はてなキーワード: ファンタジーとは
異世界転生はいいんだけど、いい加減うまいこと現世とからめたもんはでんのかね
異世界いったらいきっぱなしで現世なんて知ったこっちゃないってのが多すぎてもうほんと導入だけ転生設定ならもういっそ最初からファンタジーでいいじゃんそれってのが多すぎる
2010年〜現在 | 2015年〜現在 | |
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ラノベ原作アニメ | 129作品 | 34作品 |
超常要素あり | 101作品 | 29作品 |
異世界ファンタジー | 28作品 | 13作品 |
異世界召喚・転生 | 9作品 | 5作品 |
石鹸枠 | 10作品 | 7作品 |
※超常要素…現代日本が舞台でも「不思議な力」が登場すれば超常要素とみなす
※異世界…「現実とは異なる歴史を歩んだ地球」などは異世界とみなさない
今回はとなりのヤングジャンプ
正直、前数話にかけての展開は「なにこれ?」という感じで、何か無理やりシリアスというかドラマティックにされて置いてけぼりにされた。
いや、「育児含めて未熟すぎる母親の意識を改めさせるエピソード」として機能させたいってのは分かるんだけれども、それを考慮しても疑問符がつく展開だったんだよね。
物語はどうしようもない無常感が出てて、兄弟二人のやり取りとか、その構図も悪くない。
ただ、やや尻切れトンボというか、プロットの段階から意識して作って欲しかった。
終盤の展開を除けば、後は車による逃避行だけで、会話ばっかりだからなあ。
実際、このテのファンタジー世界で役所とかがちゃんと機能するのかっていうのは興味ある考察ではあるんだよね。
治安の悪い区画とかでゴネられたときとか、非協力の体勢の場合はどうするんだろうって。
住所は、まあ現実世界ですらマシとはいえるかもしれないけれど、私からいわせれば微妙な感じはする。
住所が分かったからといって、迷わずいける保証なんてないわけで。
ましてやこのマンガの世界観とかだと、地元の協力なしだと、仮に協力があってもそれ絡みのトラブルは間違いなく出てきただろうなあ。
「シン・ゴジラ」界隈でリアリティについて盛んに議論になったけど
「TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ」なんかはテーマは地獄ファンタジーなのに
現実の事故とバッティングして不運にも上映延期になったり皮肉なもんだと思う。
「シン・ゴジラ」もあまりにもリアルすぎると上映できなかったかもしれない。
あえて捨てたプロットとかもあったんだろうね。
「シン・ゴジラ」は製作委員会方式を採らなかったから良作になったという説と、
にも関わらずキャストの誰々は東宝のごり押しだ!という説が現れたのも面白い。
でも長澤まさみの声、あんま違和感なかったしいい仕事したんかなあ、とか。
あれが大根演技だった日には、ごり押し批判や非声優起用批判もあったことでしょう。
「TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ」の夏への延期で
宮崎・細田作品に続いて新海作品に出演とのことで、売れっ子だね。
顔のせいかごり押し感あんまない。シン・エヴァにも出てきたりして。
実はまだ観てない「TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ」も結構楽しみだったりする。
気合の入った名作も良いけど、肩の力抜けたB級ノリの映画も良いよね、とか。
まとまりないけど、リアリティの有無や、製作委員会方式か否かや、ごり押し出演の有無や、
神木くんが出てるかどうかだけでは、一概に面白いかどうかはわからんね。
なんで神木くんだけくん付けなんだろうね。
(追記)
id:atoh 「でもザ・東宝看板女優の長澤まさみが出演してますやん、とか。」主役の上白石萌音の立場は。
ご指摘ありがとうございます。
トラバのひと
