタカナ語を多用しすぎて主張が意味不明な人もいますが、そんなことやってないで、精一杯説明して伝えないと何も始まりません。これからはもっとわかりやすく、丁寧に伝えていく必要があるのでしょう。
エンブレムだけ作れる人ならたくさんいますし、「それっぽいもの」なら誰でもすぐに作れてしまうと思います。ただ、実際それに決定されたとして、会場のインフォグラフィックだったり、全体のポスターだったり、広告だったり、グッズだったりへ落とし込む際の監督をその人ができるか?という問題が出てきます。結局その監督を誰か雇うなら二度手間になってしまいます。だからこそ、国内外で活躍しているデザイナーに絞ってコンペを開催したのでしょう。そして、その案の中で佐野さんの案が最もイメージの湧きやすい提案だったのではないでしょうか。
たとえば「名刺を作るコンペ!」やランサーズなどの簡単なコンペなら繰り上げでいいと思いますが、仕事のコンペって「誰に任せるか」を決めるものでもあります。全ての提案を見た上で、「この提案をした人にどうしても任せたい!」と決まったのではないですかね。「エンブレムを決める」というよりは、「提案を見て、オリンピックデザインの監督を決める」コンペだったのでしょう。
◼︎写真盗用について
今回、会場での使用イメージに使った写真が無断転用だという話題が出ました。
あの写真は、おそらく審査員向けの内部資料(カンプ)であって、本来表に出るものではありません。
だから転用していいという事にはなりませんし、クレジットを意図的に消したのもいけなかったと思いますが、クライアント向けの内部資料まで1からオリジナルで撮影している代理店やデザイン事務所はほとんどないでしょう。
広告の雑誌で売れっ子アートディレクターを特集した記事などでは、カンプにモザイクがかかっているのをよく見かけます。予算は変わらず、でも資料に使う写真までオリジナルで作って、と言われたらほとんどの会社潰れると思います。
この内部資料に使う素材に関しては、業界全体が考え直さなければいけない問題です。外には出ない資料だとしても引用元は明記するなど、なにかアウトラインが欲しいですね。
まあ実際どうだかはわかりませんが、全体的に業界は人手不足だと思います。
で、やっぱり一緒に仕事をするチームはいつも同じになってきてしまいます。
それは、デザインが「ロゴ作って終わり!」というものではなく、人と人とのコミュニケーションの中で作っていくものだからです。全く知らない奴が急に飛び込んでくるより、お互いがよくわかっているチームで仕事をしたほうがやりやすいのは間違いないです。これにはいい面もあるし、悪い面もあります。
そういう信頼関係が何十年も続いていったのが今の業界なのかもしれません。そしてそれを利権と呼ぶのかもしれませんが、賞やコンペに関しては公正は保たれているように見えます。
今回の件、個人的には、「この人は、僕が作ったものが何かに似てしまっていたら、手の平返して袋叩きにしてくるんだろなあ…」という目線で交友関係を見直すことができました。
と同時に、「◯◯くんはパクリなんかしないだろうから信頼してるよw」というような声もいただきました。その言葉は、今回の擁護騒動そのものを表していませんか?他の大御所デザイナーも、きっとそれと同じ気持ちで彼にコメントしていました。
◼︎まとめ
精一杯努力して作ったものが誰かに気に入ってもらえると、何より嬉しいです。
しかし、ずっとここに居たせいで、おかしなことを常識だと思い込んでいたり、「こんなの説明しなくても分かるでしょ…」なんて思ってしまったこともあります。
片っ端からデザイナーを叩いたり足を引っ張り合うのも結構ですが、そうではなく、何がダメで何がダメじゃなくて、これからどうしていけばいいのかを真剣に話し合わないとどこへも進めません。デザイナーはデザイナーで、もっと色々なものを公開して、説明していく義務があると思います。
僕たちの世代は生まれた時にはもう不況で、経済がおかしくなったり震災があったり、ずっと踏んだり蹴ったりでした。そんな中で、生まれて初めて舞い込んだハッピーかもしれないニュース、東京オリンピック。これがこんなに荒れてしまったのでは本当に悲しいです。
「こんなの俺でもできるじゃんww」という方、どうかデザイナーになって業界を助けてください。これから先、今まで以上に大変な道が待っていると思います。
嫌になることばかりですが、それでも人を信じてコツコツ頑張っていこうと思います。
