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はてなキーワード: 製品とは

2022-10-18

anond:20221017104318

中国にできるわけない」と言ってたら、あっという間に追いつき追い越された例として、軍事分野の例がある。

日本ミリオタの大多数は、中国発の空母遼寧旧ソ連ヴァリャーグの改修艦)の就航(2012年)を長らく嘲笑していた。「ポンコツ性能の空母もどき」「艦載機はまともに発着できない」「20ノットがせいぜい」「外洋行動はとても無理」…。今でもTwitter検索すると、過去遼寧いじりが山ほど出てくる。

ところが蓋を開けてみれば、本格改修を経た遼寧は思いのほか「まともな空母」として機能した。巡航速度30ノット空母運用に十分な離発着性能、沖縄近海を通過しての外洋行動。ミリオタ内でもそうした情報を真っ当に評価していた層は遼寧いじりを控えるようになったが、その後もしばらくライトオタの間では「ポンコツ空母」を嘲り、あなどる空気が尾を引いていた。

そして、遼寧改修で吸収したノウハウが初の完全国産空母山東」(002型:2019年就役)と「福建」(003型:2022年就役)に投入される。福建は前2型に比べて大型化し、電磁カタパルトも搭載。さら原子力化も噂される004型、軽空母機能を持つ075型強襲揚陸艦などの建造計画存在する。保守的ミリオタからもあの頃の嘲笑はすっかり消え失せ、今では真顔でPLA海軍軍事的脅威を訴えるようになった。ここに到るまでわず10年足らず。

同様のことが航空分野でも起きた。Su-33劣化クローンバカにされたJ-15(2009年運用開始)の後に、初の第5世代ジェット戦闘機J-20を投入(2018年運用開始)、今ではエンジン国産化されて機動力も向上し、F-35との優劣を論じられるまでになっている。

まり中国は、軍事分野では10年足らずで「箸にも棒にもかからないほど西側最先端プロダクトに劣後した状態から「性能的に互角に戦える状態」まで製品開発力を向上させた実績が複数ある。ニーズ商機があれば、中国という国は多くの分野で海外製と互角の製品を作れる産業的・技術的なポテンシャルを持っている。あえて言わないが、自分の関わる業界でもこれと同じ事が起きた。高度半導体で同じ事が起きない道理はない。侮らないほうがいい。

anond:20221017181004

完全に主管だけど、

客の治安も心なしか悪い気がする

なんかガチャガチャ操られてる感じがする

M〇Gドバドバ入ってる効果かな 知らんけど

アマ〇ンみたいでおもしろ

マケプレ製品買う人たちに近いのかな

2022-10-17

米国中国半導体産業規制のヤバさについて

数日前にTwitter話題になっていたアレ。中国半導体メーカーから米国籍の人々が逃げ出しているというツイートね。

匿名ダイアリーでも半導体業界の人が書いていた。

https://anond.hatelabo.jp/20221016140905

当方半導体業界ではなく、どちらかというとノンビリした業界にいるけど、輸出管理関係仕事もしているので、何がヤバいのかを書いておこうかなと。

■今までの規制

米国世界の警察」という言葉がある通り、米国はありとあらゆる手を使って敵対国経済制裁等を発動してきた。その中には、米国財務省主導の資産凍結や、米ドル取引禁止したりする処分があった。

今回の規制米国の商務省主導であり、一般的に「輸出管理」というときは、普通こちらの商務省主導のものを指す。

で、普通の国の輸出規制であれば、その国の中で規制すべき貨物を定め、その輸出に監督官庁許可必要とする仕組みとなる。たとえば日本は高性能な工作機械を輸出するとき経産省許可が要る(仕向地によっては許可下りないことも当然ある)。

ところが、米国の輸出規制というのはちょっと変わっていて、米国から輸出する貨物技術含む)だけではなく、米国原産貨物を組み込んでいるもの規制対象にしていたり、米国に由来する(米国オリジン規制技術を使って他国製造した製品も、米国の輸出規制を受けるとしているんだ。

