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はてなキーワード: 当事者とは

2023-03-03

anond:20230303142412

当事者ことなんて本当はどうでもいいのに都合よくこん棒にするアンチコを許すな!😡

anond:20230303143514

ただ消費してるだけなのに当事者気取りのカス

anond:20230303142937

なんで当事者差別を訴えてるのに関係ないお前がしゃしゃり出てやめろとか言ってんの?

ADHD当事者リアル感覚

ふと、ADHD当事者リアル感覚表現したいと思った。

物心ついた頃から現在までのことを(ボカしやフェイクを入れつつ)時系列で書かせていただく。

N=1の話で恐縮だが、読者には少しでもADHDについて知って欲しいし、それにより社会の分断がなくなって欲しいと思う。

と、ここまで書いて思ったのだが、私は数日前よりADHD治療薬を断薬しており、マトモに「書く」ことができないことに気がついた。数日ぶりに薬を飲むこととする。

1.〜小学生

およそ30年前、共に高卒の両親から長男として産まれた。

母親専業主婦だったり、少しパートをしたりしていた。

父親について覚えているのは、しょっちゅう会社を辞めてしまうということだ。それも突然に。

故に、夫婦喧嘩が絶えない家庭だった。

何かが(主にカネ)キッカケで口論となる。

不貞寝する父親。怒り狂う母親

暴力を振るう父親実家電話しようとする母親

電話線をハサミで切り、電話機を叩き潰す父親

父親包丁を突きつける母親。まだ産まれたばかりの弟を盾のように前に突き出す父親

床にぶちまけられる牛乳

警察を呼んだ方がよいのか本気で悩む自分

私が思い出せる小学校低学年頃の家庭の記憶はほぼこれだ。

弟が1歳の頃、「ハロワいけ!」と喋ったことを覚えている。母親の真似である

自分自身について書くと、忘れ物の多い子供だった。

教科書を忘れ、資料集を忘れ、宿題の提出を忘れ…

机をくっつけて、隣の席の子しょっちゅう見せてもらっていた。授業はまあまあ理解できていたと思う。

宿題に関しては「忘れる」というより「やろうとしても動けない」が正しい感覚

テコでも動けなかった。

宿題の代わりに家で何をしていたかというと、デュエル・マスターズデッキを組んだり、ミニ四駆カスタマイズをしたり、スマブラDXをしたり…?あれ、そんなもんかな。当時何してたか自分…あまり思い出せない。熱中すると深く深くどこまでも熱中し続ける性格だった。(過集中)

同じマンションに1つ下、1つ上の子供が何人か住んでいたので、毎日遊んだ河原秘密基地作ったりとかしていた。

また、男女分け隔てなく誰とでも遊ぶ子供であった。

違う。

(上で挙げたマンションの住人以外の)男の友達がどうしても出来なかった。

全く交流できないということではなかった。

あいさつはするし、何人かでサッカーをする時は参加していた。

同学年で話したことがない人は恐らくいない。

誰とでもそれなりの雑談ができた。

しかし、そこ止まりだった。

輪に入れはするが、誘われる人間ではなかった。

故に、常に疎外感を感じていた。

今になって振り返ると、原因は恐らく「自分の話ばかりして止まらない」から嫌われたのだと思う。

次第に、無理してグループにいなくてもいいと思うようになり、休み時間教室でひとりでボーっとしていた。

かねた心優しい女子グループが、自分を輪に入れてくれた。情報量0のどうでもいい雑談がとても楽しかった。自分が輪に誘われたことが、なんだか初めて他人に受け入れられたようで、とても嬉しかった。

通信簿の「担任からコメント欄」には毎年「男女分け隔てなく仲良く友達がおり〜」と書かれていたので、客観的にはそう見えていたようだ。

2.中学高校大学

地方なので中学受験をする人なんてひとりもおらず、当然のように地元公立に進む。

当時は中学受験という言葉すら知らなかった。

中学での成績は150/200あたりだった。

日々の勉強時間は0分。

たまに一夜漬けの過集中が爆発して、50番あたりになった。

国、社、英は不得意で、理数が得意だった。

相変わらず宿題はできないし忘れ物は多かった。

勉強をしない分の時間は何をしていたかというと、運動部活動をするか、家のパソコンニコニコYouTubeを見たり、携帯を買い与えてもらえたのでモバゲーMixiをやっていた。

