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はてなキーワード: ビジネスモデルとは

2013-11-28

http://anond.hatelabo.jp/20131128234424

直接書いていなくても、ビジネスモデルを考える必要に迫られるのは中小ってことになる。

からそう言ってるんだけどなんでそれをドヤ顔で語ってんの???意味わからんぞ???

http://anond.hatelabo.jp/20131128233101

なんで会ったこともない人間ひきこもりかどうか分かるエスパー並の直感力があるのにこんな簡単な文章も理解できないんだ?

まさに無能

俺はお前の主張をお前より深く理解してるから、解説してやるよ。

お前の主張では大企業はぬくぬくやっても利益でるのだから、当然産休も簡単に出せる。

となるとビジネスモデル改善して収益を上げないといけないのは中小になる。

直接書いていなくても、ビジネスモデルを考える必要に迫られるのは中小ってことになる。

お前の主張はそうだってだけで、現実は違うが。

お前こそひきこもりすぎて脳が退化したんだろ。

http://anond.hatelabo.jp/20131128232724

中小ビジネスモデル考える」なんて話はしてねーだろうが。

読解力なさすぎ。家に引きこもりすぎなんじゃないの?

俺は子育ては極めて重要だと思ってるし尊重するが、それを言い訳にして馬鹿とか無能を尊重する気にはなんねーよ。

http://anond.hatelabo.jp/20131128232146

大企業がぬくぬくやってるとか中小ビジネスモデル考えるとか、もうアレすぎる意見をどうもありがとう

http://anond.hatelabo.jp/20131128231642

頭悪いなあ。

リソース不足を改善できないってことは、補充できるだけの収益が出てないってことだろうが。

そのくらいのショボいビジネスモデルでやってる会社現実に多いって話だろ。

ぬくぬくやってりゃ利益が出る大企業しか見たことないのか?おめでてーな。

クソなビシネスモデルからこそ無能を雇ってる余裕はねえっつー話だよ。

2013-11-09

オタク踏み絵

ジャンルオタクから搾取すげえな」って言われるオタクジャンルにハマってる。

最近の展開が回収欲、達成感を煽る>コンテンツを楽しむ、になってて、とてもつらい。

ビジネスなので仕方ない。そりゃ、今時目を引くようなコンテンツ作るのコストかかりすぎるし。

仕方のない流れなんだろうけどね……

コンテンツひとつ作って一人にひとつ売るだけでは、オタクみたいな小さな市場では、ビジネスとしてうまみがないんだろう。

ランダムにして顧客単価(?)あげられるなら、そうしたほうがいいに決まってる。

それでまた目を引くようなリッチコンテンツを作る。オタク達の達成感を刺激して、稼いで、また作る。

このサイクルで売上が下がったりしてないんだろうし、むしろ好調なのだろう。


こういうジャンルのファンは、コンテンツを味わい愛でるより前に、投資機会を伺う投資家にならなきゃいけない。

このランダムグッズは、投資金額に対して、どれくらいの快感を与えてくれるのか?

このコンテンツ投資できる自分のできる金額は?その勝率は?期待値は?最低ラインは?失敗した時のリカバリーは?

それでやっと、株でも買うかのように、商品に手を出す。

そんなことを考えていたら、大好きな作品の垂涎ものコンテンツなのに、色あせて、なにも欲しくなくなってしまう。

私はただ、コンテンツを心ゆくまでゆっくりと味わい、なめ尽くし、一緒に過ごして行きたいのだ。

なのにどうしてこんなに忙しいんだろう。

私は投資のことを考えるのは嫌いではない。でも大好きな作品ではやりたくない。何かが違う。

コンシューマゲームとか、まだコンテンツビジネスモデルだよね。だから、大好き。

でも、それじゃ立ち行かなくなっちゃったんだろうなあ……

とりあえずこのジャンルオタクでいるのが辛くなってきてる。

でも大好きだからジャンルから撤退できない。

2013-11-06

何でもかんでも課金=悪じゃなかろて

たとえば、3DCGで剣を1本作る2Dでもいいけど。

3DCGでキャラクター1体モデリングする。無料で追加せよ。って方がおかしいだろ。

いくらなんでも、モデリング代はくれよ。ってのはあってる。

最初に10体、月に1体毎追加ってのは別に悪くはないビジネスモデル

 

ただそこに、追加される1体は他の10体と比べてパワーアップされてる。とかチートだと。どうだろう。という話になって。

話が吹き飛んで、もうチートするためだけにお金を払う。となると、どうだろう?という話が強くなる。

 

ようするに、課金で問題にされてるのは、ゲームバランスを崩すために課金されるものであって

ゲームシナリオアイテム純粋に追加するだけの物が文句を言われるのは違う。

 

一人プレーとかでゲームを楽しめるための課金と、社交性を煽るための課金は分けてくれ。迷惑はなしになる。

2013-11-03

http://anond.hatelabo.jp/20131103214414

レッドオーシャン競争相手を駆逐するのがビジネスモデルだ」と言い切ってるならどうしようもないよね

実際過去日本人がやっていたことはそれに近いわけだし

今の日本人ビジネスマン自覚しないでそれやってる奴多いからそっちの方がクソだわ

2013-10-20

http://anond.hatelabo.jp/20131019234754

これこそ、現場努力だけで「終わってるビジネスモデル」をどうにかしようとする最たる例では。必要だと思えるサービスをつくって契約してもらうのではなくて、不要サービス強制的に加入させて解約忘れを狙うような狡いやり方をしてきた結果だと思う。客は自分必要だと思えないものに進んで金を払うことはないのだから。とはいえ、自分には「必要だと思えるサービス」なんて思いつかないけど。

システムとして破綻している」=「利益が出ないビジネス」ってこと。個人としてできることは、先のない船からは早く降りることぐらいだと思いますよ。

2013-10-18

タマホームビジネスモデルを丸裸にする

増田に書くスレじゃない気がするが、身バレしないように、増田に書いておく。

ローコスト住宅大手タマホームがなぜあんなに安いのか、いろいろと調べてみた結果。

知恵袋とか検討ブログには、一部ミスリーディング情報散見されるので、その訂正伝票の意味合いもある。

最大の理由は3点

1.「タマルール」と呼ばれる設計制約を設け、規格化メリットを最大限追求した

2.工期が徹底的に短い(2ヶ月程度)、工期遅延しない

3.営業利益率が低い(薄利多売、業界最高利益率水準のへーベルハウス等と比較すると相当低い)

タマの営業セールストークや検討ブログ

 「タマは大量発注しているから、その分安くなる」という説明がなされることがあるが、あれはミスリーディング

 嘘はついてないかもしれないが、タマより大量発注している積水ハウスは、なぜ高くなる?