じゃあ例えば米国の釘を一本打ち込んだ機械や、あるいは米国製の3Dプリンターを使って製造したモノを輸出する場合米国輸出規制に引っかかるのかというと、さすがにこれは各国から強い反対もあったようで、米国も譲歩している。具体的には貨物組み込み比率だったり、米国技術がどのような理由規制されているか等々なのだが、結構複雑なのでここでは割愛する。

とはいえ日本から輸出する場合米国規制に引っかかるのは①米国貨物一定上組み込んでいるか、②米国規制されている狭い範囲技術に基づいて製造されたものか、を気にしていればよかった。①か②にあたる場合でも、それが米国規制していない貨物技術であれば米国商務省の許可不要(EAR99という)だし、せいぜい米国が定めている制裁リスト(DPL、ELなどというものがある。山口組対象となったリストSDNという財務省主導のリストなので、また別の話)に輸出先が掲載されているかどうかをみれば、まあクリアできた程度のものだったのだ。

この「EAR対象か否か」というのが、今までの米国規制限界閾値であり、その外の世界であれば自由貿易できていたのが、2022年10月7日までの世界だった(正確には10月21日施行だが)。

■ここ最近の情勢

ところが、米国規制はここ数年でどんどん先鋭化している。それは、米中の対立もそうだし、従来の「輸出管理」で上手くいかない部分が出てきているからなんだ。

輸出管理は通常は国々の合意に基づき、規制される貨物を各国一致で決めている。通常兵器でいえばワッセナー・アレンジメントという枠組みだったり、ミサイルであればMSG、生物化学兵器であればオーストラリアグループという枠組みがあり、そこに加入している国は、ほぼほぼ同じような規制貨物を定め、その国から輸出する場合官庁許可必要としている。先述のとおり、日本だと経産省アメリカだと先述のBISとか。

ところが、この枠組みは近年機能しなくなってきている。というのは、とにかく加盟国が多すぎてなかなか決まらない。いくつかの枠組みにはインド中国も加入していて、その議論には党派性が強く出てしまっている。国連のようなもの想像してもらえばいいかもしれない。おまけに技術日進月歩で、今で言えば高性能3Dプリンターとかドローンとか、規制すべきものが中々規制されず、時代遅れ工作機械位置決め精度とかの、ショボい改正一生懸命議論して決めている体たらく

米国の本気

米国はそんな状況に業を煮やし、先述した規制限界撤廃し始めている。つまり半導体製造関連で、かつ仕向地が中国であれば、①米国貨物を組み込んでいなくても、②どんな技術であれ米国規制技術を使って製造したものは、米国輸出規制支配下に置かれる、ということを一方的宣言したのだ。

正確に書くと②については対象貨物米国制裁リスト区分でいくつか条件分岐するけど、たとえばスパコン関係であれば、富士通日本国内の子会社メイドインUSA機器を移そうとした場合でも、いちいち米国商務省の許可必要となる。そう聞くと果てしなく面倒くさいものイメージできるのではないだろうか。

■今後中国半導体開発・製造の援助は全てNG(要許可、ただし許可下りません)

退職者が続出しているという例の話は、この援助(support)規制が影響しているものと思われる。この規制はEARインフォームという、その名前に反して通知すら不要というよくわからない規制なのだけど、とにかく範囲がめちゃ広い。なにせ規制対象は幅広く「援助」なのだ。もちろん、前述のEAR規制閾値関係ない。半導体業界で働くことはもちろんのこと、おそらく機械設備を運送する運輸関係もアウトと思われる。

■今後の見通し

EAR規制閾値突破したケースは過去に一度だけあり、それが現在ロシア規制だったりする。

上で述べたEARインフォームが使われ、非米国製品も幅広く規制されている。じゃあこれが日本でなぜ話題にならなかったかというと、ざっくり「米国ロシア規制に賛成し、同様の規制を敷いた国は、対ロシア以外であれば普通貿易をして良い」という免罪符があるのですな。日本菅さんか岸田さんの頃か忘れたけど、ちゃっかりこの免罪符をゲットしていた。

