はてなキーワード: 本当にありがとうございましたとは
浜辺を練り歩く男がいた。その名は浦島太郎。
しかし今日の浜辺は様子がおかしい。浜辺の一部から客が逃げているようだった。
浦島は一人の客を捕まえて理由を尋ねる。
「早く逃げろ怪物だ!」
怪物?何を言ってるんだ。そう思った浦島は遊泳客の進言を無視して、彼らが逃げてきた方向に進んでいった。
浦島が進むとそこには、対抗2メートとるはあろうかと言う巨大な亀の怪物がいた。
その異様な光景に我を忘れていた浦島だったが、ハッとすると、遊泳客たちを避難させ始めた。
「こっちに逃げてください!」
人々は言うことを聞かず、見物人のように棒立ちになっているだけだった。
浦島が困っていると、今度は空に大きな火の玉が現れた。そしてそれはだんだんこちらに向かってくるではないか! 浦島は大声で叫ぶ。
「こっちです!」
すると皆慌てて逃げ始めてくれた。
大きな体を持つ怪物に対し、浦島の攻撃は全く効いていないように思える。だがそんな時、浦島にはある作戦があったのだ。
今の浦島の状態は海パン一丁である。つまり上半身裸なのだ。そのため浦島の必殺技を使うことが出来るかもしれないと思ったのだ。
「くらえ必殺!竜宮城破り!!」
その言葉と共に浦島は砂浜で飛び上がり、両手を振り上げ、手刀を作りながら空中へ舞った。
そのまま勢いよく落ちてくる。
生身の人間から繰り出されたとは思えない強烈な衝撃を放つと、怪物の首元に手刀を打ち込んだ。
見事首を切り落とすことに成功したようだ。
しばらくすると体が消えていき、後には美しい女性が横たわっていた。彼女は息をしているようだ。
「大丈夫ですか?」
「はい……」
浦島は彼女を抱き抱え、友人が経営している海の家に運ぶことにした。
数分後彼女が目を覚ました。
「ここはどこなのでしょうか」
「ここは海の家ですよ。海岸で倒れていたので連れてきちゃいました」
「ありがとうございます。私は乙姫と言います。あなた様のお名前はなんとおっしゃるんですか?」
「俺は浦島太郎って言います。それでさっきのことなんだけど……」
浦島は先程の出来事について話し始めた。
「まぁ!私を助けてくださり本当にありがとうございました!お礼と言っては何なのですが、なんでも一つだけ願い事を叶えましょう!」
願えることならこのままずっとここに居たい……。でもきっとみんな心配してるだろうしな。そうだ……
「それじゃあ俺を元の世界に戻してくれませんか?」
何を隠そうこの男、浦島太郎は実は異世界人であったのだ。その能力は装備が貧弱であればあるほど強くなるという強烈な特殊能力である。
その力を生かすために普段から裸に近い状態で生活することにある、ライフセーバーの職に就くことは、運命づけられていたのかもしれなかった。
浦島はこの世界に来て馴染むように頑張ってはいたが、やはり望郷の念は拭えないのであった。
一方乙姫も驚いたような顔をする。
「そうだったんですね。分かりました。ではあなたを元いた場所に送り届けることにしましょう。私の鱗をお持ちください。それが通行証になります」
「いいのか?こんな貴重なもの貰っちゃっても」
乙姫は懐からギターのピックのようなキラキラと光る破片を取り出すと、浦島に渡した。
「はい、この鱗を使えばあなたの故郷に帰ることができますよ。また会えたらその時はゆっくりと話しをしましょう。いつでも歓迎しますよ」
浜辺に戻ると遊泳客たちは既におらず、友人の幸太郎が出迎えてくれた。
「遅いぞ浦島、何やってたんや!」
浦島が元の世界でのことを少し話すと、幸太郎は納得してくれたようだ。
「ああ、だから俺はもう帰らなくちゃならない、今まで世話になったな!」
「おう!こっちこそ助かったわ!元気でな!」
こうして浦島は元の世界に戻ることになった。
竜の鱗を握りしめ念じるとそこから大量の光が溢れ出し、視界が見えなくなった。