※「質が悪いのでは?」という懸念の声も結構あるが、調べてみると、建物スペックは低くない。

 但し、「工事監督マンパワーが少ない」という意見もあるようなので、

 心配な方は、第三者機関による検査を追加されることをお勧めする。

タマルールによる設計規格化】

タマルール」については、詳しくはググって欲しいが、

「外周長さは0.5m単位でないとダメ」とか「軒出●センチ以内でないとダメ」とか

「下屋比率●%内でないとダメ」とか「柱が●m内に配置しないとダメ」「吹き抜けはダメ

のような、様々な構造ルール

他社、例えば住友林業だと設計可能なプランも、タマだと設計不可になる。

そして他のローコストビルダーも、ここまで厳格にルールにしていない。

しかし私見だが、このタマルールこそが、ローコスト住宅大量生産する最大の秘訣だと思う。

端的に言えば、

タマルールに該当するシンプルプランであれば、タマで建てるのがオトク、

 タマルールに乗っからなければあきらめろ」である

タマルール導入によるメリット

タマルールを導入することで、事実上設計スタッフ人件費不要になる」

タマルールを導入することで、間取り打合せ期間が短縮され、回転率が著しく向上する」

タマルールを導入することで、シンプル構造となり、工期が短縮される上、現場ミスが無くなる」

タマルールを導入することで、予め資材をプレカットできる」

などである

設計スタッフコストカット

 タマルール導入により、「構造資格・知識に乏しい営業マンでも、構造的に問題ない間取りを描けるようになる」。

 これが大手他社だと、営業・工事以外に「設計スタッフを抱え、設計マンが顧客間取り打合せする必要が生じる。

 タマ内部にも設計スタッフ存在しなくはないが、それは「対役所への建築確認申請清書マン」でしかなく、

 基本設計は全て営業マンが担う。

 なので、社内の設計マンの人数比率は著しく低い

・打合せ期間短縮メリット

 タマルール導入によって設計マンを同席させる必要がなくなるので、打合せのセッティングはしやすくなる。

 他社の場合、「次の土曜日に打合せしたくても、設計マンの都合が悪いから、その次の土曜日・・・」なんてこともある。

 タマ場合当事者が少ない分、打合せはスピードアップする。

 あと、当事者が少ないなら、「営業マンに伝えて、でもそれを設計マンに伝え損ねた」のような 

 「伝言ゲームミス」の危険性が減る。

 というか、タマ場合、営業が最初の商談時に、顧客の目の前でCAD(建築プレゼンソフト)を駆使してプランを仕上げてしまう。

 他のハウスメーカーが「顧客ニーズ設計者がヒアリングして、1週間後にプラン提案する」というスピード感なのに対して、

 タマ場合最初の15分でプランが決まっちゃう

 (最初の15分で間取りを書けるように、営業マンがトレーニングしている、という情報もある)

 なので、「最初の商談~契約~着工」までの所要期間が、他のハウスメーカーよりも1ヶ月は短い。

 後述の通り、工期自体も1ヶ月は短いから、都合2ヶ月は短い。

 他社でトータル6ヶ月かかるのが、タマだと4ヶ月だったりする。つまり生産性が1.5倍ということになる。

 あとこれは余談だが、玉木社長ポリシーで、

 「タマ顧客宅へ出向かない、顧客タマホーム事務所に来てもらう」営業スタイルを取っている。

 玉木社長曰く、

 「タマホーム顧客は、正直なところ、(他メーカー顧客と比べて)そんなに広い家に住んでいる訳じゃない。

  狭い家に住んでいることに引け目を感じている顧客のところへ訪問して、顧客に余分な気遣いさせることはない」ということ。

 ※大手他社の営業スタイルは「顧客の自宅を訪問しろ!」である

 しかし、これは同時に、

 「顧客の方からタマ事務所に来てもらうので、営業マンの行動効率が凄く高い」ということにも繋がる。

 また、タマはローコストなので、集客力が他社より大きい。

 ということは「他社と競合するような客を捨てても、まだ他に客がいる。だから競合するよう客は深く追わない、確実客だけ狙う」

 ということになり、「営業効率も高い」ということになる。

シンプル構造メリット

 タマ場合構造シンプルから、単純に構造材の使用量が減る。

 (戸建に限らず、建築は形状が複雑だったり、吹き抜けを作ったりという「遊び」が増えると、構造材使用量は増えてしまう)

 それ自体が構造材のコストカットになるが、それ以上に

 「工事内容が単純だから、工期が短い」(=下請けへの発注額が減る)

 「工事内容が単純だから、熟練大工じゃなくても施工できる」(=下請けへの発注額が減る)