http://srad.jp/~sadaken/journal/605596/
評判良かったからまあまあ期待してたんだけどな、まさかあそこまで酷いとは。
所詮ネットの批評なんざ声の大きなオタに媚びればどうとでもなるということかもね。
踊る大捜査線の台詞のオマージュかなってくらい延々と会議だけやってるわ
ようやく出てきたゴジラは中華街に飾ってありそうな出来損ないの張りぼてみたいで
戦うのかと思ったらまた待ったで海に帰っていきましたで半分は終わってしまうんだからすごいわ。
ようやく戦い始めたと思ったら最後はバンカーバスター程度で穴空いて、いかにも燃費悪そうなアニメ的謎の全方位光線反撃した後 予想通りエネルギー切れで寝転んでるひ弱なゴジラ相手に、核使わないといけないとか言い出したかと思えば
政府高官までそれが唯一正しいみたいに言い出して、そんな中主人公が「この国を見捨てず最後までやろう」って厨二全回な展開で
わざわざエネルギーが再度たまるまで待ってヤシマ作戦(違 でゴジラにドリンクをゴクゴク飲ませて凍結させて終了という。
あ、放射能はめっちゃ半減期短いから東京の復興はO.Kらいよw めでたしめでたし、え、ご都合主義、何それおいしいの。
シナリオも設定も穴だらけだわ、かわりに怪獣物として単純に楽しめるかというとアクションシーンは延々と始まらないわ、ようやく始まってもハリウッドより全然ショボいわ
コメディとしても半分を占めるだろう会議の部分は三谷幸喜のギャグも真っ青な寒さだし、いったいこの映画は何を見せたかったんだろうね。
全体的に被害妄想の強さ、特にアメリカに対する劣等感、ボク達が本気出すとスゴいんだぞーってホルホルしたいんだろうなって事くらいかわからん映画だった。
悪辣な中ロや高圧的なアメリカ様をフランス様の助けを借りて凌いで「ニッポンにこんなしたたかな外交ができるのか」 「危機という物はこの国さえ成長させるものなのだな」とかアメリカ人に褒められてるシーンとか本気で蕁麻疹がでそうになったわ。
これアメリカに出すのだけはやめようぜ、マジ恥ずかしいからさ。
いかにも続きありそうに終わったけど、もうゴジラはハリウッドだけでいいと思うわ、今の日本で作るとこれじゃね。
でも考えてみると魅せたいビジュアルシーンだけつないでストーリーも設定もボロボロ、被害妄想の強さとボクチャン強いんだぞのペラペラな物語を専門用語で小難しく装飾する手法ってまんまエヴァなんだよな。
深夜アニメ的手法って実写でやると酷く痛々しくなるんだな、それがわかっただけが収穫だったな。
本当の所は、好評レビューが全てサクラとも思えないし、映画が駄作というのではなく
娯楽作品ってのは基本的に狙いの顧客層以外には酷くばからしい物だから
今回のシン・ゴジラの対象が深夜アニメ、特に劣等生()とかが好きな方々向けであって
俺にその素地がなかったというだけ話なんだろうが。
にしても、本当に金と時間を無駄にしたわ、徒労感がハンパない。
早い内に口直しにゴーストバスターズでも見に行くかね、あれなら馬鹿らしいけど少なくとも濃厚なオナニーに反吐が出るって事だけはなさそうだしね。
…いいこと言ってるじゃんw
君の名は。見に行った。
相変わらずのきれいな背景に感動。
そして相変わらずPVみたいなのつくるの好きだなと思った。
映像だけでも十分楽しめるんだよなぁ。
今回は少年ジャンプ+
読切祭の残り感想。
あと、「金未来玉杯」ってのがやっている模様なので、それに絞って感想を書く。
「金未来杯」にはエントリーできないけど面白いギャグ漫画を集め、その1番を決定する企画らしい。
低劣だけれども、キライじゃないよ、そういうの。
読切祭の八つ目。
ふぅむ、流行に乗ったテーマではあるけれども、設定を捻るだけでなく盛り上げる展開も含めつつ、ストーリーもそれなりに面白いと思う。
まあ、まあ色々と粗があることも否めないが。
ストーリーの構成からテーマを考えるに、バトル部分が本旨ではないのは分かるんだけれども、あっさり気味なのはやっぱり残念かなあ。
まあ、でも読切祭の中では個人的に上位だよ。