中学3年で麻雀を覚え、どハマりした。

ハンゲーム天鳳毎日夜中まで打つようになった。

高校受験は持ち前の過集中で上振れを引き、偏差値50位の公立情報学科に滑り込んだ。

元がアホなので上振れしてもこの程度である

地方偏差値50なんてハナクソオブハナクソである

なぜ情報系にしたかというと、自分専用のパソコンを親に買ってもらう為だ。

高校では朝読書時間があったので、とつげき東北氏の「科学する麻雀」を何度も何度も読み込んだ。熱心に読みすぎて、本の小口が手垢で黒くなった。点数計算を覚えたり、チンイツの牌効率を考えたり、24時間麻雀のことを考えていた。

この頃はもう自分の行動を制御できなくなっていた。自室のPC毎日朝までニコ生をしながら天鳳を打っていた。学校の授業は全部寝ていた。教師は注意しても無駄だと悟ったようだった。自分人生天鳳の段位とレーティングが全てだった。

謎の過集中で競技プログラミングが少し出来たので(当時はchokudai氏もまだ大学生で、AtCoderもない時代だった)、大会に参加して何度か受賞するなどした。

その後、持ち前の過集中により小論文面接突破し、AO(アホでもオッケー入試)により近所の私大に滑り込む。

麻雀への情熱大学に入っても変わらず、1限どころか2限3限も出席できなかった。たまに講義に出ても何も分からなかった。

イプシロンデルタはみんなも分かってないようだったが。

情報系科目だけはテストだけ出て100点を取るという天才ムーブかました(自慢)。

数学情報科学だけは好きだった。

麻雀サークルに入った。楽しかった。今でも付き合いのある友人が数人できた。

2年次が終わった時点で16単位しか持ってなかった。中退した。

3.社会

バイト経験すらないない、学位すらない、麻雀廃人の二十歳が社会放出された。

なんていうか、普通に死のうと思った。

ある日、ふと一回死んだ。

自○未遂をしたということではない。

自分は今死んだ。そして新しい自分が今生まれた。そう思うことにした。

どうせ一回死んだのだから、もう好きに生きよう。

それでなんともならなくなったら、生活保護でも受けよう。

それもダメなら最終的に死ねばよいだけだ。

とにかく今死ぬのはもったいない、と思うことにした。

一応、親は家に住まわせてくれた。

速やかに就職して家を出ろということだったので(言われなくてもそうするが)仕事を探し始めた。

やり方がわからなかったので、若者向けハローワーク的な所に行った。色々親身に相談に乗ってくれて、クソみたいな人売りSIerを紹介していただき内定が出た。

自分内定が出るということは、「バイト経験すらないない、学位すらない、麻雀廃人の二十歳に内定を出さざるを得ないクソ企業であることが導かれるのである

人売りのクソさを書くと主旨がブレるので割愛する。

結果的に、一年半で会社を辞めた。

自分特別社会適応できなかったのかは分からない。他にも大勢辞めていたから。

この辺で(不快になる方もおられると思うので大変恐縮なのだが)所謂理解ある彼女ちゃんが突然地面から生えてきて、家を出て2人暮らしを始めた。

会社を辞める前に人生初の精神科に行き、うつ診断書を書いてもらい、色々金に困らないような諸手続きをした。こういう手続き自分では何もできないので、理解ある彼女ちゃんサポートしてくれて本当に助かった。

