はてなキーワード: Bバージンとは
ヤンサンだけは、当時欠かさず購読していた俺が書かないと、という義務感から書いた。
異論は受け付ける。順不同。
この作品を世に遺せたことだけでも、ヤングサンデーという雑誌が存在した価値がある。世界規模で暴力と正義を等価値に描いた、怪作にして超名作。マクロな視点のテーマ性や劇的なストーリー展開と、市井の人々のエゴをディテールたっぷりに描いたミクロな視点の描き込みの両立が天才的。「宮本から君へ」はモーニング連載だが、この作者で一作だけ選ぶならこれだと思う。
「のぞき屋」の頃から片鱗が見えてはいたが、変態的なキャラクター造形と淡々とした描写が素晴らしい。そして前作からの画力の進化にも驚く。海外でも評価が高い。この作風はスピリッツ連載の次の怪作「ホムンクルス」へと繋がっていく。
ヤンサンは、山田玲司を育てた雑誌でもある。個人的には『アガペイズ』の方が圧倒的に好きだが(最高傑作だと思う)、知名度や重要作品としてはこっち。オタクがモテ男に変身していくHowToマンガの側面もありつつ、純愛を志向することでバブル期の軽薄な恋愛観へのアンチテーゼになっているメタ的な作品。ちなみに作者はヤンサン廃刊後、「山田玲司のヤングサンデー」という人気のYouTubeチャンネルを運営していて(後から出版社公認に)、マンガ評論がかなり面白い。
共著の「サルまん」を除けば、これが相原コージの最高傑作だと思う。白土三平的な王道忍者マンガと、「勝手にシロクマ」「コージ苑」的な不条理ギャグと、「サルまん」的な実験的アプローチとを高度に融合して、両立どころか鼎立させた奇跡的な作品。
遊人は、青年誌エロマンガにおいて未到達だった性表現の境地を切り拓いたので、漫画史的にも取り上げる必要がある。散漫なストーリーはともかく、今見ても女の子の絵が抜群に上手いし、性的描写のお下劣さが限界突破している。新宿の風俗店にイラストが無許可で使われ続けてて可哀想。
最初はベスト10作品にしようかとも思ったが、逆に絞るのが難しかった。
冬物語、シーソーゲーム、SOMEDAYなど。ヤンサンの看板作家だとは思うが、これといった新規性は感じられない。
どれも安定した名作揃いで、ほぼ外さないのが凄いのだが、逆に言うとヤンサン時代には、まだ突出した作品がない。
他誌で『ブラックジャックによろしく」があるからなー。名作だが、ドラマ化されるまでは割と知られていなかった。
アオイホノオ、おやすみプンプン、Dr.コトー診療所、クロサギ、イキガミ、土竜の唄などの名作・人気作が、廃刊と同時に他誌へと移転している。本当に、こんな良い作品が集まってた雑誌を廃刊にするとか、何考えてんだよ……。
よくある不条理ギャグと思わせつつ、後半からの哲学的なヤバい展開。しりあがり寿の弥次喜多に通じるところがある。
長尾謙一郎の作風は、ヤンサン以降の「ギャラクシー銀座」などで完成されたので入れなかった。
ちなみに作者は、最新作ではギャグを完全封印して、爽やかな青春空手マンガ「三日月のドラゴン」を書いていて、これもめっちゃ面白い。
前身の「少年ビッグコミック」からの移籍だし、代表作は他誌で『あずみ』があるからなー。
ここは、かなり迷ったが、入れなかった。作者で入るとしたら、「へうげもの」「望郷太郎」かな。しかし、とんでもない傑作SFになる可能性を秘めていた度胸星を未完結で打ち切った当時の編集部の罪は重い。
喜国雅彦は独特すぎて扱いづらい……。「月光の囁き」はシリアス路線で作家史的には価値があるが、基本的にギャグ漫画。どうなんだろう。
忘却のサチコでブレイクした阿部潤、帝一の國などで知られる古屋兎丸、さそうあきらなども、漫画家としての初期は、この雑誌で育てられたという印象が強い。
ネットで自分より上手い絵とかギタープレイを観てウツになるわけだけど、
山田玲司、Bバージンの頃は面白かったけど、環境運動とか始めてからつまらなくなって、
今はYouTubeで流してる動画いくつか観てクソだと思ったけど、