そして数秒後再び目を開けると、そこは見慣れぬ地獄であった。
空は暗雲に遮られ、地面は赤黒く染まっている。
目の前には化け物どもが跋扈していた。
突然のことに呆然としている浦島であったが、ハッとすると、すぐに浜辺へ向かって走り出した。
だが途中で足を止めてしまった。
「うそだろ……」
浦島がたどり着いた時には、浜辺は血に染まりきっていたのだ。
浦島が呼びかけても返事はない。
だが、まだ希望はある。
すると鱗は輝きだし、浦島の体を包み込む。そして彼の体は変化していった。
先程以上にどんどん筋肉が発達していく、人間の限界を越えた圧倒的な肉体美を誇るものとなった。
しかし、彼はそれを気に留めることなく、海パン一丁で化け物共に立ち向かっていく。
その勢いのまま、あっという間に辺りの敵をなぎ倒してしまった。
その後も浦島は敵を倒しながら進んで行った。途中何度も窮地に陥ったが、その度に海パンの防御力が上昇し、乗り越えてきた。
しばらく進むと、大きな城が見えた。どうやらそこが敵の本丸らしい。
浦島が門の前に立つと、声が聞こえてくる。
「そうか、我に喧嘩を売りに来たということか。ならば相手をしてやろう。出てこい!百鬼夜行!!」
すると、城の上空から数え切れないほどの妖怪たちが降ってきた。
「これなら勝てるはずだ!くらえ必殺!竜宮城破り!」
浦島は全力の手刀を放った。
すると、妖怪たちの首が次々と落ちていき、瞬く間に全滅させることができたようだ。
「ばかな!この俺が負けるだと!?ありえない!ありえん!許さんぞぉおお!!!」
「これで終わりだぁあああ!」
浦島は渾身の力を込めて、男に拳を叩き込んだ。
男はグシャリという音とともに地面に叩きつけられ動かなくなる。
決着がついた。
「俺の勝ちみたいだな」
浦島はそういうと、玉手箱の持っていた宝を手に取った。
その瞬間眩い光に包まれ、視界は真っ白になっていった。
次に浦島が目を覚ました時、そこは病室であった。
「ここはどこなんだ?」
「病院よ、あんたが浜辺で倒れてたのを友達の人が見つけてくれたの」
「そうだったのか……」
「でも良かったわ!目が覚めて」
「ああ、心配かけたな」
浦島の目の前にいるのは、この世界での最愛の人。そしてこの世界でも唯一の家族である母、沙羅であった。
そしてこの日、浦島は決意した。
完
初増田です。
今かなり悩んでいるので、もしよかったらアドバイスいただけないでしょうか。
もう2年くらいその方のお世話をさせていただいています。
個人情報なのであまり細かくは書けないのですが、要介護度はある程度ついています。
その方の性格は…良くも悪くも好き嫌いがはっきりしているというのでしょうか…。
嫌いなヘルパーさんだと、露骨に嫌がってケア中も嫌味を言ったりしてきます。
ケアマネも苦労されたみたいで、その方が気に入るヘルパーがなかなか見つからなかったんですね。
私も最初は嫌われていました。
でも毎回笑顔で挨拶して、なるべく丁寧に気持ちを込めてケアしていたら、段々とその方の態度が変わってきたんですね。
今は「私に身寄りはいないが、あんたの事は実の娘のように思っている。」とまでおっしゃってくださっています。
それからは私も楽しんでケアをすることが出来るようになりました。
その方のお住まいは、ある高級と言ってもよい住宅街にある一軒家なんですね。
旦那さん(もう亡くなってしまっています。)が会社の元社長で、資産はかなりある方なんです。
お子さんはいらっしゃいません。
身寄りもなく、介護度も上がってきたので、ケアマネが有料老人ホームをすすめていたのですが、集団生活が嫌いで頑として断っていたんです。
ヘルパーの利用もかなり渋々と認めたくらいなんですね。
1か月くらい前からでしょうか…私がケアに入っている最中にその方が「養女になって欲しい」と言うようになってきました。