 「工事内容が単純だから、施工ミスが減る、手戻り手直し工事が減る」というメリットが生じる。

 また、シンプル構造なので、下請けをそんなに監督する必要もないので、

 工事監督の人数を減らしている、という話もある。

 因みに、耐震性能という観点では、建物形状はシンプルにするのがベターである

 外観が複雑な家は、見栄え的にはカッコイイ家だが、耐震的にはオススメできない。

・プレカットメリット

 構造シンプルなので、工事現場で加工しなくても、製材工場の時点で「プレカット加工」を施すことができちゃう

 ある意味、半分プレハブ化させてしまうのである

 半分プレハブ化することで、現場加工手間が減り、下請けへの発注額を減らせる。

【工期が短い、工期遅延しない】

・先述の通り、タマルールによってシンプル構造にして、工期を短縮できるように工夫しているが、

 同時に「工程表を厳格に守っている、工程表通りに下請け業者が入る、工程表から遅延することはまずない」ことも大きい。

 これはつまり、相当早い段階(着工よりも相当前)で、下請け業者へ仕事発注をさせていることを意味している。

 下請け業者からすれば、「365日、常にどこかの仕事を請けておきたい」

 「できるだけ早い段階で、先の仕事スケジュールを埋めておきたい」というのがある。

 直前になって仕事を突然請けたり、スケジュールが急遽ズレたり、スケジュールが空いてしまうのは、経営的に望ましくない。

 そういう点で、早期にスケジュールを埋めてくれて、スケジュールのズレがなく、発注量も多いタマホーム

 「理想の元請先」となる。

 

 逆に言えば、下請業者を確保しやすいから、タマからすれば安い価格下請け発注できることになる。

 一説には「工期を早めたタマ工事担当にはボーナス支給、遅らせたらペナルティ」らしい。

タマ場合、「坪数で工期は決まってしまう」らしい。

 「35坪の家なら工期●日、40坪の家なら工期●日」という感じ。

 なので、詳細なプランをフィックスする前の時点で、

 「●坪の家を建てる」と打ち合わせた時点で、工程表がフィックスされ、下請業者へ発注が通ってしまう。

 (普通なら、プランをフィックスしないと工程表も組めないし、ましてや下請け発注も出来ない)

 早期に下請発注できてしまうのは、タマルールメリットといえよう。

タマ場合キッチントイレバスルームや、床材壁紙などの「住設資材」の選択幅が小さい。

 「ヤマハキッチンを入れたいのに・・・」という「わがまま」が、通らなかったりする。

 住設資材の選択幅を狭めることも、一種の「タマルールであると言える。

 これによって、大量発注によるコストダウン効果が出るほか、

 「発注ミスが減る」「打合せ回数が減りスピードアップになる」「施工の現場調整が減る」というメリットが生じる。

【その他のメリット

メータモジュール採用、というのも大きい。

 他社のような尺モジュールだと、関東関西微妙サイズのズレが生じたりして、

 全国統一でプレカットすることができなくなるそうだが、

 メータモジュール採用で、「全国統一でプレカットできる」

 また、輸入材はメータ単位で輸入されているのを、尺モジュールだと端数カットしてしま無駄が生じる。

 メータモジュール化で、この無駄がなくなる。

デメリット

以上、タマホームメリットばかり書いてきたが、デメリット結構多い。

タマルールに載らない、ワガママプランを書きたい人には向いていない

タマの標準住設以外を使いたい人には向いていない

・3階建て、2世帯などは苦手

東京大阪のような都市部場合、斜線制限などの法的制限がキツいが、

 タマルールだと法的制限をクリアしずらい。

あと、これは建物の問題じゃないが、

タマの営業マンは掛け持ちで忙しいので、「打合せスッポかし」や「言った/言わない」のトラブルが他社より多い

という指摘もある。

なので、「地方圏で、こだわりのない家で構わない、という人には、悪くない」が

「こだわりの家を建てたい、都市部で建てざるを得ない人にはあまり向いてない」ハウスメーカーであることは事実である

自分的には、「まあ、こういう割り切ったビジネスモデルもアリなんじゃないか」と思う。

2013-10-07

http://anond.hatelabo.jp/20131007232146

あのビジネスモデルでどうやったらそんなに損できるのか疑問。

売り上げなしで、社員100人てことか。人が多すぎだろ

2013-10-06

竹内氏はSDカードを入れたいのかクラウド化を進めたいのか

iPhoneではアップルはフラッシュメモリを10倍高く売って儲けている - 竹内研究室の日記

フラッシュメモリでこれだけ大儲けできるのだからメモリカードスロットiPhoneiPadに作らないはずです。

もし、メモリカードが使えるようになったら、ユーザーiPhoneiPadを購入する時は一番メモリ容量が小さいモデルにして、メモリ必要な時は、メモリカード自分で購入して容量を増やすようになるでしょう。

(略)

ほとんど労力をかけずにフラッシュメモリで儲けられる、というビジネスモデルがある限り、アップルはいわゆるシンクライアントネットワークコンピューターといった、データをできるだけクラウド記憶して、端末のメモリを少なくする、という方向には行かないのかもしれませんね。

(略)

こんなにお手軽に儲けてしまビジネスモデルが、いつまで続くんでしょうね。

中盤の文章から竹内氏がメモリーカードスロットの付いたiPhoneを望んでいるかのように読めるが,終盤ではクラウド化を求めているかのようだ。

しかし,クラウド化を求めている部分は相当に意味不明である

端末容量を後から増やせず,しかも大容量版が(異常に)高いという現状は,ユーザーにとってデータをできるだけクラウド記憶して、端末のメモリを少なくする、という方向の動機となる。

まり竹内氏がお手軽と詰るAppleビジネスモデルは,竹内氏が望んでいるかのように言うクラウド化の推進に役立つ方向性である

(実際にiPhone拡張する数多くのクラウドサービス成功していることを,まさか竹内氏が知らぬはずはあるまい。)

逆に自分必要な容量を簡単に増やせるSDカードスロットが付いていれば,クラウド必要性は薄まるだろう。

 