こんな事情だったのではないかと想像できなくもなかったので、少し書いてみようと思う。仮定の上に仮定を重ねたものなので、もちろん盛大に間違っている可能性は大いにある。諸賢には割り引いて読んで欲しい。答え合わせは、現在調査中とされるMR-DESIGNの結果報告を待とう。
今回のトートキャンペーンは、オールフリーの常飲習慣化の推進が目的だろう。習慣化してしまえば、ビールと似ていることが幸いして、ケース買いへの抵抗も少ないだろう。
ビールテイスト飲料は、夏場の渇いた咽を癒すには、ビールより適しているとも言える(個人の感想)。渇きに任せて一気飲みしても酔わないし、最も暑く咽が渇く昼間でも飲めるからだ。しかし現状はまだ、ビールテイスト飲料はあくまでビールの代替飲料としての側面が強い。シェアNo1のオールフリーとしては、ビールとは別の、大人の麦茶のごとく夏の常飲飲料化できれば、シェアの奪取ではなくパイの拡大で売り上げ拡大を見込めると踏んだ(以上妄想)。
サントリーとしては、続けて飲んでみてもらうことさえできれば、習慣化できるという自信があるのだろう。そこで「何十本か飲み続けさせること」をキャンペーンのミッションとしたのだろう。ただし、何十本=何千円分も買い続けさせるには、消費者に対してそれなりのインセンティブを用意する必要がある。「本当に欲しい・使ってみたいと思える景品」でないと、何千円も使ってくれない。そこで、「デザイン性の高さを優先して、ださくなりがちな商品訴求を排除、デザインの好き嫌いでターゲットを取りこぼさないように多様な図案数を用意した景品」というコンセプトを立てたのだろう。「佐野研次郎デザイン」を謳うのは、タレントADのブランドでデザイン性の高さを保証するため(結果的にこれがクリティカルであり、今となっては皮肉ではあるが)。トートなのは、夏に使うことの多いアイテムで、いくつ在ってもあまり困らないものとして。そして、どれかはきっと気に入るだろう30のデザイン。
問題は、30という図案の数だ。準備期間に半年もあれば問題は起こりにくかっただろうが、機動力が物を言うセールスプロモーション施策にそんな時間が与えられることなどほぼない。上記の通り、この施策は夏に行うことに意義がある。キャンペーンサイトを見ると7月頭に応募受付開始だから、広告を打つのは6月末から。トートのデザインを含めた制作が始まったのは、贅沢に時間を取れたとしてもゴールデンウィーク前、場合によっては…考えたくもない期間しか与えられていなかった可能性もある。
30の何が問題かというと、その短期間にこなすには数が多いことと、数が多い分、図案ひとつ当たりの予算が低いだろうこと。
デザイン作業そのものについて簡単に言うと、タレントクリエイターたる佐野研次郎がすべてデザインしている時間はないし、それでは割に合わないのだ。ましてや、東京オリンピックのエンブレムも並行して走っているし、きっと他にも案件を抱えていて、彼や彼の子飼いの主力デザイナーをこの案件だけに注力させるわけにはいかない。となると、デザインをするのはまだ主力を張れるほどではない若手のデザイナーたちで、彼らが挙げる山ほどの案の中から使えそうなものを佐野がピックアップし、ディレクションする、という形になる。あるいは、佐野の管理の効かない他の制作会社にもデザイン案を頼んだかもしれない。その制作会社でも、低予算短納期の案件に主力を充てるわけにもいかず、こちらも若手が主な担い手だったろう。自由度は高いので、「修業にちょうど良いし、楽しんでやってみてよ」というような塩梅で振っていたのではないか。ではその若手はというと、まだ権利関係の意識も低いまま、短い時間で案の数を出そうとするあまり、ついついインスタにプールしてある資料からアイデアや画像そのものを拝借、みたいなことをやってしまったりしたかもしれない。あるいは、アイデアを形にする素材探しに、フリー素材を当たる時間もなく手っ取り早くググって出てきたものを使ってしまったり。パンやサングラスの件は、そんな感じでカンプ(完成イメージ)制作の段階で使ったものが、予算的に本制作用の撮影もできない中、そのまま本番に行ってしまったんじゃないだろうかと想像する。
さらに、数は多く時間が短く予算もないと、広告代理店の権利関係の裏取りも当然粗くなる。すべてのデザインのフォローをしている余裕はなかったんじゃないだろうか。