「私には身寄りがいない。でも集団生活なんて大嫌いだから老人ホームになんて入りたくない。夫も亡くなったし、私もこのまま野垂れ死のうかと思っていた。でもあんたが世話しに来てくれるようになってから、生活が少しずつ楽しくなってきた。できれば一緒に住んでほしい。」という感じだったんですね。
そして「この際だから養女になることも検討してもらえないか。もし養女になってくれるのなら、遺産としてこの家を含む財産を全て相続できるようになる。おそらく軽く一億は超えるだろう。私には身寄りがいないから、うるさく言ってくる親戚連中もいない。悪いようにはしないから、どうか検討してくれないか。」とすがるような顔つきでお願いされたんです。
私はシングルマザーで、今小学校低学年の子を1人で育てています。
今はどこにいるのかすら分かりません。
カツカツというのでしょうか…、子供と2人で日々生きるのに精いっぱいです。
なのでこの方のご提案は、ある面では私にとってとてもありがたかったです。
でも、でも、「本当にOKしてしまって良いのだろうか?」という心の中のひっかかりが取れません。
もしここで養女になってしまったら、「越えてはいけない一線」を越えてしまうと言うというのでしょうか、倫理的に問題があるというのでしょうか、そういう否定的な感覚が私の中にずっと残っていて、「はい、お受けします。」とどうしても言えないんです。
私は元々ホームヘルパーとして、この方のお世話をするために「仕事」として来ているんですよね。
そしてヘルパー講習の時にも講師の方から「ケア中に利用者さんからお茶やお菓子などをすすめられるかもしれませんが、一切いただいてはいけません。」とも習ってきました。
そういうもんだと思いながら仕事してきました。
なので「お茶やお菓子」どころか「養女になって遺産」をいただくというのがどうしてもひっかかるんです。
何でも良いので、もし良かったらアドバイスいただけないでしょうか。
長文申し訳ありませんでした。
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追記です。
見ず知らずの私のために、こんなに助言をいただけるなんて思ってもいなかったので、読んでて涙がでてきました。
まずはAさん(利用者さん)を私が敬愛しているかについてですが、これは敬愛と言えるのかどうか分かりませんが、実際今ホームヘルパーとしてケアに入っている最中は、楽しく穏やかにケアできていると思います。
Aさんも私の事を信頼してくださり、落ち着いた状態で私に任せてくださっているような感じです。
またAさんご自身は「身寄りはいない。」とおっしゃっていますが、遠い親戚がいるのかどうかは分かりません。
ただケアマネによると、今のところ連絡のとれる親族はいないそうです。
遺言書の件についてですが、これについては書くのを忘れていました。
Aさんから「もし養女になれば、ちゃんと遺言書として相続の事を文書に残す。」と言われています。
ライン仲間からもメッセージでアドバイスをいただいたのですが、とりあえず養女ということは置いておいて、お試しに(息子を含めて)同居から始めてみたらどうかなと考えています。
同居になれば、また様々な問題が出てくるかもしれません。
もしかしたら「同居でこんなに大変なんだから、養女なんて無理無理!」となってしまうかもしれません。
まず注意いただきたい。
以上気をつけて欲しい。
そもそも推考をしていないただのゲロなので気分が悪くなったらそっとタブを閉じて欲しい。そこら辺は自衛してくれ。
ヒロアカの2作目の映画をみた雑多な感想: https://anond.hatelabo.jp/20191221053748
正直に言おう、ブルーレイは買わなかった。
どうしても公式との解釈の違いや、ドラゴンボールのような戦闘が多すぎる映画が苦手だった。
だがあえて言おう、3作目である今作もドラゴンボールであったと!