さて、読切祭の総括だが、前回含めて色々と粗探しとかしていたけれども、なんだかんだ全体的にレベル高かったと思うよ(玉石混合な世界で漫画を読み続けている身としては)。
総合的な漫画力で「ハトトコネコ」、テーマに甘えずストーリー構成で魅せてくれた「SOCIAL GUARDIAN」、キャラクターの人格に気概を感じた「こっち見て片山先生」、面白いコンセプトの「冬春の仕事」あたりが自分の中で印象深いかな。
破天荒な主人公の言動が、最終的になんだかん人々を引き付けるという構成は好きだけれども、ギャグのレベルは普通の範疇かな。
設定を活かしたギャグ、ストーリー展開をもう少し期待していただけに、それが残念。
ギャグの方向性がときたまズレているというか偏っているというか、天丼ということを考慮してもワンパターンに感じる箇所もあったり。
まあ、でも軽妙なやり取りはノッてて面白いと思った。
ギャグマンガだから、やるからには過剰な言動のキャラクターという自覚の塊を持った「ストロングスタイル」という、まあコンセプト自体は悪くないと思う。
だが、ギャグのほとんどが唐突で尊大というか、いまいちピンとこない。
ネタ選びや、ギャグに一貫性がないのが、そう感じさせる要因だろうね。
作者自身よく分かっていないというか、扱いきれない状態で描いてしまったという印象を受けた。
ノリと絵柄だけならコロコロとかの小学生向けで連載してそうなタイプだね。
けれど「吸血」の定番ともいえるのか、明らかに「アレ」を髣髴とさせる暗喩的な表現も含まれている。
まあ、それがコンセプトともいえるし、それ自体は面白いんだけれども、シチュエーションなり登場人物だったりとかを練って、もっと話を転がしたりして面白く描けたんじゃないかという気がする。
終始テーマに沿っているのは好印象だけれども、舞台というかシチュエーションの都合上イマイチ盛り上がりに欠けるってところが難点か。
ワー、カワイイー。
動物擬人化ものだとか、萌えだとかの定番アイテムが、それ以上の役割を果たせていない。
設定だとかテーマを踏まえると、むしろ及第点以下だと評価してもいいほど活かせていない。
こういうファンタジー的な要素に、それっぽい理屈を付けるのって楽しいからね。
ちゃんと、前編でネタとして提供される設定が後半の展開で活かされている構成なのがよろしい。
総合的に纏まってて、これといって言いたいことはないんだけれども、強いて言うなら構図とか、コマ割とかかなあ。
さて、金未来玉杯の総括。
ギャグマンガに絞った企画だったのだけれども、当初の私が予想していたのとは趣が異なるマンガが多くて、嬉しさとガッカリ半々って感じ。
投票は~……どうしようかな。
総合的なクオリティならば「綾樫くんは飼っている」だけれども、あくまでギャグマンガという土台に乗っけて評価するならば、軽妙なやり取りの「たちあがらない勇者テンツ」とか、テーマで紡がれる内容が一貫している「吸血童貞タナベ」、キャラの濃い主人公でガンガンいくオーソドックスなタイプの「キング=カイザー=エンペラー」も捨てがたい。
まあ、後で決めよう。
すごいめちゃくちゃで、ふわふわとした話を圧縮して(いるかのように騙されながら)、勢いで見せられたという感じである。
思いつくまま適当に文句を言います。誤字脱字はスルーしてください。読みやすさは保証できません。
単純に、これ、この二人の恋愛物語が、なんでこういう話でないといけなかったんだろうって思ってしまった。現実世界を写実的にアニメビジュアルで美しい世界でやっていればいるほど、プロットが進めば進むほど、リアリティがなくなって、ふわふわしてくる。秒速5センチとかは、ファンタジー要素は、クズ主人公が理由もなくモテること以外は別段、物語に存在しないから、ああいうクズのナルシシズムの物語として説得力があったが、君の名は。みたいに大きな舞台設定をコントロールする力量がないからもうひたすらめちゃくちゃで、あきれる。なんか最後の方とかエヴァもどきの精神世界みたいな描写とかもあったし。2016年であんな描写見て、何を説得したいのか謎だった。もっと普通のドラマの描写を作って言いたいこと言えよ。