はいったいAppleビジネスモデルをどのように見ているのだろうか。

容量と価格顧客に明らかなのに「Appleは大容量版を不当に高く売りつけている」などと考えはしないはずなのだが。

ユーザーは高い金を払って大容量版を買う必要は無い。

もし大容量が必要であっても,クラウドによる代替は既に充実し,しかも拡大を続けている。

大容量版は,クラウドという普通の解決策では対応できない特殊な需要ニッチ)に対する商品であり,需要が特殊・少数である以上は,それに見合った価格が設定される。

逆に言えば,その価格に相応する(クラウドにはない)付加価値見出しユーザーけが大容量版を買う。

2013-10-04

システム開発業界の縮図がはてなで見れるとは思わなかった。

よく分からなくて開発側を叩くユーザーと、やばいこのままじゃ赤字だ!とユーザー側を叩く開発側。

価格競争に陥ったこの業界で、今のビジネスモデルはお互いの首を絞めるだけ。

オーダーメイドで作りたかったら委任で人雇って内製化すべきだし、

外注パッケージオンリーくらいの気持ちでいた方がいい。

外注オーダーメイドは今後絶対に廃れる。

2013-10-03

http://anond.hatelabo.jp/20131003212934

作る側の人間だけど、言ってる事正直分かるんだよな。

ウォーターフローモデル工程ごとの契約って、

基本的に顧客目線ほとんど入ってなくて、作る側が使いやすいだけ。

顧客があとで『へっ?』ってなってキレ出すのも分からんでもない。

作る側も相手が分からない事を良い事にぼったくってくる事が多いし。


その一番安い業者は良い業者だと思うよ。

話聞いた上で、赤が出ないラインを見極めて安い見積もり出してくれたわけだから

全然そんな感じしないかもしれないけど。


日本システム開発無知顧客は悪が基本。

こんなビジネスモデル採用してるの日本くらいらしいけど。

2013-09-18

http://anond.hatelabo.jp/20130918153815

延期できたとしても、その分遅れる入金のせいで資金繰りショートして終了、みたいなのは中小なら普通にありそう。

リスク管理がどうとかバッファーがどうとか立派なこと皆言ってるけど、日本中小企業なんてそもそもビジネスモデル破綻してるところがザラだし、

いくら綺麗事言ってもそれが事実だし、そういう(ご立派な意見としては本来存続するべきでない)企業が軒並み潰れたところで日本人の半数くらいが路頭に迷って日本終了するだけだし、

結局そういう会社では女性雇う余裕なんてないよね、で終わる話だと思う。

てか受託開発ビジネスなんてよっぽど特殊なことしない限りビジネスモデル破綻か常に補助輪なしの自転車で低速綱渡りかのどっちかしかないよね…。

2013-09-16

http://anond.hatelabo.jp/20130916154456

もう時代が変わって既存ビジネスでは収益が上がらなくなったんだったら、大人しく規模縮小するのは自然なことでしょ。

それが嫌だったら新しい儲かるビジネスを考えださないと。これまでと同じ事やり続けたい!規模も縮小したくない!って、ダメ老害経営の典型。

まあ日本らしいっちゃあらしいけど。そんで破綻したビジネスモデルで無理矢理会社を維持するためにブラック企業化すんだよねえ。

2013-08-28

http://anond.hatelabo.jp/20111110212811

最後リンクが謎すぎる。ステマ?とは言わないでおきますけど。

ここで皆さんに耳よりな情報です。インチキヤクザ引っ越しセンターの代わりに我が家引っ越し完璧にこなしてくれたのは・・・

アリさん!アリさんマーク引越社です!

アリさんマーク引越社はこちら!

正直、これとても信じがたいです。むしろ私はアリさんマークに嫌な思い出がありますよ。

ネットで複数社に同時見積もり依頼取れるサイトというのがあって、何社かはネットで回答送ってきた一方、アリさんマーク訪問して見積もり取りたいというのでまあ来て貰ったんですよ。

ところが、言った値段が全くもって他社に比べてぼったくりでした。隣の市への引っ越しなのに、以前2日がかりで500kmぐらい引っ越しときに別の業者に頼んだときと同じぐらいの値段。ああこれはもうダメだなと悟り

今日ありがとうございました。お願いする際は後日またご連絡します」

と、婉曲にお断り言ったわけですよ。

そしたら、先方の態度が急に露骨に不機嫌丸出しになり、

「この時期忙しい中で時間作ってきてるのにその返事はなんですか」

とか逆ギレし出したわけですな。さすがに私もカチンときたので、

「そんなこと言われても、今日お返事するなんて約束した覚えはありません」

と言い返したところ、向こうは明らかにふてくされた表情で、

「じゃあどうやったら契約してくれるんですか!」

と言い放つに至ったわけです。

もうここまで来たら意地でも契約する気にはなれないですよね。そんなわけで、以降は木で鼻を括った対応に終始するも、いつまで経っても帰らない。もう殆どから

「これ以上四の五の言って帰らないようなら警察呼びますよ」

という言葉が出かかったところで、やっと出て行ってくれたわけですが、まあ不愉快だった。

というか、不愉快という以上のものを感じましたね。私が当時20代の男だったからいいようなものの、女性の独り暮らしとかだったらびびって契約してしまいかねないのではないかと。商売のモラルとしていかがなものかと思うんですよ、正直。

後日談

ちなみに私がそのあとどうしたかというと、ネットで一番安い見積もり取ってよこしたローカルな業者に頼みました。電話したとき対応が一番誠実だったし、話しぶりに「プロの誇り」を感じたもので。

実際、当日もすごくてきぱきと仕事を片付けて、しかも壁に傷一つ付けない。感心しましたね。それで

「今まで何度も引っ越ししたことありますけど、どこの大手さんよりも仕事速くて的確でしかも安いですね」

と思わず感謝言葉を伝えたところ

プロ技術で沢山件数こなして稼ぐビジネスモデルですから。そりゃアルバイトとは違いますよ」

と言われて、いたく感心した次第。

仕事というのはこうあるべきなんだなと、自分まで身の引き締まる思いがしたものですよ。

2013-08-20

スタートアップメディア狂奏曲 Techwave VS the Startup

こちらの記事を見て大変すばらしい記事でしたので、私もジャーナリストの端くれとしてメディアを書かせていただきました。

クラウドソーシング狂想曲:クラウドワークス vs ランサーズ

http://thestartup.jp/?p=6849

ランサーズが不利な記事掲載でThe Startupクレームを入れて黒煙が上がる: やまもといちろうBLOGブログhttp://kirik.tea-nifty.com/diary/2013/08/the-startup-033.html