もし佐野がデザインしているのでないのならば、そもそも「佐野研次郎デザイン」と銘打つことも欺瞞なのではないかという批判も出ると思う。確かに、本来は「佐野研次郎ディレクション」であるべきだっただろう。けれども、英語がさっぱりの人も多くいるだろう一般消費者にとって、横文字として「デザイン」と「ディレクション」のどっちが取っつきやすいかというと、答えは自明だ。つまり、「デザイン」のほうがわかりやすく、訴求力が強いのだ。そんな広告表現上の理由で、「佐野研次郎デザイン」を謳ったのだろう。
我ながら長い。こんなに長く書くつもりはなかったのだが。
佐野研次郎を擁護するつもりはない。誰がしでかしたのであっても、どんな理由や経緯があったとしても、「佐野研次郎デザイン」として広告主に案を買わせて世に出したのだ。その不正についても「佐野研次郎」の名の下で引き受けるのが筋というものだ。気の毒だと思う面もあるにはある。が、同じ業界で飯を食う者として、一定の責任は果たした上で決着を付けてくれることを切に願うものである。
何にイラついてるかって、「人気エントリに入ってきてウザい」「なんだよ焼き直しじゃねえか」「はてブやたらついてる」「PV稼ぎかよクソ」「英語勉強記事と同類だわ」「入れるべきって、あんたの仕事環境や趣味嗜好を根拠にすんな」「また全部MacVimじゃねえの」とかそういうことを思うわけ。
とは言え自分もそういう記事を参考にトレンドを知ったりしてお世話になってきた部分もあるんだけど、じゃあ自分も同じように紹介して還元したいかっていうと、そうじゃない。だけど需要はあるみたいだ。みんな、良いアプリを知りたいんじゃなくて、自分の作業をもっと楽に早くできないか考えてるんじゃないかな。
アプリはあくまで道具。どんな目的を達成するために、どう組み合わせて、どういう手順でそれを使うのか。それを導入すると、どういう人がどう嬉しいのか。それをはっきりさせてほしい。それが理解できないままインストールするなんてことはしたくない。
だから、業種や職種、OS、作業目的を明示したレシピを公開して共有するサービスがあれば素敵じゃないか。例えば、
といった感じでぱっと自分の思いついたものを適当に上げてみました。
で、投稿されるレシピに含まれるアプリの統計を取ってトレンドを探ったり、時代の移り変わりに応じてレシピをバージョンアップしたり。黒い画面に抵抗がある人はそれが含まれるレシピを省いて検索。同じ作業目的でも効率に差が出るレシピには知識要求レベルも割り当てることでステップアップ形式にするとか。
これらを充実させていけば、目的に特化したレイアウトで規格化・整理した状態で横に並べて比較参照でき、それに慣れた人々はエゴに満ちた中途半端なブログ記事のクソデザインで邪魔なサイドバー、冒頭のよくわからない挨拶、わざわざ自サイトでそれをやることにイラついて糾弾が加速し、次第にアプリ紹介記事は消えていくことになるでしょう。そして結局何を目指しているかというと、
ということなのです。会社としての強みとしてそういったノウハウを抱え込むのもよいですが、なんかもっと高レイヤーで競いあったほうがいいんじゃないのとか思うわけです。業務フローをオープン化したらプレイヤーのスキルが汎化されて、より人材の流動性も高まって、もっと人間にしかできないようなことで悩めるようになるんじゃないでしょうか。
メニュー一つからしてなんで造語使うんだよ。会社紹介なら会社概要、求人なら採用情報だろ。意味の通らねぇ横文字使ってんなよ、阿呆か死ね。
テキストベースにしろっつたろ。どうせリスティング広告なんか使わねぇんだろ。オーガニック流入狙うんならテキストベースで更新性重視しろっつったろ、なんで出来上がったもんが画像ベタ貼り以外あり得ないカンプなんだよ、クソが死ね。
見る人間のことを第一に考えろって言ったよな?分かりづらいメニューをかいくぐってまでユーザーはページを見てくれないって言ったよな?トップページでなんの会社かわかるよつにしろっつったな?スマフォ、タブレットへの対応も散々言ったよな?サイト解析の結果を資料として上げて30秒で内容把握できるページにしろって言ったよな?日本語理解できてるか、死ね。
挙句の果てに「会社のことはこちらが詳しいんだからWeb屋の理屈持ち込むな」だと?言われたとおりにだけ実装してろだ?ああ、そうかよ、だったら勝手に死ね。
http://blogos.com/article/53423/
だいたいこんなかんじのEULA
1. これはGoogleNexusです。サムスンが作ってGoogleが売っています。いいビジネスモデルでしょ?