うつ治療で通院する中で、医師よりADHDについて指摘された。

ストラテラというADHD治療薬を飲み始めた。

3割負担だとバカ高かった。1ヶ月分で5000円以上したのではないだろうか。当時はジェネリックがなかったと思う。無職にはとても支払えなかった。

色々手続きをして、1割負担になった。

4.現在

ストラテラを飲み始めてから、本当に変わった。

脳の中の話なのでうまく言語化するのは難しい。

簡単にいうと頭がめっちゃ良くなる感じだ。

特に「読み書き計算」がすごい。

今まで自分は文をうまく読めなかった。

脳のメモリが小さいので、読んだ瞬間内容を忘れてしまい、戻り読みばかりしていた。

また書くのはもっと苦手だった。いくら考えても頭にモヤがかかり、表現が出てこなかった。

そして計算は最も苦手だった。一時的に何かを記憶しておいて、他のことを考えるのが無理だった。

プログラミングが得意だったのは、自分計算する必要がなく脳のメモリがあまり要らないからだろう。

皆これが普通だと思っていた。

薬を飲む前は苦手だとも思っていなかった。

当然みんなもそうなんだと思っていた。

こんな「脳縛りプレイ」で学生生活を送ったら、そりゃ、こうなるわと思った。

薬を飲んでからは夜更かしが減った。

自分の1日を計画コントロールできるようになった。

アホみたいな情熱に突き動かされることはなくなったが、その方が穏やかで心地よかった。

人生も徐々に良い方向に向かった。

5.総括

長々と書いてしまった。

もし読んでくださった方がいるのだとしたら、とてもありがたいと思う。

自分ADHD当事者として、発達障害で苦しむ人の気持ちが分かる。

「○○ができないだけでしょ?」「やれないっていうかやろうとしてないだけでしょ」のような反応を見ると、心が痛む。

かに、その瞬間を点で見ればただそれだけのことである

しかしながら、発達障害はその「できない」「うまくやれない」があらゆるライフステージで常に足枷となり、人生全体に負の影響を及ぼし続ける。

そして大人からは常に怒られ続け、自己肯定感もなくなり、「自分可能性」を信じられなくなる。

その一瞬だけではないのだ。「常にその状態が続く」ことによる不利が、生まれた瞬間からその人にはあるんだということを、できれば理解してほしいと思う。

そして、今小さい子供を持っている親に言いたいこと。

もし子供が何かをできなくても、その全てを無条件に受け入れてあげてほしい。

学校安心感を得られない子供には、家庭しか場所がない。

そして、もし発達障害の疑いがあるなら、早い段階で医療アクセスしてほしい。

子供保険証を持って一人で病院に行くことなんてできない。親が全てだ。

治療は早ければ早いほどよいと個人的に思う。

子供の1日1日はかけがえがない。その1日をデバフがかかった状態で過ごすことの影響は、子供の一生を左右しかねない。

2023-03-02

これは私が就労移行支援事業所で訓練を受けていた時に体験したことです。

入所して半年ほどたった頃、事業所施設代表から自身大学で受け持っている福祉関係の授業の中でリカバリーストーリーを発表してほしいと頼まれました。

なんとなく流れで承諾してしまいましたが、よく考えるとリカバリーストーリー当事者がその体験を共有して糧にするもので、支援者の卵とはいえ大学生の前で発表するのはちょっと違うのではないかと疑問に思いました。代表は実際の授業で、学生にたいしてこれから君たちが支援する人たちがどんな人たちなのか肌で知ってほしい、と言ってましたが、こういう分野で学んでいる学生さんは施設での実習が必ずあるでしょうにと内心納得がいきませんでした。

私は20前後で初めて精神科受診しましたが、正しい診断が出てそれに沿った処方薬が出されて症状が安定するまで16年かかっています。今は前向きに生きてはいますが、せめてあと10年早く正しい診断が出ていたらと思うことも時々あります

若くて希望に溢れているように見える学生さんたちを目の当たりにして、発表の内容も相まって自分学生さんたちと同じ年頃のとき自殺未遂を繰り返していたことがとてもリアルに思い出され、発表中はフラッシュバック寸前の精神状態でした。あの場でパニックを起こさなくてすんで本当によかったと思います

もちろん学生さんたちが若くて生き生きして見えるのは表面上のことで、実際はいろんな悩みをかかえているでしょうし、もしかしたらあの場にいた学生さんたちの中にも、心療内科精神科に通院している方がいらっしゃったかもしれません。

しかしやはり私と彼らの人生の差というものに思いを馳せずにはいられませんでした。引き受けたことをとても後悔しました。

もともと施設プログラムの一環として取り組んでいたリカバリーストーリーですが、作成当時からしかった時期のことを書いていると気分が落ち込んで大変でした。何度か代表担当職員リカバリーストーリーを書くつらさを訴えたのですが、あまり深刻に受け取ってもらえませんでした。この辺りをよく考慮して断ればよかったのですが、私は当時まだしっかりした自己主張ができるまでには回復していませんでした。

事前に渡された発表の原稿には代表の手で補足の文章がたくさん入れられていて、赤ペン先生添削してもらった答案みたいになっていました。最後は私の好きなミュージシャンの曲の歌詞を紹介しろとの指示が入っていて呆れました。曲の歌詞を紹介するのは拒否して回避できましたが、利用者に対するコントロール欲求が強すぎると思いました。

授業が終わってから代表担当職員カフェケーキコーヒーをご馳走になりました。下手に辛かったと抗議をすると感情が高ぶって泣いてしまい、公衆面前で恥ずかしい思いをするのが分かっていたので努めて平静を装っていました。

学生さんに書いてもらった感想カードみたいな紙を見せられたのをおぼえています否定的感想ひとつもなく、最近若い人はみんな大人しくて真面目だなと思いました。一人くらいは尖ったことを書く人がいそうなものですが、もしかしたらそういうカードは見せてくれなかっただけかもしれません。