から、今回の中国半導体規制も、米国と同様の規制を敷いた国同士の取引例外扱いになると思う。たとえば日本英国アームとか、前述の富士通グループ取引や援助は、米国許可なしで普通にできるようになるのではないでしょうか。

とはいえ中国に輸出できないというのはビシっと決まってしまったわけで、今後の日本半導体業界の売上自体は右肩下がりになるのではないかなーと思います半導体業界を知らないから何とも言えないけどね。

中国メーカー技術力や工場移転陰謀論について

↓の日記を書いた半導体業界人増田です。

https://anond.hatelabo.jp/20221016140905

中国メーカー技術力の話や工場新設が陰謀論かどうか的な話が自分の予想を超えて盛り上がっているのでどう言う根拠で話をしているかと言う件について触れておきたい。まず情報源として非公開情報公開情報がある。

公開情報自分業務上知り得た秘密になるの(中国メーカー製品の分解調査とか、取引から直接聞いた話)で当然増田に書けない内容になる。

公開情報は、学会発表(ISSCC, VLSI, IEDM等のIEEE主催のもの光学関係のSPIEなど)や特許情報、Semicon Japan等の展示会、メーカーIr調査会社レポート(TrendforceやOmdia等。EETimesやマイナビ概要を読める。)、日経エレクトロニクス業界誌製品分解レポートアメリカ政府経済産業省政策資料(余談だが、レポートの質は圧倒的にアメリカが上)を自身の知見を元に分析して話してる感じ。増田投稿しているネタ話も、基本的にはここから得た情報で書いてる。

で、この辺を元に判断するとどう考えても中国最先端の露光装置エッチング装置短期間で自前で開発するのは無理だろうという結論になるのです。同業者なら同意してくれるはず。日本韓国半導体部材の輸出規制かけた時はなんともなかったじゃんと言うコメント書いてる人がいるけど、必要技術蓄積が違いすぎて無理としか言えない。(余談だが、韓国の時はEUVレジスト以外意味ねーだろって感じで政府業界人温度差があった。)

さて、そういう公開情報自分の持ってる知識から視点で各メーカー工場投資計画ニュースを見たとき、今回のマイクロンアメリカ工場新設は非常に違和感があった。ぶっちゃけ陰謀論と言われてもいいか理由説明すると、ここの会社趣味に合わないお金の使い方なのだ

マイクロンという会社基本的に自前で工場を建てない主義でやってる会社だ。今アメリカ運営している工場東芝IBMが合弁で作った工場を買収したものだし、日本と2つある台湾工場のうち一つは10年ほど前に倒産したエルピーダから引き継いだもの台湾のもう一つはこれまた倒産したドイツQimonda台湾NANYAと合弁で作った工場を買収したものという具合である

なんていうか居抜き物件が大好きな居酒屋チェーンみたいな経営方針会社なんで、短期間でアメリカ工場2新設というニュースは非常に違和感があった。しかも1年前にはIntelと合同で運営していた新メモリ3D XPointの製造工場を売却している。製造キャパ増やしたいだけならこの工場転用するのがこの会社趣味だよなぁというのが今回感じた違和感の正体である同業者の友人も同じ違和感持ってたようで、週末飲んで盛り上がってたというのが話のオチ

米中の半導体対立のものヤバい香りがしてるんでニュース注視してる。また大きな動きがあれば増田に書くかも。今回はこれでおしまい

anond:20221017153721

TDKとかも製造メーカーであったな、と思って調べたら個人向け製品事業から撤退して電子部品メーカーになってた。

時代が変わったんやなぁ。

anond:20221017091316

増田イライラするのは当然だと思うし、お互い時間がないのも仕方ないと思う。ただ今現在は、お互い敵と認識毎日怒鳴り合うってそういうことだ)するくらいに関係悪化しているので、その段階で嫁に対して精神科受診を薦めるのは精神DVと取られて拗れる可能性がある。