2.rootを取るということは,誰かにrootを取られる可能性があることを常に忘れないでください。
4.ソースをフォークするときは,マージの計画を立てること。あなたがフォークしたソースを持て余している間にも元のツリーは進みます。
5.ガジェットはあなたを助けてはくれません。あなたがしてほしいことを指示しなければいけません。注:メーカーの宣伝メールなどは別途考慮します。
6.万が一文鎮にしたり文鎮にしたり文鎮にしたりしたら,まず冷静にどこまで動くのか考えてください。ブートローダーが動けばなんとかなります。こういうことは怒ります。
7.このテクノロジーを使って自分を幸せにすること。もし面白いROMができたら,リソースをみなと共有すること。
8.面と向かって言えないようなFUCKな言葉で誰かがあなたのROMをFUCKだと言っても,それはその人の自由です。無視するのも良いですが,でも自分でも見返してみましょう。100のFUCKのうち1つは良い指摘も含まれています。
9.友達にすら使わせられないようなアルファ段階のROMは公開しないでください。それは内内で行うこと。
10.チート禁止。私の古いNexsus SにシェアできるようなROMをお願いします。パフォーマンス優先はときにバッテリーを損ないます。バランスは,最初は私に聞きなさい。あとで自分で考えなさい。
11.公共の場では,「それiPhone?」と言われても,くどくど説明しないこと。だいたい通じていれば,ひとさまの発言を汲んであげてください。
12.他の人にあなたのレポジトリの管理パスワードを教えてはいけません。笑わないで。参加ユーザーを作るのが面倒くさくて ついやってしまうときもあるのです。インターネットはあなたが思うよりも悪意に満ちています。
13.初期バンドルアプリを膨大に作らないこと。すべてを収録する必要はありません。/systemよりも/dataのほうが広いのです。
14.ときどき家にスマフォを置いて出かけてください。自分にとってスマフォが重要じゃないと思えたら,大人の階段を1つ登っています。また,逆にこの場合は必要だと思ったら,今度はそこを突き詰めたROMを作りましょう。
15.古いアニメ,古い音楽,古いゲームも楽しんでください。あなたの世代は史上もっとも幅広い娯楽にアクセスできる時代なのよ。プログレについてキングクリムゾンとアメリンカンプログレッシブとジャーマンプログレッシブで言っていることが違うことを確認してください。
17.前を向いて歩いてください。自分がものにぶつかって怪我をするのは勝手ですが,人様に怪我をさせると,いろんな意味で面倒です。
SNSの情報収集をしていて興味深いブログを発見したので皆の意見を聞きたい。
■before
おれが見るに、おしゃれだし今のサイトよりはずっと使いやすそうなんだが…。
■ちなみに、現サイト
http://store.shopping.yahoo.co.jp/oriflame/index.html
ひでぇ…。これよりは遥かによくなったよな。
ブログを読むとyahooショッピング用サイトのリニューアルをweb制作会社にたのんだらしいのだが、デザインがお気に召さなかったらしくプンスカプンになってしまったようだ。
【グラフィックデザインは努力とか一生懸命とかじゃなくて結果なんだ! 】
http://minkara.carview.co.jp/userid/275773/blog/21156730/#tp
グルーポンのおせちしかりこりゃダメだなと、日本の病巣をこんなところで垣間みちゃいました。プロダクトだと塗装が悪かったり、ちゃんと機能しなかったりするとけがをしたり家が火事になちゃったりして困るのでキチンとやるのに食い物とかサービスはほんとまいっちんぐ。電話で話しても作ってる本人達に全く悪気はないので、怒るだけ血圧の無駄。
さて、ぼろ糞にけなす程酷いか?