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今までにないテイストの記事を。スタートアップ寄生してドヤ顔メディアを語ってるメディアスタートアップ界隈で2013年の旬な分野の一つであることは間違いありません。先日寄稿した記事ではtechawaveをマーケットリーダーとして取り上げました。

スタートアップメディア市場について私個人の見解を述べておきます。あくまで私のフラット見解です。(本稿が仮に広告記事であればここまであからさまな記事は書けないでしょう)この種の比較記事は取材して書いたのでは、事実を正確に記載して並べるだけというのがオチです。事実比較する記事とは別軸で、どういう理由でどちらが勝つのか?を読者は知りたいのではないでしょうか。

つのは1社:ポジショニング勝敗が決まる

ジャンル特化型のスタートアップメディアも多数出てきていますが、数年後に巨大なプラットフォームとして残るのは総合型だと思います。よって、事実上Techwave vs The Startupの戦いだと思いますので、本稿のタイトルはそうしました。両社のポジショニングを下記に記載。

http://uploda.cc/img/img5213041c088c9.jpg

私の周囲でスタートアップメディアを読者側として購読している人が何人かおり、そのサンプルを元にポジショニング作成しました。後述するビジネスモデルの項で触れますが、読者の規模のスケールが事業上の肝になるので、単価の高い記事が流通していて、質の高いライターがいるTechwaveの方がスケーラビリティがあります

実際に両方を購読した人に聞いてみると、ライターの質がTechwaveの方が圧倒的に良いという意見が多かったです。Techwaveの方が相対的に有利なポジションを獲得しています

最大の論点:マーケットはどこまで伸びるのか?

スタートアップメディアを語る上での最大の論点は「マーケットのアップサイド」です。鶏と卵理論で、スタートアップメディアという市場成熟するに連れてライターが増えたり、購読する読者側も増えるでしょう。スタートアップメディアが新たなメディアとして定着するのは自明ですが、それが既存メディア代替し得るほどのものになるのか、ポータルサイト市場を潰すほどになるのか、ノマドお小遣い稼ぎで終わるのか。

個人的には、最低でもポータルサイト市場をある程度潰すような市場には成長すると思っていますITV河野さんあたりに、寄稿にあたりどのようなライターの質の算出をされたのか、お伺いしておきたかったですね。

ビジネスモデル広告収入のためPVスケールが肝

ビジネスモデルの解説です。

the Startupビジネスモデル

炎上モデルPVに比例したアドセンス報酬によるPV数の1〜2%(ゆえに粗利が1-2%)

利益率:低い(ゆえにスケールが絶対条件)

・将来的には広告もあり得る

■私が考える経営上のポイント

キャッシュが貯まりにくいため、早めの就職必要

・資金を元に、挑発炎上PDCAスピードを上げる

■the Start up vs techwave現況

techwaveライブドア提携

・theStartup:未だ提携リリースが聞こえない

theStartupが未だに提携されていないのは、市場ではtechwaveの勝ちと思われているからなのかもしれない。事業開始1年でtechwaveより有利なポジショニングを取り、事業モデル上1社が勝ちやす市場であろうため、賢明な読者であればもう勝てないと判断する可能性がある。

結論、techwaveの勝ち。と本誌では予想します。

どのポジショニングを取るのかが一番重要。その後のオペレーションも勿論大事ですが、ポジショニング生命線。Techwaveの有利なポジショニングの前に、The startupの優位性は機能しないでしょう。

Techwave vs The startup、他のメディアや個人ブロガーの方によるその勝敗を占う記事も見てみたいですね。僕と違う軸の記事が出ることを期待しています

2013-08-14

いまどきネットワークビジネスにひっかかるバカ

飲み屋たまたま隣になった20ちょいの若者が、清々しいくらいにネットワークビジネスにはまってて熱弁してくるのでウケた。

「めちゃくちゃ稼いで高級マンション住みたい。同じネットワークビジネスやってる先輩はめっちゃ稼いでる」とか。

具体的なビジネスモデルはなんなのか聞いても、ITがーとかサプリがーとかくだらんことばっかし

全部受け売り自分の考えとか言葉じゃないじゃん。

専門学校卒らしいが、本当にビジネスセンスあるんなら学校でせっかくとった国家資格つかえば堅実に楽勝で稼げるだろ。

口だけ威勢いいこと言っといて、「ビジネスを起こす経験を持てるなら、失敗してもいい」とか言ってんの。そんなの失敗したとき言い訳するための保険じゃねーかバカじゃねーの

とか思って説教するとこの人はわかってくれない人だみたいな感じで口数が少なくなる。お前のためを思っていってんだっつーの。

ほんとにめちゃ儲かるビジネルモデルあるんなら、VCでも銀行でも行って自力で金引っ張ってこいっての。

2013-08-08

http://anond.hatelabo.jp/20130808001515

これ書いてるのはたぶん、夏休みの高給バイトっつーことでよくわからんまま面接受けて、右も左もおぼつかず悪戦苦闘してる女子高生フリーターなんだろうと思うが、かくいう自分も一応”中の人経験者なので、事情を知らん他の人も含めてこの手の撮影商法に関してさらっと説明しておく。

(ただし園内での撮影許可に関しては、手元のパンフに「当園の委託を受けた業者が、お客様撮影を行う場合があります」「入場の際には、お客様など入場者を含む写真が、当園の宣伝その他の目的に使われる事を許諾したものします」などの断り書きがされてる例がほとんどだ。園内はそもそも基本的には私有地であることを忘れんように)


観光地では昔から地元写真館が旅行記念写真撮影もやってる例が多いんだが、今じゃデジカメ携帯電話カメラ機能が高性能化してるしでこのビジネスモデルは徐々に時流に合わなくなり、廃業合併も珍しくなくなっている。まずここら辺の事情は、皆の想像通りだ。