自己肯定感が低い奴は、端的に言えば自分はクソだからできなくて仕方がないよね、みたいに逃げてる、というのは本当だと思うし、
根本的にたどっていけば自分軸がないから、なぜ人間は生きるのか、人生の意味とは何かにたどりつく問題なんだよな
自己肯定感を低くすることで、結局は面倒事とか、本質的な問題とか、努力から逃げてるわけだし、
フリーレン評とかは頓珍漢で、一緒に出演してる氷河期世代のフリーレン大好きな奴が言ってることの方が正しいと思ったけど
自分はフリーレン刺さらなかったけど、山田玲司の、これってつまりヴァンパイアモノだよね、ぐらいしか同意できるところがない
あとは氷河期世代の奴の方が、流石フリーレン刺さった人間だからだろうけど、言ってることがまともだったな
自己肯定感が低い人間に他人は近寄ろうとはしないし、結局ぼっちになる
だけど、ぼっちちゃんの救われているところは、ギターが天才的にうまいというところ、あれが自分軸にかろうじてなってる
そういえば、イングヴェイ目指す人って意外と少ない、みたいなのをYouTubeでも観たけど、
あまりに別格とか、バケットヘッドだっけ?ケンタッキーのバケツ被ってギター弾く人、あれとかも自分には圧倒的に無理だと思わせた人だったけど、
滅茶苦茶すごい人を観ると、自分にふたをしてしまうというか、あそこまで上手くなくても俺は十分だから、みたいになっちゃうんだよな
でも、速弾きだけが能力ではないし、ブルースとか逆に音を詰めてはいけない、いかに間を空けるか、音を減らすか、みたいになるわけで、
あと、速弾きは女性に意外とモテない、攻撃的なフレーズはモテない、甘いフレーズを弾くべきみたいだし、
まあ、モテるかどうか、他人の評価だけを自己肯定感の拠り所にするのは危険なわけだけど、
結局は、自分が駄目であっても構わない、俺は俺、これでいいのだ、と思うことで自分を律するしかないのだな、と思いました
いずれにせよ、他人の評価をあてにする、他人と比較する、という自己肯定感は崩壊しやすいんだよね
人間いつか老人になるし、病気にもなるし、そうなると若い世代とか、健常者に、どうやったって負けることになるわけで、
そうすると一気に自己肯定感が崩壊するし、そうなると努力を放棄してしまう、努力を放棄すれば尚更能力は下がり自己肯定感が減る、の繰り返しなわけで、
最終的には、俺の絵はこれでいい、俺の音はこれでいい、に到達するのが目標だと思うんだよな
ただ、この辺って逆に理系の方が不利になるんだよな
数値的にジャッジがしっかりしてるってのは、俺はピカソみたいな絵を描けばいいとか、そういうアートの世界と違うわけで、
アートは負け惜しみ?というか、俺は俺だから、みたいなのが通じるし、運が良ければそれで一発逆転もありうるんだけど、
理系というか、スポーツなんかもそうだけど、数値で完全にジャッジされる世界だと自己肯定感は保ちにくい
俺はこの方向に勝機を感じてるから、俺はこの方向性が好きだから、みたいに研究してても、それだけでは生きていけないくなる日が来るだろうし、
その点で考えるなら、絵とか音の方が基本は自由な世界なわけで、他人に認められなくても続けることは可能なわけだし
ぶっちゃけ、ジミヘンとか、上手いとか下手とかでジャッジできるプレイじゃないんだよね
あれも下手っていうこともできるし、奇才レベルで上手いとも言えるわけで
まあでも、結局どういうギタリストがモテるのかみたいな議論のYouTube観たけど、結論が顔とかルックスってのは正しい気がする
バス江の森田枠の俺がどんなに上手かったとしてもモテないと思うし
ぼっちざろっくで、音楽なら陰キャでもチャンスがあるみたいに言ってたけど、実際売れてるのって陽キャか陽キャの下だよね、どう考えても
R-16(原作:佐木飛朗斗、作画:桑原真也、週刊ヤングマガジン)
Rくろにくる(原作:数多ヒロ、作画:あづまゆき、コンプエース)
i・ショウジョ(高山としのり、週刊少年ジャンプ→ジャンプLIVE)
S〔エス〕—君と、彼女と、運命と(南部ゼロイチ、GANMA!)