担当職員からその感想カードコピーしたものをもらいました。これはとても光栄で喜ばしいことなのだから一生の思い出にしろと言わんばかりだなと思いました。受け取りたくないと思いましたがいらないですと拒否する力もなかったです。それから代表に謝礼として五千円の入った封筒を渡されました。働いていなかった当時の私にしてみれば大金でした。今日の辛い体験もこの五千円を手に入れるための我慢料だったのだなと考えて無理やり自分を納得させました。

あと、この時代表に言われた「君は今までの人生社会貢献ができていなかっただろうけど、今日こうして福祉未来を担う学生の役に立てたことは立派な社会貢献から誇りをもってほしい」という言葉にはものすごくモヤモヤさせられました。私が自発的にそのような考えに至ったのならば問題ないですが、それは人に言われて思うことではないし、言葉の前半は完全に余計なお世話だと思いました。

感想カードコピーは読み返したくもないし持っていたくもなかったので、悪いとは思いつつ最寄駅に設置してあるゴミ箱に捨てて帰りました。

帰宅してからやっと思う存分泣けて安心しました。

なぜ私はよく知りもしない初対面の若い人たちの前で、困難だらけの、何一つうまく行かなかった今までの人生を語らなければならなかったのだろう。精神科入院して大学を休学したこと、復学してなんとか卒業できたけれど就活内定をもらえなかったこと、仕事に就いても不安と緊張ですぐに離職してしまたことなどを、支援者の卵とはいえ現役の大学生たちの前で私が話す必要はほんとうにあったのか。みんな好意的感想ばかり書いてくれたけれど、それはあくまでそれが授業の一環だからで、心のなかでは私のことを馬鹿にしていたのではないか

そんな考えが頭の中を駆け巡って涙が止まりませんでした。

この施設にいたのはもうかれこれ5年以上前ですが、このときのことはよく覚えていて、いまでもなんとなく心のしこりとして残っているので書いてみました。

現在でも代表の人がこうしたことをやっているのかはわかりません。

最後に、支援者の卵の学生さんに精神障害当事者リカバリーストーリーを聞いてもらうことが全く意味がないとは思いません。

ただそれは当事者大学に呼びつけてゲストのような形で発表させるのではなく、当事者主催しているリカバリーストーリーの発表イベントなどに学生さんが見学という形で入るのが望ましいのではないかと思います

anond:20230302121839

女性ならではの強み、ならまだ分かるけど(女性宇宙飛行士だったら生理などの女性特有の身体現象について当事者視点から見るとか)

若い女性ならではの強み、は気持ち悪さしかない

anond:20230302132415

レズ侮蔑的表現とされてるけど当事者は気安い表現として使う人も多い感じ

レズ呼びされて怒るビアンもそんないないだろうけど「そういうことに関心がない人なんだな」程度の印象は与える、くらいの塩梅だと思う

実際志村先生が訂正受けた場面のことはわからんけど、レズホモほど不適切表現って周知されてるわけでもないしLGBTに関心のないシスヘテロビアン使う方が違和感ありそうだなと思う

DINKS批判を見るたび思うこと

子持ちがDINKS批判するのをよく見かけるけど、DINKS当事者としては子供を産み育ててる人が何考えてるのかが本当に分からない。

どういう考えで子供を持ったの?って聞きたい。でもそんなこと聞いたら超失礼なのはわかるので聞けたことはない。

はっきり言って、今の日本子供を産むということは、よっぽど金銭的、家柄的に恵まれていなければ虐待にあたるとすら思う。それくらいの考えでDINKSを選んでいる。

子供金銭的な不自由を感じないで希望した進路を選択できて、奨学金は背負わず、自立して生きていける仕事につける、そういう環境を整えられないなら、子供は産むべきじゃなくない?数百万の借金を背負わせる前提で命を産むのがDVじゃなかったらなんなんだ。

子供が育っていく過程で、そんなにお金がないのになんで自分を産んだんだろうって、思わせない自信がない。

自分奨学金をもらわず大学にいったし平均程度の世帯収入もあるけど、生活に余裕はないし。

小さい頃から保育園に預けられて、小学校上がったら学童に預けられて、家に帰っても親は仕事行ってていない、みたいな同級生をかわいそうだと思いながら育ったから、自分の子供はそうはさせたくない。かといって、二馬力じゃないと生きていけないし。