元増田場所では富士フイルム社製のライドフォト自動撮影システムが組まれてるけど、娯楽施設以外で販売されるものでは市販の「写真プリンタ」をRAID的に組むことで見た目の出力速度を向上させるソフト(ご丁寧に、ドングルプロテクト付きだ)でプリントした”写真”を渡す業者もある。

http://www.print-better.ne.jp/story_memo_view.asp?StoryID=6103


で、こんな写真を買う人がいるのかって?いるんだよ!そうでなきゃ、自分もとっくに食いっぱぐれてる。具体的な納入先を挙げると、企業学校旅行老人クラブ(年金友の会)、各旅行代理店ごとのパック旅行ツアーでの団体撮影がメインだ。

撮影機材だが、昔は6x7のブローニーフィルム周遊前に撮影・即座に現像して焼付けし、宿泊するホテルロビーまで出張して販売していたものだが、最近撮影からプリントまでフルデジタルでたったの3分無線LAN経由で、キヤノンニコンデジタル一眼で撮影純正トランスミッターを使用してデータ転送がおこなわれる仕組みになっている。

・・・要はつまりガジェット好きな大半のはてなー諸君には、「いらんわ」と言われるだろう商売なわけだ。


ここでひとつ、疑問が浮かぶだろう。「撮影デジタルカメラなら、なぜデータを売らないの?」。

自分も一度そう思った。やってみりゃいいのにと。

ところがそこからは、ウェブシステム系の構築や保守、といった壁が高く立ちはだかる。今まで培ってきた記念写真販売ビジネスノウハウは、そこにはまったく通用しない。

具合の悪いことに、写真ビジネスに関わる人間というのはみな、どこかガンコなところを抱え、しかも年齢が高い人がそう少なくない。したがって、機材のデジタル化に対応できずに絶滅した業者が多いわけだ。

(ただしスタジオアリスなど系列写真館では、「一定期間経過した後に」などの条件で撮影データ販売もしている。もっともこの辺は、ストロボ貸衣装などの撮影器材を常時稼働できるようメンテナンスしている分の人件費も込みのコスト、と考えたほうがいいだろう)


このため、近年の30代未満の旅行者がおそらく求めている「物質としての写真不要ブログにきれいアップロードできるデータがほしい」といったニーズに、当の記念写真撮影業者側が対応し切れていない、という妙な状況に陥っているのだ。

いっそのことウェブストレージビジネス提携すれば話も早いのに、と自分は感じてしまう。


ただしビジネスとして考えた場合は別で、旅行の際にお金自由に使えるのは、現状では高齢者が圧倒的だ。

だったら、彼ら向けに写真を売っていればまだ”延命”できる、と考えてしまうあたりがこの業界悪弊というか、限界を見る思いがする。


※2015.Apr/06th 追記:

ブコメにも記しておりますように、このエントリの著者は id:guldeen であります退職したタイミングからこそ言える事というものも、世間にはあります

http://anond.hatelabo.jp/20130808001515

もちろん、仰るとおりなんですよ…。

スマホでサンプル用として出る画面を撮影する=設備にかかる費用運用費にタダ乗りする行為万引き」ってのは分かる。

スマホの普及(とカメラ撮影のしやすさ)と、SNS日常写真をアップするのが当然という感覚の中で

写真を撮る」ってことの、敷居がどんどん下がってる気がするんだよね。

メモ感覚っつーか、なんつーか。自分のことを考えても、何かに使うという訳でもなく料理写真は一通り押さえてたりするし。

それに伴って「写真を撮ってもいいですよ」という場所も増えてるし。

撮影禁止」という設定自体が、無理がある時代になってきたのかなと思う。

1. アトラクションの後に写真ブースを設け、全ての写真を展示する

2. 気に入った人は、印刷物 / マグカップなどを購入する

というフローが、ちょっと時代遅れな気がする。

写真ブース自体はそのままで

1. 写真が欲しい人は、アトラクション開始前に +100円を払えば、JPEGメール等を使いデジタルデータで貰える。

2. 気に入れば、印刷物 / マグカップなどを追加で購入する。

アトラクション後に、写真が欲しくなった人は、スタッフにサンプルを見せて貰って購入)

そもそも、現状のビジネスモデルを諦めて

アトラクション中の写真データが貰えることを、遊園地自体の差別化として使うとか。

マナーの問題っちゃそうなんだけど、マナーに対する感覚ってのは時代によってドラスティックに変わるから

新しい仕組みを考えていくしかないんだろうなーって思う(例えば、数十年前まで地下鉄でもタバコが吸えた)。

2013-08-03

http://anond.hatelabo.jp/20130803210555

他の増田も言ってるが、給料の額を決める要因としては、スキルのものなんてほとんど影響無いと言っていいぞ。

最も優位な要因はどの業界いるか、つまり会社ビジネスモデルね。

年収を大幅に上げたいときに、スキルを高めて何とかするというのは悪手でしょ。

効率的に稼げてるビジネスモデル会社に行かないと。

2013-07-25

Googleは本気でAppleになりたがっている

少なくともスマートフォンでは。

昨年Googleが買収したMotorola Mobility(以下Motorola)のDroid UltraファミリーSoCであるMotorola X8には、Googleの野望が透けて見える。

Motorola X8の詳細は http://juggly.cn/archives/91084.html でも見てもらうとして、一言で言うなら

X8 ≒ 2013年のミッドレンジSoC(MSM8960T=2コアCPU+4コアGPU+LTEモデム)

  + 常時待ち受けの音声コマンドプロセッサ

  + 各種センサ制御プロセッサ(富士通ヒューマンセントリックエンジン相当?)