F(六田登、ビッグコミックスピリッツ)
機動戦士ガンダムF90(山口宏・中原れい、サイバーコミックス)
機動戦士Ζガンダム デイアフタートゥモロー ―カイ・シデンのレポートより―(ことぶきつかさ、ガンダムエース)
逃亡医F(原作:伊月慶悟、作画:佐藤マコト、プレイコミック)
ドラ・Q・パーマン(原作:藤子・F・不二雄、作画:しのだひでお、コロコロコミック)
B-伝説 バトルビーダマン(犬木栄治、コロコロコミック)ル)
ファイナルファンタジーXII(天羽銀、ガンガンパワード)
https://anond.hatelabo.jp/20191210171417
この増田を書いたものだが、予想外なほど伸びていて驚いた。それと同時に多くの人が様々なコメントを書いてくれたおかげで、問題をより深く整理し、自分自身について理解が深まった。本当にありがとうございます。
こちらの増田では、コメントに対する感想を書いた。まずコメントをカテゴリ別に分類し、似ているコメントは一つにまとめて意訳した。「」でくくったコメントは直接引用している。
全てのコメントを読んで整理したので膨大な量になってしまったし、あくまで俺自身の整理のためなのでちゃんとした感想ではないかもしれない。
正直、ここまで多くの人が共感してくれたことに驚いた。モテない人間が俺一人だと思っていたわけじゃないが、この苦しみを感じているのは俺だけなんじゃないかと心のどこかで感じていた。自分の悩みが特殊なものではなく普遍的なものだとわかっただけでも、前より気が楽になった。
こういう人もちらほらいた。彼女がいない友人の中にも「別に特別欲しくはない」という人が少なくなかった。そしてそういう人の多くは、没頭できる趣味や豊富な友人関係を持っていることに気づいた。考えてみると、俺も夢中になっている時や遊ぶ予定がたくさん入っている時はそれほど苦しんでなかったかもしれない。このあたりはまた後で考える。
これらの指摘はすごく納得感が強かった。とりわけ「全てが救われる宗教」という言葉を見て「確かにそうだ」と心から思った。彼女ができないことだけが悩みではないが「俺の悩みは全て彼女ができれば解決する」という確信を持っていた。②で「嫌なことがあるたび、彼女を求めるようになった」と書いたが、それを繰り返すうちにこうした確信(認知的な歪み)に繋がったのではないか。
こうした当たり前に見える指摘も、これまで見えてなかった点だった。彼女ができても浮気されるかもしれないし冷められてしまうかもしれない。彼女を持つことのメリットだけを見てデメリットを意図的に無視していたのだろう。なぜなら、俺は「恋愛教」とでもいうような宗教を信仰しており、その信仰を失うことを恐れていたからだ。自分が苦しむだけだとしても、「彼女ができれば救われる」と思っていたほうが気が楽だった。俺にはこの宗教に代わる新しい価値観が必要なのだと思う。だけど、それが一番難しいような気がしてならない。(本筋と関係ないが、「恋愛教」というのはいわゆる「恋愛至上主義」と言い換えられると気づいた。意外とこの宗教は世間に浸透しているし、それを内面化して俺のように苦しむ人も少なくないかもしれない)
確かにそうかもしれない。「仕事至上主義」「家族至上主義」など、みんな何かの宗教を信仰して生きているんだろうな。それでうまくいく人はそのままでいいけど、俺のようにうまくいかない人は、それに縋りすぎない生き方を探すべきなのかも。
この人は俺のことをすごくわかってくれているように思う。実際、「新しい価値観が必要」と書いておきながら、「恋愛教」から脱することはできてない。まだまだ彼女が欲しくて死にそうだし、ここまで書いて「何聞き分けのいい人間のふりをしてるんだ」という自己嫌悪もある。前の増田についていたコメントに対して「小学生の時に聞いた当時意味がわからなかったアドバイス」のようだと言っていた人がいたが、それに近い感覚は俺の心の隅にある。
それでも、心が納得していなくても頭で納得することはできた。これからまたコメントや自分の増田を読み直し、ゆっくりと咀嚼していけたらいいと思う。