もし、これがテレビアニメ1クールだったら、予算も時間も潤沢でなく、画面にオーラもなくお得意の映像美もろくすっぽ使えないだろうから、物語面が強調されて、みんながアレコレと粗を突っつくので「すごいきれいな映像の映画を見た!」っていう勢いがなくなり、凡作認定されていただろう。元々新海誠みたいなのって、エヴァンゲリオンと村上春樹を創作のよりどころにしているような、たいして才能のない作家であって、自意識過剰で独りよがりな恥ずかしい妄想で物語を構築しようとする奴が一人で短編アニメをそういう感性で作ってそれが玄人筋にセカイ系だのと変な刺さり方をしたせいで、なまじポエムとかキラキラした画面作りがうまかったせいで長編アニメ映画作家としてのレールに乗ってしまったのが間違い。このあたりの、「アニメーション映画の作家」のブランド化を擁立する回路と発想の貧しさってかなり根本的にどうしようもないことになってると思う。漫画みたいにさ何十人何百人と作家がいるんならいいんだけど、新海誠って、ただ異様に夢見がちで異様にロマンチストなだけでしょ? それがこのひとの作家性でしょう? 東宝が大衆向けに成立させるためにいろいろテコ入れ指導しただけで、悪いところは何にも治ってないよ。寝取られ趣味を指導されてセルフパロディで両想いハッピーエンドなんてところは作家の力量の場所じゃないだろう。
君の名は。にしたって文芸的な発想として、基本的にやってることは、ぶっちゃけ今やってるアニメだとリゼロあたりとほとんど変わらない。何か一つか二つ、使い古された仕掛けを元ネタとして、そこに自分の価値観人生観恋愛観青春観家族観女性観男性観などを展開していく土台にするわけだけど、この映画、雰囲気しかない。ひたすら美しい彗星を見上げるキミとボク、っていう。あそこから恋愛物語を出発させていくんだけど、それが、あの映画。40過ぎた男が「オリジナルで」やるのが、あれ。背景美術の美麗さ、超豪華アニメーター陣の画面の力をとっぱらえば、何がある? 単なる借り物の想像力で自分語りしているだけでしょ? その自分があまりに貧相なんでもうつらいつらい。
ポスト宮崎? つまり20年後の国民的な映画作家? 本当にこの人でいいの? まあジャニーズ帝国みたいにジブリ帝国だった時期があるせいでこういうことになってしまったんだろうけど、画面作りに非凡な才能があるというだけで、大した教養もない奴を神棚に飾らなければならないカリスマを祭り上げる発想が薄気味悪いし居心地悪いしもう最悪。
コイツ一度でもテレビアニメの平均的な予算と時間でやらせたほうがいいわ。君の名は。ではこれまでついてきてくれたアニメーターたちを切り捨てて東宝マネーであてがわれた超豪華なメンツのアニメーター引き連れて興行収入はこれまでの最高が1,5億を初日だけで軽々と塗り替えるくらいの大宣伝攻勢。プロデューサーたちは頑張ったよねえ。シン・ゴジラより興行収入あげちゃうかもしれないんだから。宣伝はうまくいったよね。口コミはどうなんだろうなあ。シンゴジラみたいになるのかなあ。どう考えても駄作だけどなあ。
本編のうざったさは、まず、入れ替わりの際の決まりごとの曖昧さ、具体的なルールや法則性の明示のされなさ。これにいらつく。元に戻れば記憶が薄れるとか、バカにしてるだろ。
他人と入れ替わったのに学校に行きバイトに行き、お互いの素性を知っても連絡を取ろうとしない。そんな日常を代行するくらい打ち解けても自分が生きている時間や日付に気付かないという脚本がわざと主人公たちをバカにしていて、もう序盤で冷めていた。写実的アニメのくせしてこのラインのリアリティの話なんだなと。思春期の男女が入れ替わって? 家族や友人がそれまでと変わらずに? 陰口叩いてくる同級生の威嚇のために机を蹴っ飛ばすの? ホントに大丈夫? そのレベルのリアリティでやってくの? 女子力が高い男子高校生と女子大生が仲良くなる過程のディテールもろくにかけないからランチして笑ってればいいの?