な、8コア()のSoCである。後ろ2つがMotorola設計

このニュース見てすぐ

と思ったが、よくよく考えると顧客IPと組み合せてカスタムSoCを作るってのはQualcommビジネスモデルじゃない。

Qualcomm戦略は、リファレンス存在LTEモデム武器Snapdragonを大量販売することだ。

Motorola = Googleは何らかの対価(単に金を積んだか、あるいは虎の子IPQualcommにも使う許可を与えたか)を払ってX8を作ったことになる。

これは今のMotorolaシェアからすると途方もない投資だ。

そして、この投資で得られるものは「SWと(SoCというローレベルからの)HWの協調設計」、つまりApple設計手法だ。

などのDroid Ultraファミリーの新機能はSWでも実現可能だが、待機時の消費電力が莫大になってしまう。

HWに手を入れて初めて、実現できた機能と言える。


GoogleによるMotorola買収後、新規開発された初のスマートフォンと噂されるMoto Xでも、このX8が使われる。

GoogleMotorolaを飼い殺しにする気なんてない。

自ら掛け金を上げて、廉価版iPhoneと同じミッドレンジを獲りに来ている。

2013-07-03

続・ペプチのこと。


前回の「ペプチのこと。」に思いのほかのご好評をいただき、作者としても大変嬉しいです。ありがとう

ただ残念なことに、あの記事を「ペプチドリーム(以下「ペプチ」)擁護」と受取る向きが予想外に多かった。
おそらく、

こういう前提知識を持った上で、ペプチの開示をぜひ読み返してほしい。
おそらく、受け取る印象が多少なりとも(ひょっとしたら大きく)変わるはず。
と書いたのが、「ぱっと見た感じほどの大きなニュースじゃないんだよ。説明が下手なだけ。大丈夫だ問題ない」と単純に言っているように受け取られたんだと思う。

うん。「ある観点から言えば、ファイザー(以下「P社」)との契約解消はそんなに大したニュースじゃない。
その「ある観点」とは何かをはっきりさせるために、蛇足を承知で続きを書くことにした。今度は前回に増してかなり長いけど、ぜひお付き合いいただきたい。

***

「創薬ベンチャー」って何だろう。

通常の定義は、「自社で知的財産を保有する化合物などを『薬』として開発して世に出す仕事をするベンチャー」だ。
ご存じの通り薬の開発には通常10年以上の年月と少なくとも2-3桁億円の資金を要するのでたいていは途中からパートナーとなる製薬企業ライセンスして共同開発するなど資金負担リスクを減らすのがふつうだが、それでもこの定義から外れることはない。

この通常の定義で言えば、ペプチは創薬ベンチャーかというと今のところははっきりと「違う」と言い切って良い。
ペプチのプレゼン資料では、
既存アライアンス事業 【これまでのステージ
新規: 自社創薬研究開発の推進 【これからステージ
と明記されている。
まり、ペプチは「これから創薬ベンチャーになる(つもりの)企業なのだ

じゃあ今は何をやっているのか。
今は、「製薬企業が持っている創薬アイディアを形にする業務の一部を独自の技術基盤(「プラットフォーム」)でお手伝いする会社」。
この「独自技術」とは、自然界にないようなものも含めた「特殊なペプチド」を作る技術だ。

「特殊なペプチド」がなぜ「創薬アイディアを形にする業務の一部」になるのか、ものすごく大雑把に説明してみる。

現代の創薬の多くは「標的となる分子タンパク質)」が先に決まっていて、そこにくっつくものが薬になるという考え方で薬が開発される。
小さな化合物(「低分子」という。亀の甲に手足がついたような絵を見たことがあるだろう)でくっつけることができれば製造コストもたいてい安く上がるし便利なんだけど、小さな化合物ターゲットでないタンパク質にもくっつきやすい(これを「特異性がない・低い」という)。
特異性がない・低いということは、余計なところで悪さをすることにつながる。つまり副作用だ。
特異性の高い化合物、すなわち「狙った標的にだけピタッとくっつく化合物」のほうが、《理屈上は》副作用も少なく、薬として有望と《理屈上は》考えられる。
ペプチの社名のもとになっている「ペプチド」というのは、アミノ酸がたくさん鎖のようにつながった構造をしている、大きな化合物(「高分子」)だ。
図体が大きいから低分子のように器用にいろんなところにくっつくことが出来ず、狙った標的への特異性が高い。
そういう流れで、「これからは低分子でなくペプチド型の化合物が有望なのではないか」という考え方を持つ人が、製薬業界にはそれなりの比率で存在している。

けれど、だったらどんどんペプチド型の薬を開発できるかというと、そう単純な話じゃない。
ペプチドは一般に、血中や肝臓で待ち構えている酵素の働きによってズタズタに分解されやすい。そうなると薬として働く前に壊されてしまう。
また、大きな分子なので細胞膜を通過して細胞中に入っていきづらいなど、標的の制約もある。
そんなこんなで、「あ〜あ、良いペプチドが作れたらこの標的で薬が作れるのになあ」とお蔵入りになってしまう創薬シーズ(標的アイディア)が結構ある。

そこで登場するのがペプチ。
分解されやすい弱点がある? (テッテレー♪) 分解されづらくした特殊ペプチド。
細胞膜透過性に問題がある? (テッテレー♪) 細胞膜透過性に優れた特殊ペプチド。
そういう候補となる特殊ペプチド(場合によっては似たような特性を持ちつつ多様性のある複数のペプチド。「ライブラリ」という)を作って製薬会社に納めるのが、ペプチの役割だ。

その特殊ペプチドは、《理屈上は》標的分子にだけ都合良くピタッとくっつくものから、《理屈上は》薬の元となる候補化合物として有望《なはず》だ。
でも、薬づくりはそんなに単純な仕事じゃない。
錠剤や粉薬で口から飲んだり注射したりされてから、吸収されて病変部までちゃんと届き、そこできちんと働いて、途中でヘンな悪さもせず、おとなしく分解されて体外に排泄されるという一連の流れ(これをADMEという)が全部うまくいかないと薬にはならない。
特殊ペプチドとてその例外じゃない。まだ創薬のほんの入り口入り口だ。
それから製薬会社は、受け取ったペプチドを自社のスクリーニング系(ふるいわけ試験)にかけて取捨選択したり、活性を上げるために加工したりといった工夫(「最適化検討」)をする。これがペプチとの間での共同作業になることもある。
ここまでが、前の記事に書いた(1)(2)だ。
ペプチの仕事を思いっきカンタンに大雑把に言うと、
(1)契約から指定されたターゲット蛋白などに結合する特殊ペプチドやライブラリを作って納入する、
(2)納入した特殊ペプチドを契約先と一緒に検討する(契約先がラボ試験とか動物実験とか)、
(3)契約先がその特殊ペプチドを薬として本格的に開発する(そして運が良ければ薬として承認される)、
の3段階。
※誤解のおそれのある表現があったため(3)を一部書き換えました。
この(1)(2)をめでたく生き延びたら、いよいよその化合物は(相手方がそう意思決定してくれれば)リード化合物として臨床試験に向かうことになり、ペプチには(3)の「創薬開発権利金」以降の売上計上がはじまる。