これも頭ではわかっているものの、まだ心が納得できていない。いわゆる「世界公平仮説」というやつなのだろう。勉強を頑張るだけじゃ友達すらできないし、就活を頑張っても彼女は作れない。それでも、「おかしいだろ」と思わずにいられない。これは俺の人間的な幼稚さゆえのものだろう。
この指摘も鋭いと思う。実際に彼女ができるできないは別として「どうせ俺には彼女ができない」といったふてくされた気持ちはある。これも一種の信仰で、そのように思うことで自分の価値観を安定させ、これ以上傷つかないようにしているように思う。「悲劇のヒロインぶるな」とのコメントも見たがまさにそれで、不幸な自分に酔っているナルシシズムの一つだろう。
俺に彼女ができる、とは思えないが、彼女が「絶対に」できないとも思わない。現実を都合よく捻じ曲げず、客観的な事実の下で考えるべきだと思う。
これは「お前の女性に対する性的な欲求が言動からにじみ出ていて、そのせいで女性がお前から距離を置くんだ」という意見だ。俺は女性と関わる時に性欲を出しているつもりがないが、無意識的にはそういうこともあるのかもしれない。とはいえ、ではどうすればいいのか、と考えると難しい。性欲を薄めることはできないし、これ以上性欲を隠す方法もわからない。風俗に行けば少しはマシになるのだろうか。(風俗については後で詳しく書く)
確かにそうだと思う。自分で書いた増田を後から見直したら、すごく気持ち悪いしヤバいやつに思えた。俺が女でも引いてしまうだろう。それでも、アレが俺の一部であることに変わりはない。あそこに書いたことはすべて俺の偽らざる本心で、それを否定したところでキモい思想から逃れられるわけではない。見直している時はしんどかったが、自分の中のドロドロとした、周りに知られたくない部分を客観視できたことは収穫だった。
この視点は自分になかったもので、「なるほど、俺はメンヘラだったのか」と腑に落ちた。
正直認めたくないが、俺の中にインセル的な要素はあると思う。女性に対して「なんで俺を受け入れてくれないんだ」という怒りを全く覚えなかったと言えば嘘になる。これも上で書いたように、俺の中の人間的な幼稚さが非合理な不満を生み出していたように思える。この不満をこじらせ、ネットに女性差別的な発言を書き散らしたりする前に自覚できてよかった。
今この経験がカウンセリングの代わりになっていると思う。悩みを整理し、そのフィードバックを得られたことで、前より俺自身と向き合い、自分の気持ちを楽にすることができた。なので今は特に心療内科に行かなくても大丈夫だと思う。(個人の意見としては、カウンセリングはもっとカジュアルに受診されるべきだと思っているので、またつらくなったら迷わず行くつもりだ)
このコメントもすごくよかった。悩みを分割し、その中で自分が取りうる解決策を考えることで、「彼女」という自分のコントロール外のものによる苦しみを最小限にしたい。今すぐ思いつく解決策はあまりないが、前の増田で悩みの分割はできたと思うので、今後折に触れ考えていこうと思う。
これは解決策の一つになりうると思う。上で書いたが、あまり彼女を欲していない友人には何かしら没頭できるものを持つ人が多かった。翻って自分を見ると、趣味と言えるのはネットサーフィンと読書くらいしかないと気が付くし、サークルやバイトに没頭していた、とはとても言えない(努力はしてきたつもりだが)。打ち込めるものがなかったことで、「俺にはこれがある」という自信を確立できず、彼女という理想的な他者を求めすぎてしまったのかもしれない。とりあえず昔から憧れていたバイクの免許を取りに行こうかな。
すごく賛否両論だった。行け側の人は「行けばセックスに幻想を抱かなくなる」「俺は行ってから女性相手に余裕ができた」という意見が多く、行くな側の人は「この苦しみは風俗でなくなるものじゃない」「俺は行ったことでむしろ自信がなくなった」というような意見が多かった。
元々風俗へ行くつもりはなかったが、これらを読んで少し考え方が変わった。少なくとも風俗へ行けば、性的な苦しみを手放すことができるように思えた。先のコメントであった「彼女と代替可能なもの」の一つとして機能するかもしれないし、女性に対して性欲をにじませないコミュニケーションが取れるようになるかもしれない。一方で、「俺は風俗でしか女性と接せない」と孤独感をさらに強め、精神的な苦しみが一段と重たくなってしまうようにも思う。とはいえ、風俗に行くことで自分の悩みの質を今と違うものにできると知れたのはよかった。今も風俗に行くつもりはないが、苦しくなった時の選択肢の一つとして視野に入れておきたい。