前半のガバガバなリアリティが死ぬほど退屈で、アホらしかったわ。憧れの年上のお姉さんのマネキンっぷり、生々しさの演出がタバコって失笑でしかない女性観。もう一段階読み込むと、バカな男たちが惹かれる顔と身体だけの女として、あの先輩を描いているかもしれない。青春の幻影的な? まあ嘘だけどね。魅力的な現代的な女性像なんて新海誠に誰も期待してないでしょう。もう単純に、長澤まさみばりにいい女っていう記号でしかない。
主人公をめぐる人間関係にしたって、後半の探索を円滑に進めるメンツの確保のためでしかなくて、ハリボテ感がすごいんだよね。まあこういう部分はオリンピック見ても分かるように日本中がスクールガールスクールボーイコンプレックスで単に学園物っていう牢獄にいるようなもんだから、ガキっぽい世界観になるのは国民病なんだけど、ただの事実として、選択した物語のギミックにふさわしい舞台設定の調整と情報量のコントロールがド下手。何か原作をつけてアニメを作ったこともない、TV放送で1話20分で回したこともないんじゃそうなって当然だよ。
まあこういう勢いで迫力を出している、野生のバカであるがゆえの新海誠という作家性があるのも事実とはいえ、君の名は。を名作として崇めようとするのはやめたほうがいい。新海誠は文芸的にはリゼロと同レベルなんだから。あのバイト先のレストラン、高級シャレオツぶってるけど、客の民度から察するに最低ランクでしょ? パンケーキのお店のほうがランクはるかに上なんでしょ? 物語の動かし方がつまようじドキュンを活用することでしか分からないんでしょ? やばいよ、あれは。つうか長澤まさみがなんか機転を利かすのかと思ったら謝るだけだったし、ガチで思春期男子が顔と身体だけであこがれてる女性っていうイメージなのかもしれないなあ。まあどうでもいいが。
最初から最後まで、子供っぽいふわふわした基準のリアリティで物事が進んでいく。入れ替わりギミックのぼんやりした設定だけじゃなくて、人間関係とかもヒロインにおいてすら、投げっぱなし。思わせぶりなセリフで色々匂わせるんだけど、それだけ。冒頭で、ヒロインとおばあちゃんが父親とうまくいっていないという物語的な課題を提示しているのにほっぽりだす。ヒロインの家系の巫女的能力があることだけほのめかして、クライマックスの筋に絡まない。ものすごい空虚な存在でしょ、父親が。碇ゲンドウ的ですらない。母親なんて排除しちゃってるもん。
後半の畳みかけるような展開は、正確に把握できたかどうか自信がないけど、もしかしたら、きっちりつじつまが合うように作られているのかもしれないけど、仮にそうだとしても、見ている側との意思疎通がほとんど感じられない。何がどうなれば物語としてオーケーなのか、ゴールが正確に提示されないでしょ? 酒を飲んだら入れ替わりが発生するとか、そんなん言われても、法則性はないのでどうとでもなる展開でさ。
んで助けに来て、おばあちゃんは入れ替わりに気付いても、彗星の話は信じないとか意味不明だろ。父親を説得にも失敗して声を荒げたら「お前は誰だ?」というところでやっぱりあの家系は死んだ母親ふくめて代々そういうことがあったんだと示唆されるわけだけど、なぜか場面転換して逃げ出すように「俺じゃ説得できないのか」って好きな女性の父親とのコミュニケーションを放棄して、なんか展開おかしいなあと思ったけど、彼女とバトンタッチで世代を超えて組糸の家族の和解がテーマかと思ったらそっちも何もない。わだかまりを解消するとっかかりが示されるわけでもない。
土建屋と放送部とか、人間関係と設定がご都合主義的なのはまだ許せても、カタルシスが用意できてない。子供と大人が揉めて、対立して、そこで何かしらのきっかけでうまくいきはじめて、カタルシスが生まれるはずなのに、あれ、なに? 避難訓練て。リゼロみたいに、自分が頑張ってますってアピールするためだけにあの状況があったの? 大人たちは?