むしろ、現サイトよりかなりオシャレになっていると思うんだが…。
どうやらこの担当者の方、もとデザイナーらしくてなにやら深いこだわりがあるみたい…。
それが、これっ!
■after
【こんなんで エエやろ 。まさかの自分で ヤルはめ に。】
あんまし、変わってなくね?
あんなに怒ってたのに、これならいいの?
効果はどっちのデザインが高いんだよ?
こだわっても、これじゃ変わらないだろ?
おれは、webデザイナーだが(この件には一切かかわりないよ)こういったお客が、かなりいるのでまいっている。
念入りに打ち合わせをして電話でフォローして、提案もして、ワイヤーも出して、全部OKお任せします!ってなってもデザイン出すとあーだこーだ。
今までの打ち合わせやら作戦なんて全部ふっとんで一流の批評家きどりで、この色はないよねだとか、あの写真を使えだとか次々出てくる。
こういった案件の場合、修正が何度も続き、直せば直すほどデザインが悪くなるという事が多い。
昨日言ってた事と逆の指示だしてんじゃんみたいな。
そう言う訳で、この日記は、愚痴&対策を募集したいので書いた。
・制作者側の進め方が悪かったのか?
えっと。。。要はアレですか?
librahackさんは、全自動で電話をかける機械を作って、1秒に1回
電話をかけては要件を聞いて電話を切る、をするシステムを開発。
ま、営業電話だの迷惑電話だのでよくある感じのオートコール的な。
で、その電話が鳴って、要件が終わって、librahackさんは電話を切る。
んでも、図書館の人がすっとぼけてて、受話器を下ろしてくれない。
それがまぁ数分間とか、おろしてくれないのかな?
んで、librahackさんは次の番号、次の番号って電話をかける。
その都度図書館の人は電話にでて、応答してくれて、そのまま受話器
あげっぱなし。
で、そのうち全回線がふさがって、どの番号にかけても話し中になっちゃう。
そしたらlibrahackさんが、「そんな電話のかけ方すっからだ!」つって
逮捕されちゃった。なぜか。
え?受話器ちゃんと下ろせよ、って言えばいいんじゃないの?
っていう話ですか?これ。
http://mainichi.jp/select/opinion/editorial/news/20090703ddm005070041000c.html
1日あたりで計算すると264億円の損失か。
1時間あたりで11億円。
1分あたりで1800万円
9兆円という数字はあまりにも想像がつかない額なので
参考の数値を用意してみた。
社会保障費 18兆円
地方交付税交付金 17兆円
国債費 17兆円
公共工事費 8兆円
防衛費5兆円
その他 9兆円
1 ウォーレンバフェット アメリカ 6兆2000億円 世界一の投資家 ヘッジファンド等を運営 2 カルロス・スリム・ヘル メキシコ 6兆円 電話会社オーナー 3 ビル・ゲイツ アメリカ 5兆8000億円 マイクロソフト会長 前年まで13年連続一位 4 ラクシュミ・ミンタル インド 4兆5000億円 世界最大の鉄鋼メーカー アルセロール・ミタルの会長 5 ムケシュ・アンバニ インド 4兆3000億円 下のアニルと共に財閥一族 6 アニル・アンバニ インド 4兆2000億円 上のムケシュと共に財閥一族 7 I・カンプラード スウェーデン 3兆1000億円 8 K・P・シン インド 3兆円 9 オレグ・デリパスカ ロシア 2兆8000億円 10 カール・アルブレヒト ドイツ 2兆7000億円