しかし、2作目よりアニメが進んだためか戦闘の幅が広がり、見ていて飽きがこなかった。
そもそもボンズのアニメファンである私には今作が刺さりすぎた。ボンズ愛してる。
戦闘シーンにハガレンを見ていた時の高揚はもちろん、登場人物の痛みも感じるような鬼気迫るものがあった。
(そもそも血みどろになっていたが、これPGついてない?もしかしてRいった?)とまで思ったほど私たちが大好きなボンズだった。
想像を絶するカメラワークでさまざまな画角から描かれる、多種多様なエフェクトの戦闘と、血みどろで、ダークな演出。
これらが、今作の映画 僕のヒーローアカデミア ワールドヒーローズミッションにはあった。
ありました。確かにそこに、ボンズがいました。ありがとうボンズ。
特にフレクト戦のデクやレヴィアタン戦の轟やサーベンターズ戦の爆豪から、我々視聴者は余すことなく吸収できた。
ヒロアカ知らない人にも見て欲しい、今作。どうやってお勧めするべきか悩んでいるところです。ありがとうございます。
原作者である堀越耕平先生がどこかで発言されていた(ような気がする)日本のアメコミを作りたい、が本映画に詰め込まれていた気がする。
潜入ミッションで今作オリジナル衣装のデク、ショート、爆豪が戦闘したのちのOPではDCコミックスのジャスティスリーグアニメーションを感じた。
私は生粋のDCファンであり、DCアニメを見て育ったので、そのシーンが流れた瞬間心の高鳴りが隣の座席の人に聞こえるのでは、うるさいと怒られるのではないだろうかと怒られてしまった。
とにかく、あのOPの演出と一枚絵には人を魅了する”なにか”があった。間違いない。劇場でもう一度見たい。
まずはじめにこれについては語っておかなければならない。ありがとう、吉沢亮。あなたの声質と演技は、神に祝福されて生まれてきた。ロディというキャラに本当の意味で命を吹き込んだ。
偏見だが、俳優がやる声優は大体はずれだと思ってしまう。しかし、今回に至っては全ての演技がハマっていた。
さて、声優の話はそこそこにこのキャラクターの重要性について話したい。
まず、ロディがスラム出身であることが私の中で非常に評価が高かった。その出自に関しては裕福な家庭であった(大きな屋敷で遊んでいた描写から推測)にもかかわらず、ヒューマライズに父親がさらわれた差別によりスラムまで追い込まれて正規の職にありつけず、幼い兄弟には明かせない盗んだ宝石の運び屋などの犯罪で食いつなぐしかない1少年出会ったことが、どれだけ私の心を惹きつけたか。
ヒロアカでスポットライトが当たる人物は基本的に生まれた瞬間から光り輝いており(轟は出自こそあれだが、能力は恵まれている部類に入るため光属性と私は考える)、橋の下の子(スラムなどの被差別部族)には縁がないと思っていた。
しかし今作では、ロディが「ヒーローは俺らの住んでるところまでは来ない。金にならないからな」と発言した(うろ覚え)。これは私の解釈と一致し、胸が締め付けられた。ヒーローは金にしか興味ないのかと思っていた、とも言っていた。もう私の胸は張り裂けそうだった。
幼い兄弟二人とともに少年である自分がどうやって食いつなぐのか、相当に頭を悩ませたに違いない。
このロディの存在こそが私がボンズファンたる由縁一つだと確信し、あの洞窟でロディの個性を打ち明けるシーンで”推し”確定となった瞬間だった。
余談だが、デクが胸に矢を射られたあと、しばらくして国境越え間近のシーンを見たらツナギの胸部分がパッチワークで別の布が縫い付けてあった。この瞬間「あ、これロディが縫ったな」と思ったのは私だけではないだろう。
そもそもロディの服がぼろぼろで下手くそなパッチワークだらけな服であったことは登場した瞬間誰もが気づいたであろう。その後デクの服がパッチワークされていたら、間違いなくロディがやったな!と、皆が思うわけだ。旅のシーンで心打ち解けるシーンも、音楽がなりながらであるがしっかり描写され、観客は「一夏の思い出か・・」と思ったりするわけだ。こんなキャラ、だれが嫌いになるのだ?