増田にも言い分はあるのはもちろん分かってるけど、今はもはやお互い協力関係認識できてないの。

嫁も増田相手に変わって欲しいと願ってる状態から増田提案責任転嫁と取られやすい状況なんだよ。そうなったら相手もっと意固地になる。

 

それを踏まえた上で、自分はまず増田自身精神科受診カップルカウンセリングへの移行→低用量CBDを始めたらいいんじゃないかと思った。

増田自身精神科受診は、増田に病名をつけることや増田の投薬が目的じゃない。増田が大変精神的に参っていることを、嫁に対して客観的に納得させる必要があるから行く。

精神科心療内科はそんな簡単に病名つけたり処方もしないか安心してくれ。

 

最初に、増田自身病院家族関係相談したら、奥さん心配をしてもらえるのがベスト。(つまり親身になってくれそうな通院圏内病院を下調べしておくこと。逆にカップルカウンセラーをまず調べて、そこの提携病院へ行ってもいいと思う)

病院からカップルカウンセリングを勧めてもらい、カップルカウンセラーから妻の状態心配してもらえたら、その段階で妻の通院って選択肢も見えてくると思う。

最初相手の行動を変えようとすると逆に遠回りになるから、まず自分の変化を見せないと人は動かない。

 

CBDカンナビノイドのことで、ヘンプ由来とホップ由来とかいろいろあるから、好きなのを選ぶといいと思う。

CBDは飲用とベイプを自分も試したことがあるが、ベイプの方が即効性があり、数十秒で苛立ちが消えて冷静になる。

精神安定作用や集中作用の他、頭痛怪我などの痛みや月経痛、PMSも肩凝り冷え症も改善や軽減する。常習性はなく子供に悪影響もない。

人によっては食欲が増す。

まずは嫁に試してもらいたいところだと思うが、先に増田がやっていれば興味を持つし、聞かれたら嫁が興味ありそうなことを言えばいい。肩こりが楽になるとか、冷え性が楽になるとか、気持ちに余裕ができて作業捗るとか。

多分嫁も使いたいとか、自分ばかり狡いと言い始めるから、そう言われて初めてプレゼントしたら押し付けにはならない。

 

国内流通しているCBD製品は現状玉石混淆なので、ちゃんとしたメーカーのものを買った方が良い。CBDfxとか。

anond:20221016211237

まだまだってことはないと思うよ。日本海外シェアが高い素材・部品があることを指して「中国にはまだ無理」みたいな話をする人の中には、単純に国際分業体制について理解してないやつも多いし。

後発国の一部が成熟して技術先進国になっていく過程で、徐々に最終製品自力で作れるようになっていくことがあるけど、素材や部品特に初期開発投資が多額になる素材・部品)は、既存技術先進国企業から輸入し続けるパターンも多い。先行企業既存投資の成果で安価に高品質提供できている製品なら、わざわざ自国で作るより、よそから有り物を買った方が安いから。

問題は、そういう国の産業が、貿易障壁安全保障上の理由で、最終製品必要な素材・部品海外から買えなくなった時にどうするかだ。2019年の、日韓半導体材料3品目(フッ化ポリイミドレジストフッ化水素)の輸入規制強化問題を覚えてるだろうか。あの時は日本の元気の良い人達が「日本の高純度半導体材料韓国シェア○○%、これで韓国半導体産業は死亡wwww」ぐらいなことを言っていたのだが、結局どうなったかというと、今では韓国のフッ化ポリイミド対日依存度は0に、レジストは半分以下に、フッ化水素は1/3になった海外から材料が買えなくなれば、当然、国内ケミカル産業には大きな市場商機生まれる。サプライヤーとしては、設備投資がリクープできることが見えてれば積極的技術投資する。結果として日本半導体向けフッ素関連製品製造企業は、(「徴用問題をめぐる意趣返しとしてホワイトリスト外しを使っちまえ」という官邸の浅はかな考えのせいで)劇的に業績が落ちた。つまり「現時点で国外依存度が高い」だけではなく、「いくら商機があっても技術的に超えられないハードルがあるかどうか」がポイントで、上記3素材については日本側の想定よりハードルは低かったということ。