なお蛇足蛇足だが、「リード化合物」という言葉定義曖昧で注意を要する。
多くの場合は「既に十分に選別され、本格的な開発に向かって良いと判断し得る化合物」、つまりペプチの事業のしくみでいうと(2)を終えた化合物を指す。
けれどペプチのプレゼン資料では、「製薬会社から指定された活性を示す化合物」という意味、つまり(1)や(2)の途上の段階でもう「リード化合物」(あるいは「リード候補化合物」)と呼んでいる場面もあるようだ。
通常それは「ヒット化合物」と呼ばれ、「リード化合物」のひとつ前の、まだ研究途上の化合物とされる。

***

ペプチが一般的な「受託会社」と異なる最大のポイントは、
(1)(2)(3)をパッケージにした契約最初に締結してる。
という点だったはずだ。

でも、今回のP社の件で、「パッケージ」といっても相手方の意向でいつでも切れるものであることがわかったよね。

しつこく再確認しよう。

(1)(2)だけをやってるなら、それは「特殊ペプチド製造受託業者・カスタムメイドライブラリ提供業者」だ。
発注された要件に沿った化合物を作って納入することがメイン事業の会社
いやもちろんそれだけでも十分凄い仕事なんだけど、「創薬ベンチャー」とはかなり趣が変わるよね。
また、前払いでキャッシュを受け取るビジネスモデルであること(これもペプチは自社の強みと喧伝している)も、そんなに威張るほど偉いことじゃない。もし創薬ベンチャーがそうなら凄いことだけど、受託業者ならある意味当たり前ですらある。
また、研究費のお財布から数億程度のお金を払ってペプチドを試してくれる潜在顧客ならほかにもたくさんいるから、売上予測が数億欠けたと言っても1-2件の新規を取って来れれば埋められる。

まり、もしそういう「受託業者」としてペプチの企業価値を考えるなら、ひとつやふたつの取引先との継続取引が終わったといってもさほど慌てることじゃない。

でもペプチは、「ウチはそうじゃない」と主張してる。
「(3)までパッケージ契約してるから、進捗に応じたマイルストーンや(薬になったあとの)売上に応じたロイヤリティを受け取れる」
というのが、ペプチのウリだ。
実際に、ペプチが公表している中期経営計画の売上予測には、順調に(2)や(3)に一定率の契約が進むことを前提とした数字が掲載されている。
ペプチの「創薬ベンチャー」的な意味での企業価値の大半は、そういう順調な進捗想定が支えている。

から、ペプチを「創薬ベンチャー」として扱うなら、ひとつひとつ契約解消は企業価値を考える上で重要すぎる意味を持つ。
なにしろ来年の2億どころじゃなく、「パッケージ化された契約に基づき数年十数年後に受領するはずの数十億数百億」への期待が時価総額に織り込まれているんだから


もうおわかりいただけるだろう。
冒頭に書いた「ある観点」とは、《ペプチを製薬企業から受託業者として捉えるならば》という意味だ。
今回のP社の件は、ペプチを「受託業者・ライブラリ業者」として見るか「創薬ベンチャー」として見るか、観点によって重大さが異なるんだ。

***

独自技術武器に名だたる世界大手製薬企業たちから受託しているのは、言うまでもなく素晴らしい実績だ。
でも、創薬ベンチャーとはかなり異なる世界の話。同様の会社はほかにもあるし、それらは「受託業者」としての時価総額評価を受けている。

まだ創薬ベンチャーでないペプチを僕らが「創薬ベンチャーであるかのように取扱っているのは、独自の技術プラットフォームを活かして「(3)までパッケージになった契約」を多数の製薬会社と締結してるから、だったはずだ。
その「パッケージ」は、どの程度強いものなんだろう? それは即ち僕らがペプチを「創薬ベンチャー」として取扱う命綱の強さなんだから、「原則として」のひとことでなくもっと説明してほしいよね。
また、最大の取引先のひとつだった(つまり最も細心の注意でフォローされていたはずの)P社との契約解消が今回のように青天の霹靂の如く生じる会社作成した「今後の予測」を、本当に僕らは発表どおり受け取っていいんだろうか?

今回僕らが運良く(?)P社の一件で手に入れることができたのは、こうした率直な疑問の糸口だと思う。
ただ闇雲に「大丈夫だ」「いやもうダメだ」と言い合っててもしょうがないんじゃないかな。

***

以上で、長い長い蛇足は終わり。

公表されている事実を元に一部推測(一部は会社発表への懐疑的推測)を交えて書いているので、この記事にはたくさんの誤りが含まれている可能性がある。
「僕にはこう感じられた」という感想しかない。
読者各位には、この記事への懐疑も含めて、会社の開示資料をご自分でしっかり読み込み、わからないことはどんどんIR窓口に質問していただくことを望む。

また、ペプチの中の人(読んでるよね?)には、追い追いでいいから、この記事のような疑問や懸念に応えるIRをぜひご検討いただきたいと願う。

長文にお付き合いいただき深謝。

2013-07-02

あれこれビジネスモデルとか考えたりするじゃない

で、ポンポン思いつくじゃん

でもやらないじゃん

数年するとネットで同じアイデアでちゃんとビジネス始めてるヤツ見かけるじゃん

凹むじゃん

ウツになるじゃん

adhdが加速するじゃん

アイデアが余計に湧くようになるじゃん

でもやらないじゃん

これはなんと言う名前のサイクルなんでしょうか

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