(そもそもインターン開始が冬であったが、時系列ではインターン後期とのことで・・とはいえ真冬に開催されたインターンからオセオンに渡ったとしても北半球だから冬のはずなのだが・・?と思ったのは私だけではないはず。まあ夏の映画だから夏にしたい製作陣の気持ちは大いにわかる。私も大人だ)
全然関係ないが、事前情報ゼロで劇場に足を運ぶのが趣味の私にはピノが林原めぐみだった時の嬉しさと言ったら・・。一緒に観に行った人と見合あったほどだった。
「今回もドラゴンボールか・・、どうせ気持ちとかそういうもので乗り越えるんだろう?」と思ったあなた。ある意味正解です。でも、戦闘アニメーションはそれを超えてきました。ボンズ様、本当にありがとうございました。
あなたが作ったアニメーションで、本当に飽きないし、どうしてその強さだったのかなどがきちんと説明され、負けそうな戦いでもボロボロになりながら最後には勝ったヒーローたちが、きちんとそこにデクや爆豪、轟たちが生きていました 。
すべての戦闘ごとに、どうやったら勝てるか、どうやったら被害を最小限にするか、どうやったら相手をkoろせるか。全ての思考がそこにあったようの思います。
そして、きちんと映画として成立するように、全ての戦争で新しい画角や技や、見せ場があって視聴者が飽きない工夫がありました。
ありがとう。ドラゴンボール風であってもこんな感じであるなら本当に、本当に、何度でも劇場に足を運びます。ありがとう、ブルーレイも買うね。
とはいえ、フレクト戦ラストのデクのユナイテッド ステイツ オブ スマッシュの演出については吹き出さずに入られないほどの演出があり、ゲームを見ているかのような最強の技であることが思いっきり表現されており、デクの腕が心配になったが、ラストを見て無事でよかったよ。
OPのジャスティスリーグみについてはもう語ったが、デクの黒鞭で警察から逃げるシーンについてもスパイダーマンのファー・フロム・フォームみについても感じただろう。他にも脚本を進めるためのイベントと戦闘とギャグとの"比率"についてもアメコミリスペクトを感じざるを得ない。ブルーレイがでたら正確に比率を出したいが、これも先頭に重きを置きつつ、話の店舗はアメコミのものであり、アメコミ育ちの私には大変見易かった。
2作目から比べると戦闘シーンは遥かに上がった。戦闘のテンポもアメコミだったのか本当によかった。強いていうのならラストのフレクトの"反射"の限界を超えてプルスウルトラを叫ぶシーンは予想がついていただろうが、そこが少しくどい感じはあった。でもそれも含めて少年ジャンプみを感じ、心地よく受け取ったのが今作だった。
心の中で一緒に「プルス、ウルトラ!!」と叫んだのは、私だけではないはずだ。
一つ、気がかりなのが「ヒロアカ、学徒動員しすぎじゃないか?」である。ヒーロ業界限界が過ぎない?私、不安だよ・・。
学徒動員って戦時中であってもかなり逼迫した状況であり、ましてやそれを海外派遣するなど、言語道断・・!と思うのである。どうして今回も海外までいかせたのかはちょっと想像に難しいが、そもそも冬から夏になっているのも謎である。
すまない、話がずれたが、各地に学生を派遣したはいいが、最前線で戦い過ぎなのだ。30巻あたりで死柄木弔と遣り合うあたりであっても学生は後方部隊だったはずだ。大丈夫か、世界!映画の舞台はもっと逼迫しているのか!世界!頑張ってくれ!!
シンガポールのマーライオンヒーローやエジプトの壁画っぽいヒーロー、映画1作目で登場したヒーロー再登場は最高だったせ!ありがとう。
それはそれで、各地の同級生ヒーローたちがピンチの際に、お茶子「デクくん・・!」や霧島の「爆豪・・!」はクるものがあったぜ。同級生は体が離れても、心は一緒なんだな・・。ありがとう公式。ありがとうボンズ。
カレーが焦げた。
正確に言えば火を止め忘れたのはわたしなので”焦がした”が正解だ。
カレーといえば料理界では最も焦げたら終わり料理で知られている。
あれだけのスパイスを使っているにも関わらず、焦げの匂いだけは別物のようにカレー全体に広がり、焦げの苦味もスパイスの味とは全く異なる不快さしか残さない。
終わった。
この暑い中、そうそうキッチンなんかに立ってられるかと家族で3日分をまとめて作ったカレーが、一口も口にすることなく終わった。
いや、そんなことはない。
まだ焦げの味が広がっていない部分は無事なはずだ。
そう思って、少しでも無事なカレーを、焦げを刺激しないように別の鍋に移す。
幸い少し焦げ臭さは感じるものの、2/3程度は無事だった。
ほっと胸をなでおろす。
問題は残りの1/3だ。
後ろめたささえ我慢してしまえば何事もなかったかのように日常は帰ってくる。
どうにかならないものかとネットで検索してみるも、並ぶのは修復不能の言葉ばかり。
焦げた部分を刺激しないように無事な部分だけを移すのはどうやら正解のようだった。
そう思ったときに、突然ひらめきがあった。あれ?これならいけるんじゃね?