素材や単純部品に関しては、今時は「特定国に囲い込まれていて、他国ではどうにもできない製造技術」というのはそれほど多くない。その製造ラインプラント設計したり実際に製造に関わってる人材は、貿易障壁とか安全保障上の理由とは関係なく、どんどん引き抜けるので。さほど金にならないなら手を出さずによそから買うし、金になるなら自国内でやる。それが国際分業というもの

とはいえ「高度半導体製造業」は、さまざまな要素を組み合わせて最終製品を生み出すメガインダスリーなので、素材や単純部品ほど簡単に「自国代替」とはいかない。同時にたくさんの素材産業部品産業を編成しないと最終製品の内製には辿り着けないからだ。たとえばx86CPUを国際流通価格海外から調達できる間は、中国という国が自力CPUを内製するコストメリットはほぼなかった。山東省などで行政紐付きのCPUプロジェクト複数立ち上げられたが、資本主義エンジンである市場商機利益が期待できないプロジェクト産業としても成長しない。人材も呼べないし、サプライヤーもついてこないし。

こういう形で、ある意味では国際分業体制によって中国半導体産業の内製化率向上に一定ブレーキがかかっていた状況の中、今回のバイデン政権規制は仇になってしまう(中国側の技術投資と内製化率を加速させる)可能性がある。10nmなどプロセス幅での規制は、中国半導体産業が力を入れている次世代半導体(GaNベース)にはあまり効かない。業界サイトセミコンポータルの以下記事読むと、規制案を受けて、HUAWEISMIC次世代半導体製造で内製化率向上の弾込めを着実に進めているのがわかる。

https://www.semiconportal.com/archive/blog/insiders/hattori/220107-uschinawebinar.html

この記事最後のまとめにこうあるが:

半導体は、コストミニマムめざした国際分業で成り立っている産業である日本の政治家は、米中や世界の緊張を和らげ、各国が火花を散らさぬように政治力を発揮すべきである。それが日本責任であり義務であろう。



この含意が読み取れるだろうか。米中の半導体をめぐる対立が激化し、産業として二極化すると、日本半導体製造に関わる諸産業が(フッ化水素など3素材を作っていた日本企業と同様に)割を食うことになるぞ、と言っているのだ。

anond:20221017051833

元増田

これはマジでその通りで、中国は間違いなく自国装置メーカー育成に動くはず。

これまでも中国半導体政策は何度かポリシーを変えてきてて、外資系企業工場誘致→外資系企業本体の買収(各国政府の反対で頓挫)→中国資本半導体メーカー育成と徐々に自立の方向に動いている。

今回の騒動海外装置メーカーがあてに出来ないとなるので、確実に自国装置メーカー育成に動くはず。中国政府半導体産業を育成すると腹括ってるから、今は小学校1年生の学力レベル装置メーカーでも、教育重課金SAPIX入れて中学受験させて育成するぜって方針がすでに固まっていると思われ。10年あれば相当技術開発は進むだろう。

ただし、半導体製造装置産業の難しいところは装置のもの製造ノウハウが詰まっている部分にあるので簡単には行かないだろう。既存大手半導体装置メーカー世界中メーカー製品を納入しているので、装置メーカーA社が、Intel工場でXX度でYY気圧で加工すると精度が落ちたり、TSMC工場で光源の出力をZZに調整すると特性良くなるというような各社で製造ノウハウを得たら、それをもとに装置のものの改良しているので、中国企業のみで装置開発進めるケースよりも技術開発で有利になるからだ。

anond:20221017084719

少量生産する場合より相対的に安くなるだけで昔から大量生産し続けてる製品原材料価格が上がれば当然値段も上がるという話

anond:20221016140905

バズってるので補足

各社が同じタイミングで足並みをそろえて中国の常駐先の企業から人員を引き上げるっていうのがポイント

従来も不正方法技術を入手した疑惑のあるメーカー装置を売らないとかいう事例は合ったんだけど、稼働中工場から主要メーカーが一斉に人員を引き上げる事例をほぼほぼいたことがなかったのでビビってるわけ。