子供連れとか見るたびに、あー所得に余裕があるんだろうなあと思う。こっちだって羨ましいんですよ。手放しで子供が欲しいと思いたかったよ。

 

あと、年金もらうなとか医療費10割払えとか言われてますけど、そもそも自分が老人になる頃にはまともに年金もらえないだろうし医療費は高額になっているだろうから、そこをアテにして生きてるわけでは全然ない。むしろ自分の老後の面倒を自助でなんとかしないといけないからこそ、子供育ててる場合じゃないと思ってる。

 

DINKSを選ぶ理由は人それぞれだと思うし中には本当にただ遊びたいだけの人もいるのかもしれないけど、多くの人は色々考えて葛藤した上でそれでも子供を持たないって決めた、ていうか持てないって悟ったんじゃないかと思う。ま、自分に子持ちの考えが分からないのと同様に、子持ちには分からない感覚なのだろうけど。

友達同士の会話で「ハゲ」や「チビ」をいじることもあれば、自称する人もいる。でも基本原則としては蔑称だし、確実に相手を傷付ける言葉ではある。

ホモ」や「レズ」というのも大体その程度の言葉

「気軽に自虐もできない」という新しい生きづらさを当事者に与えちゃいかんと思うし、非当事者が「何がいかんの?」と開き直るのは恥ずかしいと思う。どっちか片方しか見えてない人は視野が狭いなーと思う。


でも宇崎ちゃん献血ポスター問題があったとは思いません。

anond:20230302090110

リアルタイム炎上見てたけど、あれ志村先生は全く悪くないからね。当事者でもない幼稚な人が勝手に燃やしただけだよ。

先生側はツイートのまとめをnote投稿したり一貫して謝罪姿勢を見せたり、対応がすごく大人だった。

詳しくはググってどうぞ。

anond:20230301175529

セクマイLGBTの中でもさらマイノリティトランスパーソンと男性を同一に扱うのは違和感があるということを伝えたいです。

それは確かにと思う そのあたりフラットに扱われるまで相当長い道のりとなりそうではある

言葉暴力は現にあって犯罪者と見分けがつかないかトイレを使うなと言われている。男性で言ったら痴漢をする可能性があるからお前らは電車に乗るなと言っているようなものです。それで傷つかないほど当事者人間離れはしていない。

これよく言われる話で毎度不思議に思うんだけど、トイレを使うなではなくて身体の姓に合わせたトイレに入るか、または身体を心の姓に合わせるよう医療行為を受けろって単純に思ってしまうのが部外者お気楽な考えではある・・・

(*元増田言及があったので後ろでまた触れます)

番手っ取り早いのは一部で提案されている、男子トイレ女子トイレ区別をなくして男女ともごちゃまぜで個室にするみたいな形式だろうけど、盗撮もろもろで現状の社会的成熟度だとやはりきわめて難しそうではある

トランス当事者であるというだけで犯罪者ではないかという"懸念"を投げかけられる

いつも疑問に思うんだが、多くの人間別に誰かがトランス当事者であるだけで犯罪者とか思ってない気はする

一部の異常者はそれだけで発狂するとかあるかもしれんが一部ヒステリック女性男性を見たら痴漢連想するとか普通にあるし一定数はマジでもう仕方ない・・・

最近はかなり理解が進んでるように思う 少なくとも表面上は取り繕おうとする人が多いと思うんだけど、これは単に社会階層の分断なんだろうか

トランス当事者から犯罪者ではないかという懸念を投げかけられるのではなくて、"身体の手術も受けず身体は男のままだが心は女だと主張して女子トイレや女湯に入ろうとする女装トランスおっさん"が犯罪者ではないか懸念を投げかけられているだけだと思ってるんだけど、

身体の手術を受けずに心の姓と逆のトイレに入るのがどれくらいの身体苦痛を味わうものなのか全く想像できないか部外者がどうこういうのがそもそも間違ってる気はしている 普通に入ればええやんとか気軽に思っちゃうけどまぁ厳しいんかね・・・

一部炎上した人でいたが、既に手術済だったりする人にさえ矛先を向けて恐怖を煽る言説は異常だよ。

もどの件かわからんけど炎上する一部異常者がすべてに火をつけて回ってるのはもうどうしようもないか無視するほかないように思うけどね・・・・・

寿司ペロと同じでキチガイ理屈があってキチガイをしているのではなく、どんな話題でも火をつけるから交通事故と一緒

個人的には今回の法整備は性急に思うし当事者のためを思うならそんなことよりもホルモン治療保険適用にして国内での手術が混合治療保険適用になったが使える人がほぼ居なくなってる問題からだろとは思う。そうホルモン療法について無知人間が多いのも今回でつくづく感じる