ルゥがどうしようもなく焦げた部分は仕方ないとして、焦げ付いた具材はお玉でこそいで鍋から取り出す。
ルゥが真っ黒に焦げた部分だけが鍋に残った。
焦げたカレーの入った丼を冷蔵庫に入れると、何食わぬ顔で無事だったカレーで晩ごはんの準備を始める。
無事だったカレーは昨日で食べ尽くした。
今日は、焦がしてしまったカレーを使ってアレンジカレー料理を作りたいと思います!
・中くらいの耐熱容器にご飯を敷きます。(お好みでバターライスやケチャップライスなど)
・お好みでハムやベーコンを一口サイズにカットしてのせます。(チーズの上に載せたほうが肉の焼けてる感じがあって好きです。)
・オーブン、もしくはトースターに突っ込んで、表面が少し”焦げる”程度に焼き上げます。
わたしがカレーを焦がしたことなんぞつゆ知らぬ夫/息子「ナイスアレンジ!焦げた感じがたまらねー!!」
どう見ても優勝でした。本当にありがとうございました。
今年の2月頃の話です。
なんとなく通販サイトを眺めていると、水産庁の事業(水産物販売促進緊急対策事業、もちろんもう終わっていますが)により、水産物の送料が期間限定で無料になる、とのお知らせがあるのを見つけました。
そして私は「せっかくだし、コロナのせいで会えてない祖父母にウナギでも送ろうか」とふと思い立ち、発送先を祖父母の家に設定しウナギを購入しました。
単なる気まぐれでしたが、祖父母は随分喜んでくれました。
さて、そんな祖父ですが、年齢も年齢だったためか、最近随分と体調が良くなくなり、そしてついに旅立ってしまいました。
まず大往生と言っていい年齢だったとはいえ、コロナで会えないまま終わってしまったのは心残りでした。
しかし、好物だったウナギを生前にごちそうしてあげられた事、そして祖母から聞いた「そのウナギを食べた時は随分喜んでいた」という話に、結構救われました。
もちろんそんな状況を想定してあの制度を作られたわけではないということは理解しています。あくまでも目的は事業者支援だったでしょう。
そしてその制度が適用されるよう努力された生産者や販売者の皆様も(客に喜んでほしいという意図もあったかとは思いますが)事業の存続のために努力なさったものと思います。
とはいえ、そのおかげで意図していた方向とはおそらく別な意味で救われた人間もここにいます。
農林水産省と水産庁、そして生産者と販売者の皆様、本当にありがとうございました。
どうみても主人のいなりです。ω本当にありがとうございましたω
それは今でも昨日のことのように思い出すことができる数少ない大切な思い出だ。
プロでなくても漫画さえ描ければいい。漫画にかかわれる仕事だったらなんでもいい。
中学生、高校生では自分の取り柄がなく自信を無くし夢をあきらめる瞬間もあった。
それでも、それでも漫画家になりたい。それだけはあきらめなかった。
いや、ただそれしかできなかっただけかもしれない。
大学を卒業し少し時間はかかったが小さな連載を獲得した。しかも自分が好きな雑誌。
周りも喜んだ。ほめてくれた。認められた気がした。
最初は微々たる給料だったが今では漫画を1本でご飯を食べれるようにもなった。
毎日何時間でも給料が安くても好きなことなので余裕で仕事ができる。
一生懸命頑張る。
だが実際には頑張れなかった。
漫画が楽しくなくなったわけではない。
「漫画家になりたい」
叶えてしまった夢が足かせとなった。
どこに向かっているのだろうか。
何になりたいのだろうか。
本当にやりたいことだったのだろうか。
失敗が増えた。
評価されないことも増えた。
自分より絵がうまく売れてる後輩も増えた。
重ねる年齢。
努力の矛先が明確にじゃなくなり頑張れなくなってしまったのだ。
何か賞をとる。 年収1000万になる。
心の穴が埋まらない日々が続いた。
頑張れない。目標がない。
打破するためにも夢を叶えたあとの夢の作り方なんて誰も教えてくれない。
このままじゃいけない。身が入らない。
そんなことを忘れ何年もたち、ふと今の夢は何だと自分に問いてみた。