半導体製造装置って同じ装置が全世界に数十台~数百台しかないみたいな事はざらで、量産効果が出ない規模の製造台数だから一台一台の特性微妙に違ってたりする。また、使っていくうちにちょっとずつ特性が変わって行ったりするんで、定期的な校正作業必要だったりする。なんで、大規模な半導体工場には必ず装置メーカースタッフがいて調整したり補修したりしてるんだが、この人員がいなくなるのは相当な嫌がらせになるはず。

もちろん中国メーカープリンタ互換インクを作るみたいなノリで消耗品を自前で準備したり、どうしてもダメな部分は既存装置を共食い整備したりして対応するだろうけど、稼働率も性能も徐々に低下していく未来が容易に想像できてしまう。

そもそも欧米大手半導体装置メーカーから見た中国メーカーって金払いの良い顧客絶対に手放したくないのである

日系メーカーだと、新しい装置を導入しても性能評価だとかなんだかんだ理由つけて、装置搬入してから1年くらい引き延ばして製品が量産まで行って利益出せるなという段階まで行ってようやく支払いみたいな悪質な話がよくあるのだが、中国メーカーって装置代金に色付けるから納入早められないか的な感じで非常に太っ腹だったりする。(そのくせ消耗品ケチって社外の互換品を使って起きたトラブル装置メーカー押し付けたりするクソな部分もあるが。日系メーカーだと消耗品はおとなしく純正使ってくれるのでありがたい笑)

装置メーカー視点で見ると、中国半導体工場がここ数年で一気に増えてきたので次は工場に設置した装置メンテナンス事業でもうひと稼ぎだ!ってフェーズなので、軍需と関係ないメーカーとは取引続けてもいいよねってアメリカ政府絶対ロビーイングしてるはず。特にYMTCのように、すでに工場が稼働しているメーカーは一旦は『シロ』とされてたわけなので、それを手のひら返しして撤退というのは相当な圧力があったと予想される。気まぐれなトランプ氏が大統領の時ですらなかった稼働中工場から人員撤収を行うからにはそれなりの理由があるはずなので、そこに恐ろしさを感じているのだ。

ブコメより

どっちかっていうと1Xxnm以下のプロセスにこれ以上進ませないための措置。数年で戦争になるから疎開とかそういう話ではない。/https://eetimes.itmedia.co.jp/ee/articles/2210/12/news074.html

これは完全にアメリカいちゃもん。40nmまでしか加工できない露光装置でも、処理を2回繰り返すことで解像度を20nmに上げられるダブルパターニングや、4回繰り返すことで10nmに上げられるクアッドパターニングという手法で微細加工できたりするので100%建前でしかない。最も同じ処理の繰り返しには重ね合わせ精度が求められて装置校正必須になるため、メンテ人員を引き上げられるのはこういう部分でも痛手ではあるが。

2022-10-16

anond:20221016152848

最終的な製品設計図欧米と大差ないレベルのものが作れても

話変わるかもだけど、Armみたいな会社中国にある? もしくはあってもおかしくない?

anond:20221016144003

最終的な製品設計図欧米と大差ないレベルのものが作れても、実際に動く製品を作るには微細加工技術を極めないといけないので製品化が周回遅れになってしまう感じ。1cm角に1Tbデータを記録するメモリーを作りたいとして、1bitのデータを記録する部分を小さくしたり3次元的に積み重ねるための加工が難易度高かったりする。今回ニュースになってるYMTCだと、業界トップメーカー2020年くらいに製品化したレベル製品2022年製品化してるくらいの感覚

で、データを記録する部分を小さくしたり3次元的に積み重ねるための加工に使う工作機械=半導体製造装置は日米欧のメーカーでほぼ独占してて、中国メーカーほとんど存在感がなくて、これから追いつこうとしても技術開発の蓄積に差がありすぎて10単位時間がかかる状況。中国政府の半導体自給率向上の目標年の2025年にはどう頑張っても間に合わなくて、普通小学1年生が今から3年で東大理科三類合格できるレベル学力上げられるか?って言うくらいの無理ゲー状態