個人的には社会の側をどうこうするより医療的なサポートを早急に整えるべきと思っているので、そのあたり現実に即した法整備ちゃんとしてほしい

あと最初増田に戻るけど、

Z世代10からホルモン治療をして骨格から完全にパスしてる人と、2,30代からギリギリ滑り込みホルモン努力パスしている人と、それ以上の年齢とでは完成度がそりゃ異なる。もちろん望んでも様々な理由から治療にせざる負えない人もいるし、結婚経験があったり子供がいる人もいる。身体治療を望む例で挙げてもこれだけの人がいる。想像する先が違っても文字ではトランス女性だ。女性男性という言葉大風呂敷を広げているのと同じなのだ。どうかそれで親しい人にカミングアウトすらできずに傷ついている人がいることを考えて欲しいと切に願う

これは確かにと思った。実際のとこ医療行為が追い付いてないのが問題なのか社会的倫理観が追い付いてないのか問題がごっちゃになってて、個人的には医療でどうにかするべき問題だと思ってたけど、現代を生きる人たちからすれば今更医療が間に合わないので社会的規範のほうを動かしてほしいというのも非常によくわかる

が昨今手術済みの若い人というのがたくさん出てきていて、医療提供時間の経過で解決するならそっちで対応してよっていうのが主流になりそうな気はする

トランスジェンダーを悪用して女性危害を加えるような人が出ないような社会を作れたら、トランスジェンダーが悪者扱いされない社会を作れたらと、切に思う。

それはそう 結局マイノリティトランスジェンダー)の中でもさらマイノリティ社会的常識が欠如した異常者をはじくために多数派が厳しい立場に置かれている構図

今の世の中は一部の社会的常識が欠如した人間配慮しすぎで、それに対応するために大半の良識ある人間が割を食うシステムになってしまっている 厳しい

2023-03-01

結局最後まで

恋愛って個人自由じゃないの?」

のには誰も答えてくれなかったし、最後の疑問として残った。

恋愛個人自由なら男女平等理念なんて関係ないよって事になる。

だけど現実不倫したら職を失ってしまう。

当事者同士の問題のはずなのにね。

ひょっとして恋愛はもう個人自由で人それぞれでいいって時代は終わっちゃったのかな。

anond:20230301122614

そう、性自認と違う体を見られたくないっていう感覚がないのかな?っていうのも疑問だった。

けど、議論してるのは当事者以外も混ざっているもんね。

実際ぱっと見でトランス女性/男性女装/男装なのかっていうのはわかるのかもしれないけど、境目をどう決めるかって難しいよね。

トランス女性犯罪者混同してることがきっと差別に当たるって言われてるんだと思うんだけど、痴漢排除するために女性専用車両ができてるから、そしたらそれは男性差別にあたるのでは....

すべては犯罪者が悪いのであって、それを避ける行動をしていることが差別と言われるとまあそうなのかもしれないけど、難しいよね....

anond:20230301115923

実際、トランス女性の知り合いとかいたらわかるけど、「ああこりゃ女じゃん」ってわかるよ

手術してなくてもたいてい女性ホルモン投与してるし、単なるおっさん女装とは全然違う。ごついおばさんに見える。あきらかにおばさんだからトイレとか更衣室で一緒になっても不自然とは思わない。

でも、共用風呂はおばさんにちんこ生えてたらびっくりするから入らないでほしい。

トランス男性も女が男装してる感じではなく、妙に鍛えてるちんちくりんのおっさんに見える。これもおっさんなのにちんこないとびっくりするから風呂は避けたほうがいいと思う。

ちなみに「心は男ですって男湯に入ってくる女いないのー(ニヤニヤ)」って意見世間で良く見かけるけど、ちょっと前に増田に貼られてたブログでは「一度男湯に入ったらちんこないって周囲がパニックになりました(当事者)」ってのがあった。FtMの見た目は完全におっさんからな。それもホルモン投与のせいで妙にマッチョおっさんになる。

まあ、リアル当事者ってだいたい「ほぼ女」「ほぼ男」なんだよ。

でも、「どうみても男なのに女と言い張ってるだけ」みたいな極端な例を出してくるのがいてややこしくなってるし、当事者関係者のほうも「治療を強いるのは差別だ、外観で差別するな」とか言ってるラディカルなのもいて面倒になってる。実際のところ当事者普通に性自認に一致する体に近づけたくて医療に頼ってるし、自認と一致してない体を他人に見られるのには抵抗あるって人がほとんどだから、なんか実情と乖離があると思うわ。