案外スッとでた。何もしていないのに。
歴史に名を残す。これがなぜかしっくり来た。
これだ。これが新しい夢なんだ。これをするために賞をとったり連載を勝ち取るんだ。
見つけるのにずいぶん時間はかかった。
新しいコンセプトをもとにこれから頑張れる。
それを叶えるためにはなんだってする。
歴史に名を残している人を参考に生きる。
そして絶対名を残す。
新しい門出のスタートラインとしてここに残して置きたかったのです。
そして最後まで読んでいただいた方、本当にありがとうございました。
誰にも投票しないのも自民党には利するので、とくになにもなければ自民党以外で一番人気の党の候補に投票することに決めた。
今後はこういう投票行動をとることにした。
でもね、働いて残業して夜10時とかに帰ってきて、さてどこに投票するか、とか考える暇ないんですわ。
なので、今後は思考停止して、脊髄反射的に、自民党以外に投票するのをデフォルトの行動にするわ。
反社会的な集団のアンチってそれ普通の人だよね。あ、反社会的の定義ははっきりしないからそこんとこよろしくね。
なんかそういう投稿ふえてるけどさ、いま目の前の手についた糞について考えた方がよくないか?
どう考えても自民党よりましだよ。
人間って変化を嫌うから今の状態を過大評価しがちなんだけど、過大評価しても立憲の方がましじゃん。
ていうか悪夢の民主党政権時代よりも地獄の自民党政権のほうがヤバイです。
本当にありがとうございました、早く退場してください。
誰にも投票しないのも自民党には利するので、とくになにもなければ自民党以外で一番人気の党の候補に投票することに決めた。
今後はこういう投票行動をとることにした。
でもね、働いて残業して夜10時とかに帰ってきて、さてどこに投票するか、とか考える暇ないんですわ。
なので、今後は思考停止して、脊髄反射的に、自民党以外に投票するのをデフォルトの行動にするわ。
反社会的な集団のアンチってそれ普通の人だよね。あ、反社会的の定義ははっきりしないからそこんとこよろしくね。
なんかそういう投稿ふえてるけどさ、いま目の前の手についた糞について考えた方がよくないか?
どう考えても自民党よりましだよ。
人間って変化を嫌うから今の状態を過大評価しがちなんだけど、過大評価しても立憲の方がましじゃん。
ていうか悪夢の民主党政権時代よりも地獄の自民党政権のほうがヤバイです。
本当にありがとうございました、早く退場してください。
娘を死産してちょうど1年が経った。
お互いに3人兄弟の末っ子で、子どもは最低でも2人欲しいね、なんて話をしていた。
でも子供は何年経ってもできず、不妊治療を始めることになった。
今は夫婦の3組に1組は何らか不妊治療をしているらしい。まったく珍しくもなんともないことだ。
不妊の原因はわからず、結局1年間かけても成果が出なかったので、高度不妊治療に移ることになった。
そして、本当に本当に運よく、1回目の体外受精で妻は妊娠した。費用は合わせて100万円くらいで済んだと思う。
不妊治療はゴールが見えない。何百万円もかけて、結果が出るかどうかもわからない。
多くの場合、不妊の原因すらわからない。あらゆる面で、つらく厳しい治療になる。
夫である僕も何度か同行したが、不妊治療のクリニックの雰囲気は形容しがたいものがある。
あれは本当に強靭なメンタルが必要だ。もしこれを読んでくださっている方で、奥さんが不妊治療をしている人がいたら、ぜひ1度でいいから一緒に行って隣に座っていてあげていてほしい。それだけでいい。
僕たち夫婦は、家族、ごく親しい友人数人に妊娠の事実を伝え、ひっそりと妊娠生活を開始した。
幸い妻にはつわりがなく、安定期に入った。安定期に入っても周りにはほとんど言わなかった。
あの不妊治療のクリニックの雰囲気を見てしまうと、簡単な気持ちで周りには公表できなかった。
少し奮発して、4D超音波エコーというのを撮影した。おなかの中の子どもは、一人の完全な人間の形をしていて感動したことを覚えている。