また、半導体の原料になるシリコンウェハの質が全然違っていたりする。中国シリコンの純度が高くないソーラーパネル用なら自前で作れる(純度99.9999%くらい)けど、高性能なCPU向けに使われるグレード(純度99.999999999%以上)だと作れないとかそういうレベル

製造装置は輸入頼りだし、原料にしても輸入か日米欧の素材メーカーの現地工場頼り。なんでシチュエーション的には本当に第二次世界大戦の時の日本への工作機械禁輸と状況そっくりっていうところ。

自分の中で)セリアは完全にダ〇ソーを超えた

日本製が増えた

まず日本製のモノには「Made in Japanタグが分かりやすく表示された。

たぶんここ1・2年くらいの改善ユーザーの声をふまえて日本推しになってきている。

キッチンツールなどは日本製の良いものが半数を占めている。

売れ筋に手を加えない

自分が気に入っているタッパーは5年以上ベストセラーのようで、デザインなど一切いじってない。

まり売れ筋のものはいっさい変えずに、1ミリずつ良くしている地道な企業という印象を受ける。

進歩している感がある

ダ〇ソーは2022年現在でもまだ中国製が多く、進歩感があまりない。

売り場に行くと、10年前とそう変わらない雰囲気がある。

セリアは毎年高級感が増している気がする。値段を変えずにだ。

こういう企業努力が感じられるところを応援したい。

自分の中で完全にセリアはダ〇ソーを超えた。

まとめ

「おまえは100禁の製品になにをいってるんだ。貧乏舌なのか」と言われそうだが、実際、

日本製のタッパーや箸などは100円とは思えないクオリティなのだからしょうがない。

anond:20221016141530

元増田です。

学会発表中国メーカー製品リバースエンジニアリング、社内の中国スタッフレベルから判断する限り、

•回路設計だけなら世界水準

半導体製造世界水準に追いつきつつある

(今回アメリカターゲットになったYMTCは業界トップから2年遅れ程度)

製造装置や部材は発展途上で国際競争力なし

って感じ。

2022-10-15

anond:20221015172810

高性能ですらなくなってるってことやで

面白いスマホガジェット出すのは中韓ばっかやろ?

無難凡庸で割高な製品しか作れないから、円安になると無難凡庸でそれなりの製品になるわけさ。

anond:20221015164219

製品としては成熟していて大きな変化はないだろう。その意味で伸びしろは少ない。

次はスマートグラス。

anond:20221014222546

それはないやろ。どんな修羅土地やねん

何県&どの転職サイト使ってるの?

なんでもいいなら在宅未経験可・ロースキル可でいくらでもあるで

 

 