2023-02-28

はてな当事者性を回避したいパーソナリティの持ち主にとっては、最高に居心地の良いプラットフォームだと思う

実際、はてな民って、自分だけははてな民だと思ってないやつが多すぎる気がするけど、それこそがはてな民の特質なのよね

anond:20230228043237

私の場合は、ですが、

「心が女性」だから女性、と思ったことはほとんどありません。

周りの男性思考回路理解出来なさすぎて辛かったのと、男の子の真似をして振る舞っても演技をさせられているような気持ちの悪さがあったというか。

育とうとする身体気持ち悪いし、何故だかどうやっても男にはなれないから、あぁ女なんだな、と幼心ながらに悟った感じです。

男の子なら「女みたいだ〜」って揶揄われたら普通怒るか泣くかしますよね?

それがなかったんです。人間みたいだ、だなんて言われているのと同じような感覚で。

あと、性表現自覚している性別は別なので、そこは一般人と変わらないです。

私はレディースの服を着たいから女な訳でも、男の人が好きだから女、という訳でもありません。

ファッション必要とあればメンズ物だろうが普通に使いますし、レディースで気に入る服があっても自分に似合わないと思えば着ません。

時代の流れで女性の方が優勢で支配的な世界なんかになったら私もそっちに付いてると思います

そもそも、心の性別を感じたことがないのは普通身体と一致していればそれについて考えることもあまりいからで(思春期一過性違和感はあれど)、

例えば首から上だけになって意識がある状態で生かされたとして、自覚する性別は変わるのでしょうか?

恐らく誰も変わらないと思います

もう身体は失われているというのに。

それに、心に性別はないというのなら、身体的特徴で区別必要な場面を除いて何故男女差が生まれるのか説明出来るでしょうか?

もし心に性差がないなら、どちらもできることについては全てフラット世界になっていると思いますが。

それぞれが自然体で生きていて男女どちらかの性別集団に寄っていくのは文明社会においてはごく自然なことですよ。

中性や無性等を名乗る人のことはよく分かりませんが。


性別適合手術については、覚悟は要りませんでした。

だって本来持ってないはずの物を捨てるだけですよ?

男性」が「女性」になろうとしたり、

女性」が「男性」になろうとするなら覚悟が要る訳ですが。

からしたら切る理由は癌と同じですよ。

自分を蝕むだけの、残しておく理由のない器官です。

それを、色々言い訳してまで自ら放置してるくせに「痛いんだ何とかしてくれ」っていうのはちょっとおかしいですよね?

取る気のない癌と一緒に生きて苦しむぐらいなら死んだ方がマシだと思いますけどね。


総括すれば「心」なんて曖昧言葉じゃなく、

当事者からすれば、

自覚している性別だとする以外に説明がつかないレベルで肉体的性別意識がズレている、だから認識齟齬に苦しんでいる、と言う感じですかね。

anond:20230228040551

ほんとに当事者なんですよね……

ただ、もし自分シスジェンダーだったらと思うとそうなるよね、っていう

異性として生きるぞ!は良いけど、するべき事は弁えてね、って言ってるだけで

anond:20230228043453

当事者差別だと思ったら差別だし

言われた側がセクハラだと思ったらセクハラです

それがおかしいというなら最初から全部おかしかったんですよ

anond:20230228040239

普通に最後本音当事者じゃなくてトランスフォビアのシス女性なのCOしてて草

まぁトランスジェンダーだからってトランスフォビア的な言説をばら撒いてはいけないってのは当たり前の話なのでどちらにしろアウトなのですが

anond:20230227101914

性同一性障害の一当事者として書かせてほしいです。

LGBT法案についてTwitterが騒いでいた。

この法案、賛成しているのは理解するフリして理解が浅い人か、狭義のトランスジェンダーやその活動家が多いんだと思います

目立つことを嫌う私たち性同一性障害者は、私含め恐らく殆どが反対の立場です。

これも一種トランスフォビアなのかも知れませんが、私個人は未施術自分が思う性別トイレ入浴施設に入りたがる人たちは紛い物(=トランスジェンダー)だと思っています。彼らは死ぬほど迷惑です。