現実なのかよくわからない「たそがれ」の場所で幻想的な背景の中でマジックで「好きだ」ださいわ~、普通書かれたらその場で見るだろ。ださいわ~。
そのへんのラノベアニメにないもんっつったら時間のメタファ~()であるあの伝統工芸とかなんだろうけど、物語の中のアリバイ作りとかになっちゃってない? 組糸にしたって、ただのドラマティックな恋愛の盛り上げ役っていうかさ、あのアニメの中の世界であの伝統芸能がどういう存在でこれからどうなっていくのか、とか故郷を災害で失い、跡形もなく消し飛ばされた人々は、東京でつつましく暮らして結婚とかしちゃいますよ? 憧れの先輩も結婚とかしちゃいますよ 君たちも幸せになろう? 頑張っていこう?
は?
震災の記憶と自意識過剰な文学青年が出会って作品にしちゃう最悪のケースの一つ。自分たちを彩る美しい壮大な光景、君の名は。の描く震災は、ロマンティックで残酷な恋愛が体験できるアトラクションなんだよ。BGMはRADWIMPSでさ。
要するに、子供の幼稚な恋愛の話しか興味がないし、子供の幼稚な恋愛の話しかできないの。この人は。庵野が言うコピー世代っていうのよりもう一段階ひどい。子供の世界観でしか物を語れないうえに、何か題材を選んだとしても、それを自分の自意識のファッションみたいに扱ってしまう。
なんか、今回の新海誠をとりまくメディアとかアニメファンの状況が、裸の王様が誕生した瞬間を目撃したような気分になる。
追記
トラックバックで白状がどうとか頭のおかしいこと言っている人がいますがなりすましの変人です。書いてることも奇妙でどういう意図があるのかよく分かりませんが。
NEW GAME!第8話はロリ要員として涼風青葉と双璧を成す、桜ねねを中心に物語が進行する。
比較的序盤に、八神コウが冷蔵庫に入れておいたプリンをねねっちが食べてしまう事件が発生。
恐ろしいことに、この死ぬほどどうでもいい事案は最後の最後まで引っ張られ、尺の大部分はプリンの話なのだ。
あぁ、本作を途中から観始めた諸兄諸姉のために補足すると、この作品はデスマってるゲーム開発現場で過労死寸前のおっさんたちの幻覚を漫画・アニメ化したものである。
ゲーム会社でありながら、プリン消失に気づく心の余裕がある一点だけ見ても、完全にファンタジーであることがお分かりいただけるだろう。
今回のサブタイは『夏休みだぁああ!!』であり、無論おっさんたちの叶わぬ願望、魂の咆哮に過ぎない。
ちなみに登場人物たちが鋭意制作中のゲームは『フェアリーズ・ストーリー』というタイトル。
妖精さん(フェアリーズ)はおにゃの子たちだろうか、それともおっさんたち? いずれにしても本作は労基法の埒外に広がる幻想世界を舞台としており、妖精さんはきっと必ずいや間違いなくいるに違いない。
しかしながら、おっさんたちの妄想に終始しているというわけではなく、ときおり垣間見える現実が物語に奥行きを持たせており、日常系アニメに飽いたユーザーの視聴にも耐え得る作品だ。
例えば、冷蔵庫の中にレッドブルがチラ見えしたり、青葉とねねっちが土下座したり、寡黙なひふみん(今回は一言も喋らない)が失語症を発症した従業員のメタファーだったりと、ところどころにおっさんたちからのSOSが挟まれている。
エンターテイメント性を維持しながら、業界の窮状を訴える社会派アニメなのだ。
シンゴジラが気にくわない人がこれは評価するという映画を聞かないとなんとも言えないかなあ
理解できないというか
(1)あんなインチキ外人がドヤ顔でこれみよがしに出しゃばられても・・・
→そうは思わなかった
(2)怪獣がそんなに怖くない
→普通に怖かった
→映画ってそんなもんですよ
→そうですか
もう単なる感覚の話だから、そう思うでしょうねあなたはってレベルで
ただ表現力不足なのか納得する所まで行かないんだよね
クローバーフィールドと比較してたけど、
実験的で硬質な雰囲気は似てるけど、全く目線も要素も真逆の映画なんだよね
まんまエヴァとかヤシマ作戦っていうのも分かるんだけど普通にエヴァが
オタクのテクノクラート、う〜ん、軍がミサイル打ち込んで終わる映画の方が多い気がするし