これ系はトラバで随分議論されていた。個人的には昔恋愛工学の本を読み、書き手の女性軽視ぶりにすごく腹が立ってしまったので、手を出す気にはなれない。作者の態度と技法は切り分けて考えるべきかもしれないが、恋愛工学自体が「女性のモノ化」(フェミニズムに詳しくないのでこの用語が正しく使えてないかもしれない)をベースに技法を発展させているように思えた。まあ俺の過度に女性を理想化させる態度と、恋愛工学の女性を軽視する態度は「女性をきちんと見ていない」という点で同じ様にも感じたが。
これはすごくいい言葉だと感じた。彼女がいなくても人生を楽しくする方法はいくらでもあるはずで、自分の楽しみが他者依存のままなら彼女ができてもずっと悩むだけだ。俺の人生にとって一番大切な忠告だと思う。
これも腑に落ちた言葉だった。すでに書いたように、俺は恋愛を信仰しており「恋人ができれば人生は救われる」と考えている。この信仰を「恋愛至上主義」と書いたが、確かに「恋に恋している」とも言えるだろう。自分が縋っている宗教が、思春期の子どもと同じような浅い考えに基づいていると気づき、ちょっと恥ずかしくなった。
コメントでも痛烈に批判されていたが、結局のところ俺は「セックスのできるママ」が欲しいんだと思う。一人暮らししても親離れできず誰かに甘えたい気持ちと、長年満たされなかった「セックスしたい」という気持ち、この二つを受け止めてくれる理想の相手を妄想し、それに「彼女」という名前を付けていた。俺がもつ「彼女」のイメージは、現実の女性の延長線上にあるものではなく、脳内の妄想が発展したものだった。
「ある」と答えたいが、ここまで書いてきて、本当にあるのかわからなくなってしまった。彼女にしたいと思ってアプローチした人は何人かいたが、そういう人の特徴は「かわいい」ことと「自分を受け入れてくれそう」なことの二つだった。今考えると、前者は「セックスしたい」、後者は「母代わりに甘えたい」という自分の妄想をぶつけられる要素なのではないか。相手を見ているのではなく、自分の理想をぶつけられそうな要素を見ているだけなように思えた。そう思う一方で、では本当の意味で人を好きになるとはどういうことなのか、正直まだよくわからない。
今までアプローチをかけたのは三人いる。授業が被っている時は声をかけて隣に座ったり、サークルでは相手がいつも来ている時間に合わせて部室に行ったりして、そこそこ話せるようになったかな、と思ったら食事に誘っていた。毎回一度目の食事には来てくれるが、次回の約束を必ず断られてしまう。「アプローチする相手が少なすぎる、その程度じゃ努力していない」と言われてしまうかもしれないが、そもそも友人関係を作ることが苦手だから、必死に頑張ってできた友人の中で、必死に頑張って彼女を作ろうとしているんだ。俺なりにできる限りの努力はしているつもりだ。
正直そのサークルではそれなりに人間関係を築けてたと思っていたので、呼ばれなかったときは本当に一週間寝込んだし、何で呼ばれなかったのか未だにわからない。自閉スペクトラムを持っているので、無意識のうちに人に嫌悪感を与えてしまったのだと思う。発達診断をしてくれた先生からは「そこまで空気が読めてないわけじゃない」といわれたのだが。
先に「メンヘラ」いう指摘があったので、もしかするとサークルの中でメンヘラ的な部分を醸し出していたのかもしれない。
俺が一番するべきなのはこれかもしれない。だが、あまり女友達を作れる自信がない。理由の一つは上にあるように、対人関係に苦手を覚え、男の友人すらうまく作れないこと。もう一つは、「女友達」という距離感がわからないことだ。俺の中で同世代の異性は三種類しかなく、「他人」「知り合い」「(存在しないが)彼女」だけだ。だから、友人が「二人で飲んだ」と言っていると「付き合うのかな」と思ってしまうし、彼女持ちが「女友達と遊びに行った」と言っているのを聞いて「それは浮気じゃないのか」と思ってしまう。俺も同様に、異性と少し仲良くなると「付き合えるんじゃないか」と下心をもってしまう。