お前らも同じだろwってバカにする人もいますけどほんとに違う生き物です。差別ではなく区別です。

というか、本当に苦しんでるならわざわざ自分の肉体を晒しに行くわけがない。

そして女性トランスジェンダーを脅威に感じるのも当たり前です。

例えば一般的に、犬を飲食店に入れるのは安全保証できないか原則禁止、というのと何が違うのか。

>ただ、未成年経済的理由など誰もが性適合手術が出来る訳ではないと言った問題もある。

未成年はともかく、経済的には家買う20分の1ぐらいの値段で残りの一生が買えるんですし、それを躊躇うぐらいなら別に人生に苦しんでないよね、となります

もちろん安くなるに越したことはないですが。

>なので女性専用スペースは残したままトランスジェンダーの方にも利用出来るスペースを作るなどの配慮必要だと思う。

これ、シスジェンダーの人がよく言うんですけど、

そこに入った時点で何かしら性別問題があるんだ、って晒されるに等しいですよね。

トランスジェンダーの方々が平気ならいいんですが……

性同一性障害者ならそもそも極力利用しない方がほとんどだと思います

>まず男性体と女性体では筋肉量が異なる。それは性自認とかではなく否が応でも体の性別で決まってしまう。戯れであっても組み敷かれてしまえば死に物狂いで抵抗でもしないとその差をひっくり返すのは難しい。

これも、あくま普通に身体性別に流されて生きてきた時の平均値の話であって、

例えば埋没して生きてる私なんかだとそこら辺の女子中学生ぐらいのパワーしかないです。

そもそも子供の頃から男みたいになりたくないから力が付いてしまいそうな事柄は最低限にしていましたし、治療を始めてからガンガン筋肉量は落ちていくしで、これで「男並みの力持ち!」とか言われたら死にたくなります。じゃああなたは男以上だね!って言ってやりたい。

が、いわゆる「トランス女性」は恐らく普通に男性としてのフィジカルライフを送ってきていると思うので危険ですね。安全保証ができない。

その点では、性同一性障害者も一般女性と同じ認識です。

長々と書きましたけど、結論何が言いたいかって、

性同一性障害LGBTに、「トランス」に含めないでくれ、ということなんですよね。

というか、LGBも社会全部に認知されるほどの問題は起こしていないんだから

トランスジェンダートランスジェンダー勝手に頑張ってよ、としか

何で身の上オープンにしてるウェルカムピープルばっかりを配慮しなきゃいけないの。

性自認女性とか言うなら見た目男と混浴させられる女性気持ちも考えてよ。

anond:20230228012150

当事者になって初めて分かる辛さと優しさがあるよね

5センチの親切

先月足を骨折してしばらく歩けなかった。

それでもどうしても行かなければという買物に出かけた時、生まれて初めて車椅子を使った。

そこは大きなショッピングモールベビーカーも多いし、バリアフリーも進んでいるんだろう。

車椅子でも買物できるんじゃないか

そこで貸し出ししてくれた車椅子想像していたよりずっと動かしやすかった。

押されなくてもひとりで動かせるし、なんなら座ったままで楽だし、これなら車椅子も悪くないなと思ったんだが、それはとても甘い考えだった。

いつも行ってるセレクトショップ

ベビーカーは超えられる店の入口の段差も、車椅子は超えられない。押されてやっと超える段差、自動扉のこれっぽっちの段差が超えられないのか。

店の中はベビーカー対応していて通路は確保されてるからじっくり見ることはできても、車椅子で入れる試着室がない。

支払いをしようとしたら店員から「ここにカード差し込んで下さい」と言われたんだが、カウンターが高くて車椅子目線からでは“ここ”がどこなのかが見えない。同行してくれた家族カードリーダーを引き寄せてくれたから支払えたんだが。

衝撃だったよ。

しろ中途半端バリアフリーになってるから良くない。

イレギュラー対応できるように介助頼める人がいればOKから

それできないなら来るなってこと。

客扱いされてないんだっての、どこへ行ってもこんな感じで味わうんだろうな、車椅子ユーザーは。

と思った。

凹みつつも必要な買物を次々と済ませて、最後に寄った店でも「カードこちらに差し込んでください」と言われた。

あーまた届かないよと思ったら、

店員がすっとカードリーダーを押し出してくれた。

たった5センチ

前に押し出しただけ。

それだけで自力差し込んで支払いができた。

なんという神対応

GAPのお姉さん、ありがとう

また買う、絶対買う

追記

コメントもらった通り、当事者になるとわかる。

いつもより物分かりよくしてないとかさ。

なんでこんなとこにいるんだという目に耐えるとか。

そりゃ外に出なくなるなと思ったわ。

いろいろと反省したよ。

ベビーカーとは全然違うし、バリアフリーをやってるふりだけして満足してんだろうなと。

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