妊娠して5か月目に入り、妻が倒れた。
急に夜中に激しい頭痛で動けなくなり、タクシーで妻のかかりつけの総合病院の救急外来に向かった。
診察の結果、血圧がかなり高いとのことで、入院して様子を見ることになった。
病院の先生からは、夫婦同席の元、最悪のケースを想定した病状の説明がされた。
なんで医者はこんなに不安をあおるような言い方するのかな、なんて夫婦で話をしていた。
でも、入院して2週間経っても、妻の病状はよくならなかった。
医者から、妻の病状を専門で診られる他の病院のセカンドオピニオンを受けてほしいといわれた。
妻は、小さい頃からお世話になっているこの病院で産みたい、ほかの病院に移るのは嫌だと言った。
僕は、専門の先生に一度診てもらうだけだから、と妻を説得して、紹介された病院に向かった。
病院の診察室に入ると、大部屋に10人くらいの医者が待ち構えていた。
この瞬間、あぁ、妻の病状はかなり悪いんだ、と気付いた。
一番歳がいったベテランの医者から、妻の今の病状について説明があった。正直内容はほとんど頭に入ってこなかった。
唯一覚えているのは、赤ちゃんの命よりも、母体の命を優先する、という言葉だった。
診療が終わり、なんで医者はこんなに不安をあおるような言い方するのかな、と妻は話していた。
もしかしたら、ダメかもしれない、なんて僕の口からは口が裂けても言えなかった。
別の日に、改めて治療の方針について医者から話があった。また部屋には10人くらい医者がいた。
1日でも長く、赤ちゃんをお腹の中で成長させるために、できる限りの治療をする。
妻は泣いていた。
それから妻は、弱音一つ吐かずに、毎日注射をし、薬を飲み、手術までした。
会社の健康診断の血液検査で倒れる僕からしたら、本当に尊敬しかない。
かなり強い治療を続けたが、妻の病状は良くならなかった。
二週間後、主治医から、夫婦同席の元で今後の治療について説明したい、と言われた。
ついに来てしまったと思った。
妻には、一度外で待っていてほしいと伝え、僕が先に個室に入った。
妻が横にいると、僕自身が耐えられないと思った。
最初に治療の方針を説明してくれたベテランの医者は目をつむって部屋の端で静かに座っていた。
その隣で、他の医者から今の妻の病状について説明された。医者も少し涙目になっていた。
もう妊娠を続けることはできない、一日でも早く子供を出さないと妻の命が危ない。
僕はわかりました、と言って、妻を呼びにいった。
席に座った妻に対して、医者が話し始める前に「やっぱり、赤ちゃんダメだって」と声を振り絞って、妻に言った。
これからの人生、こんなに悲しいことはもうないんじゃないか、と思った。
でも、妻がもしいなくなったら、もっと悲しい、それだけは確かだった。
妻に隠れて自分も泣いた。
正直、ここから先の記憶はかなり曖昧だ。記憶を消そうとしている自分に抗って、今思い出しながら書いている。
妊娠中断の合意書へのサイン、両親への連絡、会社への連絡、そして休むことなく出産の準備に入った。
この時期になると流産はできず、陣痛を誘発して普通に出産することになる。
違うのは、赤ちゃんは外に出ても自分の力で息を吸うことができない、ということだけだ。
数日後、予定通り娘を出産した。
夫婦と娘、3人で写真を撮り、短い時間だが3人で一緒の時間を過ごした。
息つく暇もなく、葬儀業者に連絡をし、両親を呼び、あっという間に葬儀が終了した。
妻の体調は、入院時の体調が嘘のようにみるみる回復し、1週間で退院できることになった。
妻は、命をかけて娘を産んでくれた。
死なんてものは世の中にありふれている。夫婦にとって特別な死も他人には関係ない話だ。
こんな話、誰かに知ってほしいとも思わない。
でも、妊娠には、あの時こうしておけば、何かしてあげられたのでは、なんてないことだけは伝えたいんだ。
誰も悪くないし、どうか自分を責めないでほしい。
こんな自分勝手なエントリを最後まで読んでいただいて本当にありがとうございました。