このあたりは俺の経験不足が影響していると思うが、友人もこれ以上作るのがむずかしいので、どうすればいいか思いつかない。
今大学四年生なので、新しいコミュニティに入ることは難しい。就職して仕事が落ち着いたら、社会人サークルなどに入ればいいのだろうか。
恥ずかしながらその勇気は出ない。社交恐怖症があってコミュニティ内の人と話すことすら勇気がいるのに、まして声をかけるなど考えただけで震えてしまう。こういうところは「努力していない」と言われてしまうかもしれない。
一応人前で恥ずかしくない格好をしているつもりではあるが、おしゃれは全く分からないので不十分かもしれない。最低限髭を剃る、寝癖を整える、服を買う、くらいはしているが、たぶん傍から見るともさっとしている。他に必要なことがあれば教えてほしい(ワックスだけはどうしても苦手でできなかった)。
アプリはやってなかった。コメントにもあったが「自然な出会い」を期待してしまっていたからだ。合コンは誘ってくれる友人がいなかった。結婚相談所は、結婚がしたいとはまた違う思いだったので入ってなかった。
ここまで書いてみて、俺は一生懸命彼女を作るために頑張ってきたつもりだったが、実際は言い訳ばかりでたいして頑張ってなくないか、と思った。少なくともマッチングアプリは始めようと思う。
こうしたコメントには希望を感じた。とりあえず社会に出たら仕事を頑張って結果を出し、「できる男」として魅力を高められたらいいと思う。(三つを四つと書き間違える人間なので、ちゃんと仕事ができる自信はあまりないが)
かなり多いアドバイスだったのだが、一番難しいアドバイスでもあった。与えることを考えるとはどういうことなのだろう。どうすれば考えられる人間になるのだろう。周りの人に親切できるように努めてはいるが、ここでいうのはそれとは違うように思う。上で書いた「小学校当時意味の分からなかったアドバイス」と同じものだった。年を取ればわかるようになるのだろうか。
「結婚物語。」、「モタク」、「非モテの品格」、「孤独とセックス」、カント、北方謙三、つづ井さん、「なぜ私だけが苦しむのか―現代のヨブ記」、「コンビニ人間」、「Bバージン」、「恋愛症候群」、「ザ・ゲーム フェニックスシリーズ」、「闘争領域の拡大」、「すべてはモテるためである」
ありがとうございます。全部読んでみます。
このコメントが一番多かったかもしれない。友人と自慰の回数を話したことがなかったので、みんながそんなにオナニーしているとは思わなかった。「増田は1回の自慰に4時間以上かけるタイプかね?」というコメントがあったが、三時間くらいかけるときが結構あったのでそれに近いタイプだと思う。
自慰が二日に一回である点と、一か所一人称が「私」になっていたところからそう思われてしまったようだ。自画自賛したいわけじゃないが(そもそも自画自賛にもならないが)、女性に書ける内容ではないんじゃないかと思う。
あくまで俺個人としては、ほとんどすべてのコメントがありがたかった。これだけ多くの人が様々な視点からコメントしてくれたおかげで、こうやって問題を整理して考察でき、自分自身についての理解が深まった。一方で、モテない事実を人格的な否定と結びつけ「お前は○○だからモテないんだ」と言うのがハラスメントになりうることも事実だ。
【ありがとう追記】「対応するアニメも書いて」に勝手に応えてみようと思う。
思いつくまま書いてみたけど、難易度高い。
追記あり。
7 筋トレ あにトレ!
16 ガーデニング
20 海外ドラマ
22 ウクレレ
24 数学
30 サウナ ガールズ&パンツァー最終章
33 書道 ばらかもん
39 1人カラオケ STAR DRIVER
40 バッティングセンター クロスゲーム
41 ジャグリング
42 切り絵
43 温泉巡り クレヨンしんちゃん 爆発!温泉わくわく大決戦
44 アマチュア無線 AKIBA'S TRIP 4話
47 サイクリング 弱虫ペダル、ろんぐらいだぁす!、南鎌倉高校女子自転車部
49 バルーンアート
54 ラテアート ご注文はうさぎですか?