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2022-10-14

そこじゃない感

業界で著名な方から役員候補者選抜され承認されたが・・・

メディアに出る機会が多いのでそれに期待されて承認された女性役員が,

「私がスタンダード」みたいな方で経営に多く口出しするようになってきた・・・イメージと違う・・・

専門的技術的なことまで理解しようと質問するので,わかるように専門用語を使わず説明すると

「舐めているの?具体的に説明しなさいよ」と怒るし,

専門用語を交えて説明すると,

「わかりやす説明しなさい」と怒るし

「私が分からないんだったらプレスリリースしても誰もわからないわ。やり直し」って

そういうのが好きな方だった。言うことが製品ごとに違うから担当レベル感が分からなくなっていき

そう思っていながらやっているから,なんとなく印象が薄れるものになっているような・・・

やり直しのプレッシャーや社内での当たりの強さがすごくて転職する将来有望な若手が多くなってきたよ

私がスタンダードねって,そこじゃない感がはんぱない

2022-10-13

anond:20221013121005

この論は骨子としては一理ある。冗長化大事という事だね。

例え話に茶々を入れるなら、米は多数の日本人には命のように大事ものとして刷り込まれてるから

米を無駄にしようものなら激しい拒否反応を示し全く話を聞いてくれない輩が多数現れるだろう。

これが麦や大豆ならそこまで反発されないので麦及び大豆製品を撒く会がいいと思う。

外国ならライスシャワーってのが実際あるしエレナ・リグビー的な人が拾うから無駄とも言い切れないのだろうな。

AIは一回は確実に暴走する

AIが悪意を持った何か、ではなく、災害のようによくわからん被害を受けるみたいな状況には確実に至ると思う

しろそれこそがシンギュラリティタイミングだと思っている

ただそれってつまり製品として未完成すぎる」という状態しかなく

何も人間を超えてどうのこうのっていう感じではないのだと思う

そう考えると実用レベルで、つまり人間想像できるような類の暴走っていうのはもっと先に存在するんだと思う

 

ただし現時点のAIの潮流と異なる強いAIが登場するならこの限りではないが

2022-10-11

anond:20221011203645

実際AI仕事評価して製品に仕上げるという技能重要になりそう

BOOTHで物買ったら製品仕様と違う塗料を使った商品が送られてきた

買ったのはハンドメイドペングリップなんだけど

なんか商品画像と違うな~と思って念のため問い合わせたら

ショップ独断で今は違う塗料使ってるって回答された

商品ページの画像のかんじがいいなーと思って買ったのになー

てか製品仕様詐称しちゃダメでしょと思って事務局通報したけど

注意したよ~ん!で終了……

アレルギー持ちの人とか結構危ないと思うんだけど

たかが客一人の声なんてこんなもんだよな

 

ワコムプロペンの木製グリップ欲しい人

絶対公式買ったほうがいいよ

ドラッグストアって大変

最近ドラッグストア食料品など色々なものが売っていて便利だよな。

先日、近所のドラッグストアで、トイレ芳香剤タンクの上に置く水が青くなるやつ)とポテチ缶詰を買ったんだ。

店員レジで袋に入れてくれるお店なんだけど、「こちら(芳香剤)は別にした方がいいですか?」と聞かれた。

食べ物は包装されているものばかりだし、「一緒でいいです」と答えたんだけど、店員さんは、小さいビニール袋に芳香剤を入れた上でレジ袋に入れてくれたんだ。

ありがたいサービスだけど、そこまでしてもらうと逆に恐縮してしまうよな。

おそらく人によって生理的嫌悪感清潔感?)の程度は異なるので一律この対応にしていると思うのだけど、

そもそも、みんなどの程度の感覚なんだ?聞いてみたい。

A)小ビニール袋に入れたとしても、食料品トイレ用品が一緒の袋は生理的に無理(つまり今回のケースもダメ

B)小袋でさらに分けてもらえるなら一緒でOK(つまり今回のケースはOK

C)食料品トイレ製品の両方が製品として包装されているなら一緒でOK

D)食料品が包装されてなくても(野菜果物とか)、トイレ製品側が包装されているなら一緒でOK

E)食べる時は洗うのだから全然気にしない。

俺はCだ。

2022-10-10

iPhoneITリテラシーが低い人が使う製品、と決めつけるブクマーとそれにスターがたくさん付くブクマ見てると何だかなーと思う

喫茶店風かためプリン

プレシアの喫茶店風かためプリンが好きだ。

プリンといえば、ここ数年ずっと、ふわとろ系の固くないプリンが主流派のようで、

各社が切磋琢磨して、歯ごたえを感じさせず、とろける寸前の柔らかさにこだわった商品ばかり作っているのだが、

プレシアの喫茶店風かためプリンは完全に真逆製品だ。

卵の味が濃厚な昔懐かしい固めプリン

喫茶店で食べたような固めプリン再現しました。

卵の濃厚な味わいとしっかり固め食感がリピートしたくなるおいしさの、エミタス自慢のプリンです。

https://www.plecia.co.jp/products/1308/

近所のスーパーで見かけたら、ぜひ食べてみてほしい。

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