55 スキューバダイビング あまんちゅ!
57 人間観察
58 ネトゲ ソードアート・オンライン
60 水泳 Free!
63 アロマ
64 スキー
65 ハーモニカ
68 自作PC Serial experiments lain
70 歴史
72 鉄道 RAIL WARS!、鉄子の旅
74 ミリタリー ガールズ&パンツァー
76 フルート
77 盆栽
78 バードウォッチング
79 パントマイム
81 スケボー
83 そば打ち
84 ペン回し
85 社交ダンス ボールルームへようこそ
89 リフティング
90 フラワーアレンジメント
91 キャンドル
92 切手集め
94 ダム巡り
98 ジグソーパズル
99 ペーパークラフト
100 ステンドグラス
※たくさんコメントありがとうございます。教えてもらったのを追記します。
39 1人カラオケ STAR DRIVER
54 ラテアート ご注文はうさぎですか?
30 サウナ ガールズ&パンツァー最終章
58 ネトゲ ソードアート・オンライン
72 鉄道 RAIL WARS!
74 ミリタリー ガールズ&パンツァー
47 サイクリング 弱虫ペダル、ろんぐらいだぁす!、南鎌倉高校女子自転車部
55 スキューバダイビング あまんちゅ!
68 自作PC Serial experiments lain
72 鉄道 鉄子の旅
43 温泉巡り クレヨンしんちゃん 爆発!温泉わくわく大決戦
44 アマチュア無線 AKIBA'S TRIP 4話
https://megalodon.jp/2018-0131-1059-10/https://anond.hatelabo.jp:443/20180130203438
24 数学 数学ガール、浜村渚の計算ノート、Q.E.D. 証明終了
86 チェス クロノ・モノクローム
24 数学 やさしいセカイのつくりかた
Q02. サイクリングは何で一つも出ないんだ?
A02. 増田が知らなかっただけ。許して。
※「競女:競女!!!!!!!!」は意味分かんなかった。ゴメン。
遅すぎってこたないよ。 気づかないで終わるひともいる訳だし。
あとそういうのって例えば中学生くらいから別れを繰り返してたりすると、そこまでの喪失感がないような気がする。
それなりの年齢で味わう、ということにも価値はあると思う。
今から振り返れば、しておけばよかったことなんていくらでも思いつく。
まぁね、でも仕方ないんじゃないかね。 振り返ってみて「あそこであぁしときゃ良かったな」みたいセンスって
一度、痛い目をみないと身につかない。大切なものがなくなってから、次の付き合いで初めて「あ、ここは押さえとくポイント」みたいな付き合いができるようになってくもんだと思う。
時間に余裕があれば、恋愛関連のマンガとか小説とか読むのも悪くは無いんじゃないかな。 私の時は「Bバージン 山田玲司」だったかな。 あと少女マンガも面白い。(最近だと「娚の一生 西炯子」「式の前日 穂積」とか)
傷に塩を塗りこむような事で恐縮だが、女の子のファンタジーに付き合えるようになるのも面白いかもよ。
あと21,22くらいから、なんだかんだいって「男は甲斐性」って世界になる。
「家事育児は女性の仕事」みたいなジェンダーロールは減りつつあるが、「男は甲斐性」ってのは減ってない。
http://blog.livedoor.jp/hankon/archives/4274015.html
男運がないのと見る目がないのはなにか根本的に違うと思う。
男運がないというのは恋愛まで発展するほど自分のテリトリーに踏み込んでくる男がいないという意味を含むとおもう。
生活テリトリーに妙齢の男が居ないだけなんじゃないか。
かといって、わざわざおとこの為にテリトリーをひろげようともしない。
これも男運がないとも言うと思う。
美人だし愛嬌もあるけど、あいつは男運がないなーと思う人はたしかに居る。
合コンでも開催してやればいいのかもしれないけど、まずそういうのに参加するガラじゃない。
そういう声がかからないのも男運がないという言葉で表現できる。
BとかCって意外と多い気がするよ。
はてなはAが多いけどな。